JP2018017703A - 計量装置及びこれを備えた炊飯システム - Google Patents

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滋之 永田
ちひろ 伊藤
Chihiro Ito
ちひろ 伊藤
百合子 荒津
Yuriko Aratsu
百合子 荒津
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Abstract

【課題】特に1合に満たない0.5合の少量の米の炊飯時における投入水量のばらつきを抑え、毎回の炊き上がり状態のばらつきを抑えた均一な品質の米飯を使用者に提供できる計量装置を提供する。
【解決手段】計量装置100は、最大内容量が米0.5合であり、一端側に第1の開口部111が形成され、他端側に第1の底部112が形成された筒状の第1の計量容器110と、一端側に第2の開口部121が形成され、他端側に第2の底部122が形成された筒状の第2の計量容器120と、を備える。第2の計量容器120は、米0.5合の1を含む整数倍毎の炊飯に適する水量のそれぞれを特定可能な水量特定部130を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、計量装置及びこれを備えた炊飯システムに関するものである。
従来において、炊飯時に米と水の量を計る計量装置においては、上部の蓋と下部の蓋の開口部を合わせて密閉状態を作ることができる容器であって、上部の蓋には、尺貫法の単位である合を用いた「米1合」、「米2合」という目盛等を付け、米を量る際の計量カップの役割を果たし、下部の蓋には、尺貫法の単位である合を用いた「米1合用の水」、「米2合用の水」という目盛等を付けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開平06−038836号公報
特に昨今、世帯人数減少・高齢化から、1食に要する米飯の必要合数は1合に満たない場合も多くなってきている。しかしながら、特許文献1に示された従来における計量装置は、1合に満たない0.5合等の少量の米を炊飯する際に、必要な水量を正確かつ容易に計ることが難しい。
このため、少量の米の炊飯時に水量がばらつき、炊飯器による炊き上がり状態が毎回ばらついてしまい、均一な品質の米飯を使用者に提供することが困難であった。特に、炊飯時における投入水量の標準水量からのずれが同じであっても、相対的に米の量が少ないほど、すなわち炊飯量が少ないほど、炊き上がった米飯の品質に与える影響は大きくなる。
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、特に1合に満たない0.5合の少量の米の炊飯時における投入水量のばらつきを抑え、毎回の炊き上がり状態のばらつきを抑えた均一な品質の米飯を使用者に提供できる計量装置及びこれを備えた炊飯システムを得るものである。
この発明に係る計量装置においては、最大内容量が米0.5合であり、一端側に第1の開口部が形成され、他端側に第1の底部が形成された筒状の第1の計量容器と、一端側に第2の開口部が形成され、他端側に第2の底部が形成された筒状の第2の計量容器と、を備え、前記第2の計量容器は、米0.5合の1を含む整数倍毎の炊飯に適する水量のそれぞれを特定可能な水量特定手段を備えた構成とする。
また、この発明に係る炊飯システムにおいては、上述のように構成された計量装置と、炊飯時に米と水とを入れる内鍋を有する炊飯器と、を備え、前記第2の計量容器の内径は、前記内鍋の内径より小さい構成とする。
この発明に係る計量装置及びこれを備えた炊飯システムにおいては、特に1合に満たない0.5合の少量の米の炊飯時における投入水量のばらつきを抑え、毎回の炊き上がり状態のばらつきを抑えた均一な品質の米飯を使用者に提供できるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係る計量装置の全体構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る計量装置の使用状態の一例を示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係る計量装置の収納状態の一例を示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係る炊飯システムが備える炊飯器の断面図である。 この発明の実施の形態1に係る炊飯システムが備える炊飯器の内鍋内に計量装置を収容した状態の断面図である。 この発明の実施の形態1に係る炊飯システムが備える炊飯器の内鍋を用いて水量を計る例を示す断面図である。 この発明の実施の形態2に係る計量装置の全体構成を示す断面図である。 この発明の実施の形態3に係る計量装置の全体構成を示す断面図である。 この発明の実施の形態4に係る計量装置の全体構成及び使用例を示す図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。なお、本発明は以下の実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
実施の形態1.
