JP2016026488A - 容器詰飲料 - Google Patents

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Abstract

【課題】非重合体カテキン類の保存安定性に優れ、長期保存したときに色相変化がし難く、かつヒネ臭の低減された容器詰飲料の提供。
【解決手段】次の(A)、(B)及び(C)を含有し、成分(B)と成分(C)の質量比[(B)/(C)]が0.05〜80であり、かつpHが2〜6.7である、容器詰飲料。(A)非重合体カテキン類0.01〜0.5質量%、(B)1−プロパノール、イソプロパノール、1−ブタノール、イソブタノール、アミルアルコール、イソアミルアルコール、1,2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール及びグリセリンから選ばれる1種又は2種以上の脂肪族アルコール合計0.0001〜0.1質量%、及び(C)テアニン
【選択図】なし

Description

本発明は、容器詰飲料に関する。
近年、健康志向の高まりから、ポリフェノールの生理効果が注目されている。例えば、ポリフェノールの一つである非重合体カテキン類について、コレステロール上昇作用やアミラーゼ活性阻害作用などが報告されており、これらを強化した非重合体カテキン類含有容器詰飲料が開発されている。しかしながら、非重合体カテキン類強化容器詰飲料においては、長期保存したときに、非重合体カテキン類の含有量が徐々に低下することや、変色や、劣化臭の発生により嗜好性が低下することがある。
従来、非重合体カテキン類含有容器詰飲料を長期保存したときの色相変化や劣化臭を抑制するためには、様々な検討がなされている。例えば、単糖と二糖の合計濃度及び比率を特定範囲内に制御することにより、長期保存したときにも香味バランスに優れ、劣化臭の抑制された非重合体カテキン類含有容器詰飲料が提案されている(特許文献1)。また、非エピ体カテキン類(B)エピ体カテキン類を一定比率で配合することにより、長時間にわたって保存しても色調と外観の透明性の安定性が優れ、風味の嗜好性もよい容器詰飲料も提案されている(特許文献2)。
国際公開第2010/098390号 特開2002−142677号公報
本発明者は、高濃度の非重合体カテキン類を含有する容器詰飲料において、特定の脂肪族アルコールを一定量含有させることより、非重合体カテキン類の保存安定性が高められ、長期保存したときの色相変化を抑制できることを見出した。その一方で、特定の脂肪族アルコールと非重合体カテキン類とが共存した状態で長期保存すると、古い油のような臭い(以下、「ヒネ臭」と称する)が生じてしまうという新たな課題があることが判明した。
そして、本発明者は更に詳細に検討した結果、高濃度の非重合体カテキン類を含有する容器詰飲料において、特定の脂肪族アルコールを一定量含有させた上で、その脂肪族アルコールと特定のアミノ酸との量比を一定に制御することで、上記ヒネ臭の課題が解決されることを見出した。
本発明は、非重合体カテキン類の保存安定性に優れ、長期保存したときに色相変化がし難く、かつヒネ臭の低減された容器詰飲料を提供することにある。
すなわち、本発明は、次の(A)、(B)及び(C);
(A)非重合体カテキン類 0.01〜0.5質量%、
(B)1−プロパノール、イソプロパノール、1−ブタノール、イソブタノール、アミルアルコール、イソアミルアルコール、1,2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール及びグリセリンから選ばれる1種又は2種以上の脂肪族アルコール 合計0.0001〜0.1質量%、及び
(C)テアニン
を含有し、
成分(B)と成分(C)の質量比[(B)/(C)]が0.05〜80であり、かつ
pHが2〜6.7である、容器詰飲料を提供するものである。
本発明によれば、高濃度の非重合体カテキン類を含有する容器詰飲料の保存安定性が高められ、長期保存したときに色相変化がし難く、しかもヒネ臭の低減された容器詰飲料を提供することができる。
本発明の容器詰飲料は、成分(A)として非重合体カテキン類を含有する。ここで、本明細書において「非重合体カテキン類」とは、カテキン、ガロカテキン、カテキンガレート及びガロカテキンガレート等の非エピ体カテキン類、並びにエピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート及びエピガロカテキンガレート等のエピ体カテキン類を併せての総称である。成分(A)の含有量は、上記8種の合計量に基づいて定義される。
本発明の容器詰飲料中の成分(A)の含有量は0.01〜0.5質量%であるが、生理効果発現の観点から、0.02質量%以上が好ましく、0.03質量%以上がより好ましく、0.04質量%以上が更に好ましく、また風味バランスの観点から、0.4質量%以下が好ましく、0.3質量%以下がより好ましく、0.2質量%以下が更に好ましい。成分(A)の含有量の範囲としては、本発明の容器詰飲料中に、好ましくは0.02〜0.4質量%、より好ましくは0.03〜0.3質量%であり、更に好ましくは0.04〜0.2質量%である。なお、成分(A)の含有量は、通常知られている分析法のうち測定試料の状況に適した分析法、例えば、高速液体クロマトグラフ法により測定することができる。具体的には、後掲の実施例に記載の方法で分析することができる。なお、測定の際には装置の検出域に適合させるため、試料を凍結乾燥したり、装置の分離能に適合させるため試料中の夾雑物を除去したりする等、必要に応じて適宜処理を施してもよい。
本発明の容器詰飲料は、成分(B)として特定の脂肪族アルコールを含有する。具体的には、1−プロパノール、イソプロパノール、1−ブタノール、イソブタノール、アミルアルコール、イソアミルアルコール、1,2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール及びグリセリンから選ばれる1種又は2種以上の脂肪族アルコールを含有する。中でも、非重合体カテキン類の保存安定性のより一層の向上や色相変化のより一層の抑制の観点から、1−プロパノール、イソプロパノール、1−ブタノール、イソブタノール、アミルアルコール、イソアミルアルコール、1,2−プロパンジオール及び1,3−ブタンジオールから選ばれる1種又は2種以上の脂肪族アルコールが好ましく、1−プロパノール、イソプロパノール、アミルアルコール、イソアミルアルコール及び1,2−プロパンジオールから選ばれる1種又は2種以上の脂肪族アルコールがより好ましく、1−プロパノール、イソアミルアルコール及び1,2−プロパンジオールから選ばれる1種又は2種以上の脂肪族アルコールが殊更好ましい。
