JP6378163B2 - 自転車のサドル - Google Patents

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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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    • B62J1/00Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
    • B62J1/007Saddles with specific anatomical adaptations

Description

本発見は、請求項1の概括部分に述べる、自転車のサドルに関する。具体的には、本発見によるサドルは、同一出願人によるイタリア特許出願第V12004A000204号(公告WO2006/015731に相当)に記載されているサドルの改良を構成している。
最新の技術に関する限り、我々は、上記公告で引用されている文献と殆ど同じ文献に注目している。いずれにせよ、引用された公告による発見が解決しようとしている問題を要約すると、これは、基本的に、今までに市販されている自転車のサドルのユーザーに生じる会陰構造の血管圧迫を回避するということに関している。具体的には、自転車を使用すればするほど、陰茎の感覚が一時的に麻痺し、場合によっては永久的に麻痺することを、多くの医学的調査研究が示している。これらの研究は、これらの影響の主たる原因を、サドルの長くて細い先端に帰すものとしている。更に、陰茎への血流を保護するための最も重要な因子は、サドルのクッションの量ではなく、その長さであり、この特性次第で、恥骨弓上の陰茎の静脈及び深部動脈の圧迫の際の骨盤底構造の圧迫を防ぐことができると実証することができた。その当時知られていたサドルは、女性のユーザーにも重大な問題を引き起こしかねず、具体的には、生殖器官が圧挫する恐れがあることにも注目されたい。
上に引用した公告によるサドルは、その特殊な構成のおかげで、先に概説した問題を解決しており、主な注目点は、会陰の血管構造の圧迫を防ぐ適切な形状の中央チャネルが存在していることである。その特殊な構成のおかげで、サドルは、ユーザーが、臀筋、坐骨粗面、及び坐骨恥骨枝だけでその表面に着座するように作られている。更に、前記サドルは、ペダルを漕いでいる間に、薄筋及び内転筋が擦れないような側面構成を有している。更に、上記サドルは、典型的な鷲鼻状の先端を有しており、外部生殖器も圧迫を受けることはない。
その様なサドルは、上記目的を実現するには非常に効果的であるが、中央チャネルが比較的大きいことによる欠点もある。実際には、このチャネルが在るために、ユーザーの様々な器官が、特に低温の条件では、悪天候に曝されるので、問題を起こし易い。更に、濡れた路面の上で自転車を使用する場合は、着衣が疑いなく水を吸うことになるため、サドルと接触するユーザーの様々な器官も相当に冷え易くなる。競技を行うユーザー、及び何時間も止まらずに自転車に乗らなければならないユーザーの場合、これは、特に気持ちが悪く不快である。
本発見の目的は、上で引用した文献によるサドルによって提供されているのと同じ、ユーザーに対する利点を有していると同時に、悪天候の条件でサドルを使用することに関連する上記欠点を有していないサドルを作ることである。
これは、本発見によれば、請求項1の特徴記述部分に従って成形することによって実現することができる。
実際には、本発見によれば、サドルの中央部に配置されている中央チャネルは、その底部が薄壁で閉じられており、好都合なことに、前記下側の閉じている面の終端部には小さ
い開口が設けられていて、サドルの使用中に、前記閉じている壁の下に画定されている空洞に溜まる様々な塵及び液体を外に出し易いようになっている。