図1から図2は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1は計量装置の全体構成を示す図、図2は計量装置の使用状態の一例を示す断面図、図3は計量装置の収納状態の一例を示す断面図、図4は炊飯システムが備える炊飯器の断面図、図5は炊飯システムが備える炊飯器の内鍋内に計量装置を収容した状態の断面図、図6は炊飯システムが備える炊飯器の内鍋を用いて水量を計る例を示す断面図である。
図1に示すように、この発明の実施の形態1に係る計量装置100は、第1の計量容器110と、第2の計量容器120とを備えている。第1の計量容器110は主に米(生米)を計量するためのものである。第2の計量容器120は主に水を計量するためのものである。第1の計量容器110は、有底筒状である。すなわち第1の計量容器110の一端側は開放されて、第1の開口部111が形成されている。そして、第1の計量容器110の他端側は閉塞されて、第1の底部112が形成されている。第1の計量容器110は、ここでは例えば有底の円筒状であるとする。
第1の計量容器110の最大内容量は、米0.5合である。すなわち、第1の計量容器110は、すり切りで0.5合の米20を計量することができる。したがって、第1の計量容器110のすり切り1杯で0.5合分の米20、すり切り2杯で1合分の米20、すり切り3杯で1.5合分の米20・・・、というように、米0.5合の1を含む整数倍の計量が可能である。
第2の計量容器120も、第1の計量容器110と同じく有底筒状である。すなわち第2の計量容器120の一端側は開放されて、第2の開口部121が形成されている。そして、第2の計量容器120の他端側は閉塞されて、第2の底部122が形成されている。第2の計量容器120も、ここでは例えば有底の円筒状であるとする。
第2の計量容器120の側壁部には、水量特定部130が設けられている。水量特定部130は、ここでは例えば、第2の計量容器120の側壁部の内壁面又は外壁面に、印刷又は刻印等により設けられた目盛りである。この目盛りは、第2の計量容器120内の水量が、例えば、米0.5合の炊飯に適した水量、米1.0合の炊飯に適する水量、米1.5合の炊飯に適する水量、及び、米2.0合の炊飯に適する水量のそれぞれの水位に合わせて設けられている。すなわち、水量特定部130は、米0.5合の1を含む整数倍毎の炊飯に適する水量のそれぞれを特定可能な水量特定手段を構成している。
ここで、第1の計量容器110及び第2の計量容器120は、いずれも例えばプラスチック樹脂等で成形されている。この際、少なくとも第2の計量容器120は、透明又は半透明の可視光透過性を有する素材で構成することが望ましい。第2の計量容器120を可視光透過性を有する素材で構成することで、第2の計量容器120の外側からでも第2の計量容器120内に入れられた水の水面の位置(水位)及び水量特定部130の目盛りを視認することができる。
なお、第2の計量容器120の最大内容量は、米0.5合の1を含む整数倍の炊飯に適する水量にしてもよい。このようにすることで、第2の計量容器120のすり切りで、米0.5合の1を含む整数倍の炊飯に適する水を計量することができる。具体的に例えば、ここでは、第2の計量容器120の最大内容量を米2.5合の炊飯に適する水量すなわち水465(g)とする。
また、第1の計量容器110は、第1のフランジ部113を備えている。第1のフランジ部113は、第1の計量容器110の前記一端側(すなわち、第1の開口部111が形成された側)の外周から外方に突出している。第1のフランジ部113は、ここでは、第1の計量容器110における第1の開口部111が形成された側の端部の外周の全周にわたって形成されている。
そして、第2の開口部121の外径は、第1の開口部111の内径以上、かつ、第1のフランジ部113の外径以下となるように調整されている(例えば、図2、図3等を参照)。前述したように、第1の計量容器110は、最大内容量が米0.5合であって、第1の開口部111の内径もこの最大内容量に合わせて調整される。そして、第2の開口部121の内径及び外径は、前述の関係を満たすように調整される。具体的に例えば、第2の計量容器120は、内径がΦ63(mm)、内法の高さが150(mm)とする。
また、第2の計量容器120は、第2のフランジ部123を備えている。第2のフランジ部123は、第2の計量容器120の前記一端側(すなわち、第2の開口部121が形成された側)の外周から外方に突出している。第2のフランジ部123は、ここでは、第2の計量容器120における第2の開口部121が形成された側の端部の外周の全周にわたって形成されている。
また、ここでは、第2のフランジ部123の外径は、第1のフランジ部113の外径より大きい。そして、第2のフランジ部123の外縁部には、突出部124が設けられている。突出部124は、第2のフランジ部123の外縁部から上方に突出している。なお、ここでいう上方とは、第2の開口部121から見て第2の底部122が配置される側とは反対側の方向を指している。突出部124は、ここでは、第2のフランジ部123外縁部の全周にわたって形成されている。