本発明の容器詰飲料中の成分(B)の含有量は0.0001〜0.1質量%であるが、非重合体カテキン類の保存安定性向上、色相変化抑制の観点から、0.0005質量%以上が好ましく、0.001質量%以上がより好ましく、0.005質量%以上が更に好ましく、0.01質量%以上がより更に好ましく、ヒネ臭低減の観点から、0.09質量%以下が好ましく、0.08質量%以下がより好ましく、0.07質量%以下が更に好ましい。成分(B)の含有量の範囲としては、本発明の容器詰飲料中に、好ましくは0.0005〜0.09質量%、より好ましくは0.001〜0.08質量%、更に好ましくは0.005〜0.08質量%、より更に好ましくは0.01〜0.07質量%である。なお、成分(B)の含有量は、通常知られている脂肪族アルコールの分析法のうち測定試料の状況に適した分析法により測定することができる。具体的には、後掲の実施例に記載の方法により測定することが可能である。なお、測定の際には装置の検出域に適合させるため、試料を凍結乾燥したり、装置の分離能に適合させるため試料中の夾雑物を除去したりする等、必要に応じて適宜処理を施してもよい。
また、本発明の容器詰飲料は、成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が、非重合体カテキン類の保存安定性向上、色相変化抑制の観点から、0.005以上が好ましく、0.01以上がより好ましく、0.1以上が更に好ましく、0.2以上が更に好ましく、またヒネ臭抑制の観点から、2以下が好ましく、1.7以下がより好ましく、1.5以下が更に好ましく、1.2以下がより更に好ましく、0.6以下がより更に好ましい。かかる質量比[(B)/(A)]の範囲としては、好ましくは0.005〜2、より好ましくは0.01〜1.7、更に好ましくは0.1〜1.5、より更に好ましくは0.2〜1.2であり、より更に好ましくは0.2〜0.6である。
本発明の容器詰飲料は、成分(C)としてテアニンを含有する。(C)テアニンは、原料由来のものでも、新たに加えられたものでもよい。(C)テアニンは、L体であってもD体であってもよい。本発明の容器詰飲料中の成分(C)の含有量は、ヒネ臭低減の観点から、0.001質量%以上が好ましく、0.0015質量%以上がより好ましく、0.002質量%以上が更に好ましく、0.003質量%以上がより更に好ましく、また味のバランスの観点から、0.02質量%以下が好ましく、0.015質量%以下がより好ましく、0.01質量%以下が更に好ましく、0.009質量%以下がより更に好ましい。成分(C)の含有量の範囲としては、本発明の容器詰飲料中に、好ましくは0.001〜0.02質量%、より好ましくは0.0015〜0.015質量%、更に好ましくは0.002〜0.01質量%、より更に好ましくは0.003〜0.009質量%である。なお、成分(C)の含有量は、通常知られているアミノ酸分析法のうち測定試料の状況に適した分析法により測定することができる。具体的には、後掲の実施例に記載の方法により測定することが可能である。なお、測定の際には装置の検出域に適合させるため、試料を凍結乾燥したり、装置の分離能に適合させるため試料中の夾雑物を除去したりする等、必要に応じて適宜処理を施してもよい。
また、本発明の容器詰飲料は、成分(B)と成分(C)との質量比[(B)/(C)]が0.05〜80であるが、色相変化抑制の観点から、0.1以上が好ましく、1以上がより好ましく、3以上が更に好ましく、6以上が更に好ましく、8以上が更に好ましく、またヒネ臭低減の観点から、60以下が好ましく、50以下がより好ましく、40以下が更に好ましく、35以下がより更に好ましく、25以下がより更に好ましい。かかる質量比[(B)/(C)]の範囲としては、好ましくは0.1〜60、より好ましくは1〜50、更に好ましくは3〜40、より更に好ましくは6〜35であり、より更に好ましくは8〜25である。
また、本発明の容器詰飲料は、成分(A)と成分(C)との質量比[(C)/(A)]が、ヒネ臭低減の観点から、0.015以上が好ましく、0.02以上がより好ましく、0.025以上が更に好ましく、また味のバランスの観点から、0.2以下が好ましく、0.15以下がより好ましく、0.1以下が更に好ましく、0.07以下が更に好ましく、0.05以下が更に好ましい。かかる質量比[(C)/(A)]の範囲としては、好ましくは0.015〜0.2、より好ましくは0.02〜0.15、更に好ましくは0.025〜0.1であり、より更に好ましくは0.025〜0.07であり、より更に好ましくは0.025〜0.05である。
更に、本発明の容器詰飲料は、甘味料、pH調整剤、香料、ビタミン、ミネラル、酸化防止剤、各種エステル、色素、乳化剤、保存料、調味料、果汁エキス、野菜エキス、花蜜エキス、品質安定剤等の添加剤を1種又は2種以上を組み合わせて含有することができる。中でも、ヒネ臭低減の観点から、(D)乳化剤を含有することが好ましい。乳化剤としては、例えば、モノグリセリン脂肪酸エステル、ジグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、有機酸モノグリセリド、レシチン、サポニン、ポリソルベート等を挙げられる。中でも、本発明の効果を十分に享受しやすい点で、モノグリセリン脂肪酸エステル、ジグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル及びサポニンから選択される1種又は2種以上が好ましく、モノグリセリン脂肪酸エステル、ジグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル及びサポニンから選択される1種又は2種以上がより好ましく、ショ糖脂肪酸エステルが更に好ましい。また(D)乳化剤は、好ましくはHLBが3〜20の範囲のものが好ましく、4〜19のものがより好ましく、6〜18のものが更に好ましい。ここで、本明細書において「HLB」とは、親水性−親油性バランスの略称であって、両親媒性物質の親水性と親油性の強度比を数値化して表したものである。乳化剤のHLBは、例えば、グリフィン法等により算出することが可能であるが、カタログ等に掲載されている数値を参照することもできる。なお、2種以上の乳化剤を組み合わせて使用する場合には、使用する乳化剤のHLBに、当該乳化剤の含有質量比を乗じた値の総和として求められる。また、(D)乳化剤は、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベへニン酸、カプリル酸及びカプリン酸から選択される少なくとも1種の脂肪酸を親油基とするものが好ましく、中でもステアリン酸が更に好ましい。
