JP2004075187A - 注出通路付き包装用袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】高粘度な内容物を収納した袋の本体部を握って袋内の内容物に圧力を加えると、注出通路から必要とする量の内容物を注出でき、袋を握る力を弱めると内容物の注出が停止し、注出通路に残っている内容物を絞り出すと、袋内の内容物に圧力を加えない限り、内容物が注出通路から漏れ出したりする恐れのないボトル等への詰替の不要な注出通路付き包装用袋を提供する。
【解決手段】本体部用の壁面部から上方に注出部用の突出片が延設された前フィルム2と後フィルム3を対向させ、前記突出片の上方より中央で谷折りされた頂部ガゼット用フィルム4が折り目を横にして挟み込まれ、前記壁面部に内容物充填口6となる未シール部を残し、前フィルムと後フィルムの端縁よりヒートシールされてなり、前記折り目を中心とし、折り目幅にわたって拡開可能な頂部ガゼットを有し、基端部稍上部で屈曲して一方の側縁部近傍へ向かう注出通路9が形成された注出部10と、前記注出通路の基端部と連通するとともに内容物充填口6が開口した内容物収容部11が形成された本体部12を具備してなることを特徴とする。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、注出通路付き包装用袋に関するものである。さらに詳しくは、この発明は、液体と比べ流動性の低い、高粘度な内容物を収納し、ボトル等の容器に移し替えなくてもそのまま使用するのに好適な注出通路を有する包装用袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、液体等の内容物を移し替えないでそのまま使用できる袋として、図14に示す注出通路付きの包装用袋が知られている。この袋51は、スタンディングパウチとして示されており、対向した前フィルム52と後フィルム53の下方から中央で山折りされた底部用フィルム54が挟み込まれ、端縁よりヒートシールして、袋51の左上隅角部に先端部55aを有するS字状に屈曲した注出通路55と、該注出通路の基端部55bと連通した内容物収容部56が形成されてなるものである。内容物充填口57から液体等の内容物を内容物収容部56内に充填し、内容物充填口57をヒートシールすることで内容物が充填された袋が得られる。
【0003】
この袋51によれば、内容物が充填された状態において、注出通路55の先端部55aを開封して注出口を開口させ、袋51の本体部58を握って袋内の内容物を圧迫すると内容物が注出通路55を移動して注出口から注出し、袋を握る力を弱めると内容物の注出が停止する。そして、注出通路55内に残っている内容物を絞り出すと、袋51を横にしたり、逆さにしたりしても、袋内の内容物を圧迫しない限り、内容物が注出通路55から漏れ出したりしない。このように注出通路55内に残っている内容物を絞り出すと、袋内の内容物を圧迫しない限り、内容物が注出通路55から漏れないのは、この状態においては、注出通路55内に薄い膜状となって残っている内容物の表面張力によって注出通路55を構成する前後フィルムが互いに密着されること、および、注出通路55を構成する前後フィルムの剛性によって注出通路55の変形が妨げられること等により注出通路55の基端部55bの前後フィルム相互の密着が強められ、一種の密着による閉鎖弁として機能する。
【0004】
そして、本体部58を握って袋内の内容物に圧力を加えると、内容物が、内容物収容部56から注出通路55の基端部55bに移動し、注出通路55の基端部55bにおいて密着している前後フィルム52、53を押し広げ、注出通路55を膨らませながら通過し、注出口から注出される。必要とする量の注出を行った後、袋を握る力を弱めれば内容物の注出が停止する。この袋の注出通路55は、幅が比較的狭く、しかも、S字状の屈曲が強いことから、注出通路55の断面積を広く確保するには難がある。内容物が液体シャンプー、液体ボディーソープ、洗濯用柔軟剤、台所用洗剤のような水分含有率の高い低粘度の液体の場合は、内容物に与える圧力をそれ程高くしなくても、内容物を注出通路55内を通過させて注出することができる。