JP2016038127A - ガスバーナー - Google Patents

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Abstract

【課題】煮汁がガス供給溝に入り込むことを抑制し、且つ安定した火炎を形成できるガスバーナーを提供する。
【解決手段】バーナーキャップ11に、バーナーキャップ11の周方向に副仕切部29を介して隣り合う2条1組のガス供給溝25が、バーナーキャップ11の周方向に主仕切部28を介して複数組並べて形成される。複数の副仕切部29の夫々のバーナーキャップ11外周側に、副仕切部29に隣接する2条のガス供給溝25を連通させる連通凹所30が形成される。バーナーキャップ11の上面部の外周部を、主仕切部28及び複数の副仕切部29よりもバーナーキャップ11の外周側に突出した庇部33とする。バーナーキャップ11に、主仕切部28からバーナーキャップ11の外周側に向かって延び出し且つ庇部33から垂れ下がった垂下壁部35が形成される。
【選択図】図1

Description

本発明はガスバーナーに関する。
特許文献1にはガス焜炉用バーナーが開示されている。このガス焜炉用バーナーは、燃料ガスが供給されるバーナー本体と、バーナー本体に載置されるバーナーキャップを備えている。
前記バーナーキャップには、バーナー本体から供給された燃料ガスをバーナーキャップの外周側に導くガス供給溝がバーナーキャップの周方向に多数形成されている。各ガス供給溝から吹き出した燃料ガスに火を点けることで、バーナーキャップの外周側に多数の火炎が形成される。
前記バーナーキャップには、隣り合う2条のガス供給溝の間の部分をバーナーキャップの中心側に凹没させることで連通凹所が設けられている。バーナー本体に供給される燃料ガスの量を少なくして火炎を小火にした小火力時においては、隣り合う2条のガス供給溝から吹き出された燃料ガスにより、連通凹所を通じて繋がった1つの火炎が形成される。このため、各ガス供給溝から吹き出される燃料ガスが少量であっても火炎が消え難くなっている。
特開平11−264517号公報
ところで、特許文献1に開示されたガス焜炉用バーナーは、例えば当該バーナーの上方に配置された調理容器から煮汁等が吹きこぼれた場合、調理容器から滴下した煮汁がガス供給溝に入り込み、この煮汁によってガス供給溝が目詰まりして燃焼不良が生じる可能性がある。
また、この点を改善するには、例えばバーナーキャップの上面部の外周部をバーナーキャップの外周側に突出した庇部とし、この庇部により調理容器から滴下した煮汁を受けて、煮汁を炎孔に入り難くすることが考えられる。しかし、このような庇部を設けた場合、小火力時においてガス供給溝から吹き出した燃料ガスが庇部の下面に衝突し、この燃料ガスが当該ガス供給溝の連通凹所側とは反対側に位置する他のガス供給溝から吹き出した燃料ガスと合流してしまう可能性がある。このような燃料ガスの合流は、連通凹所を通じて合流するメカニズムとは異なるメカニズムで生じるものであり、火炎がバーナーキャップの周方向に広がって不安定になることが懸念される。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであって、煮汁がガス供給溝に入り込むことを抑制し、且つ安定した火炎を形成できるガスバーナーを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、バーナー本体と、前記バーナー本体に載置されるバーナーキャップを備え、前記バーナーキャップの下面に、前記バーナーキャップの中心側から外周側に向かって延びて、前記バーナー本体から供給された燃料ガスを前記バーナーキャップの外周側に導くガス供給溝が前記バーナーキャップの周方向に複数形成されたガスバーナーであって、前記バーナーキャップは主仕切部と副仕切部を備え、前記バーナーキャップに、前記バーナーキャップの周方向に前記副仕切部を介して隣り合う2条1組の前記ガス供給溝が、前記バーナーキャップの周方向に前記主仕切部を介して複数組並べて形成され、前記複数の副仕切部の夫々の前記バーナーキャップ外周側の面が、前記主仕切部の前記バーナーキャップ外周側の面よりも前記バーナーキャップ中心側に位置して、前記複数の副仕切部の夫々の前記バーナーキャップ外周側に、当該副仕切部に隣接する2条の前記ガス供給溝を連通させる連通凹所が形成され、前記バーナーキャップの上面部の外周部を、前記主仕切部及び前記複数の副仕切部よりも前記バーナーキャップの外周側に突出した庇部とし、前記バーナーキャップに、前記主仕切部から前記バーナーキャップの外周側に向かって延び出し且つ前記庇部から垂れ下がった垂下壁部が形成されたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記垂下壁部の下端が前記主仕切部の下端よりも上方に位置することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