JP2016077457A - 自動炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】貯米部・貯水部から自動で炊飯部に米・水を移送する自動炊飯器において、移送中に異物侵入の恐れがない安全性の高い自動炊飯器を提供する。
【解決手段】米を炊飯する炊飯部2と、米を収容する貯米部3と、水を収容する貯水部4と、炊飯部に米を移送する米移送配管19と、炊飯部に水を移送する水移送配管26とを備えた炊飯器本体1と、貯米部と貯水部の重心点は、炊飯器本体の中心軸に対して、炊飯部の重心点の反対側に配置し、炊飯器本体の底面に、重量計測手段41を複数個配置し、重量計測手段41は、炊飯部2、貯米部3、および、貯水部4が投影される範囲よりも外側に配置し、米・水の移送量を、複数個の重量計測手段の分力変化量より検出する構成としたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、米と水を準備すれば、配合から炊飯までを自動で行う自動炊飯器に関するものである。
従来、業務用機器で見られる自動炊飯器は、特許文献1で見られるような、貯米容器の下部の供給器から白米の供給を受けて洗米、水加減、および浸漬する洗米器と、洗米器の下方には炊飯部を設けるとともに、洗米器に供給された米の重量、および、供給された米の重量に応じた水重量を計量する重量計測手段を、洗米器に設けたものである。
特許第3536356号公報
しかしながら、前記従来の構成では、重量計測手段を洗米器に設けているため、洗米器は固定部に対して重量計測手段を介して宙に浮いた状態に構成せねばならず、そのため、上方に配置されている貯米容器の供給器とは接続状態にはなく、また、洗米器の下方に配した炊飯部とも接続した状態にすることはできないため、貯米容器の供給器から洗米器への米・水の移送の間、および、洗米器から炊飯部へ米・水の移送の間は、外界に触れる状態にあり、そこから異物等の侵入が起こる恐れが見られた。
本発明の目的は、貯米部から炊飯部への米の移送、また、貯水部から炊飯部への水の移送中に、異物が侵入する恐れがない構成で、安定した米・水の計量できる重量計測手段を備えた自動炊飯器を提供することである。
上記課題を達成するために、本発明の自動炊飯器は、米を炊飯する炊飯部と、米を収容する貯米部と、水を収容する貯水部と、前記貯米部から前記炊飯部に米を移送する米移送配管と、前記貯水部から前記炊飯部に水を移送する水移送配管と、前記炊飯部と前記貯米部と前記貯水部と前記米移送配管と前記水移送配管とを有する炊飯器本体とを備え、
前記貯米部と前記貯水部の重心点は、前記炊飯器本体の中心軸に対して、前記炊飯部の重心点の反対側に配置し、前記炊飯器本体の底面に、重量計測手段を複数個配置し、前記重量計測手段は、前記炊飯部、前記貯米部、および、前記貯水部が投影される範囲よりも外側に配置し、前記貯米部から前記炊飯部への米の移送量、および、前記貯水部から前記炊飯部への水の移送量を、複数個の前記重量計測手段の分力変化量より検出する構成としたものである。
このような発明によって、貯米部から炊飯部への米の移送、また、貯水部から炊飯部への水の移送は、米移送配管、水移送配管で、炊飯部と貯米部、および、炊飯部と貯水部とをそれぞれ連結させた構成でも、米・水の重量移動により生じる本体支持荷重の分力変化により、米・水の移動量を算出することができるため、米・水の移送中の異物の侵入を防ぐことができる。
本発明の自動炊飯器は、貯米器、および貯水器から炊飯部への米・水の移動量を、本体
支持荷重の分力変化からその移動量を算出する構成にしたことにより、米・水の移送中に外界に触れることはない構成にできるため、異物侵入の恐れがなく、安全性を高めることができる。