これに対し、内容物が塩顆粒入りボディーソープ、洗顔料、歯磨き粉、ねりごま、味噌のような水分含有率の低い高粘度なものの場合は、注出通路55内での内容物の移動が困難なことから、袋を強く握って内容物にかかる圧力を高くし、注出通路55の断面積をできるだけ広げることが必要となるが、そうすると、注出通路55の周辺部分がかなり引っ張られ、注出部59に反りや歪みが発生し、注出通路55の前後フィルムに部分的なシワ等が現れ、かかる箇所において注出通路55に局所的な閉塞部分が生じたりすることとなり、内容物を上手く注出することが困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明の発明者等は、前記注出通路の通路幅を広げることを検討したが、袋を握り、袋内の高粘度な内容物を圧迫すると、内容物が注出通路内を移動するために注出通路が膨らむ際、注出通路幅の狭い従来のものと比べ注出通路の膨らみがより大きく、注出部の反りや歪みによる注出通路の閉塞もより複雑な態様として現れ、高粘度な内容物が上手く注出し得ないことには変わりがない。
また、幅広で直線状の注出通路とし、高粘度な内容物の注出を容易にすることも考えられるが、適量だけを注出させることが困難で、必要以上に内容物を消費することになり易い。また、袋を横にしたり、逆さにすると、袋の内容物収容部に充填された高粘度な内容物が、袋内の内容物を圧迫しなくても、注出通路から漏れ出す。風呂場等の水周り場所での使用の際、注出口が、斜め上、若しくは、天面を向いているとシャワー使用時や水道使用時に外部からの水滴等が進入し内容物を希釈または変化させてしまい製品価値の低下につながり好ましくない。内容物の漏れ等を防止するため不使用時に袋の注出口をクリップ等で閉じると、使用、不使用の度に、クリップ等を取ったり付けたりすることになり面倒でもある。
【0006】
この発明は、上記のような実情に鑑み鋭意研究の結果創案されたものであり、内容物が高粘度なものであっても、袋の本体部を握って袋内の内容物に圧力を加えると、容易に内容物が注出通路内を移動して注出口から必要とする適量の内容物を注出でき、袋を握る力を弱めると内容物の注出が停止し、注出通路に残っている内容物を絞り出すと、袋を横にしたり、逆さにしたりしても、袋内の内容物に圧力を加えない限り、内容物が注出通路から漏れ出したりする恐れのない注出通路付き包装用袋を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための注出通路付き包装用袋の発明は、以下の発明からなる。
すなわち、この発明の注出通路付き包装用袋は、(i)本体部用の壁面部から上方に注出部用の突出片が延設された前フィルムと後フィルムを対向させ、前記突出片の上方より中央で谷折りされた頂部ガゼット用フィルムが折り目を横にして挟み込まれ、前記壁面部に内容物充填口となる未シール部を残し、前フィルムと後フィルムの端縁よりヒートシールされてなり、前記折り目を中心とし、折り目幅にわたって拡開可能な頂部ガゼットを有し、基端部稍上部で屈曲して一方の側縁部近傍へ向かう注出通路が形成された注出部と、前記注出通路の基端部と連通するとともに内容物充填口が開口した内容物収容部が形成された本体部を具備してなることを特徴とするもの、または、(ii)本体部用の壁面部から上方に注出部用の突出片が延設された前フィルムと後フィルムを対向させ、前記突出片の上方より中央で谷折りされた頂部ガゼット用フィルムが折り目を横にして挟み込まれ、前記壁面部の下方より中央で山折りされた底部用フィルムが折り目を横にして挟み込まれ、前記壁面部に内容物充填口となる未シール部を残し、前フィルムと後フィルムの端縁よりヒートシールされてなり、前記折り目を中心とし、折り目幅にわたって拡開可能な頂部ガゼットを有し、基端部稍上部で屈曲して一方の側縁部近傍へ向かう注出通路が形成された注出部と、前記注出通路の基端部と連通するとともに内容物充填口が開口した内容物収容部が形成された本体部を具備してなることを特徴とするものである。
前記(i)は平袋状のものを意味し、(ii)はスタンディングパウチ状のものを意味する。
【0008】
これら注出通路付き包装用袋の注出通路の基端部は、従来のS字状の屈曲した注出通路の基端部と同様、一種の密着による閉鎖弁としての機能を有している。そして、これら注出通路付き包装用袋の注出部の頂部ガゼットは、谷折りされて折り込まれた頂部ガゼット用フィルムが、折り目を中心とし、折り目幅にわたって前後に分かれて稍広がる傾向を示すことから、注出通路の基端部における前後フィルム同士の密着をより確実なものとしている。
【0009】
これらの注出通路付き包装用袋の開口した内容物充填口から高粘度な内容物を充填した後、内容物充填口をヒートシールすることで内容物が充填された袋が得られ、製品とし、流通させることができる。
【0010】
