JP2016030343A - 離型ポリエステルフィルム - Google Patents

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和輝 木村
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鈴木 智博
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智博 鈴木
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Abstract

【課題】 ポリエステルフィルムの表面の摩擦係数が非常に低く、また、ポリエステルフィルムの表面に粗大突起物が全くないことから、各種の離型フィルムの用途において好適に利用することができる離型ポリエステルフィルムを提供する。
【解決手段】 粒子を実質的に含有しない二軸配向積層ポリエステルフィルムであり、両最外層中に滑剤を含有し、一方の最外層上に、シリコーンを塗布して得られる層を有することを特徴とする離型ポリエステルフィルム。
【選択図】 なし

Description

本発明は、フィルム表面の動摩擦係数が低く、またフィルム表面に粗大突起物のない離型ポリエステルフィルムに関するものである。
従来、ポリエステルフィルム、特にポリエチレンテレフタレートやポリエチレンナフタレートの二軸延伸フィルムは、優れた機械的強度、寸法安定性、平坦性、耐熱性、耐薬品性、光学特性等を有しており、強磁性薄膜テープ、写真フィルム、包装用フィルム、電子部品用フィルム、金属ラミネートフィルム、液晶ディスプレイ用フィルム、太陽電池裏面保護フィルム、タッチパネル式表示装置の透明導電性フィルムのベースフィルム、液晶表示装置に用いられるプリズムシート用のベースフィルム、各種部材の保護用フィルム等の素材として広く用いられている。
また、離型用フィルムは、ポリエステルを基材として、離型性のある樹脂層、例えばシリコーン樹脂やフッ素樹脂などを塗布し形成される。特に、液晶偏光板用離型用、液晶保護フィルム用離型用、フォトレジスト用、多層基盤、セラミックグリーンシート製造用などの各種離型用途として使用されている。
ポリエステルフィルムには、滑り性や巻き特性などを向上させて取り扱いを容易にするために、粒子を適量配合し微細な突起を形成させることが一般的である。しかし、各種基材の高性能化に伴い、従来のポリエステルフィルムでは問題とならなかったような微細な突起であっても、その突起形状が被離型基材に転写し、製品品質に悪影響を与える可能性がある。
粒子を配合しない場合、あるいは粒子の配合量が少ない場合は、フィルム表面は平滑となり、良好なフィルムとなるが、滑り性が不十分となり、フィルムにキズが入りやすくなる。そこで、滑り性や巻き特性を維持しつつ、表面特性をより平滑に設計されたポリエステルフィルムが必要とされる状況にある。
特開2006―176685号公報
本発明は、上記実状に鑑みなされたものであって、その解決課題は、フィルム表面の摩擦係数が低く、またフィルム表面に粗大突起物のない、離型ポリエステルフィルムを提供することにある。
本発明者らは、上記課題に鑑み鋭意検討した結果、特定の構成を採用すれば、上記課題を容易に解決できることを見いだし、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の要旨は、粒子を実質的に含有しない二軸配向積層ポリエステルフィルムであり、両最外層中に滑剤を含有し、一方の最外層上に、シリコーンを塗布して得られる層を有することを特徴とする離型ポリエステルフィルムに存する。
本発明によれば、フィルム表面の摩擦係数が低く、またフィルム表面に粗大突起物のない、離型ポリエステルフィルムを提供することができ、その工業的価値は高い。
本発明でいうポリエステルフィルムとは、いわゆる押出法に従い押出口金から溶融押出されたシートを延伸したフィルムである。
