JP2020020556A - ガスコンロ - Google Patents

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資正 垣内
Sukemasa Kakiuchi
資正 垣内
晴也 上山
Seiya KAMIYAMA
晴也 上山
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Abstract

【課題】第1調理領域、第2調理領域の2つの領域に仕切られた仕切り調理容器の,前記2つの調理領域に異なる種類の被調理物を収容して調理を行う場合にも良好な調理を行うことが可能なガスコンロを提供する。【解決手段】所定のコンロバーナ1がバーナ第1領域11とバーナ第2領域12の2つの領域に分割され、バーナ第1領域には、第1の炎孔群10G1が配設され、バーナ第2領域には、第2の炎孔群10G2が配設され、温度検出装置が、仕切り調理容器30の底部第1領域31aの温度を検出する第1温度検出装置40aと、仕切り調理容器30の底部第2領域31bの温度を検出する第2温度検出装置40bとを備え、制御手段が、第1温度検出装置で検出された温度に基づいて第1の炎孔群に形成される火炎の火力を制御し、第2温度検出装置で検出された温度に基づいて第2の炎孔群に形成される火炎の火力を制御するように構成する。【選択図】図5

Description

本発明は、ガスコンロに関し、詳しくは、いわゆる仕切り鍋などのように1つの鍋を平面視で2つの領域に仕切った調理容器(仕切り調理容器)を用いて調理を行うのに適したコンロバーナを備えたガスコンロに関する。
ガスコンロには、鍋や釜などの調理容器の温度を検出する温度検出装置と、検出された調理容器の温度により、コンロバーナの火力を制御する制御手段を備えたガスコンロがある。
そのようなガスコンロとして、特許文献1には、鍋や釜などの調理容器を載置する五徳と、調理容器の温度(鍋底の温度)を検出する温度検出装置と、温度検出装置により検出された調理容器の温度により、コンロバーナの火力を制御する制御手段を備え、温度検出装置により検出された調理容器の温度に応じて、制御手段がコンロバーナの火力を自動で調節を行うように構成されたガスコンロが開示されている。
特許文献1のガスコンロは、上述のように構成されているので、五徳上に載置され、コンロバーナによって加熱される調理容器の下面の温度を、温度検出装置よって検出し、その検出温度に応じて、制御手段がコンロバーナの火力を自動で調節して調理を行う自動調理を行うことが可能になり有意義である。
特開2018−035970号公報
ところで、市場には、鍋を平面視で2つの領域に仕切る仕切りを備えた種々の仕切り鍋(仕切り調理容器)が広く販売されており、特許文献1に記載されているようなガスコンロにより、上述のような仕切り鍋(仕切り調理容器)を用いた調理が行われる場合も当然にあるものと考えられる。
そして、特許文献1に記載されたガスコンロで、上述のような仕切り鍋を用いた調理を行った場合、平面視で2つの領域を含む鍋底の温度が一つの温度検出装置で検出されることになり、例えば、仕切り鍋に収容される被調理物として、2つの領域に異なる種類の被調理物(食材)が入れられている場合に不都合が生じることになる。
ここで、2つの領域のうちの一方の領域に昆布出汁が収容され、他方の領域に豆乳が収容されている場合を想定して説明する。
豆乳は、昆布出汁と比較して吹きこぼれが生じ易いため、昆布だしと比較して低い温度となるように制御することが好ましい。
また、昆布だしを用いて豚しゃぶを調理する場合や、昆布だしを用いて白菜や大根などの野菜の調理を行う場合には、強く沸騰させることで、調理時間の短縮を図ることができて便利である。
このような場合に、2つの領域のうちの一方の領域に昆布出汁が収容されており、平面視で2つの領域のうちの他方の領域に豆乳が収容されている仕切り鍋を特許文献1に記載されたガスコンロで加熱した場合、昆布だしが沸騰することを優先したときには、豆乳が吹きこぼれるるおそれがあり、豆乳が吹きこぼれないことを優先したときには、昆布出汁の加熱が不十分となり、昆布出汁が収容された領域の調理時間が長くなってしまうという不便が生じる。
