JP2016052892A - 自転車のサドル - Google Patents

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J1/00Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
    • B62J1/002Saddles having a seating area with a central cavity or depression
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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    • B62J1/00Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
    • B62J1/007Saddles with specific anatomical adaptations

Abstract

【課題】中央チャンネルを有するサドル構造において、低温降雨のような悪天候時のユーザの着座快適性を保持することができるサドル構造を提供する。
【解決手段】長手方向に対称な2つの同一部分(1、1’)を有するサドルは、底部が薄い壁(24)で閉じられている中央チャネル(20)を有しており、特に雨の様な悪天候でサイクリストがペダルを漕ぐ場合でも、前記サドルを最適に使用することができるようになっている。チャネル(20)を閉じている壁(24)には小さな開口(25)が設けられ、様々な塵及び液体がチャネル(20)から出易いようになっている。
【選択図】図1

Description

本発見は、請求項1の概括部分に述べる、自転車のサドルに関する。具体的には、本発見によるサドルは、同一出願人によるイタリア特許出願第V12004A000204号(公告WO2006/015731に相当)に記載されているサドルの改良を構成している。
最新の技術に関する限り、我々は、上記公告で引用されている文献と殆ど同じ文献に注目している。いずれにせよ、引用された公告による発見が解決しようとしている問題を要約すると、これは、基本的に、今までに市販されている自転車のサドルのユーザーに生じる会陰構造の血管圧迫を回避するということに関している。具体的には、自転車を使用すればするほど、陰茎の感覚が一時的に麻痺し、場合によっては永久的に麻痺することを、多くの医学的調査研究が示している。これらの研究は、これらの影響の主たる原因を、サドルの長くて細い先端に帰すものとしている。更に、陰茎への血流を保護するための最も重要な因子は、サドルのクッションの量ではなく、その長さであり、この特性次第で、恥骨弓上の陰茎の静脈及び深部動脈の圧迫の際の骨盤底構造の圧迫を防ぐことができると実証することができた。その当時知られていたサドルは、女性のユーザーにも重大な問題を引き起こしかねず、具体的には、生殖器官が圧挫する恐れがあることにも注目されたい。
上に引用した公告によるサドルは、その特殊な構成のおかげで、先に概説した問題を解決しており、主な注目点は、会陰の血管構造の圧迫を防ぐ適切な形状の中央チャネルが存在していることである。その特殊な構成のおかげで、サドルは、ユーザーが、臀筋、坐骨粗面、及び坐骨恥骨枝だけでその表面に着座するように作られている。更に、前記サドルは、ペダルを漕いでいる間に、薄筋及び内転筋が擦れないような側面構成を有している。更に、上記サドルは、典型的な鷲鼻状の先端を有しており、外部生殖器も圧迫を受けることはない。
その様なサドルは、上記目的を実現するには非常に効果的であるが、中央チャネルが比較的大きいことによる欠点もある。実際には、このチャネルが在るために、ユーザーの様々な器官が、特に低温の条件では、悪天候に曝されるので、問題を起こし易い。更に、濡れた路面の上で自転車を使用する場合は、着衣が疑いなく水を吸うことになるため、サドルと接触するユーザーの様々な器官も相当に冷え易くなる。競技を行うユーザー、及び何時間も止まらずに自転車に乗らなければならないユーザーの場合、これは、特に気持ちが悪く不快である。
