JP2016047738A - 液状被包装物を充填包装してなる包装体の製造方法および包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】液状被包装物を充填包装してなる包装体を、短時間のうちに能率良く製造することができ、さらには、横シール部分へのピンホールの発生を抑制し、液状被包装物の漏れ出しのおそれのない包装体の製造方法およびその方法を用いた包装体を提供する。【解決手段】液状被包装物を収容する積層フィルムからなる包装袋本体3に対し、セルフシール型逆止機能を有するフィルム状注出ノズル4を、前記包装袋本体の頂部に取り付けてなる包装袋2内に、該液状被包装物を充填してなる、使用形態が上下方向に縦長である包装体1の製造に当たり、前記包装袋本体の短尺となる頂部シール部3a側を縦方向とする縦シールを行い、一方、該包装袋本体の長尺となる側部シール部1a側を横方向とする横シールを行うことにより、前記液状被包装物を自動充填包装すること。【選択図】図1

Description

この発明は、液状被包装物を充填包装してなる包装体の製造方法および包装体に関するものである。
セルフシール型逆止機能を有するフィルム状注出ノズルを具える包装袋としては、特許文献1、2に開示されたものがある。この包装袋に用いられている前記注出ノズルの特徴は、包装袋内の液状被包装物を注出する際に、一般的な包装袋とは異なり注出量相当分の外気が該包装袋内へ身代りに侵入するのを阻止する作用を具えている点にある。
即ち、この種の包装袋は、袋内被包装物の注出に伴って包装袋自体が、収縮ないしは潰れ変形するとともに、液状被包装物の注出の停止と同時に、液状被包装物によって濡れた注出ノズルの注出通路内表面を自動的に密着させて、包装袋内への外気の侵入を阻止するセルフシール型逆止機能を発揮するようにしたものである。従って、包装袋内へ液状被包装物を充填包装してなるこのタイプの包装体は、液状被包装物の注出前はもちろん、注出中および注出後のいずれにおいても、包装体内への外気の侵入を防止することができるものである。
しかし、特許文献1、2に記載された包装袋は、次のような問題があった。即ち、この包装袋からの液状被包装物の注出の停止に際しては、包装袋を注出のための傾動姿勢から注出停止のための起立姿勢に復帰させる場合、注出ノズルの注出通路は、その内表面どうしが、液状被包装物による濡れによって相互に密着して自動的に密閉することになる。この時、フィルム状注出ノズルの先端開口付近にある液状被包装物は、注出通路を通って包装袋本体内に逆流するものと、先端開口から外に押し出されるものに別れるが、先端開口から外に押し出された液状被包装物が十分に液切れ(落下)せずに、該先端開口に付着残留して流下したり、該開口の下端からたれ落ちたりして、包装袋およびその周囲を汚損するおそれがあった。
そのため、出願人は先に、従来技術のフィルム状注出ノズルの、セルフシール型逆止機能はそのままに、液状被包装物の注出を停止した際の、注出通路の先端開口における注出特性を阻害することなく、即ち、円滑な注出と注出量のより細かな調整が可能で、しかも、液切れ性が良く、液だれの発生を阻止することのできる包装袋を提案した(出願時未公開)。
また、従来の包装袋は、主に長尺の包装袋用積層フィルムを幅方向に半折りにして重ね合わせた後、側縁同士を縦シールすることにより筒状とし、該筒状に成形された包装袋用積層フィルム間に液状被包装物を連続的に充填するのに併せて、包装袋用積層フィルムの走行方向と直交する方向へ間欠的に横シールを施すことにより、縦長形状に形成されている。このような縦長形状の包装袋の自動充填包装において、筒状に成形された包装袋用積層フィルム内に液状被包装物を充填すると、該液状被包装物の重量によって包装袋用積層フィルムが変形して縦皺が生じやすく、その状態で横シールを施すと、横シール部分にピンホールが発生し、該ピンホールから液状被包装物が漏れ出すという問題点があった。とくに、特許文献1、2に記載された包装袋は、フィルム状注出ノズルのセルフシール型逆止機能を有効に発揮させるため、包装袋本体もまた軟質の包装袋用積層フィルムによって形成されていることから変形しやすく、これに対しては、従来より横シール手段の手前に絞りロールを設けて、包装袋用積層フィルムの形状を整える等の工夫がされているものの、十分ではなく、横シール部分にピンホールが発生しやすいという問題点があった。
さらに、従来の縦長形状の包装体は、軟質の積層フィルムからなり、また船底のような底部が設けられていないため、使用に際して起立姿勢にすると、下方部分は液状被包装物によって膨らんで筒形になるのに対し、上方部分は偏平な板状となる。このような非自立型の包装体は、外容器等に収納して自立性を付与することが好ましいが、収納に際して、包装体を折り曲げる等すると、皺が発生し、フィルム状注出ノズルの注出通路内表面どうしの密着が阻害され、逆止機能を有効に発揮することができないおそれがある。そのため、外容器としては、包装体をそのままの形で収納することのできる、例えば特許文献3に示すような包装体と略同形の、下方部分が例えば六角形からなる筒状で、上方部分が二枚の平坦な板状からなるものが提案されている。
しかしながら、上記包装体は、上端〜下端まで同幅の寸胴な包装袋からなるため、包装袋の起立姿勢における縦横比(縦方向長さ/横方向長さ)が大きくなればなる程、液状被包装物を充填した際に、筒形になる下方部分に対して、板状となる上方部分が大きく張り出した形態となり、これを包装体と略同形の外容器に収納して、陳列や保管等のために複数個を整列させようとすると、上方部分がぶつかり合って密接して配置することができないことや、形態が不自然で安定感を欠くこと、さらには外容器を円柱形や角柱形にする場合、広幅の上方部分に合わせて成形する必要があるため、外容器が大きくなって広い設置スペースが必要になること、などの問題点があった。
特開2005−15029号公報 特開2005−59958号公報 特開2014−94760号公報
そこで、この発明は、包装袋内に液状被包装物を充填包装してなる包装体を、短時間で能率よく多量に製造すること、および横シール部分へのピンホールの発生を抑制して、液状被包装物の漏れ出しのおそれのない包装体を製造すること、さらには、陳列や収納等のスペースを狭小とすることのできる包装体の製造方法および包装体を提供することにある。