本発明は、上記の課題を解決するものであり、平面視で2つの領域に仕切られた仕切り調理容器の,2つの調理領域に異なる種類の被調理物を収容して調理を行う場合にも良好な調理を行うことが可能なガスコンロを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のガスコンロは、
燃料ガスを燃焼させて火炎を形成する複数の炎孔からなる炎孔群を備え、前記火炎により調理容器を加熱するコンロバーナと、
前記コンロバーナの周囲に配設され、載置された前記調理容器を支持する五徳と、
前記調理容器の底部の温度を検出する温度検出装置と、
検出された前記調理容器の温度により、前記コンロバーナの火力を制御する制御手段とを備えたガスコンロであって、
前記調理容器として、平面視で第1調理領域と第2調理領域の2つの領域に仕切られているとともに、底部が前記2つの領域に対応する底部第1領域と底部第2領域とを備えた仕切り調理容器を用いることが予定されており、
所定の前記五徳に載置された前記仕切り調理容器を加熱する所定の前記コンロバーナが、平面視で、前記仕切り調理容器の前記第1調理領域を加熱するためのバーナ第1領域と、前記仕切り調理容器の前記第2調理領域を加熱するためのバーナ第2領域の2つの領域に分割され、
前記コンロバーナの前記バーナ第1領域には、前記炎孔群を2つに分割した一方の炎孔群である第1の炎孔群が配設され、
前記コンロバーナの前記バーナ第2領域には、前記炎孔群を2つに分割した他方の炎孔群である第2の炎孔群が配設され、
前記温度検出装置が、前記仕切り調理容器の前記底部第1領域の温度を検出する第1温度検出装置と、前記仕切り調理容器の前記底部第2領域の温度を検出する第2温度検出装置とを備え、
前記制御手段が、前記第1温度検出装置によって検出された温度に基づいて前記第1の炎孔群に形成される火炎の火力を制御し、前記第2温度検出装置によって検出された温度に基づいて前記第2の炎孔群に形成される火炎の火力を制御するように構成されていること
を特徴している。
本発明のガスコンロにおいては、前記第1の炎孔群と前記第2の炎孔群とによって、前記炎孔群が平面視円環状に形成されていること
が好ましい。
また、前記第1の炎孔群にスパークを発生する第1の点火プラグと前記第1の炎孔群に形成される火炎を検出する第1の火炎検出装置、および、前記第2の炎孔群にスパークを発生する第2の点火プラグと前記第2の炎孔群に形成される火炎を検出する第2の火炎検出装置を備え、
前記第1の点火プラグが前記第1の炎孔群の一端側に位置し、前記第1の火炎検出装置が前記第1の炎孔群の他端側に位置し、前記第2の点火プラグが前記第2の炎孔群の一端側に位置し、前記第2の火炎検出装置が前記第2の炎孔群の他端側に位置していること
が好ましい。
また、前記制御手段が、前記第1の火炎検出装置、および、前記第2の火炎検出装置の両方が火炎の検出をした後に、前記第1の火炎検出装置、および、前記第2の火炎検出装置のいずれか一方が火炎の不存在を検出したとき、前記第1の炎孔群、および、前記第2の炎孔群の両方の燃焼を停止するように構成されていること
が好ましい。
本発明のガスコンロは、上述のように、所定の五徳に載置された仕切り調理容器を加熱する所定のコンロバーナが、平面視で、バーナ第1領域とバーナ第2領域の2つの領域に分割され、バーナ第1領域には炎孔群を2つに分割した一方の炎孔群である第1の炎孔群が配設され、バーナ第2領域には炎孔群を2つに分割した他方の炎孔群である第2の炎孔群が配設され、温度検出装置が、仕切り調理容器の底部第1領域の温度を検出する第1温度検出装置と、仕切り調理容器の底部第2領域の温度を検出する第2温度検出装置とを備え、制御手段が、第1温度検出装置によって検出された温度に基づいて第1の炎孔群に形成される火炎の火力を制御し、第2温度検出装置によって検出された温度に基づいて第2の炎孔群に形成される火炎の火力を制御するように構成されているので、調理容器として広く市販されている、調理領域が2つの領域に仕切られた仕切り調理容器(仕切り鍋など)を用いて調理を行う場合において、2つの領域に収容にされる調理物が異なる種類のものである場合にも、良好に調理を行うことが可能なガスコンロを実現することができる。
また、第1の炎孔群と第2の炎孔群とによって、上述の炎孔群が平面視円環状に形成されている場合、仕切り調理容器として広く市販されている、平面形状が円形の仕切り調理容器(仕切り鍋など)を用いる場合に、鍋の平面形状と相似形状の火炎により鍋が加熱されるので、エネルギ消費効率を向上させることができる。