本発見の目的は、上で引用した文献によるサドルによって提供されているのと同じ、ユーザーに対する利点を有していると同時に、悪天候の条件でサドルを使用することに関連する上記欠点を有していないサドルを作ることである。
これは、本発見によれば、請求項1の特徴記述部分に従って成形することによって実現することができる。
実際には、本発見によれば、サドルの中央部に配置されている中央チャネルは、その底部が薄壁で閉じられており、好都合なことに、前記下側の閉じている面の終端部には小さ
い開口が設けられていて、サドルの使用中に、前記閉じている壁の下に画定されている空洞に溜まる様々な塵及び液体を外に出し易いようになっている。
本発見によるサドルの全体斜視図を示している。 本発見によるサドルを構成する要素の分解図を示している。 本発見によるサドルの長手方向垂直断面図を示している。 本発見によるサドルの上面図を示している。 本発見によるサドルの底面図を示している。 サドルの支持フォークを取り付けるための2つの小さなプレートの図と、前記支持フォークの斜視図を示している。 本発見によるレース用サドルの長手方向断面と、尾骨の側方解剖図を示している。 ユーザーがサドルに着座しているときに、坐骨恥骨枝がクッションに掛ける圧迫を示している。 本発見によるレジャー用のサドルの長手方向断面と、尾骨の側方解剖図を示している。 ユーザーがサドルに着座しているときに、坐骨粗面と坐骨恥骨枝がクッションに掛ける圧迫を示している。 本発見によるサドルの上に尾骨が乗っている状態の正面図を示しており、而して、恥骨弓と、本発見によるサドルの中央チャネルとの間に陰茎本体を収容するための空間と、ヒトの身体の四象限の安定した位置を強調表示している。 本発見によるサドルの表面上に収容されている骨盤底構造、坐骨粗面、坐骨恥骨枝、及び臀筋の構造の水平方向解剖図を示している。 本発明によるサドルの上に尾骨が乗っている状態の斜視図を示しており、臀部の自由関節運動、並びに、恥骨弓と本発見によるサドルとの間に配置されている陰茎本体と睾丸との自由関節運動を容易に見ることができる。 本発見によるサドルと、本発見によるサドルの後部に収容されている尾骨及び臀筋の解剖図の後面図を示している。 本発見によるレジャー用のサドルの平面図を示している。 本発見による、サイクリング愛好家用及びレース用のサドルの平面図を示している。 本発見によるレース用サドル、及び長手方向中央チャネルの前部を更に拡げる詳細を示している。 炭素又は同様材で作られた本体と、本発見によるサドルの支持フォークの長手方向断面を示している。 本発見によるサドルの、炭素又は同様材で作られた本体の後面図を示している。
本発見の上記及びその他の特徴について、幾つかの具体的な実施形態を参照しながら、詳しく図示し説明するが、これら実施形態は、本発明に限定を課すものではない。
本発見によるサドルは、レース用自転車及びレジャー用自転車に使用するために設計されており、レース用自転車の場合は、限定するわけではないが、長さが27cm、後部幅が約13−14cmであり、レジャー用自転車の場合は、長さが20cm、後部幅が約18−22cmである。
図1で分かるように、本発見によるサドルは、長手方向に対称な2つの同一の部分1、1’を有しており、中間帯域の前部には長い中央チャネル20が設けられ、チャネルは、底部が壁24によって閉じられており、深さは、クッションが配置されている本体の表面