そして、前記目的の実現に向けた研究の中で、発明者は、飲食物、調味料、医薬品、化粧品等の液状物の他、粘稠物をも含む液状被包装物を、包装袋内に抜気下で、または微小気泡とともに充填包装してなるものであり、連続的に繰り出し走行されるフレキシブルな包装袋用積層フィルムに対し、縦シール手段により形成される頂部シール部の全長を、横シール手段により間欠的に形成される側部シール部の長さより短かくすることが有効であることを突き止め、本発明を開発するに到った。
即ち、この発明の包装体の製造方法は、包装袋本体と、その頂部に取り付けたセルフシール型逆止機能を有するフィルム状注出ノズルと、からなる包装袋内に液状被包装物を充填し、使用形態が上下方向に縦長である包装体を製造するに当たり、まず、前記包装袋本体の短尺となる頂部シール部側を縦方向とする縦シールを行って筒状体を作製し、次いで、その筒状体内に前記液状被包装物を充填すると共に、該包装袋本体の長尺となる側部シール部側を横方向とする横シールを施すことにより、該液状被包装物を包装袋本体内に充填包装することを特徴とする包装体の製造方法である。
なお、本発明の上記包装体の製造方法においては、さらに下記のような構成にすることがより好ましい解決手段を提供できると考えられる。即ち、
(1)前記包装袋は、少なくともベースフィルム層とシーラント層とを具える一枚もしくは二枚の包装袋用積層フィルムの、対面するシーラント層どうしを融着接合して形成される包装袋本体と、一軸もしくは二軸延伸ベースフィルム層の表裏両面にシーラント層を具える薄肉の、一枚もしくは二枚の軟質の注出ノズル用積層フィルムを、基端辺を除く周縁部分を融着接合させると共に、中央部分に包装袋本体内に連通する注出通路を形成してなるセルフシール型逆止機能を有するフィルム状注出ノズルとからなり、前記フィルム状注出ノズルの基端部外表面のシーラント層を、包装袋本体の頂部内表面のシーラント層に融着接合させることにより、該フィルム状注出ノズルを、包装袋本体の頂部シール部から斜め上向きに突出させてなること、
(2)前記フィルム状注出ノズルを融着接合させてなる前記包装袋本体の短尺側の頂部シール部を、前記包装袋用積層フィルムの縦送り方向に一致させて連続的または間欠的に作用する縦シール手段を介して形成する一方で、前記包装袋本体の両側の長尺側の側部シール部を、間欠的に作動する横シール手段を介して、包装袋用積層フィルム間への液状被包装物の充填と併せて、該包装袋用積層フィルムの走行方向と直交する向きに間欠的に形成することにより、包装袋本体の前記頂部シール部の延在長さを、前記側部シール部の延在長さよりも短かくすること、
(3)セルフシール型逆止機能を有する前記フィルム状注出ノズルの複数が、整列姿勢で予め形成されたノズルフィルムを、自動充填包装装置内を連続走行する前記包装袋用積層フィルムに対して繰り出し走行させて、各個の前記フィルム状注出ノズル基端部の外表面のシーラント層を、前記包装袋用積層フィルムの一方の側部で、内表面のシーラント層に、該側部からの突出姿勢で融着接合させる一方、前記ノズルフィルムの不要部分をフィルム状注出ノズルから切り離して除去するとともに、二つ折りにした前記包装袋用積層フィルムの両側部の相互に、自動充填包装装置の縦シール手段により、前記フィルム状注出ノズルを介して頂部シール部を連続的に形成し、この筒状に成形された包装袋用積層フィルム内に液状被包装物を充填しつつ、横シール手段によって、包装袋用積層フィルムの走行方向と直交する方向に延在して、包装袋本体の前記頂部シール部よりも長尺の、それぞれの側部シール部を間欠的に形成すること、
(4)前記包装袋本体は、横シールによって形成される少なくとも一の側部シール部の、幅方向中間部からフィルム状注出ノズルを取り付けてなる縦シールによる頂部シール部側の範囲を、液状被包装物の充填スペース側に迫り出して次第に広幅になるように形成して、上すぼまり状としたこと、
(5)前記側部シール部は、包装袋本体の頂部側の上すぼまり状側縁を形造るための引裂き誘導疵もしくは切り離し線を有すること、
(6)前記フィルム状注出ノズルを構成する表裏のそれぞれのシーラント層の、注出通路となる対向する内表面側のシーラント層の融点は、フィルム状注出ノズルの外表面側のシーラント層よりも高融点であること、
(7)前記フィルム状注出ノズルの基端部は、対面する内表面側のシーラント層が低温融着され、注出通路内表面が仮封止されていること、
である。
本発明はまた、前記のいずれかに記載の製造方法によって製造された、少なくともベースフィルム層とシーラント層とを具える包装袋用積層フィルムの、対面するシーラント層どうしを融着接合して形成される包装袋本体と、一軸もしくは二軸延伸ベースフィルム層の表裏両面にシーラント層を具える薄肉の、一枚もしくは二枚の軟質の注出ノズル用積層フィルムを、基端辺を除く周縁部分を融着接合させると共に、中央部分に包装袋本体内に連通する注出通路を形成してなるセルフシール型逆止機能を有するフィルム状注出ノズルとからなり、前記フィルム状注出ノズルの基端部外表面のシーラント層を、包装袋本体の頂部内表面のシーラント層に融着接合させることにより、該注出ノズルを、包装袋本体の頂部シール部から斜め上向きに突出させてなる包装袋内に、液状被包装物を自動充填して包装してなる包装体であって、前記フィルム状注出ノズルは、前記包装袋本体の上端部から斜め上向きに突出取り付けられてなり、該フィルム状注出ノズルが、前記包装袋本体の上端縁から斜め上向きに突出する基端部側の傾斜部と、引裂き開口部を含む該傾斜部の延在位置の遊端部に連接された、該包装袋本体の上端部と平行な水平部とによって構成されていることを特徴とする包装体を提案する。
本発明によれば、縦シール手段により形成される頂部シール部の長さを、横シール手段をもって間欠的に形成される、それぞれの側部シール部よりも短かくすることで、縦シール部の長さが長尺である従来技術に比し、包装体の製造がより能率的になり、短尺の頂部シール部の作用の下で、より多量の包装体を短時間のうちに製造することができ、さらに包装体の側部シール部長さと、頂部シール部長さとの比(側部シール部/頂部シール部)が大きい、縦長形状の包装体を高速で製造することができる。
