JPS6023943Y2 - インダクタンス素子 - Google Patents
インダクタンス素子Info
- Publication number
- JPS6023943Y2 JPS6023943Y2 JP878080U JP878080U JPS6023943Y2 JP S6023943 Y2 JPS6023943 Y2 JP S6023943Y2 JP 878080 U JP878080 U JP 878080U JP 878080 U JP878080 U JP 878080U JP S6023943 Y2 JPS6023943 Y2 JP S6023943Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inductance element
- coil
- coil winding
- collar
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は混戒集戒回路に適したインダクタンス素子に関
する。
する。
従来例を第1図に示す。
1はコイル巻回部2、その両端に上面を導電層3が形成
されたツバ4を備えたフェライトコアである。
されたツバ4を備えたフェライトコアである。
5はコイルでフェライトコア1の巻回部2にワイヤが巻
回され、その両端6,7は前記ツバ上面の導電層に熱半
田により固着される。
回され、その両端6,7は前記ツバ上面の導電層に熱半
田により固着される。
これでインダクタンス素子が得られる。
このインダクタンス素子を混成集積回路基板(図面省略
)に取付ける際には、前記導電層3を前記基板の導電部
に面接着される。
)に取付ける際には、前記導電層3を前記基板の導電部
に面接着される。
しかし、この際コイルの両端6,7はツバ4の上面に突
出された形状になるので前記基板の導電部への取付が安
定せず作業性が悪くなり、また接着時熱半田を使用すれ
ばその熱によりコイル端6,7が導電層3から離れイン
ダクタンス素子として前記基板の導電部に電気的な接続
がされない恐れがある等の欠点を有していた。
出された形状になるので前記基板の導電部への取付が安
定せず作業性が悪くなり、また接着時熱半田を使用すれ
ばその熱によりコイル端6,7が導電層3から離れイン
ダクタンス素子として前記基板の導電部に電気的な接続
がされない恐れがある等の欠点を有していた。
本考案は上記欠点を除去したもので以下図面とともにそ
の実施例を説明する。
の実施例を説明する。
図面中、第1図と対応する部分は同一符号を付す。
第2図以下は本考案に係る実施例である。
フェライトコア1の両端に形成されたツバ4に溝8を設
け、溝8の内壁には銀等の導電層3が接続して形成され
る。
け、溝8の内壁には銀等の導電層3が接続して形成され
る。
そして溝8内にはコイル5の両端6,7が収納され、溝
8内の導電層3と熱半田固着あるいはレーザ溶着される
。
8内の導電層3と熱半田固着あるいはレーザ溶着される
。
ここでコイル5と電気的に導通ずるツバ上面の導電層3
が端子電極となる。
が端子電極となる。
このように形成されたインダクタンス素子はその端子電
極を第3図で示されるように混成集積回路基板に配設さ
れた電極部10に熱半田等で固着される。
極を第3図で示されるように混成集積回路基板に配設さ
れた電極部10に熱半田等で固着される。
この際、図で理解されるようコイル5の両端6,7は点
線で示される如くツバ4の面内方にある。
線で示される如くツバ4の面内方にある。
なお第2図の斜線で示されるようにツバ4の底面両側面
および端面に導電層が形成されるが、これは混成集積回
路の基板9への固着がどの面でも固着面として使用でき
るようになされたものであるが必ずしも必要としない。
および端面に導電層が形成されるが、これは混成集積回
路の基板9への固着がどの面でも固着面として使用でき
るようになされたものであるが必ずしも必要としない。
第4図はインダクタンス素子の製造工程を示す。
第4図Aは棒状のフェライト11、同図Bで切削加工に
より間隔して複数のコイル巻回部2および溝8が形成さ
れる。
より間隔して複数のコイル巻回部2および溝8が形成さ
れる。
同図Cで銀ペースト等の導電材を印刷あるいは蒸着によ
りツバ4の上面(必要に応じて側面、底面)に導電層3
を形成する。
りツバ4の上面(必要に応じて側面、底面)に導電層3
を形成する。
その後同図りでコイル巻回部2に1本の絶縁被覆された
導線を使用し、溝8をガイドとしてコイル巻回部に巻回
され、巻線終了後溝8内の導線は絶縁被覆をはがし熱半
田固着あるいはレーザ溶着された後点線で示す箇所を切
