JP2016035972A - コイル部品およびそれを備える電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】端子電極の汚れが無く高シールド性を呈する外装材を備えたコイル部品の提供する。【解決手段】柱状部31と、長辺L、短辺S及び厚さTを有する第1及び第2の長方形板部32・33と、柱状部31に絶縁被覆導体を巻回させてなるコイル21と、コイル21の両端部と電気的に接続されてなる2つの端子電極41・42と、磁性粒子及び樹脂材料を含みコイル21の少なくとも一部を覆う外装部11と、を備え、第1及び第2の長方形板部32・33のLS平面に柱状部31の両端部がそれぞれ接続し、柱状部31ならびに第1及び第2の長方形板部32・33は磁性体からなり、端子電極41・42は第1の長方形板部32の2つのST平面側にそれぞれに形成され、柱状部31の中心を通りLS平面と平行な断面における外装部11のL方向の厚さPLとS方向の厚さPSについて、PL<PSとする。【選択図】図1

Description

本発明はいわゆるドラム型のコアを有するコイル部品およびそれを備える電子機器に関する。
コイル部品の一類型として、磁性材料などからなるドラム型のコアと、そのコアに絶縁被覆導体を巻回させてなるコイルとを有するドラム型のコイル部品が挙げられる。携帯機器をはじめとする電子機器では高性能化が要求され、高い性能をもつ部品の提供が求められている。コイル部品としては高い飽和電流の用途が広がっている。また、電子機器の小型化に伴い、コイル部品のさらなる小型化への要求は高い。
特許文献1には、巻線のし易さと巻線による特性バラツキを抑えることが容易であるドラム型コアの発明が開示されている。また、よりスペースを有効に使う方法として、巻線の外側にモールド樹脂(フェライト入り)を設ける方法が挙げられている。モールド樹脂を形成することでシールド性が良くなり、インダクタンスを高くできる。つまり、インダクタンスを高くするためには、モールド樹脂の量を増やしシールド性を高くすることが有用である。
特開2011−165696号公報
しかし、上述の特許文献1の技術では、とりわけ、コイル部品の高さが1mm以下であるような小型のものであるときには、外部電極が汚れてしまい、モールド樹脂の量を増やすことの制約となっていた。
上記をかんがみ、本発明は、小型の部品に対応でき、端子電極の汚れを防ぎつつ高シールド性を呈する外装材を備えたコイル部品ならびにそのようなコイル部品を備える電子機器の提供を課題とする。
本発明者らが鋭意検討した結果、以下のような本発明を完成した。
(1)柱状部と、長辺及び短辺を有する長方形状の主面ならびに厚さ方向の辺を有する第1及び第2の長方形板部と、前記柱状部に絶縁被覆導体を巻回させてなるコイルと、前記コイルの両端部と電気的に接続されてなる2つの端子電極と、磁性粒子及び樹脂材料を含み前記コイルの少なくとも一部を覆う外装部と、を備え、前記第1及び第2の長方形板部のそれぞれの主面に柱状部の両端部がそれぞれ接続し、前記柱状部ならびに第1及び第2の長方形板部は磁性体からなり、前記2つの端子電極は第1の長方形板部の外側の主面の短辺及び厚さ方向の辺で規定される2つの平面側にそれぞれに形成され、前記柱状部の中心を通り主面と平行な断面における外装部の前記長辺方向の厚さPと前記短辺方向の厚さPについて、P<Pである、コイル部品。
(2)前記外装部に含まれる磁性粒子が金属磁性粒子である(1)のコイル部品。
(3)前記柱状部の中心を通り主面と平行な断面における、柱状部の断面積が外装部の断面積より大きい、(1)又は(2)のコイル部品。
(4)前記コイル部の両端は前記第1の長方形板部の長辺及び厚さ方向の辺で規定される1つの平面に引き出され、前記引き出された部分を外装部が覆っている、(1)〜(3)のコイル部品。
(5)前記コイル部の両端は前記第1の長方形板部の長辺及び厚さ方向の辺で規定される1つの平面に接合され、前記接合された部分を外装部が覆っている、(1)〜(3)のコイル部品。
(6)(1)〜(5)のコイル部品を備える電子機器。
本発明によれば、端子電極などを汚すことなく、小型で高インダクタンスを呈するコイル部品が提供される。具体的には、磁性体(柱状部)の長辺側に厚く外装部を形成することでシールド性を確保することができ、短辺側の外装部による短辺側の寸法に対する影響を無くすことができる。結果として、磁性粒子の充填率が高くそれ故に濡れ拡がりの悪い外装材を用いる場合であっても、長辺側に外装部を形成するだけで、シールド性を確保することができるようになり、短辺側の外装材の量を少なくすることにより実装に影響するような端子電極の汚れをなくすことができる。
