JP2016052765A - 画像形成装置、それを備えたシステム、そのシステムを構成する端末装置、及び、画像形成装置の制限情報の表示方法 - Google Patents

画像形成装置、それを備えたシステム、そのシステムを構成する端末装置、及び、画像形成装置の制限情報の表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの使用が制限されている場合に、制限内容が分かる情報を表示可能な画像形成装置、それを備えたシステム、そのシステムを構成する端末装置、及び情報の表示方法を提供する。【解決手段】画像形成装置100は、ユーザ毎に複数の制限条件を設定することができ、ユーザ毎に設定された制限条件を記憶するHDD108と、ユーザによる指示の入力を受付けるタッチパネル124と、ユーザによる指示に応じて、ユーザに対する制限条件がHDD108に記憶されているか否かを判定するCPU102と、制限条件が記憶されていると判定されたことを受けて、制限条件に対応する制限の内容を表す制限情報を表示する表示パネル122とを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、ログインユーザの使用を制限することができる画像形成装置に関し、特に、ユーザの使用が制限されている場合に、その制限内容が分かる制限情報を表示することができる画像形成装置、それを備えたシステム、そのシステムを構成する端末装置、及び、画像形成装置の制限情報の表示方法に関する。
電子機器である画像処理装置の1種として、多くの事業所(会社、事務所等)に、記録用紙に画像を形成する画像形成装置(代表的にはコピー機)が導入されている。このような画像形成装置の1種である複合機(MFP:Multifunction Peripheral)は、コピーモード、ファクシミリモード、通信ネットワーク(以下、単にネットワークともいう)対応のプリンタモード、及びスキャナモードのように、複数の機能を備える。画像形成装置は、ネットワークに接続され、又は、ネットワークに接続されずにスタンドアローンの状態で、複数のユーザにより共用される。
近年、費用軽減のために、ユーザが使用する機能を制限することができる画像形成装置が知られている。例えば、カラー印刷が可能な画像形成装置において、ユーザに応じて、モノクロ印刷のみに制限する、又は、印刷に使用された記録紙の枚数を制限する等、種々の制限を設定することができる。
下記特許文献1には、印刷枚数を設定できる機能を有する画像形成装置が開示されている。この画像形成装置は、指定された文書の画像を印刷した場合に、使用される用紙の合計枚数を算出し、合計枚数に積算枚数を加算した値が印刷制限枚数を超えるか否かを判定し、印刷制限枚数を超えていれば、印刷許可条件を表示する。例えば、印刷許可条件として、集約印刷、両面印刷等が表示される。これにより、ユーザは、印刷制限枚数を超えていても、印刷制限を回避し、印刷を実行することが容易になる。
特開2012−145707号公報
しかし、1人のユーザに対して複数種類の使用制限を設定することができる画像形成装置において、ユーザがログインして印刷条件を設定し、印刷の実行を指示したときに、印刷が制限されることが表示される場合、どのような制限のために、使用が制限されているのか不明である。例えば、ユーザ全員が制限されているのか、そのユーザの使用枚数が制限を超えたために制限されているのか、カラー印刷のみ制限されているのか、印刷の種類(カラー又はモノクロ印刷)によらず制限されているのか等、その画像形成装置が制限可能な全ての可能性が考えられる。そのため、管理者への問合せが増える問題がある。また、制限解除のためには申請書を提出する必要がある場合、解除内容を間違って申請してしまい、管理者が適切に対応できない問題がある。申請書の再提出が必要となれば、さらに煩雑である。
この問題は、特許文献1に開示された技術によっては、解決することはできない。
したがって、本発明は、ログインユーザの使用を制限することができる画像形成装置において、ユーザの使用が制限されている場合に、その制限内容が分かる制限情報を表示することができる画像形成装置、それを備えたシステム、そのシステムを構成する端末装置、及び、画像形成装置の制限情報の表示方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の局面に係る画像形成装置は、ユーザ認証機能を有し、ユーザ認証をパスしたユーザによる使用を制限し得る。この画像形成装置は、ユーザ毎に設定された、画像形成装置の使用を制限するための制限条件を記憶する記憶部と、ユーザによる指示の入力を受付ける入力部と、入力部がユーザによる指示を受付けたことを受けて、当該ユーザに対する制限条件が記憶部により記憶されているか否かを判定する判定部と、判定部が、制限条件が記憶されていると判定したことを受けて、記憶されていると判定された制限条件に対応する制限の内容を表す制限情報を表示する表示部とを含む。記憶部は、ユーザ毎に複数の制限条件を記憶し得る。
これにより、ログインユーザが画像形成装置の使用を制限されている場合、その制限を示す情報を表示することができるので、ユーザは、制限の理由を容易に知ることができ、制限解除のために適切な処理を行なうことができる。
好ましくは、制限条件は、画像形成装置による印刷の種類を特定する種類特定情報を含み、判定部は、制限条件が、種類特定情報に加えて、印刷枚数を制限する情報を含むか否かに応じて、制限情報を異なる態様で表示する。
これにより、ユーザは、印刷の種類(例えばカラー印刷又は白黒印刷)が制限されているのか、印刷枚数が制限されているのかを容易に知ることができる。
より好ましくは、画像形成装置は、ユーザ毎に、種類特定情報により特定される印刷が指示されたことにより印刷された記録紙の枚数の累積値を算出する累積値算出部をさらに含む。入力部が指示を受付けたユーザに対応する制限条件は、印刷枚数の上限値を含む。表示部は、上限値から、入力部が指示を受付けたユーザに対応する累積値を減算して得られる値を、制限情報として表示する。
これにより、ユーザは、印刷可能な枚数を、印刷の実行を指示する前に予め知ることができるので、印刷を実行するか中止するかを容易に決定することができる。
さらに好ましくは、画像形成装置は、セットされた原稿の枚数を算出する原稿枚数算出部と、入力部が、原稿をコピーするジョブを実行する指示を受付けたことを受けて、原稿枚数算出部により算出された原稿枚数及びジョブの設定内容から、ジョブが実行された場合の累積値の予測値を算出する予測累積値算出部とをさらに含む。表示部は、上限値から予測値を減算して得られる値を、制限情報として表示する。
これにより、ユーザは、原稿のコピージョブを実行する前に、コピー処理の途中で制限枚数に達してしまうか否かを事前に知ることができる。したがって、集約印刷又は両面印刷等を設定して、コピー処理が制限により中断することを回避することができる。
本発明の第2の局面に係るシステムは、画像形成装置と、ユーザ認証機能を有するサーバコンピュータとを含む。画像形成装置は、ユーザIDの入力を受付ける入力部と、入力されたユーザIDをサーバコンピュータに送信し、サーバコンピュータからユーザIDに対応する情報を受信する通信部とを含む。サーバコンピュータは、ユーザID毎に、画像形成装置の使用を制限するための制限条件を記憶する記憶部と、画像形成装置から送信されたユーザIDを受信し、当該ユーザIDに対応して記憶されている制限条件を画像形成装置に送信する制限条件送信部とを含む。画像形成装置は、通信部により制限条件が受信されたか否かを判定する判定部と、判定部が、制限条件が受信されたと判定したことを受けて、受信されたと判定された制限条件に対応する制限の内容を表す制限情報を表示する表示部とをさらに含む。記憶部は、ユーザ毎に複数の制限条件を記憶し得る。
これにより、ログインユーザが画像形成装置の使用を制限されている場合、その制限を示す情報を表示することができるので、ユーザは、制限の理由を容易に知ることができ、制限解除のために適切な処理を行なうことができる。
本発明の第3の局面に係るサーバコンピュータは、ユーザ認証をパスしたユーザによる画像形成装置の使用を制限し得る。このサーバコンピュータは、画像形成装置からユーザIDを受信する受信部と、ユーザID毎に、画像形成装置の使用を制限するための制限条件を記憶する記憶部と、画像形成装置から受信したユーザIDに対応する制限条件が記憶部に記憶されているか否かを判定する判定部と、判定部が、制限条件が記憶されていると判定したことを受けて、記憶されていると判定された制限条件に対応する制限の内容を表す制限情報を、画像形成装置に送信する送信部とを含む。記憶部は、ユーザ毎に複数の制限条件を記憶し得る。
これにより、ログインユーザが画像形成装置の使用を制限されている場合、その制限を示す情報を、画像形成装置に表示させることができるので、ユーザは、制限の理由を容易に知ることができ、制限解除のために適切な処理を行なうことができる。
本発明の第4の局面に係る端末装置は、ユーザ毎にプリント機能に関して複数の制限が設定され得る画像形成装置に対してプリントを指示する。この端末装置は、ユーザによる指示の入力を受付ける入力部と、入力部によりプリントが指示されたことを受けて、プリントの設定画面を表示する表示部と、入力部によりプリントが指示されたことを受けて、ユーザのユーザID及びプリントの設定を、画像形成装置に送信する送信部と、画像形成装置から、送信部により送信されたユーザIDに対して設定されているプリント機能の制限の内容を表す制限情報を受信する受信部とを含む。表示部は、受信部により受信された制限情報を、設定画面の上に表示する。