本発明の実施の形態1における自動炊飯器を示す配置構成図 本発明の実施の形態1における自動炊飯器の米移送時の動作説明図 本発明の実施の形態1における自動炊飯器の水移送時の動作説明図 本発明の実施の形態1における自動炊飯器の移送手段の吸引動作説明図 本発明の実施の形態1における自動炊飯器の重量計測手段を示す要部断面図 本発明の実施の形態1における自動炊飯器の重量計測手段を示す配置構成図 本発明の実施の形態1における自動炊飯器の重量計測手段を示す他の配置構成図 本発明の実施の形態2における自動炊飯器の重量計測手段を示す配置構成図
第1の発明は、米を炊飯する炊飯部と、米を収容する貯米部と、水を収容する貯水部と、前記貯米部から前記炊飯部に米を移送する米移送配管と、前記貯水部から前記炊飯部に水を移送する水移送配管と、前記炊飯部と前記貯米部と前記貯水部と前記米移送配管と前記水移送配管とを有する炊飯器本体とを備え、
前記貯米部と前記貯水部の重心点は、前記炊飯器本体の中心軸に対して、前記炊飯部の重心点の反対側に配置し、前記炊飯器本体の底面に、重量計測手段を複数個配置し、前記重量計測手段は、前記炊飯部、前記貯米部、および、前記貯水部が投影される範囲よりも外側に配置し、前記貯米部から前記炊飯部への米の移送量、および、前記貯水部から前記炊飯部への水の移送量を、複数個の前記重量計測手段の分力変化量より検出する構成としたものであり、それにより、貯米部から炊飯部への米の移送、また、貯水部から炊飯部への水の移送は、米移送配管、水移送配管で、炊飯部と貯米部、および、炊飯部と貯水部とをそれぞれ連結させた構成で、米・水の重量移動により生じる本体支持荷重の分力変化により、米・水の移動量を算出することができるため、米・水の移送中における異物侵入の恐れを防ぐことができる。
第2の発明は、前記貯米部の重心点と前記貯水部の重心点を、前記炊飯部の重心点の位置とは対称となる基準とした炊飯器本体の中心軸とは平行となる線上に配置したものであり、それにより、米・水の重量移動による本体支持荷重の分力変化の相対比は、重量計測手段と炊飯部の距離と、重量計測手段と貯米部、貯水部の距離で決定されるため、米移送時と、水移送時での移動量算出は同じ演算式で可能となるため、演算式を単純化することができる。
第3の発明は、前記重量計測手段は、前記炊飯部と、前記貯米部の重心点、前記貯水部の重心点とを配置関係を対称とした炊飯器本体の中心軸に対し、前記中心軸とは平行な線上で、かつ、前記炊飯部の重心点付近、前記貯米部の重心点付近、および、前記貯水部の重心点付近に配置したものであり、それにより、米・水の移動による本体支持荷重の分力の変化量が増加するため、移動量への演算精度を上げることができる。
第4の発明は、前記重量計測手段は、前記炊飯部の配置側、もしくは、前記貯米部、前記貯水部の配置側のどちらか一方に、複数個配置したものであり、それにより、重量計測手段の数を減らすことができるため、コストの抑制を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における自動炊飯器を示す配置構成図、図2は、本発明の実施の形態1における自動炊飯器の米移送時の動作説明図、図3は、本発明の実施の形態1における自動炊飯器の水移送時の動作説明図、図4は、本発明の実施の形態1における自動炊飯器の移送手段の吸引動作説明図、図5は、本発明の実施の形態1における自動炊飯器の重量計測手段を示す要部断面図、図6は、本発明の実施の形態1における自動炊飯器の重量計測手段を示す配置構成図、図7は、本発明の実施の形態1における自動炊飯器の重量計測手段を示す他の配置構成図である。
炊飯器本体1は、図6に示すように、炊飯器本体1の底面における長手方向の中心軸Yに対して左側に炊飯を行う炊飯部2を配置し、それに対称となる炊飯器本体1の中心軸Yの右側に、米を収容する貯米部3と、水を収容する貯水部4を配置しており、貯米部3と貯水部4とは、炊飯器本体1の中心軸Yに平行となる線上にその重心点を重ねるように前後に配置している。