また、本発明によれば、筒状に成形された包装袋用積層フィルムに液状被包装物を連続的に充填しながら、横シール手段によって、包装袋用積層フィルムの走行方向と直交する方向に延在して間欠的に横シール部を形成するに際し、上記したように、従来技術よりも筒状の包装袋用積層フィルム幅(横シール幅)が長くなるため、該包装袋用積層フィルムの幅方向の単位長さあたりにかかる液状被包装物の重量が小さくなる。したがって、充填された液状被包装物の重量に起因する、筒状の包装袋用積層フィルムへの縦皺の発生が抑制されることになり、ピンホールの発生による液漏れのおそれを取り除くことができる。
さらに、本発明によれば、フィルム状注出ノズルが、包装袋本体の頂部シール部から斜め上向きに突出して設けられていることから、該フィルム状注出ノズルがセルフシール型逆止機能を発揮して、液状被包装物の注出前、注出中および注出後のいずれにおいても、包装袋本体内への外気の侵入を十分に防止できることはもちろん、液状被包装物の円滑な注出と、注出量のより細かな調整を可能とする他、液切れ性を高めて、意図しない液だれの発生を有効に阻止することのできる包装体を確実に製造することができる。
また、本発明では、横シール手段によって形成される少なくとも一の側部シール部を、その幅方向中間部からフィルム状注出ノズルを取り付けてなる頂部シール部側に向かって、液状被包装物の充填スペースに迫り出すように次第に広幅に形成して、包装袋本体を上すぼまり状とすることで、包装袋本体の頂部側の袋幅が、底部側の袋幅よりも狭くなり、包装体を使用形態(起立姿勢)とした際の、偏平な上方部分の左右への張り出しが抑制されて、上方部分と下方部分との横幅を略同幅に揃えることができる。
これによれば、たとえ収納する包装体の側部シール部長さ(縦方向長さ)が、頂部シール部長さ(横方向長さ)に対して非常に大きい場合であっても、該包装体を収納保持するための外容器の下方部分と上方部分とを、ほぼ同幅からなるスマートな形状とすることができるため、複数個を密接させて配置させることができるようになり、陳列や展示等のためのスペースを狭小とすることができる。また、外容器が、円柱形や角柱形からなる場合にも、従来よりも小型化することができ、安定性を向上させることができる。
また、本発明によれば、フィルム状注出ノズルを構成する表裏のそれぞれのシーラント層の、注出通路となる対向する内表面側のシーラント層の融点が、フィルム状注出ノズルの外表面側のシーラント層よりも高融点であることで、縦シール手段によって、フィルム状注出ノズルを介して包装袋用積層フィルムの二つ折りにした両側部を融着接合して、頂部シール部を形成する際に、フィルム状注出ノズルの外表面は、その低融点のシーラント層によって包装袋用積層フィルム(包装袋本体内表面)のシーラント層に確実に融着接合されるのに対し、フィルム状注出ノズルの内表面側のシーラント層は高融点であるため、注出通路内表面どうしの相互の融着接合を防止することができる。
なお、上記したように縦シール手段によって頂部シール部を形成するに際し、シール温度や加圧力、加熱時間等を調整することにより、フィルム状注出ノズルの基端部分の内表面側のシーラント層を、たとえば、本来のヒートシール強度の半分以下の強度で相互に融着して仮封止した場合には、高温の液状被包装物を充填包装した際にも、使用開始まで該液状被包装物のフィルム状注出ノズル内への進入を阻止することができる。そのため、フィルム状注出ノズルの注出通路の、高温の液状被包装物の進入による膨満変形(永久変形)を防止することができ、フィルム状注出ノズルの内表面どうしの密着によるセルフシール型逆止機能を有効に発揮させることができる。
この発明に係る包装体の実施形態を包装体の起立姿勢で示す正面図である。 この発明の方法の実施に用いる自動充填包装装置を模式的に示す図である。 この発明の方法の実施に用いる他の自動充填包装装置を模式的に示す図である。 (a)は、この発明の方法の実施に用いる自動充填包装装置の、横シール手段および切断手段の他の実施形態を拡大して示す図であり、(b)および(c)は切断手段に用いる切刃の一例を示す図である。 図4の自動充填包装装置によって製造される包装体を起立姿勢で示す正面図である。 自動充填包装装置内で連続走行される包装袋用積層フィルムへのフィルム状注出ノズルの取付装置を例示する略線正面図である。 フィルム状注出ノズルの、包装袋用積層フィルムへの取付け例を示す模式図である。 フィルム状注出ノズルの取付装置の他の実施形態を示す略線正面図である。
以下に本発明の実施形態を図面に示すところに基いて説明する。
図1に示す、自立性も定型性も有しない包装体1は、包装袋2内に、飲食物、調味料、医薬品、化粧品等の液状物もしくは粘稠物からなる液状被包装物を充填包装してなり、この包装袋2は、フレキシブルな包装袋本体3と、セルフシール型逆止機能を有するフィルム状注出ノズル4とからなる。なお、この発明の包装体1は、包装袋本体3の側部シール部1a長さと、頂部シール部3a長さとの比(側部シール部1a/頂部シール部3b)が、好ましくは2以上の矩形の縦長形状からなる。
ここで包装袋本体3は、例えば、熱可塑性の一軸もしくは二軸延伸ベースフィルム層とシーラント層とを、各種の中間層もしくは各種の蒸着層を介在させて、または介在させることなく積層してなる軟質の包装袋用積層フィルムの対面する内側のシーラント層どうしを、図では底部を除いて融着接合させてなる。なお、図示例では底部は包装袋用積層フィルムの折り返し部に相当するので、図示の包装体1は、三方シール構造になる。
また、セルフシール型逆止機能を有するフィルム状注出ノズル4は、熱可塑性の一軸もしくは二軸延伸ベースフィルム層を挟んで直接的もしくは間接的に積層した表裏のそれぞれのシーラント層を具える薄肉にして平坦な軟質積層フィルムの、中央部等で表裏に折返してなる一枚または、輪郭形状がともに同一の、相互に重ね合わせた二枚を、一方のシーラント層の対向姿勢で、基端辺を除く周縁部分で、たとえばヒートシールによって相互に、図に斜線を施して示すように融着接合させて、中央部に注出通路5を画成することにより構成することができる。なお、図示のフィルム状注出ノズル4は、ノズル先端部分6を、たとえばV字状の折曲部7の形成位置で、引裂き除去等によって切除することにより、注出通路5に先端開口8を形成することができる。
このようなフィルム状注出ノズル4は、包装袋本体3の図に斜線を施して示す、頂部シール部3aに融着接合され、その注出通路5が、包装袋本体3内に連通されている。
この場合、フィルム状注出ノズル4の基端部外表面のシーラント層を包装袋本体内表面のシーラント層に融着接合させて、そのフィルム状注出ノズル4を、包装袋本体3の頂部シール部3aから斜め上向きに突出させた包装袋2とする。