また、第1の炎孔群にスパークを発生する第1の点火プラグと第1の炎孔群に形成される火炎を検出する第1の火炎検出装置、および、第2の炎孔群にスパークを発生する第2の点火プラグと第2の炎孔群に形成される火炎を検出する第2の火炎検出装置を備え、第1の点火プラグが第1の炎孔群の一端側に位置し、第1の火炎検出装置が第1の炎孔群の他端側に位置し、第2の点火プラグが第2の炎孔群の一端側に位置し、第2の火炎検出装置が第2の炎孔群の他端側に位置している構成を備えている場合、確実に第1の炎孔群、および、第2の炎孔群における、着火と火移りを検出することが可能になり、使い勝手の良好で、信頼性の高いガスコンロを提供することが可能になる。
また、制御手段が、第1の火炎検出装置、および、第2の火炎検出装置の両方が火炎の検出をした後に、第1の火炎検出装置、あるいは、第2の火炎検出装置のいずれか一方が火炎の不存在を検出したとき、第1の炎孔群、および、第2の炎孔群の両方の燃焼を停止するように構成されている場合、第1の火炎検出装置、あるいは、第2の火炎検出装置のいずれか一方の途中消火が発生したときに、使用者に、途中消火が生じたことを確実に気付かせることが可能になり、調理の失敗を防ぐことができる。
本発明の実施形態にかかるガスコンロが備えるコンロバーナの要部平面図である。 本発明の実施形態にかかるガスコンロが備える五徳上に仕切り調理容器(仕切り鍋)を載置した状態を示す要部正面図である。 本発明の実施形態にかかるガスコンロで用いられる仕切り調理容器の一例である仕切り鍋を示す平面図である。 本発明の実施形態にかかるガスコンロで用いられる仕切り調理容器の一例である仕切り鍋を示す正面図である。 本発明の実施形態にかかるガスコンロが備える五徳上に仕切り鍋を載置した状態における、コンロバーナと仕切り鍋との相対的な位置関係の一例を示す平面図である。
[実施形態]
以下、本発明の実施形態を示して、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
本実施形態にかかるガスコンロAは、広く市販されている、鍋を平面視で2つの領域に仕切る仕切りを備えた、いわゆる仕切り鍋(仕切り調理容器)を用いて調理を行うのに適した構成を有するガスコンロである。
本実施形態にかかるガスコンロAにおいて、図1、図2に示すように、コンロバーナ1は、その周囲に、燃料ガスを燃焼させて火炎を形成する複数の炎孔10からなる炎孔群10Gを備えている。
なお、本実施形態において、炎孔群10Gは,コンロバーナ1の周方向に沿って複数の炎孔を配設することにより形成されており、第1の炎孔群10G1と、第2の炎孔群10G2とによって、円環状の炎孔群10Gが形成されている(図1、図5参照)。
なお、コンロバーナ1の詳しい構成については後述する。
また、コンロバーナ1の周囲の天板50上には、五徳20が配設されている。五徳20は、円環状の五徳枠21の所定の位置に、複数(本実施形態では、6本)の五徳爪22を溶接により取り付ける(止着する)ことにより形成されている。
また、本実施形態にかかるガスコンロAは、五徳20上に載置された仕切り調理容器30の底部31の温度を検出するための温度検出装置40を備えている(図1、図2、図5参照)。
ここで、本実施形態にかかるガスコンロAを用いて加熱調理を行うのに用いられる仕切り調理容器30について説明する。
本実施形態において用いられている仕切り調理容器30は、広く市販されている調理容器であって、図2〜図5に示すように、調理容器本体(鍋本体)30aを平面視で2つの領域である第1調理領域35aと、第2調理領域35bに仕切る仕切り36を備えた仕切り調理容器(仕切り鍋)である。
この仕切り調理容器30は、第1調理領域35aと、第2調理領域35bに、異なる種類の食材を収容して加熱調理を行うことができるように構成されている。具体的には、第1調理領域35aには例えば豆乳が入れられ、第2調理領域35bには、例えば昆布出汁が入れられて、後述するように、それぞれ所定の条件で加熱調理を行うことができるように構成されている。
なお、図5においては、コンロバーナ1と仕切り調理容器(仕切り鍋)30との位置関係の理解を容易にするため、仕切り調理容器30を2点鎖線にて示している。