に係る発明において、前記複数の副仕切部のうちの少なくとも一つを、前記バーナーキャップの外周側に設けられた点火検知用の温度センサーに対向配置されるセンサー用副仕切部とすると共に、このセンサー用副仕切部に隣接する2条の前記ガス供給溝の夫々をセンサー用ガス供給溝とし、前記垂下壁部が前記センサー用ガス供給溝に隣接する前記主仕切部から前記バーナーキャップの外周側に延び出たことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明において、前記庇部において、前記センサー用副仕切部に対応する部分の下面が、前記バーナーキャップの外周側に近い部分程上方に位置するように傾斜又は湾曲したことを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項3又は請求項4に係る発明において、前記垂下壁部と、当該垂下壁部に対応する前記主仕切部に隣接する前記センサー用ガス供給溝とが、前記バーナーキャップの周方向において離間して配置されたことを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、請求項3〜5のいずれか1項に係る発明において、前記2条のセンサー用ガス供給溝の夫々の流路抵抗が、前記センサー用ガス供給溝以外のガス供給溝の流路抵抗よりも小さいことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ガスバーナーが小火力で燃焼した時に、副仕切部を介して隣り合う2条のガス供給溝から吹き出された燃料ガスが連通凹所を通じて合流し、連続した一つの火炎が形成される。このため、小火力時において、副仕切部を介して隣り合う2条のガス供給溝から吹き出される燃料ガスが少量であっても、これら2条のガス供給溝で形成される火炎を消え難くすることができる。また、例えばガスバーナー上に配置された調理容器から煮汁が吹きこぼれた場合に、この煮汁を庇部で受けてガス供給溝側に流れることを抑制できる。このため、ガス供給溝に煮汁が入り込んで目詰まりが生じることを抑制できる。また、小火力時には、ガス供給溝から吹き出されて庇部の下面に衝突した燃料ガスが垂下壁部に当たってバーナーキャップの周方向に広がり難くなる。このため、小火力時において、副仕切部を介して隣り合う2条のガス供給溝から吹き出される燃料ガスで形成される火炎が、消え難く安定した火炎になる。
請求項2に係る発明では、垂下壁部に対応する主仕切部を介して隣り合う2条のガス供給溝の間で行われる火移りが良好になる。
請求項3に係る発明では、ガスバーナーを小火力で燃焼した時に、両センサー用ガス供給溝で形成される火炎が、バーナーキャップの周方向に広がり難くなる。このため、ガスバーナーの小火力時の温度センサーによる火炎の検知を適正に行うことができる。また、温度センサーをセンサー用副仕切部からバーナーキャップの外周側に比較的離れた位置に配置しても、温度センサーによる火炎の検知を適正に行うことが可能になる。この場合、ガスバーナーを大火力で燃焼させた時において、各センサー用ガス供給溝で形成される火炎の外炎が、温度センサーに接しやすくなる。従って、大火力時の温度センサーによる火炎検知の応答時間を短くできる。
請求項4に係る発明では、ガスバーナーを大火力で燃焼した時に各センサー用ガス供給溝で形成される火炎が、庇部の傾斜した下面に沿って上方に偏向されて形成される。このため、各センサー用ガス供給溝で形成された火炎の外炎が、温度センサーに一層接しやすくなり、大火力時の温度センサーによる火炎検知の応答時間を一層短くできる。
請求項5に係る発明では、大火力時において垂下壁部に対応する主仕切部に隣接するセンサー用ガス供給溝で形成される火炎が、当該垂下壁部側に偏向して形成されやすくなる。このため、この火炎の外炎が、温度センサーに一層接しやすくなり、大火力時の温度センサーによる火炎検知の応答時間を一層短くできる。
請求項6に係る発明では、小火力時において両センサー用ガス供給溝で形成される火炎が大きくなり、温度センサーによる火炎の検知を一層適正に行うことができる。
本発明の実施形態のバーナーキャップの斜視図である。 本発明の実施形態のガスバーナー等を取り付けたベースを示す斜視図である。 本発明の実施形態の焜炉を示す斜視図である。 本発明の実施形態のグリル装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態のグリル装置の斜視断面図である。 本発明の実施形態のガスバーナーをグリル庫に取り付けた状態を示す平面図である。 本発明の実施形態のグリル装置からベースを取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態のガスバーナーとベースを示す斜視図である。 本発明の実施形態のバーナーキャップの底面図である。 図6のA−A断面図である。 本発明の実施形態のガスバーナーの上部を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図2に本実施形態のガスバーナー1を示す。本実施形態のガスバーナー1は、図3に示す焜炉4に設けられる。焜炉4は図4に示すグリル装置5を備え、ガスバーナー1はグリル装置5の下バーナーとして用いられる。以下、ガスバーナー1を下バーナー1と記載する。