ここで、フィルム状注出ノズル4は、その基端位置4a側の、包装袋本体3の上端縁3bから斜め上向きに突出する傾斜部5aと、引裂き開口部7を含むその傾斜部5の延在位置の遊端部側が、包装袋本体3の上端縁3bと平行な水平部5bとによって構成されている。
なお、フィルム状注出ノズル4の上向き傾斜角度は、傾斜部5aの注出通路の幅方向中心線αと、包装袋本体3の上端縁3bとのなす角度θが25〜70°、好ましくは40〜60°の範囲内になるようにする。前記角度θをこの範囲内にした場合は、液だれの発生を一層効果的に抑制することができる。
すなわち、傾斜角度θが、25°未満では、フィルム状注出ノズル4の先端開口8と包装袋本体3の上端縁3bとが近づきすぎて、注出した液状被包装物が包装袋本体3に付着したり、液状被包装物を所期した方向に吐出できないおそれがある。一方、傾斜角度θが、70°超の場合は、液状被包装物を注出するに際して、包装体1を大きく傾動させる必要があるため、包装体1内の液状被包装物がフィルム状注出ノズル4の注出通路5に一気に流れこみ、吐出量を調整することができなくなること、あるいは液状被包装物を所期した方向に吐出させることができず、飛び散る等して周囲を汚損するおそれがある。
ところで、図示のような縦長状の包装体1の製造に当っては、フィルム状注出ノズル4を融着接合させてなる頂部シール部3aを、連続走行される包装袋用積層フィルムに対して連続的または間欠的に作用する縦シール手段により形成するとともに、包装体1の両側のそれぞれの側部シール部1aを、縦シール手段から独立して所要の速度で作動する横シール手段により、頂部シール部3aをもって筒状に成形された包装袋用積層フィルム間への液状被包装物の連続的な充填と併せて、包装袋用積層フィルムの走行方向と直行する方向へ間欠的に形成し、頂部シール部3aの延在長さを、側部シール部1aの延在長さよりも短かくする。
これによれば、縦シール手段によって形成される頂部シール部3aの長さが、それぞれの側部シール部1aの延在長さよりも短かいことから、たとえば、側部シール部1aを縦シール手段によって形成する場合に比し、縦シール手段の作用時間を有効に短縮することができる。それ故に、側部シール部1aを、横シール手段によって、包装袋2への、液状被包装物の充填を終えた所要のタイミングで形成することで、包装体1の製造に要する時間を十分に短縮して高速化し、包装体1の製造能率を大きく高めることができる。
ここで、包装体1の底部に、縦シール手段によって頂部シール部3aと平行に延びる底部シール部を形成し、包装体1を四方シール構造としてもよい。
ところで、上記のように縦シール手段によって頂部シール部3aを形成するに際し、該頂部シール部3aに突設されるフィルム状注出ノズル4の内表面側のシーラント層を、外表面側のシーラント層よりも高融点のシーラント層とすれば、フィルム状注出ノズル4の基端部外表面を、その低融点のシーラント層によって包装袋本体3の内表面に確実に融着接合させることができるのに対し、フィルム状注出ノズル4の内表面どうしの融着接合を防止することができる。
たとえば、内表面側のシーラント層としては、ポリプロピレン、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂であって、望ましくは、外表面側のシーラント層の融点よりも20℃程度高い融点をもち、外表面側のシーラント層とは、包装袋本体3のヒートシール温度よりも高い温度でヒートシール可能なフィルムを用いることが好ましい。
また、縦シール手段の加熱温度、加圧力および加熱時間等を調整することにより、フィルム状注出ノズル4基端部の内表面側のシーラント層を、本来のヒートシール強度の半分以下の接着強度で、相対的に低温で仮融着された状態とした仮封止部としてもよい。この場合には、包装袋2内に充填包装された液状被包装物の、フィルム状注出ノズル4の注出通路5内への進入を確実に阻止することができるため、たとえ、液状被包装物が50〜100℃に加熱されたものであっても、該高温の液状被包装物が進入したことによる注出通路5の膨満変形(永久変形)から十分に保護されることになり、フィルム状注出ノズル4の内表面どうしの密着によるセルフシール型逆止機能を有効に発揮させることができる。
以上のような方法に従う、この発明の包装体1は、たとえば、既存の各種の自動充填包装装置と、たとえば、特開2011−849号公報に記載されたフィルム状注出ノズルの取付装置との組み合わせによって製造することができる。
図2は、既存の自動充填包装装置12を模式的に示す正面図であり、縦型のこの自動充填包装装置12は、たとえば、ベースフィルム層と、中間層と、無延伸のシーラント層との積層構造になる、一枚の、軟質にして長尺の、フレキシブルな包装袋用積層フィルム9をそれの長手方向に連続的に繰り出し走行させながら、包装袋用積層フィルム9を、シーラント層が対向姿勢となるように幅方向に半折して、それの両側部を重ね合わせて、縦シール手段10により合掌状に連続的に融着接合させ、これによって筒状に成形された包装袋用積層フィルム9内へ液状被包装物を、連続的に所要量充填して自動的に包装するものである。この自動充填包装装置12は、フィルム折返し手段13と、液状被包装物の供給手段14と、縦シール手段10と、縦シール手段10から独立して、所要の速度で間欠的に作用することができる横シール手段11と、連続的に形成される、液状被包装物を充填包装した帯状の連続包装体を所要の側部シール部位置で切断する切断手段15、たとえば、ロータリーカッターとを主要な構成部分とする。
なおここで、横シール手段11としては、加熱された複数枚のヒートシールバー11aを有するもの、または、冷却された複数枚の抑えシールバーを有するものを図の上下方向に整列させて配置することも可能である。
ところで、フレキシブルな包装袋用積層フィルム9の巻回ロールRから、所要の速度で連続的に繰出し走行される一枚の長尺の包装袋用積層フィルム9の一側部には、後述するようなフィルム状注出ノズル4の取付装置によって、その一側部からの突出姿勢でフィルム状注出ノズル4を融着接合させる。そして、図示のフィルム折返し手段13によって、フィルム状注出ノズル4の融着接合後の包装袋用積層フィルム9を、複数本(図では3本)のガイドローラを経て上方から下方に向けて走行させつつ、平面形状がU字状をなすフィルム通路を区画し、正面形状が鉤状をなす案内部材16でガイドして、フィルム状注出ノズル4付きの包装袋用積層フィルム9を、シーラント層が対向する姿勢となるように幅方向に半折して、図では、包装袋用積層フィルム9の左端に位置するフィルム側縁どうしを揃えて重ね合わせる。