上記のフィルムを構成するポリエステルとは、ジカルボン酸と、ジオールとからあるいはヒドロキシカルボン酸から重縮合によって得られるエステル基を含むポリマーを指す。ジカルボン酸としては、テレフタル酸、イソフタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、2、6−ナフタレンジカルボン酸、1、4−シクロヘキサンジカルボン酸等を、ジオールとしては、エチレングリコール、1、4−ブタンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、1、4−シクロヘキサンジメタノール、ポリエチレングリコール等を、ヒドロキシカルボン酸としては、p−ヒドロキシ安息香酸、6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸等をそれぞれ例示することができる。かかるポリマーの代表的なものとして、ポリエチレンテレフタレートやポリエチレン−2、6−ナフタレート等が例示される。
本発明のポリエステルフィルムには、実質的には粒子を含有させないことが必要である。二軸延伸ポリエステルフィルム用に粒子を供する場合、フィルムの巻上げ工程、塗工工程、蒸着工程等での作業性を向上させる上で、微粒子が含有されていることが通常である。しかしながら、上述のとおり、粒子自体はポリエステルと構造が異なるため親和性が高くなく、その結果フィルム内で粒子同士が凝集し、フィルム表面上にて粗大突起を形成する原因となり、フィルムの平滑性に限界が生じる。
本発明で言う粒子としては、シリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、リン酸リチウム、リン酸マグネシウム、リン酸カルシウム、フッ化リチウム、酸化アルミニウム、カオリン等の無機粒子やアクリル樹脂架橋体のような高分子架橋体を挙げることができる。これらの粒子がフィルム内に存在すると、ポリエステルフィルム表面に粗大突起を形成させやすく、好ましくない。
本発明のポリエステルフィルムの最外層中に含有する滑剤は、フィルム表面の摩擦係数を軽減させる効果を奏するものである。最外層中の滑剤の含有量は、0.1重量%以上が好ましく、0.6重量%以上がさらに好ましく、1.2重量%以上が特に好ましく、1.8重量%以上が最も好ましい。滑剤含有量が0.1重量%未満だと、フィルムの表面摩擦負荷は軽減されない場合がある。
本発明のポリエステルフィルム中の最外層内の滑剤含有量は、5.0重量%未満であることが好ましく、4.0重量%未満がさらに好ましく、3.0重量%未満が特に好ましい。滑剤含有量が5.0重量%以上だと、ポリエステルフィルム製造時に、押出機のスクリューやポリマーフィルターに負荷がかかりにくくなり、未溶融のポリエステルがダイスから押出される傾向が強くなる傾向がある。
本発明のポリエステルフィルムは、3層以上から構成されていることが好ましい。具体例として、N層(Nは3以上の自然数)のポリエステルフィルムについて説明する。例えば、A_1/A_2/A_3・・・/A_N−1/A_Nの層構成であれば、A_1層とA_N層に滑剤を含有させることで、ポリエステルフィルムの摩擦負荷は軽減される。もちろん、A_2層からA_N層に滑剤を含有させることは可能だが、フィルム表面の摩擦負荷軽減には寄与しない。
さらに具体的にNが3の三層のポリエステルフィルムについて説明する。例えば、A/B/Cの層構成であれば、A層とC層に滑剤を含有させることが、フィルム表面の摩擦負荷軽減のため必要である。一方、B層に滑剤を含有させることも可能だが、フィルム表面の摩擦負荷軽減には寄与しない。
層構成をA/B/Aとしても同様のことが言える。すなわち、A層に滑剤を含有させることが、フィルム表面の摩擦負荷軽減のため必要である。一方、B層に滑剤を含有させることも可能だが、フィルム表面の摩擦負荷軽減には寄与しない。
本発明のポリエステルフィルム中の滑剤は、モンタン酸、モンタン酸エステル、モンタン酸の石鹸(モンタン酸のナトリウム塩やモンタン酸のカルシウム塩)、ポリオレフィン滑剤、および酸滑剤からなる群から選定されることが好ましい。
本発明で使用する滑剤の中でも、揮発性の観点から、分子量が高い化合物が好ましい。また、ポリエステル分子の分解を促進させないためにも、アルカリ含有量が低い化合物が好ましい。例えば、そのような性質を有する滑剤として、モンタン酸エステル滑剤やポリオレフィン滑剤が挙げられ、特に、モンタン酸エステル滑剤が好ましい。