図3に示す焜炉4はドロップイン焜炉であって、キッチンカウンター(不図示)の上面部に形成された開口部に落とし込んで設置される。
以下、焜炉4の設置状態における方向を用いて説明をする。具体的には、キッチンカウンターに設置された焜炉4から見てユーザーの立つ側を前方、ユーザーから焜炉4を見て左側を左方として説明する。
本実施形態の焜炉4は、グリル付きガス焜炉であって、焜炉本体6とグリル装置5を備えている。焜炉本体6は、筐体60、複数の焜炉バーナー61,62、及び制御部(図示せず)を備えている。
筐体60はケーシング63とケーシング63に取り付けられた天板64を備えている。ケーシング63は上方に開口した略箱状に形成されている。複数の焜炉バーナー61,62及び前記制御部は、筐体60の内部に設置されている。本実施形態の焜炉4は、2つの焜炉バーナー61,62を備えており、一方の焜炉バーナー61は筐体60の左側に配置され、他方の焜炉バーナー62は筐体60の右側に配置されている。
天板64はケーシング63の上開口部を覆うようにケーシング63の上方に配置されている。天板64の各焜炉バーナー61,62に対応する箇所には、バーナー挿通口65,66が形成されている。各焜炉バーナー61,62は、対応するバーナー挿通口65,66を通して天板64の上面よりも上方に突出している。天板64上には、鍋やフライパン等を支持するための五徳67,68が焜炉バーナー61,62毎に設けられている。
天板64上には、各焜炉バーナー61,62に対応する焜炉用操作部69,70が設けられている。ユーザーは、焜炉用操作部69,70を操作することで、対応する焜炉バーナー61,62の点消火の切替えと火力の調節を行うことができる。
図4及び図5に本実施形態のグリル装置5を示す。図5に示すように、グリル装置5は、グリル庫50、上バーナー51、下バーナー1、ベース52、バーナーカバー53、引出体54、及びグリル扉55(図3参照)を備えている。
グリル庫50は筐体60の内部に設置され、左右の焜炉バーナー61,62の間に位置している。グリル庫50は前方に開口した箱状に形成されている。グリル庫50の内部は、グリル庫50の前開口部を介してケーシング63の前面から前方に向かって開口する。
本実施形態のグリル装置5は、上バーナー51と下バーナー1の2つのグリルバーナーを備えている。上バーナー51は、グリル庫50の天面部の中央部に設けられており、グリル庫50内に配置された被加熱物を上方から加熱する。下バーナー1はグリル庫50の底部の中央部上に設けられており、グリル庫50内に配置された被加熱物を下方から加熱する。なお、前記被加熱物としては、食材や食材を入れた調理容器40が挙げられる。
図3に示すケーシング63の前端部には、グリル用操作部73が設けられている。ユーザーは、グリル用操作部73を操作することで、上バーナー51と下バーナー1の夫々の点消火の切替えと火力の調節を行うことができる。
図5に示すように、本実施形態の下バーナー1は、プレート状のベース52に取り付けられ、ベース52を介してグリル庫50の底部に取り付けられている。
図2に示すように、ベース52には、下バーナー1の他、ノズル56、点火プラグ57、及び温度センサー58(図6参照)が取り付けられている。図5に示すようにノズル56はガス供給管71の下流側端部に接続され、下バーナー1に気体燃料を供給する。点火プラグ57は下バーナー1の点火を行うために用いられる。図6に示す温度センサー58は、下バーナー1の点火状態を検知するために用いられる。
ベース52は図6に示すように固着具によってグリル庫50の底部に取り付けられている。本実施形態の固着具は、平面視略矩形状のベース52の四隅に上方から通されるビス72である。各ビス72をグリル庫50の底部にねじ込むことで、ベース52はグリル庫50の底部に固定されている。ベース52は各ビス72をグリル庫50から外すことで、グリル庫50から取り外すことができる。
図5に示すように、グリル庫50には、バーナーカバー53が着脱可能に取り付けられている。バーナーカバー53は、ベース52、ノズル56、点火プラグ57、及び温度センサー58の上方を覆っている。
バーナーカバー53には上下に貫通するバーナー用孔59が形成されている。下バーナー1において火炎を形成する部分は、バーナー用孔59を介してバーナーカバー53より上方に突出している。
グリル庫50からバーナーカバー53とベース52を取り外すことで、図7に示すように、ベース52に取り付けられた下バーナー1、ノズル56、温度センサー58、及び点火プラグ57をベース52と共にグリル庫50の内部から前方に引き出すことができる。このため、作業者は、下バーナー1、ノズル、点火プラグ57、及び温度センサー58の保守及び点検を容易に行うことができる。