内容物を注出するに際して、注出通路の先端部を開封し、袋の本体部を握って内容物に圧力を加えると、内容物が、内容物収容部から注出通路の基端部に移動し、注出通路の基端部において密着している前後フィルムを押し広げ、次いで、注出通路を通過した内容物によって、谷折りされた折り目が上方に押し上げられるようにして頂部ガゼットが広がり、注出通路内を内容物が移動するに伴って、注出通路を構成している前フィルム、頂部ガゼット用フィルム、後フィルムが頂部ガゼットの折り目方向に沿った断面三角形状の立体的に膨らんだ形状となる。この膨らんだ状態における注出通路の断面積は高粘度な内容物が移動するには十分な広さであることから、内容物が円滑に移動して、注出口から注出されることになる。
従って、内容物が高粘度なものであっても、袋の本体部を握って袋内の内容物に圧力を加えると、内容物が頂部ガゼットの広がった前記注出通路内を円滑に移動し、必要とする適量の内容物を注出口から容易に注出させることができる。
【0011】
そして、袋を握る力を弱めると内容物の注出が停止する。注出通路に残っている内容物を絞り出した後、頂部ガゼット用フィルムが、折り目を中心とし、折り目幅にわたって前後に分かれて稍広がるが、注出通路内に薄膜状に残った高粘度の内容物の粘性等により、頂部ガゼット用フィルムの折り目より上方においては、前フィルムと頂部ガゼット用フィルムの前方部とが密着し、後フィルムと頂部ガゼット用フィルムの後方部とが密着し、また、頂部ガゼット用フィルムの折り目より下方においては、前フィルムと後フィルムとが密着した状態となるとともに、注出通路の基端部における前フィルムと後フィルムも互いに密着状態となる。従って、袋を横にしたり、逆さにしたりしても、袋内の内容物を圧迫しない限り、内容物が注出通路から漏れ出したりする恐れがない。
【0012】
このような状態において、再度、袋の本体部を握って内容物に圧力を加えれば、内容物が、内容物収容部から注出通路の基端部に移動し、注出通路の基端部において密着している前後フィルムを押し広げ、次いで、注出通路を通過した内容物によって、谷折りされた折り目が上方に押し上げられるようにして頂部ガゼットが広がり、注出通路内を内容物が移動するに伴って、注出通路を構成している前フィルム、頂部ガゼット用フィルム、後フィルムが頂部ガゼットの折り目方向に沿った断面三角形状の立体的に膨らんだ形状となり、該注出通路内を内容物が円滑に移動して、注出口から注出されることになる。
以下、同様にして、注出通路からの内容物の停止、注出通路からの内容物の絞り出しを行えば、内容物がなくなるまで、内容物の注出、停止、絞り出しを繰り返すことができる。
【0013】
(iii)前記注出通路が正面視扁平なS字状の曲線状通路であると、注出通路の基端部の密着による閉鎖弁としての機能が確実であり、内容物の注出通路内での移動が滑らかに行われ、また、注出通路の先端部を開封することで形成された注出口からの内容物の切れ(分離)が良好となる等の利点がある。
(iv)前記注出通路の先端部が前記本体部の側縁より稍側方に突出しているものであると、注出通路の先端部を開封して内容物を注出する際、開封された注出通路の注出口が袋の側方に片寄って位置することから、内容物の注出において、本体部が邪魔にならない等の利点がある。
そして、前記内容物充填口が本体部の上端縁に設けられているものであることが好ましい。これによれば、注出部が上方にある状態で本体部の上端縁側に開口した内容物充填口から内容物を充填機によって充填でき、充填後、内容物充填口をヒートシールできることから、充填、内容物充填口のヒートシール操作等において、例えば、注出部が充填機の基台、側壁等に当接して、注出部が折れ曲がったり、損傷することがない等の利点がある。
(v)前記本体部の胴部が両側縁から内側円弧状に絞り込まれた形状となっているものであると、袋が握りやすく、内容物を注出させ易い等の利点がある。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態を示し、さらに詳しくこの発明について説明する。もちろんこの発明は以下の実施の形態によって限定されるものではない。