モンタン酸エステル滑剤は、水酸基を有する化合物とモンタン酸との化合物である。例えば、水酸基を有する化合物とは、2価の水酸基を有するエチレングリコールや、3価以上の水酸基を有するグリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、分子内に10個以上のグリセリン単位を含み、多数の水酸基を有するポリグリセリンなどが好ましい。
ポリオレフィン滑剤は、鎖式飽和炭化水素構造を有し、例えば、ポリプロピレン滑剤、ポリエチレン滑剤、プロピレンとα―オレフィン(C数が2もしくは4以上)の共重合体滑剤、及び、エチレンとα―オレフィン(C数が3以上)の共重合体滑剤である。特に、ポリエチレン滑剤もしくはエチレンとα―オレフィン(C数が3以上)の共重合体滑剤を用いることが特に好ましい。ポリエチレン滑剤もしくはエチレンとα―オレフィン(C数が3以上)の共重合体滑剤を、以下、エチレン系滑剤とする。
エチレン系滑剤は、例えば、枝分かれした、もしくは枝なしのポリエチレンプラスチックを熱分解することによるか、またはエチレンを直接重合することにより分子量を増大させる方法によって製造することができる。適した重合方法の例は、遊離基技術を含み、遊離基技術では、エチレンを高い圧力および温度で反応させて分枝度の一層大きいまたは一層小さい滑剤をもたらし、加えて、エチレンを、必要に応じてコモノマーを加えることによって、例えば、オルガノ金属触媒、チーグラーまたはメタロセン触媒を使用して重合させて枝なしのまたは枝分かれした滑剤を形成する通常の方法がある。
エチレン系滑剤は、エチレンのホモポリマーばかりでなく、一種以上のα-オレフィンR-CH=CH(式中、Rは、炭素原子を1〜20個有する直鎖または枝分かれしたアルキルラジカルである)とのエチレンコポリマーもある。ここで、コモノマー含有率は、0.1%〜49重量%になり得る。
ポリオレフィン滑剤の140℃における溶融粘度は、通常3000mPa・s以上であり、好ましくは8000mPa・s以上であり、さらに好ましくは13000mPa・s以上であり、特に好ましくは18000mPa・s以上である。炭化水素化合物の140℃における溶融粘度が、3000mPa・s未満だと、ポリエステルフィルム製造時に、押出機のダイスから滑剤化合物が揮発しやすいため、作業者の健康面の観点から好ましくない場合がある。本発明におけるポリエステル組成物中のポリオレフィン滑剤の140℃における溶融粘度の上限は特に設けないが、ポリエステル樹脂との相溶性の観点から、通常100000mPa・sであり、50000mPa・sがさらに好ましい。
本発明のポリエステルフィルムの製造時に滑剤を添加する方法としては、特に限定されるものではなく、公知の方法を採用し得る。例えば、ポリエステルフィルム製膜時に滑剤をフィーダーから投入しても良く、また、予め混練押出機を用い、乾燥させた滑剤と乾燥させたポリエステル原料とを溶融混合させて得られたマスターバッチを、ポリエステルフィルム製膜時に活用する方法などによって行われる。
本発明におけるポリエステルフィルムの厚みは、フィルムとして製膜可能な範囲であれば特に限定されるものではないが、通常10〜350μm、好ましくは15〜100μmの範囲である。
次に本発明におけるポリエステルフィルムの製造例について具体的に説明するが、以下の製造例に何ら限定されるものではない。すなわち、先に述べたポリエステル原料を使用し、ダイから押し出された溶融シートを冷却ロールで冷却固化して未延伸シートを得る方法が好ましい。この場合、シートの平面性を向上させるためシートと回転冷却ドラムとの密着性を高めることが好ましく、静電印加密着法および/または液体塗布密着法が好ましく採用される。次に得られた未延伸シートは二軸方向に延伸される。その場合、まず、前記の未延伸シートを一方向にロールまたはテンター方式の延伸機により延伸する。延伸温度は、通常90〜140℃、好ましくは95〜120℃であり、延伸倍率は通常2.5〜7倍、好ましくは3.0〜6倍である。次いで、一段目の延伸方向と直交する方向に延伸するが、その場合、延伸温度は通常90〜170℃であり、延伸倍率は通常3.0〜7倍、好ましくは3.5〜6倍である。そして、引き続き180〜270℃の温度で緊張下または30%以内の弛緩下で熱処理を行い、二軸配向フィルムを得る。上記の延伸においては、一方向の延伸を2段階以上で行う方法を採用することもできる。その場合、最終的に二方向の延伸倍率がそれぞれ上記範囲となるように行うのが好ましい。
