JPS6019087Y2 - 線材の端末処理機の測長装置 - Google Patents

線材の端末処理機の測長装置

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JPS6019087Y2
JPS6019087Y2 JP12615178U JP12615178U JPS6019087Y2 JP S6019087 Y2 JPS6019087 Y2 JP S6019087Y2 JP 12615178 U JP12615178 U JP 12615178U JP 12615178 U JP12615178 U JP 12615178U JP S6019087 Y2 JPS6019087 Y2 JP S6019087Y2
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rack
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drive pulley
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明憲 原
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株式会社大澤プレス製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は線材の端末処理機の測長装置に関するもので
ある。
従来、連続した駆動プーリによって送り出すと共にエン
コーダによってその送り出された線材の長さを測定する
測長装置が知られている。
しかし、この種のものでは、駆動プーリで線材が送り出
される際に滑りを生じた場合、その滑り分は前記駆動プ
ーリが第1図に示すような動作、すなわち前記駆動プー
リを駆動させるモータが低速回転から増速されて最高回
転に到達し、この後直に減速されて前記低速回転になる
ような動作を終了した後、まとめて補正するようになさ
れていた。
このように、駆動プーリが低速回転になった状態で線材
の送り出し量を補正していたのでは、測長に要する時間
が大変かかり非能率的であるばかりか、後工程に支障を
来すなどの問題があった。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、駆動プーリによって線材が送り出され
る際に、滑りが生じてもその都度滑り分を補正する補正
信号を駆動プーリに送ることにより、゛前記滑りが生じ
てもその滑りによる測長時間の延長を短縮し得るように
した線材の端末処理機の測長装置を提供することである
以下、この考案の一実施例を第2図乃至第18図に基づ
いて説明する。
第2図乃至第5図において、符号1は測長装置であって
、この測長装置1は後述するパルスモータ95によって
駆動される駆動プーリ3が配設され、この駆動プーリ3
の下方には前記駆動プーリによってロール状に連続して
巻かれた被覆線材Aの巻癖を除去する巻癖除去装置2,
2を介して送り込まれた線材Aを緊張する従動プーリ4
が設けられ、この従動プーリ4と前記駆動プーリ3との
間には線材Aの長さを検出してパルスを発生するエンコ
ーダ5が配設され、しかも前記駆動プーリ3、従動プー
リ4および工ンコーダ5の各近傍には線材Aを押圧する
押圧ローラ3a、4a、5aがそれぞれ設けられて構成
されている。
次に、前記測長装置1の回路構成を第18図に基づいて
説明する。
図において、符号90は送り出すべき線材Aの長さを設
定する設定部であって、この設定部90に入力設定され
た設定された設定信号(設定値に対応するパルス数)a
をカウンタを主体とする比較部91および制御部92に
出力するようになされている。
前記比較部91は、前記エンコーダ5により検出された
検出信号(送り出された線材Aの長さに対応するパルス
数)bが入力されることにより、この検出信号すと前記
設定信号aとを比較して、各信号す。
aが一致した際に停止信号を後述のドライブユニット9
3に出力するようになされている。
また、前記制御部92は前記設定部90から出力された
設定信号aと前記エンコーダ5から出力された検出信号
すとを常に比較し、この比較値(設定信号aと検出信号
すとの差のパルス数)によってクロックパルス発生部9
4から分周されて出力された基本パルスdを制御するこ
とにより単位時間当りのパルス数を変えた制御信号eと
してドライブユニット93に出力するようになされてい
る。
前記ドライブユニット93は前記制御信号eを受けてこ
のホ制御信号Cに対応する速度でパルスモータ95を駆
動すると共に、前記停止信号Cを受けることにより、パ
