JPH07302719A - インダクタ - Google Patents
インダクタInfo
- Publication number
- JPH07302719A JPH07302719A JP9476094A JP9476094A JPH07302719A JP H07302719 A JPH07302719 A JP H07302719A JP 9476094 A JP9476094 A JP 9476094A JP 9476094 A JP9476094 A JP 9476094A JP H07302719 A JPH07302719 A JP H07302719A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inductor
- mounting surface
- printed wiring
- wiring board
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/303—Surface mounted components, e.g. affixing before soldering, aligning means, spacing means
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3431—Leadless components
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 印刷配線板等に表面実装する際に半田付け不
良が発生しにくく、かつ高密度実装に対応することがで
きるインダクタを得る。 【構成】 インダクタ1には、鍔部5の実装面中央部
に、実装面の略1/3の面積で、かつ鍔部5の手前側端
面から奥側端面まで設けられた凹部10が形成されてい
る。この凹部10の左右の両側には、コア2の胴部3に
巻き回された線材8の終端部8a,8bがそれぞれ半田
付けされている電極6,7が隣設されている。
良が発生しにくく、かつ高密度実装に対応することがで
きるインダクタを得る。 【構成】 インダクタ1には、鍔部5の実装面中央部
に、実装面の略1/3の面積で、かつ鍔部5の手前側端
面から奥側端面まで設けられた凹部10が形成されてい
る。この凹部10の左右の両側には、コア2の胴部3に
巻き回された線材8の終端部8a,8bがそれぞれ半田
付けされている電極6,7が隣設されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インダクタ、特に、印
刷配線板等に表面実装して各種電子回路を構成するイン
ダクタに関する。
刷配線板等に表面実装して各種電子回路を構成するイン
ダクタに関する。
【0002】
【従来の技術と課題】従来より、図5に示すように、胴
部53とこの胴部53の両端部にそれぞれ設けた鍔部5
4,55からなるコア52と、胴部53に巻き回された
線材58とを備えたインダクタ51が知られている。鍔
部55の実装面の両側部には凹部55a,55bが設け
られ、この凹部55a,55bに設けられた電極56,
57に線材58の終端部58a,58bが半田59にて
電気的に接続されている。60は線材58を保護するた
めの外装材である。
部53とこの胴部53の両端部にそれぞれ設けた鍔部5
4,55からなるコア52と、胴部53に巻き回された
線材58とを備えたインダクタ51が知られている。鍔
部55の実装面の両側部には凹部55a,55bが設け
られ、この凹部55a,55bに設けられた電極56,
57に線材58の終端部58a,58bが半田59にて
電気的に接続されている。60は線材58を保護するた
めの外装材である。
【0003】以上の構成からなるインダクタ51は、実
装面が凹凸のない平面であるため、インダクタ51を印
刷配線板61等に表面実装する際に、インダクタ51と
印刷配線板との間に塵63等を挟むと、インダクタ51
が傾いて鍔部55の両側部に設けた電極56,57のい
ずれか一方が印刷配線板61に設けたパターン62に接
触しなくなり、半田付け不良を起こすおそれがあった。
装面が凹凸のない平面であるため、インダクタ51を印
刷配線板61等に表面実装する際に、インダクタ51と
印刷配線板との間に塵63等を挟むと、インダクタ51
が傾いて鍔部55の両側部に設けた電極56,57のい
ずれか一方が印刷配線板61に設けたパターン62に接
触しなくなり、半田付け不良を起こすおそれがあった。
【0004】また、印刷配線板の高密度化により、印刷
配線板に設けたパターンの上方にインダクタを交差して
配置する場合もあり、この場合にも半田付け不良を起こ
すおそれがあった。そこで、本発明の課題は、印刷配線
板等に表面実装する際に半田付け不良が発生しにくく、
かつ高密度実装に対応することができるインダクタを提