本発見によるサドルの全体斜視図を示している。 本発見によるサドルを構成する要素の分解図を示している。 本発見によるサドルの長手方向垂直断面図を示している。 本発見によるサドルの上面図を示している。 本発見によるサドルの底面図を示している。 サドルの支持フォークを取り付けるための2つの小さなプレートの図と、前記支持フォークの斜視図を示している。 本発見によるレース用サドルの長手方向断面と、尾骨の側方解剖図を示している。 ユーザーがサドルに着座しているときに、坐骨恥骨枝がクッションに掛ける圧迫を示している。 本発見によるレジャー用のサドルの長手方向断面と、尾骨の側方解剖図を示している。 ユーザーがサドルに着座しているときに、坐骨粗面と坐骨恥骨枝がクッションに掛ける圧迫を示している。 本発見によるサドルの上に尾骨が乗っている状態の正面図を示しており、而して、恥骨弓と、本発見によるサドルの中央チャネルとの間に陰茎本体を収容するための空間と、ヒトの身体の四象限の安定した位置を強調表示している。 本発見によるサドルの表面上に収容されている骨盤底構造、坐骨粗面、坐骨恥骨枝、及び臀筋の構造の水平方向解剖図を示している。 本発明によるサドルの上に尾骨が乗っている状態の斜視図を示しており、臀部の自由関節運動、並びに、恥骨弓と本発見によるサドルとの間に配置されている陰茎本体と睾丸との自由関節運動を容易に見ることができる。 本発見によるサドルと、本発見によるサドルの後部に収容されている尾骨及び臀筋の解剖図の後面図を示している。 本発見によるレジャー用のサドルの平面図を示している。 本発見による、サイクリング愛好家用及びレース用のサドルの平面図を示している。 本発見によるレース用サドル、及び長手方向中央チャネルの前部を更に拡げる詳細を示している。 炭素又は同様材で作られた本体と、本発見によるサドルの支持フォークの長手方向断面を示している。 本発見によるサドルの、炭素又は同様材で作られた本体の後面図を示している。
本発見の上記及びその他の特徴について、幾つかの具体的な実施形態を参照しながら、詳しく図示し説明するが、これら実施形態は、本発明に限定を課すものではない。
本発見によるサドルは、レース用自転車及びレジャー用自転車に使用するために設計されており、レース用自転車の場合は、限定するわけではないが、長さが27cm、後部幅が約13−14cmであり、レジャー用自転車の場合は、長さが20cm、後部幅が約18−22cmである。
図1で分かるように、本発見によるサドルは、長手方向に対称な2つの同一の部分1、1’を有しており、中間帯域の前部には長い中央チャネル20が設けられ、チャネルは、底部が壁24によって閉じられており、深さは、クッションが配置されている本体の表面
に対して約1cmであり、それをレース用サドルのクッションの厚さに加えると、2cm(限定するわけではない)になり、レジャー用サドルでは2.8cmになる(限定するわけではない)ので、ユーザーが本発見によるサドルに着座しているとき、会陰及び生殖器の底の血管及び構造を収容できるだけのハウジングができる。前部では、サドルの先端が鷲鼻状に、30°−45°−75°で下向きに傾斜しており、好都合に、底壁24の終結部には小さな開口25が設けられ、使用中に溜まる様々な塵及び液体をチャネルから出し易いようになっている。これらの同一部分は、それぞれ後部2、2’を有しており、後部同士を結合すると、好都合に、レース用自転車の場合は幅が13−14cmとなり、レジャー用自転車の場合は幅が18−22cmとなる。2つの部分2、2’は、窪み形状区画21によって相互に接合されている。特に図2でよく分かるように、この後部は、約10から20度の角度で上向きに傾斜している。図面に参照番号2”、2”’で示されている、部分2と2’の中央の窪み21に近接する部分は、実質的に平坦で、全体寸法が約7cmであり、その後、それらの部分は、垂直面に対して下向きに、約45°から60°に変化する角度で急に傾斜し、側方部2’(4)、 2’(5)で終端している。
後の解剖図で明白になるが、図11で分かるように、平坦な部分2”、2”’は、臀筋と坐骨粗面を支持する働きをし、逆に、臀筋だけが、傾斜部分2(IV)、2(V)の上に載る。
図1だけでなく図3でも分かるように、中間後部区域では、部分2、2’は、基本的に鳩尾形状をした入口3のように作られ、その端部5’ 5”(図3)は約2.5−3cm
離れており(限定するわけではない)、半円形の前端部5で終結している。実際、窪み21は、この前端部から始まっており、先に見たように、窪みは、2つの部分2、2’の接続要素として働いている。その様な窪みは、約4−6cmの間で変化する長さと、約1.5cmの深さを有している。窪みの存在は、特に著しい凹凸がある路面上を走行する場合に、尾骨がサドル表面に接触しないようにするのに欠かせない。