好適態様によれば、外装部に金属磁性粒子が含まれることにより、飽和電流をさらに高くすることができる。別の好適態様によれば、磁性粒子を高い密度で充填した外装材を用いることができ、外装部の断面積を小さくしても高インダクタンスを得ることができるようになる。しかも、外装部の断面積を小さくした分は磁性体の断面積を大きくでき、飽和電流を高くすることが可能となる。さらに別の好適態様によれば、長方形板部の長辺側にコイル端部の引出を配置することで実装に影響することがなく、長方形板部の側面に外装の一部を存在させることで引き出された導線を保護することができる。さらに別の好適態様によれば、長方形板部の長辺側に接合部を配置することで実装に影響することがなく、長方形板部の側面に外装部の一部を存在させることで接合された導線を保護することができ、高温の環境下においてもコアと外装部との間の剥離を解消できる。本発明のコイル部品を備える電子機器は、さらなる小型化・高性能化が期待される。
本発明のコイル部品の模式図である。 本発明のコイル部品の部分構造の模式図である。
以下、図面を適宜参照しながら本発明を詳述する。但し、本発明は図示された態様に限定されるわけでなく、また、図面においては発明の特徴的な部分を強調して表現することがあるので、図面各部において縮尺の正確性は必ずしも担保されていない。
本発明のコイル部品はコアとコアの柱状部に巻回されたコイルとを備えるコイル部品である。
図1は本発明のコイル部品の一例の模式図である。図1(A)は平面図であり、図1(B)は側面図であり、そのA−A’断面図が図1(C)である。コアは柱状部31と第1の長方形板部32と第2の長方形板部33とを有する。図2は本発明のコイル部品の一例の部分構造の模式図である。図2(A)はコアの平面図であり、図2(B)はコアの側面図である。図2(C)はコア、コイル、端子電極の平面図であり、その側面図が図2(D)である。
柱状部31は絶縁被覆導体を巻回させ得る領域を備えていれば形状は特に限定されず、好ましくは、円筒状や角柱状などといった、一方向に長軸を有する立体形状である。第1・第2の長方形板部32・33は前記長軸の両端にそれぞれ設けられており、長辺L及び短辺Sをもつ長方形状の主面と所定の厚みTとを有する。柱状部31の長軸の両端は、好ましくは第1・第2の長方形板部32・33の長方形状の主面の中心部に当接している。なお、柱状部31と第1・第2の長方形板部32・33とは一体的に構成されていてもよい。好適には第1・第2の長方形板部32・33の主面は互いに平行に配置される。また、好適には、柱状部31の長軸と、第1及び第2の長方形板部32・33の主面とは垂直である。本発明では、端子電極41・42は、一つの長方形板部に形成され、そのように端子電極41・42が形成されている長方形板部を第1の長方形板部32であると定義する。端子電極41・42は後述するコイルの端部22・23と電気的に接続され、通常は、端子電極41・42を介して本発明のコイル部品を基板等に電気的に接続することができる。
以下の説明では、柱状部31と第1・第2の長方形板部32・33とを合わせてコアと記載する場合があり、また、第1及び第2の長方形板部32・33の主面、つまり、長辺L及び短辺Sで規定される面を「LS面」とも呼び、厚みTと長辺Lで規定される面を「LT面」とも呼ぶ。長方形板部32・33は大きさや厚みは同じ寸法であることが好ましい。また、長方形板部は全ての面において完全な平面である必要はなく、角の面取りや引き出しのための溝付けされたものなども含まれる。
柱状部31と第1・第2の長方形板部32・33とは磁性体からなる。磁性体の種類は特に限定なく、フェライト材料や金属磁性粒子などを用いることができる。フェライト材料は、酸化鉄と他の金属酸化物との複合酸化物において磁性が発現するように構成されてなる材料であり、公知のフェライト材料を特に限定なく用いることができる。例えば、透磁率が200〜2000程度のNi−ZnフェライトやMn−Znフェライトなどが好適に用いられる。こういったフェライト材料をバインダーと混合し、金型を使い圧力を掛けドラム型を形成し、その後焼成するなどして柱状部31及び第1・第2の長方形板部32・33とを得ることができる。フェライト材料にはガラスコートを施すなどの粉体処理を行ってもよい。フェライト材料からコアを成形する具体的な手法等については従来技術を適宜参照することができる。