このとき、フィルム状注出ノズル4はいずれも、包装袋用積層フィルム9の側縁から側方へ突出して位置することになる。
また、縦シール手段10では、包装袋用積層フィルム9の側縁部を、図の前後方向に対をなす一対の縦シールローラ17のフランジ状シールバー17aによって挟持して連続的に加熱・加圧して、縦シールローラ17の回転下で、包装袋用積層フィルム9の長手方向に連続する縦シール部、すなわち頂部シール部3aを、包装袋用積層フィルムの長手方向に形成して、包装袋用積層フィルム9を筒状に成形する。
ここで縦シール手段10は、水平面内で、図の前後方向で平行に延在する、ともに同一直径の一対の縦シールローラ17(図では手前側に位置する前方側のものだけを示す。)と、それらの一対の縦シールローラ17を相互に逆向きに等速で回転駆動させる、一の駆動モータおよび図示しない歯車機構と、一方(前方側)の縦シールローラ17の両端部を軸受け支持する軸受けブロックを、他方(他方側)の縦シールローラ17を軸受け支持する軸受けブロックに向けて押圧する一対のシリンダ、たとえばエアシリンダとを具えてなる。
このような一対の縦シールローラ17の各々は、外周面に一の円形フランジ状のシールバー17aを有するとともに、該シールバー17aの加熱に寄与するヒ−タを内蔵してなり、上記の一対のシリンダをもって前方側の縦シールローラ17を後方側の縦シールローラ17に向けて押圧することで、それらの一対の縦シールローラ17は、包装袋用積層フィルム9の重ね合わせ側縁部を両シールバー17a間に挟持し加熱・加圧して、その側縁部のシーラント層を合掌状に融着させて縦シール部、すなわち頂部シール部3aを形成するとともに、縦シールローラ17の回転に基づいて、包装袋用積層フィルム9を図の下方側へ繰り出し走行させる。
なお、図2に示すように、縦シール手段10と後述する横シール手段11との間には、一対のシールローラからなる平滑化シール手段19を設けることが好ましい。この平滑化シール手段19は、例えば、縦長楕円形の凸部を有する一対のシールローラからなり、該シールローラによってフィルム状注出ノズル4が突設してなる頂部シール部3a上の、フィルム状逆止ノズル4基端部との融着部を含むその近傍位置を挟持して加熱・加圧してシールし(図2の平滑化シール部20)、フィルム状逆止ノズル4基端部と頂部シール部3aとの融着接合部分を二重にシールする。これによれば、フィルム状逆止ノズル4と頂部シール部3aの4枚の積層フィルムが重なり合って形成される前記融着接合部分と、2枚の積層フィルムからなる頂部シール部3aとの段差が平滑化され、該段差部分からの被包装物の漏出を防止することができる。さらに、平滑化シール部20によれば、フィルム状注出ノズル4の頂部シール部3aへの接合強度を強化できるとともに、フィルム状注出ノズル4の基端位置からの折れ曲がりを抑制することができる。
さらに、前記平滑化シール部20を、フィルム状注出ノズル4の注出通路5内に突出するように設けた場合には、該平滑化シール部20によってフィルム状注出ノズル4に流れ込む被包装物を、一旦、堰き止めることができるため、吐出流の整流化が図られて被包装物の吐出量を確実にコントロールできるとともに、液だれの発生を抑制することができる。
そして、液状被包装物の供給部14は、図示しないタンクから、ポンプおよび供給路を経て、一対の縦シールローラ17の間を貫通して上下方向へ延びる充填ノズル18を介して、筒状に成形された包装袋用積層フィルム9の内側へ液状被包装物Mを連続的に充填する。
横シール手段11は、同一の水平面内で、図の前後方向に平行に延在させて設けた一対の横シールローラからなり、該横シールローラの、ローラ軸線方向に延在する一本以上のそれぞれのヒートシールバー11aにより、筒状に成形されて液状被包装物を充填された包装袋用積層フィルム9に、該包装袋用積層フィルム9の走行向と直交する方向に延びる、包装袋用積層フィルム9の全幅にわたる横シール部、すなわち、それぞれの側部シール部1aを、包装袋用積層フィルム9の走行方向に所定の間隔をおいて間欠的に設けることにより、包装袋用積層フィルム9の走行方向に連続する、液状被包装物を充填包装した包装体1を形成する。
なお、横シール手段11の作用によって形成されるそれぞれの側部シール部1aの延在長さは、縦シール手段10の作用によって形成される頂部シール部3aの長さよりも長く、筒状に成形された包装袋用積層フィルム9内に液状被包装物を充填した際の、側部シール部1a幅方向の単位長さあたりにかかる液状被包装物の重量が小さくなり、包装袋用積層フィルム9に縦皺が発生することがなく、側部シール部1aにピンホールが発生するのを有効に抑制することができる。
そして切断手段15では、上下方向に連続する包装体1を、所要の個数毎に、側部シール部1aのシール幅の中間位置で、切刃15aをもって切断分離する。
図3は、自動充填包装装置12を用いて包装体1を製造する方法を示す他の実施形態であり、図2とは、頂部シール部3aへのフィルム状注出ノズル4の取り付け位置が異なっている。即ち、図3では、フィルム状注出ノズル4が、包装袋用積層フィルム9の走行方向に連続する各包装体1の、頂部シール部3aの上部位置に、フィルム状注出ノズル4の先端が上向きとなるように突設されている。
これによれば、フィルム状注出ノズル4が、自動充填包装装置12の走行中に縦シール手段10や横シール手段11等に引っかかったり、折れ曲がる等するおそれが低くなり、さらに、例えば殺菌等のために50℃以上に加熱された液状被包装物を、袋内に充填包装する場合にあっても、高温の液状被包装物が、フィルム状注出ノズル4内に多量に進入することがなく、フィルム状注出ノズル4が破袋したり、膨らむ向きに永久変形するのを防止することができ、フィルム状注出ノズル4のセルフシール逆止機能を常に確実に発揮させることができる。
図4に自動充填包装装置12に用いる横シール手段11および切断手段15の他の実施形態を拡大して示す。