に対して約1cmであり、それをレース用サドルのクッションの厚さに加えると、2cm(限定するわけではない)になり、レジャー用サドルでは2.8cmになる(限定するわけではない)ので、ユーザーが本発見によるサドルに着座しているとき、会陰及び生殖器の底の血管及び構造を収容できるだけのハウジングができる。前部では、サドルの先端が鷲鼻状に、30°−45°−75°で下向きに傾斜しており、好都合に、底壁24の終結部には小さな開口25が設けられ、使用中に溜まる様々な塵及び液体をチャネルから出し易いようになっている。これらの同一部分は、それぞれ後部2、2’を有しており、後部同士を結合すると、好都合に、レース用自転車の場合は幅が13−14cmとなり、レジャー用自転車の場合は幅が18−22cmとなる。2つの部分2、2’は、窪み形状区画21によって相互に接合されている。特に図2でよく分かるように、この後部は、約10から20度の角度で上向きに傾斜している。図面に参照番号2”、2”’で示されている、部分2と2’の中央の窪み21に近接する部分は、実質的に平坦で、全体寸法が約7cmであり、その後、それらの部分は、垂直面に対して下向きに、約45°から60°に変化する角度で急に傾斜し、側方部2’(4)、 2’(5)で終端している。
後の解剖図で明白になるが、図11で分かるように、平坦な部分2”、2”’は、臀筋と坐骨粗面を支持する働きをし、逆に、臀筋だけが、傾斜部分2(IV)、2(V)の上に載る。
図1だけでなく図3でも分かるように、中間後部区域では、部分2、2’は、基本的に鳩尾形状をした入口3のように作られ、その端部5’ 5”(図3)は約2.5−3cm
離れており(限定するわけではない)、半円形の前端部5で終結している。実際、窪み21は、この前端部から始まっており、先に見たように、窪みは、2つの部分2、2’の接続要素として働いている。その様な窪みは、約4−6cmの間で変化する長さと、約1.5cmの深さを有している。窪みの存在は、特に著しい凹凸がある路面上を走行する場合に、尾骨がサドル表面に接触しないようにするのに欠かせない。
尾骨がサドル表面に接触するのを防ぐことは、特に、長期に亘るトレーニング又はレース競技で自転車を使用する人にとって、接触すれば脊椎に不快な痛みを引き起こす可能性のある微小外傷から守ることを意味する。
後部2”、2”’は、僅かな傾斜によって、前部7”、7”’に接合されている。この傾斜部で、サドルは、7cm(限定するわけではない)の全幅を有している。
前部7”、7”’は、レース用サドルでは約5°の角度(限定するわけではない)、レジャー用サドルでは約10°−20°の角度(限定するわけではない)で上向きに傾斜しており、而して、点8、8’で互いに約4−4.5cmの距離になるまで、互いに実質的に近づくようになっている。これらの区域では、サドルの側部は垂直横方向下向きに傾斜し、角は、大腿部の皮膚に不快感を与えないようにするため、適切に丸くなっている。
坐骨粗面と坐骨恥骨枝は、サドルのこれらの前部の上に載っており、前記坐骨粗面と坐骨恥骨枝は、ユーザーが本発見によるサドルに着座しているとき、ヒトの身体の集中荷重が全長に亘って均一に分布される支持表面を見出す。
更に、前部7”、7”’に点8、8’ で載っている坐骨恥骨枝は、ユーザーが手を自
転車のハンドルバーに置いているとき、ヒトの身体の胸部の重量の一部を支える働きをする。
最後に、骨盤のシートが終わるサドル8、8’の前端部には、図2でよく分かるように、レース用サドルの場合は30°−45°の角度(限定するわけではない)で、レジャー用サドルの場合は75°の角度(限定するわけではない)で、鷲鼻のように下向きに傾斜
している部分9、9’がある。サドルの前端で、2つの部分9、9’は、接合して直径約4−3.5cmの実質的に半円形を形成し、部分1と1’を前部で接合された状態に保っている。
部分9、9’のこの様な急激な傾斜(図9、10参照)は、男性ユーザーの場合は睾丸、女性ユーザーの場合は陰核の、サドル使用中の圧挫を防いで、先に引用した泌尿器学の試験に沿ったものになっている。
これのみならず、陰茎本体、静脈及び深部背側動脈の圧迫も防ぎ、而して正常な血流を維持する。
レース用サドルでは30°−45°(限定するわけではない)で下向きに傾斜している部分9、9’は、ラストスパート又はタイムトライアル中に骨盤を前方に傾けるときに、競技ユーザーには有用で、臀筋への支持が最小になり、而して肛門及び前立腺に掛かる圧迫を防ぐことができる。