これら添加剤の含有量は、本発明の目的を損なわない範囲内で適宜設定することができる。例えば、乳化剤を含有する場合、本発明の容器詰飲料中に、好ましくは0.000001〜0.003質量%であり、より好ましくは0.000005〜0.002質量%であり、更に好ましくは0.00001〜0.015質量%である。また、(A)非重合体カテキン類と(D)乳化剤との質量比[(D)/(A)]は、好ましくは0.0001〜0.1であり、より好ましくは0.0005〜0.05であり、更に好ましくは0.001〜0.01である。更に(B)特定の脂肪族アルコールと(D)乳化剤との質量比[(D)/(B)]は、好ましくは0.0005〜0.5であり、より好ましくは0.001〜0.1であり、更に好ましくは0.005〜0.05である。また更に(C)テアニンと(D)乳化剤との質量比[(D)/(C)]は、好ましくは0.005〜5、より好ましくは0.01〜1であり、更に好ましくは0.05〜0.5である。
なお、本発明の容器詰飲料中における(D)乳化剤の含有量は、高速液体クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー質量分析法等、当該容器詰飲料に対して最も推奨される方法で測定すると良い。分析においては、適宜濃縮や凍結乾燥を行って分析することが出来る。
本発明の容器詰飲料のpH(20℃)は2〜6.7であるが、ヒネ臭低減の観点から、2.3以上が好ましく、2.5以上が好ましく、2.6以上がより好ましく、2.8以上が更に好ましく、3以上がより更に好ましく、また非重合体カテキン類の保存安定性向上、色相変化抑制の観点から、6.2以下が好ましく、6以下がより好ましく、5.8以下が更に好ましく、5.5以下がより更に好ましく、5以下がより更に好ましく、4.5以下が殊更に好ましく、4以下が殊更に好ましい。かかるpHの範囲としては、好ましくは2.3〜6.2であり、より好ましくは2.5〜6であり、更に好ましくは2.6〜6であり、更に好ましくは2.8〜5.8であり、より更に好ましくは3〜5.5であり、より更に好ましくは3〜5であり、より更に好ましくは3〜4.5であり、殊更に好ましくは3〜4である。
本発明の容器詰飲料は、例えば、緑茶飲料、烏龍茶飲料、紅茶飲料等の茶飲料、果汁ジュース、野菜ジュース、スポーツ飲料、アイソトニック飲料、エンハンスドウォーター、ボトルドウォーター、ニアウォーター、コーヒー飲料、栄養ドリンク剤、美容ドリンク剤、炭酸飲料、ビアテイスト飲料等の非重合体カテキン類を含有した非アルコール飲料、ビール、ワイン、清酒、梅酒、発泡酒、ウィスキー、ブランデー、焼酎、ラム、ジン、リキュール類等の非重合体カテキン類を含有したアルコール飲料であってもよい。本発明の効果を十分に享受しやすい点で、例えばビアテイスト飲料のような、エタノール1%未満の酒風味飲料やエタノール0.00%の酒風味飲料であると更に好ましい。
本発明においては、このような構成を採用することにより、非重合体カテキン類の保存安定性が高められ、長期保存したときに色相変化がし難く、ヒネ臭も低減することができる。例えば、本発明の容器詰飲料を55℃で14日間保存した場合、後掲の実施例に記載の「非重合体カテキン類の残存率の算出方法」により求められる非重合体カテキン類の残存率を、好ましくは60%以上、より好ましくは65%以上、更に好ましくは70%以上、より更に好ましくは75%以上とすることができる。
また、例えば、本発明の容器詰飲料を55℃で14日間保存した場合、後掲の実施例に記載の「色相変化の算出方法」により求められる容器詰飲料の色相変化(Δb*)を、好ましくは40以下、より好ましくは35以下、更に好ましくは30以下とすることができる。なお、「b*値」とは、色をL***表色系で表現したときに色相、彩度を表す座標値の一つであって、黄色方向の彩度を示す座標値である。L***表色系には、明度を示すL*と、赤色方向の彩度を示す座標値であるa*もあるが、本発明においては、色相変化したときに最も顕在化しやすいb*について規定するものである。なお、55℃で14日間保存後の容器詰飲料のb*値の範囲としては、好ましくは10〜45、より好ましくは20〜40、更に好ましくは25〜35である。このようなb*値の範囲であると、色調の変化による影響を受けやすいため、本発明の効果が十分に享受される。
本発明の容器詰飲料は、例えば、茶抽出物及び成分(B)、必要により成分(C)を配合し、成分(A)及び成分(B)の各濃度、成分(B)と成分(C)との質量比を調整する工程を含む方法により製造することができる。
茶抽出物としては、例えば、茶葉から茶抽出液のような形態で得られた抽出物が挙げられる。茶葉としては、例えば、Camellia属、例えば、C. sinensis var.sinensis(やぶきた種を含む)、C. sinensis var.assamica及びそれらの雑種から選択される茶葉(Camellia sinensis)が好ましく使用される。茶葉は、その加工方法により、不発酵茶、半発酵茶、発酵茶に分類することができる。不発酵茶としては、例えば、煎茶、番茶、碾茶、釜入り茶、茎茶、棒茶、芽茶等の緑茶が挙げられる。また、半発酵茶としては、例えば、鉄観音、色種、黄金桂、武夷岩茶等の烏龍茶が挙げられる。更に、発酵茶としては、ダージリン、アッサム、スリランカ等の紅茶が挙げられる。これらは単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができるが、中でも、非重合体カテキン類の含有量の点で、緑茶が好ましい。また、抽出方法としては、攪拌抽出、カラム抽出等の公知の方法を採用することができる。
また、茶抽出物として例えばカテキン製剤の形態で市販されるものを使用してもよい。
市販品としては、三井農林社製の「ポリフェノン」、伊藤園社製の「テアフラン」、太陽化学社製の「サンフェノン」等が例示される。
