JP2016028932A - 乗員拘束装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カーテンエアバッグに凹凸を作るだけで、従来の運転席用エアバッグの形状を変更することなく乗員の拘束を行うことができる乗員拘束装置を提供する。
【解決手段】乗員拘束装置は、運転席用エアバッグ9と、乗員の側方に展開するカーテンエアバッグ10とを有する。カーテンエアバッグ10は、膨張した運転席用エアバッグ9の乗員側へ膨出する第1膨出部11と、膨張した運転席用エアバッグのウィンドシールド7側へ膨出する第2膨出部12と、該第1膨出部11と第2膨出部12との間に形成される、膨張した運転席用エアバッグ9が係合する凹部13とを有する。自動車の微小ラップ衝突時又は斜突時に運転席乗員の頭部の前面が運転席用エアバッグ9によって拘束されると共に、該頭部の側面が該第1膨出部11によって拘束される。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車の衝突時に乗員を拘束するための乗員拘束装置に係り、特に運転席用エアバッグとカーテンエアバッグとを有する乗員拘束装置に関する。
自動車には、運転席用エアバッグ装置、カーテンエアバッグ装置など各種のエアバッグ装置が搭載されている。特許文献1の図2及び0048〜0051段落には、微小ラップ衝突時に運転席用エアバッグとカーテンエアバッグとを膨張させること、このカーテンエアバッグに設けたサブチャンバを膨張させてカーテンエアバッグと運転席用エアバッグとの隙間に突入した乗員頭部を受け止めることが記載されている。
特許文献2の図8及び0061〜0067段落には、微小ラップ衝突時に、まず運転席用エアバッグを膨張させること、その後、カーテンエアバッグに設けた第二エアバッグ部を運転席用エアバッグよりも乗員側に膨張させて乗員(ドライバ)頭部を受け止めることが記載されている。
特許文献2の図9及び0080〜0084段落には、カーテンエアバッグの第二エアバッグ部をカーテンエアバッグの第一エアバッグ部と運転席用エアバッグとの間を埋めるように膨張させ、ドライバ頭部を受け止めることが記載されている。
特開2014−37159 WO2012/111073
特許文献2には、微小ラップ衝突時に斜めに移動する乗員を拘束する技術が記載されているが、さらに運転席用エアバッグとカーテンエアバッグとを連動させて乗員を拘束しようとすると、それぞれのエアバッグの構造が複雑になってしまう場合がある。本発明は、この点に鑑み、カーテンエアバッグに凹凸を作るだけで、従来の運転席用エアバッグの形状を変更することなく乗員の拘束を行うことができる乗員拘束装置を提供することを目的とする。
本発明の乗員拘束装置は、運転席用エアバッグと、乗員の側方に展開するカーテンエアバッグとを有する乗員拘束装置において、該カーテンエアバッグは、膨張した運転席用エアバッグの乗員側へ膨出する第1膨出部と、膨張した運転席用エアバッグのウィンドシールド側へ膨出する第2膨出部と、該第1膨出部と第2膨出部との間に形成される、膨張した運転席用エアバッグが係合する凹部とを有しており、自動車の微小ラップ衝突時又は斜突時に運転席乗員の頭部の前面が運転席用エアバッグによって拘束されると共に、該頭部の側面が該第1膨出部によって拘束されることを特徴とするものである。
膨張したカーテンエアバッグの前記第1膨出部の最乗員側面とステアリングシャフト軸心線との車幅方向の距離Lが80〜230mmであることが好ましい。
膨張した前記運転席用エアバッグの最もドア側の側端部と、膨張したカーテンエアバッグの前記第2膨出部の最乗員面との車幅方向の距離Lが25mm以上であることが好ましい。
本発明のカーテンエアバッグは、第1膨出部及び第2膨出部の膨出よりも遅れて前記凹部の深さを小さくする浅化手段をさらに備えてもよい。
この浅化手段は、前記凹部の室内側において膨張する膨張部であってもよい。この膨張部は、前記カーテンエアバッグの本体部の下辺に連なり、カーテンエアバッグの本体部の室内側に折り返されているものであってもよい。また、膨張部は、前記カーテンエアバッグの室内側のパネルに形成された孔と、該孔に被さる小パネルと、該小パネルの周縁部をカーテンエアバッグの室内側のパネルに縫着するシームとを有するものであってもよい。
前記浅化手段は、前記カーテンエアバッグの車体側において、凹部形成領域を横断して車体前後方向に延在したテザーと、該テザーの前端部をカーテンエアバッグのパネルに縫着する前部シームと、該テザーの後端部をカーテンエアバッグのパネルに縫着する後部シームとを有しており、該テザーの該前部シームと後部シームとの間の長さは、該カーテンエアバッグのパネルの該前部シームと後部シームとの間の長さよりも小さいものであってもよい。
