JP2007090014A - パイプ椅子の足置き補助具 - Google Patents
パイプ椅子の足置き補助具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007090014A JP2007090014A JP2005310448A JP2005310448A JP2007090014A JP 2007090014 A JP2007090014 A JP 2007090014A JP 2005310448 A JP2005310448 A JP 2005310448A JP 2005310448 A JP2005310448 A JP 2005310448A JP 2007090014 A JP2007090014 A JP 2007090014A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- footrest
- chair
- foot
- pipe
- appliance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】携行に便利なパイプ折り畳み椅子の利点を生かし、足置き台と揺動リクライニング機能を追加した補助具を既存の折り畳み椅子に簡易に装着可能にする。
【解決手段】シーソー形態をした足置き台を用意し、これを既存のパイプ椅子の前脚部に緩く嵌合させ、当該足置き補助具の揺動支点筒を支点とし、上辺の足押し部を足裏で前に押すことで、椅子の前脚を持ち上げ、椅子のゆりかご的な運動を可能にする。足押し部や下の足踏み部には、いぼいぼやぐりぐり等を有する足踏み健康具の要素を取り入れることができる。
【選択図】図1
【解決手段】シーソー形態をした足置き台を用意し、これを既存のパイプ椅子の前脚部に緩く嵌合させ、当該足置き補助具の揺動支点筒を支点とし、上辺の足押し部を足裏で前に押すことで、椅子の前脚を持ち上げ、椅子のゆりかご的な運動を可能にする。足押し部や下の足踏み部には、いぼいぼやぐりぐり等を有する足踏み健康具の要素を取り入れることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、パイプ椅子に付帯させる着脱型の足置き台を兼ねた椅子の揺動補助具に関するものである。
戸外休息や行楽時の必携品として、携行に便利なパイプ折り畳み椅子の存在は周知であるが、当該椅子の使用にあたっては、同じ姿勢に拘束されることから、長時間の着座は、エコノミー症候群的な苦痛感を覚え、暫くすると近くに有るものを利用して足を突っ張るように蹴り出し、椅子を後方に傾け又は前後に揺らす、更には、席を立ちストレッチ体操などをして、体をほぐしたくなるのが実態である。また、該椅子の殆どはリクライニング機能がなく、足置き台もないため、足、腰、首筋の長時間安らぐには不十分な椅子である。また、3段開き式で頭部から足置きまでのベットタイプの寝姿勢で本格的に安らぐようにしたものもあるが、ゆりかご機能やリクライニングの角度調節がないため、狭く不安定な台上でもあるが、適宜に寝返りをしたくなる。以上の実状から携行便利で長時間ゆったりと安らぐことの出来る椅子を強く欲していた。
先願技術には、下記のようなものがあるが、いずれも本案とは、異なるものである。
特表2002−530135は、ロッキングチェアに接続する蹴り出し用フットレストを設けたものであるが、本案のようにフットレスト部自身が揺動する方式ではない。実開平5−37158は、ローリング運動を行うロッキングチェアの前部にリンクを軸接続し、リンク前端には足踏み部を、中間下部には接地ころを付けて、ロッキングチェアとリンクが共に動く方式であるが、当実開に比し、本案の発明は椅子がローリング運動ではなく、椅子の後端を支点とする円運動の一部である点が異なる。また、当実開はロッキングチェアとリンクを軸接続とすることによる接地部の移動を接地ころで吸収しているが、本案の発明では椅子とリンクの互いの相反する方向の移動差を緩い円状受けで吸収している点が異なる。また、これらの何れも複雑な構造と形態で戸外に持ち出して安らぐ椅子としては不向きなものである。
特表2002−530135 実開平5−37158