尾骨がサドル表面に接触するのを防ぐことは、特に、長期に亘るトレーニング又はレース競技で自転車を使用する人にとって、接触すれば脊椎に不快な痛みを引き起こす可能性のある微小外傷から守ることを意味する。
後部2”、2”’は、僅かな傾斜によって、前部7”、7”’に接合されている。この傾斜部で、サドルは、7cm(限定するわけではない)の全幅を有している。
前部7”、7”’は、レース用サドルでは約5°の角度(限定するわけではない)、レジャー用サドルでは約10°−20°の角度(限定するわけではない)で上向きに傾斜しており、而して、点8、8’で互いに約4−4.5cmの距離になるまで、互いに実質的に近づくようになっている。これらの区域では、サドルの側部は垂直横方向下向きに傾斜し、角は、大腿部の皮膚に不快感を与えないようにするため、適切に丸くなっている。
坐骨粗面と坐骨恥骨枝は、サドルのこれらの前部の上に載っており、前記坐骨粗面と坐骨恥骨枝は、ユーザーが本発見によるサドルに着座しているとき、ヒトの身体の集中荷重が全長に亘って均一に分布される支持表面を見出す。
更に、前部7”、7”’に点8、8’ で載っている坐骨恥骨枝は、ユーザーが手を自
転車のハンドルバーに置いているとき、ヒトの身体の胸部の重量の一部を支える働きをする。
最後に、骨盤のシートが終わるサドル8、8’の前端部には、図2でよく分かるように、レース用サドルの場合は30°−45°の角度(限定するわけではない)で、レジャー用サドルの場合は75°の角度(限定するわけではない)で、鷲鼻のように下向きに傾斜
している部分9、9’がある。サドルの前端で、2つの部分9、9’は、接合して直径約4−3.5cmの実質的に半円形を形成し、部分1と1’を前部で接合された状態に保っている。
部分9、9’のこの様な急激な傾斜(図9、10参照)は、男性ユーザーの場合は睾丸、女性ユーザーの場合は陰核の、サドル使用中の圧挫を防いで、先に引用した泌尿器学の試験に沿ったものになっている。
これのみならず、陰茎本体、静脈及び深部背側動脈の圧迫も防ぎ、而して正常な血流を維持する。
レース用サドルでは30°−45°(限定するわけではない)で下向きに傾斜している部分9、9’は、ラストスパート又はタイムトライアル中に骨盤を前方に傾けるときに、競技ユーザーには有用で、臀筋への支持が最小になり、而して肛門及び前立腺に掛かる圧迫を防ぐことができる。
図3を観察すると分かるように、サドルは、特有の先細になった攻撃的な形を有している。この先細の形は、特にプロのユーザーを満足させることができ、トレーニング中及びレース中にペダルを漕いでいるときに、不快感又は痛みを何ら感じさせない。特に、中央チャネル20を見ると、その後端部は、直径が約3cmから5cmに変化する半円形になっている。
更に前方へ進むと、チャネル20は、約2.5cmに狭まり、前部で、この場合も実質的に半円形の形状を有する区域で終わっている。
チャネルの最も幅が広がっている後部分では、肛門、科学的試験で直径が約2.5cmと算出された前立腺(勿論男性ユーザーの場合)、並びに生殖器動脈、静脈及び背部動脈を快適に収容することができ、陰茎の本体及び睾丸は、部分9、9’に載ることになる。女性ユーザーの場合、中央チャネル20が十分に広く深いので、膣は何らの圧力も受けず、一定の空気の流れが維持され、これは、膣内菌相を構成する微生物の間の複雑な相互作用を維持するために重要であり、同時に、前庭、内陰唇及び外陰唇及び陰核は、サドルの点8、8’に載ることになる。チャネル20は、既に行われた泌尿器学的研究で提供された、先に引用した事項を完全に満たしており、実際、本発見によるサドルについて、体重が45から70kgで、年齢が18から30歳の29人の健康な若いサイクリストが、最初は単に本発見によるサドルに15分間着座し、その後、同じサドル上でペダルを15分間漕ぎ、サイクリストの陰茎の腺上に配置したClark電極によって会陰構造の血流を測定
するという科学的な泌尿器学的試験を行った。
取得したデータを、泌尿器学者Schwarzerによる最近の科学的試験のデータと比較した
ところ、本発見によるサドルが、その研究で最良の結果をもたらしたサドルよりも統計的に良好なことが例証され、而して、着座したとき及びペダルを漕いでいるときに、会陰血管構造の血流が規則的であることが例証された。