供することにある。
配線板に設けたパターンの上方にインダクタを交差して
配置する場合もあり、この場合にも半田付け不良を起こ
すおそれがあった。そこで、本発明の課題は、印刷配線
板等に表面実装する際に半田付け不良が発生しにくく、
かつ高密度実装に対応することができるインダクタを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用】以上の課題を解決
するため、本発明に係るインダクタは、(a)胴部とこ
の胴部の端部に設けた鍔部からなるコアと、(b)前記
胴部に巻き回された線材とを備え、(c)前記鍔部の実
装面中央部に実装面の略1/3の面積でかつ前記鍔部の
二方向の端面に達した凹部を設けると共に、前記鍔部の
実装面の両側部に前記線材の終端部を接続するための電
極をそれぞれ設けたこと、を特徴とする。
するため、本発明に係るインダクタは、(a)胴部とこ
の胴部の端部に設けた鍔部からなるコアと、(b)前記
胴部に巻き回された線材とを備え、(c)前記鍔部の実
装面中央部に実装面の略1/3の面積でかつ前記鍔部の
二方向の端面に達した凹部を設けると共に、前記鍔部の
実装面の両側部に前記線材の終端部を接続するための電
極をそれぞれ設けたこと、を特徴とする。
【0006】以上の構成により、インダクタを印刷配線
板等に表面実装する場合、鍔部の実装面中央部に設けた
凹部と印刷配線板との間に隙間が形成されるため、イン
ダクタと印刷配線板との間に塵等が介在されても凹部が
塵等を回避し、インダクタと印刷配線板との間に塵等を
挟み込むおそれが少なくなり、半田付け不良の発生が低
減する。また、印刷配線板に設けられたパターンの上方
に、インダクタをこのパターンと交差した状態で配置す
る場合も、凹部がパターンを回避するため、インダクタ
が傾きにくく、半田付け不良が発生しにくくなる。
板等に表面実装する場合、鍔部の実装面中央部に設けた
凹部と印刷配線板との間に隙間が形成されるため、イン
ダクタと印刷配線板との間に塵等が介在されても凹部が
塵等を回避し、インダクタと印刷配線板との間に塵等を
挟み込むおそれが少なくなり、半田付け不良の発生が低
減する。また、印刷配線板に設けられたパターンの上方
に、インダクタをこのパターンと交差した状態で配置す
る場合も、凹部がパターンを回避するため、インダクタ
が傾きにくく、半田付け不良が発生しにくくなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係るインダクタの実施例につ
いて添付図面を参照して説明する。 [第1実施例、図1及び図2]図1及び図2に示すよう
に、インダクタ1は、胴部3とこの胴部3の両端部に設
けた鍔部4,5からなるコア2と、胴部3に巻き回され
た線材8とを備えている。コア2の材料としては、例え
ばフェライト等の磁性体材料やアルミナ等の絶縁体材料
が使用される。線材8としては、例えばポリウレタン被
覆銅線等が使用される。
いて添付図面を参照して説明する。 [第1実施例、図1及び図2]図1及び図2に示すよう
に、インダクタ1は、胴部3とこの胴部3の両端部に設
けた鍔部4,5からなるコア2と、胴部3に巻き回され
た線材8とを備えている。コア2の材料としては、例え
ばフェライト等の磁性体材料やアルミナ等の絶縁体材料
が使用される。線材8としては、例えばポリウレタン被
覆銅線等が使用される。
【0008】コア2は、図2に示すように、鍔部5の実
装面に略全面にわたる凹部5aが設けられている。凹部
5aは手前側の辺から奥側の辺まで設けられ、その深さ
はインダクタ1の仕様に合わせて適当な寸法に設定され
る。第1実施例の場合、50μmに設定されている。線
材8の終端部8a,8bを接続するための電極6,7
は、鍔部5の実装面の左側部及び右側部に設けられてい
る。すなわち、電極6,7はそれぞれ凹部5aの左右の
部分から鍔部5の左右の端面に延在している。電極6,
7が鍔部5の端面にまで延在しているのは、インダクタ
1を印刷配線板等に表面実装する際に半田のフィレット
を形成し易くするためである。電極6,7は、Ag,A
g−Pd等を用いて印刷、スパッタリング、蒸着等の手
段にて形成される。
装面に略全面にわたる凹部5aが設けられている。凹部
5aは手前側の辺から奥側の辺まで設けられ、その深さ
はインダクタ1の仕様に合わせて適当な寸法に設定され
る。第1実施例の場合、50μmに設定されている。線
材8の終端部8a,8bを接続するための電極6,7
は、鍔部5の実装面の左側部及び右側部に設けられてい
る。すなわち、電極6,7はそれぞれ凹部5aの左右の
部分から鍔部5の左右の端面に延在している。電極6,
7が鍔部5の端面にまで延在しているのは、インダクタ
1を印刷配線板等に表面実装する際に半田のフィレット
を形成し易くするためである。電極6,7は、Ag,A