これにより、ログインユーザが画像形成装置のプリント機能の使用を制限されている場合、その制限を示す情報を表示することができるので、ユーザは、制限の理由を容易に知ることができ、制限解除のために適切な処理を行なうことができる。
本発明の第5の局面に係る表示方法は、ユーザ認証をパスしたユーザによる使用を制限し得る画像形成装置において、制限の内容を表す制限情報を表示する方法である。この表示方法は、ユーザ認証を実行するステップと、ユーザ毎に、画像形成装置の使用を制限するための制限条件を設定するステップと、ユーザによる指示の入力を受付けるステップと、ユーザによる指示を受付けたことを受けて、当該ユーザに対して制限条件が設定されているか否かを判定するステップと、制限条件が設定されていると判定されたことを受けて、設定されていると判定された制限条件に対応する制限の内容を表す制限情報を表示するステップとを含む。ユーザ毎に複数の制限条件が設定され得る。
これにより、ログインユーザが画像形成装置の使用を制限されている場合、その制限を示す情報を表示することができるので、ユーザは、制限の理由を容易に知ることができ、制限解除のために適切な処理を行なうことができる。
本発明によれば、ログインユーザが画像形成装置の使用を制限されている場合、その制限を示す情報を表示することができるので、ユーザは、制限の理由を知ることができ、制限解除のために適切な処理を行なうことができる。管理者に制限解除を申請する場合に、間違った申請をすることを回避することができるので、管理者は効率的に対応することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の内部構成を示すブロック図である。 図1に示した画像形成装置の操作部を示す平面図である。 図1に示した画像形成装置の制御部の機能を示すブロック図である。 図1に示した画像形成装置において実行される、ユーザの使用制限を示す情報を表示するプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 画像形成装置を操作できない状態における操作画面の実行キーを示す図である。 画像形成装置を操作可能な状態における操作画面の実行キーを示す図である。 ユーザがカラーコピーを制限されている場合に、操作画面の実行キーの上に制限情報が表示された状態を示す図である。 ユーザがカラーコピーの枚数を制限されており、制限枚数に達している場合に、操作画面の実行キーの上に制限情報が表示された状態を示す図である。 ユーザがカラーコピーの枚数を制限されており、制限枚数に達していない場合に、操作画面の実行キーの上に制限情報が表示された状態を示す図である。 ユーザがカラーコピーの枚数を制限されており、ジョブが実行されると制限枚数を超える場合に、操作画面の実行キーの上に制限情報が表示された状態を示す図である。 ユーザがコピーを制限されている状態において、操作画面の上に制限情報が表示された状態を示す図である。 ユーザがカラーコピーの枚数を制限されており、コピージョブの実行により制限枚数を超える場合に表示される制限情報を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成システムの構成を示すブロック図である。 図13に示した画像形成装置において実行される、制限を示す情報を表示するプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る画像形成システムの構成を示すブロック図である。 図15に示した端末装置において実行される、制限を示す情報を表示するプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 図15に示した画像形成装置において実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 端末装置に表示されるプリント設定画面を示す図である。 あるユーザに関してカラープリントが禁止されている場合に、制限情報が表示されたプリント設定画面を示す図である。 あるユーザに関してカラープリントの印刷枚数が制限されており、制限枚数に達している場合に表示される制限情報を示す図である。 あるユーザに関してカラープリントの印刷枚数が制限されており、プリントジョブが実行されたとしても制限枚数を超えない場合に表示される制限情報を示す図である。 あるユーザに関してカラープリント枚数が制限されており、プリントジョブが実行されると制限枚数を超える場合に表示される制限情報を示す図である。 あるユーザに関してプリントが禁止されている場合に、制限情報が表示されたプリント設定画面を示す図である。
以下の実施の形態では、同一の部品には同一の参照番号を付してある。それらの名称及び機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態に係る画像形成装置100は、例えばコピー機能及びプリンタ機能等を備えるMFPである。図1を参照して、画像形成装置100は、画像形成装置100全体を制御するCPU(Central Processing Unit)102と、プログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)104と、揮発性の記憶装置であるRAM(Random Access Memory)106と、通電が遮断された場合にもデータを保持する不揮発性記憶装置であるHDD(Hard Disk Drive)108とを備えている。ROM104には、画像形成装置100の動作を制御するのに必要なプログラム及びデータが記憶されている。
画像形成装置100はさらに、通信部110、原稿読取部114、画像形成部116、画像処理部118、操作部120、及びバス112を含む。画像形成装置100はさらに、給紙部、記録紙搬送部及び排紙トレイ(何れも図1において図示せず)を含む。
各部は、バス112に接続されており、各部間のデータ(制御情報を含む)交換は、バス112を介して行なわれる。例えば、CPU102は、バス112を介してROM104からプログラムをRAM106上に読出して、RAM106の一部を作業領域としてプログラムを実行する。即ち、CPU102は、ROM104に格納されているプログラムにしたがって画像形成装置100を構成する各部の制御を行ない、画像形成装置100の各機能を実現する。
原稿読取部114は、例えばCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)により、原稿を読取って画像データを生成する。画像データはRAM106に一時的に記憶される。
画像処理部118は、原稿読取部114により生成された画像データに種々の画像処理を実行し、印刷用の画像データを生成する。印刷用の画像データは、RAM106に記憶される。画像形成部116は、RAM106上の画像データに基づいて、記録紙搬送部によって給紙部から搬送される記録紙上への画像形成(印刷)を行なう。
操作部120は、タッチパネルディスプレイであり、液晶パネル等で構成された表示パネル122と、表示パネル122の上に配置され、タッチされた位置を検出するタッチパネル124とを含む。表示パネル122には、画像形成装置100に指示を行なうための画面が表示される。ユーザは、表示パネル122に表示されたキーを、表示パネル122に重ねられたタッチパネル124上の該当部分にタッチすることによって、画像形成装置100の機能設定及び動作指示等を行なうことができる。例えば、ユーザが、原稿のコピーの実行を指示した場合、上記のように原稿読取部114にセットされた原稿がスキャンされて画像データが生成され、その画像データに基づき、給紙部から引出された記録紙に画像が形成される。画像が形成された記録紙は排紙トレイに排出される。
図2を参照して、操作部120の右側領域には、複数のハードキー(ホームキー240、電源キー242、及び節電キー244)と、電源LED246とを備えている。電源キー242は、画像形成装置100の電源をオン、オフするためのキーであり、節電キー244は画像形成装置100を節電モードに設定するためのキーである。電源LED246は、画像形成装置100の電源のオン状態で点灯する。ホームキー240は、表示部164にホーム画面(例えば、選択対象の各モードを示すアイコンが配置された画面)を表示するためのキーである。
表示パネル122に表示された操作画面の最上部には、現在のモード(コピー)及びログアウトするためのキー202が表示されている。キー202には、現在ログインしているユーザ名が表示されている。その下の領域は、機能設定領域200、プレビュー領域210、アクションパネル領域220、タスクトリガー領域230に区分されている。
機能設定領域200には、画像形成装置100の現在のモードにおける各機能に関する設定を行なうための複数のキー(以下、機能設定キーともいう)が表示されている。図2の機能設定領域200には一部の機能設定キーのみが表示されており、表示されていない機能設定キーは、他の機能キーを押せば表示される。プレビュー領域210は、テンキー領域212及びコピー部数の表示領域214を含んでいる。コピー部数は、テンキー領域212に配置されたテンキーによって入力される。