これに関し、本発見によるサドルを使用すると、男性のユーザーは、肛門、及び陰茎の全ての皮膚表面に摩擦が生じないので、皮疹又は皮膚炎を回避できることに注目して頂きたい。更に、睾丸は、十分に通気され、従って、精液生成の正常な作用に最適な温度である37℃より低い温度が保たれる。
レース用サドルの中間部(図3参照)、それぞれ点16、16”と、16’、16”’によって概略画定されている部分で、サドルは、坐骨粗面と坐骨恥骨枝を、それらの内側部分に載せることのできる限界幅を有することにも注目して頂きたい。
半腱様筋肉、大腿骨の二頭筋、薄筋、及び会陰神経と下側臀部神経の接合部が全く圧迫されず、従って、規則的な血液循環と、その結果としてのペダル漕ぎ動作中の筋肉繊維の酸素供給を維持するためには、この様にするのが重要である。
更に、図1−2(本発見によるサドルの主要構成要素の分解図)では、主に革で覆われるクッション、ナイロンに或る百分率の炭素又は他のプラスチック材料を加えて作られた支承体、及び鋼管で作られた支持フォーク、を見ることができる。
図2は、本発見によるサドルを特徴付ける特別な人間工学的形状を見ることができる垂直長手方向断面図である。
限定するわけではないが、前部では厚さ1−1.5cmで後部では厚さ2−5mmの、上に重なっているクッション11(図2)は、好都合に、2要素のエラストマーポリウレタン、圧縮又は発泡ポリウレタン、スチロール−ブチレン−スチロール、又は発泡加硫ゴム、又は本発見のサドルの要件に適した他のプラスチック材料で作られており、これらの材料は、本発見によるサドルの製品範囲を構成する様々なモデルに適切に用いられる。クッションを構成するこれらの材料は、ユーザーが本発見によるサドルに着座しているときに、ユーザーの人体の負荷に絶えることができ、而して、坐骨粗面と坐骨恥骨枝が下にある支承体に接触するのを防いでいる。
下にある支承体は、限定するわけではないが、厚さ約2−3mmで、臀筋と、坐骨粗面の一部とを後部に収容し、前部には坐骨恥骨枝を収容する人間工学的な機能を有するように構成されており、この最小の支持表面によって、ユーザーの人体の体重が、会陰底及び筋肉接合部の傷付き易い部分が傷付き又は圧挫する危害をユーザーが被ること無く、サドル上に均一に分布されるように設計されている。
基本的に、本発見によるサドルは、サイクリング愛好家の要件、及びプロのサイクリストの要件の両方を満たす小型自転車用シートである。
支持フォーク13は、適したシート上の本体に、前方15では適したポケットで、後部30では、本体上に事前に作られている支持部で固定されている。図4では、点30におけるフォークの位置決めと固定は、平面図で見て2つのプリズム形状隆起体の上に載っている、スクリュー用の穴が予め設けられプレート23で一体に接合された(図6)2枚のプレート22、22’ (図5)を挟み込んで自己タッピングスクリューで固定すること
によって構成されており、更に、幅が約6mmで厚さが約3.5mmの周辺条片18が設けられ、その上に、本発見によるサドルの皮製カバーという最終部品が糊付けされ、ステープルで留められる。
支持フォーク13(図5)は、ステンレス鋼、アルミニウム、チタン、又は強く同時に軽い何らかの他の材料で作られた単一管を、後部は閉じ、約4cm上に向いており、上部が幅約10cmで、そして本発見によるサドルの本体の下側表面の形状に沿うように成形されている。
このフォークにしっかりと固定されたサドルは、自転車の支持部分に固定され、ユーザーがペダル漕ぎ動作を行っている間、体重が本発見によるサドルの部分1と1’に交互に掛かるときにも、常に安定した状態に留まっている。
以下に、適した図面によって、本発見によるレース用サドル及びレジャー用サドルの本体表面の異なる人間工学的な形について考えよう。
図6は、レース用サドル上に解剖学的尾骨が約45°のペダルを漕ぐ姿勢で配置されている状態の断面を示している。図6−2では、人体の体重によって、坐骨恥骨枝がサドルのクッションを圧迫しており、本体の前面は、僅か5°(限定するわけではない)だけ上
方向に向き、この姿勢では下方向に動いている坐骨恥骨枝を収容しており、一方、サドルの先端は、約30°又は45°(限定するわけではない)下向きになって、プロのユーザーが、ラストスパート又はタイムトライアル中に臀筋を載せられるようにしており、10°−20°(限定するわけではない)上方向に向いた後部に臀筋が収容されている状態を見ることができる。