図2において、炊飯部2には、磁性体のSUS/Alクラッド鋼等で成型した炊飯鍋5と、炊飯鍋5を収容する加熱収容部6、および、加熱収容部6の外側底面および側面には電磁誘導コイル7を配置しており、電磁誘導コイル7からの磁場によって炊飯鍋5に発生する誘導電流により発熱する誘導加熱手段を用いている。加熱収容部6の底中央部分には、炊飯鍋5の底中央に当接して炊飯鍋5の内部の温度を検知するための温度検知部8を設けており、温度検知部8は、当接方向にバネで付勢した構成としている。
炊飯鍋5の上方開口は、回動自在に軸支された蓋体9に取り付けた内蓋10によって塞ぐ構成にしており、炊飯鍋5の上方開口縁に設けたフランジ部11に、内蓋10の周囲に配設したパッキン12が圧接することで炊飯鍋5の上方開口を密閉する構成となっている。
電磁誘導コイル7の下方には、制御基板13を配しており、炊飯における、浸漬〜炊き上げ→沸騰維持→蒸らしといった炊飯の工程の温度・時間のシーケンス制御を行うものである。
貯米部3は、図2で示すように、米を入れる貯米容器14を、炊飯器本体1に設けた貯米容器収容部15に上方から挿入してセットする構成としている。貯米容器14の底には開閉弁16を設けており、貯米容器収容部15に収容された時点で、開閉弁16が下がり貯米容器収容部15の下方に設けた米供給部17に、貯米容器14の内部の米が自重で落ちる構成である。貯米容器14の上方部分は、米容器蓋18で取り付け自在に密閉する構成にしている。米供給部17には、米移送配管19を取り付けており、米供給部17から伸びる米移送配管19は、炊飯器本体1の蓋体9の内部に設けた米移送配管19と蓋体9を閉じると連結し、内蓋10に設けた米投入弁20に連結とさせている。米供給部17には、図1で示すように、米移送配管19の取り付け部と対称となる位置に吸引部A21を設けており、吸引部A21には異物の侵入を防ぐためにフィルターA22を設けている。米移送配管19の連結部分は、パッキンを介して密閉性を確保している。
貯水部4は、図3で示すように、水を入れる貯水容器23を、炊飯器本体1に設けた貯水容器収容部24に上方から挿入してセットする構成としている。貯水容器23には、上方に取り付け自在の水容器蓋25を設けており、水容器蓋25には、水移送配管26を取り付け、その水移送配管26の先が貯水容器23の底付近まで伸び、他端は貯水容器23の外側に飛び出した設定としている。貯水容器23を貯水容器収容部24にセットし、炊飯器本体1の蓋体9を閉じると、蓋体9の内部に設けた水移送配管26と連結し、内蓋1
0に設けた水投入弁27と連結する配管構成にしている。また、水容器蓋25には吸引部B28を構成し、吸引部B28には異物の侵入を防ぐためにフィルターB29を設けている。水移送配管26の連結部分は、パッキンを介して密閉性を確保している。
米移送配管19の途中には、水を用いずに洗米する無水洗米部30を設けている(図2)。この無水洗米部30は、米移送配管19と連結し、米の移送する流れに旋回性を作用させる旋回部31と、旋回部31の側面が連なるように形成したメッシュ筒32と、そのメッシュ筒32の外周に空間を設けて覆うように形成した外筒33と、メッシュ筒32の旋回部31と反対の端部には、再び、米移送配管19と連結する排気管34とで構成しており、外筒33には、集塵部35を設け、集塵フィルター36を介して米移送配管19に連結させている。メッシュ筒32は、その表面が微小な凹凸となるようにメッシュの目を形成したものである。
炊飯器本体1の下部には、炊飯器本体1の中心軸Y付近に吸引ファン37を設けており、吸引ファン37の先に、吸引配管38を連結し、炊飯器本体1の蓋体9を閉じた際に、蓋体9の内部に設けた吸引配管38と連結して、その先を内蓋10に設けた吸引弁39と連結させた構成にしている(図4)。
次に、本発明の実施の形態1における自動炊飯器に搭載された重量計測の構成について説明する。