引出体54はグリル庫50に前後方向に移動可能に設けられている。引出体54は被加熱物を載せた状態で、グリル庫50から引出可能である。引出体54の前端部には、引出体54の前後方向の移動に応じてグリル庫50の前開口部を開閉するグリル扉55(図3参照)が設けられている。
下バーナー1は、図8に示すように、バーナー本体10、バーナーキャップ11、及びキャップカバー12を備えている。バーナー本体10はバーナーベース13とバーナーボディ14を備えている。
バーナーベース13はベース52に着脱可能に取り付けられている。バーナーボディ14はバーナーベース13上に設けられている。
図5及び図10に示すように、バーナーベース13は、平面視円環状の底部15と、底部15の内周縁から上方に突出した内筒部16を備えている。図8に示すように、バーナーボディ14は、平面視円環状の天井部17と、天井部17の外周縁から下方に突出した外筒部18を備えている。
外筒部18は内筒部16を囲むように内筒部16の外側に配置されている。外筒部18と内筒部16の間には、平面視円環状の混合室19が形成されている。バーナーボディ14の天井部17は、隙間20を介して内筒部16の上端部の外周側に位置している。混合室19は隙間20を介してバーナー本体10の上方に開口している。
図5に示すように、バーナーボディ14とバーナーボディ14の下方に配置されたバーナーベース13の間には、ガス供給路21が形成されている。ガス供給路21の一端部(詳しくは前端部)は混合室19に繋がっている。ガス供給路21の他端部(詳しくは後端部)は開口している。この開口部には前述したノズル56が臨んでいる。
ノズル56からガス供給路21に気体燃料が供給されると、この気体燃料と共にノズル56の周囲空気が一次空気としてガス供給路に吸引される。この気体燃料及び一次空気は、ガス供給路21を介して混合室19に供給され、混合室19において混合されて燃料ガスとなる。
図1はバーナーキャップ11の斜視図である。バーナーキャップ11は、環状部22と、筒状部23を備えている。環状部22は平面視円環状に形成されており、バーナーキャップ11の上面を構成している。筒状部23は環状部22の内周縁部から下方に向かって突出している。
キャップカバー12は、図8に示すように板状且つ平面視円環状のカバー部24を備えている。カバー部24はリベット等の固着具によって環状部22に取り付けられている。カバー部24はバーナーキャップ11の環状部22上に配置されており、環状部22の上方はカバー部24により覆われている。
図5に示すように、バーナーキャップ11の筒状部23の下部は、バーナーベース13の内筒部16に嵌め込まれている。バーナーキャップ11の環状部22は、バーナーボディ14の天井部17に載置されている。
バーナーボディ14の天井部17、バーナーキャップ11の環状部22、及びキャップカバー12は、バーナーカバー53より上方に位置している。
例えば下バーナー1上に配置された調理容器40から煮汁が吹きこぼれた場合、この煮汁をバーナーキャップ11の上方を覆うキャップカバー12のカバー部24で受けることができる。このため、カバー部24の下方(詳しくはバーナーボディ14の天井部17とバーナーキャップ11の環状部22の間)には、煮汁が侵入し難くなっている。
図1及び図9に示すように、バーナーキャップ11の環状部22の下面には、ガス供給溝25がバーナーキャップ11の周方向に多数形成されている。これらガス供給溝25は環状部22においてバーナーボディ14の天井部17に対向する部分に形成されている。これら多数のガス供給溝25は、環状部22の中心を基準に放射状に形成されており、各ガス供給溝25はバーナーキャップ11の中心側から外周側に向かって延びている。
バーナーキャップ11には、環状部22の上面部から下方に向かって突出してバーナーキャップ11の周方向に隣り合うガス供給溝25を仕切る仕切部27が、バーナーキャップ11の周方向に多数形成されている。
図11に示すように、各仕切部27の下端は、バーナー本体10の天井部17の上面に接している。バーナーキャップ11の環状部22とこの下方に位置するバーナー本体10の天井部17の間には、天井部17の上面とガス供給溝25で構成されたガス通路(炎孔)がバーナーキャップ11の周方向に多数形成されている。
各ガス供給溝25はバーナーキャップ11の外周側に開口している。各ガス供給溝25のバーナーキャップ11中心側の端部は、図8に示すバーナー本体10の混合室19に隙間20を介して連通している。バーナー本体10の混合室19内の燃料ガスは、隙間20を介して各ガス供給溝25に供給される。この燃料ガスは、各ガス供給溝25に導かれて主炎を形成するための燃料ガスとしてバーナーキャップ11の外周側に吐出される。