また、茶抽出物として、茶抽出物を精製したものを使用することもできる。
精製方法としては、例えば、下記の(i)〜(iii)のいずれかの方法、あるいは2以上の組み合わせが挙げられる。
(i)茶抽出物を有機溶媒又は有機溶媒水溶液に溶解又は分散して析出物を除去する方法。
(ii)茶抽出物を有機溶媒又は有機溶媒水溶液に溶解又は分散し、活性炭、酸性白土、活性白土及び合成吸着剤から選ばれる1種又は2種以上の吸着剤と接触させる方法。
(iii)茶抽出物を有機溶媒又は有機溶媒水溶液に溶解又は分散し、イオン交換樹脂と接触させる方法。
本発明の容器詰飲料は、茶抽出物として固形分中の非重合体カテキン類の含有量が以下のものを配合することが好ましい。すなわち、茶抽出物の固形分中の非重合体カテキン類の含有量は、10質量%以上が好ましく、20質量%以上がより好ましく、30質量%以上が更に好ましく、また非重合体カテキン類の保存安定性向上の観点から、90質量%以下が好ましく、80質量%以下がより好ましく、75質量%以下が更に好ましい。茶抽出物の固形分中の非重合体カテキン類の範囲としては、好ましくは10〜90質量%、より好ましくは20〜80質量%、更に好ましくは30〜75質量%である。ここで、「固形
分」とは、試料を105℃の電気恒温乾燥機で3時間乾燥して揮発物質を除いた残分をいう。
本発明の容器詰飲料は、ポリエチレンテレフタレートを主成分とする成形容器(いわゆるPETボトル)、金属缶、瓶等の通常の包装容器に充填して提供することができる。
本発明の容器詰飲料は、本発明の効果を十分に享受しやすい点で、加熱殺菌されたものが好ましい。加熱殺菌方法としては、適用されるべき法規(日本にあっては食品衛生法)に定められた条件に適合するものであれば特に限定されるものではない。例えば、レトルト殺菌法、高温短時間殺菌法(HTST法)、超高温殺菌法(UHT法)、充填後殺菌法(パストリゼーション)等を挙げることができる。また、容器詰飲料の容器の種類に応じて加熱殺菌法を適宜選択することも可能であり、例えば、金属缶、瓶のように、飲料を容器に充填後、容器ごと加熱殺菌できる場合にあってはレトルト殺菌や充填後殺菌法(パストリゼーション)を採用することができる。また、PETボトルのようにレトルト殺菌できないものについては、飲料をあらかじめ上記と同等の殺菌条件、例えば85〜140℃で0.3〜10分間加熱殺菌し、無菌環境下で殺菌処理した容器に充填するアセプティック充填や、ホットパック充填等を採用することができる。このような加熱殺菌条件であると、本発明の効果が十分に享受される。より好適な殺菌条件としては、例えば、非重合体カテキン類の保存安定性向上、色相変化抑制の観点から、85〜120℃で0.3〜5分間がより好ましく、88℃〜110℃で0.3〜3分間が更に好ましく、またヒネ臭の観点から、88℃〜110℃で0.4〜2分間が更に好ましい。
上記実施形態に関し、本発明は更に以下の飲料及び方法を開示する。
<1>
次の(A)、(B)及び(C);
(A)非重合体カテキン類 0.01〜0.5質量%、
(B)1−プロパノール、イソプロパノール、1−ブタノール、イソブタノール、アミルアルコール、イソアミルアルコール、1,2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール及びグリセリンから選ばれる1種又は2種以上の脂肪族アルコール 合計0.0001〜0.1質量%、及び
(C)テアニン
を含有し、
成分(B)と成分(C)の質量比[(B)/(C)]が0.05〜80であり、かつ
pHが2〜6.7である、容器詰飲料。
<2>
次の(A)、(B)及び(C);
(A)非重合体カテキン類 0.01〜0.5質量%、
(B)1−プロパノール、イソプロパノール、1−ブタノール、イソブタノール、アミルアルコール、イソアミルアルコール、1,2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール及びグリセリンから選ばれる1種又は2種以上の脂肪族アルコール 合計0.0001〜0.1質量%、及び
(C)テアニン
を含有させ、成分(B)と成分(C)の質量比[(B)/(C)]を0.05〜80に、pHを2〜6.7に、それぞれ調整する、非重合体カテキン類含有容器詰飲料の保存安定性向上方法、色相変化抑制方法又はヒネ臭の低減方法。
<3>
非重合体カテキン類が、好ましくはカテキン、ガロカテキン、カテキンガレート、ガロカテキンガレート、エピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート及びエピガロカテキンガレートから選ばれる1種又は2種以上である、前記<1>記載の容器詰飲料、又は前記<2>記載の非重合体カテキン類含有容器詰飲料の保存安定性向上方法、色相変化抑制方法又はヒネ臭の低減方法(以下、「容器詰飲料」、又は「非重合体カテキン類含有容器詰飲料の保存安定性向上方法、色相変化抑制方法又はヒネ臭の低減方法」を「容器詰飲料等」と称する。)
<4>
容器詰飲料中の成分(A)の含有量が、好ましくは0.02質量%以上、より好ましくは0.03質量%以上、更に好ましくは0.04質量%以上であって、好ましくは0.4質量%以下、より好ましくは0.3質量%以下、更に好ましくは0.2質量%以下である、前記<1>〜<3>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<5>
容器詰飲料中の成分(A)の含有量が、好ましくは0.02〜0.4質量%、より好ましくは0.03〜0.3質量%であり、更に好ましくは0.04〜0.2質量%である、前記<1>〜<4>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<6>
成分(B)が、好ましくは1−プロパノール、イソプロパノール、1−ブタノール、イソブタノール、アミルアルコール、イソアミルアルコール、1,2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール及びグリセリンから選ばれる1種又は2種以上の脂肪族アルコールであり、更に好ましくは1−プロパノール、イソプロパノール、アミルアルコール、イソアミルアルコール、1,2−プロパンジオール及びグリセリンから選ばれる1種又は2種以上の脂肪族アルコールである、前記<1>〜<5>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<7>