図1に示すように、炊飯器本体1の底面の周囲4か所に、内部に重量検知素子40を組み込んだ重量計測手段41を配しており、重量計測手段41は、炊飯部2、貯米部3、および、貯水部4の各々の重心点よりも外周側に位置させている。さらに、重量計測手段41は、炊飯部2、貯米部3、および、貯水部4が投影される範囲よりも外側に配置されている。重量計測手段41は、図5に示すように、内部に重量検知素子40を組み込んだ重量検知部42とコイルばね43を用いた弾性支持部44とで、炊飯器本体1の全荷重を支持する構成としている。
その支持構成は、図5で示すように、垂直断面方向に略コの字状に形成した荷重受け台45の上面側受け面45aに重量検知部42を接地し、荷重受け台45の下面側受け面45bに弾性支持部44が接地している。弾性支持部44のコイルばね43上端は、荷重受け台下面側受け面45bに取り付けたガイド座に収まった状態であり、横方向へのズレを防止している。そして、コイルばね43下端は、ガイドを有した支持台A46に接地している。コイルばね43には、炊飯器本体1重量に対して配置個数分(本実施の形態の場合は4個)で割った所定の荷重に応じた縮みを与えるために、シャフト47上の規制部48によって縮み量を規制しており、規制部48の下端は支持台A46に固持した状態にしている。シャフト47は、荷重受け台45の下面側受け面45bの一部に設けた開口を通して組立てており、さらに荷重の掛かる負荷方向(下方)には、コイルばね7が伸縮可能にしている。また、シャフト47の上端には重量検知部42が接地する支持台B49を設けており、重量検知部42と弾性支持部44とが同軸上に配した構成としている。重量検知部42に接地する支持台B49は、支持台A46に固持された規制部48、シャフト47を介した剛体であり、支持台A46〜規制部48〜シャフト47〜支持台B49を一体の支持部ということである。
この構成は、炊飯器本体1に応じた所定荷重のたわみを弾性支持部44に与えているため、まず、荷重受け台45の下面側受け面45bと支持台A46との間で予荷重を与えたコイルばね43で炊飯器本体1の重量のほとんどを受けることができ、炊飯器本体1の重量と予荷重の差分重量分が、荷重受け台45の上面側受け面45bから重量検知部42に掛かる分力Aと荷重受け台45の下面側受け面45bから弾性支持部44に掛かる分力Bとで支えることになる。この分力は、重量検知素子40のバネ定数Kmとコイルばねのバ
ネ定数Knの比で負荷が分かれた状態となる。
もし、重量計測手段で、炊飯器本体1の全体荷重を重量検知素子で直接的に測定する場合、測定対象の米・水の重量と炊飯器本体1の重量となるため、測定対象の米・水に対して10倍以上の定格容量を持った重量検知素子を用いる必要がある。重量検知素子の精度は、定格容量に対する割合で決めるため、その場合、数gの精度を確保することが困難となる。そこで、本実施の形態の重量計測手段の構成をとれば、炊飯器本体の荷重分を先に弾性支持部で支えるため、重量検知素子には、測定対象(米・水)の荷重分に相当する定格容量を選択すればいいため、測定精度を上げることができるというものである。
続いて、貯米部3、貯水部4から米・水を炊飯部2へ移送する動作について説明する。
貯米容器14、および、貯水容器23には、予め、所定以上の容量分の米、水を入れておき、それぞれ、貯米容器収納部15、貯水容器収納部24にセットし、また、炊飯部2側にも、炊飯鍋5をセットして、炊飯器本体1の蓋体9を閉じ、本体操作部(図示せず)より、炊き上げたいご飯量を選択し、炊飯開始ボタンを押す。その後、本体下部の吸引ファン37が動作を開始し、続けて、内蓋10に設けた吸引弁39と米投入弁20が開口する。このとき、水投入弁27は閉じたままの状態になっている。