また、本発明のポリエステルフィルム製造に関しては、同時二軸延伸法を採用することもできる。同時二軸延伸法は、前記の未延伸シートを通常90〜140℃、好ましくは80〜110℃で温度コントロールされた状態で機械方向および幅方向に同時に延伸し配向させる方法であり、延伸倍率としては、面積倍率で4〜50倍、好ましくは7〜35倍、さらに好ましくは10〜25倍である。そして、引き続き、170〜250℃の温度で緊張下または30%以内の弛緩下で熱処理を行い、延伸配向フィルムを得る。上述の延伸方式を採用する同時二軸延伸装置に関しては、スクリュー方式、パンタグラフ方式、リニアー駆動方式等、従来公知の延伸方式を採用することができる。
本発明において得られたポリエステルフィルムの片方の最外層に形成する離型層硬化型シリコーン樹脂の種類としては、付加型・縮合型・紫外線硬化型・電子線硬化型・無溶剤型等何れの硬化反応タイプでも用いることができる。
本発明において使用する、アルケニル基およびアルキル基を官能基として有するシリコーン樹脂の例としては以下のようなものが挙げられる。まず、アルケニル基を含む硬化型シリコーン樹脂は、ジオルガノポリシロキサンとして、分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルヘキセニルシロキサン共重合体(ジメチルシロキサン単位96モル%、メチルヘキセニルシロキサン単位4モル%、分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルヘキセニルシロキサン共重合体(ジメチルシロキサン単位97モル%、メチルヘキセニルシロキサン単位3モル%)、分子鎖両末端ジメチルヘキセニルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルヘキセニルシロキサン共重合体(ジメチルシロキサン単位95モル%、メチルヘキセニルシロキサン単位5モル%)が挙げられる。次に、アルキル基を含む硬化型シリコーン樹脂は、オルガノハイドロジェンポリシロキサンとして、分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン、分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、分子鎖両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン、分子鎖両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体が挙げられる。
本発明において使用するシリコーン樹脂に含まれる未反応性シリコーン樹脂は、通常1〜10重量%の範囲であり、好ましくは1〜5重量%である。未反応性シリコーン樹脂の含有量が1%より低いと速度依存性が高くなる傾向があり、5重量%を超えると、硬化性が著しく低下し、密着性も悪化することがある。
本発明において高速域の剥離力を小さくするために、シリコーンオイルを添加してもよい。シリコーンオイルはストレートシリコーンオイル、変性シリコーンオイルと称されるシリコーンオイルで、以下のようなものが挙げられる。ストレートシリコーンとしては、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、メチルハイドロジェンシリコーンオイル等が挙げられる。また、変性シリコーンオイルとしては、側鎖型タイプのポリエーテル変性、アラルキル変性、フロロアルキル変性、長鎖アルキル変性、高級脂肪酸エステル変性、高級脂肪酸アミド変性、ポリエーテル・長鎖アルキル変性・アラルキル変性、フェニル変性、両末端型のポリエーテル変性、ポリエーテル・メトキシ変性などが挙げられる。
本発明において使用するシリコーン樹脂に含まれるシリコーンオイル成分は、通常1〜10重量%の範囲であり、好ましくは1〜5重量%である。シリコーンオイル成分の含有量が1%より低いと速度依存性が高くなり、5重量%を超えると、移行性が高く、粘着剤加工時にロール汚れや粘着剤面に移行して、粘着剥離力低下などが生じてしまうことがある。