本発明の乗員拘束装置にあっては、自動車の微小ラップ衝突時や斜突時に運転席用エアバッグとカーテンエアバッグとが膨張する。そして、カーテンエアバッグに設けられた第1膨出部が運転席用エアバッグの乗員側に膨出し、第2膨出部が運転席用エアバッグのウィンドシールド側に膨出し、運転席用エアバッグが該第1膨出部と第2膨出部との間の凹部に係合する。
運転席用エアバッグは、ステアリングホイール及び第2膨出部によってサポート(バックアップ)される。
自動車の微小ラップ衝突時や斜突時に運転席乗員の頭部の前面が運転席用エアバッグによって拘束されると共に、これと実質的に同時に、該頭部の側面がカーテンエアバッグの第1膨出部によって拘束される。
カーテンエアバッグが、第1膨出部及び第2膨出部の膨出よりも遅れて前記凹部の深さを小さくする浅化手段をさらに備えることで、カーテンエアバッグと運転席用エアバッグとの隙間に乗員頭部が入り込むことを防止する構成を簡便に実現できる。
実施の形態に係る乗員拘束装置を備えた自動車の運転席付近の上面図である。 実施の形態に係る乗員拘束装置のエアバッグ膨張時の模式的な上面図である。 実施の形態に係る乗員拘束装置の乗員頭部拘束状態を示す模式的な上面図である。 実施の形態に係る乗員拘束装置のカーテンエアバッグの一部の側面図である。 図4のV−V線断面図である。 実施の形態に係る乗員拘束装置のカーテンエアバッグの一部の側面図である。 実施の形態に係る乗員拘束装置のカーテンエアバッグの一部の側面図である。 実施の形態に係る乗員拘束装置のカーテンエアバッグの一部の側面図である。 実施の形態に係る乗員拘束装置のカーテンエアバッグの一部の側面図である。 図9のX−X線断面図である。 実施の形態に係る乗員拘束装置のカーテンエアバッグの一部の側面図である。 実施の形態に係る乗員拘束装置のカーテンエアバッグの一部の側面図である。 実施の形態に係る乗員拘束装置のカーテンエアバッグの一部の側面図である。 実施の形態に係る乗員拘束装置のカーテンエアバッグの一部の側面図である。 実施の形態に係る乗員拘束装置のカーテンエアバッグの一部の側面図である。 図15の乗員拘束装置のカーテンエアバッグの構造説明図である。 実施の形態に係る乗員拘束装置のカーテンエアバッグの一部の側面図である。 図17の乗員拘束装置のカーテンエアバッグの車体側の側面図である。 図17のXIX−XIX線断面図である。 図17の乗員拘束装置のカーテンエアバッグの膨張時の側面図である。 図17の乗員拘束装置のカーテンエアバッグの膨張時における車体側の側面図である。 図20のXXII−XXII線断面図である。 実施の形態に係る乗員拘束装置のカーテンエアバッグの一部の側面図である。 図23の乗員拘束装置のカーテンエアバッグの車体側の側面図である。 実施の形態に係る乗員拘束装置のカーテンエアバッグの一部の側面図である。 図25の乗員拘束装置のカーテンエアバッグから小パネルを除いた側面図である。 図25のXXVII−XXVII線に沿う模式的な断面図である。 実施の形態に係る乗員拘束装置のカーテンエアバッグの一部の側面図である。 実施の形態に係る乗員拘束装置のカーテンエアバッグの一部の側面図である。
以下、図1〜3を参照して第1の実施の形態について説明する。
図1の通り、自動車1のステアリングホイール2に運転席用エアバッグ装置3が設置されている。
自動車1のルーフサイドレール4に沿ってカーテンエアバッグ装置が設置されている。カーテンエアバッグ装置はAピラー5にまで延設されてもよい。
自動車1内にシートクッション6a、シートバック6b及びヘッドレスト6cを有した運転者用座席6が設置されている。符号7はウィンドシールド、1fは車体の左前端を示す。
運転席用エアバッグ装置3は、折り畳まれた運転席用エアバッグ9と、このエアバッグ9が取り付けられたリテーナと、エアバッグ9を覆うモジュールカバーと、エアバッグ9を膨張させるためのインフレータ等を備えている。
カーテンエアバッグ装置は、細長く折り畳まれてルーフサイドレール4に沿って配置されたカーテンエアバッグ10と、このカーテンエアバッグ10を膨張させるためのインフレータ等を備えている。折り畳まれたカーテンエアバッグ10は、ルーフサイドガーニッシュによって覆われている。折り畳まれたカーテンエアバッグ10は、Aピラー5にまで延在してもよい。