アクションパネル領域220には、操作についての補助、助言及び提案についての情報が表示される。例えば、利用者が特定の機能を選択すると、アクションパネル領域220にはその機能に関連する機能が表示される。
タスクトリガー領域230は、画像形成装置100に処理を開始させるためのトリガーとなるキーが表示される領域である。具体的には、白黒コピーを開始させるための白黒スタートキー232、カラーコピーを開始させるためのカラースタートキー234、コピー、原稿を一旦読込んでプレビューする処理を開始させるためのプレビューキー236、及び、設定を全て解除するリセットキー238が表示されている。
通信部110は、ネットワークに接続され、画像形成装置100がネットワークを介して外部装置と通信するためのインターフェイスである。例えば、NIC(Network Interface Card)である。これにより、画像形成装置100は、外部装置から印刷ジョブを受信し、それに基づき記録紙への画像形成を実行する。
画像形成装置100は、モデムを含み、モデムを介して電話回線に接続されていてもよい。画像形成装置100が電話回線に接続されていれば、ユーザは、原稿のスキャンにより得られた画像データを、電話回線を介してFAX送信することができる。
CPU102、ROM104、RAM106及びHDD108は、図3に示す制御部140として機能する。制御部140は、カウント部142、ユーザ情報管理部144、制限管理部146、及び印刷制御部148を含む。
画像形成装置100はログイン認証の機能を有し、認証をパスしたユーザは、画像形成装置100を操作することができる。ユーザ情報管理部144は、ユーザ認証に使用するためのユーザID及びパスワード等のユーザに関する情報を管理する(記憶、変更及び削除等)。
画像形成装置100は、ユーザに応じて画像形成装置100の使用を制限する機能を有する。制限管理部146は、ユーザ毎に設定されている制限を特定するための情報を管理している。例えば、ユーザIDに対応させて、制限される機能を特定するための情報(以下、制限機能特定情報という)及び制限の程度を表すパラメータ(以下、制限パラメータという)を特定する情報が管理される。例えば、ユーザIDに対応させて、1組以上の{制限機能特定情報,制限パラメータ}が記憶されているとする。以下、{制限機能特定情報,制限パラメータ}を制限条件という。
例えば、カラーコピーが禁止されているユーザに関しては、そのユーザIDと、カラーコピーを示す制限機能特定情報と、“0”とが対応させて記憶されている。この場合、制限パラメータは不要であるが、便宜上、無効な制限パラメータとして“0”が記憶されるとする。カラーコピーの印刷枚数が制限されているユーザに関しては、そのユーザIDと、カラーコピーを示す制限機能特定情報と、許可する枚数の上限値である印刷制限枚数(制限パラメータ)とが対応させて記憶されている。
カウント部142は、各ユーザによる印刷枚数の制限を可能にするために、各ユーザが印刷を実行した記録紙の枚数を計数し、その累積値を算出して記憶する。
印刷制御部148は、上記したように、原稿読取部114、画像形成部116、及び画像処理部118を制御して、記録紙上に画像を形成する。
以下、図4を参照して、画像形成装置100において、ユーザの使用制限を示す情報を表示するプログラムの制御構造に関して説明する。ここでは、コピーモードの基本画面がホーム画面に設定されており、ログイン認証の後、図2に示す画面が表示されるとする。
本プログラムは、画像形成装置100の電源キー242がオンされると起動される。ステップ300において、CPU102は、ユーザ認証を行なうためのログイン画面を操作部120に表示する。具体的には、CPU102は、予めHDD108等に記憶されているログイン画面の画像データを読出し、表示パネル122に表示する。ログイン画面には、例えば、ユーザID及びパスワードを入力するための領域が表示される。
ステップ302において、CPU102は、ユーザによりログイン認証画面が操作され、認証のためのデータが入力されたか否かを判定する。具体的には、CPU102は、ログイン認証画面のユーザIDを入力するための領域、又はパスワードを入力するための領域がタッチされると、テンキー及びアルファベットを表示して、ユーザID及びパスワードの入力を待受ける。それらが入力されると、制御はステップ304に移行する。そうでなければ、ステップ302が繰返される。
ステップ304において、CPU102は、ログイン認証を実行し、認証をパスしたか否かを判定する。具体的には、CPU102は、予めHDD108に記憶されているデータベース(ユーザID及びパスワード)を、ステップ302で入力されたユーザIDで検索し、そのユーザIDに対応するパスワードをHDD108から読出し、読出したパスワードが、入力されたパスワードと一致するか否かを判定する。それらが一致すれば、ユーザ認証がパスされたと判定され、制御はステップ306に移行する。一致しなければ、制御はステップ300に戻る。
ステップ306において、CPU102は、コピーモードの基本画面を表示する。例えば、図2に示した画面が表示される。このとき、タスクトリガー領域230に表示される実行キー(白黒スタートキー232及びカラースタートキー234)は、操作画面が表示された直後には、図5に示すように表示される。図5の白黒スタートキーの表示400及びカラースタートキーの表示402は、CPU102がコピーモードにおけるデフォルト設定等を読出し中であり、キーが押されても実行することができないこと示すための表示(斜線はグレーアウト表示を示す)である。
CPU102がコピーモードにおけるデフォルト設定等の読出しを完了し、キーが押されると直ちに実行可能な状態になれば、図5の実行キーは、図6に示すように、白黒スタートキーの表示404及びカラースタートキーの表示406に変わる。
ステップ308において、CPU102は、HDD108から、ステップ304で認証をパスしたと判定されたユーザIDに対応する制限条件を読出す。
ステップ310において、CPU102は、ステップ304で認証をパスしたと判定されたユーザに対して制限が設定されているか否かを判定する。具体的には、CPU102は、ステップ308で制限条件を読出すことができたか否かを判定する。制限条件を読出すことができた場合、CPU102はさらに、制限条件が有効な制限パラメータを含んでおり、且つ、ユーザによる画像形成装置100の使用履歴によりその制限パラメータが満たされるか否かを判定する。
読出された制限条件の制限パラメータが無効な値(例えば“0”)であれば(制限機能特定情報のみが有効)、制限されていると判定され、制御はステップ312に移行する。読出された制限条件が有効な制限パラメータを含んでおり、且つその制限パラメータが満たされる場合にも、制御はステップ312に移行する。そうでなければ、即ち、制限条件が記憶されておらず、制限条件を読出すことができない場合(該当するユーザIDが記憶されていない場合を含む)、又は、読出された制限条件が有効な制限パラメータを含んでいるが、その制限パラメータが満たされない場合、制御はステップ314に移行する。
例えば、制限条件に、制限機能特定情報としてカラーコピーが設定されており、制限パラメータが無効な値であれば、制御はステップ312に移行する。制限機能特定情報及び制限パラメータとして、例えば、カラーコピー及び印刷制限枚数100枚が設定されている場合、制限パラメータが満たされていると(例えば、既にカラーコピーを100枚印刷している状態)、制御はステップ312に移行する。しかし、制限パラメータが満たされていなければ(例えば、カラーコピーの印刷枚数が100枚未満である状態)、制御はステップ314に移行する。
ステップ312において、CPU102は、ステップ308で表示した操作画面の上に、ステップ310で読出された制限条件に対応する制限情報を表示する。具体的には、CPU102は、ステップ308で読出された制限機能特定情報に該当する操作画面上の要素(例えばキー)の上に、制限されていることを表す情報(例えば文字情報)を表示する。
制限条件に、制限機能特定情報としてカラーコピーが設定されており、制限パラメータが設定されていなければ、図7に示すように、カラースタートキーの表示402の上に、制限情報408が表示される。ここでは、制限情報408は「制限中」の文字情報である。このとき、カラースタートキーの表示402は、グレーアウト表示になっている。また、制限情報408は、その下にカラースタートキーがあることが分かるように、半透明で表示されている。白黒コピースタートキーの表示404は、上記したように、押されると直ちに処理を実行し得る状態の表示である。
制限機能特定情報及び制限パラメータとして、カラーコピー及び印刷制限枚数100枚が設定されており、制限パラメータが満たされている場合には(例えば、既にカラーコピーを100枚印刷している状態)、図8のように表示される。図8においても、図7と同様に、カラースタートキーの表示402の上に、制限情報410が半透明で表示される。但し、ユーザが、カラーコピー自体が禁止されているのではなく、印刷制限枚数に到達していることが分かるように、制限情報410が表示される。ここでは、制限情報410は「上限達」の文字情報である。