本発明において日東電工株式会社製No.31Bテープによる残留接着率が85%以上であることが好ましく、より好ましくは、90%以上である。残留接着率が80%より低いと、移行性が高く、粘着剤加工時にロール汚れや粘着剤面に移行して、粘着剥離力低下などが生じてしまうことがある。
硬化型シリコーン樹脂の種類としては付加型・縮合型・紫外線硬化型・電子線硬化型・無溶剤型等、何れの硬化反応タイプでも用いることができる。具体例を挙げると、信越化学工業(株)製KS−774、KS−775、KS−778、KS−779H、KS−847H、KS−856、X−62−2422、X−62−2461、X−62−1387、X−62−5039、X−62−5040、KNS−3051、X−62−1496、KNS320A、KNS316、X−62−1574A/B、X−62−7052、X−62−7028A/B、X−62−7619、X−62−7213、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ製YSR−3022、TPR−6700、TPR−6720、TPR−6721、TPR6500、TPR6501、UV9300、UV9425、XS56−A2775、XS56−A2982、XS56−C6010、XS56−C4880、UV9430、TPR6600、TPR6604、TPR6605、東レ・ダウコ−ニング(株)製SRX357、SRX211、SD7220、SD7292、LTC750A、LTC760A、LTC303E、LTC300B、LTC856、SP7259、BY24−468C、SP7248S、BY24−452、DKQ3−202、DKQ3−203、DKQ3−204、DKQ3−205、DKQ3−210等が例示される。さらに離型層の剥離性等を調整するため、剥離コントロール剤を併用してもよい。
本発明において、ポリエステルフィルムに離型層を設ける方法としては、リバースロールコート、グラビアコート、バーコート、ドクターブレードコート等、従来公知の塗工方式を用いることができる。本発明における離型層の塗布量は、通常0.01〜1g/mの範囲である。
本発明において、離型層が設けられていない面には、接着層、帯電防止層、オリゴマー析出防止層等の塗布層を設けてもよく、また、ポリエステルフィルムにはコロナ処理、プラズマ処理等の表面処理を施してもよい。
本発明におけるポリエステルフィルムでは、離型層をきれいに、かつ頑丈にするため、付加型の反応を促進する白金系触媒を用いても良い。本成分としては、塩化白金酸、塩化白金酸のアルコール溶液、塩化白金酸とオレフィンとの錯体、塩化白金酸とアルケニルシロキサンとの錯体等の白金系化合物、白金黒、白金担持シリカ、白金担持活性炭が例示される。離型層中の白金系触媒含有量は、通常0.3〜3.0重量%、好ましくは0.5〜2.0重量%の範囲が良い。離型層中の白金系触媒含有量が0.3重量%よりも低い場合、剥離力の不具合や、塗布層での硬化反応が不十分になるため、面状悪化などの不具合を生じる場合があり、一方、離型層中の白金系触媒含有量が3.0重量%を超える場合には、コストがかかる、また、反応性が高まり、ゲル異物が発生する等の工程不具合を生じてしまうことがある。
また、付加型の反応は非常に反応性が高いため、場合によっては、反応抑制剤として、アセチレンアルコールを添加することがある。その成分は炭素−炭素3重結合と水酸基を有する有機化合物であるが、好ましくは、3−メチル−1−ブチン−3−オール、3,5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オールおよびフェニルブチノールからなる群から選択される化合物である。
本発明における、剥離力とは、両面粘着テープ(日東電工製「No.31B」)を離型層面に貼り付け、室温にて1時間放置した後に、基材フィルムと剥離角度180°、任意の引張速度でテープを剥離したときに引張試験機で測定した値を言う。本発明において特定の剥離力を調整する方法は、離型層中の組成を選択することにより達成することができるが、その他の手段も採用でき、主にシリコーン離型層の離型剤の種類を、所望の剥離力に応じて変更することが好ましく、さらには、剥離力は用いる離型剤の塗布量に大きく依存するため、その離型剤の塗布量を調整する方法がさらに好ましい。
