JPH03163808A - インダクタンス部品 - Google Patents

インダクタンス部品

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JPH03163808A
JPH03163808A JP30367489A JP30367489A JPH03163808A JP H03163808 A JPH03163808 A JP H03163808A JP 30367489 A JP30367489 A JP 30367489A JP 30367489 A JP30367489 A JP 30367489A JP H03163808 A JPH03163808 A JP H03163808A
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JP
Japan
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winding
groove
flange
electrode
electrodes
Prior art date
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Pending
Application number
JP30367489A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Kato
俊一 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH03163808A publication Critical patent/JPH03163808A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば、チップコイル、チップトランス等の
インダクタンス部品の構造に関する。
従来の技術と課題 従来、この種のインダクタンス部品として、第・9図〜
第11図に示すチップコイルが知られている。第9図は
外装樹脂被覆前のチップコイルの正面図、第10図番よ
その側面図、第11因は外装樹脂を被覆した後のチップ
コイルの正面図を示す。
このチップコイルは、胴部32とこの胴部32の両端に
設けられた上鍔部33、下鍔部34とから構成されるコ
ア30と、胴部32に巻き回された巻線31とを備えて
いる。巻線31の両終端部31a,31aはコアの下鍔
部34に形成された電極36.36に半田付けされてい
る。この電極36は、巻線31の終端部31aに接統ず
る機能及びプリント配線板等に接続する機能を合わせ持
つ。第11因に示すように、巻線31は外装樹脂37で
被覆され保護されている。
しかし、このチップコイルには次に示す構造上の不安要
因がある。
■巻線31の終端部31aが下鍔都34の底面で電極3
6に接続されるため、終端部31aは下鍔部34のコナ
ーA1に接して直角に曲げられ、巻線を布線するときの
張力がコーナーA1部分に集中してかかるので、張力の
調整不良等の原囚でテンションが強過ぎると巻線31が
コーナーAIで切れることがあった. ■巻線31の終端部31aは外装樹脂37から外部に露
出しているので、チップコイルをプリント配線板等に半
田付けする際、巻線の素材である銅等が半田に拡散して
巻線が細くなり、最悪の場合は終端部31aが溶断する
おそれがあった。
そこで、本発明の課題は、巻線の切断や半田イ」け時の
溶断がないインダクタンス部品の構造を提供することに
ある。
課題を解決するための手段 以上の課題を解決するため、本発明に係るインダクタン
ス部品は、鍔部の端面に溝を設け、該溝に形成した巻線
用電極に巻線の終端部を接続し、外装樹脂が少なくとも
前記巻線及び巻線用電極に接続された巻線の終端部を被
覆していることを特徴とする。
作用 以上の構成において、巻線の終端部は鍔部の端面に設け
た溝に形成された巻線用電極に接続されるため、鍔部の
コーナーによって直角に曲げられる箇所はなくなる。
3 また、鍔部の端面に設げられた溝と外装樹脂との間に界
面張力が働き、外装樹脂が溝に流れ込み易くなり、外装
樹脂が終端部をも含めた巻線全体を被覆することによっ
て実装工程の半田付け時に巻線が実装用半田と直接接触
するのを防止する。
丈適劣 以f、本発明に係る、インダクタンス部品の実施例につ
いて図面を参照して説明する。本実施例では、チップコ
イルについて説明する。第1図は外装樹脂被覆前のチッ
プコイルの正面図、第2図はその側面図、第3図はその
底面図である。
チップコイルは胴部2とこの胴部2の両端に設けられた
上鍔部3及び下鍔部4とから構或′されるフエライトコ
ア1と、コア1の胴部2に巻き回された銅等の素材から
なる巻線Wとを備えている。
巻線Wの両終端部Wl,Wlは下鍔部4の手前側の端面
4aに設けられている溝6,6に沿って布線され、溝6
,6に形成されている巻線用電極10. 10に電気的
に接続されている。この電極10. 10は下鍔部4の
左右の両側部に形成された基板取付け用電極12.12
に接続されている。これらの電極10. 12はAg 
, Ag−Pd等の材料から成り、スパック法、印刷法