制限機能特定情報及び制限パラメータとして、例えば、カラーコピー及び印刷制限枚数100枚が設定されていても、制限パラメータが満たされていない場合には(例えば、カラーコピーの印刷枚数が100枚未満(例えば70枚)である状態)、図9に示すように、制限機能特定情報に対応するカラースタートキーの表示406の一部に重なるように、制限情報412が表示される。制限情報412として表示されている「残30枚」は、印刷可能な残りの枚数が30枚であることを表している。この状態では、カラースタートキーの表示406は及び白黒スタートキーの表示404は、上記したように、押されると直ちに処理を実行し得る状態の表示である。
ステップ314において、CPU102は、ユーザにより操作画面が操作されたか否かを判定する。具体的には、CPU102は、操作画面(図2参照)に表示されたキーが操作されたか否かを判定する。操作されたと判定された場合、制御はステップ316に移行する。そうでなければ、ステップ314が繰返される。
ステップ316において、CPU102は、ステップ314で検出された操作によって、制限する必要があるか否かを判定する。例えば、ログインしているユーザに対して何も制限が設定されていなければ、制限する必要はないので、制御はステップ320に移行する。また、実行キーが図7又は図8のように表示されている場合にも、カラースタートキーは操作できない状態であるので、操作可能なキーが操作されると、制御はステップ320に移行する。
一方、タスクトリガー領域230が図9のように表示されている状態で、コピー部数として31枚以上が設定されて、カラースタートキーの表示406がタッチされた場合には、そのジョブを実行すると累積印刷枚数が制限枚数を超えることになるので、制限する必要があると判定されて、制御はステップ318に移行する。
ステップ318において、CPU102は、該当するキーの上に制限情報を表示する。その後、制御はステップ314に戻る。
例えば、タスクトリガー領域230が図9のように表示されている状態で、コピー部数として“31”以上が設定されて、カラースタートキーの表示406がタッチされた場合には、図10に示すように、カラースタートキーの表示402の上に、制限情報414として、コピー可能な残りの印刷枚数(30枚)が表示される。このとき、カラースタートキーの表示402は、グレーアウト表示(操作できない状態)になっている。また、制御情報414は、その下にカラースタートキーがあることが分かるように、半透明で表示される。
また、原稿読取部114が自動原稿送り装置を備えており、自動原稿送り装置に原稿がセットされていれば、ジョブを実行する前に、そのジョブによる印刷枚数を算出できるので、制限枚数を超えることが予想される場合には図10のように制限情報を表示することができる。即ち、カラースタートキー234がタッチされた場合、自動原稿送り装置にセットされた原稿を搬送して原稿の枚数をカウントし、得られた原稿枚数と、コピーの設定とを考慮して、そのジョブが実行された場合に制限枚数を超えるか否かを判定することができる。このとき、プレビューキー236がタッチされたときと同様に原稿のスキャンを実行すれば、制限枚数を超えない場合には、再度原稿を自動原稿送り装置にセットすることなく、印刷を実行することができる。
ステップ316で制限の必要がないと判定された場合、ステップ320において、CPU102は、ログアウトが指示されたか否かを判定する。具体的には、キー202が操作された場合、ログアウトの指示と判定され、制御はステップ326に移行する。そうでなければ、制御はステップ322に移行する。
ステップ322において、CPU102は、ステップ314で検出された操作に該当する処理を実行する。具体的には、CPU102は、操作画面上のタッチされたキーに応じた処理を実行する。例えば、ステップ314で、白黒スタートキー232又はカラースタートキー234が操作されたことが検出された場合、CPU102は印刷プログラムを起動し、該当するジョブを実行する。
ステップ324において、CPU102は、ステップ322でコピージョブが実行された場合、そのジョブによる印刷枚数で、当該ログイン期間中の累積印刷枚数を更新する。累積印刷枚数がRAM106に記憶されていなければ、そのジョブによる印刷枚数を最初の累積印刷枚数として、RAM106に記憶する。例えば、ステップ314でカラースタートキー234が操作され、ジョブが実行される場合、該当する印刷枚数を、ジョブの設定から算出し、当該ログインの開始からそれまでにRAM106に記憶されているカラー印刷枚数の累積値に加算する。白黒スタートキー232が操作された場合も同様に、RAM106に記憶されている白黒印刷枚数の累積値が更新される。その後、制御はステップ314に戻る。
ステップ320でログアウトが指示されたと判定された場合、ステップ326において、CPU102は、HDD108に記憶されている累積印刷枚数を更新する。具体的には、CPU102は、ステップ324により当該ログイン期間中更新されてRAM106に記憶されている累積印刷枚数を、HDD108に記憶されている該当するユーザの累積印刷枚数に加算し、RAM106に記憶されている累積印刷枚数を消去する。その後、制御はステップ300に戻る。
画像形成装置100が、ユーザ毎に白黒コピー及びカラーコピーを制限することができ、ユーザA〜Cに対して、表1のように制限が設定されている場合、図4のプログラムにより制限情報がどのように表示されるかに関して説明する。
Figure 2016052765
表1のうち、「白黒コピー」及び「カラーコピー」は、制限対象である機能を特定するための制限機能特定情報であり、「100」は、制限パラメータである。「制限」及び「−」はそれぞれ、対応する制限機能特定情報により特定される機能を使用することが禁止されていること、及び使用することができることを表す。「100」は、対応する制限機能特定情報により特定される機能の制限値、即ち、カラーコピーの印刷制限枚数を表す。HDD108には、各ユーザのユーザIDに対応させて、制限条件、即ち{制限機能特定情報,制限パラメータ}が記憶されている。制限条件としては、「−」以外のセルに関するデータが記憶されている(「−」のセルに関しては、制限されない)。「制限」のセルに関しては、制限パラメータは不要であるので、無効な制限パラメータ(例えば“0”)が記憶される。例えば、ユーザAに関しては{ユーザAのユーザID,カラーコピー,0}が記憶されている。ユーザBに関しては{ユーザBのユーザID,カラーコピー,100}が記憶されている。ユーザCに関しては{ユーザCのユーザID,白黒コピー,0,カラーコピー,0}が記憶されている。
ユーザAがログイン認証をパスした場合、ステップ306〜312により表示される操作画面では、実行キーは図7のように表示され、カラースタートキー234の上に制限情報408が表示される(カラーコピーが禁止されている)。
ユーザBがログイン認証をパスした場合、ステップ306〜312により表示される操作画面では、実行キーは、ユーザBの現在の累積印刷枚数に応じて図8又は図9のように表示される(カラーコピーの印刷枚数が制限されている)。ユーザBの現在の累積印刷枚数が100枚であれば、図8のように表示され、100枚未満であれば、図9のように残りの印刷可能な枚数が表示される。図9のように表示された場合、その後、ユーザBにより、カラーコピーの累積印刷枚数が制限値を超えるジョブが設定された場合(ステップ316の判定結果がYES)、図10のように制限情報が表示される(ステップ318)。
ユーザCがログイン認証をパスした場合、ステップ306〜312により表示される操作画面は、図11のように表示される。ユーザCに関して、図7のカラースタートキーの表示402と同様に、白黒コピーキーをグレーアウト表示し、その上にも制限情報408を表示してもよいが、ユーザCは、白黒コピー及びカラーコピーが共に禁止されているので、コピー機能自体を使用することができず、機能設定領域200の機能設定キー等を操作できても無意味であるので、図11のように、操作画面全体の上に、半透明で制限情報416を表示する。
ユーザA、B及びC以外のユーザがログイン認証をパスした場合には、ステップ306〜312により、制限情報を含まない操作画面が表示される。
以上により、画像形成装置100は、ログインしたユーザに対して、画像形成装置100の使用を制限するように設定されていれば、その制限内容が分かるように制限情報を表示することができる。したがって、表示された制限情報を見たユーザは、制限内容が分かるので、その制限を回避するように設定を変更することができる。例えば、カラーコピーが制限されている場合、又は、カラーコピーの制限枚数に到達している場合には、ユーザは、カラーコピーの設定を白黒コピーの設定に変更して実行することができる。また、設定されたジョブを実行すると制限枚数を超える場合には、ユーザは、集約コピー(2in1、4in1等)を設定することにより、制限を回避することができる。また、管理者に制限の変更を申請することができる場合には、ユーザは、どのように変更するかを具体的に示して申請することができる。
図4に示したプログラムは、種々変更されて実行され得る。例えば、上記では、通常の操作画面を表示(ステップ306)した後に、制限条件を読出し(ステップ308)、制限が設定されていれば制限情報を表示する場合を説明したが、これに限定されない。通常の操作画面を表示する前に、制限条件を読出してもよい。そのようにすれば、ユーザに対して制限が設定されていると、最初から制限情報を含む操作画面を表示することができる。