図4(a)に示す横シール手段11は、図3の自動充填包装装置12と同様に、一対の横シールローラからなり、該横シールローラの、ローラ軸線方向に延在する一本以上のそれぞれのヒートシールバー11aが、その幅方向中間部から縦シール部3a側に向かって次第に拡開した形状からなる。このヒートシールバー11aによって形成される側部シール部1aは、幅方向中間部から、縦シール部3a側に向かって液状被包装物の充填スペースに迫り出すように次第に広幅となるため、包装体1は上すぼまり状となり、これによって包装体1を、図5に示したように起立姿勢にした際に、充填した液状被包装物によって筒形となる下方部分と、平坦な上方部分とが略同幅になるように形成することができる。なお、図4(a)および図5では、包装袋本体3の両側の側部シール部1aがそれぞれ、中間部から縦シール部3a側に向かって次第に広幅になるように形成されているが、一方の側部シール部1aのみを広幅となるように形成してもよい。
上記包装体1によれば、該包装体1を収納保持するための外容器もまた上端部〜下端部まで略同幅に形成することができるため、例えば、包装体1の側部シール部1a長さと、頂部シール部3a長さとの比(側部シール部1a/頂部シール部3b)が大きい場合であっても、陳列等に際して、複数個を密接させて整列させることが可能となり、設置スペースを狭小とすることができ、また、円柱形や六角柱等の角柱形の外容器を用いる場合にも従来よりも小型化されて、スマートな形状にすることができると共に、安定感を向上させることができる。
また、図4(a)では、切断手段15を通過した包装体1が、側部シール部1a上に穿設されたミシン目状の疵痕44を介して上下方向に連結された状態となっている。この疵痕44は、図4(b)に示すような側部シール部1aの幅方向中間部に相当する位置から縦シール部3a側に向かって二つに分岐した形状からなるミシン目状の切刃15aによって形成することができる。なお、疵痕44は、上記のような穿孔からなる切り離し線の他、複数の小孔状の疵やレーザ光線等をもって連続的もしくは間欠的に設けた溶融痕からなる誘導疵など、適宜の形状および数の疵にて形成することができる。このような疵痕44の、深さや長さ、その他の寸法は、包装袋用積層フィルム9の厚さや構成材料などに応じて選択する。
このような疵痕44によれば、これに沿って引裂くことで、連続する包装体1を所要の個数毎に簡単に分離することができると共に、分岐した疵痕44間に介在する不要なシール部分45を切り取ることができるため、包装体1を外容器内に収納する際に、該シール部分45が邪魔になることがない。
また、切刃15aとして、図4(c)に示すような側部シール部1aの幅方向中間部に相当する位置から縦シール部3a側に向かって二つに分岐した形状からなる切断用の切刃15aを用いた場合には、連続する上すぼまり状の包装体1を、その側縁に沿って各個毎に切断分離することができる。
さらに、切刃15aによって側部シール部1aを、そのシール幅の中間位置で全幅に亘って切断して包装体1を各個毎に分離する一方、図5に示したように、シール部分45を疵痕44を介して包装体1に接続させたままにしてもよく、この場合には、シール部分45の切片が製造過程において製品等に混入するおそれがなく、なお、シール部分45は、疵痕44に沿って、抵抗なく折り曲げることができるため、包装体1を外容器内に収納した際に邪魔になることがない。
図6の略線正面図は、自動充填包装装置12内で、巻回ロールRから所要の速度で連続的に繰出し走行される包装袋用積層フィルム9の一方の側部に、該側部からの突出姿勢でフィルム状注出ノズル4を融着接合させる場合を示す。このフィルム状注出ノズル4の取付装置21は、ベースプレート22の、図の左端部で、図2および3に示すような既存の自動充填包装装置12に付設することができる。
この取付装置21は、一軸もしくは二軸延伸の熱可塑性ベースフィルム層の表裏の両側に直接的もしくは間接的にシーラント層を設けてなる、一枚もしくは二枚の、薄肉にして平坦な軟質積層フィルムを、基端縁を除く周縁部分で融着接合させて、中央部に包装袋本体内に連通する注出通路を画成してなる、セルフシール型逆止機能を有するフィルム状注出ノズル4の複数が、整列姿勢で予め形成されたノズルフィルム23の巻回ロール24を支持して、その巻回ロール24からのノズルフィルム23の繰り出し走行を許容する繰出軸25を有するとともに、駆動モータによって回転駆動されて、ノズルフィルム23に整列姿勢で形成したフィルム状注出ノズル4の基端部を、連続走行される包装袋用積層フィルム9の一側部に融着接合させた後、ノズルフィルム23の不要部分を、フィルム状注出ノズル4から切り離した状態で巻取る巻取軸26を有し、ここで27は、包装袋用積層フィルム9の一方の側面で、所定の位置に各個のフィルム状注出ノズル4を融着接合させた後の、ノズルフィルムの不要部分の巻回ロールを示す。
ここで、繰出軸25上の巻回ロール24から繰出し走行される、軟質積層構造のノズルフィルム23は、図6に示すように、背景技術で述べたと同様に機能して、包装体1内への外気の侵入を阻止するフィルム状注出ノズル4の複数が、予め整列姿勢で形成され、また、各個のフィルム状注出ノズル4の周りを囲繞する、たとえばミシン目状に形成した、図7に示すような引裂き誘導疵28を有する。
そして、ノズルフィルム23上に引裂き誘導疵28によって等間隔に型取り囲繞されて形成された各フィルム状注出ノズル4は、一定速度で連続走行される、積層構造の包装袋用積層フィルム9との等速走行時点で、その包装袋用積層フィルム9の一方の側部のシーラント層に、ノズル基端部の外表面のシーラント層を、たとえばヒートシールによって融着させることによって、図7に斜線を施して示すように接合される。ノズルフィルム23の残余の不要部分(フィルム本体)は、引裂き誘導疵28に沿って各フィルム状注出ノズル4から切り離され、巻取軸26の回転駆動等に基いて、その巻取軸26上に巻取られて不要部分巻回ロール27とされる。
なおこの場合、巻取軸26は、ノズルフィルム23の繰出し走行速度とほぼ等速となる周速で回転駆動されることとなる。
また、図2および図3に示す装置では、図6に示すように一定速度で連続走行される包装袋用積層フィルム9を隔てて対向配置された、ヒータを内蔵した一対の融着ローラ対29を設ける。この融着ローラ対29は、相互に同期して、回動されるものであって、走行中の包装袋用積層フィルム9に対し、繰出軸25から繰出されて包装袋用積層フィルムと等速で走行するノズルフィルム23のフィルム状注出ノズル4のみを、押圧下に、たとえば、幅(a)3〜50mm、長さ(b)20〜150mmの範囲で融着接合させるものである。なお、包装袋用積層フィルム9の接合間隔は包装袋の大きさに従って50mm〜500mm程度とすることができる。