図7は、レジャー用サドル上に解剖学的尾骨が約60°のペダルを漕ぐ姿勢で配置されている状態の断面を示している。図7−2では、人体の体重によって、坐骨粗面と坐骨恥骨枝がサドルのクッションを圧迫しており、サドルの前面は、10°−20°(限定するわけではない)だけ上方向に向き、このレジャーペダル漕ぎ姿勢では上に向いてている坐骨恥骨枝を収容しており、一方、先端は、75°だけ下方向に向いており、10°−20°(限定するわけではない)上方向に向い後部に、臀筋が収容されている状態を見ることができる。
図8は、本発見によるサドルと、サドル表面の上に乗っている解剖学的尾骨の正面図を示しており、四象限の左上q1、右上q2、左下q3、右下q4は、どの様なペダル漕ぎ動作の間も、激しくても過剰であっても、その間は、先に述べた支持フォークによって、常にサドルと正しい軸で安定した状態に留まっており、下肢及び他の生体機能の全ての筋肉が、一様に相互作用できるようになっている。
図9は、会陰底構造、坐骨粗面、坐骨恥骨枝、臀筋、及び生殖器の解剖学的構造と、サドル表面上のそれらの位置を強調表示したものであり、チャネル20は、圧迫を加えること無く、男性の場合は、尾骨、肛門、外陰部動脈、前立腺、陰茎本体、陰茎の動脈及び深部背側静脈、陰茎皮、及び睾丸を収容しており、一方、女性の場合は、膣、内陰唇及び外陰唇、及び陰核を収容している。
この様に、陰茎への血流は、ユーザーのペダル漕ぎ動作中、完全な状態に保たれる。
図9の符号について以下に示す。
a)本発見によるサドルの周辺
b)臀筋
c)尾骨
d)肛門
e)外陰部の動脈
f)前立腺本体
g)陰茎本体
h)陰茎の動脈及び深部背側静脈
i)皮膚
l)睾丸
m)坐骨粗面
n)坐骨恥骨枝
図10は、本発見による、サドルの表面上に配置された尾骨の解剖学的構造の斜視図を示しており、陰茎本体と睾丸が占有している空間には、点8、8’において、及びレース用サドルでは(限定するわけではないが)30°−45°の角度で、レジャー用サドルでは(限定するわけではないが)75°の角度で鷲鼻の様に下に向かっている部分9、9’において、何ら邪魔なものが無いということを強調表示している。
図11は、本発見によるサドルと、本発見によるサドルの表面上に位置している臀筋、尾骨、及び仙骨の解剖学的構造の後面図を示しており、尾骨は、窪み21(図1)が在るために、サドルの表面から全く離れており、臀筋は、約45°−60°の角度で下向きに傾斜しているサドルの側面上に人間工学的に載っていることに注目されたい。フォークの
2つの取付プレート22、22’を接続するプレート23は、本発見によるサドルを商品化する会社の商標名を表示するのに用いるべきものである。
図12は、本発明によるレジャー用サドルの平面図を示しており、(限定するわけではないが)長さは20−22cmで、(限定するわけではないが)後部は幅が約18−20cmで、中央チャネル20は、後部の幅が約4−5cmで、前部の幅が約2.5−3cmであり、底壁24と開口25が設けられている。
図13は、本発見によるサイクリング愛好家用のサドルの平面図を示しており、後部は(限定するわけではないが)幅14cmで、(限定するわけではないが)3.5−4.5幅の前部で終わっており、中央チャネル20(図1)と、開口25が設けられている底壁24は、後部は幅が約3.5cm、前部は幅が約2.5cmで、長さは、男性用は27cm、女性用は25cmである。
図14は、本発見によるレース用サドルの平面図を示しており、後部は(限定するわけではないが)幅13cmで、長さは(限定するわけではないが)27cmで、更に、点8、8’の位置における構造詳細の断面を示しており(図1)、この点では、内側側面は、底から上向きに30°で開いているので、この位置では、中央チャネル20(図1)が、上部部分で約3cmにまで広がっている。
この様にするのは、トレーニング及び競技レースの間、ほぼ常時、骨盤を下向きに保つプロのサイクリストには重要であり、点8、8’がこの様に作られている(図1)サドルであれば、陰茎本体を申し分無く人間工学的に収容し、而してその動脈及び深部背側静脈の圧迫を回避することができる。
できるだけ軽くというレース用自転車のサドルに対する本質的且つ益々強くなる要求を満たすために、図15は、炭素材料だけで作られた本体の長手方向断面を示している。
