JP6456128B2 - 内釜および炊飯器 - Google Patents

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Description

この発明は、内釜および炊飯器に関するものである。
従来の炊飯器用内釜として、底面部の、コイルとの非対向部分に、コイルへの通電に伴い発生する磁力線の影響を抑える逃がし凹部を形成したものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−345637号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来の内釜では、加熱調理時にコイルの上方で発生する気泡を、効率良く上昇させることができないため、内釜に収容された被調理物の加熱を効率良く行うことができない。
この発明は、上記のような課題を背景としてなされたものであり、加熱調理時に加熱手段の上方で発生する気泡を効率良く上昇させることによって、被調理物の加熱を効率良く行うことができる内釜および炊飯器を提供することを目的としている。
この発明に係る内釜は、内釜収容部、前記内釜収容部の下方から加熱を行う環状の第1加熱手段、および、前記第1加熱手段の径方向の内側に配置され、前記内釜収容部の下方から加熱を行う環状の第2加熱手段、を有する炊飯器に設置される、内釜であって、内釜底部、内釜筒部、および前記内釜底部と前記内釜筒部との間のコーナー部を有し、前記内釜底部の内底部には、環状の第1加熱促進部と、前記第1加熱促進部の径方向の内側に位置する環状の第2加熱促進部と、が形成されており、前記第1加熱促進部は、前記第1加熱手段の環状部である第1加熱手段環状部の上方に位置し、径方向の内側に向かって、上向きに傾斜した第1上向き傾斜部と、前記第1上向き傾斜部の頂部から、径方向の内側に向かって、下向きに傾斜した第1下向き傾斜部と、を備え、前記第2加熱促進部は、前記第2加熱手段の環状部である第2加熱手段環状部の上方に位置し、径方向の内側に向かって、上向きに傾斜した第2上向き傾斜部と、前記第2上向き傾斜部の頂部から、径方向の内側に向かって、下向きに傾斜した第2下向き傾斜部と、を備えるものである。
また、この発明に係る炊飯器は、上記の内釜を備えたものである。
この発明によれば、加熱手段の上方の加熱促進部で、加熱調理時に加熱手段の上方で発生する気泡を効率良く上昇させることができるため、被調理物の加熱を効率良く行うことができる。
この発明の実施の形態1に係る炊飯器の一例について、断面を概略的に記載した図である。 図1に記載の内釜および加熱手段の位置関係について、模式的に記載した図である。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略または簡略化する。また、各図に記載の構成について、その形状、大きさおよび配置等は、この発明の範囲内で適宜変更することができる。
実施の形態1.
[炊飯器]
図1は、この発明の実施の形態1に係る炊飯器の一例について、断面を概略的に記載した図であり、図2は、図1に記載の内釜および加熱手段の位置関係について、模式的に記載した図である。図1に示すように、この実施の形態に係る炊飯器100は、内釜収容部1aを有する炊飯器本体1と、内釜収容部1aに着脱自在に設置される内釜5と、炊飯器本体1の上方を覆う蓋体2とを備えている。蓋体2は、炊飯器本体1に開閉自在に取り付けられている。ユーザは、蓋体2を開けて、例えば、内釜収容部1aに内釜5を設置し、または内釜収容部1aから内釜5を取り出すことができる。また、ユーザは、例えば、蓋体2を閉じて、内釜5の中に準備された米等の被調理物の調理等を行うことができる。
[蓋体]
蓋体2は、外蓋2aと内蓋2bとを含んでいる。外蓋2aは、炊飯器本体1の上方を覆うものである。外蓋2aは、炊飯器本体1の後方で、ヒンジ等の連結機構6によって、炊飯器本体1に開閉自在に取り付けられている。外蓋2aの下面側には、内蓋2bが着脱自在に装着されている。内蓋2bは、内釜5の開口を覆うものであり、内蓋2bの下面側には、リング状のシール部材12が配設されている。シール部材12は、蓋体2を閉じたときに、内釜5の開口縁部5fと当接して、内釜5の開口縁部5fと内蓋2bとの間をシールするものである。シール部材12は、例えば、シリコン樹脂等の弾性を有する材質で形成されている。また、外蓋2aには、カートリッジ20が着脱自在に装着されている。カートリッジ20は、炊飯時のおねば成分を含む蒸気を、おねば成分と蒸気とに分離し、分離した蒸気を炊飯器100の外部に導くものである。