吸引ファン37により、炊飯鍋5内は負圧状態となるため、炊飯鍋5に連結した米移送配管19〜無水洗米部30〜米移送配管19〜米供給部17の経路に、吸引部A21からの空気の流入によって、米供給部17から炊飯鍋5までの空気の流れが発生する。貯米容器14から米供給部17に自重で落ちた米は、この空気に乗って炊飯鍋5に向かって流れ始める。
流れに乗った米は無水洗米部30に到達すると、空気の流れが旋回部31で渦気流に変化し、その先のメッシュ筒32の凹凸壁面に接触しながら渦を巻いて流れる。この旋回部31は、円筒の側壁面に接線方向に取り付けられた流入口に米移送配管19が連結しており、この接線方向からの流入が渦気流の形成を作用するものである。この渦気流に乗った米は、メッシュ筒32を数十〜数百回転し、メッシュの凹凸表面との接触と米同士の接触で、米表面に付着する米糠がはがれ、はがれた米糠は、メッシュ筒32を通り抜け外筒33の集塵部35へと流れ、集塵フィルター36に溜まるようになっている。これは、メッシュ筒32から外筒33の方向に空気の流れを分岐させる構成をとっているため、渦気流に乗った米への遠心作用により、剥がれた米糠がメッシュ筒32を通して外筒33側へと引き込まれるという流れが生じるものである。
無水洗米部30で米糠を取り除かれた米は、再び、米移送配管19を通って、米投入弁20から炊飯鍋5の中に入る。このとき、米に自重により炊飯鍋5の底に落ちるため、米が吸引弁39側に吸い込まれることはない。米は、米移送配管19を通して、次々と、炊飯鍋5内に落ち、重量計測手段41で所定の重量になった時点で、貯米容器側14の開閉弁16を閉じ、米移送配管19内の残量が無くなった時点で、米投入弁20を閉め、吸引ファンを止める。
続いて、水投入弁27を開け、再び、吸引ファン37を動作させる。米の移送と同様、炊飯鍋5内が負圧となり、炊飯鍋5に連結した水移送配管26〜貯水容器23の経路も負圧となり、吸引部B28からの大気圧差により貯水容器23から炊飯鍋5までの水の流れを作用させている。炊飯鍋5への水の流入においても、水の自重によって炊飯鍋5に溜まっており、吸引弁39側に吸い込まれることはない。
水投入弁27から炊飯鍋5へと流入した水は重量計測手段41によって計量し、所定の
重量を検知すると水投入弁27と吸引弁39が閉まり、吸引ファン37の動作を止める。蓋体9の内部の水移送配管26は、炊飯部2側に対して貯水部4側を低くした傾斜を設けているため、吸引ファン37を止めた後、蓋体9内の水移送配管26に残った水は、位置エネルギーの関係で貯水容器23に逆流することになる。
次に、本発明の実施の形態1における自動炊飯器の重量計測手段による計量作用について説明する。
図6に示すように、本実施の形態1の炊飯器本体1の底に4方向に配置した重量計測手段41と、炊飯部2、貯米部3、貯水部4とは、炊飯器本体1の左右方向に、1:3:1の距離の比で配置した構成としている。重量計測手段41は、右側の2組(重量計測手段A50)と左側の2組(重量計測手段B51)とに区分し、それぞれで和算させている。
まず、米の移送において、例えば、米を500g、貯米部3から炊飯鍋5へ移送させる場合、初め、貯米部3にある500gの米は、貯米部3の位置が重量計測手段A50と重量計測手段B51の間で、“貯米部3と重量計測手段A50”:“貯米部3と重量計測手段B51”=1:4の距離の比にあるため、モーメントの関係より、重量計測手段A50に400gの荷重が掛かり、重量計測手段B51に100gの荷重が掛かることになる。この米:500gが貯米部3から炊飯鍋5へ移ると、今度は、“炊飯鍋5と重量計測手段A50”:“炊飯鍋5と重量計測手段B51”=1:4の距離の比での支持に変わるため、重量計測手段A50に100gの荷重が掛かり、重量計測手段B51には400gの荷重が掛かることになる。よって、重量計測手段A50では、300g減少し、重量計測手段B51では、300g増加したことになる。