この実施の形態では、運転者用座席6は自動車1の左側に配置されているが、右側に配置されてもよい。この自動車1の左前端1fが物体と衝突する微小ラップ衝突又は斜突が発生した場合、運転席用エアバッグ装置3のインフレータとカーテンエアバッグ装置のインフレータとが作動し、運転席用エアバッグ9がステアリングホイール2の乗員側に膨張展開する。また、カーテンエアバッグ10が、ルーフサイドレール4から自動車1の左側の窓やBピラーに沿って下方に沿って膨張展開する。
カーテンエアバッグ10は、膨張した運転席用エアバッグ9よりも乗員側、すなわち車体後方側において車体幅方向中央側に向って膨出する第1膨出部11と、膨張した運転席用エアバッグ9よりもウィンドシールド7側すなわち車体前方側において車体幅方向中央側に向って膨出する第2膨出部12と、これらの膨出部11,12間に形成される凹部13とを有する。
凹部13を形成するために、カーテンエアバッグ10の室内側のパネル10aとドア側のパネル10b同士を縫着してもよい。また、縫着部は、一部、一般膨張エリアと連通しており、凹部13は遅れて膨張する形式でもよい。
凹部13は、膨出部11,12間において、室内側からドア側に向って凹陥しており、膨張した運転席用エアバッグ9の左サイド部が係合する。エアバッグ9,10が最大容積にまで膨張した展開完了状態において、運転席用エアバッグ9の左サイド部は凹部13の底部すなわち最もドア側に当接している。
この展開完了状態において、第1膨出部11の最乗員側すなわち最も車体幅方向中央側の部分と運転席用エアバッグ9の中心すなわちステアリングシャフト2aの軸心線2cまでの車体幅方向の距離Lは80〜230mm特に130〜230mmであることが好ましい。
第2膨出部12の最乗員側すなわち最も車体幅方向中央側の部分と凹部13の底部との車体幅方向の距離Lは25mm以上、特に50mm以上例えば50〜100mmであることが好ましい。
第1膨出部11の乗員側の先端から、ステアリングシャフト軸心線2c上における運転席用エアバッグ9の最乗員側までの車体前後方向の距離Lは100mm以下であることが好ましくい。
微小ラップ衝突時又は斜突時には、膨張展開した運転席用エアバッグ9とカーテンエアバッグ10とによって乗員頭部が受け止められる。
図3は、ダミーの頭部20が微小ラップ衝突時又は斜突時にエアバッグ9,10で受け止められた状況を示している。この微小ラップ衝突時又は斜突時には、頭部20は、車体左前端1f近くに衝突した車両の進行方向に向う矢印21方向から22方向の角度で移動し、頭部20の前面が運転席用エアバッグ9に当たり、これとほぼ同時に頭部20の左側面がカーテンエアバッグ10の第1膨出部11に当たる。
頭部重心を通る矢印との交点と実接触点がずれる斜め衝突及びエアバッグ9と乗員との摩擦により、頭部20は、図3の時計方向θに回転しようとするが、この回転は、頭部20の左側面が第1膨出部11に当接することにより防止される。また、カーテンエアバッグ10との摩擦により、頭部20は、反時計方向θに回転しようとするが、この回転は、頭部20の前面(顔面)が運転席用エアバッグ9に当接することにより防止される。
なお、運転席用エアバッグ9は、ステアリングホイール2によってサポートされると共に、運転席用エアバッグ9の左サイド部はカーテンエアバッグ10の第2膨出部12によってサポートされる。そのため、運転席用エアバッグ9の左サイド部近傍が頭部20を受け止めたときに、運転席用エアバッグ9の左サイド部がAピラー5方向に退動することが抑制される。
本発明では、頭部20が矢印21方向に動いて頭部20の前面が運転席用エアバッグ9に当接し、ほどなく頭部が時計方向θに回転し始めた時とほぼ同時に頭部20の左側面が第1膨出部11に当接することが好ましい。
頭部20が運転席用エアバッグ9に当たるまでの矢印21方向への頭部20前面(顔面)の移動距離をDとし、矢印21方向ないし矢印22方向と車体前後方向との交差角度をαとした場合、衝突前の頭部20の左側面と、膨張完了時の第1膨出部11の最乗員側との車体幅方向の距離が
D・tanα+80(mm)
で算出される値±50mmの範囲であれば、微小ラップ衝突時又は斜突時に頭部20の前面が運転席用エアバッグ9に当たり、頭部が回転し始める時点と頭部20の左側面が第1膨出部11に当たる時点とが実質的に同時となる。
図4〜図27を参照して、本発明の乗員拘束装置に用いるのに好適なカーテンエアバッグの一例を説明する。
図4,5に示すカーテンエアバッグ30は、室内側のパネル31と車体側のパネル32とを縫合することにより構成されている。符号33〜40は、この縫合により形成された縫合部(以下、シームという。)を示している。シーム33は、パネル31,32の外周縁を周回するように延在している。シーム34,35,36,37は、一端側がこのシーム33に連なり、カーテンエアバッグ30の周縁部から遠ざかる方向に延在している。各シーム34〜37の他端側は、環状シーム38〜41に連なっている。なお、この実施の形態では、環状シーム39,40は、シーム35,36の上端よりも車体前方側に位置している。