特表2002−530135は、ロッキングチェアに接続する蹴り出し用フットレストを設けたものであるが、本案のようにフットレスト部自身が揺動する方式ではない。実開平5−37158は、ローリング運動を行うロッキングチェアの前部にリンクを軸接続し、リンク前端には足踏み部を、中間下部には接地ころを付けて、ロッキングチェアとリンクが共に動く方式であるが、当実開に比し、本案の発明は椅子がローリング運動ではなく、椅子の後端を支点とする円運動の一部である点が異なる。また、当実開はロッキングチェアとリンクを軸接続とすることによる接地部の移動を接地ころで吸収しているが、本案の発明では椅子とリンクの互いの相反する方向の移動差を緩い円状受けで吸収している点が異なる。また、これらの何れも複雑な構造と形態で戸外に持ち出して安らぐ椅子としては不向きなものである。
携行に便利なパイプ折り畳み椅子の利点を生かし、足置き台と揺動リクライニング機能を追加した補助具を既存の折り畳み椅子に簡単に装着可能にする。
上記課題を解決するため、シーソー形態をした足置き台を準備し、これを既存のパイプ椅子の前脚に装着して、足押し部を前に押すことで、ゆりかご的な機能を可能にする。足押し部や下の足踏み部には、いぼいぼやぐりぐりの形状や機能を有する健康器具の要素を取り入れることができる。また、一般的な折り畳みパイプ椅子にはヘッドレストは付いていないが、リクライニングさせた場合はあったほうが望ましい。また、当発明の足置き補助具では椅子の後脚に、より荷重が掛かるため特に砂地では後脚が沈み易い。このため砂地用の後脚沈み防止板を設けた方が望ましい。
本発明により次のような効果が得られる。
1)足置き補助具上辺に有するの足踏み部を押すことにより、椅子は後方に傾くように連動して、ゆりかご運動が生まれ、着座姿勢のままで自身の意思で適宜にストレッチして体をほぐすことができる。
2)足置き補助具上端の足押し部に足裏を置くだけでなく、ふくらはぎ部をのせれば、足全体のリラックスができ、長時間快適に休息できる姿勢になる。
3)足置き補助具の上辺の足押し部や下辺に設けた足踏み部に、足裏を刺激する簡単ないぼいぼやぐりぐりの形状や機能を施した健康具を設置すれば、より効果的なマッサージを楽しめる。
4)既存の折り畳み式パイプ椅子と組み合わせて、着脱可能とし、コンパクトで簡単に移動ができ、いろいろな場所で活用できる。
1)足置き補助具上辺に有するの足踏み部を押すことにより、椅子は後方に傾くように連動して、ゆりかご運動が生まれ、着座姿勢のままで自身の意思で適宜にストレッチして体をほぐすことができる。
2)足置き補助具上端の足押し部に足裏を置くだけでなく、ふくらはぎ部をのせれば、足全体のリラックスができ、長時間快適に休息できる姿勢になる。
3)足置き補助具の上辺の足押し部や下辺に設けた足踏み部に、足裏を刺激する簡単ないぼいぼやぐりぐりの形状や機能を施した健康具を設置すれば、より効果的なマッサージを楽しめる。
4)既存の折り畳み式パイプ椅子と組み合わせて、着脱可能とし、コンパクトで簡単に移動ができ、いろいろな場所で活用できる。
以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は本発明の足置き補助具を既存の折り畳み式パイプ椅子に設置した実施例を示す斜視図である。1はパイプ椅子、2はパイプ椅子の前脚部を、3はパイプ椅子の後脚部を示す。4は本発明の足置き補助具を示し、5の半円状受け部にて椅子の前脚パイプ部2を受け止めている。5の半円状受け部からは、前方に略弓状の構造体6を出して、先端接地部7近くより上方に少なくとも鋭角に折り曲げ、その上辺に足押し部8を設置する。足押し部8には、いぼいぼ状の突起などを施すと快適性が更に向上する。弓状構造体6の中央手前側に左右に橋渡しするように略円弧状又は円筒状の揺動支点筒9を設ける。また弓状構造体6の中間近くの上面には、足を下ろした状態での足踏み部10を設置すると良い。更に当足踏み部10にも、ぐりぐり等の足踏み健康具の形態を施すと更に快適になる。先ず通常の着座姿勢の時は、着座の荷重により椅子の前脚パイプ部2を受け止めている足置き補助具4の半円状受け部5と揺動支点筒9が接地した状態となる。その後、足裏で上辺にある足押し部8押すことにより揺動支点筒9を支点として、また、椅子側も後脚部3を支点として、半円状受け部5が上方に浮き上がることに伴い椅子の前脚パイプ部2も浮き上がる。この足裏で押すことにより、先端接地部7が接地するまでを最大として椅子を任意に揺動させることができる。11はヘッドレストで、着脱可能な構造を有するもので、特に椅子を後方に傾いた姿勢時の頭部支え負担増を解消するために有った方が望ましいが無くても良い。12は椅子の後脚沈み防止板を示す。当発明の足置き補助具では椅子の後脚に、より荷重が掛かるため特に砂地での使用にあっては、用いた方が望ましいが無くても良い。
