JP2016063664A - 振動型アクチュエータ、光学機器、及び撮像装置 - Google Patents

振動型アクチュエータ、光学機器、及び撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】加圧手段によって振動子を摩擦部材に圧接させた状態で振動子に発生する振動によって摩擦部材を相対移動させる際に加圧力を変更する制御が可能な振動型アクチュエータを提供すること。【解決手段】超音波モータ100は、圧電素子103が固定された振動子104と、振動子104との摩擦接触面101aを有する摩擦部材101を備える。加圧部材106は、コイルばね107の弾性力によって振動子11を摩擦部材101に向けて加圧する。加圧力設定部131は、加圧力設定モータ110の駆動力を保持部材108に伝達し、加圧部材106に対する保持部材108の相対位置に応じてコイルばね107の撓み量を変更することにより、加圧力を設定する。加圧力により振動板102の突出部102aが摩擦部材101の摩擦接触面101aに圧接された状態で、振動子104の楕円振動により摩擦部材101が振動子104に対して相対駆動される。【選択図】 図4

Description

本発明は、振動子に振動を発生させることにより駆動力を発生させる振動型アクチュエータと、当該振動型アクチュエータを備える光学機器及び撮像装置に関する。
超音波モータは、無音動作で低速から高速までの駆動が可能であり、高トルク出力であるといった特徴をもち、例えば、カメラレンズの駆動源として使用されている。特許文献1に開示された超音波モータは、板ばねにより振動子を加圧し、その加圧接触状態下で振動子に超音波振動が励起される。摩擦部材と接している振動子の接触部に楕円運動が生じ、振動子が直進駆動される。板ばねは、振動子と摩擦部材との加圧力量の調整手段を備えているので、超音波モータの組み立て時に加圧力を調整できる。振動子と摩擦部材との間に適切な摩擦力を発生させて振動子の駆動効率を向上させることができる。
特許4652784号公報 特開2004−304887号公報
一般的に、超音波モータの組み立て時において振動子の駆動効率のみを考慮した最適な加圧力が調整手段によって設定される。この場合、振動子と摩擦部材との間の摩擦力によって発生する保持力は、被駆動部に衝撃や姿勢変化が生じた際には十分でない可能性がある。
本発明は、加圧手段によって振動子を摩擦部材に圧接させた状態で振動子に発生する振動によって摩擦部材を相対移動させる際に加圧力を変更する制御が可能な振動型アクチュエータの提供を目的とする。
本発明に係る装置は、振動子及び該振動子と接触して相対的に移動する摩擦部材を備える振動型アクチュエータであって、加圧力により前記振動子を前記摩擦部材に圧接させる加圧手段と、前記加圧手段による加圧力を設定する設定手段と、前記設定手段により設定される加圧力を変更する制御手段を備える。
本発明によれば、加圧手段による加圧力を変更する制御が可能な振動型アクチュエータを提供することができる。
本発明の実施形態における超音波モータの分解斜視図である。 本発明の実施形態における振動子と振動子基台との接合状態を示す拡大斜視図である。 本発明の実施形態における振動板と圧電素子との接合状態を示す拡大斜視図である。 本発明の実施形態における超音波モータの断面図である。 本発明の実施形態における超音波モータを組み込んだレンズ駆動部の斜視図である。 本発明の実施形態における超音波モータを組み込んだ撮像装置のブロック図である。 本発明の実施形態における動作を説明するフローチャートである。 図7のS204とS210に示す加圧力変更処理を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る振動型アクチュエータについて説明する。本実施形態に係る振動型アクチュエータは、小型軽量かつ広い駆動速度レンジが要求される電子機器に適用可能である。例えば振動型アクチュエータは、小型で高出力なモータが求められるカメラのレンズ鏡筒内においてレンズ駆動等に適用可能である。本発明の技術的範囲には、レンズやプリズム等の光学素子の駆動装置、レンズ鏡筒等の光学機器、撮像装置が含まれる。