JP2006289035A

JP2006289035A - 和、洋式便器

Info

Publication number: JP2006289035A
Application number: JP2005143206A
Authority: JP
Inventors: Yoshiki Seki; 義樹積
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2005-04-13
Filing date: 2005-04-13
Publication date: 2006-10-26

Abstract

【課題】従来の洋式便器は、和式便器になれてる日本人にとって排便しずらく、和式便器は時間の経過につれて足が疲れてくる。
【解決手段】従来の洋式便器の、便座の手前に和式用の足をのせる台を設け、腰は今までの洋式便器と同じように便座に下ろし、足は台の上にのせて和式姿勢で用をたすことにより、洋式便器と和式便器の欠点が補える。
【選択図】図１

Description

本発明は、洋式便器の構造に関する技術分野である。

和式便器と洋式便器は別々に製造、使用されていた。

近年普及している洋式便器は、便座に腰を下ろして排便するため和式便器に比べ足への体重の負担は少ないが、和式便器になれている日本人は、洋式便器よりも和式便器の姿勢の方が排便がしやすく思われる。発明者自身そうである。しかし和式便器の姿勢では時間の経過につれて両足への体重の負担が大きくなり疲れてくる。本発明は洋式と和式の欠点を改善することを課題とする。

課題を解決する為の手段

従来の洋式便器に和式用の「足のせ台」を備えた便器（図１）で、使用方法は、従来の洋式便器の使用と同じように、便器の前に立ち（図４）、便座に腰をおろし（図５、洋式姿勢）、その後両足を「足のせ台」にのせて（図６、和式姿勢）、排便する。用をすませた後は、先に両足を「足のせ台」から下ろし、その後、腰を上げる。

発明による効果

洋式便器の便座と「足のせ台」に一定の段差をつけて和式姿勢になることにより、体重が臀部にかかるため従来の和式便器に比べ両足への体重の負担も少なくなり和式便器と洋式便器の欠点も補える。

従来の洋式便器に和式用の「足のせ台」を備えることにより和式姿勢（図６）でも排便ができる便器である。便座と「足のせ台」に一定の段差（５０ｍｍから２００ｍｍ）をつけることにより体重が臀部にかかるため、従来の和式便器に比べて両足への体重の負担は少なくなる。尚、本「足のせ台」は、洋式姿勢をとっても邪魔にならない大きさで、図２において横方向（３−４）を５００ｍｍから７００ｍｍとし、図３において縦方向（５−６）を０から１００ｍｍとする。従って、洋式姿勢を好む人は従来どうり使用できる。又、本「足のせ台」の上面には滑り止めのため凹凸をつける。

「足のせ台」を大きくとり、和式姿勢専用として使用する。使用例を図４−１、図６−１に示す。この場合の大きさを、図２において横方向（３−４）を６００ｍｍから８００ｍｍとし、図３において縦方向（５−６）１００ｍｍから３００ｍｍとする。（このサイズを和式専用サイズとする）。

すでに使用されている洋式便器については、図１５に示す「足のせ台」の部分だけを単体で製造し、本体１にセットアップさせて使用する。この場合材質は、本体１と同じ材質とし、上面は滑り止めのため凹凸をつける。たたし、本「足のせ台」の形は本体１の〈タイプ〉によって異なってくる。和式専用サイズも同様である。

さらにコストダウンを計るため単体で製造する簡易「足のせ台」を図７に示す。材質は、木製、鉄製、合成樹脂製で製造しブロック（図７、７）で高さ調整ができるものとし、上面には滑り止めに凹凸をつける。縦と横の長さは、図▲８▼に示すように本体１にセットアップしたとき、洋式姿勢で使用しても邪魔にならない大きさで、高さを１００ｍｍから３００ｍｍとし、横方向を５００ｍｍから７００ｍｍとし、縦方向を２５０ｍｍから４００ｍｍで、図８において（８−９）を１００ｍｍ以下とする。和式専用サイズも同様である。
「他の使用形態」

図１４に示すように簡易「足のせ台」の切り込みの形を本体１の断面に合わせて製造しセットアップして使用する。

簡易「足のせ台」を実際に製作し、発明者が使用したところ、従来の洋式便器に比べ、排便がしやすく、長時間同じ姿勢でいても足が疲れることはなく発明の効果が十分であることが証明できた。現在も使用中である。

図１本、和洋式便器斜視図図２正面図
図３Ａ−Ａ断面図図４使用前
図５使用例（洋式姿勢）図６使用例（和式姿勢）
図４−１使用例（和式専用）図６−１使用例（和式専用）
図７簡易「足のせ台」斜視図図８簡易「足のせ台」セット例
図９簡易「足のせ台」上面図図１０簡易「足のせ台」平面図
図１１簡易「足のせ台」下面図図１２簡易「足のせ台」床面図
図１３簡易「足のせ台」右側面図左側面図は右側面図に対象
図１４簡易「足のせ台」他例斜視図図１５単体「足のせ台」斜視図
図１６単体「足のせ台」平面図図１７単体「足のせ台」Ｂ−Ｂ断面図
図１８単体「足のせ台」Ｃ−Ｃ断面図

符号の説明

１本体２足のせ台
３「足のせ台」左端面４「足のせ台」右端面
５便器先端１６「足のせ台」前端面
７ブロック８便器先端２
９簡易「足のせ台」前端面

Claims

従来の洋式便器に、便座の前方に便座の高さよりも低い位置に、和式姿勢用の「足のせ台」を備えた（図１）ことを特徴とする便器。
従来の洋式便器において、単体で製造された「足のせ台」（図１５）、又は、簡易「足のせ台」（図７）を、セットアップさせた便器。