図3を観察すると分かるように、サドルは、特有の先細になった攻撃的な形を有している。この先細の形は、特にプロのユーザーを満足させることができ、トレーニング中及びレース中にペダルを漕いでいるときに、不快感又は痛みを何ら感じさせない。特に、中央チャネル20を見ると、その後端部は、直径が約3cmから5cmに変化する半円形になっている。
更に前方へ進むと、チャネル20は、約2.5cmに狭まり、前部で、この場合も実質的に半円形の形状を有する区域で終わっている。
チャネルの最も幅が広がっている後部分では、肛門、科学的試験で直径が約2.5cmと算出された前立腺(勿論男性ユーザーの場合)、並びに生殖器動脈、静脈及び背部動脈を快適に収容することができ、陰茎の本体及び睾丸は、部分9、9’に載ることになる。女性ユーザーの場合、中央チャネル20が十分に広く深いので、膣は何らの圧力も受けず、一定の空気の流れが維持され、これは、膣内菌相を構成する微生物の間の複雑な相互作用を維持するために重要であり、同時に、前庭、内陰唇及び外陰唇及び陰核は、サドルの点8、8’に載ることになる。チャネル20は、既に行われた泌尿器学的研究で提供された、先に引用した事項を完全に満たしており、実際、本発見によるサドルについて、体重が45から70kgで、年齢が18から30歳の29人の健康な若いサイクリストが、最初は単に本発見によるサドルに15分間着座し、その後、同じサドル上でペダルを15分間漕ぎ、サイクリストの陰茎の腺上に配置したClark電極によって会陰構造の血流を測定
するという科学的な泌尿器学的試験を行った。
取得したデータを、泌尿器学者Schwarzerによる最近の科学的試験のデータと比較した
ところ、本発見によるサドルが、その研究で最良の結果をもたらしたサドルよりも統計的に良好なことが例証され、而して、着座したとき及びペダルを漕いでいるときに、会陰血管構造の血流が規則的であることが例証された。
これに関し、本発見によるサドルを使用すると、男性のユーザーは、肛門、及び陰茎の全ての皮膚表面に摩擦が生じないので、皮疹又は皮膚炎を回避できることに注目して頂きたい。更に、睾丸は、十分に通気され、従って、精液生成の正常な作用に最適な温度である37℃より低い温度が保たれる。
レース用サドルの中間部(図3参照)、それぞれ点16、16”と、16’、16”’によって概略画定されている部分で、サドルは、坐骨粗面と坐骨恥骨枝を、それらの内側部分に載せることのできる限界幅を有することにも注目して頂きたい。
半腱様筋肉、大腿骨の二頭筋、薄筋、及び会陰神経と下側臀部神経の接合部が全く圧迫されず、従って、規則的な血液循環と、その結果としてのペダル漕ぎ動作中の筋肉繊維の酸素供給を維持するためには、この様にするのが重要である。
更に、図1−2(本発見によるサドルの主要構成要素の分解図)では、主に革で覆われるクッション、ナイロンに或る百分率の炭素又は他のプラスチック材料を加えて作られた支承体、及び鋼管で作られた支持フォーク、を見ることができる。
図2は、本発見によるサドルを特徴付ける特別な人間工学的形状を見ることができる垂直長手方向断面図である。
限定するわけではないが、前部では厚さ1−1.5cmで後部では厚さ2−5mmの、上に重なっているクッション11(図2)は、好都合に、2要素のエラストマーポリウレタン、圧縮又は発泡ポリウレタン、スチロール−ブチレン−スチロール、又は発泡加硫ゴム、又は本発見のサドルの要件に適した他のプラスチック材料で作られており、これらの材料は、本発見によるサドルの製品範囲を構成する様々なモデルに適切に用いられる。クッションを構成するこれらの材料は、ユーザーが本発見によるサドルに着座しているときに、ユーザーの人体の負荷に絶えることができ、而して、坐骨粗面と坐骨恥骨枝が下にある支承体に接触するのを防いでいる。