容器詰飲料中の成分(B)の含有量が、好ましくは0.0005質量%以上、より好ましくは0.001質量%以上、更に好ましくは0.005質量%以上、より更に好ましくは0.01質量%以上であって、好ましくは0.09質量%以下、より好ましくは0.08質量%以下、更に好ましくは0.07質量%以下である、前記<1>〜<6>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<8>
容器詰飲料中の成分(B)の含有量が、好ましくは0.0005〜0.09質量%、より好ましくは0.001〜0.08質量%、更に好ましくは0.005〜0.08質量%、より更に好ましくは0.01〜0.07質量%である、前記<1>〜<7>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<9>
成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が、好ましくは0.005以上、より好ましくは0.01以上、更に好ましくは0.1以上、より更に好ましくは0.2以上であって、好ましくは2以下、より好ましくは1.7以下、更に好ましくは1.5以下、より更に好ましくは1.2以下、より更に好ましくは0.6以下である、前記<1>〜<8>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<10>
成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が、好ましくは0.005〜2、より好ましくは0.01〜1.7、更に好ましくは0.1〜1.5、より更に好ましくは0.2〜1.2、より更に好ましくは0.2〜0.6である、前記<1>〜<9>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<11>
容器詰飲料中の成分(C)の含有量が、好ましくは0.001質量%以上、より好ましくは0.0015質量%以上、更に好ましくは0.002質量%以上、より更に好ましくは0.003質量%以上であって、好ましくは0.02質量%以下、より好ましくは0.015質量%以下、更に好ましくは0.01質量%以下、より更に好ましくは0.009質量%以下である、前記<1>〜<10>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<12>
容器詰飲料中の成分(C)の含有量が、好ましくは0.001〜0.02質量%、より好ましくは0.0015〜0.015質量%、更に好ましくは0.002〜0.01質量%、より更に好ましくは0.003〜0.009質量%である、前記<1>〜<11>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<13>
成分(B)と成分(C)との質量比[(B)/(C)]が、好ましくは0.1以上、より好ましくは1以上、更に好ましくは3以上、より更に好ましくは6以上、殊更に好ましくは8以上であって、好ましくは60以下、より好ましくは50以下、更に好ましくは40以下、より更に好ましくは35以下、殊更に好ましくは25以下である、前記<1>〜<12>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<14>
成分(B)と成分(C)との質量比[(B)/(C)]が、好ましくは0.1〜60、より好ましくは1〜50、更に好ましくは3〜40、より更に好ましくは6〜35、殊更に好ましくは8〜25である、前記<1>〜<13>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<15>
成分(A)と成分(C)との質量比[(C)/(A)]が、好ましくは0.015以上、より好ましくは0.02以上、更に好ましくは0.025以上であって、好ましくは0.2以下、より好ましくは0.15以下、更に好ましくは0.1以下、更に好ましくは0.07以下、より更に好ましくは0.05以下である、前記<1>〜<14>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<16>
成分(A)と成分(C)との質量比[(C)/(A)]が、好ましくは0.015〜0.2、より好ましくは0.02〜0.15、更に好ましくは0.025〜0.1、より更に好ましくは0.025〜0.07、より更に好ましくは0.025〜0.05である、前記<1>〜<15>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<17>
好ましくは甘味料、pH調整剤、香料、ビタミン、ミネラル、酸化防止剤、各種エステル、色素、乳化剤、保存料、調味料、果汁エキス、野菜エキス、花蜜エキス、及び品質安定剤から選ばれる1種又は2種以上の添加剤を更に含有するものであり、より好ましくは成分(D)として乳化剤を更に含有するものである、前記<1>〜<16>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<18>
pHが、好ましくは2.3以上、より好ましくは2.5以上、更に好ましくは2.6以上、更に好ましくは2.8以上、より更に好ましくは3以上であって、好ましくは6.2以下、より好ましくは6以下、更に好ましくは5.8以下、より更に好ましくは5.5以下、殊更に好ましくは5以下、殊更に好ましくは4以下である、前記<1>〜<17>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<19>
pHが、好ましくは2.3〜6.2、より好ましくは2.5〜6、更に好ましくは2.6〜6、更に好ましくは2.8〜5.8、より更に好ましくは3〜5.5、より更に好ましくは3〜5、殊更に好ましくは3〜4である、前記<1>〜<18>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<20>
好ましくは容器詰茶飲料である、前記<1>〜<19>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<21>
容器詰茶飲料が、好ましくは容器詰緑茶飲料、容器詰烏龍茶飲料、又は容器詰紅茶飲料であり、更に好ましくは容器詰緑茶飲料である、前記<20>記載の容器詰飲料等。