また、本実施形態においては、仕切り調理容器30の上述の第1調理領域35aの底部が後述の底部第1領域31aとなり、第2調理領域35bの底部が後述の底部第2領域31bとなるように構成されている。
また、本実施形態にかかるガスコンロAは、温度検出装置40によって検出される仕切り調理容器30の底部第1領域31aと、底部第2領域31bの温度により、コンロバーナ1の火力を制御する制御手段(図示せず)を備えている。
以下に、本実施形態にかかるガスコンロの特徴的な構成についてさらに、説明する。
本実施形態にかかるガスコンロAにおいて用いられているコンロバーナ1は、所定の五徳20に載置された仕切り調理容器30を加熱する所定のコンロバーナ1が、平面視で、バーナ第1領域11とバーナ第2領域12の2つの領域に分割されている(図1、図5参照)。
具体的には、平面視半円の円弧状のバーナ第1領域11と、平面視半円の円弧状のバーナ第2領域12とに分割形成されている。
なお、図1においては、コンロバーナ1と五徳20との位置関係の理解を容易にするため、五徳20を2点鎖線にて示している。
そして、コンロバーナ1のバーナ第1領域11には、炎孔群10Gを2つ分割した一方の炎孔群である第1の炎孔群10G1が配設され、コンロバーナ1のバーナ第2領域12には、炎孔群10Gを2つ分割した他方の炎孔群である第2の炎孔群10G2が配設されている。
また、仕切り調理容器30の底部31の温度を検出するための温度検出装置40は、仕切り調理容器30の底部31のうちの底部第1領域31aの温度を検出する第1温度検出装置40aと、仕切り調理容器30の底部31のうちの他の領域である底部第2領域31bの温度を検出する第2温度検出装置40bとを備えている(図1、図2参照)。
因みに、第1温度検出装置40a、第2温度検出装置40bは、スプリング(図示せず)によって上方に付勢され、上端の感温部が仕切り調理容器30の底部31の所定の領域(底部第1領域)31aと、他の所定の領域(底部第2領域)31bに確実に当接するように構成されている。
そして、上述の制御手段が、第1温度検出装置40aによって検出された温度に基づいて第1の炎孔群10G1に形成される火炎の火力を制御し、第2温度検出装置40bによって検出された温度に基づいて第2の炎孔群10G2に形成される火炎の火力を制御するように構成されている。
なお、本実施形態にかかるガスコンロAは、図1に示すように、第1の炎孔群10G1に供給される燃料ガスの供給量を調節する第1のガスバルブV1、および、第2の炎孔群10G2に供給される燃料ガスの供給量を調節する第2のガスバルブV2を備えている。
詳述すると、ガス供給管Pから供給された燃料ガスは、第3のガス連絡管P3を経由して第1のガスバルブV1に導入され、第1のガスバルブV1で通流および不通流と通流量の調節が行われた後、第1のガス連絡管P1を経由して第1のガスノズルN1から第1の混合管M1内に噴出され、第1のガスノズルN1から第1の混合管M1内に噴出された燃料ガスによるエジェクタ効果によって第1の混合管M1内に一次空気を吸引した後、第1の炎孔群10G1に火炎が形成されるように構成されている(図1、図2参照)。
また、ガス供給管Pから供給された燃料ガスは、第4のガス連絡管P4を経由して第2のガスバルブV2に導入され、第2のガスバルブV2で通流および不通流と通流量の調節が行われた後、第2のガス連絡管P2を経由して第2のガスノズルN2から第2の混合管M2内に噴出され、第2のガスノズルN2から第2の混合管M2内に噴出された燃料ガスによるエジェクタ効果によって第2の混合管M2内に一次空気を吸引した後、第2の炎孔群10G2に火炎が形成されるように構成されている。
そして、制御手段(図示せず)が、第1温度検出装置40aによって検出された温度により、第1のガスバルブV1を通流する燃料ガスの通流量を制御することで、第1の炎孔群10G1に形成される火炎の火力を制御し、第2温度検出装置40bによって検出された温度により、第2のガスバルブV2を通流する燃料ガスの通流量を制御することで、第2の炎孔群10G2に形成される火炎の火力を制御するように構成されている。