下にある支承体は、限定するわけではないが、厚さ約2−3mmで、臀筋と、坐骨粗面の一部とを後部に収容し、前部には坐骨恥骨枝を収容する人間工学的な機能を有するように構成されており、この最小の支持表面によって、ユーザーの人体の体重が、会陰底及び筋肉接合部の傷付き易い部分が傷付き又は圧挫する危害をユーザーが被ること無く、サドル上に均一に分布されるように設計されている。
基本的に、本発見によるサドルは、サイクリング愛好家の要件、及びプロのサイクリストの要件の両方を満たす小型自転車用シートである。
支持フォーク13は、適したシート上の本体に、前方15では適したポケットで、後部30では、本体上に事前に作られている支持部で固定されている。図4では、点30におけるフォークの位置決めと固定は、平面図で見て2つのプリズム形状隆起体の上に載っている、スクリュー用の穴が予め設けられプレート23で一体に接合された(図6)2枚のプレート22、22’ (図5)を挟み込んで自己タッピングスクリューで固定すること
によって構成されており、更に、幅が約6mmで厚さが約3.5mmの周辺条片18が設けられ、その上に、本発見によるサドルの皮製カバーという最終部品が糊付けされ、ステープルで留められる。
支持フォーク13(図5)は、ステンレス鋼、アルミニウム、チタン、又は強く同時に軽い何らかの他の材料で作られた単一管を、後部は閉じ、約4cm上に向いており、上部が幅約10cmで、そして本発見によるサドルの本体の下側表面の形状に沿うように成形されている。
このフォークにしっかりと固定されたサドルは、自転車の支持部分に固定され、ユーザーがペダル漕ぎ動作を行っている間、体重が本発見によるサドルの部分1と1’に交互に掛かるときにも、常に安定した状態に留まっている。
以下に、適した図面によって、本発見によるレース用サドル及びレジャー用サドルの本体表面の異なる人間工学的な形について考えよう。
図6は、レース用サドル上に解剖学的尾骨が約45°のペダルを漕ぐ姿勢で配置されている状態の断面を示している。図6−2では、人体の体重によって、坐骨恥骨枝がサドルのクッションを圧迫しており、本体の前面は、僅か5°(限定するわけではない)だけ上
方向に向き、この姿勢では下方向に動いている坐骨恥骨枝を収容しており、一方、サドルの先端は、約30°又は45°(限定するわけではない)下向きになって、プロのユーザーが、ラストスパート又はタイムトライアル中に臀筋を載せられるようにしており、10°−20°(限定するわけではない)上方向に向いた後部に臀筋が収容されている状態を見ることができる。
図7は、レジャー用サドル上に解剖学的尾骨が約60°のペダルを漕ぐ姿勢で配置されている状態の断面を示している。図7−2では、人体の体重によって、坐骨粗面と坐骨恥骨枝がサドルのクッションを圧迫しており、サドルの前面は、10°−20°(限定するわけではない)だけ上方向に向き、このレジャーペダル漕ぎ姿勢では上に向いてている坐骨恥骨枝を収容しており、一方、先端は、75°だけ下方向に向いており、10°−20°(限定するわけではない)上方向に向い後部に、臀筋が収容されている状態を見ることができる。
図8は、本発見によるサドルと、サドル表面の上に乗っている解剖学的尾骨の正面図を示しており、四象限の左上q1、右上q2、左下q3、右下q4は、どの様なペダル漕ぎ動作の間も、激しくても過剰であっても、その間は、先に述べた支持フォークによって、常にサドルと正しい軸で安定した状態に留まっており、下肢及び他の生体機能の全ての筋肉が、一様に相互作用できるようになっている。
図9は、会陰底構造、坐骨粗面、坐骨恥骨枝、臀筋、及び生殖器の解剖学的構造と、サドル表面上のそれらの位置を強調表示したものであり、チャネル20は、圧迫を加えること無く、男性の場合は、尾骨、肛門、外陰部動脈、前立腺、陰茎本体、陰茎の動脈及び深部背側静脈、陰茎皮、及び睾丸を収容しており、一方、女性の場合は、膣、内陰唇及び外陰唇、及び陰核を収容している。
この様に、陰茎への血流は、ユーザーのペダル漕ぎ動作中、完全な状態に保たれる。