この発明において使用されるフィルムとしては、ヒートシールして袋とすることのできるもの、すなわち、内層となる側がヒートシール可能な熱可塑性合成樹脂層を有する積層フィルムが使用できるが、ヒートシール可能な熱可塑性合成樹脂の単層フィルムであってもよい。積層フィルムの最内層、または、単層フィルムに用いるヒートシール可能な熱可塑性合成樹脂としては、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度エチレン−α−オレフィン共重合体、直鎖状超低密度ポリエチレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン、アイオノマー、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メチルメタクリレート共重合体、メタセロン触媒によって重合したエチレン系ポリマー等が採用できるが、これに限られるものではない。積層フィルムにおける中間層、外層としては、前記最内層に用いる熱可塑性合成樹脂よりも融点の高い各種の素材が使用可能であって、二軸延伸ポリプロピレン、プロピレン系ポリマー、二軸延伸ポリアミド、二軸延伸ポリエステル、不織布、紙、セロファン、アルミ箔が例示できるがこれに限られるものではない。外層に用いる前記熱可塑性合成樹脂は未延伸のものであってもよい。積層フィルムのガスバリヤー性を向上させるためには、例えば、酸化ケイ素、酸化アルミ等を蒸着したガスバリヤー性フィルム等を採用すればよく、紫外線耐性を向上させるためには、例えば、紫外線防止剤を添加したフィルムや、紫外線防止剤をコートしたフィルムを採用したり、その他目的に応じ各種の添加剤を添加したフィルム等を採用することができる。
アルミ箔はガスバリヤー性や遮光性等を得るために使用されるが、一般に、中間層として使用される。
【0015】
図1は、前記したフィルムを用いた本願発明の注出通路付き包装用袋の正面図、図2は分解斜視図である。
この注出通路付き包装用袋1は、スタンディングパウチとして示されており、概略、略矩形状の本体部用の壁面部2aの上部幅方向の略中央から左方にかけて横長で略矩形状の注出部用の突出片2bが上方に延設された前フィルム2と、該前フィルム2と面対称の形状の壁面部3aと突出片3bとからなる後フィルム3とが対向され、その間に、前記突出片2b、3bの上方より中央で谷折りされた頂部ガゼット用フィルム4が折り目を横にして挟み込まれ、前記壁面部2a、3aの下方より中央で山折りされた底部用フィルム5が折り目を横にして挟み込まれ、前フィルム2、後フィルム3、頂部ガゼット用フィルム4、底部用フィルム5の端縁をそれぞれ揃えて重ね合わせた状態において、壁面部2a、3aの上部幅方向の略中央から右方の上端縁を内容物充填口6として残し、前フィルム2、後フィルム3の端縁より図に示す溶着境界線8に至るまでがヒートシールされてなるものである。該ヒートシールによって注出通路9を有する注出部10と内容物収容部11を有する本体部12が形成される。
【0016】
注出部10は、頂部ガゼットを有し、注出通路9は、その基端部9a上部近傍から左方に向けて大きく折れ曲がり先端部9bに向かう正面視扁平なS字状の曲線状通路となっている。頂部ガゼット用フィルム4の折り目は、注出通路9の上方より略中間位置まで入り込んでおり、より具体的には、頂部ガゼット用フィルム4の折り目より上方においては、前フィルム2と頂部ガゼット用フィルム4の前方部4aとが密着し、後フィルム3と頂部ガゼット用フィルム4の後方部4bとが密着し、また、頂部ガゼット用フィルム4の折り目より下方においては、前フィルム2と後フィルム3とが密着している。そして、谷折りされて折り込まれた頂部ガゼット用フィルム4が、折り目を中心とし、折り目幅にわたって前方部4aと後方部4bとに前後に分かれて稍広がる傾向を示すことから、注出部10は、Y字状となる。注出通路9の先端部9bは、本体部12の側縁より稍左方に突出した位置となるように設定されている。
【0017】
本体部12には、内容物収容部11が形成され、該内容物収容部11の左上部において、前記注出通路9の基端部9aが連通しており、該基端部9aは内容物収容部11からの内容物を注出通路9に導入する入口となっている。また、本体部12の上端縁には、内容物充填口6が開口している。本体部12の胴部は両側縁から内側円弧状に絞り込まれた形状となっており、溶着境界線8もそれに沿った形状とされている。本体部12の下部においては、底部用フィルム5に設けられた半円弧状の切欠5a、5aによって前後フィルム2、3が溶着しており、本体部12の下部における円弧状の溶着境界線までがヒートシールされて、内容物収容部11内に内容物が充填された際、底部が舟形に広がり、袋を自立させることができるようになっている。
【0018】
この包装用袋1の注出部左側縁と本体部左側縁との境界部において、三角形状の切欠14が設けられており、該切欠14を構成する注出部下端縁には開封用のVノッチ15が形成されている。そして、注出部10には、前記Vノッチ15に向かう開封予定線16が設けられている。また、本体部12の内容物充填口6から右方側縁にかけて斜めに内容物の詰替用開封予定線17が設けられている。これら開封予定線16、17としては、例えば、ハサミによる切断線の印刷表示、ハーフカット加工等が採用できる。