以下、実施例によって本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はその趣旨を超えない限り、この実施例に限定されるものではない。なお、多層成形体の諸物性の測定および評価方法を以下に示す。
(1)ポリエステルの極限粘度(dl/g)
ポリエステルチップを粉砕したサンプルを、フェノール/テトラクロロエタン=50/50(重量比)の混合溶媒中に溶解し、毛細管粘度計を用いて、1.0(g/dl)の濃度の溶液の流下時間、および、溶媒のみの流下時間を測定し、それらの時間比率から、Hugginsの式を用いて、極限粘度を算出した。その際、Huggins定数を0.33と仮定した。
(2)滑剤の滴点
JIS K2220に基づいて評価する。すなわち、カップに試料滑剤を押し込み、試料を満たす。次に温度計を差し込み、加熱浴中で加熱し、試料がカップの開口部から滴下した時の温度を滴点とする。
(3)滑剤の酸価
JIS K2501に基づいて中和滴定法により評価する。すなわち、試料を約0.05g量とり、200mLのトールビーカに投入する。次に、 滴定溶剤(キシレン+ジメチルホルムアミド(1+1)150mLを添加する。 ビーカ加熱装置にて液温を80℃に加熱し、試料を溶解させる。4) 液温が80℃で一定になった後、滴定液(0.1mol/L 水酸化カリウム・エタノール溶液 f=1.0)を用いて滴定を行い、酸価を求める。
(4)滑剤のけん化価
JIS K0070に基づいて評価する。すなわち、試料1.5〜2.0gを200mL三角フラスコに採取する。 0.5mol/L水酸化カリウム・エタノール溶液25.0mLを加えて、三角フラスコに冷却管を取り付ける。 時々振り混ぜながら加熱し、還流するエタノールの環が冷却管の上端に達しないように温度を調節して穏やかに加熱する。30分沸騰させた後直に冷却し内容物が寒天状に固まらないうちにエタノール25mLを加え0.5mol/L塩酸(f=1.006)で滴定する。空試験(滑剤試料無)を行い、0.5mol/L塩酸の滴定量の平均値を求める。
けん化価(mg/g) = (空試験時の滴定量(mL)−試料の滴定量(mL))×滴定液のファクタ(1.006)×濃度換算係数(28.05mg/mL)/試料採取量(g)
(5)離型フィルムの動摩擦係数(μd)
幅10mm、長さ100mmの平滑なガラス板上にフィルムを貼り付け、その上に幅1
8mm、長さ120mmに切り出したフィルムを直径8mmの金属ピンに押し当て、金属
ピンをガラス板の長手方向に、加重30g、40mm/分で滑らせて摩擦力を測定し、1
0mm滑らせた点での摩擦係数を動摩擦係数として評価した。なお、測定は、室温23±1℃ 、湿度50±0.5%RHの雰囲気下で行った。測定回数(N)は10回とし、その平均値を採用する。
動摩擦係数(μd)=Fd/おもり荷重
(上記式中、Fdの単位はg重、おもり荷重の単位はg重である)
動摩擦係数は次のような基準で判断する。
○:1.0未満
×:1.0以上
(6)離型フィルムの表面粗さ評価
(株)小坂研究所のSurfcorder SE3500を使用。測定条件は下記。
Cutoff 0.08mm
Filter ガウス
E. Length 2.500mm
S. Length 0.081mm
レべリング 直線(全域)
Start−up Cutoff X 0.5
Data 15625points
Drive Speed 0.1mm/s
中心線平均粗さRaは次のような基準で判断する。
○:0.015μm未満
×:0.015μm以上
ピークカウントPc2は次のような基準で判断する。
○:10未満
×:10以上
(7)離型フィルムの剥離力(F)の評価
試料フィルムの離型層表面に両面粘着テープ(日東電工製「No.502」)の片面を貼り付けた後、50mm×300mmのサイズにカットした後、室温にて1時間放置後の剥離力を測定する。剥離力は、引張試験機((株)インテスコ製「インテスコモデル2001型」)を使用し、引張速度300mm/min.で、180°剥離を行った。次のような基準で判断する。