以上のように構成された計量装置100は、図2に示すように、第1の開口部111と第2の開口部121とを互いに合わせた状態で第1の計量容器110と第2の計量容器120とを組み合わせることができる。
計量装置100は、第1の開口部111と第2の開口部121とを互いに合わせた状態で保持する保持手段を備えている。保持手段は、具体的に例えば、突出部124の内壁部に、第1のフランジ部113の外周部と係合するネジ山を形成して構成してもよい。他に例えば、保持手段として、第1のフランジ部113と係合する突起等を突出部124の内壁部に設けてもよいし、第1のフランジ部113と密着するシリコンパッキン又はOリング等を突出部124の内壁部に設けてもよい。なお、保持手段は第1のフランジ部113を利用しないで第1の開口部111と第2の開口部121とを互いに合わせた状態で保持する構成としてもよく、この場合には、第1の計量容器110は必ずしも第1のフランジ部113を備えていなくともよい。
保持手段により第1の開口部111と第2の開口部121とを互いに合わせた状態で保持した場合に、第1の計量容器110と第2の計量容器120の内部が密閉されるようにすることが望ましい。このようにすることで、例えば図2に示すように、第1の計量容器110で計量した米と第2の計量容器120で計量した水とを、第1の開口部111と第2の開口部121とを互いに合わせた第1の計量容器110及び第2の計量容器120の内部に入れて振ることで、米及び水を外部に漏らすことなく、洗米することができる。
また、以上のように構成された計量装置100は、図3に示すように、第1の計量容器110を、第2の計量容器120の内側に収容することができる。すなわち、前述したように、第2の開口部121の外径は、第1の開口部111の内径以上である。そして、ここでは、さらに、第2の開口部121の内径が、第1の開口部111の外径より大きくなるように調整されている。換言すれば、第2の計量容器120の内寸に対して、第1の計量容器110の外形が若干小さくなるように構成してある。
この際、図3に示すように、第1の計量容器110の第1のフランジ部113は、第2の計量容器120の第1のフランジ部113に引っ掛かる。したがって、より正確に言えば、この実施の形態1に係る計量装置100は、第1の計量容器110の少なくとも一部、すなわち、ここでは第1のフランジ部113を除く部分を、第2の計量容器120の内側に収容することができる。このようにすることで、第1の計量容器110の全体が第2の計量容器120の内側に入ってしまうことを防止し、第2の計量容器120の内側から第1の計量容器110を容易に取り出すことができる。
また、計量装置100を使用しない際における第1の計量容器110と第2の計量容器120とを合わせた全体の外形寸法を小さくすることができ、収納性を向上することが可能である。なお、第1の計量容器110の少なくとも一部を、第2の計量容器120の内側に収容することができれば、第1の計量容器110は必ずしも第1のフランジ部113を備えていなくともよい。
次に、以上のように構成された計量装置100を備えた炊飯システムについて説明する。この発明の実施の形態1に係る炊飯システムは、計量装置100と炊飯器とを備えている。この発明の実施の形態1に係る炊飯システムが備える炊飯器の構成について、図4を参照しながら説明する。炊飯器は、食材(主に米20)及び水21を含む被加熱物を加熱調理して炊きあげる炊飯装置である。そして、この炊飯器で加熱調理する米20及び水21のそれぞれの計量を計量装置100を用いて行うことができる。
図4に示すように、炊飯器は、炊飯器本体1と外蓋9とを備えている。炊飯器本体1は、その外観が有底筒状である。炊飯器本体1の上部は開口されている。外蓋9は、炊飯器本体1の上部開口部を開閉可能に炊飯器本体1に取り付けられている。
炊飯器本体1は、コイルベース3を備えている。コイルベース3は、有底筒状に形成されている。コイルベース3の内側には、内鍋5が着脱自在に収容される。内鍋5は、有底円筒形状に形成されている。内鍋5は、誘導加熱により発熱する磁性体の金属を含む材質によりなる。具体的に例えば、内鍋5はステンレス層等の磁性を有する材料と、アルミ又は銅等の熱伝導に優れた層とからなるクラッド材をプレス加工して作られる。内鍋5の上端部外周には、フランジ部が形成されている。内鍋5の内部には、加熱調理の対象となる被加熱物が入れられる。被加熱物には、食材及び水21が含まれる。食材は主に米20である。すなわち、内鍋5は、食材(米20)及び水21を含む被加熱物を収容するものである。
コイルベース3の底部中央には、孔部が形成されている。コイルベース3の孔部の内側には、内鍋温度センサ4が挿入されている。内鍋温度センサ4は、内鍋5の、ここでは特に底部の温度を検出する。内鍋温度センサ4には、例えばサーミスタが用いられる。内鍋温度センサ4は、バネ等の弾性手段によって上方に付勢されており、コイルベース3に収容された内鍋5の底面に接するようなっている。