サドルを更に軽くするために、本発見によるサドルを装着するための、支持フォーク13の上向きに突き出ている後部は、取り除かれ、サドル本体と一体の部分を形成する2つの要素31に置き替えられており(図16参照)、この2つの要素は、フォークの後部に載るまで下がり、その点で閉じた形となり、そして、この2つの要素は、2つの超軽量金属製の自己タッピングスクリューによって保持されている適したプレートによって、下にある部分が挟まれた状態で固定されている。
1 同一部分
20 中央チャネル

Claims (10)

  1. 本体と、クッション(11)と、長手方向に対称な2つの同一部分(1、1’)と、を備えていて中間区域の前部に長い中央チャネル(20)のある自転車のサドルであって、
    前記2つの同一部分(1、1’)が、次の構成要素部分、即ち、
    窪み(21)によって一体に接合されている2つの後部(2、2’)であって、前記後部(2、2’)の後部分を上向きに傾斜させ、前記後部(2、2’)の前記窪み(21)に最も近接する部分(2”、2”’)が実質的に平坦で、それから側面(2IV、2V)を垂線に対し約45°−60°で下げており、それらの中間後部区域で前記後部分(2、2’)は入り江(3)の様な構成になっていて、前記入り江(3)は実質的に前記窪み(21)の後部から始まる形状であり、前記窪み(21)は、前記2つの後部(2、2’)を接合する要素の役目を果たしていて、約4乃至6cmの長さを有し深さ約1.5cmである、2つの後部(2、2’)と、
    緩やかな傾斜を通じて前記後部(2、2’)で一体となっている前記サドルの細くなった2つの前部分(7”、7”’)であって、前記前部分(7”、7”’)は上向きに傾斜してゆき、実質的に互い(8、8’)に向かってそれらが約3.5乃至4cmに離間されるまで近づいてゆくように意図されており、前記前部分(7”、7”’)の約3.5乃至4cmに離間されるまで近づいていく区域(8、8’)では前記サドルは前記側面を垂直に下向きに下げ、2つの前端部分(9、9’)を鷲のくちばしの様に下向きに傾斜させ、前記サドルの前端部で前記2つの前端部分が直径約3.5乃至4cmの実質的に半円の形状に接合しており、前記中央チャネル(20)は、前記窪み(21)内の最遠端から始まって、その内側部分に、レジャー用サドルについては約4乃至5cmの直径、熱心なサイクリスト用サドルについては約3.5cmの直径、及びレース用サドルについては約3cmの直径の半円の形状をした幅広区域と前記区域(8、8’)に向かって前記サドルの先端の前記前端部分まで続く約2.5cmの幅狭部分を有している、2つの前部分(7”、7”’)と、を有している、自転車のサドルにおいて、前記中央チャネル(20)は底部を薄壁(24)によって閉じられ、前記中央チャネル(20)は前記サドルの前記クッションを載置させている前記本体の表面に対して約1センチメートルの深さを有しており、
    前記中央チャネル(20)の前記底部を閉じるための前記薄壁(24)は、その先端部が下方に向けて傾斜しており、様々な塵及び液体が上記中央チャネルから出てゆき易くなるようにする小開口(25)を前記先端部に有している、ということを特徴とする自転車のサドル。
  2. 前記サドルは剛性のある下側の本体へ及び前記本体に固定された二股支持体へ固定されている軟質の上側のクッションを備えており、前記クッションは前記後部(2、2’)に厚さを有し、前記厚さは前記前部分(7”、7”’)で漸進的に増加し、前記厚さは前記区域(8、8’)から漸進的に減少してゆき、やがては前記前端部分(9、9’)で約3mmの厚さに達している、ということを特徴とする請求項1に記載のサドル。
  3. 前記サドルの前記クッションは、軟質の圧縮又は発泡ポリウレタン、或いは発泡二成分ポリウレタンエラストマー、或いはスチロール−ブチレン−スチロール、或いは発泡加硫ゴムから成り、これらは、使用者が本知見による前記サドルに着座したときに、坐骨結節及び坐骨恥骨枝の重量を支えそれらを下方の前記本体の前記表面に触れさせないようにする材料である、ということを特徴とする請求項2に記載のサドル。