[炊飯器本体]
炊飯器本体1は、上部が開口された内釜収容部1aを有する。また、炊飯器本体1は、操作表示部3と加熱手段7と温度センサ8とを有する。操作表示部3は、例えば外蓋2aの前方に設けられている。操作表示部3は、例えばタッチパネルで構成されており、炊飯器100への指示を行う入力部としての機能と炊飯器100の状態等を表示する表示部としての機能とを有する。例えば、ユーザは、操作表示部3を操作して、調理メニューの選択、調理時間の設定、または火力の調整等の指示を行うことができる。温度センサ8は、内釜5の内釜底部5aの中央付近の温度を検出するものであり、例えばサーミスタで構成されている。
[加熱手段]
加熱手段7は、内釜5の加熱を行うものであり、図示を省略してある制御部からの指示に基づいて動作する。加熱手段7は、例えば、第1加熱手段7aと第2加熱手段7bとコーナー部加熱手段7cと筒部加熱手段7dとを含んでいる。図1および図2に示すように、第1加熱手段7aおよび第2加熱手段7bは、内釜収容部1aの下方から、内釜5の内釜底部5aを加熱するものである。第1加熱手段7aおよび第2加熱手段7bは、環状の形状を有している。第1加熱手段7aは、図2に示すように、第2加熱手段7bの第2加熱手段外周部7b1の径方向の外側に配設されている。
第1加熱手段7aは、外径R1の第1加熱手段外周部7a1と内径R2の第1加熱手段内周部7a2との間に、幅Aの第1加熱手段環状部7a3を有する。第2加熱手段7bは、外径R3の第2加熱手段外周部7b1と内径R4の第2加熱手段内周部7b2との間に、幅Bの第2加熱手段環状部7b3を有する。外径R1と内径R2と外径R3と内径R4とは、外径R1>内径R2>外径R3>内径R4の関係になっている。また、第1加熱手段環状部7a3の幅Aと第2加熱手段環状部7b3の幅Bとは、幅A<幅Bの関係になっている。つまり、第1加熱手段7aは、第2加熱手段7bの外周側で、第2加熱手段7bよりも弱い火力で加熱を行うものであり、第2加熱手段7bは、第1加熱手段7aの内周側で、第1加熱手段7aよりも強い火力で加熱を行うものである。図1に示すように、内釜5の中央付近の下方には、温度センサ8が設置されているため、加熱手段7の配置に位置的な制約がある。そのため、内釜5の中央付近では、火力が弱くなり、加熱ムラが発生しやすい傾向がある。そこで、上記のように、第2加熱手段7bが、第1加熱手段7aの内周側で、第1加熱手段7aよりも強い火力で加熱を行うことによって、加熱ムラの発生を抑制している。コーナー部加熱手段7cは、図2に示すように、第1加熱手段7aの第1加熱手段外周部7a1の径方向の外側に配設されており、内釜5のコーナー部5bを加熱するものである。
第1加熱手段7aと第2加熱手段7bとコーナー部加熱手段7cとは、例えば、一本のコイルで構成されており、第1加熱手段環状部7a3、第2加熱手段環状部7b3、およびコーナー部加熱手段7cの環状部では、コイルが密着して複数回或いは十数回渦巻き状に巻かれている。そして、第1加熱手段環状部7a3と第2加熱手段環状部7b3との間、および、第1加熱手段環状部7a3とコーナー部加熱手段7cの環状部との間では、約半周あるいは約一周コイルが粗に巻かれている。なお、第1加熱手段7a、第2加熱手段7bおよびコーナー部加熱手段7cのそれぞれ、または、これらの内の何れか1つは、異なるコイルで構成されていてもよい。また、この実施の形態の例では、第1加熱手段7a、第2加熱手段7bおよびコーナー部加熱手段7cが、誘導コイルで構成されているが、第1加熱手段7a、第2加熱手段7b、およびコーナー部加熱手段7cは、電熱線等で構成されていてもよい。筒部加熱手段7dは、内釜収容部1aの側方から、内釜5の内釜筒部5cを加熱するものであり、例えばコードヒータ等で構成されている。
[内釜]