図9に示すように、バーナーキャップ11の環状部22には、ガス供給溝25として、バーナーキャップ11の周方向に隣り合う2条1組のガス供給溝25が、バーナーキャップ11の周方向に複数組(多数組)形成されている。
仕切部27には主仕切部28と副仕切部29がある。主仕切部28は、バーナーキャップ11の周方向に並べて配置され且つ異なる組に属する2条のガス供給溝25を仕切る。副仕切部29は同じ組に属する2条のガス供給溝25の間に位置し、同じ組に属する2条のガス供給溝25を仕切る。主仕切部28と副仕切部29はバーナーキャップ11の周方向において交互に形成されている。
つまり、バーナーキャップ11には、バーナーキャップ11の周方向に副仕切部29を介して隣り合う2条1組のガス供給溝25が、バーナーキャップ11の周方向に主仕切部28を介して複数組並べて形成されている。
各副仕切部29は全ての主仕切部28よりもバーナーキャップ11の中心側に凹没している。すなわち、各副仕切部29のバーナーキャップ11外周側の面は、全ての主仕切部28のバーナーキャップ11外周側の面よりも、バーナーキャップ11の中心側に位置している。これにより、各副仕切部29のバーナーキャップ11外周側には、その両側のガス供給溝25を連通させる連通凹所30が形成されている。
バーナーキャップ11には、副仕切部29で仕切られた2条のガス供給溝25とこれら2条のガス供給溝25の間の連通凹所30とで構成される主炎用凹部31が、バーナーキャップ11の周方向に複数形成されている。
本実施形態の各主仕切部28には、バーナーキャップ11の中心側と外周側を連通させる補炎用凹部32が形成されている。各ガス供給溝25の流路抵抗は、各補炎用凹部32の流路抵抗よりも小さい。
バーナー本体10の混合室19内の燃料ガスの一部は、各補炎用凹部32から前記主炎よりも小さい補炎を形成するための燃料ガスとして吐出される。
バーナーキャップ11の環状部22の上面部(主仕切部28及び副仕切部29よりも上方の部分)の外周部は、各主仕切部28(後述の点火用仕切部28Aを除く)及び各副仕切部29よりもバーナーキャップ11の外周側に突出した庇部33となっている。庇部33は環状部22の周方向に亘って形成されており、平面視略円環状である。
例えば下バーナー1上に配置された調理容器40から煮汁が吹きこぼれた場合、この煮汁は直接あるいはキャップカバー12のカバー部24で受けられた後、図9に示すガス供給溝25に入り込む恐れがある。しかし、本実施形態のバーナーキャップ11は庇部33を備えているため、煮汁を庇部33で受けて各ガス供給溝25側に流れることを抑制できる。
前記複数の主仕切部28のうち、1つの主仕切部28は庇部33の外周縁まで延びた点火用仕切部28Aを構成している。点火プラグ57(図2参照)は、点火用仕切部28Aに対向している。前記制御部はグリル用操作部73の操作によって下バーナー1の点火指令を受けた際、点火プラグ57に電圧を印加する。これにより、点火用仕切部28Aの補炎用凹部32からバーナーキャップ11外周側に吐出された燃料ガスに火が点き、点火炎が形成される。このように形成された点火炎は火種となり、各ガス供給溝25からバーナーキャップ11の外周側に吐出された燃料ガス、及び他の補炎用凹部32からバーナーキャップ11の外周側に吐出された燃料ガスに火移りし、これによりバーナーキャップ11の外周側に多数の主炎と多数の補炎が形成される。
図11に示すように、バーナーキャップ11の環状部22と、この上方に位置するキャップカバー12のカバー部24の間には、平面視円環状のカバー部24の外周側と中心側を連通させる間隙34が形成されている。下バーナー1の燃焼時においては、カバー部24内側の空気が間隙34を介してカバー部24の外周側に二次空気として供給される。
下バーナー1の燃焼時には、ノズル56(図5参照)から下バーナー1に供給される気体燃料の量を調節することで、各ガス供給溝25によって形成される火炎を小さくして小火力にしたり、各ガス供給溝25によって形成される火炎を大きくして大火力にすることができる。
下バーナー1を小火力で燃焼した時、図9に示す各主炎用凹部31の2条のガス供給溝25(各組の2条のガス供給溝25)から吐出された燃料ガスが連通凹所30を通じて合流する。このため、バーナーキャップ11の各主炎用凹部31に対応する箇所では、各主炎用凹部31の2条のガス供給溝25で形成される火炎同士を繋いだような一つの火炎が形成される。従って、下バーナー1の小火力時においては、各ガス供給溝25から吹き出される燃料ガスが少量であっても火炎が消え難くなっている。
下バーナー1を大火力で燃焼した時、バーナーキャップ11の各主炎用凹部31の夫々のガス供給溝25から多量の燃料ガスが勢いよく吹き出され、ガス供給溝25毎に独立した大きな火炎が形成される。
バーナーキャップ11に形成された全ての主炎用凹部31のうちの1つの主炎用凹部31は、図10に示すように温度センサー58に対向して配置されるセンサー用凹部31Aである。