また、本実施形態のガスコンロAは、図1、図5に示すように、第1の炎孔群10G1にスパークを発生する第1の点火プラグIP1と第1の炎孔群10G1に形成される火炎を検出する第1の炎検出装置D1を備えているとともに、第2の炎孔群10G2にスパークを発生する第2の点火プラグIP2と第2の炎孔群10G2に形成される火炎を検出する第2の炎検出装置D2を備えている。
そして、第1の点火プラグIP1が第1の炎孔群10G1の一端側に位置し、第1の炎検出装置D1が第1の炎孔群10G1の他端側に位置するように構成されているとともに、第2の点火プラグIP2が第2の炎孔群10G2の一端側に位置し、第2の炎検出装置D2が第2の炎孔群10G2の他端側に位置するように構成されている。
また、本実施形態では、制御手段(図示せず)が、第1の炎検出装置D1、および、第2の炎検出装置D2の両方が火炎の検出を行った後に、第1の炎検出装置D1、および、第2の炎検出装置D2のいずれか一方が火炎の不存在を検出したとき、第1の炎孔群10G1、および、第2の炎孔群10G2の両方の燃焼を停止するように構成されている。
本実施形態のガスコンロAは上述のように構成されているので、ガスコンロで加熱される調理容器として広く市販されている、調理容器本体(鍋本体)30aを平面視で2つの領域(第1調理領域35aと第2調理領域35bの2つの領域)に仕切る仕切り36を備えた仕切り調理容器(仕切り鍋)30(図3、図4参照)を用いて加熱調理を行う場合に、第1調理領域35aと第2調理領域35bの2つの領域に収容にされる被調理物が異なる場合(本実施形態では、第1調理領域35aには豆乳が入れられ、第2調理領域35bには昆布出汁が入れられている場合)に、仕切り36で仕切られた2つの領域(第1調理領域35aと第2調理領域35b)を、の温度を温度検出装置40(40a、40b)によって検出しながら個別に加熱の制御を行うことができる。
その結果、2つの領域に仕切られた仕切り調理容器(仕切り鍋)30を用いて、2つの領域に異なる被調理物を入れて調理を行う場合にも、良好な調理を行うことが可能になる。
また、本実施形態では、第1の炎孔群10G1と、第2の炎孔群10G2とによって、炎孔群10Gが平面視円環状に形成されているので、仕切り調理容器30として、広く市販されている平面形状が円形の仕切り調理容器を用いた場合に、仕切り調理容器30平面形状と相似形状の火炎により仕切り調理容器を加熱することが可能になり、エネルギ消費効率の良好なガスコンロを提供することができる。
また、本実施形態にかかるガスコンロAにおいては、上述のように、第1の炎孔群10G1に第1の点火プラグIP1と第1の炎検出装置D1、第2の炎孔群10G2に第2の点火プラグIP2と第2の炎検出装置D2を設け、かつ、第1の点火プラグIP1が第1の炎孔群10G1の一端側に位置し、第1の炎検出装置D1が第1の炎孔群10G1の他端側に位置し、第2の点火プラグIP2が第2の炎孔群10G2の一端側に位置し、第2の炎検出装置D2が第2の炎孔群10G2の他端側に位置するように構成されているので、確実に第1の炎孔群10G1、および、第2の炎孔群10G2における、着火と火移りを検出することができ、使い勝手が良好で、信頼性の高いガスコンロを実現することができる。
また、本実施形態にかかるガスコンロAにおいては、制御手段(図示せず)が、第1の炎検出装置D1、第2の炎検出装置D2の両方が火炎の検出をした後に、第1の炎検出装置D1および第2の炎検出装置D2のいずれか一方が火炎の不存在を検出したときに、第1の炎孔群10G1と第2の炎孔群10G2の両方の燃焼を停止するように構成されているので、第1の炎検出装置D1および第2の炎検出装置D2のいずれか一方の途中消火が発生したとき、使用者に途中消火が発生したことを確実に気付かせることが可能になり、調理の失敗を防ぐことができる。
なお、上述のように、(a)第1の点火プラグIP1と第1の炎検出装置D1、第2の点火プラグIP2と第2の炎検出装置D2を上記態様で備えるようにした構成、および、(b)第1および第2の炎検出装置D1、D2の両方が火炎の検出をした後に、第1および第2の炎検出装置D1、D2のいずれか一方が火炎の不存在を検出したとき、第1および第2の炎孔群10G1、10G2の両方の燃焼を停止するようにした構成は、本発明をより有意義なものにするための構成であり、かかる構成を省略することも可能である。