【0019】
この注出通路付き包装用袋1の注出通路9の基端部9aは、従来のS字状に屈曲した注出通路の基端部と同様、一種の密着による閉鎖弁としての機能を有しており、また、谷折りされて折り込まれた頂部ガゼット用フィルム4の前方部4aと後方部4bとが、折り目を中心とし、折り目幅にわたって前後に分かれて稍広がる傾向を示すことにより、注出通路9の基端部における前後フィルム相互の密着がより確実なものとなっている。なお、頂部ガゼット用フィルムは、注出通路9の基端部における前後フィルム相互の密着に寄与するフィルムであればよく、使用する前後フィルムの剛性等を勘案して、適宜選択すればよい。
【0020】
図1に示される注出通路付き包装用袋1の内容物充填口6から、塩顆粒入りボディーソープ、洗顔料、歯磨き粉、ねりごま、味噌のような水分含有率の低い高粘度の内容物を充填し、内容物充填口6をヒートシールして密封し、製品とされたものを図3に示す。内容物充填口6は、本体部12の上端縁に開口していることから、注出部10を上にした状態において内容物充填口6から内容物を充填機によって充填し、充填後、内容物充填口6をヒートシールでき、充填、ヒートシール操作等において、例えば、注出部10が充填機の基台、側壁等に当接して、注出部10が折れ曲がったり、損傷する恐れがない。そして、この内容物が充填された注出通路付き包装用袋1は、収納箱等に入れて出荷し、市場に流通させることができる。
【0021】
内容物を注出するに際して、注出通路9の先端部を開封予定線16に従って開封し、袋の本体部12を握って内容物に圧力を加えると、内容物が内容物収容部11から注出通路9の基端部9aに移動し、注出通路9の基端部9aにおいて密着している前後フィルムを押し広げ、次いで、注出通路9を通過した内容物によって、谷折りされた折り目が上方に押し上げられるようにして頂部ガゼットが広がり、注出通路内を内容物が移動するに伴って、注出通路を構成している前フィルム2、頂部ガゼット用フィルム4、後フィルム3が頂部ガゼットの折り目方向に沿った断面三角形状の立体的に膨らんだ形状となる。この膨らんだ状態における注出通路の断面積は高粘度な内容物が移動するには十分な大きさであって、内容物が注出通路9内を円滑に移動して、注出口から注出されることになる。図4は、内容物が注出通路9の注出口から注出される状態における注出部10の左方から観た説明図(内容物は図示せず。)であり、図5は、内容物が注出通路9の注出口から注出される状態を示す説明図である。ここにおいて、注出通路9の先端部9bは、本体部12の側縁より稍左方に突出した位置となるように設定されており、注出通路9の先端部を開封して内容物を注出する際、開封された注出通路9の注出口が袋の側方に片寄って位置することから、内容物の注出において、本体部12が邪魔にならない。また、本体部12の胴部が、両側縁から内側円弧状に絞り込まれた形状とされ、溶着境界線もそれに合った形状とされていることから、袋が握りやすく、内容物を注出させ易い。また、この包装用袋1の注出部左側縁と本体部左側縁との境界部において設けられた三角形状の切欠14は、内容物を出すために胴部を握った時の本体部12の変形が、注出部10に及ぶのを少なくし、これによって、注出通路9が閉塞されるのを防止することができる。
従って、内容物が高粘度なものであっても、袋の本体部12を握って袋内の内容物を加圧すると、内容物が注出通路9の前述した注出通路内を円滑に移動し、必要とする適量の内容物を容易に注出口から注出できることになる。
【0022】
そして、袋を握る力を弱めると内容物の注出が停止する。開封後の注出通路9は、その先端部において、注出口へと稍斜め上方に向かった部分を有することから、内容物を注出口から注出する際、内容物の切れ(分離)が良好に行われる。注出通路9に残っている内容物を絞り出すと、頂部ガゼット用フィルム4が、折り目を中心とし、折り目幅にわたって前方部4aと後方部4bとに前後に分かれて稍広がるが、高粘度の内容物の粘性等により、頂部ガゼット用フィルム4の折り目より上方においては、前フィルム2と頂部ガゼット用フィルム4の前方部4aとが密着し、後フィルム3と頂部ガゼット用フィルム4の後方部4bとが密着し、また、頂部ガゼット用フィルム4の折り目より下方においては、前フィルム2と後フィルム3とが密着した状態となる。図6は、注出通路9に残っている内容物を絞り出した状態における注出部10の左方から観た説明図である。従って、袋を横にしたり、逆さにしたりしても、袋内の内容物を圧迫しない限り、内容物が注出通路から漏れ出したりする恐れがない。
