JPH11217092A - 自転車用サドル - Google Patents

自転車用サドル

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Publication number
JPH11217092A
JPH11217092A JP3677298A JP3677298A JPH11217092A JP H11217092 A JPH11217092 A JP H11217092A JP 3677298 A JP3677298 A JP 3677298A JP 3677298 A JP3677298 A JP 3677298A JP H11217092 A JPH11217092 A JP H11217092A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buttocks
bicycle
saddle
legs
cushion
Prior art date
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Pending
Application number
JP3677298A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Kawada
憲夫 川田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAWADA MOKUZAI KOGEI KK
Original Assignee
KAWADA MOKUZAI KOGEI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KAWADA MOKUZAI KOGEI KK filed Critical KAWADA MOKUZAI KOGEI KK
Priority to JP3677298A priority Critical patent/JPH11217092A/ja
Publication of JPH11217092A publication Critical patent/JPH11217092A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J1/00Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
    • B62J1/002Saddles having a seating area with a central cavity or depression

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スカート、タイトスカートの場合にも、足の
動きが極力不自然にならないようにすると共に足が自然
と前に揃って出るようにし、さらに、痔の人でも、楽に
自転車に乗れるようにした自転車用サドルの提供を図
る。 【解決手段】尻を置く腰掛け部2の前端に左右の足を出
すことのできる足出し部3,3を設け、これらの左右の
足出し部3,3の間に境界部を設けないことによって2
本の足を揃えて出すことができるようにする。また、腰
掛け部2に腰を支持するもたれ部4を上方に突出して設
けることによって、腰の安定を図る。腰掛け部2に、尻
の中央を位置させることのできる貫通穴状や凹部状の空
所5を形成することにより、痔の人でも、楽に自転車に
乗れるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、自転車用サドル
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、一般に使用されている自転車用サ
ドル101は、図6に示すように、尻を置く腰掛け部の
左右に足出し部102,102が設けられ、これらの左
右の足出し部102,102の間に境界部103が設け
られている。この足出し部102,102は境界部10
3の左右に位置しており、このサドル101に跨がる
と、左右の足を下方に伸ばしやすい反面、スカート、特
にタイトスカート等のキッチリしたスカートを着用した
場合には、ペダルをこぎにくく気になると言った声や、
足が開き気味になってしまう声が聞かれる。また、痔の
人には、サドルに跨がるのが辛いと言った声も聞かれる
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この問題を検討したと
ころ、図6(B)に示すように、タイトスカートの場合
には、境界部103にスカートsの生地が掛かってしま
って、足t,tの動きが不自然になってしまうという欠
点があることが判明した。しかして、本願発明は、タイ
トスカートの場合にも、足の動きが極力不自然にならな
いようにすると共に足が自然と前に揃って出るようにし
た自転車用サドルを提供せんとするものである。さら
に、痔の人でも、楽に自転車に乗れるようにした自転車
用サドルを提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本願発明は、次の
構成を特徴とする自転車用サドルを提供することによ
り、上記の課題を解決する。本願の第1の発明は、尻を
置く腰掛け部2の前端に左右の足を出すことのできる足
出し部3,3が設けられ、これらの左右の足出し部3,
3の間に境界部を設けないことによって2本の足を揃え
て出すことができるようにした自転車用サドルを提供す
る。本願発明のサドルでは、境界部を設けていないた
め、タイトスカート等を着用して乗った場合でも、図4
に示すように、スカートsの生地は、両足t,t間を略
真っ直ぐ結ぶようになり、境界部で引っ掛かって足を動
かしにくくなると言ったことがなく、また、普通のスカ
ート等の場合でも足が自然と揃って前に出るようにな
る。ただし、境界部を設けていないため、座った際の安
定性に不安を感じるおそれがあるため、腰を支持するも
たれ部4を設けることによって、腰の安定を図ることが
望ましい。しかして、本願の第2の発明は、第1の発明
に係る自転車用サドルにおいて、尻を置く腰掛け部2の
少なくとも後部に、腰を支持するもたれ部4が上方へ突
出して形成されていることを特徴とするものを提供する
ことにより、腰の座りを安定させるものである。
【0005】さらに本願の第3の発明は、第1又は第2
の発明に係る自転車用サドルにおいて、尻を置く腰掛け
部2に、尻の中央を位置させることのできる貫通穴状や
凹部状の空所5が形成され、この空所5の周囲に尻を支
持する尻支持部6が形成されたことを特徴とするものを
提供する。
【0006】またさらに本願の第4の発明は、第1又は
第2の発明に係る自転車用サドルにおいて、尻を置く腰
掛け部2に、尻の中央を位置させることのできるクッシ
ョン部8が形成され、このクッション部8の周囲に尻を
支持する尻支持部6が形成され、このクッション部8が
尻支持部6より柔軟なクッション素材により構成されて
いることを特徴とするものを提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本願発明の実
施の形態を説明する。図1は本願発明の第1の実施の形
態の斜視図であり、図2(A)はその中央縦断面図であ