コイルベース3の底部には、加熱コイル2が設けられている。加熱コイル2は、コイルベース3の前述した孔部の周囲に円環状に配置されている。加熱コイル2は、例えば金属のより線によって構成されている。図示しないインバータ回路で駆動された高周波電流を加熱コイル2に流すことで、誘導加熱により内鍋5を発熱させる。なお、加熱コイル2に代えてシーズヒータ等の電気ヒータを用いてもよい。
内鍋温度センサ4によって検出された温度情報は、図示しない制御装置によって、内鍋5内の被加熱物温度を推定し、加熱コイル2に与える電流量等を制御する判断材料として用いられる。例えば、初期温度と単位時間あたりの温度上昇度とから、投入されている被加熱物の量を推定して投入電力を制御すること等が可能である。
炊飯器本体1の上部の一端側には、ヒンジ部が設けられている。ヒンジ部は、炊飯器本体1に対して外蓋9が開閉可能なように外蓋9を支持している。外蓋9の炊飯器本体1側の面には、内蓋7が係止材を介して取り付けられている。内蓋7は、例えばステンレス等の金属で構成されている。
外蓋9により収納された内鍋5を閉塞して加熱を行うことで、蒸気の発生を抑制したり、加熱時の熱漏洩を抑制したりする効果がある。内蓋7は、被加熱物から発生する蒸気及び沸騰泡を防ぐ効果を有する。
内蓋7の周縁部には、蓋パッキン8が取り付けられている。蓋パッキン8はシール材である。コイルベース3内に内鍋5を収容して外蓋9を閉じると、蓋パッキン8が内鍋5のフランジ部に密着し、内鍋5内の密閉性を確保することができる。蓋パッキン8により内鍋5を密閉して調理を実施し、炊飯器本体1側面からの吹きこぼれを抑制することが可能となる。内蓋7には、内蓋蒸気口13が形成されている。内蓋蒸気口13は、内鍋5内で発生する蒸気を外部に排出するための開口である。
外蓋9には、蒸気カートリッジ11が着脱自在に取り付けられている。蒸気カートリッジ11は、外蓋9の上面から炊飯器本体1側の面まで貫通して配置される。蒸気カートリッジ11には、蒸気取入口14a及び蒸気排出口14bが設けられている。蒸気取入口14aは、蒸気カートリッジ11の内蓋7側に形成されている。蒸気取入口14aは、内蓋7の内蓋蒸気口13と対向して配置される。蒸気排出口14bは、蒸気カートリッジ11における外蓋9の上面側に配置される。蒸気排出口14bは、蒸気取入口14aを通過した蒸気を外部へ排出するための開口である。
蒸気カートリッジ11により内鍋5から発生する蒸気をとらえる空間を用意することで、蒸気発生の勢いを弱めるとともに、蒸気を冷却することで凝縮水として回収することができる。また、蒸気発生に伴って起こる騒音抑制の効果も得られる。
例えば外蓋9の上面には、操作表示部12が設けられている。この操作表示部12は、操作部と表示部とを備えている。操作部は、炊飯器の使用者が行う各種の指示(例えば、炊飯の開始、取り消し、予約等)の操作を受け付ける例えばスイッチ等を備えている。
また、操作表示部12の表示部は、各種情報を表示する例えば液晶ディスプレイを備えている。表示部に表示する情報には、例えば、炊飯メニュー、時間、炊飯する米の量等が含まれる。炊飯メニューとは、例えば、標準炊飯か早炊き炊飯か、仕上がりはかためかやわらかめか、米の種類は白米炊飯か無洗米炊飯か等の選択結果を示すものである。表示部には、現在の調理工程、調理完了までの残り時間等を表示、音又は光等により報知する機能も備えられている。
外蓋9の内蓋7側の面には、蓋ヒータ18が設けられている。蓋ヒータ18は、外蓋9の側から内蓋7を加熱することで、内鍋5に入れられた被加熱物を加熱する補助加熱手段である。なお、蓋ヒータ18を、外蓋9に内蔵するようにしてもよい。
以上のように構成された計量装置100と炊飯器とを備えた炊飯システムにおいて、使用しない際には、図5に示すように、炊飯器の内鍋5の内部に計量装置100を収容できるようになっている。この際、計量装置100は、外形寸法を極力小さくするために、図3に示す状態にする。すなわち、第1の計量容器110の少なくとも第1のフランジ部113を除く部分を第2の計量容器120の内側に収容した状態にする。
ここで、内鍋5の内径は、炊飯容量として最も一般的である1L炊きにおいて、最大長はΦ180(mm)である。そこで、第1の計量容器110の少なくとも第1のフランジ部113を除く部分を第2の計量容器120の内側に収容した状態の計量装置100の外形の最大幅は、内鍋5の内径、すなわち、180mm以下とする。
このようにすることで、炊飯器及び計量装置100を使用しない際に、炊飯器の内鍋5の内部に計量装置100を収容しておくことができるため、利便性及び収納性を向上することができる。また、炊飯システムの梱包時に、炊飯器の内鍋5の内部に計量装置100を収容しておくことで、梱包サイズを小さくすることができる。
なお、第1の開口部111と第2の開口部121とを合わせた状態における計量装置100の外形の最大幅を、内鍋5の内径(ここでは180mm)以下とするようにしてもよい。このようにすることで、図2に示すように第1の開口部111と第2の開口部121とを合わせた状態の計量装置100を、炊飯器の内鍋5の内部に収容することが可能である。