  4. 前記サドルは本体を有し、前記本体の上には、ナイロンプラスチック材料に炭素を付加したもの、又は炭素、或いはこの型式の本体に適した他のプラスチック材料から成るクッションが固定されており、前記本体は下面の前記後部の中央に、二股支持体(13)を中心に配列して載置させる座を備えた2つのプリズム形状の突起を有しており、そうして前記2つの突起の上方には同じ材料の2つの小さな板(22、22’)が前記二股支持体を前記本体に固定した状態に保つよう適した自己タッピングねじを用いて挟み込み式に固定されており、一方、幅が約6mmで厚さが全体で約3.5mmのリッジ(18)が外周に沿って走り、その上方には前記サドルを覆うための革が糊付けされステープルで留められることになっており、前記本体の形状は、臀筋、坐骨結節、及び坐骨恥骨枝の解剖学的形状をなぞるように設計され、それら解剖学的形状全体を前記サドルの前記表面の上に均一に分散させることができ、人体の重量を前記サドルへ均等に分散し、而して何時間ものトレーニング又は競技レースの後でさえ何らの圧挫も回避されるようにしており、前記本体は、更に、側方的にも脚の筋肉の幾何学形状をなぞっていて、而して下肢への厄介な障害を生じさせかねない薄筋及び内転筋の擦れが回避されるようにしている、ということを特徴とする請求項1に記載のサドル。
  5. 前記中央チャネル(20)が、会陰の諸構造への脈管血流が保護されることを可能にしているということ、本体及びひいては前記サドルの前記クッションもまた同様に前記二股支持体(13)へ堅く固定されており、而して坐骨結節及び坐骨恥骨枝を安定して載せられるようにしているということ、を特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のサドル。
  6. 前記前端部分(9、9’)は、鷲のくちばしの様に下向きに下がり半円形の形状に一体に接合して前記サドルの前記同一部分(1、1’)を前部で一体に接合された状態に保っており、前記サドルの前記表面の座は前記前部分(7”、7”’)の前記区域(8、8’)に終端しており、よって男性使用者では睾丸及び女性使用者では陰核が何らの押しつぶしも被らないようになっている、ということを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のサドル。
  7. 使用者が手をハンドルバーに載せているとき、坐骨の恥骨枝は、前記区域(8、8’)で前記前部分(7”、7”’)の上方に収容され、前記使用者の上体の重量の大部分を支えており、前記窪み(21)は、特に前記使用者が起伏のある路面に沿って乗車している場合に尾骨を前記サドルの前記表面に触れさせないようにしている、ということを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のサドル。
  8. 特にトレーニングを行って競技レースに参加するプロのためのレース用の型式の前記サドルにおいて、前記区域(8、8’)では、前記内側部分が前記底部から頂部に向かって30°で開口し、その結果、これらの点では前記中央チャネル(20)の幅が約3cm増加しており、而して、プロである使用者はトレーニング中及び競技レース中は殆ど常に体幹部が下方に面する状態を保って恥骨弓を前記サドルの前記表面に向かせひいては陰茎体を前記区域(8)に配置させているものであり、この特定の対策に係り前記使用者はより広い人間工学的収容部を見出し、而してその動脈及び深部体幹部静脈の圧迫を回避することができる、ということを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載のサドル。
  9. レース用の型式の前記サドルにおいて、前記サドルは、上向きに約5°傾斜している前記前部分(7”、7”’)を備えた本体を有しており、よってプロである使用者が前記サドルに着座したとき、坐骨の恥骨枝は前記使用者の体幹部の姿勢のおかげで下がる、ということを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載のサドル。
  10. レジャー用の型式の前記サドルにおいて、前記サドルは、上向きに約10°から約20°傾斜している前記前部分(7”、7”’)を備えた本体を有しており、よって使用者が前記サドルに着座したとき、坐骨の恥骨枝は前記使用者の身体の体幹部の直立姿勢のおかげで上がる、ということを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載のサドル。
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