図9の符号について以下に示す。
a)本発見によるサドルの周辺
b)臀筋
c)尾骨
d)肛門
e)外陰部の動脈
f)前立腺本体
g)陰茎本体
h)陰茎の動脈及び深部背側静脈
i)皮膚
l)睾丸
m)坐骨粗面
n)坐骨恥骨枝
図10は、本発見による、サドルの表面上に配置された尾骨の解剖学的構造の斜視図を示しており、陰茎本体と睾丸が占有している空間には、点8、8’において、及びレース用サドルでは(限定するわけではないが)30°−45°の角度で、レジャー用サドルでは(限定するわけではないが)75°の角度で鷲鼻の様に下に向かっている部分9、9’において、何ら邪魔なものが無いということを強調表示している。
図11は、本発見によるサドルと、本発見によるサドルの表面上に位置している臀筋、尾骨、及び仙骨の解剖学的構造の後面図を示しており、尾骨は、窪み21(図1)が在るために、サドルの表面から全く離れており、臀筋は、約45°−60°の角度で下向きに傾斜しているサドルの側面上に人間工学的に載っていることに注目されたい。フォークの
2つの取付プレート22、22’を接続するプレート23は、本発見によるサドルを商品化する会社の商標名を表示するのに用いるべきものである。
図12は、本発明によるレジャー用サドルの平面図を示しており、(限定するわけではないが)長さは20−22cmで、(限定するわけではないが)後部は幅が約18−20cmで、中央チャネル20は、後部の幅が約4−5cmで、前部の幅が約2.5−3cmであり、底壁24と開口25が設けられている。
図13は、本発見によるサイクリング愛好家用のサドルの平面図を示しており、後部は(限定するわけではないが)幅14cmで、(限定するわけではないが)3.5−4.5幅の前部で終わっており、中央チャネル20(図1)と、開口25が設けられている底壁24は、後部は幅が約3.5cm、前部は幅が約2.5cmで、長さは、男性用は27cm、女性用は25cmである。
図14は、本発見によるレース用サドルの平面図を示しており、後部は(限定するわけではないが)幅13cmで、長さは(限定するわけではないが)27cmで、更に、点8、8’の位置における構造詳細の断面を示しており(図1)、この点では、内側側面は、底から上向きに30°で開いているので、この位置では、中央チャネル20(図1)が、上部部分で約3cmにまで広がっている。
この様にするのは、トレーニング及び競技レースの間、ほぼ常時、骨盤を下向きに保つプロのサイクリストには重要であり、点8、8’がこの様に作られている(図1)サドルであれば、陰茎本体を申し分無く人間工学的に収容し、而してその動脈及び深部背側静脈の圧迫を回避することができる。
できるだけ軽くというレース用自転車のサドルに対する本質的且つ益々強くなる要求を満たすために、図15は、炭素材料だけで作られた本体の長手方向断面を示している。
サドルを更に軽くするために、本発見によるサドルを装着するための、支持フォーク13の上向きに突き出ている後部は、取り除かれ、サドル本体と一体の部分を形成する2つの要素31に置き替えられており(図16参照)、この2つの要素は、フォークの後部に載るまで下がり、その点で閉じた形となり、そして、この2つの要素は、2つの超軽量金属製の自己タッピングスクリューによって保持されている適したプレートによって、下にある部分が挟まれた状態で固定されている。
1 同一部分
20 中央チャネル

Claims (11)

  1. 長手方向に対称な2つの同一部分(1、1’)を有し、中間区域の前部に長い中央チャネル20を有する型式の自転車のサドルにおいて、前記サドルは、前記これらの2つの同一部分が、以下の構成要素部分、即ち、