金属磁性粒子は、酸化されていない金属部分において磁性が発現するように構成されてなる材料であり、例えば、酸化されていない金属粒子や合金粒子、あるいはそれら粒子の周囲に酸化物等が設けられてなる粒子などが挙げられる。金属磁性粒子としては、例えばアトマイズ法で製造される粒子が挙げられる。具体的には、合金粒子製造の公知の方法を採用してもよいし、例えば、エプソンアトミックス(株)社製PF−20F、日本アトマイズ加工(株)社製SFR−FeSiAlなどとして市販されているものを用いることもできる。金属磁性粒子は、例えば、合金系のFe−Si−Cr、Fe−Si−Al、Fe−Ni、非晶質のFe―Si−Cr−B−C、Fe−Si−B−Cr、またはFe、またはこれらの混合させた材料などが挙げられ、これらの粒子から圧粉体を得たものが好適に用いられ、より好適には、熱処理して酸化膜を形成したものが高い飽和電流を呈する。
コアにおける柱状部31の周囲に絶縁被覆導体を巻くことで、コイル21を得る。絶縁被覆導体の態様および絶縁被覆導体を柱状部31に巻回してコイル21を得る形態や手法等は従来技術を適宜参照することができる。好適には、絶縁被覆導体は柱状部31にα巻きで巻回させる。別途好適には、絶縁被覆導体として平角線を用い、これにより、コイル21の表面の段差が少なくなり、薄い外装部11を安定的に形成することができる。
図2(C)・(D)に示すように、端子電極41・42を第1の長方形板部32に形成する。このとき、端子電極41・42は少なくとも第1の長方形板部32の短辺及び厚さ方向の辺で規定される平面である2つのST平面側にそれぞれ形成される。第1の長方形板部32は図2(C)・(D)における紙面左側及び右側に2つのST平面を有し、紙面前側及び後側に2つのLT面を有する。なお、図示される態様では、一方の端子電極41は長方形板部32の外側の主面から紙面左側のST平面に形成されるとともに、LT平面の一部(左端付近)にまで折れ曲がって延びている。他方の端子電極42は長方形板部32の外側の主面から紙面右側のST平面に形成されるとともに、LT平面の一部(右端付近)にまで折れ曲がって延びている。好適には、端子電極41・42は、長方形板部32の外側の主面から厚みTの半分以上まで伸びている。コイル21の両端は長方形板部32の長辺及び厚さ方向の辺で規定される1つの平面であるLT面より引き出され、端子電極41・42にそれぞれ電気的に接続される。端子電極とコイルの両端の接続は長方形板部32の外側の主面、または長辺側の側面で行う。図2(C)・(D)は長方形板部32の長辺及び厚さ方向の辺で規定される1つの平面であるLT面での接続を図示しており、LT面での接続により高さ寸法を低くできる。端子電極41・42はコイル21の両端部22・23のそれぞれと電気的に接続し、本発明のコイル部品外との接続点として利用することができる。
本明細書において、「外側の主面」とは、第1の長方形板部32が2つ有する主面のうち、柱状部31が当接していない方の主面である。
端子電極が「ST平面側に」形成されるとは、端子電極が「ST平面の近傍に」形成され、ST平面にまで及んでいてもよいし及んでいなくてもよい、という意味である。より具体的には、「LS平面」を「一方のST平面側のエリア」と「他方のST平面側のエリア」と、「両方のST平面側に挟まれるエリア」の3つのエリアを均等に区切ったとき、「一方のST平面側のエリア」及び「他方のST平面側のエリア」に含まれることである。
したがって、「端子電極は第1の長方形板部の外側の主面の短辺及び厚さ方向の辺で規定される2つの平面側にそれぞれに形成される」ということは、以下を含意する。
1)端子電極41・42は第1の長方形板部32の主面のうち、柱状部31が当接していない方の主面に形成される。
2)端子電極41は、前記主面のうち「一方のST平面の近傍に」形成される。
3)端子電極42は、前記主面のうち「他方のST平面の近傍に」形成される。
4)端子電極41・42は、ST平面にまで延びていてもよいし、延びていなくてもよい。
端子電極41・42の形態や製造法は特に限定なく、好適にはめっきを用いて形成され、より好ましくはAg、Ni及びSnを含有する。例えば、Agペーストを第1の長方形板部32に塗布、焼付けして下地を形成した後に、Ni、Snめっきを施し、この上に半田ペーストを塗布し、次いで、前記半田を溶融させ、コイルの端部を埋め込み、巻線と端子電極を電気的に接合させることができる。