ルスモータ95の駆動を停止するようになされている。
そして、上記のように構成された測長装置1によって送
り出された線材Aは送り出し装置6に送られる。
この送り出し装置6は第6図に示すように筐体上に設け
られた後述の前側移動装置7の移動デープル29上に配
置されていて、その構成は前記線材Aを挾んで所定の長
さ送り出せるように駆動ローラ8と従動ローラ9とが対
向配置され、この各ローラ8,9はベルト10の十字掛
けによって互いに反対方向に回転されると共にその回転
周期が同じになるようになされ、また前記各ローラ8,
9の各軸8a、9aの上部には前記各ローラ8,9が常
に一定の圧力で線材Aを挾持するようにばね11が張設
され、更に前記各ローラ8゜9の前後でかつ線材Aの移
送通路上には線材Aを挾持する前側挾持装置12と後側
挾持装置1・3とがそれぞれ配設されている。
前記前側挟持装置12は第8図に示すように、後述の前
側移動装置7の移動テーブル29上番と下部挾持部材1
4が固定されていて、この下部挟持部材14に設けられ
た孔内に上下動可能にピン15が挿通され、このピン1
5の上部には前記下部挟持部材14に接離する上部挾持
部材16が取付けられ、また前記ピン15の下部にばば
ね17が取付けられていて、前記上部挾持部材16かに
下部挾持部材14に常に一定の圧力で圧接するようにな
され、更に前記ピン15の下方には、軸18を中心に回
動する回動腕19が設けられていて、この回動腕19の
回動動作により前記ピン15が上下動して線材Aを前記
上部および下部挟持部材14.16間に挾持するように
なされている。
また、前記後側挟持装置13は、第9図に示すように、
後述の前側移動装置7の移動テーブル29上に下部挾持
部材20が固定されていて、この下部挾持部材20に設
けられた2つの孔内に上下動可能にピン21.21が挿
通され、このピン21.21の上部には前記下部挾持部
材20の挾持面に接離する上部挾持部材22が取付けら
れ、この上部挟持部材22の両側部にはスタッドボルト
23.23が挿通されていて、このスタッドボルト23
.23の下部が前記下部挟持部材20にそれぞれ取付け
られ、また前記スタッドボルト23.23の上部には前
記上部挾持部材22が下部挟持部材20との間に線材A
を常に所定の圧力で挾持するばね24,24がそれぞれ
付設され、更に前記ピン21.21の下方には軸13a
を中心に回動する回動腕13bが設けられていて、この
回動腕13bの回動動作によって前記ピン21.21が
上昇して前記上部および下部挟持部材22.20間の線
材Aの挟持が解かれるようになされている。
なお、前記上部および下部挾持部材22,20の挾持面
は線材Aを挾持したときに線材Aが濫りにずれずかつ線
材Aを傷つけないような粗面に形成されている。
次に、前記前側移動装置7を第6図および第7図に基づ
いて説明する。
この図において符号25は筐体上に設けられた横案内部
材であって、この横案内部材25には線材Aの移送方向
に対して直交する第1案内溝26が設けられていると共
に、この第1案内溝26に沿って往復動する横移動体2
7が取付けられている。
この横移動体27には線材Aの移送方向と平行する第2
案内溝28が設けられていると共に、この第2案内溝2
8に沿って往復動する移動テーブル29が取付けられて
いる。
更に、前記横移動体27にはこの横移動体27を前記第
1案内溝26に沿って往復移動させるロッドエンド27
aが取付けられている。
また、前記移動テーブル29の後端下部にはガイドロー
ラ30が取付けられている。
このガイドローラ30は筐体上に配置された揺動体31
の第3案内溝32内に挿入されていて、この第3案内溝
32に沿って移動されるようになされている。
前記揺動体31には腕片33が設けられ、この腕片33
にはロッドエンド34が取付けられていて、このロッド
エンド34の往復動作により前記揺動体31が軸35を
中心に揺動するようになされている。
前記送り出し装置6の前方近傍には送り出された線材A
を所定の長さに切断する切断装置36が配置されている
この切断装置36を第10図および第11図に基づいて
説明する。
この図において符号37は案内部材であって、筐体上に
立設された支持体37aに固定されている。
この案内部材37には第1案内溝38が形成されている
と共に、この第1案内溝38に沿って上下動する第1ラ
ツク39が取付けられている。
この第1ラツク39と平行して対向する位置には第2ラ
ツク40がピニオン41を介して配置されている。
この第2ラツク40は前記案内部材37に形成された第
2案内溝42に沿って前記第1ラツク39と平行して上
下動するように前記案内部材37に取付けられている。