【0023】
このような状態において、再度、袋の本体部を握って内容物に圧力を加えれば、内容物が、内容物収容部11から注出通路9の基端部9aに移動し、注出通路9の基端部9aにおいて密着している前後フィルムを押し広げ、次いで、注出通路9を通過した内容物によって、谷折りされた折り目が上方に押し上げられるように頂部ガゼットが広がり、注出通路内を内容物が移動するに伴って、注出通路を構成している前フィルム、頂部ガゼット用フィルム、後フィルムが頂部ガゼットの折り目方向に沿った断面三角形状の立体的に膨らんだ形状となり、該注出通路内を内容物が円滑に移動して、注出口から注出されることになる。
以下、同様にして、注出通路9からの内容物の停止、注出通路9からの内容物の絞り出しを行えば、内容物がなくなるまで、内容物の注出、停止、絞り出しを繰り返すことができる。
【0024】
図1に示された注出通路付き包装用袋1は、例えば、図7に示す製造方法に従って製造することができる。すなわち、対向させた長尺状の前フィルム2と後フィルム3の間に、上方より中央で谷折りされた長尺状の頂部ガゼット用フィルム4、下方より中央で山折りされた長尺状の底部用フィルム5を挟み込み、ヒートシールパートIにおいて、ヒートシール金型等によって、図7に示すヒートシールパターンにヒートシールする。次いで、打ち抜きパートIIにおいて、打ち抜き刃によって、図7に示す打ち抜きパターンに打ち抜き、図1に示す注出通路付き包装用袋1を製造することができる。なお、底部用フィルム5には、所定ピッチ毎に孔5bが穿設されており、ヒートシールによって、係る孔5bの部分において前後フィルム2、3が溶着されることになる。この袋の製造方法において使用されるフィルムとして、内層となる側がヒートシール可能な熱可塑性合成樹脂層を有する積層フィルムを用いる場合は、各フィルムのヒートシール可能な熱可塑性合成樹脂層が対向するように配置される。ヒートシール可能な熱可塑性合成樹脂層からなる単層フィルムを用いる場合は、頂部ガゼット用フィルム4の谷折りされた間、底部用フィルム5の山折りされた間に剥離紙等を介在させ、谷折りされた頂部ガゼット用フィルム4が互いに溶着したり、山折りされた底部用フィルム5が互いに溶着したりしないようにすればよい。
この構造の注出通路付き包装用袋は、従来のガゼットを有する袋用の製袋機の構成を大きく変更することなく製造できることから、製袋コストの上昇を押さえることができる。
【0025】
この発明の注出通路付き包装用袋における、注出通路としては、図1に示すような基端部9a稍上部から左方に向けて大きく折れ曲がり先端部9bに向かう正面視扁平なS字状の曲線状通路に限られるものではなく、注出通路の基端部の密着による閉鎖弁としての機能が確実であり、内容物の注出通路内での移動が滑らかに行われ、また、注出通路の先端部を開封することで形成された注出口からの内容物の切れ(分離)が良好となるものであればよく、例えば、図8に示されるように溶着境界線20が直線で折れ曲がって連なった正面視扁平なS字状の折れ線状通路21であってもよい。なお、溶着境界線が約90°のカギ状に折れ曲がった注出通路では、注出通路のカギ状に折れ曲がった溶着境界線の角部内側に内容物が残留し易く、係る箇所から内容物を絞り出すことが面倒であり好ましくない。
【0026】
この発明の注出通路付き包装用袋における本体部に対する注出部の位置は、図1に示すような本体部左方寄りに限られず、図9に示すような稍中央寄りであってもよい。この場合は、注出部25と本体部26との境界部において、例えば、左方から比較的大きな切欠27を設ければよい。このようにすることで、内容物を出すために本体部26を握った時、本体部26の変形が注出部25に及ぶのを少なくして、注出通路28が閉塞されるのを防止することができるとともに、本体部26が大きく変形することで、注出口から注出した内容物を手で受ける際、邪魔にならないようにすることができる。図9においては、内容物充填口29は本体部26の右側縁上部に設けられている。
【0027】
この発明の注出通路付き包装用袋における内容物充填口の位置は、図9において示したように、図1に示される注出通路付き包装用袋における内容物充填口の位置に限定されるものではなく、本体部側縁、底縁に設けられてもよいが、図1に示す位置が、好ましいことは前述したことから明らかである。
【0028】
この発明の注出通路付き包装用袋は、図1に示したスタンディングパウチに限られず、底部のない平袋であってもよい。