また、上記では、ユーザがログインした場合にコピーモードの基本画面が表示される場合を説明したが、これに限定されない。ログイン直後には、複数の動作モードの中から、利用したいモードを選択するためのホーム画面が表示されてもよい。その場合には、ユーザがコピーモードを選択し、コピーモードの基本画面を表示するときに、ユーザに対して設定されている制限条件に応じて、制限情報を表示すればよい。
上記では、制限情報として文字情報を表示する場合を説明したが、これに限定されない。例えば、制限情報は、制限されていることを示す図形(「×」等)、又は、文字及び図形を組合せた情報であってもよい。
上記では、制限パラメータとして数値(制限値)が設定されており、制限値を超えていなければ、制限値を超えるまでの数値(残存値)のみを図9のように表示する場合を説明したが、これに限定されない。例えば、図12に示すように、残存値に加えて、制限を回避するための情報、及びそれを選択するためのキーを含む制限情報418を表示してもよい。図12において、YESキーが選択された場合、カラーコピーの設定が、白黒コピーの設定に変更される。NOキーが選択された場合、カラーコピーの設定は変更されない。例えば、コピー部数が6枚以上に設定されていれば、カラーコピーを実行することはできないので、ユーザは、コピー部数を5枚以下の値に変更して、カラーコピーを実行することができる。キャンセルキーが選択された場合、コピーの設定をキャンセルする。ユーザは、6枚上のカラーコピーが必要であれば、管理者にカラーコピーの制限値の変更を申請することができる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態においては、画像形成装置がユーザのログイン認証を行なったが、第2の実施の形態では、サーバコンピュータがログイン認証を行なう。
図13を参照して、本実施の形態に係る画像形成システムは、図1のように構成された画像形成装置100と、サーバコンピュータ(以下、単にサーバという)160と、それらが接続されたネットワーク170とを含む。画像形成装置100では、通信部110(図1参照)がネットワーク170に接続されている。本実施の形態に係る画像形成装置100の操作部120には図2に示す操作画面が表示される。
本実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、ユーザが画像形成装置100を使用するときにログイン認証が実行されるが、本実施の形態は、サーバ160がログイン認証を実行する点で、第1の実施の形態と異なる。また、本実施の形態は、サーバ160が、各ユーザに対して設定されている制限条件を記憶し、管理する点で、第1の実施の形態と異なる。即ち、画像形成装置100は、図3に示した機能のうち、ユーザ情報管理部144及び制限管理部146に対応する機能は有していない。
本実施の形態に係る画像形成装置100においては、図14に示すプログラムが実行される。図14のプログラムが、図4のプログラムと異なる点は、ステップ340が追加され、図4のステップ304及びステップ308が、それぞれステップ342及びステップ344で代替されていることだけである。図14において、図4と同じ参照番号が付されたステップは、図4と同じである。
図14のプログラムは、画像形成装置100の電源キー242がオンされると起動される。ステップ300においてログイン画面が操作部120に表示され、ステップ302でデータが入力されたと判定されると、ステップ340において、CPU102は、ステップ302で入力されたユーザID及びパスワードを、ログイン認証を要求する情報(要求コマンド)と共にサーバ160に送信し、サーバ160からの認証結果を待受ける。
ログイン認証の要求コマンドを受信したサーバ160は、予め記憶しているデータベース(ユーザID及びパスワード)を、受信したユーザIDで検索してそのユーザIDに対応するパスワードを読出し、読出したパスワードが、受信したパスワードと一致するか否かを判定し、その結果(認証結果)を画像形成装置100に送信する。サーバ160は、それらが一致すれば、ユーザ認証に成功したことを表す情報を送信し、一致しなければ、ユーザ認証に失敗したことを表す情報を送信する。
ステップ342において、CPU102は、認証に成功したことを表す情報を受信したか否かを判定する。認証に成功したことを表す情報を受信した場合、制御はステップ306に移行する。そうでなければ(認証に失敗したことを表す情報を受信した場合)、制御はステップ300に戻る。
ステップ306においてコピーモードの基本画面(図2参照)が表示され後、ステップ344において、CPU102は、ユーザIDと、制限条件の要求コマンドとをサーバ160に送信し、サーバ160から、ユーザIDに対応する制限条件を取得する。
制限条件の要求コマンドを受信したサーバ160は、受信したユーザIDで、予め記憶されているデータベース(ユーザIDと制限条件とを対応させたデータベース)を検索して制限条件を特定する。サーバ160は、特定された制限条件を、画像形成装置100に送信する。受信したユーザIDに対応する制限条件が検出されなければ、サーバ160は、制限条件がないことを表す情報を送信する。
その後、サーバ160から受信した情報に応じて、ステップ310での判定処理が実行され、その結果に応じてステップ312が実行されたのち、ステップ314〜326が実行される。
以上により、第1の実施の形態と同様に、画像形成装置100は、ログインしたユーザに対して、画像形成装置100の使用を制限するように設定されていれば、その制限内容が分かるように制限情報を表示することができる。したがって、表示された制限情報を見たユーザは、制限内容が分かるので、その制限を回避するように設定を変更することができる。また、管理者に制限の変更を申請することができる場合には、ユーザは、どのように変更するかを具体的に示して申請することができる。
図14に示したプログラムは、種々変更されて実行され得る。例えば、上記では、通常の操作画面を表示(ステップ306)した後に、制限条件をサーバ160から取得し(ステップ344)、制限が設定されていれば制限情報を表示する場合を説明したが、これに限定されない。画像形成装置100は、通常の操作画面を表示する前に、制限条件をサーバ160から取得してもよい。例えば、サーバ160は、ステップ340で送信されたデータを用いてログイン認証を実行した結果を画像形成装置100に送信するときに、認証に成功し、且つ、そのユーザIDに対して制限条件が設定されていれば、認証結果(認証成功の情報)と共に、制限条件を画像形成装置100に送信してもよい。それにより、画像形成装置100は、操作画面を表示する前に、制限条件を取得することができる。そのようにすれば、ユーザに対して制限が設定されていると、最初から制限情報を含む操作画面を表示することができる。
上記では、画像形成装置100がステップ310において、制限の要否を判定する場合を説明したが、これに限定されない。サーバ160が、受信したユーザIDから特定した制限条件を用いて、制限の要否を判定し、判定結果に応じた制限情報を画像形成装置100に送信してもよい。その場合、画像形成装置100は、ユーザIDと共に、制限情報を決定するために必要な情報(コピーの設定内容、累積印刷枚数等)を、適宜サーバ160に送信すればよい。
(第3の実施の形態)
第1及び第2の実施の形態においては、画像形成装置のコピー機能に関して制限が設定されたが、第3の実施の形態では、プリント機能に制限が設定される。
図15を参照して、本実施の形態に係る画像形成システムは、図1のように構成された画像形成装置100と、サーバコンピュータ(以下、サーバという)160と、端末装置162と、それらが接続されたネットワーク170とを含む。画像形成装置100では、通信部110がネットワーク170に接続されている。本実施の形態に係る画像形成装置100の操作部120には図2に示す操作画面が表示される。
サーバ160は、ネットワーク170を管理しており、端末装置162からネットワーク170へのアクセスを許可するために、ユーザID及びパスワードを記憶している。
端末装置162は、例えば公知のコンピュータである。端末装置162は、CPU、ROM、RAM、HDD、NIC、表示部、操作部、及び、それらが接続されたバスを備えている。端末装置162は、NICを介してネットワーク170に接続されている。表示部は、画像を表示することができる表示装置(液晶ディスプレイ装置又はCRTディスプレイ装置等)である。操作部は、例えば、コンピュータ用のキーボード及びコンピュータ用マウスである。
ユーザが端末装置162を操作して、サーバ160によるログイン認証をパスした後、画像形成装置100にプリントを指示した場合、端末装置162からプリントジョブが画像形成装置100にネットワーク170を介して送信される。画像形成装置100は、受信したプリントジョブを、画像処理部118により展開して画像データを生成し、その画像データに基づき、画像形成部116により、給紙部から引出した記録紙に画像を形成して排紙トレイに排出する。
図15には、端末装置として端末装置162だけが示されているが、これ以外の端末装置がネットワーク170に接続されていてもよい。また、画像形成装置100以外の画像形成装置がネットワーク170に接続されていてもよい。