g−Pd等を用いて印刷、スパッタリング、蒸着等の手
段にて形成される。
【0009】線材8の終端部8a,8bは、それぞれ電
極6,7の凹部5a部分に盛られた半田9にて電気的に
接続されると共に、固定されている。電極6,7上に盛
られた半田9は、平盤に押し付けられることにより、そ
の表面がフラットにされる。こうして、インダクタ1に
は、鍔部5の実装面中央部に、実装面の略1/3の面積
で、かつ鍔部5の手前側端面から奥側端面まで設けられ
た凹部10が形成されることになる。第1実施例では、
インダクタ1の長さLが3.2mm、凹部10の長さD
が1.0mmとした。さらに、胴部3に巻き回された線
材8を被覆するように、樹脂等からなる保護用外装材1
3が設けられている。
極6,7の凹部5a部分に盛られた半田9にて電気的に
接続されると共に、固定されている。電極6,7上に盛
られた半田9は、平盤に押し付けられることにより、そ
の表面がフラットにされる。こうして、インダクタ1に
は、鍔部5の実装面中央部に、実装面の略1/3の面積
で、かつ鍔部5の手前側端面から奥側端面まで設けられ
た凹部10が形成されることになる。第1実施例では、
インダクタ1の長さLが3.2mm、凹部10の長さD
が1.0mmとした。さらに、胴部3に巻き回された線
材8を被覆するように、樹脂等からなる保護用外装材1
3が設けられている。
【0010】以上の構成からなるインダクタ1は、実装
面に凹部10を有するため、インダクタ1を印刷配線板
15等に表面実装する場合、インダクタ1と印刷配線板
15との間に塵等が介在されても、凹部10が塵等を回
避し、インダクタ1と印刷配線板15との間に塵等を挟
み込むおそれが少なくなり、半田付け不良の発生を減少
させることができる。
面に凹部10を有するため、インダクタ1を印刷配線板
15等に表面実装する場合、インダクタ1と印刷配線板
15との間に塵等が介在されても、凹部10が塵等を回
避し、インダクタ1と印刷配線板15との間に塵等を挟
み込むおそれが少なくなり、半田付け不良の発生を減少
させることができる。
【0011】また、図1中一点鎖線にて表示した印刷配
線板15に設けられたパターン17(第1実施例ではパ
ターン幅Wを0.5mmとした)上方に、インダクタ1
をパターン17と交差した状態で配置する場合も、凹部
10がパターン17を回避するため、インダクタ1が傾
きにくく、半田付け不良が発生しにくくなる。なお、図
中18はパターン17を被覆した絶縁性保護膜である。
線板15に設けられたパターン17(第1実施例ではパ
ターン幅Wを0.5mmとした)上方に、インダクタ1
をパターン17と交差した状態で配置する場合も、凹部
10がパターン17を回避するため、インダクタ1が傾
きにくく、半田付け不良が発生しにくくなる。なお、図
中18はパターン17を被覆した絶縁性保護膜である。
【0012】さらに、凹部10は鍔部5の手前側端面か
ら奥側端面まで設けられているので、半田付け時に併用
されるフラックスの余分な量が凹部10と印刷配線板1
5の隙間から容易に流出し、凹部10と印刷配線板15
の隙間にフラックス残渣が残らない。 [第2実施例、図3]図3に示すように、インダクタ2
1は、胴部23とこの胴部23の両端部に設けた鍔部2
4,25からなるコア22と、胴部23に巻き回された
線材28とを備えている。コア22は鍔部25の実装面
中央部に、実装面の略1/3の面積で、かつ鍔部25の
手前側端面から奥側端面まで設けられた凹部25cが形
成されている。鍔部25の実装面の左側部及び右側部に
は、線材28の終端部28a,28bの位置ずれ防止の
ためのガイド溝25a,25bが設けられている。
ら奥側端面まで設けられているので、半田付け時に併用
されるフラックスの余分な量が凹部10と印刷配線板1
5の隙間から容易に流出し、凹部10と印刷配線板15
の隙間にフラックス残渣が残らない。 [第2実施例、図3]図3に示すように、インダクタ2
1は、胴部23とこの胴部23の両端部に設けた鍔部2
4,25からなるコア22と、胴部23に巻き回された
線材28とを備えている。コア22は鍔部25の実装面
中央部に、実装面の略1/3の面積で、かつ鍔部25の
手前側端面から奥側端面まで設けられた凹部25cが形
成されている。鍔部25の実装面の左側部及び右側部に
は、線材28の終端部28a,28bの位置ずれ防止の
ためのガイド溝25a,25bが設けられている。
【0013】電極26,27は、それぞれガイド溝25
a,25bから鍔部25の左右の端面に延在している。
線材8の終端部28a,28bは、それぞれガイド溝2
5a,25bに充填された半田29にて電気的に接続さ
れると共に、固定されている。さらに、胴部23に巻き
回された線材28を被覆するように、樹脂等からなる保
護用外装材30が設けられている。
a,25bから鍔部25の左右の端面に延在している。