本実施形態の温度センサー58は、熱電対で構成されている。温度センサー58は、ベース52から上側に突出しており、上方程バーナーキャップ11の中心側に近づくように傾斜している。温度センサー58の上端部には、主炎用凹部31で形成される火炎の温度を検知する検知部58Aが設けられている。
図11に示すように、温度センサー58の検知部58Aは、センサー用凹部31Aを構成する2条のガス供給溝25を仕切る副仕切部29に対向している。以下、必要に応じて、この副仕切部29をセンサー用副仕切部29Aと記載する。すなわち、本実施形態では、図9に示す多数の副仕切部29のうちの1つの副仕切部29がセンサー用副仕切部29Aになっている。また、以下では必要に応じてセンサー用副仕切部29Aに隣接する2条のガス供給溝25(すなわち、センサー用副仕切部29Aで仕切られた2条のガス供給溝25)の夫々を、センサー用ガス供給溝25Aと記載する。
図10に示すように、本実施形態の温度センサー58の検知部58Aは、庇部33よりもバーナーキャップ11の外周側に位置しており、センサー用凹部31Aの連通凹所30に対向している。なお、検知部58Aはセンサー用凹部31Aの連通凹所30に入り込んでもよい。以下、下バーナー1が燃焼状態にあるとき、センサー用凹部31Aで形成される火炎をセンサー用火炎と記載する。
下バーナー1が点火されたとき、センサー用火炎により温度センサー58の検知部58Aが加熱される。
前述した制御部は、温度センサー58の検知結果に基づいて例えば以下の制御を行う。制御部は、下バーナー1の点火時において、温度センサー58で検知された温度が設定温度未満であるとき、点火プラグ57への電圧印加を継続して行い、温度センサー58で検知された温度が前記設定温度以上になった時点で点火プラグ57への電圧印加を停止する制御を行う。この制御により、下バーナー1を確実に点火することが可能になる。また、制御部は、下バーナー1の燃焼が定常状態にあるときに温度センサー58で検知された温度が予め設定された所定温度未満になったとき、ガス供給管71に設けられた弁(不図示)を閉じることで、ノズル56から下バーナー1への燃料ガスの供給を遮断する制御を行う。この制御により、不具合で下バーナー1の火炎が消えたときの安全性を高めることができる。
図11に示す2条のセンサー用ガス供給溝25Aの流路抵抗は、センサー用ガス供給溝25A以外のガス供給溝25の流路抵抗よりも小さい。本実施形態では、各センサー用ガス供給溝25Aの溝底である上面が、センサー用ガス供給溝25A以外のガス供給溝25の上面よりも上方に位置し、各センサー用ガス供給溝25Aのバーナーキャップ11の外周側から見た開口面積を、センサー用ガス供給溝25A以外のガス供給溝25のバーナーキャップ11の外周側から見た開口面積よりも大きくすることで、各センサー用ガス供給溝25Aの流路抵抗を、センサー用ガス供給溝25A以外のガス供給溝25の流路抵抗よりも小さくしている。
このように各センサー用ガス供給溝25Aの流路抵抗を、センサー用ガス供給溝25A以外のガス供給溝25の流路抵抗よりも小さくしたことで、小火力時においては、センサー用火炎を大きくすることができ、これにより温度センサー58によってセンサー用火炎を適正に検知できる。
ちなみに全てのガス供給溝25の流路抵抗を小さくすると、ターンダウン比(大火力にしたときの火力に対する小火力にしたときの火力の比率)が大きくなって1に近づくため、いわゆる小火の絞り性能が低下し、とろ火調理を行い難くなる。しかし、本実施形態にあっては2条のセンサー用ガス供給溝25Aの流路抵抗だけを小さくするため、ターンダウン比が大きくなることが抑制される。なお、各センサー用ガス供給溝25Aの溝幅を、センサー用ガス供給溝25A以外のガス供給溝25の溝幅よりも大きくすることで、各センサー用ガス供給溝25Aの流路抵抗を小さくしても構わない。
図1に示すように、バーナーキャップ11には、庇部33から垂れ下がった垂下壁部35が形成されている。本実施形態では、センサー用副仕切部29Aの両隣の主仕切部28の夫々をセンサー用主仕切部28Bとしたとき、庇部33において両センサー用主仕切部28Bの夫々に対応する部分に垂下壁部35が形成されている。両垂下壁部35はバーナーキャップ11の周方向に離間している。
各垂下壁部35は、対応するセンサー用主仕切部28Bからバーナーキャップ11の外周側に延び出している。本実施形態の各垂下壁部35は、対応するセンサー用主仕切部28Bから庇部33の外周縁まで形成されている。
このような垂下壁部35を形成することで、センサー用火炎を安定して形成できる。すなわち、下バーナー1の小火力時においては、各センサー用ガス供給溝25Aから吹き出されて庇部33の下面に衝突した燃料ガスは、直近の垂下壁部35に当たり、バーナーキャップ11の周方向に広がり難くなる。このため、センサー用火炎は、バーナーキャップ11の周方向に広がり難くなって、消え難く安定した火炎になる。また、これにより温度センサー58に基づくセンサー用火炎の検知を適正に行える。