本実施の形態では、端末装置162において図16に示すプログラムが実行され、画像形成装置100において図17に示すプログラムが実行される。図16に示すプログラムは、端末装置162のCPUにより実行される。
第1の実施の形態と同様に、画像形成装置100はHDD108に、ユーザIDとプリントに関する制限条件(制限機能特定情報及び制限パラメータ)とを対応させて記憶している。また、画像形成装置100は、受信したプリントジョブの実行により印刷された記録紙の枚数の累積値(累積印刷枚数)を、ユーザID毎にHDD108に記憶する。
ここでは、ユーザは、端末装置162を操作してユーザID及びパスワードを入力して、サーバ160によるログイン認証を実行し、認証をパスしているとする。図16のプログラムは、端末装置162において実行されているアプリケーションプログラム(以下、単にアプリケーションともいう)において、プリントが指示されて、プリントの設定画面が表示された場合に起動される。プリントの指示は、例えば、実行中のアプリケーションのウィンドウに表示されているメニュー項目のうち、「印刷」が選択されることによりなされる。ここでは、端末装置162には、予め画像形成装置100のドライバ(ソフトウェア)がインストールされているとする。
ステップ500において、端末装置162は、プリントの設定画面を表示部に表示する。例えば、図18に示すような設定画面600が表示される。図18において、プリンタの選択領域602には、現在選択されているプリンタ名が表示されている。プリンタの選択は、例えばプルダウンメニューにより行なうことができる。プロパティキー604は、現在選択されているプリンタのプロパティ(詳細設定)を表示するためのキーである。表示される詳細設定画面において、設定を変更することができる。OKキー606は、プリントの実行を指示するためのキーである。キャンセルキー608は、プリントをキャンセルするためのキーである。
ステップ502において、端末装置162は、画像形成装置100のドライバを呼出すべきか否かを判定する。画像形成装置100が端末装置162のデフォルトのプリンタとして設定されている、又は、選択領域602が操作されて画像形成装置100が選択された場合、画像形成装置100のドライバを呼出すべきと判定され、制御はステップ504に移行する。そうでなければ、制御はステップ508に移行する。ここでは、図18に示された「Printer1」が画像形成装置100の名前であるとする。
ステップ504において、端末装置162は、画像形成装置100に制限情報の送信を要求する。具体的には、制限情報の要求コマンドと、ログイン認証をパスして現在端末装置162の使用が許可されているユーザIDと、仮プリントジョブとが送信される。仮プリントジョブは、現在の設定にしたがって生成されるプリントジョブであるが、画像形成装置100に実行させるためのプリントジョブではなく、画像形成装置100により、制限に関する処理に使用されるデータである。送信先アドレスは、図18に「場所」として示されているIPアドレスである。
制限情報の要求コマンドを受信した画像形成装置100は、後述するように、HDD108のデータベースを、受信したユーザIDで検索し、検索結果に対応する情報を端末装置162に送信する。
ステップ506において、端末装置162は、ステップ504での要求に対する応答を受信したか否かを判定する。受信したと判定された場合、制御はステップ508に移行する。そうでなければ、ステップ506が繰返される。
ステップ508において、端末装置162は、ステップ506で受信した情報が制限情報であるか否かを判定する。制限情報である場合、制御はステップ510に移行する。制限情報でない場合、制御はステップ512に移行する。ステップ506で送信したユーザIDに対して制限が設定されていない場合には、端末装置162は、画像形成装置100から制限情報がないことを表す情報を受信する。
ステップ510において、端末装置162は、ステップ506で受信した制限情報を、設定画面上の実行キーの上に表示する。後述するように、例えば、図19のように、制限情報620が表示される。
ステップ512において、端末装置162は、設定画面上に表示されている制限情報を消去する。設定画面上に制限情報が表示されていなければ、その設定画面を維持する。
ステップ514において、端末装置162は、操作部により設定画面が操作されたか否かを判定する。操作されたと判定された場合、制御はステップ516に移行する。そうでなければ、ステップ514が繰返される。
ステップ516において、端末装置162は、ステップ514で検出された操作によって、制限する可能性があるか否かを判定する。制限する可能性があると判定された場合、制御はステップ504に戻る。そうでなければ、制御はステップ518に移行する。
例えば、端末装置162にログインしているユーザに対して何も制限されていなければ、即ち、ステップ508において制限情報を受信していなければ、制限する可能性はないので、制御はステップ518に移行する。また、制限情報が図19のように表示されている場合、印刷範囲(プリントするページ範囲)、プリント部数、カラープリント又は白黒プリントの選択等、制限内容と関係する設定が変更された場合には、制限する可能性があるので、制御はステップ504に戻る。
ステップ518において、端末装置162は、ステップ514で検出された操作がキャンセルキー608の選択であるか否かを判定する。キャンセルキー608が選択されたと判定された場合、設定画面600は消去され、本プログラムは終了する。そうでなければ、制御はステップ520に移行する。
ステップ520において、端末装置162は、ステップ514で検出された操作がOKキー606を選択する操作であるか否かを判定する。OKキー606を選択する操作であると判定された場合、制御はステップ522に移行する。そうでなければ、制御はステップ524に移行する。
ステップ522において、端末装置162は、プリントを実行する。具体的には、現在の設定内容にしたがってプリントジョブが生成され、生成されたプリントジョブと現在ログイン中のユーザのユーザIDとを、現在選択されている画像形成装置100に送信する。その後、設定画面600が消去され、本プログラムは終了する。
ステップ524において、端末装置162は、ステップ514で検出された操作がプリンタの変更であるか否かを判定する。プリンタの変更と判定された場合、制御はステップ500に戻る。そうでなければ、制御はステップ526に移行する。
ステップ526において、端末装置162は、ステップ514で検出された操作に対応する処理を実行する。その後、制御はステップ514に戻る。
図17を参照して、画像形成装置100において実行されるプログラムのステップ540において、CPU102は、制限情報の送信要求(要求コマンド)を受信したか否かを判定する。受信したと判定された場合、制御はステップ542に移行する。そうでなければ、制御はステップ544に移行する。このとき、上記したように端末装置162からは、要求コマンドと共に、ユーザID及び仮プリントジョブが送信される(ステップ504)ので、要求コマンドを受信した場合、それらも受信される。
ステップ542において、CPU102は、ステップ540で受信したユーザIDで、HDD108を検索し、該当する制限条件が存在すれば、対応する制限情報を、要求コマンドを送信した端末装置162に送信する。制限条件が存在しない場合、そのユーザIDに対して制限が設定されていないことを表す情報を、端末装置162に送信する。
制限情報は、端末装置162の設定画面600に表示される情報であり、第1の実施の形態と同様に決定される。例えば、受信したユーザIDに関して、制限条件として、カラープリントの印刷制限枚数が100枚に設定されている場合、そのユーザIDに関するカラープリントの現在の累積印刷枚数が100枚になっていれば、制限情報として「カラープリント上限達」が決定される。現在の累積印刷枚数が100枚未満であれば、制限情報として、残りの印刷可能な枚数(印刷制限枚数と現在の累積印刷枚数との差)を表す情報(例えば「カラープリント残30枚」)が決定される。また、ステップ540で受信した仮プリントジョブによる印刷枚数を現在の累積印刷枚数に加算した場合に100枚を超えるか否かに応じて、付加情報を決定する。付加情報は、制限情報と共に端末装置162に送信される。ステップ540で受信した仮プリントジョブによる印刷枚数を現在の累積印刷枚数に加算した場合に、制限枚数の100枚を超えると、付加情報として所定の情報(例えば“1”)が決定され、100枚を超えなければ、100枚を超える場合に決定される付加情報と異なる情報(例えば“0”)が、付加情報として決定される。端末装置162は、後述するように、付加情報を受信することにより、その内容に応じた態様で制限情報を表示することができる。
ステップ542で受信されたユーザIDに対して、カラープリントが制限されており、受信された仮プリントジョブが、カラープリントのジョブであれば、制限情報として「カラープリント制限中」が決定される。
ステップ544において、CPU102は、プリントジョブを受信したか否かを判定する。受信したと判定された場合、制御はステップ546に移行する。そうでなければ、制御はステップ540に戻る。なお、端末装置162からは、プリントジョブと共にユーザIDが送信される(ステップ520)ので、画像形成装置100はユーザIDも受信する。
ステップ546において、CPU102は、ステップ544で受信したプリントジョブに基づきプリント処理を実行する。