線材8の終端部28a,28bは、それぞれガイド溝2
5a,25bに充填された半田29にて電気的に接続さ
れると共に、固定されている。さらに、胴部23に巻き
回された線材28を被覆するように、樹脂等からなる保
護用外装材30が設けられている。
【0014】以上の構成からなるインダクタ21は実装
面に凹部25cを有するので、前記第1実施例のインダ
クタ1と同様の作用効果を奏する。 [第3実施例、図4]図4に示すように、インダクタ3
1は胴部33とこの胴部33の両端部に設けた鍔部3
4,35からなるコア32と、胴部33に巻き回された
線材38とを備えている。鍔部35の実装面の左側部及
び右側部にはそれぞれ金属端子36,37が配設されて
いる。線材38の二つの終端部(図示せず)は、それぞ
れこの金属端子36,37に電気的に接続されている。
さらに、胴部33に線材38が巻き回されたコア32
は、樹脂等によりモールド成型された外装材40にて被
覆されている。
面に凹部25cを有するので、前記第1実施例のインダ
クタ1と同様の作用効果を奏する。 [第3実施例、図4]図4に示すように、インダクタ3
1は胴部33とこの胴部33の両端部に設けた鍔部3
4,35からなるコア32と、胴部33に巻き回された
線材38とを備えている。鍔部35の実装面の左側部及
び右側部にはそれぞれ金属端子36,37が配設されて
いる。線材38の二つの終端部(図示せず)は、それぞ
れこの金属端子36,37に電気的に接続されている。
さらに、胴部33に線材38が巻き回されたコア32
は、樹脂等によりモールド成型された外装材40にて被
覆されている。
【0015】金属端子36,37は外装材40から露出
しており、しかも、鍔部35の実装面中央部、すなわち
金属端子36,37の間には、実装面の略1/3の面積
で、かつ鍔部35の手前側端面から奥側端面まで設けら
れた凹部39が形成されている。なお、コア32の被覆
方法としては、モールド成型の他に、ケース等をコア3
2に被せて被覆してもよい。
しており、しかも、鍔部35の実装面中央部、すなわち
金属端子36,37の間には、実装面の略1/3の面積
で、かつ鍔部35の手前側端面から奥側端面まで設けら
れた凹部39が形成されている。なお、コア32の被覆
方法としては、モールド成型の他に、ケース等をコア3
2に被せて被覆してもよい。
【0016】以上の構成からなるインダクタ31は、実
装面に凹部39を有するので、前記第1実施例のインダ
クタ1と同様の作用効果を奏する。 [他の実施例]なお、本発明に係るインダクタは前記実
施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々
に変形することができる。特に、鍔部の実装面に設ける
凹部の形状は任意であり、インダクタの仕様に合わせて
種々の形状が採用される。
装面に凹部39を有するので、前記第1実施例のインダ
クタ1と同様の作用効果を奏する。 [他の実施例]なお、本発明に係るインダクタは前記実
施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々
に変形することができる。特に、鍔部の実装面に設ける
凹部の形状は任意であり、インダクタの仕様に合わせて
種々の形状が採用される。
【0017】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、鍔部の実装面中央部に、実装面の略1/3の面
積でかつ鍔部の二方向の端面に達した凹部を設けたの
で、インダクタを印刷配線板等に表面実装する場合、イ
ンダクタと印刷配線板との間に塵等が介在しても凹部が
塵等を回避し、インダクタと印刷配線板との間に塵等を
挟み込むおそれが少なくなり、半田付け不良の発生を低
減させることができる。
よれば、鍔部の実装面中央部に、実装面の略1/3の面
積でかつ鍔部の二方向の端面に達した凹部を設けたの
で、インダクタを印刷配線板等に表面実装する場合、イ
ンダクタと印刷配線板との間に塵等が介在しても凹部が
塵等を回避し、インダクタと印刷配線板との間に塵等を
挟み込むおそれが少なくなり、半田付け不良の発生を低
減させることができる。
【0018】また、印刷配線板等に設けられたパターン
の上方に、インダクタがこのパターンと交差した状態で
配置される場合も、凹部がパターンを回避するためイン
ダクタが傾きにくく、半田付け不良が発生しにくくな
る。さらに、凹部は鍔部の二方向の端面に達して設けら
れているので、半田付けの際に併用されるフラックスの
余分な量が凹部と印刷配線板の隙間から流出し易く、凹
部と印刷配線板の隙間にフラックス残渣が残らない。
の上方に、インダクタがこのパターンと交差した状態で
配置される場合も、凹部がパターンを回避するためイン
ダクタが傾きにくく、半田付け不良が発生しにくくな
る。さらに、凹部は鍔部の二方向の端面に達して設けら