以下では、電気−機械エネルギー変換素子として圧電素子を用いる超音波モータを例示して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る超音波モータ100の分解斜視図である。被駆動部材である摩擦部材101は、振動子104が加圧接触する摩擦接触面101aを有する。振動子104の振動板102は、摩擦部材101の摩擦接触面101aに接触する接触部(図2:複数の突出部102a)を備える。振動子104の圧電素子103は、振動板102に対して接着剤などにより圧着されている。振動板102に圧電素子103が圧着された状態にて、駆動制御部が圧電素子103に電圧を印加することにより超音波振動が発生し、振動板102の突出部102aに楕円運動が発生する。振動子基台105は振動子104を保持するための保持部である。加圧部材106はコイルばね107の力によって振動子104を摩擦部材101に付勢して圧接させる。本実施形態では、加圧部材106と、付勢部材であるコイルばね107により加圧手段が構成される。ただし、振動子104を加圧できる手段であれば、弾性部材としてのコイルばね107に限定されず、電磁気的な手段(電磁コイル及びマグネット)でもよい。
コイルばね107の一端部は、ばね弾性による加圧反力を受ける保持部材108と当接している。保持部材108は加圧部材106の一部(突軸部)と嵌合し、保持部材108と加圧部材106によってコイルばね107が弾性変形可能な状態で支持されている。ギヤ部材109は保持部材108の外周に設けたギヤ部108bと係合する。伝達部材であるギヤ部材109は、加圧力設定モータ110と一体に組み立てられて、モータ軸とともに回転する。駆動源である加圧力設定モータ110はベース部材111に、ねじ部材112により締結固定される。本実施形態では、保持部材108、ギヤ部材109、加圧力設定モータ110が加圧力設定部131を構成する。ベース部材111は複数の転動部材113と案内溝111aで当接し、対向する側にてカバー部材114に設けられた案内溝(不図示)に沿って案内される。複数の転動部材113はいずれも球形状の可動支持部材である。カバー部材114は固定部材115に固定され、摩擦部材101も固定部材115に固定される。
ベース部材111は振動子基台105と相対移動方向にて所定の部分(接合部)105aで嵌合する。圧電素子103の超音波振動が発生し、振動子104は楕円振動により摩擦部材101の長手方向へ相対的に移動する。これに伴い、振動子104を接着固定した振動子基台105が移動し、振動子基台105と嵌合したベース部材111が駆動される。以下、振動子104と摩擦部材101とが相対的に移動する方向を、駆動方向と定義する。
次に、超音波モータ100の構成を詳細に説明する。図2は、図1に示す振動板102と振動子基台105との接合状態を説明する為の拡大斜視図であり、摩擦部材101側から見た場合を示す。図3は、振動板102と圧電素子103との接合状態を示す拡大斜視図である。
振動板102と振動子基台105は、接着や溶接などにより、十字形状部(接合部)102cで接合される。振動板102の中央部には、相対移動方向に並んだ2個の突出部102a(図2参照)が形成されている。一方、図3に示す振動板102の裏面部102bには圧電素子103が接着剤などにより圧着される。なお、振動板102と圧電素子103との圧着方法については接着のみに限定されない。
圧電素子103は、複数の圧電素子膜を積層して一体化した構造を有する。圧電素子103に対して駆動制御部が交流電圧を印加することで励振すると、圧電素子103が圧着された振動板102には2つの振動モードが励起される。このとき、2つの振動モードの振動位相が所望の位相差となるように設定されるので、図2の矢印Rで示すように楕円運動が発生する。この楕円運動が振動子104で発生すると、摩擦部材101の摩擦接触面101aに伝達される。よって、摩擦部材101に対して振動子104を相対的に移動させることができる。なお、圧電素子103の積層構造や振動モードに関する詳細については特許文献2に記載されているため、それらの説明は割愛する。
図4は超音波モータ100の断面図であり、振動子104における2つの突出部102aの中心部を通る切断面での断面構造を示す。