    窪み(21)によって一体に接合されており、接合状態では、合計後部幅が(限定するわけではないが)、レース用サドルの場合は13cmで、レジャー用サドルの場合は、DI18−22cmである2つの後部(2、2’)であって、前記部分の前記後部は、(限定するわけではないが)約10°−20°で上向きに傾斜しており、前記中央窪み(21)に最も近い部分(2”、2”’)は、実質的に平坦で、(限定するわけではないが)約7cmの全幅を有しており、次いで、両側(2IV、2V)が垂線に対して約45°−60°で下がっており、それらの中間後部区域で、前記部分(2、2’)は、入口(3)の様な形状になっており、その2つの端部(5’、5”)は、(限定するわけではないが)約2−3cm離れており、前記入口は、前記2つの部分(2、2’)を結合する要素として働き、約4−6cmの長さと約1.5cmの深さを有する前記窪み(21)の前記後部から実質的に始まって形成されている、2つの後部(2、2’)と、
    前記サドルが(限定するわけではないが)6−8cm幅に狭くなっている僅かな傾斜を通して前記後部(2”、2”’)と一体になっている2つの前部(7”、7”’)であって、前記前部(7”、7”’)は、レース用サドルの場合は(限定するわけではないが)約5°で、レジャー用サドルの場合は(限定するわけではないが)約10°−20°で上向きに傾斜しており、そしてそれらが互いに約4−3.5cmの距離になるまで実質的に互いに向かって動くよう意図されており、この区域では、前記サドルは、側面が垂直に下向きに下がっており、2つの前端部分(9、9’)は、鷲鼻の様に、レース用サドルの場合は(限定するわけではないが)30°又は45°の、レジャー用サドルの場合は(限定するわけではないが)75°の勾配で下向きに傾斜しており、前記サドルの前端部で、前記両部分は、直径約3.5−4cmの実質的に半円形に結合されており、更に、前記窪み(21)の最も遠い内側の端部から始まる前記中央チャネル(20)は、その内部に、直径が、レジャー用サドルの場合は約4−5cmで、熱心なサイクリスト用サドルの場合は3.5cmで、レース用サドルの場合は約3cmの、半円形の広くなっている区域と、点(8、8’)に向かい前記サドルの先端の前端部まで続いている約2.5cmの狭くなっている部分と、を有しており、前記中央チャネル(20)は、薄壁(24)によって底が閉じられている、2つの前部(7”、7”’)と、を有していることを特徴とする、自転車のサドル。
  2. 前記中央チャネル(20)を前記底部で閉じるための前記壁(24)は、様々な塵及び液体を前記チャネルから出し易くする小さな開口(25)を有していることを特徴とする、請求項1に記載のサドル。
  3. 前記サドルは、剛性のある下側の本体及び前記本体に固定されている支持フォークに固定されている柔らかい上部クッションを備えており、前記クッションは、前記後部(2、2’)では(限定するわけではないが)2−10mmの厚さを有しており、前記厚さは徐々に厚くなり、前記前部(7”、7”’)では(限定するわけではないが)10−15mmの厚さになり、前記点(8、8’)から徐々に薄くなり、前記前部(9、9’)では約3mmの厚さになっていることを特徴とする、請求項1に記載のサドル。
  4. 本発見によるサドルの前記クッションは、柔らかい圧縮又は発泡ポリウレタン、2要素のポリウレタンエラストマー発泡体、スチレン−ブチレン−スチレン、又は発泡加硫ゴムで構成されており、これらは、ユーザーが本発見によるサドルに着座したときに、坐骨粗面と坐骨恥骨枝の重量を支えて、前記器官が下にある本体の表面に接触しないようにすることを特徴とする、請求項3に記載のサドル。
  5. 前記サドルは、上にクッションが固定されている本体を有しており、前記本体は、ナイロンプラスチック材料プラス炭素、炭素、又はこの型式の本体に適した他のプラスチック材料で構成されており、前記本体は、下側の面の前記後部の中央に、前記支持フォーク(13)を中心に配置して載せるための座を備えた2つのプリズム形状の突起を有しており、同じ材料の2つの小さなプレート(22、22’)が、前記2つの突起の上に、前記フォークを前記本体に固定された状態に保つため、挟まれて、適した自己タッピングスクリューによって固定されている、一方、約6mmの幅と約3.5