JP2016060613A - エレベータの乗りかご - Google Patents
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Abstract
【解決手段】幅木7は、かご室側に配置される意匠面71aを有する意匠面部71と、意匠面部71の上部側から水平方向に延設され、ばね部材8が嵌合する複数の嵌合孔を有する上部水平部72と、意匠面部71の下部側から水平方向に延設され、かご床2に接する下部水平部73と、上部水平部72及び下部水平部73の間において上下方向に延在するように設けられる補強部74とを備え、意匠面部71、上部水平部72、下部水平部73及び補強部74は一枚の鋼板を折り曲げることにより一体に形成する。
【選択図】図2
Description
[エレベータの乗りかごの内部の構成]
図1に、本発明の第1の実施形態に係るエレベータの乗りかごの内部の様子を示す概略構成を示し、図2に、要部の断面構成を示す。図1に示すように、本実施形態のエレベータの乗りかご1は、かご床2と、側板3と、扉部10と、天井4と、かご床2と側板3との間に設けられる幅木7とを備え、これらに囲まれる空間が乗客等を収容できるかご室となる。
次に、エレベータの乗りかご1の要部について説明する。図2に示すように、エレベータの乗りかご1は、かご床2及び側板3を支持する床枠5と、かご床2と側板3との間に設けられる幅木7と、幅木7を固定するためのばね部材8とを備える。
まず、床枠5について説明する。床枠5は、かご床2を支持する側に水平面を備える底部51と、底部51の側面から底部51の水平面に対して側板3が配置される方向に延在する側壁部52と、側壁部52の底部51側とは反対側の端部においてかご室側に延在する水平面を備える上端部55とを備える。側壁部52は、かご床2のかご床本体21と土台部22との間の段差部の形状に沿うように設けられた段差部52aを有している。本実施形態では、かご床2の土台部22の底面が床枠5の底部51に当接し、かご床2のかご床本体21の底面が床枠5の段差部52aの水平面に当接することで、かご床2が床枠5に支持される。すなわち、本実施形態では、かご床2にかかる荷重は、床枠5の底部51及び段差部52aによって受けられる。
次に、幅木7について説明する。本実施形態では、幅木7の構造が特徴を有する。図3は、幅木7の概略斜視図である。また、図4は、かご室の側面と背面とに取り付けられる2本の幅木7(7A,7B)をかご室の内側から透過して見た構成図であり、図5は、ばね部材8が取り付けられる側から見た幅木7の概略斜視図である。また、図6は、ばね部材8が取り付けられる側から見た幅木7の概略構成図である。以下の説明において、背面の幅木7と側面の幅木7とを区別する場合には、それぞれ「背面幅木7A」、「側面幅木7B」と記載し、区別しない場合には「幅木7」と記載する。
次に、ばね部材8について説明する。ばね部材8は、平面が矩形状の板状部材で構成された取り付け部82と、取り付け部82の一端から延在して設けられたばね部81とを備えたいわゆる板ばねであり、取り付け部82及びばね部81は、一枚の板状部材を折り曲げることによって一体に形成されている。取り付け部82には、ばね部81が設けられる方向と直交する方向に並列した2つの長穴82aが形成されている。長穴82aは、ばね部81が設けられる方向に長い角丸長方形状(小判型)に形成されている。また、取り付け部82のばね部81とは反対側の端部は、ばね部81とほぼ並行となるように折り曲げられている。
次に、本実施形態における幅木7の取り付け方法について説明する。まず、床枠5の側壁部52の所望の位置にばね部材8をボルト9とナット(図示を省略する)を用いて固定する。この場合、前述したように、床板23の厚みに応じてばね部材8が丁度いい高さとなるようにばね部材8を取り付ける。この高さは、ばね部材8のばね部81が幅木7の上部水平部72の嵌合孔72aに嵌合可能であると共に、ばね部81が上部水平部72を鉛直下方向に付勢可能な高さであり、ばね部81の最も低い位置が上部水平部72の高さよりも低くなる位置である。
次に、本発明の第2の実施形態に係るエレベータの乗りかごについて説明する。本実施形態のエレベータの乗りかごは、幅木の構成(特に、側面幅木の構成)が第1の実施形態と異なる。図8は、本実施形態の幅木70の概略構成図である。本実施形態のエレベータの乗りかごの全体の構成については第1の実施形態と同様であるから説明を省略し、また、図8において、図5に対応する部分には同一符号を付し重複説明を省略する。
Claims (4)
- かご室の床面となるかご床と、
かご室を介して前記かご床と対向する位置に設けられた天井と、
かご室の側面を囲むように前記かご床の周囲に立設された複数の側板と、
前記かご床及び前記側板を支持する床枠と、
前記側板と前記かご床との間に設けられる幅木と、
前記幅木を前記かご床側に付勢するばね部材とを有するエレベータの乗りかごにおいて、
前記幅木は、かご室側に配置される意匠面を有する意匠面部と、前記意匠面部の上部側から水平方向に延設され、前記ばね部材が嵌合する複数の嵌合孔を有する上部水平部と、前記意匠面部の下部側から水平方向に延設され、前記かご床に接する下部水平部と、前記上部水平部及び前記下部水平部の間において上下方向に延在するように設けられる補強部とを備え、前記意匠面部、前記上部水平部、前記下部水平部及び前記補強部は一枚の鋼板を折り曲げることにより一体に形成されている
ことを特徴とするエレベータの乗りかご。 - 前記補強部は、前記上部水平部の前記意匠面部側とは反対側の端部から前記下部水平部側に向かって延設されている
請求項1に記載のエレベータの乗りかご。 - 前記ばね部材は固定部によって前記床枠に固定されており、
前記補強部の前記固定部に対向する部分には前記固定部と前記補強部との接触を回避するための切り欠き部が設けられている
請求項1又は2に記載のエレベータの乗りかご。 - 前記下部水平部、上部水平部及び補強部の長手方向の両端部は、意匠面部側から離れる方向に向かうに連れて長手方向の長さが短くなるようなテーパ状に形成されている
請求項1〜3のいずれかに記載のエレベータの乗りかご。
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