そして、前記第1ラツク39の上部には、線材Aを切断
するカッター43と、このカッター43の両側に位置し
て線材Aの被覆のみを切断するストリップカッター44
.44とが下向きにそれぞれ適宜間隔を置いて取付けら
れている。
また、前記第2ラツク40の上部には前記各カッター4
3,44.44と対向して線材Aが切断できるようにカ
ッター45とストリップカッター46.46とが上向き
に取付けられている。
更に、前記第1ラツク39の下部にはこの第1ラツク3
9を上下動させるロッドエンド47が取付tjられ、ま
た前記第2ラツク40の下部には各ラック39.40が
濫りに上下動しないようにばね48が付勢されている。
なお、符号49.50は各カッター43.45とストリ
ップカッター44゜44.46.46間に挾まれた線材
Aの被覆を排除するスペーサであって、前記案内部材3
7に定されている。
前記切断装置36の前方すなわち線材Aが送り出される
側の近傍には移動装置(以下、後側移動装置という)5
1が配置されている。
この後側移動装置51を第12図乃至第14図に基づい
て説明する。
この図において、符号52は筐体上に設けられた軸53
を中心にロッドエンド52aにより回動動作する回動体
であって、この回動体52の一側には断面略コ字状の案
内溝54が線材Aの移送方向と直交する方向に形成され
ている。
この案内溝54内にはこの案内溝54に沿って往復移動
する移動部材55が挿入配置されている。
この移動部材55にはロッドエンド55aが取付けられ
ていると共に、ピニオン56が回転可能に軸57に取付
けられている。
このピニオン56にはこれを噛み合って互いに相反する
方向に上下動する第1ラツク58と第2ラツク59とが
対向して配置されている。
前記第1ラツク58の下端にはローラ60が回転自在に
取付けられ、更に第1ラツク58の上部には上部挟持片
61が設けられている。
また、前記第2ラツク59の上部には下部挾持片62が
前記上部挟持片61と対応するように設けられ、更にこ
の第2ラツク59内には長手方向に沿う孔63が形成さ
れていて、この孔63内には前記上部および下部挟持片
31.62が線材Aを常に所定の挟持力で挾持するよう
にばね64が付設されている。
なお、前記上部および下部挾持片61,62の挾持面は
線材Aを挾持したときに線材Aが濫りにずれずかつ線材
Aを傷つけないような粗面に形成されている。
そして、前記第1ラツク58の下端に設けられたローラ
60の下方には、このローラ60に当接して第1ラツク
58を上昇させる丸棒65が前記案内溝54と平行に配
置されていて、この丸棒65の一端は回動腕66に固定
され、この回動腕66は軸67を中心にロッドエンド6
8により前記第1ランク58を上昇させるような回動動
作が行われるようになされている。
また、前記回動腕66の回動側端部は送り込み装置69
に連結されている。
この送り込み装置69は第12図および第15図に示す
ように筐体上に固定板70が立設され、この固定板70
には線材Aを後述するコンベア装置11に送り込む腕片
72が軸73を中心に回動可能に取付けられ、この腕片
72には図示しないスナツチスプリングが取付けられて
いると共に連結部材74が取付けられていて、この連結
部材74に前記回動腕66の回動側端部が取付けられて
いる。
なお、前記腕片72には線材Aを引っ掛けて前記コンベ
ア装置71に送れるように弧状の凹部75が形成されて
いる。
更に、前記コンベア装置71は前記後側移動装置51の
上部および下部挟持片61.62が線材Aを挟持して線
材Aの移送通路から最も離れた位置でかつ前記送り込み
装置69の近傍に配置されている。
このコンベア装置71を第16図および第17図に基づ
いて説明する。
符号76は筐体上に立設された支持体であって、この支
持体76の上部には取付体77がボルト78により取付
けられている。
この取付体77には駆動モータ79が設けられていると
共に、この駆動モータ79の出力軸に設けられた歯車8
0を介して互いに相反する方向に回転する一対の駆動ロ
ーラ81,81が取付けられている。
更に、前記取付体77には一対の従動ローラ82,82
および各案内ローラ83.83,84.84がそれぞれ
回転自在に取付けられ、前記各ローラ81,82,83
,84にはベルト85.85が巻回されている。
なお、第3図中86は切断装置36により切断された線
材Aの一端に端子を圧着する圧着装置である。
次に、上記のように構成された実施例の作用について説
明する。
あらかじめ、測長装置1の設定部90に送り出すべき線
材の長さに対応する設定値を設定しておく。
次に、パルスモータ95が動作して駆動プーリ3を駆動