また、単に第2の計量容器120の外形の最大幅を、内鍋5の内径、すなわち、180mm以下とするようにしてもよい。このようにすることで、少なくとも第2の計量容器120を炊飯器の内鍋5の内部に収容することが可能である。
次に、以上のように構成された計量装置100及び炊飯器を備えた炊飯システムにおける米20及び水21の計量について説明する。米20については、前述したように、計量装置100の第1の計量容器110を用いて0.5合単位で計量することができる。そして、水21の計量については、炊飯器の内鍋5の用いる方法と、計量装置100の第2の計量容器120を用いる方法とがある。
まず、炊飯器の内鍋5の用いた水21の計量方法について説明する。図6に示すように、内鍋5の側壁部の内面には、水位目盛り15が設けられている。ここでは、炊飯器は5.5合炊きであるとする。したがって、水位目盛り15は、米1.0合の炊飯に適する水量の水位、米2.0合の炊飯に適する水量の水位、米3.0合の炊飯に適する水量の水位、米4.0合の炊飯に適する水量の水位、米5.0合の炊飯に適する水量の水位及び米5.5合の炊飯に適する水量の水位のそれぞれに合わせた位置に各目盛りが配置されている。また、内鍋5の内径はΦ180(mm)であり、内鍋5の内法の高さは115(mm)である。
この内鍋5を用いて、米3.0合の炊飯に適する水量を計る場合、図6の(a)に示すように、まず内鍋5内に米20を3.0合だけ入れ、さらに、内鍋5内に水を入れて水位が水位目盛り15の3.0合の位置になるように水位合わせを行う。
ここで、一般に炊飯器では炊飯量が大きくなるほど加水比が小さくなる傾向にある。これは、投入水量は大まかに言って米に吸収される水分と沸騰による蒸発分との合計であるが、沸騰による蒸発分は、米の量にかかわらずほぼ一定に近いためである。
具体的に例えば、0.5合炊飯では米量75(g)に対して水量は150(g)が標準水量となり、加水比は2倍である。これに対し、1合炊飯では、米量150(g)に対して、水量は240(g)となり加水比は1.6倍であり、3合炊飯では米量450(g)に対して水量675(g)で加水比は1.5倍である。
水位目盛り15の目盛り線は幅1(mm)程度であり、人の目視による水位合わせにおいては、目盛り線に対して水位が±2(mm)程度ずれることはしばしば発生し得る。内鍋5の内径は前述したようにΦ180(mm)であるため、内鍋5の目盛り線に対して水位が±2(mm)ずれた場合、この水位がずれた分による水量のずれは、約±50(g)になる。すなわち、3合炊飯では標準水量675(g)に対して、625(g)〜725(g)の投入水量のばらつきとなり、これは加水比で1.38〜1.6倍程度のばらつきになる。
次に、内鍋5を用いて、米0.5合の炊飯に適する水量を計る場合、図6の(b)に示すように、まず内鍋5内に米20を0.5合だけ入れ、さらに、内鍋5内に水を入れて水位合わせを行う。この際、前述したように、水位目盛り15は1.0合までしか水位線がないため、0.5合の水位合わせは目分量で行うことなり、投入水量の誤差が大きくなりやすい。
また、仮に水位目盛り15に0.5合の水位線を設けたとしても、Φ180(mm)の内鍋5を想定した場合、水位線が底曲面部分に配置されてしまう可能性が高い。0.5合の水位線が内鍋5の底曲面部分に配置された場合、使用者の視点からゆがんで見えるため、水位合わせ作業がしにくい。さらに、内鍋5の製造工程上においても、曲面部分に水位目盛り15の印刷又は刻印を行うことは、目盛りの位置ズレ及び印刷ゆがみ等の原因となり、歩留まりが悪化し加工費増の一因ともなる。
さらに、水位のずれの観点では、米0.5合の炊飯に適する水量の水位に対して±2(mm)ずれた場合、この水位がずれた分による水量のずれは約±50(g)になることから、0.5合の標準水量150(g)に対して100(g)〜200(g)の投入水量ばらつきとなり、これは加水比で1.3倍〜2.6倍のばらつきになる。
前述したように3合炊飯時での加水比のばらつきは1.38〜1.6倍程度と見積もられていたことからすると、炊飯する米20が0.5合等と少量であるほど、水21計量時の水位合わせのずれ、すなわち、投入水量のばらつきの影響を受けやすいと言える。
以上のような内鍋5を用いて水21の計量を行った場合に対し、計量装置100の第2の計量容器120を用いて水21の計量を行った場合について、次に説明する。計量装置100の第2の計量容器120を用いて水21の計量を行った場合、まず、前述したように第2の計量容器120の水量特定部130は、米0.5合の1を含む整数倍毎の炊飯に適する水量のそれぞれを特定可能な目盛りを有している。このため、0.5合等の少量の米20の炊飯する場合であっても、必要な水量をより正確に計ることができる。また、1.5合等の0.5合の端数がある合数の米20を炊飯する場合にも、必要な水量をより正確に計ることができる。