【0029】
この発明の発明者等は、この発明の注出通路付き包装用袋を完成するに際し、図10、図11に示すように頂部ガゼット用フィルム30の右端縁に半円弧状の切欠30a、30aを設け、係る切欠30a、30aによって前フィルム31、後フィルム32を溶着させた構造を有する注出部33を備えた注出通路付き包装用袋34を検討した。この注出通路付き包装用袋34では、高粘度の内容物を充填し、内容物充填口35をヒートシールした後、注出通路36を開封し、本体部37を握って内容物を注出しようとしても、注出通路36の頂部ガゼット用フィルム30の右方は、前フィルム31と後フィルム32が切欠30aにおいて半円弧状に溶着していることから、図12に示すように右方の開きが少なく、高粘度な内容物の移動を容易とするに十分な断面積が確保できず、また、注出通路の途中に局所的な閉塞部分が生じたりして、内容物が注出し難くなる場合が多く見られ、高粘度の内容物を注出するための包装用袋としては適切なものではないことが確認されている。
また、図13に示すように頂部ガゼット用フィルム40の横幅を本体部41の幅と略同じとすることについても検討したが、この注出通路付き包装用袋42では、高粘度な内容物を注出するに際して、本体部41を上手く握らないと、内容物が注出口の方向以外の方向に移動したりするとともに、注出通路43の途中に局所的な閉塞部分が生じたりして、折り込まれた頂部ガゼット用フィルム40が全体に渡って上手く開かず、内容物が注出し難くなる場合が多く見られ、また、袋42が倒れた場合には、内容物が漏れやすく、高粘度の内容物を注出するための包装用袋としては適切なものではないことが確認されている。
【0030】
【実施例】
次に、実施例を比較例とともに示しさらに詳しく説明する。
(実施例1)
積層フィルムとして、厚さ12μmの二軸延伸ポリエステルシリカ蒸着フィルム/接着剤/厚さ15μmの二軸延伸ナイロンフィルム/接着剤/厚さ80μmの低密度ポリエチレンフィルムを積層した三層構造のものを、前後フィルム、頂部ガゼット用フィルム、底部用フィルムに使用し、図1に示す注出通路付き包装用袋を製造した。ヒートシール温度は、180℃である。
三層積層フィルムにおける接着剤には、ウレタン系接着剤を使用した。
ここにおいて、図1で示すように、該袋の注出通路の頂部ガゼット用フィルムの折り込み深さD、折り目長さL、基端部幅W、折り目から注出通路基端部までの高さHとし、Dを9mm、Lを50mm、Wを20mm、Hを10mmとした。
得られた袋の内容物充填口から高粘度な内容物として塩顆粒入りボディソープを充填し、充填完了後、内容物充填口をヒートシールした。該塩顆粒入りボディソープのJIS Z8803:1991に基く粘度は15000cPであった。
次いで、開封予定線に従って注出通路の先端部を開封し、袋の本体部を握って内容物に圧力を加えたところ、注出通路は、断面三角形状で立体的に膨らみ、注出通路内を内容物が円滑に移動し、注出通路の注出口から注出することができた。
袋を握る力を弱めると内容物の注出が停止し、注出通路に残っている内容物を絞り出した後は、袋を横にしたり、逆さにしたりしても、袋内の内容物を圧迫しない限り、内容物が注出通路から漏れ出したりしなかった。
【0031】
(比較例1)
実施例1において使用したと同一の三層積層フィルムを使用して、実施例1と同様な条件で、図10に示す注出通路付き包装用袋を作製した。この袋は、頂部ガゼット用フィルムの右端縁の前後フィルムを半円弧状切欠によって溶着させた構造を有する以外は、実施例1における袋と同一な構造を有するものである。
そして、得られた袋に実施例1において使用したと同一の高粘度の内容物を充填し、内容物充填口をヒートシールした。
次いで、開封予定線に従って注出通路の先端部を開封し、袋の本体部を握って内容物に圧力を加えたところ、注出通路は、図12に示すように右方において開きが少なく、高粘度な内容物の移動を容易とするに十分な断面積が確保できず、また、注出通路の途中に局所的な閉塞部分が生じてしまい、内容物が注出し難いものであった。
【0032】
【発明の効果】
この発明は、以上詳しく説明したように構成されているので、内容物が高粘度なものであっても、袋の本体部を握って袋内の内容物に圧力を加えると、容易に内容物が注出通路内を移動して注出口から必要とする適量の内容物を注出でき、袋を握る力を弱めると内容物の注出が停止し、注出通路に残っている内容物を絞り出すと、袋を横にしたり、逆さにしたりしても、袋内の内容物に圧力を加えない限り、内容物が注出通路から漏れ出したりする恐がなく、しかも、使い勝手のよい注出通路付き包装用袋を、簡単な構造によって得ることができる。