する。
この駆動プーリ3の動作によって、ロール状に連続して
巻かれた被覆線材Aが巻癖除去装置2,2を介して送ら
れ、前記駆動プーリ3と従動プーリ4との間に緊張され
る。
このように線材Aが送り出されるとエンコーダ5が動作
して検出信号b(パルス)を比較部91および制御部9
2に送る。
このように検出信号すが比較部91および制御部92に
送られると、前記制御部92で前記設定部90から出力
された設定信号aとエンコーダ5から出力された検出信
号すとが比較され、この比較値によりクロックパルス発
生部94から出力された基本パルスdを制御し、この制
御された制御信号eをドライブユニット93に送る。
このとき、例えは駆動プーリ3により線材Aが送り出さ
れる際、滑りを生じたような場合には、前記エンコーダ
5から出力される検出信号(パルス)bが出力されない
ため制御部92で前記検出信号すと前記設定信号aとに
パルス数の差が生じ、この差すなわち比較値によって前
記基本パルスdが制御され、この制御された制御信号(
補正信号)eがドライブユニット93に送られ、これに
基づいてパルスモータ95が駆動プーリ3と線材Aとの
間の滑りをなくすように回転制御される。
その後、エンコーダ5から出力された検出信号すと設定
部90から出力された設定信号aとが比較部91で一致
すると、この比較部91から停止信号Cがドライブユニ
ット9′3に出力され、パルスモータ95が停止する(
第19図参照)。
このようにして送り出された線材Aは、送り出し装置6
の後側挾持装置13の上部および下部挟持部材22.2
0間に挿通されると共に、送り出し装置6の駆動ローラ
8と従動ローラ9との間に挿通され、更に送り出し装置
6の前側挾持装置12の上部および上部挟持部材16.
14間に挿通されてセットされる。
このようにセットされた線材Aは送り出し装置6の駆動
ローラ8の回転により従動ローラ9との間に挾持された
線材Aが切断装置36を通って後側移動装置51に送り
出される。
そして、線材Aが所定の長さ送り出されると、まず送り
出し装置6の駆動ローラ8が停止すると共に、前側およ
び後側挾持装置12.13の各挾持部材14,16.2
0,22間に第8図および第9図に実線で示すように線
材Aが挾持され、また後側移動装置51の各挾持片61
,62が線材Aを挾持する。
すなわち、後側移動装置51のロッドエンド68により
回動腕66が軸67を中心に時計方向に回動されると、
第1ラツク58のローラ60から回動腕66に設けられ
た丸棒65が離間され、このため、第2ラツク59に設
けられたばね64の復帰力により、第2ラツク59が上
昇すると共にビニオン56を介して第1ランク58が下
降し、各ラック58.59に設けられた各挾持片61,
62間に線材Aが挾持される。
このように線材Aが挾持されると切断装置36のカッタ
ー43.45により線材Aが所定の長さに切断される。
ななわち、切断装置36のロッドエンド47により、第
2ラツク40の下部に付設されたばね48に抗して、第
1ラツク39が下降されると共に、ピニオン41を介し
て第2ラツク40が上昇して、各ラック39.40に設
けられたカッター43.45により線材Aが切断される
と共に、各ストリップカッター44.44,46.46
によって線材Aの被覆が切断される(第10図ないし第
11図参照)。
この状態で前記前側移動装置7と後側移動装置51とが
同時に移動して線材Aを引き離すと共に被覆の剥離を行
う。
すなわち、前側移動装置7の動作は、まずロッドエンド
34により揺動体31が軸35を中心に反時計方向(第
6図工点鎖線の位置)に揺動されると、この揺動体31
の第3案内溝32内に挿入されたがイドローラ30が矢
印X方向に移動され、このときに線材Aの被覆が剥離さ
れ、この後ロッドエンド27aにより横移動体27が矢
印Y方向に移動されると共に前記ガイドローラ30が第
3案内溝32(第6図工点鎖線の位置)内に沿って移動
することにより移動テーブル29が矢印Z方向つまり斜
め前方に移動され、これにより切断された一方の線材A
の端末が圧着装置86に送られて、圧着端子(図示せず
)が取付けられ、この後ロッドエンド34およびロッド
エンド27aにより圧着端子が取付けられた線材Aは元
の位置(第6図実線で示す位置)に戻る。
また、前記後側移動装置51の動作は、ますロッドエン
ド52aにより回動体52が軸53を中心に時計方向に
回動され、これに併なって線材Aを挾持した各挟持片6
1.62が第12図二点鎖線で示す位置に移動して線材
Aの被覆を剥離し、この後ロッドエンド55aにより移
動部材55が案内溝54に沿って矢印Q方向つまり斜め