さらに、水位のずれの観点では、前述したように、第2の計量容器120の内径は例えばΦ63(mm)であるため、水量特定部130の目盛り線に対して水位が±2(mm)ずれた場合、この水位がずれた分による水量のずれは、約±6(g)になる。一方、前述したようにΦ180(mm)の内鍋5では、目盛り線に対する水位のずれが同じ±2(mm)であっても、水量が約±50(g)ずれる。したがって、内鍋5を用いて水21を計量した場合と比較して、この発明に係る計量装置100の第2の計量容器120を用いて水21を計量することで、目盛り線に対する水位のずれが、投入水量に与える影響を小さくすることができる。
このため、前述したように、特に、投入水量のずれの影響は0.5合等の少量の米20の炊飯する場合に多くなるので、第2の計量容器120を用いた水21の計量は、特に、0.5合等の少量の米20の炊飯する場合に有効である。
なお、以上においては、第2の計量容器120の内径が具体的にΦ63(mm)である場合を例に挙げて説明した。しかしながら、望ましい第2の計量容器120の内径はΦ63(mm)に限られない。そこで、次に、望ましい第2の計量容器120の内径の具体的な範囲について説明する。まず、一般的に、炊き上がりの米飯の含水率が1.5〜2%程度ずれただけでも、食べたときに硬さの違いを感じる、すなわち、含水率が低いほどご飯が硬く感じると言われている。0.5合の米20を炊飯する場合、含水率1.5〜2%は水量でいうと5〜10(g)に相当する。したがって、0.5合の米20を炊飯する場合、炊き上がりの硬さのばらつきを感じにくくするためには、水量のばらつきを10(g)以下に抑えることが望ましい。
そのためには、第2の計量容器120は、少なくとも水量10(g)のずれを視認できるようなサイズにすることが好ましいということになる。具体的には、第2の計量容器120が円柱形であると仮定するならば、内径はΦ113(mm)以下が望ましい。Φ113(mm)以下であれば水量10(g)に相当する水位が1(mm)となる。1(mm)程度の水位差であれば、十分に視認可能であると考えられる。
また、第2の計量容器120の内径は、小さければ小さいほど水量のずれに伴う水位差の視認も容易になる。しかしながら、第2の計量容器120の内径が小さ過ぎると、次のような難点が生じる。まず、第1に、第2の計量容器120の内部を洗浄しにくくなる。すなわち、一般的な食器洗い用スポンジ等が第2の計量容器120の内部に入らなくなり、例えば、細長い容器専用の洗浄用具を使用する必要がでてしまう。第2に、内径が小さいほど縦に細長い形状となるため、水量を計る時に不安定になりやすい。そして、第3に、第2の計量容器120の高さ方向の寸法が大きくなり、かさばってしまう。これらの事情を考慮すると、第2の計量容器120の内径はΦ50(mm)以上が望ましい。すなわち、以上をまとめると、第2の計量容器120の内径は、Φ50(mm)以上、Φ113(mm)以下であることが望ましい。
なお、以上においては、第2の開口部121の外径を、第1の開口部111の内径以上、かつ、第1のフランジ部113の外径以下とした場合について説明した。しかし、第2の計量容器120に第2のフランジ部123を設けた場合であれば、第1の開口部111の外径を、第2の開口部121の内径以上、かつ、第2のフランジ部123の外径以下としてもよい。
このようにした場合であっても、第1の開口部111と第2の開口部121とを互いに合わせた状態で第1の計量容器110と第2の計量容器120とを組み合わせることができる。加えて、第2の計量容器120の内径をより小さくすることができるため、目盛り線に対する水位のずれが投入水量に与える影響を、より小さくすることができる。
以上のように構成された計量装置100は、最大内容量が米0.5合であり、一端側に第1の開口部111が形成され、他端側に第1の底部112が形成された筒状の第1の計量容器110と、一端側に第2の開口部121が形成され、他端側に第2の底部122が形成された筒状の第2の計量容器120と、を備えている。そして、第2の計量容器120は、米0.5合の1を含む整数倍毎の炊飯に適する水量のそれぞれを特定可能な水量特定部130を備えている。
このため、米0.5合を単位にして少量の米を第1の計量容器110ですり切りにより正確に計量できるとともに、第1の計量容器110を用いて計量した0.5合単位の米の炊飯に必要な水量を、第2の計量容器120を用いて正確に計ることができる。したがって、炊飯時の水量のばらつきを抑え、毎回の炊き上がりのばらつきを抑えた均一な品質の米飯を使用者に提供できる。
また、以上のように構成された計量装置100と炊飯器とを備えた炊飯システムにおいては、少量の米の炊飯時において米と水の計量を正確かつ容易に行うことができるという同様の効果を奏することができるのに加えて、比較的に多い米の炊飯時においては、内鍋5を用いて迅速に必要な水量を計ることができる。
そして、特に、第2の計量容器120の内径は、内鍋5の内径より小さくすることで、前述したように、内鍋5を用いて水量を計った場合における水位のずれが水量に与える影響よりも、第2の計量容器120を用いて水量を計った場合における水位のずれが水量に与える影響を小さくすることができ、特に0.5合等の少量の米の炊飯時に第2の計量容器120を用いることで、水量のばらつきを抑え、毎回の炊き上がりのばらつきを抑えた均一な品質の米飯を使用者に提供できる。
実施の形態2.