加圧部材106は圧電素子103と当接し、摩擦部材101及び振動子104と垂直な方向へコイルばね107により付勢される。振動子104は加圧部材106から加圧力を受け、摩擦部材101に摩擦接触面101aで接触する。2つの突出部102aが楕円運動することにより、摩擦部材101に対して図4に矢印Lで示す方向(加圧方向に直交する方向)に振動板102が移動する。
一方、振動板102に固定された振動子基台105は振動板102に追従して移動する。振動子基台105は、ベース部材111と2箇所の接合部105aで当接し、ベース部材111は振動子基台105に追従して相対移動する。本実施形態では、振動子基台105とベース部材111が振動子104の超音波振動を阻害しない為に適度なクリアランスを有する構成である。ただし、ベース部材111と2箇所の接合部105aとの当接方法は嵌合に限ったものではない。振動子基台105とベース部材111が、おおよそ一体的に駆動可能に当接されていればよいので、例えば、両部材をばね部材により相対移動方向に付勢し、反転駆動時におけるヒステリシスを打ち消すようにした構成でも構わない。
ベース部材111は、相対移動方向において振動子基台105から駆動力を与えられるとともに、コイルばね107から保持部材108を介して加圧力の反力を受ける。加圧部材106は、摩擦部材101の摩擦接触面101aとおおよそ垂直な方向のみに移動可能な状態で保持部材108により支持される。保持部材108は螺旋状の斜面部108aでベース部材111の複数の突起部111bと接触する。保持部材108は加圧力設定手段、すなわち加圧力設定モータ110、ギヤ部材109により、保持部材108の外周部に設けられたギヤ部108bを介して回転する。保持部材108の螺旋状の斜面部108aには、ベース部材111の複数の突起部111bが接触し、保持部材108が回転することで、ベース部材111に対して保持部材108は摩擦接触面101aに垂直な方向に上下動する。コイルばね107は、保持部材108及び加圧部材106の相対位置(加圧方向における高さ)によって撓み量が決まる。つまり、保持部材108が上下動することで、振動子104に与える加圧力を自在に設定または変更することができる。
次に超音波モータ100を撮像装置に組み込んだ場合の構成例を説明する。図5は超音波モータ100を撮像装置に組み込んだ場合のレンズ駆動部を示す斜視図である。焦点位置調整レンズ(フォーカスレンズ)121はレンズ枠122に保持されており、光軸方向に移動可能に支持される。レンズ枠122は、対をなす第1ガイド軸125及び第2ガイド軸126により案内される。連結部材123はベース部材111とレンズ枠122を連結しており、超音波モータ100が駆動されると、その駆動力がレンズ枠122に伝達される。これにより、ベース部材111とレンズ枠122とが一体となって光軸方向に移動する。
図6は撮像装置の構成例を示すブロック図である。撮像装置はレンズ鏡筒と装置本体部から構成される。例えば交換レンズ式のカメラシステムの場合にはレンズ装置を装置本体部に装着可能であるが、レンズ部と装置本体部とが一体化された構成でもよい。
撮像装置は、ジャイロセンサ等を用いた姿勢検出部141を備える。姿勢検出部141が検出した姿勢情報は、CPU(中央演算処理装置)142が処理する。CPU142は、圧電素子制御部143、加圧力制御部144、シャッタ制御部145にそれぞれ制御指令を与える。加圧力制御部144は、レンズ装置またはレンズ部の加圧力設定部131を制御し、振動子104に与える加圧力を設定する。圧電素子制御部143は圧電素子103に電圧を印加して振動子104を駆動する。超音波モータ100を駆動すると、図6の矢印Lに示す光軸方向に焦点位置調整レンズ121が移動する。また、レンズ枠122は位置検出センサ124を備える。位置検出センサ124により検出される位置情報は、CPU142に入力され、圧電素子制御部143による超音波モータ100のフィードバック制御が行われる。シャッタ制御部145はシャッタ部146に制御指令を出力して露光時間を制御する。撮像部147は、焦点位置調整レンズ121を含む撮像光学系によって結像する光を受光して被写体像の信号に光電変換する。
