JPH023606Y2 - - Google Patents

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JPH023606Y2
JPH023606Y2 JP7260783U JP7260783U JPH023606Y2 JP H023606 Y2 JPH023606 Y2 JP H023606Y2 JP 7260783 U JP7260783 U JP 7260783U JP 7260783 U JP7260783 U JP 7260783U JP H023606 Y2 JPH023606 Y2 JP H023606Y2
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JP
Japan
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flange
winding
drum
spiral
terminal
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JP7260783U
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English (en)
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JPS59177918U (ja
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 考案の技術分野 本考案はプリント板、セラミツク基板などに搭
載される小型のリードレス型コイルに関する。
(b) 技術の背景 近年半導体部品をはじめ各種の部品がプリント
板やセラミツク板などの基板上に高密度に搭載さ
れるに伴い、小形のドラム形コアに捲線を巻回し
たリードレス型コイルが、小型でフランジを外部
接続端子として直接に基板のパターンに接続搭載
することが出来るので広く使用されている。
(c) 従来技術と問題点 第1図は従来のリードレス型コイルのイは正面
断面図、ロは側面図である。
同図において5は磁性体例えばフエライトを焼
結して形成したドラム形コアであつて、巻胴部6
の両端にはフランジ7が設けられている。巻胴部
6には捲線1が所望の層状に巻回され、その端末
2はそれぞれのフランジ7の外周部に設けられた
切欠部7aより端面側に導出されている。
それぞれのフランジ7の外周面及び端面は良導
電性金属をメツキするかあるいは蒸着して導体面
を形成し、外部接続端子の役目を成しうるように
してある。切欠部7aより導出された捲線1の端
末2は心線が裸出されて、切欠部7aの近傍の端
面に半田付けされて接続され固着している。
プリント板3のパターン4のそれぞれの端末部
には予備半田を施したり、あるいは半田プリフオ
ームを間に入れて、ドラム形コア5のフランジ7
の外周面をこのパターン4部分に半田付けして接
続固着して、リードレス型コイルをプリント板3
に搭載している。
しかしながら捲線の半田付けする端末部が短い
ので、プリント板にフランジを半田付けする際に
加熱するとこの端末部の半田が溶融して流れて、
捲線端末とフランジとの接続不良を起こすと言う
問題点がある。
(d) 考案の目的 本考案の目的は上記従来の問題点が除去された
リードレス型コイルを提供することにある。
(e) 考案の構成 この目的を達成するために本考案は、ドラム形
コアのフランジ端面に、巻胴部に巻回された捲線
の端末が巻着し電気的、機械的に接続する該フラ
ンジの切欠部より始まる螺旋状凹溝あるいは螺旋
状凸面を形成して、該捲線端末と該フランジとの
接着長を大きくして接続が確実になるようにした
ものである。
(f) 考案の実施例 以下図示実施例を参照して本考案について詳細
に説明する。なお全図を通じて同一符号は同一対
象物を示す。
第2図は本考案の一実施例でイは正面断面図ロ
はフランジの斜視図、第3図は他の一実施例のフ
ランジ部分の断面図である。
第2図にいて8は磁性体例えばフエライトを焼
結して形成したドラム形コアであつて、巻胴部9
の両端にはフランジ10が設けられている。巻胴
部9には捲線1が所望に層状に巻回され、その端
末2はそれぞれのフランジ10の外周部に設けら
れた切欠部10aより端面側に導出されている。
それぞれのフランジ10の端面は切欠部10aよ
り始まり中心部が突出した螺旋状凸面11に形成
されている。
それぞれのフランジ10の外周面及び端面の螺
旋状凸面11は良導電性金属をメツキするかある
いは蒸着して導体面を形成し、外部接続端子の役
目を成しうるようにしてある。切欠部10aより
導出された捲線1の端末2は心線が裸出されて、
螺旋状凸面11の螺旋状の側壁に添つて巻回され
半田付けされて、フランジ10に電気的、機械的
に接続されている。なお端末2を螺旋状凸面11
に半田付けするには、導電性接着材にて要所を仮
止めした後に半田付けすれば半田付け作業が容易
に出来る。
このように長い捲線端末部が半田にて固着され
ているのでプリント板にフランジを半田付けする
際に加熱しても、捲線端末と螺旋状凸面との接続
が不良になることがない。
第3図においてはドラム形コア12のフランジ
13には切欠部より始まる中心に螺旋状に向かう
螺旋状凹溝14が形成されている。この螺旋状凹
溝14内に捲線1の端末2が挿入され半田付けさ
れて固着している。
このような螺旋状凹溝のものは捲線端末の半田
付け作業が容易で有るという利点がある。
なお切欠部はフランジの外周に複数個設ける方
が捲線端末の導出の作業性が良い。
(g) 考案の効果 以上説明したように本考案は、捲線と外部接続
端子の役目を有するフランジとの接続が確実に保
証されかつ捲線端末の半田付け作業が容易である
などという実用上で優れた効果のあるリードレス
型コイルである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリードレス型コイルのイは正面
断面図、ロは側面図、第2図は本考案の一実施例
でイは正面断面図ロはフランジの斜視図、第3図
は他の一実施例のフランジ部分の断面図である。 図中1は捲線、2は端末、3はプリント板、4
はパターン、5,8,12はドラム形コア、7,
10,13はフランジ、7a,10aは切欠部、
6,9は巻胴部、11は螺旋状凸面、14は螺旋
状凹溝をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドラム形コアのフランジ端面に、巻胴部に巻回
    された捲線の端末が巻着し電気的、機械的に接続
    する該フランジの切欠部より始まる螺旋状凹溝あ
    るいは螺旋状凸面が、形成されてなることを特徴
    とするリードレス型コイル。
JP7260783U 1983-05-16 1983-05-16 リ−ドレス型コイル Granted JPS59177918U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7260783U JPS59177918U (ja) 1983-05-16 1983-05-16 リ−ドレス型コイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7260783U JPS59177918U (ja) 1983-05-16 1983-05-16 リ−ドレス型コイル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59177918U JPS59177918U (ja) 1984-11-28
JPH023606Y2 true JPH023606Y2 (ja) 1990-01-29

Family

ID=30202742

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7260783U Granted JPS59177918U (ja) 1983-05-16 1983-05-16 リ−ドレス型コイル

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JPS59177918U (ja) 1984-11-28

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