<22>
好ましくは果汁ジュース、野菜ジュース、スポーツ飲料、アイソトニック飲料、エンハンスドウォーター、ボトルドウォーター、ニアウォーター、コーヒー飲料、栄養ドリンク剤、美容ドリンク剤、炭酸飲料、及びビアテイスト飲料から選ばれる非重合体カテキン類含有非アルコール飲料、又はビール、ワイン、清酒、梅酒、発泡酒、ウィスキー、ブランデー、焼酎、ラム、ジン、及びリキュール類から選ばれる非重合体カテキン類含有アルコール飲料である、前記<1>〜<19>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<23>
下記式(1)から算出される当該容器詰飲料の非重合体カテキン類の残存率が、好ましくは60%以上、より好ましくは65%以上、更に好ましくは70%以上、より更に好ましくは75%以上である、前記<1>〜<22>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
非重合体カテキン類の残存率(%)=P/Q×100 (1)
〔式中、Pは55℃で14日間保存後の容器詰飲料中の非重合体カテキン類の含有量であり、Qは製造直後の容器詰飲料中の非重合体カテキン類の含有量である。〕
<24>
下記式(2)から算出される当該容器詰飲料の色相変化(Δb*)が、好ましくは40以下、より好ましくは35以下、更に好ましくは30以下である、前記<1>〜<23>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
Δb*=X−Y (2)
〔式中、Xは55℃で14日間保存後の容器詰飲料のL***表色系におけるb*値であり、Yは製造直後の容器詰飲料のL***表色系におけるb*値であり、b*値は分光光度計により透過法にて測定されたものである。〕
<25>
55℃で14日間保存後の当該容器詰飲料のL***表色系におけるb*値の範囲が、好ましくは10〜45、より好ましくは20〜40、更に好ましくは25〜35であり、b*値は、分光光度計により透過法にて測定されたものである、前記<1>〜<24>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<26>
好ましくは茶抽出物を配合したものである、前記<1>〜<25>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<27>
茶抽出物が、好ましくは不発酵茶抽出物、半発酵茶抽出物、又は発酵茶抽出物であり、更に好ましくは緑茶抽出物である、前記<26>記載の容器詰飲料。
<28>
茶抽出物は、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が、好ましくは10質量%以上、より好ましくは20質量%以上、更に好ましくは30質量%以上であって、好ましくは90質量%以下、より好ましくは80質量%以下、更に好ましくは75質量%以下である、前記<26>又は<27>記載の容器詰飲料等。
<29>
茶抽出物は、固形分中の非重合体カテキン類の含有量が、好ましくは10〜90質量%、より好ましくは20〜80質量%、更に好ましくは30〜75質量%である、前記<26>〜<28>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<30>
容器が、好ましくはポリエチレンテレフタレートを主成分とする成形容器(いわゆるPETボトル)、金属缶、又は瓶である、前記<1>〜<29>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<31>
好ましくは加熱殺菌されたものである、前記<1>〜<30>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<32>
加熱殺菌条件が、好ましくは適用されるべき法規(日本にあっては食品衛生法)に定められた条件に適合するものであり、更に好ましくはレトルト殺菌、高温短時間殺菌(HTST法)、超高温殺菌(UHT)、又は充填後殺菌(パストリゼーション)である、前記<31>記載の容器詰飲料等。
<33>
加熱殺菌条件が、好ましくは85〜140℃で0.3〜10分間、より好ましくは85〜120℃で0.3〜5分間、更に好ましくは88℃〜110℃で0.3〜3分間、殊更に好ましくは88℃〜110℃で0.4〜2分間である、前記<31>記載の容器詰飲料等。
<34>
成分(D)が、好ましくはモノグリセリン脂肪酸エステル、ジグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、有機酸モノグリセリド、レシチン、サポニン及びポリソルベートから選択される1種又は2種以上であり、より好ましくはモノグリセリン脂肪酸エステル、ジグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル及びサポニンから選択される1種又は2種以上であり、更に好ましくはモノグリセリン脂肪酸エステル、ジグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル及びサポニンから選択される1種又は2種以上であり、殊更に好ましくはショ糖脂肪酸エステルである、前記<17>〜<33>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<35>
成分(D)のHLBが、好ましくは3〜20、より好ましくは4〜19、更に好ましくは6〜18である、前記<17>〜<34>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<36>
成分(D)が、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベへニン酸、カプリル酸及びカプリン酸から選択される少なくとも1種の脂肪酸を親油基とするものであり、更に好ましくはステアリン酸を親油基とするものである、前記<17>〜<35>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<37>
成分(D)の含有量が、好ましくは0.000001質量%以上、より好ましくは0.000005質量%以上、更に好ましくは0.00001質量%以上であって、好ましくは0.003質量%以下、より好ましくは0.002質量%以下、更に好ましくは0.015質量%以下である、前記<17>〜<36>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<38>