図7は本実施形態の撮像装置にて実行される処理例を示すフローチャートである。以下の処理は、CPU142がメモリから読み出して実行するプログラムにしたがって行われる。
一連の撮影動作において、S201ではユーザがシャッタレリーズボタンの半押し操作等により、フォーカスサーチの開始操作を行う。シャッタスイッチ148(図6)の第1スイッチSW1がオンになったことが判定されるとS202に処理を進め、第1スイッチSW1がオフである場合にはS201の判定処理が繰り返される。
S202で姿勢検出部141は撮像装置の姿勢を検出し、姿勢検出信号をCPU142に出力する。S203でCPU142は、加圧力の変更について必要性の有無を判断する。例えば撮像装置の撮影姿勢が上向きである場合、焦点位置調整レンズ121の自重、つまり重力が超音波モータ100の振動子104と摩擦部材101との摩擦力と同一の方向に作用する。そのため、衝撃等が生じた場合に、焦点位置調整レンズ121などのレンズの位置を保持する力が弱まる。また、焦点位置調整レンズ121を駆動する場合の推進力に不足が発生する可能性がある。そこで、S203にてCPU142が加圧力を変更する必要性があると判断した場合にはS204に処理を進め、その必要がないと判断した場合にはS205に移行する。S204にて加圧力の変更処理が実行される。この処理の詳細については、図8にサブルーチンとして示すフローチャートを参照して後述する。なお、本実施形態では、超音波モータ100の駆動方向が重力の方向に沿うこと(方向の一致または設定された角度差範囲内であること)が検出された場合に加圧力の変更処理(加圧力の増加)が実行される場合を説明する。勿論、その他の検出結果や制御状態に応じてCPU142は加圧力の変更処理の必要性を適宜に判断する。
S205にて超音波モータ100が駆動され、フォーカスサーチ動作が開始する。焦点位置調整レンズ121が光軸方向に駆動され、S206でCPU142は位置検出センサ124により検出される位置情報を逐一取得する。S207でCPU142は焦点位置調整レンズ121の位置が目標位置に到達したかどうかを判断する。焦点位置調整レンズ121の位置が目標位置に到達した場合、フォーカスサーチ動作を終了してS208に処理を進め、目標位置に到達していない場合、S205に処理を戻す。
S208にてCPU142はシャッタレリーズボタンの全押し操作によりシャッタスイッチ148の第2スイッチSW2がオンになり、撮影動作の開始指示が行われたか否かを判定する。撮影動作の開始指示が行われた場合、S209へと進み、開始指示が行われない場合にはS208の判定処理を繰り返す。S209でCPU142は、シャッタ部146の作動時の衝撃に対して、焦点位置調整レンズ121の状態を維持するために必要な加圧力量になっているか否かを判断する。加圧力の変更が必要である場合にCPU142はS210に進み、S204と同様に加圧力変更用のサブルーチンを呼び出して実行する。これにより、焦点位置調整レンズ121の保持に十分な加圧力が得られる。また、加圧力の変更が必要でない場合にはS211に処理を進める。
S211でCPU142は露光条件を算出する。S212でCPU142は、S211で算出された露光条件に基づき、シャッタ速度等の、シャッタ部146への制御指令に従ってシャッタを作動させる。S213で撮像部147を用いて撮影動作が行われる。
次に図8に示すフローチャートを参照して、図7のS204,S210に示す加圧力変更処理を説明する。
S214にて加圧力制御部144はCPU142からの制御指令にしたがって、撮像装置の姿勢とレンズ駆動の推進力と消費電力との関係から最適となる加圧力を算出する。例えば、撮像装置の姿勢検出情報と、レンズ駆動の推進力及び消費電力の各情報は、所定の参照テーブルデータとしてメモリに記憶されており、CPU142が参照して演算に使用する。S215で加圧力制御部144は加圧力設定部131に対して、加圧力の変更を行うための制御指令を送信する。S216で加圧力設定部131は加圧力制御部144の制御指令に基づいて加圧力の設定処理を行い、リターン処理に移行する。