米500gの移動によって、重量計測手段A50と重量計測手段B51での増減が300g生じ、これは移動量の60%に相当する。また、750gの移動であれば、重量計測手段A50と重量計測手段B51での増減は、それぞれで450g生じ、これも移送量の60%に相当する。つまり、重量計測手段A50および重量計測手段B51での増減量は、移送量の60%となる相関関係が成り立つため、増減量より、本実施の形態1の場合は、相関係数:1/0.6を掛ければその移送量を算出することができることになる。
ここで、重量計測手段41は、内部に重量検知素子40を組み込んだ重量検知部42とコイルばね43を用いた弾性支持部44とで、炊飯器本体1の全荷重を支持しており、弾性支持部44に初期設定させている予荷重を、米・水が入っていない状態の炊飯器本体1の荷重相当に合わせているため、重量検知部42自体には、米・水の重量しか掛からないことになるため、より精度良く米・水の移送量を検出することができるというものである。
また、本実施の形態1において、重量検出手段A50と重量検出手段B51の位置と、炊飯部2、貯米部3、貯水部4の位置関係を、図7に示すように、炊飯部2の重心点、および、貯米部3、貯水部4の重心点の近くに配置させると、モーメント比がさらに高まり、例えば、それが1:9となれば、重量計測手段A50と重量計測手段B51での増減量が400gとなるため、相関係数が1/0.8となり、係数値が1に近づく分、より算出精度を上げることができる。これは、次の水の移送においても、同様の作用が生じることになる。
また一方、炊飯器本体1の全体を計測できる構成にしたことで、お茶碗によそいだご飯の量や、炊飯鍋5に残るご飯の量が幾らであるのかも検知することができ、ご飯量に関する情報を使用者に知らせることで、さらなる使用性の向上も図ることができる。
また、本構成に通信機能を装備すれば、例えば、事前に、貯米部、貯水部に所定容量の
米・水をセットさえしておけば、外出先から炊き上げたいご飯の量と炊き上げの時間をインターネット等を用いて炊飯器本体に炊飯情報をセットすれば、所望の米・水の量を自動で所定の時間に炊飯部へ投入し、炊飯を開始させることができるため、使用者は、帰宅時間に合わせて炊き上げのご飯を用意させることができるようになる。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2における自動炊飯器の重量計測手段を示す配置構成図である。なお、上述した実施の形態1と重複する構成については、同一符号を記載し説明を省略する。
図8に示すように、炊飯器本体1の底面において、炊飯器本体1の中心軸に対して炊飯部2側に重量計測手段41を炊飯器本体1の前後2か所に配置し、炊飯器本体1の中心軸に対してその対称となる位置には支持脚52を配置したものである。また、この重量計測手段41は、炊飯部2の重心点よりも外側に位置するものである。さらに、この重量計測手段41は、内部に重量検知素子40を組み込んだ重量検知部42とコイルばね43を用いた弾性支持部44とで、炊飯器本体1の荷重を支持する構成をとっている。
次に、重量計測手段による計量作用について説明する。
図8に示すように、重量計測手段C53は、2つの重量計測手段41を和算させた値を重量値としており、重量検知手段C53と、炊飯部2、貯米部3、貯水部4、支持脚52とは、炊飯器本体1の左右方向に、1:3:1の距離の比で配置した構成としている。
まず、米の移送において、例えば、米を500g、貯米部3から炊飯鍋5へ移送させる場合、初め、貯米部3にある500gの米は、貯米部3の位置と重量計測手段C53、支持脚52との間で、“貯米部3と重量計測手段C53”:“貯米部3と支持脚52”=1:4の距離の比にあるため、モーメントの関係より、重量計測手段C53に100gの荷重が掛かり、支持脚52に400gの荷重が掛かる。この米:500gが貯米部3から炊飯部2へ移ると、今度は、“炊飯部2と重量計測手段C53”:“炊飯部2と支持脚52”=1:4の距離の比での支持に変わるため、重量計測手段C53に400gの荷重が掛かり、支持脚52に100gの荷重が掛かることになる。