前方に移動され、次いで、ロッドエンド68により丸棒
65が上昇して第1ラツク58のローラ60が押し上げ
られると共に第1ラツク58がばね64に抗して押し上
げられ、これによりピニオン56を介して第2ラツクが
押し下げられて、各挟持片61.62が互いに離間し、
線材Aの挾持が解除され、更にこの後ロッドエンド52
a、55aによって前記回動体52および挾持片61,
62が矢印R方向に移動されて元の位置に戻る。
次に、前記後側移動装置51の丸棒65により各挟持片
61.62が離間されて、線材Aの挟持が解除されると
、回動腕66の回動側端部が送り込み装置69の連結部
材74を矢印S方向つまり上方に移動させて、腕片72
を軸73を中心に回動させることにより、腕片72の弧
状凹部75に前記線材Aを引っ掛けてコンベア装置71
に送る。
このように線材Aがコンベア装置71に送られると、駆
動モータ79によって、一対の駆動ローラ81,81が
回転され、これによりベルト85.85が矢印T方向に
移動して、線材Aを前記ベルト85.85間に挾んで送
り出し、線材Aの端末を所定の場所に整列する。
以上詳細に説明したように、この考案は連続した線材を
所定の長さに切断する線材の端末処理機において、前記
線材を送り込む駆動プーリと、この駆動プーリによって
送られた線材を駆動プーリとの間で緊張させて送り出す
従動ブーりと、前記駆動プーリと従動プーリとの間に配
設されて線材の長さを測定して検出信号を出力するエン
コーダと、駆動プーリを回転させるための基本パルスを
発生させるクロックパルス発生部と、駆動プーリと線材
との間に滑りが生じた場合、その都度クロックパルス発
生部から発せられる基本パルスを補正制御して、前記滑
りをなくすように駆動プーリの回転を制御する制御部と
を具備した構成であるから、駆動プーリによって線材が
送り出される際に、滑りが生じてもその都度同情りをな
くすように駆動プーリの回転動作を制御することにより
、前記滑りが生じてもその滑りによる測長時間の延長を
最小限におさえることができる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の測長装置の制御状態を示す図、第2図は
この考案に係る端末処理機の正面図、第3図はその平面
図、第4図は測長装置の正面図、第5図はその縦断側面
図、第6図は送り出し装置および前側移動装置の平面図
、第7図はその側面図、第8図は前側挟持装置の側面図
、第9図は後側移動装置の側面図、第10図は切断装置
の正面図、第11図はその側面図、第12図は後側移動
装置の平面図、第13図はその側面図、第14図はその
正面図、第15図は送り込み装置の正面図、第16図は
コンベア装置の正面図、第17図はその側面図、第18
図は測長装置の回路構成を示すブロック図、第19図は
その測長装置の制御状態を示す図である。 1・・・・・・測長装置、3・・・・・・駆動プーリ、
4・・・・・・従動プーリ、5・・・・・・エンコーダ
、90・・・・・・設定部、91・・・・・・比較部、
92・・・・・・制御部、93・・・・・・ドライブユ
ニット、94・・・・・・クロックパルス発生部、95
・・・・・・パルスモータ、a・・・・・・設定信号、
b・・・・・・検出信号、e・・・・・・制御信号、A
・・・・・・線材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連続した線材を所定の長さに切断する線材の端末処理機
    において、前記線材を送り込む駆動プーリと、この駆動
    プーリによって送られた線材を駆動プーリとの間で緊張
    させて送り出す従動プーリと、前記駆動プーリと従動プ
    ーリとの間に配設されて線材の長さを測定して検出信号
    を出力するエンコーダと、前記駆動プーリを回転させる
    ための基本パルスを発生させるクロックパルス発生部と
    、前記駆動プーリと前記線材との間に滑りが生じた場合
    、その都度前記クロックパルス発生部から発せられる基
    本パルスを補正制御して、前記滑りをなくすように前記
    駆動プーリの回転を制御する制御部とを具備したことを
    特徴とする線材の端末処理機の測長装置。
JP12615178U 1978-09-14 1978-09-14 線材の端末処理機の測長装置 Expired JPS6019087Y2 (ja)

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JPS5544212U (ja) 1980-03-22

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