成分(D)の含有量が、好ましくは0.000001〜0.003質量%であり、より好ましくは0.000005〜0.002質量%であり、更に好ましくは0.00001〜0.015質量%である、前記<17>〜<37>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<39>
成分(A)と成分(D)との質量比[(D)/(A)]が、好ましくは0.0001以上、より好ましくは0.0005以上、更に好ましくは0.001以上であって、好ましくは0.1以下、より好ましくは0.05以下、更に好ましくは0.01以下である、前記<17>〜<38>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<40>
成分(A)と成分(D)との質量比[(D)/(A)]が、好ましくは0.0001〜0.1であり、より好ましくは0.0005〜0.05であり、更に好ましくは0.001〜0.01である、前記<17>〜<39>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<41>
成分(B)と成分(D)との質量比[(D)/(B)]が、好ましくは0.0005以上、より好ましくは0.001以上、更に好ましくは0.005以上であって、好ましくは0.5以下、より好ましくは0.1以下、更に好ましくは0.05以下である、前記<17>〜<40>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<42>
成分(B)と成分(D)との質量比[(D)/(B)]が、好ましくは0.0005〜0.5であり、より好ましくは0.001〜0.1であり、更に好ましくは0.005〜0.05である、前記<17>〜<41>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<43>
成分(C)と成分(D)との質量比[(D)/(C)]が、好ましくは0.005以上、より好ましくは0.01以上、更に好ましくは0.05以上であって、好ましくは5以下、より好ましくは1以下、更に好ましくは0.5以下である、前記<17>〜<42>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
<44>
成分(C)と成分(D)との質量比[(D)/(C)]が、好ましくは0.005〜5、より好ましくは0.01〜1であり、更に好ましくは0.05〜0.5である、前記<17>〜<43>のいずれか一に記載の容器詰飲料等。
1.非重合体カテキン類の分析
試料溶液をフィルター(0.45μm)で濾過し、高速液体クロマトグラフ(型式SCL−10AVP、島津製作所製)を用い、オクタデシル基導入液体クロマトグラフ用パックドカラムL−カラムTM ODS(4.6mmφ×250mm:財団法人 化学物質評価研究機構製)を装着し、カラム温度40℃にてグラジエント法で分析した。非重合体カテキン類の標準品として、栗田工業製のものを使用し、検量線法で定量した。移動相A液は酢酸を0.1mol/L含有する蒸留水溶液、B液は酢酸を0.1mol/L含有するアセトニトリル溶液とし、試料注入量は20μL、UV検出器波長は280nmの条件で
行った。なお、グラジエントの条件は、以下のとおりである。
時間(分) A液濃度(体積%) B液濃度(体積%)
0 97% 3%
5 97% 3%
37 80% 20%
43 80% 20%
43.5 0% 100%
48.5 0% 100%
49 97% 3%
60 97% 3%
2.テアニンの分析
試料溶液をフィルター(0.45μm)で濾過し、次いで蒸留水で希釈した試料を、キャピラリー電気泳動装置(CAPI−3300、大塚電子製)に未修飾のフェーズドシリカキャピラリー管(内径75μm、長さ80cm,有効長75cm)を装着して測定した。泳動液は、50mMホウ酸、10mMリン酸水素ニナトリウム、及び50mMドデシル硫酸ナトリウムを含む、10v/v%メタノール水溶液(pH8.2)とした。試料導入方法は、落差法(Δh=25mm,90sec)を選択し、泳動条件は、定電圧法(25kV)を用い、検出波長は、200nmで間接吸光度法を用いた。
3.脂肪族アルコールの分析
(1)1−プロパノール、イソアミルアルコールの分析
1−プロパノール、イソアミルアルコールの分析は、次に示すガスクロマトグラフ法にしたがって行う。分析機器は、GC−2014(島津製作所社製)を使用する。分析機器の装置構成は次の通りである。
・検出器 :FID
・カラム :DB−WAX、φ0.25mm×60m、膜厚0.25μm(J&W Scientific社製)
分析条件は次の通りである。
・温度 :試料注入口及び検出機250℃、カラム50℃
・ガス圧力:ヘリウム(キャリアガス)398.6kPa、水素 60kPa、空気 50kPa
・注入量 :2μL
・注入方法:スプリット(1:20)
以下の手順にて分析用試料を調製する。
検体5gを量りとり、これにテトラヒドロフランを加えて25mLに定容する。その溶液をディスクろ過し、試料溶液とする。調製した試料溶液をガスクロマトグラフ分析に供する。
(2)1,2−プロパンジオールの分析
1,2−プロパンジオールの分析は、次に示すガスクロマトグラフ法にしたがって行う。分析機器は、GC−17A(島津製作所社製)を使用する。分析機器の装置構成は次の通りである。
・検出器 :FID
・カラム :DB−WAX、φ0.25mm×30m、膜厚0.25μm(J&W Scientific社製)
分析条件は次の通りである。
・温度 :試料注入口及び検出機250℃
・ガス圧力:ヘリウム(キャリアガス)150kPa
・注入量 :1μL
・注入方法:スプリットレス
以下の手順にて分析用試料を調製する。
検体5gを量りとり、これにテトラヒドロフランを加えて25mLに定容する。その溶液をディスクろ過し、試料溶液とする。調製した試料溶液をガスクロマトグラフ分析に供する。
(3)グリセリンの分析
グリセリンの分析は、次に示すガスクロマトグラフ法にしたがって行う。分析機器は、GC−14A(島津製作所社製)を使用する。分析機器の装置構成は次の通りである。
・検出器 :FID