れているので、半田付けの際に併用されるフラックスの
余分な量が凹部と印刷配線板の隙間から流出し易く、凹
部と印刷配線板の隙間にフラックス残渣が残らない。
【図1】本発明に係るインダクタの第1実施例を示す断
面図。
面図。
【図2】図1に示したインダクタに使用されるコアの斜
視図。
視図。
【図3】本発明に係るインダクタの第2実施例を示す断
面図。
面図。
【図4】本発明に係るインダクタの第3実施例を示す断
面図。
面図。
【図5】従来例を示す断面図。
1…インダクタ 2…コア 3…胴部 5…鍔部 6,7…電極 8…線材 8a,8b…終端部 10…凹部 21…インダクタ 22…コア 23…胴部 25…鍔部 25c…凹部 26,27…電極 28…線材 28a,28b…終端部 31…インダクタ 32…コア 33…胴部 35…鍔部 36,37…金属端子 39…凹部
Claims (1)
- 【請求項1】 胴部とこの胴部の端部に設けた鍔部から
なるコアと、 前記胴部に巻き回された線材とを備え、 前記鍔部の実装面中央部に実装面の略1/3の面積でか
つ前記鍔部の二方向の端面に達した凹部を設けると共
に、前記鍔部の実装面の両側部に前記線材の終端部を接
続するための電極をそれぞれ設けたこと、 を特徴とするインダクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9476094A JPH07302719A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | インダクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9476094A JPH07302719A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | インダクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07302719A true JPH07302719A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14119061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9476094A Pending JPH07302719A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | インダクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07302719A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007027461A (ja) * | 2005-07-19 | 2007-02-01 | Sumida Corporation | コアおよびコアを備えたインダクタ |
US7477122B2 (en) * | 2006-02-08 | 2009-01-13 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Loop type coil parts |
JP2009064894A (ja) * | 2007-09-05 | 2009-03-26 | Taiyo Yuden Co Ltd | 巻線型電子部品 |
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JP4795489B1 (ja) * | 2011-01-21 | 2011-10-19 | 太陽誘電株式会社 | コイル部品 |
JP2011253889A (ja) * | 2010-06-01 | 2011-12-15 | Tdk Corp | コイル部品 |
JP2012023410A (ja) * | 2011-11-02 | 2012-02-02 | Sumida Corporation | インダクタ |
US8112872B2 (en) | 2008-06-24 | 2012-02-14 | Tdk Corporation | Method of manufacturing a coil component |
US8710947B2 (en) | 2011-07-29 | 2014-04-29 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Inductance element |
-
1994
- 1994-05-09 JP JP9476094A patent/JPH07302719A/ja active Pending
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