カーテンエアバッグ30の上辺からは、カーテンエアバッグ30の上縁部を車体ルーフサイドレール又はピラー上部に留め付けるための取付片43が延出している。カーテンエアバッグ30の車両前方側の辺からは、Aピラーに留め付けられる取付片44が延設されている。
シーム34〜36は、カーテンエアバッグ30の下辺に沿うシーム33から上方に延在している。シーム35,36は、略平行であり、上部ほど車両前方となるように前傾状に延在している。シーム35,36間の距離Sは50〜200mm特に100〜200mm程度が好適である。シーム34は、後傾状に延在しているが、これに限定されない。
カーテンエアバッグ30を膨張させるためのインフレータが作動すると、カーテンエアバッグ30内にガスが供給され、カーテンエアバッグ30が図5のように膨張する。シーム34,35間、シーム35,36間及びシーム36よりも前方に、それぞれ、膨張した小室45,46,47が形成される。
シーム35,36間の距離Sは、シーム34,35間の距離及びシーム36とカーテンエアバッグ前縁部のシーム33との距離よりも小さいため、図5の通り、小室46の厚みが小室45,47の厚みよりも小さい。そのため、小室46の室内側に凹部48が形成される。この凹部48は、前記図2,3のカーテンエアバッグ10の凹部13と同様に、膨張した運転席用エアバッグ9の左サイド部を受け入れる。膨張した小室45が第1膨出部を構成し、膨張した小室47が第2膨出部を構成する。
なお、シーム35,36が前傾しているため、凹部48も、その上部ほど車両前方となるように前傾している。運転席用エアバッグ3は、ステアリングホイールに沿って膨張するから、膨張した運転席用エアバッグ9は上部ほど車両前方に位置するよう、前傾している。凹部46の前傾角度(シーム35,36の前傾角度)は、膨張した運転席用エアバッグ9の前傾角度と略同一となっているので、膨張した運転席用エアバッグ9の左サイド部が凹部46に係合する。
図6のカーテンエアバッグ30Aでは、環状シーム39,40の位置がシーム35,36の上端の車両後方側となっている。また、シーム35は図4よりも前傾が大きくなっており、シーム36は図4よりも前傾が小さくなっている。
なお、シーム35と、環状シーム40の後部側の接線(シーム35と平行な接線)との距離Tは30〜120mm特に40〜120mm程度が好ましい。このカーテンエアバッグ30Aでは、上部のシーム37及び環状シーム41が省略されている。
カーテンエアバッグ30Aのその他の構成はカーテンエアバッグ30と同一であり、同一符号は同一部分を示している。このカーテンエアバッグ30Aによっても、カーテンエアバッグ30と同様の効果が奏される。
図7のカーテンエアバッグ30Bは、図6のカーテンエアバッグ30Aにおいて、環状シーム39を省略し、シーム35を延在させたものである。なお、シーム35,36は略平行である。シーム35の上端は、シーム35の延長方向に延在する縦シーム35aに連なっている。この縦シーム35aの上端に横シーム35bの前端が連なっている。横シーム35bは車両後方に向って延在している。シーム35,36間の距離Sは50〜200mm特に100〜200mm程度が好適である。
カーテンエアバッグ30Bのその他の構成はカーテンエアバッグ30Aと同一であり、同一符号は同一部分を示している。このカーテンエアバッグ30Bによっても、カーテンエアバッグ30と同様の効果が奏される。
図8のカーテンエアバッグ30Cは、図7のカーテンエアバッグ30Bにおいて、シーム36を下部ほど車体前方となるように後傾状としたものである。この場合、環状シーム40の車体前方側の端部とシーム35との間の距離Sが50〜200mm特に100〜200mmであることが好ましい。
カーテンエアバッグ30Cのその他の構成はカーテンエアバッグ30Bと同一であり、同一符号は同一部分を示している。このカーテンエアバッグ30Cによっても、カーテンエアバッグ30と同様の効果が奏される。
図9,10のカーテンエアバッグ30Dは、図4,5のカーテンエアバッグ30において、環状シーム39,40,41を省略し、また、上部のシーム37を省略している。このカーテンエアバッグ30Dにあっては、シーム35,36の上端同士が、半円形に延在するシーム50を介して連なっている。また、シーム35,36の下端同士が、半円形に延在するシーム51を介して連なっている。この半円形シーム51の下端側は、シーム33と重なっている。シーム35,36間の距離Sは50〜200mm特に100〜200mm程度が好適である。