○:20mN/cmより小さい
×:20mN/cmより大きい
(8)離型フィルムの移行性代替評価(残留接着率)
試料フィルムをA4大に切り取り、フィルムの測定面に粘着テープ(日東電工(株)「No.31B」)をゴムローラーを用いて貼り合わせた後、1時間経過後に、粘着テープを剥がし、その粘着テープを、表面を洗浄したステンレス板にゴムローラーを用いて貼り合わせる。上部チャックに粘着テープ、下部チャックにステンレス板を固定し、300mm/minの速度で、180°方向に引き剥がし、接着力(1)を測定する。試料と貼り合わせない粘着テープ(日東電工(株)「No.31B」)を用い、上述と同じ手順で接着力(2)を測定する。残留接着率は次式により求める。
残留接着率(%)=接着力(1)÷接着力(2)×100
残留接着率を次のような基準で判断する。
○:85%以上
×:85%未満
以下の実施例・比較例で使用したポリエステルは以下の製造法により得たものである。
<ポリエステル(1)の製造法>
スラリー調製槽、およびそれに直列に接続された2段のエステル化反応槽、および2段目のエステル化反応槽に直列に接続された3段の溶融重縮合槽からなる連続重合装置を用い、スラリー調製槽に、テレフタル酸とエチレングリコールをそれぞれ毎時865重量部、485重量部で連続的に供給すると共に、エチルアシッドホスフェートの0.3重量%エチレングリコール溶液を、得られるポリエステル樹脂1t当たりの燐原子としての含有量が0.129モル/樹脂tとなる量で連続的に添加して、攪拌、混合することによりスラリーを調製した。このスラリーを、窒素雰囲気下で260℃、相対圧力50kPa(0.5kg/cm)、平均滞留時間4時間に設定された第1段目のエステル化反応槽、次いで、窒素雰囲気下で260℃、相対圧力5kPa(0.05kg/cm)、平均滞留時間1.5時間に設定された第2段目のエステル化反応槽に連続的に移送して、エステル化反応させた。また、その際、第2段目のエステル化反応槽に設けた上部配管を通じて、酢酸マグネシウム4水和物の0.6 重量% エチレングリコール溶液を、得られるポリエステル樹脂1t当たりのマグネシウム原子としての含有量が0.165モル/樹脂tとなる量で連続的に添加すると共に、第2段目のエステル化反応槽に設けた別の上部配管を通じてエチレングリコールを毎時60重量部連続的に追加添加した。引き続いて、前記で得られたエステル化反応生成物を連続的に溶融重縮合槽に移送する際、その移送配管中のエステル化反応生成物に、テトラ−n−ブチルチタネートを、チタン原子の濃度0.15重量%、水分濃度を0.5重量%としたエチレングリコール溶液として、得られるポリエステル樹脂1t当たりのチタン原子としての含有量が0.084モル/樹脂tとなる量で連続的に添加しつつ、270℃、絶対圧力2.6kPaに設定された第1段目の溶融重縮合槽、次いで、278℃、絶対圧力0.5kPaに設定された第2段目の溶融重縮合槽、次いで、280℃、絶対圧力0.3kPaに設定された第3段目の溶融重縮合槽に連続的に移送して、得られるポリエステル樹脂の極限粘度が0.65dl/gとなるように各重縮合槽における滞留時間を調整して溶融重縮合させ、重縮合槽の底部に設けられた抜き出し口から連続的にストランド状に抜き出して、水冷後、カッターで切断してチップ状粒状体としたポリエステルを製造した。
上記ポリエステルを出発原料とし、窒素雰囲気下で約160℃に保持された攪拌結晶化機内に滞留時間が約60分となるように連続的に供給して結晶化させた後、塔型の固相重縮合装置に連続的に供給し、窒素雰囲気下215℃で、得られるポリエステル樹脂の極限粘度が0.82dl/gとなるように滞留時間を調整して固相重縮合させ、ポリエステル(1)を得た。
<ポリエステル(2)の製造法>