内釜5は、内釜底部5aと、内釜底部5aの上方で開口縁部5fまで延びる内釜筒部5cと、内釜底部5aと内釜筒部5cとの間のコーナー部5bと、を有する有底筒状の調理容器である。内釜5は、例えば、鉄、アルミもしくは銅等の金属またはこれらを含む合金で形成されており、例えば鋳造、切削等の工程を経て形成される。また、内釜5は、焼成した炭素材料を削り出すことによって形成してもよい。また、内釜5の内側の底部である、内釜底部5aの内底部には、環状の加熱促進部50が形成されている。加熱促進部50は、加熱手段7の上方で、径方向に沿って傾斜した傾斜部51を含んでいる。
[加熱促進部]
この実施の形態の加熱促進部50は、第1加熱促進部50aと、第1加熱促進部50aの内周側に位置する第2加熱促進部50bとを含んでいる。第1加熱促進部50aは、第1加熱手段7aの第1加熱手段環状部7a3の上方に配設され、第2加熱促進部50bは、第2加熱手段7bの第2加熱手段環状部7b3の上方に配設されている。
第1加熱促進部50aは、径方向の内側に向かって上向きに傾斜した第1上向き傾斜部51a1と、第1上向き傾斜部51a1の頂部から径方向の内側に向かって下向きに傾斜した第1下向き傾斜部51a2と、を含んでいる。第1上向き傾斜部51a1、第1下向き傾斜部51a2ならびに第1上向き傾斜部51a1および第1下向き傾斜部51a2の頂部は、第1加熱手段環状部7a3の上方に位置している。
第2加熱促進部50bは、径方向の内側に向かって上向きに傾斜した第2上向き傾斜部51b1と、第2上向き傾斜部51b1の頂部から径方向の内側に向かって下向きに傾斜した第2下向き傾斜部51b2と、を含んでいる。第2上向き傾斜部51b1は、第2加熱手段環状部7b3の上方で、径方向の内側に向かって上向きに傾斜しており、第2加熱手段環状部7b3の上方よりも径方向の内側まで延びている。そして、第2下向き傾斜部51b2ならびに第2上向き傾斜部51b1および第2下向き傾斜部51b2の頂部は、第2加熱手段環状部7b3の上方よりも、径方向の内側に位置している。また、第2下向き傾斜部51b2の底部は、第2上向き傾斜部51b1の底部よりも上方に位置しており、第2下向き傾斜部51b2の底部の内周側、つまり第2加熱促進部50bの内周部よりも内側は、平面状に形成された平面部5eとなっている。そのため、例えば炊飯時における被調理物であるご飯の炊きあがりの表面高さが均一になる。さらに、第2加熱促進部50bの内周部よりも内側の平面部5eに、温度センサ8が当接するため、内釜5の温度の検出を正確に行うことができる。
なお、内釜底部5aの内底面と外底面とが、実質的に平行に形成されていてもよい。つまり、内釜底部5aの厚みが略均一に形成されてもよい。この場合には、例えばプレス加工等を行うことによって、加熱促進部50が形成された内釜底部5aを得ることができる。
上記のように、この実施の形態では、内釜5の内釜底部5aに加熱促進部50が形成されている。加熱促進部50は、加熱手段7の環状部の上方において、径方向に沿って傾斜した傾斜部51を含んでいる。なお、上記の説明では、加熱促進部50が、上向きの傾斜部51と下向きの傾斜部51とを含む例についての説明を行ったが、この実施の形態では、加熱促進部50は、上向きの傾斜部51および下向きの傾斜部51のうちの少なくとも一方を含んでいればよい。加熱手段7の環状部の上方では、火力が強いため、気泡が発生しやすい。そして、加熱手段7の環状部の上方で発生した気泡は、加熱促進部50の傾斜を上向きに伝いながら合体(結合)して、加熱促進部50から上方に離脱する。その結果、この実施の形態によれば、加熱手段7の上方で、気泡を効率良く上昇させることができるため、内釜5に準備された被調理物の加熱を効率良く行うことができる。またコーナー部5bに加えて、コーナー部5b以外の、内釜5の内釜底部5aの加熱促進部50から、気泡が効率良く上昇するため、炊飯時のご飯の炊きあがりの表面高さを均一にすることができる。