ここで、この融着ローラ対29はまた、ノズルフィルム23が巻き掛けられて、包装袋用積層フィルム9の走行経路側へ、たとえばシリンダ30によって常時付勢されている、ヒータ内蔵の加熱ローラ31と、包装袋用積層フィルム9を、加熱ローラ31上のノズルフィルム23の、フィルム状注出ノズル4の位置に間欠的に押圧する突起32を有する、ヒータ内蔵の貼付熱ローラ33とで構成さている。なお、ノズルフィルム23から型抜きされたフィルム状注出ノズル4および包装袋用積層フィルム9は、相互に対向するシーラント層を介して、前記加熱ローラ31および貼付熱ローラ33からの供給熱量と、突起32の押圧力とによって融着接合される。
従って、貼付熱ローラ33の突起32は、包装袋用積層フィルム9へのフィルム状注出ノズル4の接合個所以外の領域に対しては、包装袋用積層フィルム9から離隔して位置することになる。
また図6に示す装置では、融着ローラ対29の加熱ローラ31に、ノズルフィルム23を、たとえば弾性的に押圧して挟み込み、加熱ローラ31に対するノズルフィルム23のスリップを防止するニップローラ34を設ける。
そしてまた、図示の装置では、繰出軸25および巻取軸26のそれぞれと、一対の融着ローラ29との間のそれぞれに、ともに複数本のノズルフィルムガイドローラ35、36、37および38を配設して、走行されるノズルフィルム23の蛇行、そこへの皺の発生等を防止する。
ところで、これらのノズルフィルムガイドローラ35、36、37および38のうち、融着ローラ対29の前後に位置する各一本のガイドローラ36、38を、シリンダ39、40、ばね手段等に連結されてノズルフィルム23の張力を調整するダンサーローラとすることが、ノズルフィルム23の、加熱ローラ31への追従走行性を高める上で好ましい。
以上に述べたところにおいてより好ましくは、一対の融着ローラ29の繰出軸側および巻取軸側の少なくとも一方、図では双方に、回転駆動されてノズルフィルム23を挟持するフィルム送りローラ41、42を設けて、繰出されるノズルフィルム23の、加熱ローラ31への追従走行性をより一層高める。
このような装置によって、ノズルフィルム23に形成したフィルム状注出ノズル4を、連続的に定常走行される包装袋用積層フィルム9に融着接合させるに当っては、ノズルフィルム23を各種のローラに、図に実線で示すように、巻き掛けた状態で、そのノズルフィルム23を巻回ロール24から連続的もしくは間欠的に繰出し走行させる。たとえば、包装袋用積層フィルム9の、フィルム状注出ノズル接合個所の所定位置への到達を、フィルムマークセンサ43によって検知したときは、融着ローラ対29の周速を、包装袋用積層フィルム9の走行速度まで次第に増加させて、包装袋用積層フィルム9のノズル接合個所が融着ローラ対29に達したときに、その包装袋用積層フィルム9と等速で走行されているノズルフィルム23のフィルム状注出ノズル4に、貼付熱ローラ33の突起32によって、包装袋用積層フィルム9を押圧するとともに加熱して、包装袋用積層フィルム9の一方の側部のシーラント層を、フィルム状注出ノズル4の一方の外表面に、図7に斜線を施して示すように融着させる。
フィルム状注出ノズル4の、包装袋用積層フィルム9へのこのような融着接合の後は、ノズルフィルム23の不要部分を巻取軸26上に巻取るべく、そのノズルフィルム23の走行経路を、包装袋用積層フィルム9の走行経路から離隔させることで、ノズルフィルム23は、引裂き誘導疵28に沿ってフィルム状注出ノズル4から切り離されて、巻取軸26上に、不要部分巻回ロール27を形成する。
この一方で、包装袋用積層フィルム9に接合されたフィルム状注出ノズル4は、該包装袋用積層フィルム9と一体で、自動充填包装装置12内を走行する。
ここにおいて、ニップローラ34、ガイドローラ36、38および、回転駆動されるフィルム送りローラ41、42はともに、ノズルフィルム23の、融着ローラ対29への追従走行性を高めるべく機能することは前述した通りである。
なお、図6に示すところでは、それぞれのフィルム送りローラ41、42をともに、ノズルフィルム23を挟持するべく、対をなすローラにて構成することとしているが、各フィルム送りローラは、ノズルフィルム23に対して大きな摩擦力を発生できる、単一の回転駆動ゴムローラ等によって構成することも可能である。
図8は、フィルム送りローラ41、42のそれぞれを、回転駆動される各一本のゴムローラにて構成するとともに、ノズルフィルム23の繰出しおよび巻取り回転方向を図6に示すところとは逆とし、そして、そのフィルム23を繰出し側のフィルム送りローラ41に巻き掛けることなく延在させたものである。
ノズルフィルム23の走行速度を、加熱ロール31の回転周速に高精度に対応させ得る場合は、図8に示すフィルム通しによっても、またたとえば、図8に仮想線で示すように、フィルム送りローラ42への巻き掛けを省いても、ノズルフィルム23を、包装袋用積層フィルム9に対して所期した通りに走行させて、その包装袋用積層フィルム9に、フィルム状注出ノズル4を、図7に示すように適正に融着接合させることができる。
以上この発明の実施の形態を図面に示すところに基づいて説明したが、この発明では、とくに既存の自動充填包装装置の、縦シール手段10によって形成される頂部シール部3aの長さを、縦シール手段10から独立させて設けた横シール手段11にて間欠的に形成される側部シール部1aの長さよりも短くして、頂部シール部3aの形成に要する時間を短かくすることで、縦シール手段10をもって、長尺の側部シール部1aを形成する場合に比し、液状被包装物を充填包装してなる包装体1の製造能率を大きく向上させることができる。
1 包装体 1a 側部シール部
2 包装袋 3 包装袋本体
3a 頂部シール部 3b 上縁部
4 フィルム状注出ノズル 4a 基端位置
5 注出通路 5a 傾斜部
5b 水平部 6 ノズル先端部分
7 折曲部 8 先端開口
9 包装袋用積層フィルム 10 縦シール手段
11 横シール手段 11a ヒートシールバー
12 自動充填包装装置 13 フィルム折返し手段
14 供給手段 15 切断手段
15a 切刃 16 案内部材
17 縦シールローラ 17a シールバー
18 充填ノズル 19 平滑化シール手段
20 平滑化シール部 21 取付装置