図1は本発明の足置き補助具を既存の折り畳み式パイプ椅子に設置した実施例を示す斜視図である。1はパイプ椅子、2はパイプ椅子の前脚部を、3はパイプ椅子の後脚部を示す。4は本発明の足置き補助具を示し、5の半円状受け部にて椅子の前脚パイプ部2を受け止めている。5の半円状受け部からは、前方に略弓状の構造体6を出して、先端接地部7近くより上方に少なくとも鋭角に折り曲げ、その上辺に足押し部8を設置する。足押し部8には、いぼいぼ状の突起などを施すと快適性が更に向上する。弓状構造体6の中央手前側に左右に橋渡しするように略円弧状又は円筒状の揺動支点筒9を設ける。また弓状構造体6の中間近くの上面には、足を下ろした状態での足踏み部10を設置すると良い。更に当足踏み部10にも、ぐりぐり等の足踏み健康具の形態を施すと更に快適になる。先ず通常の着座姿勢の時は、着座の荷重により椅子の前脚パイプ部2を受け止めている足置き補助具4の半円状受け部5と揺動支点筒9が接地した状態となる。その後、足裏で上辺にある足押し部8押すことにより揺動支点筒9を支点として、また、椅子側も後脚部3を支点として、半円状受け部5が上方に浮き上がることに伴い椅子の前脚パイプ部2も浮き上がる。この足裏で押すことにより、先端接地部7が接地するまでを最大として椅子を任意に揺動させることができる。11はヘッドレストで、着脱可能な構造を有するもので、特に椅子を後方に傾いた姿勢時の頭部支え負担増を解消するために有った方が望ましいが無くても良い。12は椅子の後脚沈み防止板を示す。当発明の足置き補助具では椅子の後脚に、より荷重が掛かるため特に砂地での使用にあっては、用いた方が望ましいが無くても良い。
図2は、本発明の足置き補助具を用いて着座した状態を示し、椅子の前脚が接地している側面図である。人が椅子に着座して、片方の足を足踏み部10の上に置き、他方の足のふくらはぎ部を足押し部8の上に乗せた場合を示す。尚弓状構造体6を伸縮可能にすれば任意の体形に合わせ足押し台と足踏み台をより最適な位置に設定することが可能となる。
図3は、本発明の足置き補助具を用いて揺動させた状態を示し、足裏で足押し部8を押したことにより、揺動支点筒9を支点として先端接地部7が接地し半円状受け部5が最大に持ち上がった状態を示す側面図である。この時、少なくとも後脚パイプ3が略垂直より後方にならないように揺動支点筒9の位置を設定しておけば、半円状受け部5の内周に収まっている前脚パイプ部2は、前方向に引っ張る力も働いており、後方への転倒しない。また、補助具の支点は揺動支点筒9が廻ることにより円弧の外周に沿って前方に移行し、パイプ椅子の前脚パイプ部2は逆に後方に移行する。この相反した方向に支点移行することで発生する相互の位置ずれについては、半円状受け部5の内径と前脚パイプ部2の外形差の中で内周に沿いながら後方に移行されることで、殆ど許容吸収することができ支障なく円滑な揺動操作が可能となる構成である。
1 パイプ椅子
2 パイプ椅子の前脚部
3 パイプ椅子の後脚部
4 足置き補助具
5 半円状受け部
6 弓状の構造体
7 先端接地部
8 足押し部
9 揺動支点筒
10 足踏み部
11 ヘッドレスト
12 後脚沈み防止板
2 パイプ椅子の前脚部
3 パイプ椅子の後脚部
4 足置き補助具
5 半円状受け部
6 弓状の構造体
7 先端接地部
8 足押し部
9 揺動支点筒
10 足踏み部
11 ヘッドレスト
12 後脚沈み防止板
Claims (2)
- 棒をU字状に曲げ、その底面を略弓状に反らした構造体を本体として、この端部の両端を結ぶように半円状の受け部を取り付ける。更に該弓状構造体の前方に設ける先端接地部の位置を以って、上方に少なくとも鋭角に折り曲げる。その上辺に足押し部を設置する。弓状構造体の底辺前後の中央付近には、左右に橋渡しするように略円弧状のまたは円筒状の揺動支点筒を設けた足置き補助具。
- 前記足置き補助具において、該揺動支点筒の上部に一体化、若しくは、別体にて、該揺動支点筒近傍に足踏み部を設置した足置き補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005310448A JP2007090014A (ja) | 2005-09-27 | 2005-09-27 | パイプ椅子の足置き補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005310448A JP2007090014A (ja) | 2005-09-27 | 2005-09-27 | パイプ椅子の足置き補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007090014A true JP2007090014A (ja) | 2007-04-12 |