また、このように小火力時におけるセンサー用火炎がバーナーキャップ11の周方向に広がり難くなるため、温度センサー58の検知部58Aを、バーナーキャップ11のセンサー用副仕切部29Aからバーナーキャップ11の外周側に比較的離れた位置に配置しても、温度センサー58によりセンサー用火炎を適正に検知できるようになる。この場合、下バーナー1を大火力で燃焼した時において、各センサー用ガス供給溝25Aで形成される火炎の外炎が、温度センサー58の検知部58Aに接しやすくなる。従って、下バーナー1の大火力時に、各センサー用ガス供給溝25Aで形成された火炎により温度センサー58が包まれた状態となって温度センサー58が加熱され難い状態となることを抑制でき、温度センサー58による火炎検知の応答時間を短くできる。
本実施形態では、各垂下壁部35の下端が、対応するセンサー用主仕切部28Bの下端よりも上方に位置している。詳しくは、各垂下壁部35の下端は、対応するセンサー用主仕切部28Bの補炎用凹部32よりも上方に位置し、且つ、温度センサー58の検知部58Aの上端よりも下方に位置している(図10参照)。
庇部33においてセンサー用凹部31Aに対応する部分の下方空間と、庇部33においてセンサー用凹部31Aの両隣に位置する主炎用凹部31に対応する部分の下方空間は、各垂下壁部35の下方に形成された空所36(図10参照)を介して連通している。従って、下バーナー1の点火時には、センサー用凹部31Aと、この両隣に位置する主炎用凹部31との間の火移りが良好に行われる。
また、庇部33においてセンサー用副仕切部29Aに対応する部分の下面は、図10に示すように、バーナーキャップ11の外周側に近い部分程上方に位置するように傾斜した傾斜面37になっている。
具体的に本実施形態では、図1に示すように庇部33において各センサー用ガス供給溝25Aに対応する部分の下面も傾斜面37に連続した傾斜面になっており、庇部33においてセンサー用凹部31Aに対応する部分の下面全体が、バーナーキャップ11の外周側に近い部分程上方に位置するように傾斜している。
このようにすることで、下バーナー1を大火力にして燃焼した時に、各センサー用ガス供給溝25Aで形成される火炎が、傾斜面37に沿って上方に偏向されて形成されやすくなる。従って、下バーナー1を大火力時においては、各センサー用ガス供給溝25Aで形成された火炎の外炎が、温度センサー58の検知部58Aに一層接しやすくなり、これにより温度センサー58による火炎検知の応答時間が一層短くなる。
また、各垂下壁部35はバーナーキャップ11の周方向においてセンサー用凹部31Aよりも外側に離れた位置に配置されている。すなわち、一方の垂下壁部35と当該垂下壁部35に対応するセンサー用主仕切部28Bに隣接したセンサー用ガス供給溝25Aはバーナーキャップ11の周方向に離間して配置されており、また、他方の垂下壁部35と当該垂下壁部35に対応するセンサー用主仕切部28Bに隣接したセンサー用ガス供給溝25Aは、バーナーキャップ11の周方向に離間して配置されている。
このため、下バーナー1を大火力で燃焼した時に各センサー用ガス供給溝25Aで形成される火炎は、直近の垂下壁部35側に偏向して形成される。従って、各センサー用ガス供給溝25Aから吹き出された燃料ガスによって形成された火炎の外炎が、温度センサー58の検知部58Aに一層接しやすくなる。よって、下バーナー1の大火力時には、温度センサー58による火炎検知の応答時間を一層短くできる。
各垂下壁部35は、対応するセンサー用主仕切部28Bのバーナーキャップ11外周側に臨む面においてセンサー用凹部31A側と反対側の部分からバーナーキャップ11の外周側に延び出ている。また、各センサー用主仕切部28Bのバーナーキャップ11外周側に臨む面のセンサー用凹部31A側の端部は、センサー用凹部31A側に近づく部分程バーナーキャップ11の中心側に位置するように湾曲している。
本実施形態のバーナーキャップ11には、庇部33の外周縁から垂れ下がった垂下片部39が形成されている。垂下片部39は、バーナーキャップ11の周方向においてセンサー用凹部31Aを除く部分に全長に亘って形成されている。垂下片部39の周方向の一端は一方の垂下壁部35に繋がり、他端は他方の垂下壁部35に繋がっている。垂下片部39の下端は、垂下壁部35の下端よりも上方に位置している。
このような垂下片部39を形成することで、バーナーキャップ11の上面で受けた煮汁が庇部33の外周面に沿って流下した際、この煮汁が垂下片部39の下端から落下しやすくなる。このため、煮汁が庇部33の下面に回り込み難くなり、ガス供給溝25に煮汁が入り込むことを一層抑制できる。
なお、本実施形態の垂下壁部35は、庇部33においてセンサー用主仕切部28B以外の主仕切部28に対応する部分には形成されていないが、センサー用主仕切部28B以外の主仕切部28に対応する部分に形成されてもよい。また、この場合、垂下壁部35は、庇部33において全ての主仕切部28に対応する部分に形成されてもよいし、一部の主仕切部28に対応する部分にのみ形成されてもよい。