22 ベースプレート 23 ノズルフィルム
24 巻回ロール 25 繰出軸
26 巻取軸 27 不要部分巻回ロール
28 引裂き誘導疵 29 融着ローラ対
30 シリンダ 31 加熱ローラ
32 突起 33 貼付熱ローラ
34 ニップローラ
35、36、37、38 ノズルフィルムガイドローラ
39、40 シリンダ 41、42 フィルム送りローラ
43 フィルムマークセンサ
44 疵痕
45 シール部分
M 液状被包装物
R 巻回ロール
α 傾斜部の注出通路の幅方向中心線
θ 線αと包装袋本体上端縁とのなす角度

Claims (9)

  1. 包装袋本体と、その頂部に取り付けたセルフシール型逆止機能を有するフィルム状注出ノズルと、からなる包装袋内に液状被包装物を充填し、使用形態が上下方向に縦長である包装体を製造するに当たり、
    まず、前記包装袋本体の短尺となる頂部シール部側を縦方向とする縦シールを行って筒状体を作製し、次いで、その筒状体内に前記液状被包装物を充填すると共に、該包装袋本体の長尺となる側部シール部側を横方向とする横シールを施すことにより、該液状被包装物を包装袋本体内に充填包装することを特徴とする包装体の製造方法。
  2. 前記包装袋は、少なくともベースフィルム層とシーラント層とを具える一枚もしくは二枚の包装袋用積層フィルムの、対面するシーラント層どうしを融着接合して形成される包装袋本体と、
    一軸もしくは二軸延伸ベースフィルム層の表裏両面にシーラント層を具える薄肉の、一枚もしくは二枚の軟質の注出ノズル用積層フィルムを、基端辺を除く周縁部分を融着接合させると共に、中央部分に包装袋本体内に連通する注出通路を形成してなるセルフシール型逆止機能を有するフィルム状注出ノズルとからなり、
    前記フィルム状注出ノズルの基端部外表面のシーラント層を、包装袋本体の頂部内表面のシーラント層に融着接合させることにより、該フィルム状注出ノズルを、包装袋本体の頂部シール部から斜め上向きに突出させてなることを特徴とする請求項1に記載の包装体の製造方法。
  3. 前記フィルム状注出ノズルを融着接合させてなる前記包装袋本体の短尺側の頂部シール部を、前記包装袋用積層フィルムの縦送り方向に一致させて連続的または間欠的に作用する縦シール手段を介して形成する一方で、
    前記包装袋本体の両側の長尺側の側部シール部を、間欠的に作動する横シール手段を介して、包装袋用積層フィルム間への液状被包装物の充填と併せて、該包装袋用積層フィルムの走行方向と直交する向きに間欠的に形成することにより、包装袋本体の前記頂部シール部の延在長さを、前記側部シール部の延在長さよりも短かくすることを特徴とする請求項1または2に記載の包装体の製造方法。
  4. セルフシール型逆止機能を有する前記フィルム状注出ノズルの複数が、整列姿勢で予め形成されたノズルフィルムを、自動充填包装装置内を連続走行する前記包装袋用積層フィルムに対して繰り出し走行させて、各個の前記フィルム状注出ノズル基端部の外表面のシーラント層を、前記包装袋用積層フィルムの一方の側部で、内表面のシーラント層に、該側部からの突出姿勢で融着接合させる一方、
    前記ノズルフィルムの不要部分をフィルム状注出ノズルから切り離して除去するとともに、二つ折りにした前記包装袋用積層フィルムの両側部の相互に、自動充填包装装置の縦シール手段により、前記フィルム状注出ノズルを介して頂部シール部を連続的に形成し、この筒状に成形された包装袋用積層フィルム内に液状被包装物を充填しつつ、横シール手段によって、包装袋用積層フィルムの走行方向と直交する方向に延在して、包装袋本体の前記頂部シール部よりも長尺の、それぞれの側部シール部を間欠的に形成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装体の製造方法。
  5. 前記包装袋本体は、横シールによって形成される少なくとも一の側部シール部の、幅方向中間部からフィルム状注出ノズルを取り付けてなる縦シールによる頂部シール部側の範囲を、液状被包装物の充填スペース側に迫り出して次第に広幅になるように形成して、上すぼまり状としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の包装体の製造方法。
  6. 前記側部シール部は、包装袋本体の頂部側の上すぼまり状側縁を形造るための引裂き誘導疵もしくは切り離し線を有することを特徴とする請求項5に記載の包装体の製造方法。
  7. 前記フィルム状注出ノズルを構成する表裏のそれぞれのシーラント層の、注出通路となる対向する内表面側のシーラント層の融点は、フィルム状注出ノズルの外表面側のシーラント層よりも高融点であることを特徴とする請求項1〜6に記載の包装体の製造方法。
  8. 前記フィルム状注出ノズルの基端部は、対面する内表面側のシーラント層が低温融着され、注出通路内表面が仮封止されていることを特徴とする請求項7に記載の包装体の製造方法。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の製造方法によって製造された、少なくともベースフィルム層とシーラント層とを具える一枚もしくは二枚の包装袋用積層フィルムを、シーラント層を対面させて相互に融着接合して形成される包装袋本体と、
    一軸もしくは二軸延伸ベースフィルム層の表裏両面にシーラント層を具える薄肉の、一枚もしくは二枚の軟質の注出ノズル用積層フィルムを、基端辺を除く周縁部分を融着接合させると共に、中央部分に包装袋本体内に連通する注出通路を形成してなるセルフシール型逆止機能を有するフィルム状注出ノズルとからなり、前記フィルム状注出ノズルの基端部外表面のシーラント層を、包装袋本体の頂部内表面のシーラント層に融着接合させることにより、該注出ノズルを、包装袋本体の頂部シール部から斜め上向きに突出させてなる包装袋内に、液状被包装物を自動充填して包装してなる包装体であって、
    前記フィルム状注出ノズルは、前記包装袋本体の上端部から斜め上向きに突出取り付けられてなり、該フィルム状注出ノズルが、前記包装袋本体の上端縁から斜め上向きに突出する基端部側の傾斜部と、引裂き開口部を含む該傾斜部の延在位置の遊端部に連接された、該包装袋本体の上端部と平行な水平部とによって構成されていることを特徴とする包装体。
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