図7は、この発明の実施の形態2に係るもので、計量装置の全体構成を示す断面図である。以下、この実施の形態2に係る計量装置及びこれを備えた炊飯システムについて、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
この実施の形態2の計量装置100においては、図7に示すように、第1の計量容器には、第1の開口部111の側から第1の底部112の側へといくに従って次第に内径が小さくなる第1のテーパー部114が形成されている。また、第2の計量容器には、第2の開口部121の側から第2の底部122の側へといくに従って次第に内径が小さくなる第2のテーパー部125が形成されている。
また、この実施の形態2においては、第2の計量容器120の突出部124の上端部には、保持部126が設けられている。保持部126は、突出部124の上端部から内方に向かって突出している。保持部126の内径(先端間の寸法)は、第1の計量容器110の第1のフランジ部113の外径に合わせられている。そして、保持部126の内周部には、第1のフランジ部113の外周部と係合するネジ山が形成されている。この保持部126により、図7に示すように第1の開口部111と第2の開口部121とを互いに合わせた状態で保持することができる。すなわち、保持部126は、実施の形態1でも説明した、第1の開口部111と第2の開口部121とを互いに合わせた状態で保持する保持手段の一例である。
なお、他の構成については実施の形態1と同様であって、その詳細説明は省略する。
以上のように構成された実施の形態2に係る計量装置100及び炊飯システムにおいても実施の形態1と同様の効果を奏することができる。加えて、例えば実施の形態1の形状と比較して、同じ最大内容量であっても、第1の開口部111及び第2の開口部121の内径を大きくすることができる。このため、第1の計量容器110の内部に溜まっている米等をヘラ等を用いてかき出しやすく、利便性を向上させることができる。また、第2の計量容器120については、第2の底部122に近い方の内径をより小さくすることができるため、特に水量が比較的少ない際における、水量特定部130の目盛りと水位とがずれた際の水量のばらつきを小さくすることが可能である。
さらに、図7に示すように、第1のテーパー部114及び第2のテーパー部125の少なくとも一方を設けることで、第1の開口部111と第2の開口部121とを合わせた状態における計量装置100の外形の最大幅を、同じ最大内容量の実施の形態1と比較して小さくすることができる。したがって、炊飯器の内鍋5の内部に計量装置100を収容しやすくすることが可能である。
また、第1の計量容器110を第2の計量容器120の内側に収容することができるようにした場合も、第1のテーパー部114及び第2のテーパー部125の少なくとも一方を設けることで、第1の計量容器110を第2の計量容器120の内側に収容した状態における計量装置100の外形の最大幅を、同じ最大内容量の実施の形態1と比較して小さくすることが可能である。
実施の形態3.
図8は、この発明の実施の形態3に係るもので、計量装置の全体構成を示す断面図である。以下、この実施の形態3に係る計量装置及びこれを備えた炊飯システムについて、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
この実施の形態3に係る計量装置100においては、図8に示すように、第2の計量容器120の第2の底部122から第2の開口部121までの間には、1以上の段差部が形成されている。ここで示す例では、段差部は、第1の段差131及び第2の段差132の2つが設けられている。また、図8の例では、これらの段差部にそれぞれについて、段差部より第2の開口部121の側の内径は、当該段差部より第2の底部122の側の内径より大きい。すなわち、第2の底部122の側から第2の開口部121の側へと向かって段差部を越えるたびに次第に内径が大きくなる。
それぞれの段差部は、第2の計量容器120内の水量が、米0.5合の1を含む整数倍の炊飯に適する水量の時の水位に合わせた位置に配置されている。具体的に例えば、第1の段差131は、米0.5合の炊飯に適する水量の水位に合わせた位置に配置され、第2の段差132は、米1.0合の炊飯に適する水量の水位に合わせた位置に配置されている。
すなわち、これらの段差部(第1の段差131、第2の段差132)は、米0.5合の1を含む整数倍毎の炊飯に適する水量のそれぞれを特定可能な水量特定手段の一部を構成している。換言すれば、米0.5合の1を含む整数倍毎の炊飯に適する水量のそれぞれを特定可能な水量特定手段である水量特定部130は、段差部(第1の段差131、第2の段差132)を備えている。
なお、他の構成については実施の形態1と同様であって、その詳細説明は省略する。
以上のように構成された実施の形態3に係る計量装置100及び炊飯システムにおいても実施の形態1と同様の効果を奏することができる。加えて、第2の計量容器120で水量を計る際に、米0.5合の1を含む整数倍毎の炊飯に適する水量のそれぞれについて、段差部に水位を合わせることで計ることができる。水位が段差部に合っているか否かは、水位を目盛りに合わせる場合と比べて視覚的に判りやすいため、容易に誤差を少なく水量を計ることができる。この際、各段に違う色の塗装を施す等することで、さらに視覚的に判別しやすくすることが可能である。
実施の形態4.