mmの総厚を有するリッジ(18)が外周に沿って走っており、その上に、前記サドルを覆うための革が糊付けされてステープルで留められており、前記本体の形状は、臀筋、坐骨粗面、及び坐骨恥骨枝の解剖学的な形状に沿って設計されており、それら全体が、本発見による前記サドルの表面上に均一に分配され、ヒトの身体の重量を、前記サドルの上に一様に分布させ、而して、長時間のトレーニング又は競技レースの後でも、あらゆる圧挫を回避しており、更に、前記本体は、側方的にも脚の筋肉の幾何学形状に沿っており、而して、下肢に面倒な障害を引き起こしかねない大腿薄筋及び内転筋の摩擦を回避していることを特徴とする、請求項1又は2に記載のサドル。
  6. 前記中央チャネル(20)は、会陰構造への血管血流が安全に保護されるようにしており、更に、本発見による前記本体及び結果的には前記クッションも、前記特殊なフォーク(13)に堅く取り付けられており、而して坐骨粗面及び坐骨恥骨枝を安定して載せており、右上、左上、右下、左下の人体の四象限は、どの様な種類のペダル漕ぎ動作の間も、激しくても過剰であっても、その間は、前記サドルと正しい軸関係にあり、臀部の関節運動が、下肢の筋肉と均等に分配された相互作用を行い、サイクリストが、規則的且つ効果的にペダル漕ぎ動作を実行することができるようにしていることを特徴とする、上記請求項の何れかに記載のサドル。
  7. 前記部分(9、9’)は、鷲鼻の様に下向きに下がり、半円形に一体に結合されて、前記サドルの部分(1、1’)を前部で一体に結合された状態に保っており、前記サドル表面の前記座は、前記部分(7”、7”’)の前記点(8、8’)で終端し、男性ユーザーの場合は睾丸、女性ユーザーの場合は陰核が圧挫を被らないようになっており、レース用サドルでは、前記部分(9、9’)の傾斜は、(限定するわけではないが)30°から45°になっていて、プロのユーザーが、ラストスパート又はタイムトライアルの間に自分の骨盤を前方に傾けても、肛門及び前立腺を圧迫すること無く、而して、血流を維持することができるようになっている、上記請求項の何れかに記載のサドル。
  8. ユーザーが手をハンドルバーの上に載せているとき、坐骨恥骨枝は、前記部分(7”、7”’)上の前記部分(8、8’)に収容され、人の上体の重量の大部分を支え、前記窪み(21)は、特に粗れた路面に沿って走っている場合、尾骨が前記サドルの表面に接触しないようにしていることを特徴とする、上記請求項の何れかに記載のサドル。
  9. 特に、トレーニングを行って競技レースに参加するプロのためのレース用のサドルの場合、点(8、8’)では、内側部分は、底から30°で上向きに開いており、従って、前記点では、前記チャネル(20)の幅が約3cm広くなっており、而して、プロのユーザーは、トレーニング及び競技レース中は、殆ど常に胸郭を下に向けて保持し、恥骨弓を前記サドルの表面に向け、その結果、陰茎の本体は点(8)にあり、この特別な準備のおかげで、ユーザーはより大きな人間工学的収納部を見出すことができ、而して、その動脈及び深部背側静脈の圧迫が回避されることを特徴とする、上記請求項の何れかに記載のサドル。
  10. レース用のサドルの場合、前記サドルは、(限定するわけではないが)約5°上向きに
    傾斜している前記前部(7、7”)を備えた本体を有しているので、プロのユーザーが前記サドルに着座したとき、坐骨恥骨枝は、人体の胴部の姿勢のおかげで下がることを特徴とする、上記請求項の何れかに記載のサドル。
  11. レジャー用のサドルの場合、前記サドルは、(限定するわけではないが)約10°−20°で上向きに傾斜している前記前部(7”、7”’)を備えた本体を有しているので、ユーザーが前記サドルに着座したとき、坐骨恥骨枝は、ユーザーの身体の胴部の直立した姿勢のおかげで上がることを特徴とする、上記請求項の何れかに記載のサドル。
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