コイル21の少なくとも一部は外装部11に覆われる。外装部11は樹脂材料と磁性粒子とを含有する。外装部11の存在により磁束のシールド性が上がる。好適には外装部11の重量の75〜88vol%を磁性粒子が占め、このように磁性粒子の含有率を高めることで、高インダクタンスが期待されるとともに、低い流動性に起因して、塗布後の濡れ広がりが抑制され、塗布の精度が向上する。
外装部11に含まれる磁性粒子の種類は特に限定無く、上述したフェライトからなる粒子であってもよく、好ましくは、上述した金属磁性粒子であり、これにより高い飽和電流が得られる。
外装部11の形成については、例えば、磁性粒子と樹脂材料とを混練したものをコイル21の外側を覆うことが挙げられる。塗布方法はディスペンサーを使う方法でもよく、好ましくはローラーを使った転写法であり、熱硬化により外装部11を得てもよいし、外装部11の形成前の半製品を樹脂の注入された型に入れて硬化させたり、ディップさせるなどして外装部11を部分的に形成してもよい。外装部11用の樹脂材料は特に限定なく、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂などが非限定的に例示される。
なお、コイル21に磁性粒子を含まない樹脂材料を塗布して、しかる後に、上述のようにして外装部11を形成してもよい。これにより、コイル21の段差をさらに小さくすることができ、結果的に、より薄い外装部11を形成することができる。その他、磁性粒子及び樹脂材料から外装部11を得る方法については特に限定なく、被覆技術や塗膜形成技術における公知の手段を適宜取り入れることができる。
本発明においては、外装部11の形成厚みが重要である。
ここで、柱状部31の中心を通り第1及び第2の長方形板部32・33の主面と平行な断面に着目する。前記断面は図1(C)に模式的に描写される。当該断面において、外装部11の第1及び第2の長方形板部32・33の長辺L方向の厚さをPと定義し、外装部11の第1及び第2の長方形板部32・33の短辺S方向の厚さをPと定義する。P及びPは、それぞれ、前記断面において、コイル21から長辺L方向及び短辺S方向への外装部11の最大の形成厚みを指す。本発明では、P<Pである。つまり、長辺Lに沿って厚く外装部11を形成し、短辺Sに沿って薄く外装部11を形成する。好適には、Pは、0〜150mmであり、Pは300〜350mmと、2倍以上の厚みの差を設けている。
好適には、上記断面における、柱状部31の断面積が外装部11の断面積より大きい。外装部11より磁性体からなる柱状部31の断面積を大きくすることで、高い飽和電流を得ることができる。
コイル21の両端は、好ましくは、第1の長方形板部32の長辺及び厚さ方向の辺で規定される1つの平面であるLT面より引き出され、前記引き出された部分を外装部11が覆っている。長方形板部の側面に外装の一部を存在させることで引き出された導線を保護することができる。
別途好ましくは、コイル21の両端は第1の長方形板部32の長辺及び厚さ方向の辺で規定される1つの平面であるLT平面に接合され、前記接合された部分を外装部11が覆っている。第1の長方形板部32の側面に外装部11の一部を存在させることで接合された導線を保護することができ、高温の環境下においてもコアと外装部11との間の剥離を解消できる。
本発明のコイル部品は各種電子機器に搭載させることができ、そのような電子機器もまた本発明の実施の一形態である。
以下、実施例により本発明をより具体的に説明する。ただし、本発明はこれらの実施例に記載された態様に限定されるわけではない。
以下の要領でコイル部品を製造した。
長方形板部:長辺Lが2.52mm、短辺Sが2.0mm、厚さTが0.275mm
柱状部(コイル及び外装部を含む寸法):長辺L方向が1.25〜1.81mm、短辺S方向が0.67〜0.77mm、長軸方向が0.4mm
巻線:ポリイミド樹脂で被覆された銅線、φ0.12mm
周回数:8.5ターン
端子電極:Agペースト(焼成)+Agペースト(硬化)+Ni/Snめっき
外装部の樹脂:エポキシ樹脂
コア(柱状部31、長方形板部32・33)の材質、製法は以下のとおりである。
実施例1、2及び比較例1では、Ni−Znフェライト材料を圧縮成形してから大気中で1000℃にて焼成することにより得た(透磁率400)。
実施例3では、Mn−Znフェライト材料を圧縮成形してから窒素雰囲気中で1180℃にて焼成することにより得た(透磁率2000)。