このカーテンエアバッグ30Dのその他の構成はカーテンエアバッグ30と同一であり、同一符号は同一部分を示している。このカーテンエアバッグ30Dによっても、カーテンエアバッグ30と同様の効果が奏される。なお、このカーテンエアバッグ30Dが膨張した場合、シーム35,36,50,51で囲まれる小室内にはインフレータからのガスが供給されないので、図10の膨張状態においても小室46部分においてはパネル31,32同士が重なっている。そのため、凹部48の深さがカーテンエアバッグ30よりも深いものとなる。
図11に示すカーテンエアバッグ30Eは、図9,10のカーテンエアバッグ30Dにおいて、シーム35,36,50,51の代わりに円環形の環状シーム52を設けたものである。この場合、環状シーム52の直径Sが50〜200mm特に10〜200mmであることが好ましい。環状シーム52は、膨張した運転席用エアバッグ9(図11では図示略)の最左端側のサイド部と対峙するように位置している。
このカーテンエアバッグ30Eのその他の構成はカーテンエアバッグ30Dと同一であり、同一符号は同一部分を示している。このカーテンエアバッグ30Eによっても、カーテンエアバッグ30と同様の効果が奏される。
図12に示すカーテンエアバッグ30Fは、図11のカーテンエアバッグ30Eにおいて、環状シーム52の代わりに、直径が環状シーム52の半分である小直径の2個の環状シーム53,54を互いに接するように設けたものである。環状シーム53,54の中心点を結ぶ方向は、図4におけるシーム35,36の延在方向と直交方向である。環状シーム53,54の接点の位置は、図11の環状シーム52の中心位置と同一である。環状シーム53,54の直径の和Sは50〜200mm特に100〜200mm程度が好適である。
カーテンエアバッグ30Fのその他の構成はカーテンエアバッグ30Eと同一であり、同一符号は同一部分を示している。このカーテンエアバッグ30Fによっても、カーテンエアバッグ30と同様の効果が奏される。
図13に示すカーテンエアバッグ30Gは、シーム35,36間に、これらと略平行にシーム61を設け、シーム61の上端部に環状シーム60を設けたものである。シーム61の下端はシーム33に連なっている。なお、シーム35,36,61の延長線は、環状シーム39,40,60の中心付近を通るものとなっているが、これに限定されない。シーム35,36間の距離Sは50〜200mm特に100〜200mm程度が好適である。
カーテンエアバッグ30Gのその他の構成はカーテンエアバッグ30と同一であり、同一符号は同一部分を示している。このカーテンエアバッグ30Gによっても、カーテンエアバッグ30と同様の効果が奏される。
図14に示すカーテンエアバッグ30Hは、環状シーム39,40の位置をシーム35,36の上端部よりも車体後方側としたものであるが、シーム35,36の延長線が環状シーム39,40の中心付近を通るものとしてもよい。シーム35,36間の距離Sは50〜200mm特に100〜200mm程度が好適である。カーテンエアバッグ30Hのその他の構成はカーテンエアバッグ30と同一であり、同一符号は同一部分を示している。このカーテンエアバッグ30Hによっても、カーテンエアバッグ30と同様の効果が奏される。
図28に示すカーテンエアバッグ30Mは、図13において、環状シーム60が設けられていた位置の若干下方位置に環状シーム60Mを設け、この環状シーム60Mと上辺側のシーム33との間にシーム61Mを設けたものである。図13の環状シーム39,40,60及びシーム35,36,61は設けられていない。
カーテンエアバッグ30Mのその他の構成はカーテンエアバッグ30と同一であり、同一符号は同一部分を示している。このカーテンエアバッグ30Mによっても、カーテンエアバッグ30と同様の効果が奏される。
図29に示すカーテンエアバッグ30Nは、図28において、環状シーム60が設けられていた位置の上方位置に環状シーム60Nを設け、この環状シーム60Nと下辺側のシーム33との間にシーム61Nを設けたものである。図28の環状シーム60Mとシーム61M設けられていない。
カーテンエアバッグ30Nのその他の構成はカーテンエアバッグ30と同一であり、同一符号は同一部分を示している。このカーテンエアバッグ30Nによっても、カーテンエアバッグ30と同様の効果が奏される。