ステップ548において、CPU102は、ステップ546で実行したプリント処理による印刷枚数を、ステップ544で受信したユーザIDに対する現在の累積印刷枚数に加算して、累積印刷枚数を更新する。その後、制御はステップ540に戻る。
画像形成装置100では、プリントの制限内容に応じて、累積印刷枚数を記憶する。例えば、カラープリントの印刷枚数が制限されている場合、カラープリントの印刷枚数の累積値が記憶される。
画像形成装置100が、ユーザ毎に白黒プリント及びカラープリントを制限することができ、ユーザA〜Cに対して、表2のように制限が設定されている場合、図16及び図17のプログラムにより制限情報がどのように表示されるかに関して説明する。
Figure 2016052765
表2のうち、「白黒プリント」及び「カラープリント」は、制限対象である機能を特定するための制限機能特定情報であり、「100」は、制限パラメータである。「制限」及び「−」はそれぞれ、対応する制限機能特定情報により特定される機能を使用することが禁止されていること、及び使用することができることを表す。「100」は、対応する制限機能特定情報により特定される機能の制限値、即ち、カラープリントの印刷制限枚数を表す。HDD108には、各ユーザのユーザIDに対応させて、制限条件、即ち{制限機能特定情報,制限パラメータ}が記憶されている。制限条件としては、「−」以外のセルに関するデータが記憶されている(「−」のセルに関しては、制限されない)。「制限」のセルに関しては、制限パラメータは不要であるので、無効な制限パラメータ(例えば“0”)が記憶される。例えば、ユーザAに関しては{ユーザAのユーザID,カラープリント,0}が記憶されている。ユーザBに関しては{ユーザBのユーザID,カラープリント,100}が記憶されている。ユーザCに関しては{ユーザCのユーザID,白黒プリント,0,カラープリント,0}が記憶されている。
ユーザAがログイン認証をパスし、端末装置162を使用しており、実行中のアプリケーションで印刷を指示した場合、プリンタとして画像形成装置100が選択されていれば、画像形成装置100に、ユーザAのユーザID、仮プリントジョブ及び制限情報の要求コマンドが送信される(ステップ504)。これに応じて、画像形成装置100は、受信したデータから制限情報を決定して、端末装置162に送信する(ステップ542)。
このとき、画像形成装置100は、受信した仮プリントジョブがカラープリントのジョブであれば、制限情報として「カラープリント制限中」を決定し(ユーザAはカラープリントが禁止されている)、端末装置162に送信する。端末装置162は、受信した制限情報を設定画面600に表示する。例えば、図19に示すように、OKキー606の上に制限情報620を表示する。このとき、OKキー606は選択できないようになっている。したがって、表示された制限情報を見たユーザAは、制限内容が分かるので、その制限を回避するように設定を変更することができる。また、管理者に制限の変更を申請することができる場合には、どのように変更するかを具体的に示して申請することができる。
例えばユーザAは、プロパティキー604を選択して、カラープリントを白黒プリントに変更することができる。その場合、ステップ516で制限する可能性があると判定され、ユーザAのユーザID、仮プリントジョブ(白黒プリント)及び制限情報の要求コマンドが送信される(ステップ504)。画像形成装置100は、受信した仮プリントジョブが白黒プリントジョブであるので、制限情報はないと決定し(ユーザAは、白黒プリントは制限されていない)、制限が設定されていないことを表す情報を、端末装置162に送信する。これにより、端末装置162は、設定画面600から制限情報620を消去する(ステップ508の判定結果がNOとなり、ステップ512が実行される)。これにより、ユーザAはプリント(白黒プリント)を実行することができる。
ユーザAが、実行中のアプリケーションで印刷を指示したときに、プリンタとして画像形成装置100が選択されており、白黒プリントが設定されていれば、画像形成装置100には、仮プリントジョブとして白黒プリントジョブが送信され、これに応じて、画像形成装置100からは、制限が設定されていないことを表す情報が送信される。したがって、端末装置162には制限情報は表示されず、表示中の設定画面が維持される(ステップ508の判定結果がNOとなり、ステップ512が実行される)。その後、ユーザAがプロパティキー604を選択して、設定をカラープリントに変更すると、ステップ516で制限する可能性があると判定され、ユーザAのユーザID、仮プリントジョブ(カラープリント)及び制限情報の要求コマンドが送信される(ステップ504)。これにより、上記と同様に、端末装置162には、図19のように制限情報620が表示される。
ユーザBがログイン認証をパスし、端末装置162を使用しており、実行中のアプリケーションで印刷を指示した場合、プリンタとして画像形成装置100が選択されていれば、画像形成装置100に、ユーザBのユーザID、仮プリントジョブ及び制限情報の要求コマンドが送信される(ステップ504)。これに応じて、画像形成装置100は、受信したデータから制限情報を決定して、端末装置162に送信する(ステップ542)。
画像形成装置100は、受信した仮プリントジョブがカラープリントのジョブであれば、受信したユーザIDに関して、現在のカラープリントの累積印刷枚数が、100枚(印刷制限枚数)を超えているか否かを判定する(ユーザBに関して、カラープリントの印刷制限枚数が100枚に設定されている)。現在のカラープリントの累積印刷枚数が、100枚を超えていれば、画像形成装置100は、制限情報として「カラープリント上限達」を決定し、端末装置162に送信する。端末装置162は、受信した制限情報を設定画面600に表示する。例えば、図20に示すように、OKキー606の上に制限情報622を表示する。このとき、OKキー606は選択できないようになっている。
受信した仮プリントジョブによる印刷枚数を加算しても印刷制限枚数を超えなければ、画像形成装置100は、制限情報として、残りの印刷可能な枚数を表す情報(例えば「カラープリント残30枚」)を決定し、付加情報として“0”を決定し、それらの情報を端末装置162に送信する。端末装置162は、受信した制限情報を設定画面600に表示する。付加情報が“0”であるので、例えば、図21に示すように、OKキー606の上に制限情報624を表示する。このとき、OKキー606は選択可能である。
受信したユーザIDに関して、現在のカラープリントの累積印刷枚数が印刷制限枚数(100枚)を超えていなくても、受信した仮プリントジョブによる印刷枚数を加算すると印刷制限枚数を超える場合には、画像形成装置100は、制限情報として、残りの印刷可能な枚数を表す情報(例えば「カラープリント残30枚」)を決定し、付加情報として“1”を決定し、それらの情報を端末装置162に送信する。端末装置162は、受信した制限情報を設定画面600に表示する。付加情報が“1”であるので、例えば、図22に示すように、OKキー606の上に制限情報626を表示する。このとき、OKキー606は選択できないようになっている。
ユーザCがログイン認証をパスし、端末装置162を使用しており、実行中のアプリケーションで印刷を指示した場合、プリンタとして画像形成装置100が選択されていれば、画像形成装置100に、ユーザCのユーザID、仮プリントジョブ及び制限情報の要求コマンドが送信される(ステップ504)。これに応じて、画像形成装置100は、受信したデータから制限情報を決定して、端末装置162に送信する(ステップ542)。
画像形成装置100は、制限情報として「制限中」を決定し(ユーザCはプリント機能の使用が禁止されている)、端末装置162に送信する。端末装置162は、受信した制限情報を設定画面600に表示する。例えば、図23に示すように、制限情報628を表示する。このとき、キャンセルキー608及びプリンタの選択領域602は操作可能であるが、それら以外は操作できないようになっている。したがって、表示された制限情報を見たユーザCは、制限内容が分かるので、その制限を回避するように設定を変更することができる。例えば、ユーザCは、プリンタの選択領域602を操作して、画像形成装置100とは別のプリンタを選択することができる。これにより、ステップ524の判定結果がYESとなり、ステップ500が表示され、制限情報を含まない設定画面が表示される。また、管理者に制限の変更を申請することができる場合には、ユーザCは、どのように変更するかを具体的に示して申請することができる。
ユーザA、B及びC以外のユーザが、ログイン認証をパスし、端末装置162を使用しており、実行中のアプリケーションで印刷を指示した場合には、端末装置162は、画像形成装置100から制限が設定されていないことを表す情報を受信し、制限情報を含まない設定画面が表示される。
以上により、端末装置162は、端末装置162を使用中のログインユーザに対して、画像形成装置100のプリント機能の使用を制限するように設定されていれば、その制限内容が分かるように制限情報を表示することができる。したがって、表示された制限情報を見たユーザは、制限内容が分かるので、その制限を回避するように設定を変更することができる。また、管理者に制限の変更を申請することができる場合には、ユーザは、どのように変更するかを具体的に示して申請することができる。