・カラム :Chromosorb 101、ガラス管φ3mm×1m
分析条件は次の通りである。
・温度 :試料注入口及び検出機250℃、カラム190℃
・ガス流量:窒素50mL/min
・ガス圧力:水素 0.6kg/cm2、空気 0.5kg/cm2
・注入量 :2μL
以下の手順にて分析用試料を調製する。
検体5gを量りとり、これに内標準(トリメチレングリコール)20mgとメタノールを加えて10mLに定容する。それを試料溶液として、ガスクロマトグラフ分析に供する。
4.非重合体カテキン類の残存率の算出方法
製造直後の容器詰飲料中の非重合体カテキン類の含有量、及び55℃で14日間保存後の容器詰飲料中の非重合体カテキン類の含有量から、下記式により非重合体カテキン類の残存率を求めた。
非重合体カテキン類の残存率(%)=(保存後の容器詰飲料中の非重合体カテキン類の含有量/製造直後の容器詰飲料中の非重合体カテキン類の含有量)×100
5.色相変化の算出方法
分光光度計(形式Color Meter ZE-2000、日本電色工業社製)を使用し、試料を光路長10mmの石英セルに入れてL***表色系のb*値を測定した。製造直後の容器詰飲料のb*値、及び55℃で14日間保存後の容器詰飲料のb*値から、保存前後の容器詰飲料の色相変化(Δb*)を下記式により求めた。なお、b*値の測定は、透過法にて行った。尚、測色色差計の受光条件はJIS Z 8722に従った。
Δb*=(保存後の容器詰飲料のb*値)−(製造直後の容器詰飲料のb*値)
6.官能評価
各容器詰飲料の「ヒネ臭」について、専門パネル3名が下記の基準にて評価し、その後協議により評点を決定した。
ヒネ臭の評価
実施例12の容器詰飲料のヒネ臭を評点5とし、比較例3容器詰飲料のヒネ臭を評点1として、下記の5段階で評価を行った。具体的な評価基準は以下のとおりである。
ヒネ臭の評価基準
5:ヒネ臭がない
4:ヒネ臭がほとんどない
3:ヒネ臭がややある
2:ヒネ臭がある
1:ヒネ臭が強い
調製例1
精製緑茶抽出物I
ポリフェノンG(三井農林社製)200gを、25℃にて250r/min攪拌条件下の95質量%エタノール水溶液800g中に分散させ、酸性白土(ミズカエース#600、水澤化学社製)100gを投入後、約10分間攪拌を続けた。次に、2号ろ紙で濾過した後、濾液に活性炭16gを添加し、再び2号ろ紙で濾過した。次に0.2μmメンブランフィルターで再濾過した。次に、40℃、減圧下にて濾液からエタノールを留去し、イオン交換水で非重合体カテキン類濃度を15質量%に調整して、精製緑茶抽出物Iを得た。得られた精製緑茶抽出物Iは、非重合体カテキン類の含有量が15質量%、テアニンの含有量が0.5質量%であった。
調製例2
緑茶抽出液
緑茶葉(二番煎茶:焙じ茶=95:5)30gを80℃のイオン交換水1000gで6分間、攪拌抽出し、その後金網により濾過して、茶殻を取り除いた。次に、この抽出液を2号濾紙で吸引濾過して、緑茶抽出液を得た。得られた緑茶抽出液は、非重合体カテキン類の含有量が0.3質量%、テアニンの含有量が0.003質量%であった。緑茶抽出液中の固形分濃度は1.2質量%であり、また固形分中の非重合体カテキン類の含有量は25質量%であった。
実施例1〜16、18及び比較例1〜2
表1に記載の各成分を配合して飲料を製造し、108℃で0.5分間の加熱殺菌処理を行った後、PETボトルに充填し容器詰茶飲料を得た。得られた各容器詰茶飲料について分析及び官能評価を行った。その結果を表1に併せて示す。
Figure 2016026488
実施例17、比較例3〜4並びに参考例1
表2に記載の各成分を配合して飲料を製造したこと以外は、実施例1と同様の操作により容器詰茶飲料を得た。得られた各容器詰茶飲料について分析及び官能評価を行った。その結果を表2に併せて示す。
Figure 2016026488
表1、2から、高濃度の非重合体カテキン類に、特定の脂肪族アルコールを一定量含有させた上で、その脂肪族アルコールとテアニンとの量比を一定に制御することにより、非重合体カテキン類の保存安定性に優れ、長期保存したときに色相変化がし難く、かつヒネ臭の低減された容器詰飲料が得られることがわかる。なお、参考例1から、高濃度の非重合体カテキン類に、特定の脂肪族アルコールに代えてエタノールを一定量含有させ長期保存しても、ヒネ臭はほとんど生じないことがわかる。

Claims (8)

  1. 次の(A)、(B)及び(C);
    (A)非重合体カテキン類 0.01〜0.5質量%、
    (B)1−プロパノール、イソプロパノール、1−ブタノール、イソブタノール、アミルアルコール、イソアミルアルコール、1,2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール及びグリセリンから選ばれる1種又は2種以上の脂肪族アルコール 合計0.0001〜0.1質量%、及び
    (C)テアニン
    を含有し、
    成分(B)と成分(C)の質量比[(B)/(C)]が0.05〜80であり、かつ
    pHが2〜6.7である、容器詰飲料。
  2. 55℃で14日間保存後の容器詰飲料のL***表色系におけるb*値の範囲が10〜45である、請求項1に記載の容器詰飲料。
  3. 加熱殺菌されたものである、請求項1又は2に記載の容器詰飲料。
  4. 加熱殺菌条件が85〜140℃で0.3〜10分である、請求項3に記載の容器詰飲料。
  5. 成分(C)の含有量が0.001〜0.02質量%である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器詰飲料。
  6. 成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が0.005〜2である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の容器詰飲料。
  7. 成分(A)と成分(C)との質量比[(C)/(A)]が0.015〜0.2である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の容器詰飲料。
  8. ビアテイスト飲料である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の容器詰飲料。
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