実施例4では、Feが92wt%、Siが3wt%、Crが5wt%の金属磁性粒子を圧縮成形してから大気中で700℃にて焼成することにより得た(透磁率30)。
柱状部31の充填率及び断面積は以下のとおりである。
充填率 断面積
比較例1 98% 0.96 mm2
実施例1 98% 1.09 mm2
実施例2 98% 1.11 mm2
実施例3 97% 1.29 mm2
実施例4 92% 1.29 mm2
外装部11に含まれる磁性粒子は以下のとおりである。
実施例1及び比較例1では、Ni−Znフェライト焼結粉を用いた。
実施例2〜4では上述のFeSiCr粒子とFe粒子(純度99.6%)との1:1の混合材料を用いた。
いずれの実施例・比較例においても、磁性粒子が下記充填率になるようにエポキシ樹脂と混合して、金属ローラーで混合物を巻き上げ、コイル21に転写して外装部11を形成した。
外装部11における充填率、厚さP、P、断面積は以下のとおりである。
充填率 厚さP 厚さP 断面積
比較例1 70% 0.29 mm 0.28 mm 1.94 mm2
実施例1 75% 0.15 mm 0.32 mm 1.71 mm2
実施例2 75% 0.09 mm 0.35 mm 1.65 mm2
実施例3 85% 0 mm 0.31 mm 1.23 mm2
実施例4 88% 0 mm 0.30 mm 1.23 mm2
上記において、充填率は、試料断面をSEMで観察し、フェライト材料又は金属磁性粒子の占める割合を求めた。断面積は、柱状部の中心を通り主面と平行な断面において柱状部31及び外装部11のSEM観察像からそれぞれの断面積も求めた。
(評価)
それぞれの試料について、LCRメータを用いて1MHzにおけるインダクタンス値を求めた。
さらに、それぞれの試料について、直流電流印加によりインダクタンスを低下させ、0.7μHになったときの電流値を飽和電流であると評価した。
インダクタンス及び飽和電流の各値は以下のとおりである。
インダクタンス[μH] 飽和電流[A]
比較例1 1.01 2.01
実施例1 1.10 2.22
実施例2 1.08 2.81
実施例3 1.07 3.45
実施例4 0.95 4.02
なお、実施例においては、外装部11の材料による長方形板部の短辺側であるST面の端子電極の汚れは見出されなかった。
11:外装部 21:コイル
22・23:コイルの端部 31:柱状部
32・33:長方形板部 41・42:端子電極

Claims (6)

  1. 柱状部と、
    長辺及び短辺を有する長方形状の主面ならびに厚さ方向の辺を有する第1及び第2の長方形板部と、
    前記柱状部に絶縁被覆導体を巻回させてなるコイルと、
    前記コイルの両端部と電気的に接続されてなる2つの端子電極と、
    磁性粒子及び樹脂材料を含み前記コイルの少なくとも一部を覆う外装部と、
    を備え、
    前記第1及び第2の長方形板部のそれぞれの主面に柱状部の両端部がそれぞれ接続し、
    前記柱状部ならびに第1及び第2の長方形板部は磁性体からなり、
    前記2つの端子電極は第1の長方形板部の外側の主面の短辺及び厚さ方向の辺で規定される2つの平面側にそれぞれに形成され、
    前記柱状部の中心を通り主面と平行な断面における外装部の前記長辺方向の厚さPと前記短辺方向の厚さPについて、P<Pである、
    コイル部品。
  2. 前記外装部に含まれる磁性粒子が金属磁性粒子である請求項1記載のコイル部品。
  3. 前記柱状部の中心を通り主面と平行な断面における、柱状部の断面積が外装部の断面積より大きい、請求項1又は2記載のコイル部品。
  4. 前記コイルの両端は前記第1の長方形板部の長辺及び厚さ方向の辺で規定される1つの平面に引き出され、前記引き出された部分を外装部が覆っている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のコイル部品。
  5. 前記コイルの両端は前記第1の長方形板部の長辺及び厚さ方向の辺で規定される1つの平面に接合され、前記接合された部分を外装部が覆っている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のコイル部品。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のコイル部品を備える電子機器。
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