なお、好適には、上記のように、加熱手段7は、第1加熱手段7aと第1加熱手段7aの径方向の内側に配設された第2加熱手段7bとを含んでいる。そして、第1加熱手段7aの第1加熱手段環状部7a3の上方には第1加熱促進部50aが配設されており、第2加熱手段7bの第2加熱手段環状部7b3の上方には第2加熱促進部50bが配設されている。このように、複数の加熱手段7の上方で気泡を効率良く上昇させることによって、内釜5に準備された被調理物を効率良く且つ均一に加熱することができる。なお、加熱手段7は、内釜5の内釜底部5aを加熱する3つ以上の加熱手段を含んでいてもよい。また、加熱促進部50は、複数の加熱手段7のうちの少なくとも1つ以上の環状部の上方に配設されていればよいが、複数の加熱手段7のそれぞれの環状部の上方に配設されることによって、内釜5に準備された被調理物を効率良く且つ均一に加熱することができる。
さらに、この実施の形態の例では、第1加熱促進部50aは、第1上向き傾斜部51a1と第1下向き傾斜部51a2とを含んでいる。そして、第1上向き傾斜部51a1と、第1下向き傾斜部51a2と、第1上向き傾斜部51a1および第1下向き傾斜部51a2の頂部とが、第1加熱手段環状部7a3の上方に位置している。そのため、第1加熱促進部50aでは、第1上向き傾斜部51a1を上向きに伝って合体した気泡、および、第1下向き傾斜部51a2を上向きに伝って合体した気泡が、内釜5の内底面から離脱する。その結果、第1加熱手段7aの上方で、気泡を効率良く上昇させることができるため、内釜5に準備された被調理物の加熱を効率良く行うことができる。なお、第1上向き傾斜部51a1および第1下向き傾斜部51a2の頂部の位置を調整することによって、気泡が上昇する位置および量を調整することもできる。
さらに、この実施の形態の例では、第1加熱促進部50aの径方向の内側に配設された第2加熱促進部50bを有する。ここで、図1に示すように、第2加熱促進部50bの下方には、第2加熱手段7bが配設されており、第2加熱手段7bの径方向の内側には、温度センサ8等が設置されている。そのため、内釜5の中央付近の下方では、加熱手段の配置について、位置的な制約があり、内釜5の中央付近では、加熱ムラが発生しやすい傾向がある。そこで、この実施の形態では、図2に示すように、第2加熱促進部50bの第2上向き傾斜部51b1を、第2加熱手段環状部7b3の上方よりも径方向の内側まで延びるように形成している。つまり、第2上向き傾斜部51b1は、第2加熱手段7bの第2加熱手段環状部7b3の上方で、径方向の内側に向かって上向きに傾斜しており、第2加熱手段環状部7b3の上方よりも径方向の内側まで延びている。したがって、この実施の形態によれば、第2加熱手段7bの上方で発生した気泡を、第2上向き傾斜部51b1を上向きに伝わせて、内釜5の中央に近づけて上昇させることができる。その結果、この実施の形態によれば、内釜5の中央付近での加熱ムラを抑止し、内釜5に準備された被調理物を効率良く且つ均一に加熱することができる。
さらに、第2加熱促進部50bは、第2上向き傾斜部51b1の頂部から、径方向の内側に向かって、下向きに傾斜した第2下向き傾斜部51b2を含んでいる。第2上向き傾斜部51b1および第2下向き傾斜部51b2の頂部の位置を調整することによって、気泡が上昇する位置および量を調整することができる。
上記のように、この実施の形態によれば、内釜5の内釜底部5aの内底部の、加熱手段7の環状部の上方に対応する位置に、傾斜を含む加熱促進部50を形成するのみで、加熱手段7の上方で発生する気泡を効率良く上昇させて、内釜5に準備された被調理物を効率良く加熱することができる。また、加熱促進部50の傾斜部51の角度、数および形状等を調整するのみで、気泡が上昇する位置および量を調整することができる。そして、気泡が上昇する位置および量を調整することによって、例えば炊飯時のご飯の炊きあがりの表面高さを均一にすることができる。
この発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々に改変することができる。すなわち、上記の実施の形態の構成を適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成に代替させてもよい。さらに、その配置について特に限定のない構成要件は、実施の形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