テレフタル酸ジメチル100部、エチレングリコール70部、および酢酸カルシウム一水塩0.07部を反応器にとり、加熱昇温すると共にメタノール留去させエステル交換反応を行い、反応開始後、約4時間半を要して230℃に昇温し、実質的にエステル交換反応を終了した。次に燐酸0.04部および三酸化アンチモン0.035部を、平均粒子径3 .2μmのシリカ粒子のエチレングリコールスラリーと共に添加し、常法に従って重合した。その際、ポリエステル樹脂中のシリカ濃度が6000ppm程度となるように、スラリーの量を調整した。反応温度を徐々に上げて、最終的に280℃とし、一方、圧力は徐々に減じて、最終的に0.05mmHgとした。4時間後、反応を終了し、常法に従い、チップ化してポリエステル(2)を得た。得られたポリエステルチップの極限粘度は、0.66dl/gであった。
<モンタン酸エステル滑剤(1)>
グリセリンを水酸化ナトリウム触媒環境下で250℃の条件で脱水縮合させ、ポリグリセリンを得る。得られたポリグリセリンと、モンタン酸と直接エステル化させることで、モンタン酸の複合エステルとして、モンタン酸エステル(1)を得た。適点は73−79℃、酸価(mgKOH/g)は13−26、けん化価(mgKOH/g)は170−195、溶融粘度(mPa・s)は150であった。
実施例1:
上記ポリエステル(1)およびモンタン酸エステル滑剤(1)を98.0:2.0の比率で混合したポリエステルをポリエステル層(A)の原料とし、上記ポリエステル(2)をポリエステル層(B)の原料とした。
ポリエステル層(A)については、280℃に設定した口径30mmのベント付二軸押出機にて吐出量4kg/hr、押出機スクリュー回転数を42rpmの条件とし、更にギアポンプとフィルターを通過させて溶融体を得た。一方、ポリエステル層(B)については、280℃に設定した口径44mmのベント付二軸押出機にて吐出量20kg/hr、押出機スクリュー回転数を133rpmの条件とし、さらにギアポンプとフィルターを通過させて溶融体を得た。
得られた溶融体を多層Tダイ内でA/B/A=2/20/2の構成比となるように合流させてスリット状に押出し、静電印加密着法を用いて表面温度を25℃に設定したキャスティングドラム上で急冷固化させて未延伸の2種3層からなる積層シートを得た。当該積層シートを縦方向に83℃で3.3倍延伸した後テンターに導き、110℃で横方向に4.0倍延伸し、さらに220℃で熱固定を行い、横方向に2%弛緩し、平均厚みが50μmの二軸配向積層ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向積層ポリエステルフィルムに、下記に示す離型剤組成−Aからなる離型剤を塗布量(乾燥後)が0.12g/mになるようにリバースグラビアコート方式により塗布し、ドライヤー温度150℃、ライン速度30m/分の条件でロール状の実施例1に示す離型ポリエステルフィルムを得た。
<離型剤組成−A>
硬化型シリコーン樹脂(KS−847H:信越化学工業製) 20部
付加型白金触媒(PL−50T:信越化学工業製) 0.2部
MEK/トルエン混合溶媒(混合比率は1:1)
比較例1:
実施例1において、上記ポリエステル(1)をポリエステル層(A)の原料とすることを除いて、実施例1と同様にしてポリエステルフィルムを得た。
比較例2:
実施例1において、上記ポリエステル(1)とポリエステル(2)を87.5:12.5の比率で混合したポリエステルをポリエステル層(A)の原料とすることを除いて、実施例1と同様にしてポリエステルフィルムを得た。
比較例3:
実施例1において、離型剤を塗布せず、離型層を有さないことを除いて、実施例1と同様にしてポリエステルフィルムを得た。
Figure 2016030343
Figure 2016030343
上記実施例および比較例より、フィルム内の粒子が実質的に存在しない状態で、表層に滑剤を含有させることで、粗大突起物の数であるPc、表面粗度の指標であるRa、動摩擦係数であるμdの減少が確認できた。
本発明のフィルムは、例えば、各種離型ポリエステルフィルムの用途において好適に利用することができる。

Claims (2)

  1. 粒子を実質的に含有しない二軸配向積層ポリエステルフィルムであり、両最外層中に滑剤を含有し、一方の最外層上に、シリコーンを塗布して得られる層を有することを特徴とする離型ポリエステルフィルム。
  2. 滑剤がモンタン酸のエステル化物である請求項1に記載の離型ポリエステルフィルム。




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