Family
ID=37976346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005310448A Pending JP2007090014A (ja) | 2005-09-27 | 2005-09-27 | パイプ椅子の足置き補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007090014A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010125101A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Takara Belmont Co Ltd | 椅子と一体化した施術装置 |
JP2017140128A (ja) * | 2016-02-09 | 2017-08-17 | 敏一 山崎 | 椅子と足置きのセット |
CN107752506A (zh) * | 2017-11-09 | 2018-03-06 | 张钰靖 | 一种防摔座椅 |
-
2005
- 2005-09-27 JP JP2005310448A patent/JP2007090014A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010125101A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Takara Belmont Co Ltd | 椅子と一体化した施術装置 |
JP2017140128A (ja) * | 2016-02-09 | 2017-08-17 | 敏一 山崎 | 椅子と足置きのセット |
CN107752506A (zh) * | 2017-11-09 | 2018-03-06 | 张钰靖 | 一种防摔座椅 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
ATE397875T1 (de) | Faltbarer lehnstuhl | |
TW200916085A (en) | Chair-type massage machine | |
JP2007090014A (ja) | パイプ椅子の足置き補助具 | |
JP3137036U (ja) | 椅子 | |
JP2004049816A (ja) | 胸部支持体付き椅子およびそれに使用する胸あて | |
JP4866720B2 (ja) | 椅子式マッサージ機 | |
JP2006289035A (ja) | 和、洋式便器 | |
KR200423149Y1 (ko) | 허리받침대가 구비된 기능성 의자 | |
KR200472698Y1 (ko) | 간이의자가 달린 목발 | |
KR101320049B1 (ko) | 각도 조절이 가능한 좌식의자 | |
JP2008259791A (ja) | 座椅子 | |
TWM479667U (zh) | 床椅改良結構 | |
JP2006340876A (ja) | リクライニング式座椅子 | |
CN217743639U (zh) | 一种冥想座椅 | |
KR20100111430A (ko) | 좌판이 메인 프레임에 대해 상·하 회동 되는 안마의자 | |
KR200462315Y1 (ko) | 회전이 가능한 가슴받이부를 갖는 의자 | |
JP3188766U (ja) | 座椅子 | |
TWM473759U (zh) | 椅具 | |
JP3190962U (ja) | 座椅子 | |
KR101797704B1 (ko) | 스쿼트 운동기구를 가지는 의자 | |
KR20170050967A (ko) | 휠체어 | |
JP3080291U (ja) | お尻が痛くならない椅子・ソファ | |
KR200295450Y1 (ko) | 피씨방용 안락의자 | |
JP2005198978A (ja) | マッサージ器 | |
JP3110667U (ja) | 家庭用倒立機 |