また、本実施形態では、1つの主炎用凹部31をセンサー用凹部31Aとし、このセンサー用凹部31Aの両側の主仕切部28に垂下壁部35を形成した。しかし、2以上の温度センサー58を用いてガスバーナー1の点火を検知する場合には、2以上の主炎用凹部31をセンサー用凹部31Aとし、各センサー用凹部31Aの両側の主仕切部28Bに対応する箇所の夫々に垂下壁部35を形成してもよい。
また、各垂下壁部35は、下端が対応するセンサー用主仕切部28Bの下端と同レベルに位置する垂下壁部であってもよい。
また、庇部33において、センサー用副仕切部29Aに対応する部分の下面は、バーナーキャップ11の外周側に近い部分程下方に位置するように湾曲した面であってもよい。また、庇部33において各センサー用ガス供給溝25Aに対応する部分の下面は、水平であってもよい。さらに、庇部33においてセンサー用副仕切部29Aに対応する部分の下面は、水平であってもよい。
また、センサー用副仕切部29Aに隣接する2条のセンサー用ガス供給溝25Aの夫々の流路抵抗は、他のガス供給溝25の流路抵抗と同じあるいは小さくてもよい。また、温度センサー58は、熱電対以外のその他の温度検出素子であってもよい。また、キャップカバー12は省略されてもよい。
また、ガスバーナー1が設けられる焜炉4はドロンプイン焜炉に限られず、テーブル焜炉であってもよい。また、本実施形態のガスバーナー1はグリル装置5のバーナーとして用いられるものであるが、焜炉バーナーであってもよい。
この他、本発明は上述した実施形態に限られず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。
1 ガスバーナー
10 バーナー本体
11 バーナーキャップ
25 ガス供給溝
25A センサー用ガス供給溝
28 主仕切部
29 副仕切部
29A センサー用副仕切部
30 連通凹所
33 庇部
35 垂下壁部
58 温度センサー

Claims (6)

  1. バーナー本体と、
    前記バーナー本体に載置されるバーナーキャップを備え、
    前記バーナーキャップの下面に、前記バーナーキャップの中心側から外周側に向かって延びて、前記バーナー本体から供給された燃料ガスを前記バーナーキャップの外周側に導くガス供給溝が前記バーナーキャップの周方向に複数形成されたガスバーナーであって、
    前記バーナーキャップは主仕切部と副仕切部を備え、
    前記バーナーキャップに、前記バーナーキャップの周方向に前記副仕切部を介して隣り合う2条1組の前記ガス供給溝が、前記バーナーキャップの周方向に前記主仕切部を介して複数組並べて形成され、
    前記複数の副仕切部の夫々の前記バーナーキャップ外周側の面が、前記主仕切部の前記バーナーキャップ外周側の面よりも前記バーナーキャップ中心側に位置して、前記複数の副仕切部の夫々の前記バーナーキャップ外周側に、当該副仕切部に隣接する2条の前記ガス供給溝を連通させる連通凹所が形成され、
    前記バーナーキャップの上面部の外周部を、前記主仕切部及び前記複数の副仕切部よりも前記バーナーキャップの外周側に突出した庇部とし、
    前記バーナーキャップに、前記主仕切部から前記バーナーキャップの外周側に向かって延び出し且つ前記庇部から垂れ下がった垂下壁部が形成されたことを特徴とするガスバーナー。
  2. 前記垂下壁部の下端が前記主仕切部の下端よりも上方に位置することを特徴とする請求項1に記載のガスバーナー。
  3. 前記複数の副仕切部のうちの少なくとも一つを、前記バーナーキャップの外周側に設けられた点火検知用の温度センサーに対向配置されるセンサー用副仕切部とすると共に、このセンサー用副仕切部に隣接する2条の前記ガス供給溝の夫々をセンサー用ガス供給溝とし、前記垂下壁部が前記センサー用ガス供給溝に隣接する前記主仕切部から前記バーナーキャップの外周側に延び出たことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のガスバーナー。
  4. 前記庇部において、前記センサー用副仕切部に対応する部分の下面が、前記バーナーキャップの外周側に近い部分程上方に位置するように傾斜又は湾曲したことを特徴とする請求項3に記載のガスバーナー。
  5. 前記垂下壁部と、当該垂下壁部に対応する前記主仕切部に隣接する前記センサー用ガス供給溝とが、前記バーナーキャップの周方向において離間して配置されたことを特徴とする請求項3又請求項4に記載のガスバーナー。
  6. 前記2条のセンサー用ガス供給溝の夫々の流路抵抗が、前記センサー用ガス供給溝以外のガス供給溝の流路抵抗よりも小さいことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のガスバーナー。
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