よって、重量計測手段C53は、300g増加したことになる。米500gの移動によって、重量計測手段C53の増減が300g生じ、これは移動量の60%に変化量に相当する。また、750gの移動であれば、重量計測手段C53での増減が450g生じ、これも移送量の60%の変化量に相当する。つまり、重量計測手段C53での増減量は、移送量の60%となる相関関係が成り立つため、増減量より、本実施の形態2においても、相関係数:1/0.6を掛ければその移送量を算出することができることになる。これは、次の水の移送においても、同様の作用が生じることになる。
このように、炊飯器本体1の底部に複数の重量計測手段41を配し、重量計測手段41で炊飯器本体1の全体荷重を計測する手段を用いたことで、米・水の移送によって生じる本体支持分力のモーメント力の変化よりその移送量を算出させることができるため、米・水の移送中に異物侵入の恐れのない自動炊飯器を構成することができ、また、この重量計測手段で、お茶碗によそいだ量やご飯の残り量などご飯量の計測も可能であり、本構成で多様なご飯量の情報を使用者に提供することができるため、各作用の重量計測手段を用いず、炊飯器本体を複雑化させずに構成することが可能となる。
以上のように、本発明による重量計測手段は、炊飯器本体に、炊飯部、貯米部、および貯水部を設け、貯米部、貯水部から自動で炊飯部へ、米・水を移送する自動炊飯器において、その移送量の計測は、炊飯器本体の底部に複数の重量計測手段を配し、重量計測手段
で炊飯器本体の全体荷重を計測する手段を用いたことで、米・水の移送によって生じる本体支持分力のモーメント力の変化よりその移送量を算出するばかりでなく、お茶碗によそいだご飯の量やご飯の残り量などご飯量の計測も可能であり、本構成で多様なご飯量の情報を使用者に提供することができるため、各作用の重量計測手段を用いず、炊飯器本体を複雑化させずに構成することが可能となる。
1 炊飯器本体
2 炊飯部
3 貯米部
4 貯水部
19 米移送配管
26 水移送配管
41 重量計測手段
50 重量計測手段A
51 重量計測手段B
53 重量計測手段C

Claims (4)

  1. 米を炊飯する炊飯部と、米を収容する貯米部と、水を収容する貯水部と、前記貯米部から前記炊飯部に米を移送する米移送配管と、前記貯水部から前記炊飯部に水を移送する水移送配管と、前記炊飯部と前記貯米部と前記貯水部と前記米移送配管と前記水移送配管とを有する炊飯器本体とを備え、
    前記貯米部と前記貯水部の重心点は、前記炊飯器本体の中心軸に対して、前記炊飯部の重心点の反対側に配置し、前記炊飯器本体の底面に、重量計測手段を複数個配置し、前記重量計測手段は、前記炊飯部、前記貯米部、および、前記貯水部が投影される範囲よりも外側に配置し、前記貯米部から前記炊飯部への米の移送量、および、前記貯水部から前記炊飯部への水の移送量を、複数個の前記重量計測手段の分力変化量より検出する自動炊飯器。
  2. 前記貯米部の重心点と前記貯水部の重心点を、前記炊飯部の重心点の位置とは対称となる基準とした炊飯器本体の中心軸とは平行となる線上に配置した請求項1に記載の自動炊飯器。
  3. 前記重量計測手段は、前記炊飯部と、前記貯米部の重心点、前記貯水部の重心点とを配置関係を対称とした炊飯器本体の中心軸に対し、前記中心軸とは平行な線上で、かつ、前記炊飯部の重心点付近、前記貯米部の重心点付近、および、前記貯水部の重心点付近に配置した請求項1または2に記載の自動炊飯器。
  4. 前記重量計測手段は、前記炊飯部の配置側、もしくは、前記貯米部、前記貯水部の配置側のどちらか一方に、複数個配置した請求項1から3のいずれか1項に記載の自動炊飯器。
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