図15〜26を参照して、凹部を浅くするための浅化手段を有するカーテンエアバッグの実施の形態について説明する。この浅化手段は、カーテンエアバッグの第1及び第2膨出部の膨出により凹部が形成され、この凹部が運転席用エアバッグの側端部を受容した後、該凹部の深さを小さくしてカーテンエアバッグを運転席用エアバッグに密接させるためのものである。
図15、16は、凹部と運転席用エアバッグとの間に、第1及び第2膨出部よりも遅れて膨張する遅延膨出部を有するカーテンエアバッグ30Iを示す。なお、図16は、遅延膨出部82の上部をシーム83でカーテンエアバッグ30Iの本体部に縫合する前の状態を示している。カーテンエアバッグ30Iは、図11のカーテンエアバッグ30Eにおいて、環状シーム52を省略している。図16に示すように、このカーテンエアバッグ30Iにおいては、環状シーム52の代わりに3本の直線状のシーム71〜73が設けられている。シーム71〜73は、略平行であり、上部ほど車両前方となるように前傾状に延在している。シーム71、73間の距離S1は50〜200mm特に100〜200mm程度が好適である。シーム72は、シーム71とシーム73のほぼ中間に設けられる。シーム71〜73は、膨張した運転席用エアバッグ9(図示せず)の最左端側のサイド部と対峙するように位置している。
シーム71〜73は、一端側(上端側)が環状シーム74〜76に連なり、他端側(下端側)が環状シーム77〜79に連なっている。シーム71とシーム73はほぼ同じ長さである。シーム72はシーム71、73よりも長くなっており、シーム72の一端側に連なる環状シーム75は、シーム71、73の一端側に連なる環状シーム74、76よりも上側に位置する。シーム72の他端側に連なる環状シーム78は、シーム71、73の他端側に連なる環状シーム77、79よりも下側に位置する。
このカーテンエアバッグ30Iでは、室内側のパネル31及び車体側のパネル32(図示せず)の下辺からそれぞれ張出部80が張り出しており、パネル31、32の張出部80の周縁部同士をシーム33で縫合することにより、カーテンエアバッグ30Iの本体部から張り出す遅延膨出部82が形成されている。
カーテンエアバッグ30Iの下辺に沿うシーム33は、張出部80の外周縁を周回するように延在する。遅延膨出部82内は、カーテンエアバッグ30Iの本体部内に連通している。
この遅延膨出部82は、カーテンエアバッグ30Iの下辺に沿って上方に折り返され、カーテンエアバッグ30Iの本体部の室内側に重ね合わされる。そして、図15に示すように、遅延膨出部82の上縁がシーム83によってパネル31、32に縫合される。
図16に示すように、張出部80は、下部ほど車両前方となるように前傾状にパネル31、32の下辺から張り出している。そのため、上方に折り返された遅延膨出部82は、上部ほど車両前方となる前傾状になる。図15に示すように、シーム71〜73、環状シーム74〜79は、折り返した遅延膨出部82に覆われる。
カーテンエアバッグ30Iを膨張させるためのインフレータが作動すると、カーテンエアバッグ30I内にガスが供給される。シーム71,72間の距離及びシーム72,73間の距離が短いため、シーム71〜73により形成される小室の厚みは、小室45,47の厚みよりも小さくなり、膨張した運転席用エアバッグ9の左サイド部を受け入れる凹部が形成される。
遅延膨出部82は、カーテンエアバッグ30Iの下辺で折り返されているため、ガスの流入速度が低く、小室45(第1膨出部)、小室47(第2膨出部)よりも遅れて膨張する。遅延膨出部82は、カーテンエアバッグ30Iの本体部のシーム71〜73付近と運転席用エアバッグ9との間で膨張し、運転席用エアバッグ9と強固に密接する。そのため、カーテンエアバッグ30Iと運転席用エアバッグ9との隙間に乗員頭部が入り込むことを防止する構成を簡便に実現できる。
このように、カーテンエアバッグ30Iの膨張当初はシーム71〜73により形成される凹部が運転席用エアバッグ9の左サイド部を受け入れて、運転席用エアバッグ9の左サイド部近傍が乗員頭部を受け止めたときに、運転席用エアバッグ9がAピラー方向に退動することを抑制する。その後、遅延膨出部82が遅れて膨出して運転席用エアバッグ9と強固に密接することで、カーテンエアバッグ30Iと運転席用エアバッグ9との隙間への乗員頭部の突入防止を簡易な構成で実現できる。
図17〜図22に示すカーテンエアバッグ30Jは、カーテンエアバッグの膨張初期に凹部を形成して運転席用エアバッグ9を該凹部で受容し、その後、該凹部側を運転席用エアバッグ9側へ押し出して凹部の深さを小さくするよう構成したものである。