この構造の注出通路付き包装用袋は、従来のガゼットを有する袋用の製袋機の構成を大きく変更することなく使用して、製造できることから、製袋コストの上昇を押さえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の注出通路付き包装用袋の一実施形態を示す正面図である。
【図2】図1に示す注出通路付き包装用袋の分解斜視図である。
【図3】図1に示す注出通路付き包装用袋に内容物を充填し、内容物充填口をヒートシールした状態を示す斜視図である。
【図4】図3に示す内容物が充填された注出通路付き包装用袋の注出通路が開封され、内容物が注出通路の注出口から注出される状態における注出部の左方から観た説明図である。
【図5】図3に示す内容物が充填された注出通路付き包装用袋から、内容物を注出する状態を示す説明図である。
【図6】図5に示す注出通路付き包装用袋の注出通路に残っている内容物を絞り出した状態における注出部の左方から観た説明図である。
【図7】図1に示す注出通路付き包装用袋を製造する方法の一例を示す説明図である。
【図8】この発明の注出通路付き包装用袋の他の実施形態における注出部を示す正面図である。
【図9】この発明の注出通路付き包装用袋のさらに他の実施形態を示す正面図である。
【図10】この発明の注出通路付き包装用袋と対比するための参考とする注出通路付き包装用袋の一例を示す正面図である。
【図11】図10に示す注出通路付き包装用袋の分解斜視図である。
【図12】図10に示す注出通路付き包装用袋から内容物を注出する状態を示す説明図である。
【図13】この発明の注出通路付き包装用袋と対比するための参考とする注出通路付き包装用袋の他例を示す正面図である。
【図14】従来の注出通路付き包装用袋の一例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 注出通路付き包装用袋
2 前フィルム
3 後フィルム
4 頂部ガゼット用フィルム
6 内容物充填口
9 注出通路
10 注出部
11 内容物収容部
12 本体部

Claims (6)

  1. 本体部用の壁面部から上方に注出部用の突出片が延設された前フィルムと後フィルムを対向させ、前記突出片の上方より中央で谷折りされた頂部ガゼット用フィルムが折り目を横にして挟み込まれ、前記壁面部に内容物充填口となる未シール部を残し、前フィルムと後フィルムの端縁よりヒートシールされてなり、
    前記折り目を中心とし、折り目幅にわたって拡開可能な頂部ガゼットを有し、基端部稍上部で屈曲して一方の側縁部近傍へ向かう注出通路が形成された注出部と、前記注出通路の基端部と連通するとともに内容物充填口が開口した内容物収容部が形成された本体部を具備してなることを特徴とする注出通路付き包装用袋。
  2. 本体部用の壁面部から上方に注出部用の突出片が延設された前フィルムと後フィルムを対向させ、前記突出片の上方より中央で谷折りされた頂部ガゼット用フィルムが折り目を横にして挟み込まれ、前記壁面部の下方より中央で山折りされた底部用フィルムが折り目を横にして挟み込まれ、前記壁面部に内容物充填口となる未シール部を残し、前フィルムと後フィルムの端縁よりヒートシールされてなり、
    前記折り目を中心とし、折り目幅にわたって拡開可能な頂部ガゼットを有し、基端部稍上部で屈曲して一方の側縁部近傍へ向かう注出通路が形成された注出部と、前記注出通路の基端部と連通するとともに内容物充填口が開口した内容物収容部が形成された本体部を具備してなることを特徴とする注出通路付き包装用袋。
  3. 前記注出通路が正面視稍扁平なS字状の曲線状通路であることを特徴とする請求項1または2記載の注出通路付き包装用袋。
  4. 前記注出通路の先端部が前記本体部の側縁より稍側方に突出していることを特徴とする請求項1、2または3記載の注出通路付き包装用袋。
  5. 前記内容物充填口が本体部の上端縁に設けられてなることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の注出通路付き包装用袋。
  6. 前記本体部の胴部が両側縁から内側円弧状に絞り込まれた形状となっていることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の注出通路付き包装用袋。
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