本発明はさらにその他の点においても上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々の変形を加えることが可能である。
1 コンロバーナ
10 炎孔
10G 炎孔群
10G1 第1の炎孔群
10G2 第2の炎孔群
11 コンロバーナのバーナ第1領域
12 コンロバーナのバーナ第2領域
20 五徳
21 五徳枠
22 五徳爪
30 仕切り調理容器(仕切り鍋)
30a 調理容器本体(鍋本体)
31 仕切り調理容器の底部
31a 底部第1領域
31b 底部第2領域
35a 第1調理領域
35b 第2調理領域
36 仕切り
40 温度検出装置
40a 第1温度検出装置
40b 第2温度検出装置
50 天板
A ガスコンロ
IP1 第1の点火プラグ
IP2 第2の点火プラグ
D1 第1の炎検出装置
D2 第2の炎検出装置
M1 第1の混合管
M2 第2の混合管
N1 第1のガスノズル
N2 第2のガスノズル
P ガス供給管
P1 第1のガス連絡管
P2 第2のガス連絡管
P3 第3のガス連絡管
P4 第4のガス連絡管
V1 第1のガスバルブ
V2 第2のガスバルブ

Claims (4)

  1. 燃料ガスを燃焼させて火炎を形成する複数の炎孔からなる炎孔群を備え、前記火炎により調理容器を加熱するコンロバーナと、
    前記コンロバーナの周囲に配設され、載置された前記調理容器を支持する五徳と、
    前記調理容器の底部の温度を検出する温度検出装置と、
    検出された前記調理容器の温度により、前記コンロバーナの火力を制御する制御手段とを備えたガスコンロであって、
    前記調理容器として、平面視で第1調理領域と第2調理領域の2つの領域に仕切られているとともに、底部が前記2つの領域に対応する底部第1領域と底部第2領域とを備えた仕切り調理容器を用いることが予定されており、
    所定の前記五徳に載置された前記仕切り調理容器を加熱する所定の前記コンロバーナが、平面視で、前記仕切り調理容器の前記第1調理領域を加熱するためのバーナ第1領域と、前記仕切り調理容器の前記第2調理領域を加熱するためのバーナ第2領域の2つの領域に分割され、
    前記コンロバーナの前記バーナ第1領域には、前記炎孔群を2つに分割した一方の炎孔群である第1の炎孔群が配設され、
    前記コンロバーナの前記バーナ第2領域には、前記炎孔群を2つに分割した他方の炎孔群である第2の炎孔群が配設され、
    前記温度検出装置が、前記仕切り調理容器の前記底部第1領域の温度を検出する第1温度検出装置と、前記仕切り調理容器の前記底部第2領域の温度を検出する第2温度検出装置とを備え、
    前記制御手段が、前記第1温度検出装置によって検出された温度に基づいて前記第1の炎孔群に形成される火炎の火力を制御し、前記第2温度検出装置によって検出された温度に基づいて前記第2の炎孔群に形成される火炎の火力を制御するように構成されていること
    を特徴とするガスコンロ。
  2. 前記第1の炎孔群と前記第2の炎孔群とによって、前記炎孔群が平面視円環状に形成されていること
    を特徴とする請求項1記載のガスコンロ。
  3. 前記第1の炎孔群にスパークを発生する第1の点火プラグと前記第1の炎孔群に形成される火炎を検出する第1の火炎検出装置、および、前記第2の炎孔群にスパークを発生する第2の点火プラグと前記第2の炎孔群に形成される火炎を検出する第2の火炎検出装置を備え、
    前記第1の点火プラグが前記第1の炎孔群の一端側に位置し、前記第1の火炎検出装置が前記第1の炎孔群の他端側に位置し、前記第2の点火プラグが前記第2の炎孔群の一端側に位置し、前記第2の火炎検出装置が前記第2の炎孔群の他端側に位置していること
    を特徴とする請求項1または2記載のガスコンロ。
  4. 前記制御手段が、前記第1の火炎検出装置、および、前記第2の火炎検出装置の両方が火炎の検出をした後に、前記第1の火炎検出装置、および、前記第2の火炎検出装置のいずれか一方が火炎の不存在を検出したとき、前記第1の炎孔群、および、前記第2の炎孔群の両方の燃焼を停止するように構成されていること
    を特徴とする請求項3記載のガスコンロ。
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