図16及び図17に示したプログラムは、種々変更されて実行され得る。例えば、上記では、ステップ504において、仮プリントジョブを送信する場合を説明したが、これに限定されない。プリントに関する設定のうち、例えば、プリントするページ範囲の情報、プリントする部数の情報、集約プリントに関する情報、両面プリントに関する情報、プリントの種類(カラー又は白黒)の情報等、画像形成装置が制限情報を決定することができる情報を送信すればよい。
また、端末装置162は、画像形成装置100に、制限情報の代わりに制限条件を要求してもよい。その場合、画像形成装置100は、受信したユーザIDに対応する制限条件及び累積印刷枚数を端末装置162に送信すればよい。端末装置162は、受信した制限条件及び累積印刷枚数と、プリントに関する設定内容とから、制限情報を決定し、設定画面に表示することができる。画像形成装置100は、受信したユーザIDに対応する制限条件を記憶していなければ、制限が設定されていないことを表す情報を端末装置162に送信する。その場合には、端末装置162は、制限情報を設定画面に表示しない。
上記では、ユーザ毎の制限条件が画像形成装置100に記憶されている場合を説明したが、第2の実施の形態と同様に、ユーザ毎の制限条件はサーバ160に記憶されていてもよい。その場合には、端末装置162は、サーバ160に対して制限情報を要求し、サーバ160が制限情報、又は制限が設定されていないことを表す情報を端末装置162に送信すればよい。
上記では、アプリケーションで印刷が選択されたときに表示されるプリントの設置画面において、プリントの実行を指示するキー(OKキー)の上に制限情報を表示する場合を説明したが、これに限定されない。プロパティキーが選択されて表示される詳細設定画面において、制限情報を表示してもよい。例えば、詳細設定画面において、プリントの種類(カラー又は白黒)を設定する領域の上に、図19〜図22に示したように制限情報を表示してもよい。例えば、カラープリントが制限されているユーザに関しては、カラープリントを選択できない態様で、制限情報を表示する。
上記の第1〜第3の実施の形態では、コピーの印刷制限枚数と、プリントの印刷枚数制限とを個別に制限する場合を説明したが、これに限定されない。図15のように構成されていれば、1つの印刷制限枚数を設定し、印刷枚数の制限に関してコピーとプリントとを区別せずに扱ってもよい。
上記の第1〜第3の実施の形態では、コピー機能及びプリント機能が制限される場合を説明したが、これに限定されない。スキャン機能を制限対象としてもよい。また、FAX機能を有する画像形成装置においては、FAX機能を制限対象としてもよい。
以上、実施の形態を説明することにより本発明を説明したが、上記した実施の形態は例示であって、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、種々変更して実施することができる。
100 画像形成装置
102 CPU
104 ROM
106 RAM
108 HDD
110 通信部
112 バス
114 原稿読取部
116 画像形成部
118 画像処理部
120 操作部
122 表示パネル
124 タッチパネル

Claims (8)

  1. ユーザ認証機能を有し、ユーザ認証をパスしたユーザによる使用を制限し得る画像形成装置であって、
    前記ユーザ毎に設定された、前記画像形成装置の使用を制限するための制限条件を記憶する記憶手段と、
    前記ユーザによる指示の入力を受付ける入力手段と、
    前記入力手段が前記ユーザによる指示を受付けたことを受けて、当該ユーザに対する前記制限条件が前記記憶手段により記憶されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が、前記制限条件が記憶されていると判定したことを受けて、記憶されていると判定された前記制限条件に対応する制限の内容を表す制限情報を表示する表示手段とを含み、
    前記記憶手段は、前記ユーザ毎に複数の前記制限条件を記憶し得る、画像形成装置。
  2. 前記制限条件は、前記画像形成装置による印刷の種類を特定する種類特定情報を含み、
    前記判定手段は、前記制限条件が、前記種類特定情報に加えて、印刷枚数を制限する情報を含むか否かに応じて、前記制限情報を異なる態様で表示する手段を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ユーザ毎に、前記種類特定情報により特定される印刷が指示されたことにより印刷された記録紙の枚数の累積値を算出する累積値算出手段をさらに含み、
    前記入力手段が指示を受付けた前記ユーザに対応する前記制限条件は、印刷枚数の上限値を含み、
    前記表示手段は、前記上限値から、前記入力手段が指示を受付けた前記ユーザに対応する前記累積値を減算して得られる値を、前記制限情報として表示する手段をさらに含む、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. セットされた原稿の枚数を算出する原稿枚数算出手段と、
    前記入力手段が、前記原稿をコピーするジョブを実行する指示を受付けたことを受けて、前記原稿枚数算出手段により算出された原稿枚数及び前記ジョブの設定内容から、前記ジョブが実行された場合の前記累積値の予測値を算出する予測累積値算出手段とをさらに含み、
    前記表示手段は、前記上限値から前記予測値を減算して得られる値を、前記制限情報として表示する、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 画像形成装置と、ユーザ認証機能を有するサーバコンピュータとを含むシステムであって、
    前記画像形成装置は、
    ユーザIDの入力を受付ける入力手段と、
    入力された前記ユーザIDを前記サーバコンピュータに送信し、前記サーバコンピュータから前記ユーザIDに対応する情報を受信する通信手段とを含み、
    前記サーバコンピュータは、
    ユーザID毎に、前記画像形成装置の使用を制限するための制限条件を記憶する記憶手段と、
    前記画像形成装置から送信された前記ユーザIDを受信し、当該ユーザIDに対応して記憶されている前記制限条件を前記画像形成装置に送信する制限条件送信手段とを含み、
    前記画像形成装置は、
    前記通信手段により前記制限条件が受信されたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が、前記制限条件が受信されたと判定したことを受けて、受信されたと判定された前記制限条件に対応する制限の内容を表す制限情報を表示する表示手段とをさらに含み、
    前記記憶手段は、前記ユーザ毎に複数の前記制限条件を記憶し得る、システム。
  6. ユーザ認証をパスしたユーザによる画像形成装置の使用を制限し得るサーバコンピュータであって、
    前記画像形成装置からユーザIDを受信する受信手段と、
    ユーザID毎に、前記画像形成装置の使用を制限するための制限条件を記憶する記憶手段と、
    前記画像形成装置から受信した前記ユーザIDに対応する前記制限条件が前記記憶手段に記憶されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が、前記制限条件が記憶されていると判定したことを受けて、記憶されていると判定された前記制限条件に対応する制限の内容を表す制限情報を、前記画像形成装置に送信する送信手段とを含み、
    前記記憶手段は、前記ユーザ毎に複数の前記制限条件を記憶し得る、サーバコンピュータ。
  7. ユーザ毎にプリント機能に関して複数の制限が設定され得る画像形成装置に対してプリントを指示する端末装置であって、
    前記ユーザによる指示の入力を受付ける入力手段と、
    前記入力手段によりプリントが指示されたことを受けて、プリントの設定画面を表示する表示手段と、
    前記入力手段によりプリントが指示されたことを受けて、前記ユーザのユーザID及びプリントの設定を、前記画像形成装置に送信する送信手段と、
    前記画像形成装置から、前記送信手段により送信された前記ユーザIDに対して設定されているプリント機能の制限の内容を表す制限情報を受信する受信手段とを含み、
    前記表示手段は、前記受信手段により受信された前記制限情報を、前記設定画面の上に表示する、端末装置。
  8. ユーザ認証をパスしたユーザによる使用を制限し得る画像形成装置において、制限の内容を表す制限情報を表示する方法であって、
    ユーザ認証を実行するステップと、
    前記ユーザ毎に、前記画像形成装置の使用を制限するための制限条件を設定するステップと、
    前記ユーザによる指示の入力を受付けるステップと、
    前記ユーザによる指示を受付けたことを受けて、当該ユーザに対して前記制限条件が設定されているか否かを判定するステップと、
    前記制限条件が設定されていると判定されたことを受けて、設定されていると判定された前記制限条件に対応する制限の内容を表す前記制限情報を表示するステップとを含み、
    前記ユーザ毎に複数の前記制限条件が設定され得る、制限情報の表示方法。
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