なお、図17は、膨張前のカーテンエアバッグ30Jの前部を室内側から見た側面図、図18はこのカーテンエアバッグ30Jの前部を車体側から見た側面図、図19は図18のXIX−XIX線断面図、図20は膨張後のカーテンエアバッグ30Jの前部を室内側から見た側面図、図21は膨張後のカーテンエアバッグ30Jの前部を車体側から見た側面図、図22は図20のXXII−XXII線断面図である。
このカーテンエアバッグ30Jは、図15、図16のカーテンエアバッグ30Iにおいて、遅延膨出部82を省略している。このカーテンエアバッグ30Jにおいては、車体側のパネル32の車外側の面に、車体前後方向に細長い矩形状となっているテザー84が設けられている。テザー84の車体前後方向の両端部がシーム85,86でパネル31、32に縫合されている。テザー84の車体上下方向の位置は、環状シーム77、79と同程度となる。
図19に示すように、テザー84のシーム85,86間の長さは、カーテンエアバッグ30Jのパネル31,32のシーム85,86間の距離よりも小さく設定されている。テザー84の材料には、パネル31、32と同じものを用いることができる。
カーテンエアバッグ30Jのシーム72は、カーテンエアバッグ30Iのシーム72よりも長くなっている。そのため、カーテンエアバッグ30Jの環状シーム75、78は、カーテンエアバッグ30Iの環状シーム75、78よりもシーム33の近くに位置し、環状シーム75、78とシーム33との間隔が狭くなっている。
カーテンエアバッグ30Jの下辺に沿うシーム33は、シーム86よりも車両前方側で立ち上がり、シーム86よりも上方の位置から車両後方側に向って延在する。
カーテンエアバッグ30Jを膨張させるためのインフレータが作動すると、カーテンエアバッグ30J内にガスが供給されカーテンエアバッグ30Jが膨張する。膨張初期にあっては、小室45,47が室内側に膨出し、両者間に凹部が形成され、運転席用エアバッグ9の側端部が受容される。すなわち、シーム71,72間の距離及びシーム72,73間の距離が短いため、シーム71〜73により形成される小室の厚みは、小室45,47の厚みよりも小さくなり、膨張した運転席用エアバッグ9の左サイド部を受け入れる凹部が形成される。なお、環状シーム75、78とシーム33との間隔が狭くなっているため、小室47は小室45よりも遅れて膨出する。
このカーテンエアバッグ30Jにあっては、小室45の車両後方側及び小室47の車両前方側がシーム86,85でテザー84に縫合されているとことから、カーテンエアバッグ30Jがさらに膨張すると、図22のように、シーム71〜73により形成される凹部が室内側に押し出される。これにより、該凹部と運転席用エアバッグ9とが強固に密接し、カーテンエアバッグ30Jと運転席用エアバッグ9との隙間に乗員頭部が入り込むことを防止する構成を簡便に実現できる。
このように、カーテンエアバッグ30Jによっても、カーテンエアバッグ30Iと同様の効果が奏される。
図23、図24に示すカーテンエアバッグ30Kは、図17〜図22のカーテンエアバッグ30Jにおいて、シーム33がカーテンエアバッグ下辺に沿うようにしたものである。なお、図23は図20と同様部分を示し、図24は図21と同様部分を示す。その他の構成はカーテンエアバッグ30Jと同一であり、同一符号は同一部分を示している。このカーテンエアバッグ30Kによっても、カーテンエアバッグ30Jと同様の効果が奏される。
図25〜図27は、さらに別の実施の形態に係るカーテンエアバッグ30Lを示す。なお、図25は図17と同様部分を示している。図26は、図25において、小パネル90を取り除いた構成を示している。図27は図25のXXVII−XXVII線断面図を示している。
このカーテンエアバッグ30Lは、図11のカーテンエアバッグ30Eにおいて、環状シーム52を省略している。図26に示すように、このカーテンエアバッグ30Iにおいては、室内側のパネル31に孔92が形成されている。パネル31がこの孔92の周囲は、パネル32にシーム93によって縫合されている。シーム93は孔92の周囲を完全には周回しておらず、一部が途切れて連通部34となっている。なお、シーム93は上下方向に長い長円形である。この長円の長軸方向は、上部ほど車両前方となっている。
図25に示すように、パネル31の室内側の面に、孔92及びシーム93を覆うように小パネル90が設けられている。小パネル90の全周縁がパネル31にシーム91によって縫合されている。小パネル90は長円形である。小パネル90により遅延膨出部96が形成される。小パネル90は、上下方向に長く、かつ上部ほど車両前方となっている。このため、遅延膨出部96は、上部ほど車両前方となる前傾状となっている。