あるいはめっき法等によって形成したものである。なお
、電極10.12のパターン形状は任意であるが、チッ
プコイルのQを向上させるために電極12のうち下鍔部
4の底面4bに形成された部分はその面積を小さく、か
つ、底面4bの中心から離れた位置に形成するのが望ま
しい。
第4図に示すように、巻線Wの両終端部W1は、巻線用
電極10に接触した状態で熱圧着ヒータチップ15を押
し当て、熱圧着によって仮固定しておけば、巻線Wが外
れる心配がなく、安定した状態で終端部w1の半田付け
が可能となる。
第5図に示すように、熱圧着によって仮固定された終端
部Wlは、半田16によって、充分な強度で接続される
次に、第6図〜第8図に示すように、巻線Wは、両終端
部W1.W1も含めて外装樹脂l7で被覆される。
下鍔部4の端面4aに設げた溝6と外装樹脂17との間
に界面張力が働き、外装樹脂17が溝6に流れ込み、溝
6に形成した巻線用電極10とこれ番ζ半]−口付けさ
れた巻線終端部Wl,Wlが外装樹脂17で完全に被覆
されている。従って、チップコイル1をプリント配線板
等に半田付けする際、巻線の素材である銅等が半田に拡
散するおそれがない。
ここで、第6図中矢印Aで示した下鍔部4のコーナーで
巻線Wの終端部貿1{マ曲げられるが、その曲げの角度
は、溝6が形成されていなかった従来の場合と比較して
小さくてずみ、布線時の機械的ストレス番まφY減され
る。しかも、この部分番よ外装樹脂l7で被覆され保護
されているので、外界からの種々のストレスに対して強
く、切断のおそれはない。
なお、本発明に係るインダクタンス部品は前記実施例に
限疋するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変形
することができる。
下鍔都に設けた溝6は手前{il1の端面4aにのみ形
成しているが、製造工程中の取り扱いのし易さの理由か
ら奥側の対向する端面にも溝や巻線用電極を追加して設
けてもよい。
また、前記実施例では、巻線Wの終端部W1企巻線用電
極に接続する手段として半田付け法を採用した場合を示
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、溶接
法、ろう接法を採用するものであってもよい。
発明の効果 本発明は、巻線の終端部がコアの鍔部端面に設けた溝に
形成された巻線用電極に接続されるため、従来のように
鍔部底面へ巻線を布線ずる必要がなく、鍔部のコーナー
で巻線が切断されるおそれのないインダクタンス部品が
得られる。しかも、巻線は、その終端部をも含めて外装
樹脂で被覆されているため、実装工程で実装用半rlI
1と直接接触せず、巻線の素材である銅等が半田に拡散
しないので、巻線が細くなったり、溶断したりするおそ
れがなく、巻線の接続信頼性の高いインダクタンス部品
となる。
また、従来は機能的に一体化されていた電極を、巻線に
接続する機能を有する巻線用電極とプリント配線板等に
接続する機能を有する基板取付け用=7− 電極とに分離しているため、基板取付け用電極を必要最
小限の電極面積で形成でき、電極に生ずる渦電流損を小
さくできる。その結果、高周波領域でのインダクタンス
部品のQを向上させることができる。合わせて、プリン
1〜配線板等のランドパターンの面積も小さくできるた
め、さらにQの向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明の一実施例であるインダク
タンス部品を示し、第1図は外装樹脂被覆前のインダク
タンス部品を正面から見た一部垂直断面図、第2図は側
面から見た一部垂直断面図、第3図は底面図、第4図、
第5図、第6図は巻線終端部の接続方法を説明するため
の垂直断面図、第7図は巻線終端部の接続の状態を示す
斜視図、第8図は外装樹脂被覆後のインダクタンス部品
の正面図である。第9図ないし第11図は従来のインダ
クタンス部品を示し、第9図は外装樹脂被覆前のインダ
クタンス部品を正面から見た一部垂直断面図、第10図
は側面から見た一部垂直断面図、8 第l1図は外装樹脂被覆後のインダクタンス部品の疋面
図である。 1・・・コア、2・・・胴部、4・・・鍔部(下鍔部)
、6・・・溝、10・・・巻線用電極、16・・・半田
、17・・・外装樹脂、W・・・巻線、W1・・・巻線
終端部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.胴部及び該胴部の端に設けられた鍔部から構成され
    るコアと、前記コアの胴部に巻き回された巻線とを備え
    たインダクタンス部品において、前記鍔部の端面に溝を
    設け、該溝に形成した巻線用電極に前記巻線の終端部を
    接続し、外装樹脂が少なくとも前記巻線及び巻線用電極
    に接続された巻線の終端部を被覆していることを特徴と
    するインダクタンス部品。
JP30367489A 1989-11-22 1989-11-22 インダクタンス部品 Pending JPH03163808A (ja)

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