例えば、上記の説明では、内釜5の内釜底部5aの内底部の、1つの加熱手段7の環状部の上方に対応する位置に、1つの加熱促進部50を形成する例についての説明を行ったが、1つの加熱手段7の環状部の上方に対応する位置に、複数の加熱促進部50を形成することによって、気泡が上昇する位置および量を調整することもできる。
1 炊飯器本体、1a 内釜収容部、2 蓋体、2a 外蓋、2b 内蓋、3 操作表示部、5 内釜、5a 内釜底部、5b コーナー部、5c 内釜筒部、5e 平面部、5f 開口縁部、6 連結機構、7 加熱手段、7a 第1加熱手段、7a1 第1加熱手段外周部、7a2 第1加熱手段内周部、7a3 第1加熱手段環状部、7b 第2加熱手段、7b1 第2加熱手段外周部、7b2 第2加熱手段内周部、7b3 第2加熱手段環状部、7c コーナー部加熱手段、7d 筒部加熱手段、8 温度センサ、12 シール部材、20 カートリッジ、50 加熱促進部、50a 第1加熱促進部、50b 第2加熱促進部、51 傾斜部、51a1 第1上向き傾斜部、51a2 第1下向き傾斜部、51b1 第2上向き傾斜部、51b2 第2下向き傾斜部、100 炊飯器、R1 外径、R2 内径、R3 外径、R4 内径。

Claims (9)

  1. 内釜収容部、前記内釜収容部の下方から加熱を行う環状の第1加熱手段、および、前記第1加熱手段の径方向の内側に配置され、前記内釜収容部の下方から加熱を行う環状の第2加熱手段、を有する炊飯器に設置される、内釜であって、
    内釜底部、内釜筒部、および前記内釜底部と前記内釜筒部との間のコーナー部を有し、
    前記内釜底部の内底部には、環状の第1加熱促進部と、前記第1加熱促進部の径方向の内側に位置する環状の第2加熱促進部と、が形成されており、
    前記第1加熱促進部は、
    前記第1加熱手段の環状部である第1加熱手段環状部の上方に位置し
    径方向の内側に向かって、上向きに傾斜した第1上向き傾斜部と、
    前記第1上向き傾斜部の頂部から、径方向の内側に向かって、下向きに傾斜した第1下向き傾斜部と、を備え、
    前記第2加熱促進部は、
    前記第2加熱手段の環状部である第2加熱手段環状部の上方に位置し
    径方向の内側に向かって、上向きに傾斜した第2上向き傾斜部と、
    前記第2上向き傾斜部の頂部から、径方向の内側に向かって、下向きに傾斜した第2下向き傾斜部と、を備える
    内釜。
  2. 前記第2上向き傾斜部の頂部および前記第2下向き傾斜部は、前記第2加熱手段環状部の上方よりも、径方向の内側に位置する、
    請求項1に記載の内釜。
  3. 前記第2下向き傾斜部の底部は、前記第2上向き傾斜部の底部よりも上方に位置する、
    請求項または請求項に記載の内釜。
  4. 前記第1上向き傾斜部の頂部および前記第1下向き傾斜部は、前記第1加熱手段環状部の上方に位置する、
    請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の内釜。
  5. 前記内釜底部の内底面は、前記第2加熱促進部の内周部よりも内側に、平面状に形成された平面部を含む、
    請求項〜請求項の何れか1項に記載の内釜。
  6. 前記内釜底部は、内底面と外底面とが、実質的に平行に形成された形状を有する、
    請求項1〜請求項の何れか1項に記載の内釜。
  7. 請求項1〜請求項の何れか1項に記載の内釜を有する炊飯器。
  8. 請求項〜請求項の何れか1項に記載の内釜と、
    前記内釜収容部と、
    前記内釜収容部の下方から加熱を行う環状の前記第1加熱手段と、
    前記第1加熱手段の径方向の内側に配置され、前記内釜収容部の下方から加熱を行う環状の前記第2加熱手段と、を有し、
    前記第2加熱手段の環状部である前記第2加熱手段環状部の幅は、前記第1加熱手段の環状部である前記第1加熱手段環状部の幅と比較して広い、
    炊飯器。
  9. 前記第2加熱手段環状部の径方向の内側に配置され、前記内釜底部の温度を検出する温度センサをさらに有する、
    請求項8に記載の炊飯器。
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