る。このサドル1は、尻を置く腰掛け部2の前端に左右
の足を出すことのできる足出し部3,3が設けられたも
ので、平面視略半円形状をなしている。両足出し部3,
3間には従来のような境界部を設けておらず、また、左
右の足が前方に出るように、両足出し部3,3が連続し
て左右に伸びる直線状をなしている。尚、このサドル1
は、サドルポストpをバネを介してサドル本体に接続す
るようにしている点は従来のサドルと同様である。
【0008】サドル1の後部は、略円弧形状をなしてお
り、上方に、腰を支持するもたれ部4が突出して形成さ
れている。このもたれ部4は、余り背の高いものとする
必要はなく、また、もたれ部4を設けずに実施すること
もできる。図の例では、もたれ部4は、後部から左右側
部の中程にかけて設けられており前端には達していない
が、前端まで達するようにしてもよく、或いは、側部に
は設けずに後部のみに設けてもよい。
【0009】またこの例では、腰掛け部2に、尻の中央
を位置させることのできる貫通穴状の空所5が形成され
ている。そして、この中央の空所5の周囲に尻を支持す
る尻支持部6が形成されているものである。言い換えれ
ば、腰掛け部2は、尻支持部6と空所5とから構成され
ていると言える。この空所5は、痔の人でも楽に自転車
に乗れるようにしたもので、肛門付近が直接サドルに接
触しない大きさに形成すればよい。具体的には、直径約
5〜15cmの円形とすることが望ましいが、直径約5〜
15cmの円形の範囲内であれば、その形状は楕円形状や
四角形状等に変更してもよい。また図2(B)に示すよ
うに、貫通穴状とせずに、凹部状として実施することも
できるが、この場合には、雨水等が溜まらないように水
抜き穴7を設けておくことが望ましい。さらに、いずれ
の例でも、尻支持部6から空所5へはアールを描いて徐
々に落ち込むようにすることが望ましい。
【0010】さらに、図2(C)に示すように、上記の
空所と同様の位置や大きさにて、クッション部8を形成
し、このクッション部の周囲に尻を支持する尻支持部を
形成して、このクッション部を尻支持部より柔軟なクッ
ション材により構成するようにしてもよい。
【0011】尚、本願発明のサドルでは、サドルに浅く
腰を掛ける状態で自転車をこぐことになるため、図4に
示すように、空所5やクッション部8は、サドルの前端
に達するようにして設け、前端を除く側部と後部に尻支
持部6を設けるようにしてもよい。
【0012】以上、本願発明のサドルでは、境界部を設
けていないため、タイトスカート等を着用して乗った場
合でも、図4に示すように、スカートsの生地は、両足
t,t間を略真っ直ぐ結ぶようになり、境界部で引っ掛
かって足を動かしにくくなると言ったことがなく、ま
た、普通のスカート等の場合でも足が自然と揃って前に
出るようになる。尚、図5に示すように、両足出し部
3,3は、直線状に連続させる他、円弧形状で連続させ
ることもでき、要は、両足出し部3,3間にスカートが
引っ掛かるような境界部を設けないものであれば、適宜
形状に変更して実施し得る。さらに、上記のように、空
所5やクッション部8と尻支持部6とから腰掛け部2を
構成するよことによって、荷重や衝撃は尻支持部6によ
って専ら受けられ、肛門付近が荷重や衝撃を受けたりす
ることが防止され、痔の人でも楽に自転車に乗れるよう
になる。
【0013】
【発明の効果】以上、本願の第1の発明は、タイトスカ
ートの場合にも、足の動きが極力不自然にならず、また
足が揃って前に出やすいようにした自転車用サドルを提
供することができたものである。さらに本願の第2の発
明にあっては、第1の発明の効果に加えて、腰の安定性
を向上させることのできた自転車用サドルを提供するこ
とができたものである。第3、第4の発明にあっては、
第1、第2の発明の効果に加えて、痔の人でも楽に乗る
ことができる自転車用サドルを提供することができたも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態に係る自転車用サ
ドルの斜視図である。
【図2】(A)は図1のサドルの中央縦断面図であり、
(B)は第2の実施の形態に係る自転車用サドルの中央
縦断面図であり、(C)は第3の実施の形態に係る自転
車用サドルの中央縦断面図である。
【図3】第4の実施の形態に係る自転車用サドルの平面
図である。
【図4】本願発明に係る自転車用サドルの作用説明図で
ある。
【図5】第5の実施の形態に係る自転車用サドルの平面
図である。
【図6】(A)は従来の自転車用サドルの斜視図であ
り、(B)はそのb−b線断面に沿った使用状態の説明
図である。 1…自転車用サドル 2…腰掛け部 3…足出し部 4…もたれ部 5…空所 6…尻支持部 7…水抜き穴 8…クッション部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 尻を置く腰掛け部(2) の前端に左右の足
    を出すことのできる足出し部(3) (3) が設けられ、これ
    らの左右の足出し部(3) (3) の間に境界部を設けないこ
    とによって2本の足を揃えて出すことができるようにし
    た自転車用サドル。
  2. 【請求項2】 尻を置く腰掛け部(2) の少なくとも後部
    に、腰を支持するもたれ部(4) が上方へ突出して形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の自転車用サド
    ル。
  3. 【請求項3】 尻を置く腰掛け部(2) に、尻の中央を位
    置させることのできる貫通穴状や凹部状の空所(5) が形
    成され、この空所(5) の周囲に尻を支持する尻支持部
    (6) が形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載
    の自転車用サドル。
  4. 【請求項4】 尻を置く腰掛け部(2) に、尻の中央を位
    置させることのできるクッション部(8) が形成され、こ
    のクッション部(8) の周囲に尻を支持する尻支持部(6)
    が形成され、このクッション部(8) が尻支持部(6) より
    柔軟なクッション素材により構成されていることを特徴
    とする請求項1又は2記載の自転車用サドル。
JP3677298A 1998-02-02 1998-02-02 自転車用サドル Pending JPH11217092A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1394026A3 (de) * 2002-08-29 2005-04-13 Franc Arnold Fahrradsattel
EP1269891B1 (en) * 2000-03-30 2009-11-18 Jordi Badía I Farré Seat furniture
JP2009541104A (ja) * 2006-06-21 2009-11-26 エンメ.ダ.フランチェスコ・リオンダト 自転車のサドル
JP2021098490A (ja) * 2019-12-20 2021-07-01 株式会社トラストコーポレーション 二輪車の補助輪機構

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