本実施形態では、被駆動部(制御対象)の駆動中や停止中といった制御状況や撮像装置の姿勢変化に応じて適時に摩擦保持力を制御して被駆動部に与えると同時に駆動効率の最適化及び低消費電力を実現できる。本実施形態によれば、振動子に発生する超音波振動を利用した振動型アクチュエータを備えた撮像装置において、衝撃や姿勢変化に対して十分な摩擦保持力を被駆動部に与えることができる。
前記構成にて、焦点位置調整レンズの駆動後であって、シャッタの作動前に加圧力の変更処理が実行される。本実施形態によれば、衝撃や姿勢変化に応じた十分な摩擦保持力を被駆動部に与えることを実現した、超音波モータを備えた撮像装置を提供できる。なお、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は前記実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 超音波モータ
101 摩擦部材
102 振動板
102a 突出部
103 圧電素子
104 振動子
106 加圧部材
107 コイルばね
108 保持部材
110 加圧力設定モータ
111 ベース部材
121 焦点位置調整レンズ
131 加圧力設定部
144 加圧力制御部

Claims (9)

  1. 振動子及び該振動子と接触して相対的に移動する摩擦部材を備える振動型アクチュエータであって、
    加圧力により前記振動子を前記摩擦部材に圧接させる加圧手段と、
    前記加圧手段による加圧力を設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定される加圧力を変更する制御手段を備えることを特徴とする振動型アクチュエータ。
  2. 前記加圧手段は加圧部材及び付勢手段を備え、前記付勢手段の力によって前記加圧部材が前記振動子を前記摩擦部材に圧接させることを特徴とする請求項1に記載の振動型アクチュエータ。
  3. 前記設定手段は、
    前記加圧部材を保持し、前記加圧手段による加圧反力を受ける保持部材と、
    前記保持部材を駆動する駆動源を備え、
    前記制御手段からの制御指令にしたがって、前記駆動源により加圧方向における前記保持部材の位置を変更して前記付勢手段による加圧力を設定することを特徴とする請求項2に記載の振動型アクチュエータ。
  4. 前記付勢手段は弾性部材であって、前記加圧部材に対する前記保持部材の相対位置によって前記弾性部材の撓み量が変更されて加圧力が設定されることを特徴とする請求項3に記載の振動型アクチュエータ。
  5. 前記振動子は前記摩擦部材と接触する複数の突出部を備え、
    前記設定手段により設定される加圧力で前記摩擦部材に圧接された前記突出部が楕円運動を行うことにより、前記摩擦部材が前記振動子に対して相対的に移動することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の振動型アクチュエータ。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の振動型アクチュエータを用いて光学素子を駆動することを特徴とする光学機器。
  7. 請求項1から5のいずれか1項に記載の振動型アクチュエータを用いて光学素子を駆動することを特徴とする撮像装置。
  8. 撮像装置の姿勢を検出する検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記検出手段によって前記振動型アクチュエータに係る駆動方向が重力の方向に沿うことが検出された場合、前記加圧手段による加圧力を変更する制御を行うことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記光学素子としての焦点位置調整レンズと、
    前記焦点位置調整レンズを介して被写体を撮像する撮像手段と、
    露光時間を変更するシャッタ手段を備え、
    前記制御手段は、前記焦点位置調整レンズが駆動された後であって、前記シャッタ手段が作動する前に前記加圧力を変更する制御を行うことを特徴とする請求項7または8に記載の撮像装置。
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