図27に示すように、小パネル90はパネル31に縫合され、パネル32には縫合されない。そのため、連通部94及び孔92からなる流路を介して、カーテンエアバッグ本体側から遅延膨出部96内にガスが供給される。
カーテンエアバッグ30Lを膨張させるためのインフレータが作動すると、カーテンエアバッグ30L内にガスが供給される。遅延膨出部96は、ガス流路が細いため、ガスの流入速度が遅く、カーテンエアバッグ30Lの膨張初期は、遅延膨出部96は殆ど膨張しない。また、パネル31,32が孔32の周囲においてシーム93によって縫合されているので、膨張初期にあっては、カーテンエアバッグ30Lの孔32付近に凹部が形成される。この凹部が運転席用エアバッグ9の左サイド部を受け入れて、運転席用エアバッグ9の左サイド部近傍が乗員頭部を受け止めたときに、Aピラー方向に退動することを抑制する。
その後、連通部94及び孔92を介して遅延膨出部96にガスが流入し、遅延膨出部96が膨出する。そして、この膨出した遅延膨出部96が運転席用エアバッグ9と強固に密接する。そのため、カーテンエアバッグ30Lと運転席用エアバッグ9との隙間に乗員頭部が入り込むことを防止する構成を簡便に実現できる。
上記実施の形態は本発明の一例であって、本発明は図示以外の形態とされてもよい。例えば、上記実施の形態では、カーテンエアバッグ10は第1膨出部11よりも車体後方側の厚さが第1膨出部11付近の厚さよりも小さくなっているが、両者の厚さは同等であってもよい。
1 自動車
2 ステアリングホイール
2a ステアリングシャフト
3 運転席用エアバッグ装置
4 ルーフサイドレール
5 Aピラー
6 座席
7 ウィンドシールド
9 運転席用エアバッグ
10,30,30A〜30N カーテンエアバッグ
11 第1膨出部
12 第2膨出部
13,48 凹部
20 ダミー頭部

Claims (8)

  1. 運転席用エアバッグと、
    乗員の側方に展開するカーテンエアバッグと
    を有する乗員拘束装置において、
    該カーテンエアバッグは、
    膨張した運転席用エアバッグの乗員側へ膨出する第1膨出部と、
    膨張した運転席用エアバッグのウィンドシールド側へ膨出する第2膨出部と、
    該第1膨出部と第2膨出部との間に形成される、膨張した運転席用エアバッグが係合する凹部と
    を有しており、
    自動車の微小ラップ衝突時又は斜突時に運転席乗員の頭部の前面が運転席用エアバッグによって拘束されると共に、該頭部の側面が該第1膨出部によって拘束されることを特徴とする乗員拘束装置。
  2. 請求項1において、膨張したカーテンエアバッグの前記第1膨出部の最乗員側面とステアリングシャフト軸心線との車幅方向の距離(L)が80〜230mmであることを特徴とする乗員拘束装置。
  3. 請求項1又は2において、膨張した前記運転席用エアバッグの最もドア側の側端部と、膨張したカーテンエアバッグの前記第2膨出部の最乗員面との車幅方向の距離(L)が25〜150mmであることを特徴とする乗員拘束装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記カーテンエアバッグは、前記第1膨出部及び第2膨出部の膨出よりも遅れて前記凹部の深さを小さくする浅化手段をさらに備えることを特徴とする乗員拘束装置。
  5. 請求項4において、前記浅化手段は、前記凹部の室内側において膨張する膨張部であることを特徴とする乗員拘束装置。
  6. 請求項5において、前記膨張部は、前記カーテンエアバッグの本体部の下辺に連なり、カーテンエアバッグの本体部の室内側に折り返されていることを特徴とする乗員拘束装置。
  7. 請求項5において、前記膨張部は、前記カーテンエアバッグの室内側のパネルに形成された孔と、該孔に被さる小パネルと、該小パネルの周縁部をカーテンエアバッグの室内側のパネルに縫着するシームとを有することを特徴とする乗員拘束装置。
  8. 請求項4において、前記浅化手段は、
    前記カーテンエアバッグの車体側において、凹部形成領域を横断して車体前後方向に延在したテザーと、
    該テザーの前端部をカーテンエアバッグのパネルに縫着する前部シームと、
    該テザーの後端部をカーテンエアバッグのパネルに縫着する後部シームと
    を有しており、
    該テザーの該前部シームと後部シームとの間の長さは、該カーテンエアバッグのパネルの該前部シームと後部シームとの間の長さよりも小さいことを特徴とする乗員拘束装置。
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