図9は、この発明の実施の形態4に係るもので、計量装置の全体構成及び使用例を示す図である。以下、この実施の形態4に係る計量装置及びこれを備えた炊飯システムについて、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
この実施の形態4に係る計量装置100においては、図9に示すように、第1の計量容器110の第1の底部112の径と、第2の計量容器120の第2の底部122の径とが等しい。そして、第1の底部112と第2の底部122とを合わせた状態で、第1の計量容器110と第2の計量容器120とが一体に固定されている。したがって、第1の計量容器110を用いて米20を計量する際には、図9の(a)に示すように第1の計量容器110を上側に向けて使用する。また、したがって、第2の計量容器120を用いて水21を計量する際には、図9の(b)に示すように第2の計量容器120を上側に向けて使用する。
なお、以上のように構成された実施の形態4に係る計量装置100においても、実施の形態2のような第1のテーパー部114及び第2のテーパー部125の一方又は両方を備えるようにしてもよい。また、実施の形態3のような段差部(第1の段差131、第2の段差132)を備えるようにしてもよい。また、第1の計量容器110の第1の底部112の径と、第2の計量容器120の第2の底部122の径とは、必ずしも等しくなくとも構わない。
他の構成については実施の形態1と同様であって、その詳細説明は省略する。
以上のように構成された実施の形態4に係る計量装置100及び炊飯システムにおいても実施の形態1と同様の効果を奏することができる。加えて、第1の計量容器110と第2の計量容器120とが一体になっているため、第1の計量容器110及び第2の計量容器120の一方のみを紛失等することがなく、第1の計量容器110と第2の計量容器120とを続けて使用する際の利便性も向上することができる。
1 炊飯器本体
2 加熱コイル
3 コイルベース
4 内鍋温度センサ
5 内鍋
7 内蓋
8 蓋パッキン
9 外蓋
11 蒸気カートリッジ
12 操作表示部
13 内蓋蒸気口
14a 蒸気取入口
14b 蒸気排出口
15 水位目盛り
18 蓋ヒータ
20 米
21 水
100 計量装置
110 第1の計量容器
111 第1の開口部
112 第1の底部
113 第1のフランジ部
114 第1のテーパー部
120 第2の計量容器
121 第2の開口部
122 第2の底部
123 第2のフランジ部
124 突出部
125 第2のテーパー部
126 保持部
130 水量特定部
131 第1の段差
132 第2の段差

Claims (15)

  1. 最大内容量が米0.5合であり、一端側に第1の開口部が形成され、他端側に第1の底部が形成された筒状の第1の計量容器と、
    一端側に第2の開口部が形成され、他端側に第2の底部が形成された筒状の第2の計量容器と、を備え、
    前記第2の計量容器は、米0.5合の1を含む整数倍毎の炊飯に適する水量のそれぞれを特定可能な水量特定手段を備えた計量装置。
  2. 前記第2の計量容器の最大内容量は、米0.5合の1を含む整数倍の炊飯に適する水量である請求項1に記載の計量装置。
  3. 前記第1の計量容器は、当該第1の計量容器の前記一端側の外周から外方に突出した第1のフランジ部を備え、
    前記第2の開口部の外径は、前記第1の開口部の内径以上、かつ、前記第1のフランジ部の外径以下である請求項1又は請求項2に記載の計量装置。
  4. 前記第1の計量容器の少なくとも一部は、前記第2の計量容器の内側に収容可能である請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の計量装置。
  5. 前記第2の計量容器は、当該第2の計量容器の前記一端側の外周から外方に突出した第2のフランジ部を備え、
    前記第1の開口部の外径は、前記第2の開口部の内径以上、かつ、前記第2のフランジ部の外径以下である請求項1又は請求項2に記載の計量装置。
  6. 前記第1の開口部と前記第2の開口部とを合わせた状態で保持する保持手段を備えた請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の計量装置。
  7. 前記第1の底部の径と前記第2の底部の径とが等しい請求項1又は請求項2に記載の計量装置。
  8. 前記第1の底部と前記第2の底部とを合わせた状態で一体に固定された請求項1、請求項2及び請求項7のいずれか一項に記載の計量装置。
  9. 前記第1の計量容器は、前記第1の開口部の側から前記第1の底部の側へといくに従って次第に内径が小さくなる第1のテーパー部を備えた請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の計量装置。
  10. 前記第2の計量容器は、前記第2の開口部の側から前記第2の底部の側へといくに従って次第に内径が小さくなる第2のテーパー部を備えた請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の計量装置。
  11. 前記水量特定手段は、前記第2の底部から前記第2の開口部までの間に形成された段差部を備えた請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の計量装置。
  12. 前記第2の計量容器の内径は、50mm以上113mm以下である請求項1又は請求項2に記載の計量装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の計量装置と、
    炊飯時に米と水とを入れる内鍋を有する炊飯器と、を備え、
    前記第2の計量容器の内径は、前記内鍋の内径より小さい炊飯システム。
  14. 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の計量装置と、
    炊飯時に米と水とを入れる内鍋を有する炊飯器と、を備え、
    前記第2の計量容器の外形の最大幅は、前記内鍋の内径以下である炊飯システム。
  15. 請求項6に記載の計量装置と、
    炊飯時に米と水とを入れる内鍋を有する炊飯器と、を備え、
    前記第1の開口部と前記第2の開口部とを合わせた状態における前記計量装置の外形の最大幅は、前記内鍋の内径以下である炊飯システム。
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