断して複数のインダクタンス素子単体が得られる。
導線を使用し、溝8をガイドとしてコイル巻回部に巻回
され、巻線終了後溝8内の導線は絶縁被覆をはがし熱半
田固着あるいはレーザ溶着された後点線で示す箇所を切
断して複数のインダクタンス素子単体が得られる。
その後必要に応じてツバ4の端面に導電層が印刷などで
形成される。
形成される。
上記説明中、コイル巻回部は角状であるが円筒状にして
もよい。
もよい。
以上の構成により本考案は、ツバ外周に形成された溝内
にコイル端部が収納固着されるため混成集積回路基板へ
の取付が安定し、また取付時のコイル巻線の両端がツバ
の導電層から離れることがなく信頼性にすぐれる。
にコイル端部が収納固着されるため混成集積回路基板へ
の取付が安定し、また取付時のコイル巻線の両端がツバ
の導電層から離れることがなく信頼性にすぐれる。
また前記溝をガイドとして1本のコイル巻線を使用でき
るため性能のよいインダクタンスを製造できる等の利点
を有する。
るため性能のよいインダクタンスを製造できる等の利点
を有する。
第1図は従来のインダクタンス素子の正面斜視図、第2
図以下は本考案に係るインダクタンス素子の実施例で第
2図は正面斜視図、第3図は混成集積回路基板への取付
状態の正面図、第4図A。 B、C,Dは製造工程図をそれぞれ示す。 1・・・・・・フェライトコア、2・・・・・・コイル
巻回部、3・・・・・・it層、4・・・・・・ツバ、
5・・・・・・フィル、6゜7・・・・・・コイル巻線
の端部、8・・・・・・溝。
図以下は本考案に係るインダクタンス素子の実施例で第
2図は正面斜視図、第3図は混成集積回路基板への取付
状態の正面図、第4図A。 B、C,Dは製造工程図をそれぞれ示す。 1・・・・・・フェライトコア、2・・・・・・コイル
巻回部、3・・・・・・it層、4・・・・・・ツバ、
5・・・・・・フィル、6゜7・・・・・・コイル巻線
の端部、8・・・・・・溝。
Claims (1)
- コイル巻回部の両端にツバを有するフェライトコアの該
コイル巻回部にコイル巻線を施こすと共に該ツバ外周の
一部に溝を設は該コイル巻線の両端を各ツバの溝内に固
着したことを特徴とするインダクタンス素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP878080U JPS6023943Y2 (ja) | 1980-01-28 | 1980-01-28 | インダクタンス素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP878080U JPS6023943Y2 (ja) | 1980-01-28 | 1980-01-28 | インダクタンス素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56110612U JPS56110612U (ja) | 1981-08-27 |
JPS6023943Y2 true JPS6023943Y2 (ja) | 1985-07-17 |
Family
ID=29605447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP878080U Expired JPS6023943Y2 (ja) | 1980-01-28 | 1980-01-28 | インダクタンス素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023943Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3319697B2 (ja) * | 1996-11-29 | 2002-09-03 | 太陽誘電株式会社 | 巻線型電子部品及びその製造方法 |
JP2006253394A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Taiyo Yuden Co Ltd | チップ状巻線型コイル部品 |
JP5247083B2 (ja) * | 2007-07-30 | 2013-07-24 | スミダコーポレーション株式会社 | 磁性素子 |
-
1980
- 1980-01-28 JP JP878080U patent/JPS6023943Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56110612U (ja) | 1981-08-27 |
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