JP2016023410A - 構台 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に示すものは一例であり、左右及び前後方向に間隔を開けて多数の支柱が立設されており、その隣り合う支柱間を横架材が繋いでいる。横架材は上下方向に間隔を開けて複数配置されており、隣り合う支柱と横架材とで四角形の枠組みが形成されている。この四角形の枠組みの対角部間に筋交いが掛け渡される。このように、支柱、横架材、筋交いを組み合わせて骨組み構造体が構築されており、最上面となる部分には床面材が敷設されている。
しかしながら、フラットバーをアーク溶接するのに、一個所当たり数分程度は掛かる。
さらに、鉄板撤去作業は溶接したフラットバーを持ち運び易いように分断するが、グラインダー切断作業は時間が掛り、アセチレンガス溶断などで切断すると、鉄板の下の床板材を焼いてしまい、再利用できなくなる。
加えて、敷鉄板はリース材な為、溶接箇所をグラインダーなどで研磨し修正して返却するので、その手間も掛かる。
また、撤去もボルトを外すだけなので、鉄板や床板材等を傷付けずに済む。
従って、設置と撤去の作業の時間の短縮化を図れると共に、火器を持ち込まずに済む。
このシステム構台1は、図1に示すように、仮設の傾斜道路を構成しており、路面が斜面(S)と水平面(H)になっている。
符号2は骨組み構造体を示し、この骨組み構造体2では、ベース部3上に丸パイプから成る支柱4が立設されている。支柱4は複数所定の間隔をあけて立設されている。支柱4どうしの間には水平方向に同様に丸パイプからなる横架材5が繋がれ、さらに、斜め方向に鉄筋製のブレース6が配設されている。骨組み構造体2は組付け式、すなわちシステム式になっており、これらの部材は金具を利用して連結されている。
これらの二列に設置された梁7、7上には、同様に角型鋼から成る桁9が複数所定の間隔をあけて載せられて設置されている。桁9は梁7に対して直交しており、梁7に対して溶接により連結固定されている。
床版は、二層構造をなしており、下側床版は木製の長方形板材10を多数並べて敷いたものであり、桁9、9の上に載せられている。
この下側床版の上に、上側床版が配設されている。この上側床版が敷鉄板11となっている。
各切板12は連結金具15を利用して複数の箇所で互いに連結固定されている。
連結プレート17を、この縁部14、14に跨るように重ね合わせて位置調整し、一方の切板12側のねじ孔16に丸穴18を連通させ、他方の切板12側のねじ孔16に長穴19を連通させる。そして、上側からボルト20を挿通させて締結することで連結固定している。
長穴19があるので、連結プレート17に対してボルト20の挿通位置を多少動かすことができるので、隣り合った並んだ切板12どうしに多少の隙間が有っても、対応できるようになっている。
上記した連結は、図2に示すように、切板12の縁部13、14寄りの複数の箇所でなされて一体となって、敷鉄板11が構成されている。
図4で符号21は切板−梁間の連結金具を示し、この連結金具21は複数の部材で構成されている。
切板側取付け部材22は、切板12側に取り付けるものであり、長方形の部材を二つ折りしてL字状に成形されている。折り曲げ部の両側にある二つの折り曲げ片23、23はいずれも略正方形を成しており、一方の折り曲げ片23にはボルト挿通穴として長円形の長穴24が形成されており、この長穴24は折り曲げ部と短辺の縁部の間で長くなっている。他方の折り曲げ片23には板部が外方に向かって立設された状態で溶接されている。この板部は短辺の縁部と直交する方向に立設されており、丸穴があけられて、フック穴部25が構成されている。
符号31は掛け部材を示し、この掛け部材31にはフック32が備えられている。このフック32の基端側は細長い棒状になっており、その部分はねじ軸33になっている。
ねじ軸33を中継部材29のねじ孔30に対して螺進または螺退させることで、掛け部材31〜中継部材29〜掛け部材31の全長は調整可能となっている。
梁側取付け部材26を、コの字状を利用して梁7に下側から抱き込ませるように重ねて、フック穴部28を側方に突出した状態とする。
また、切板側取付け部材22を、その角部に敷鉄板11(切板12)の角部が当たるように重ねて、フック穴部25が同様に側方に突出した状態とする。折り曲げ片23は下側床版10の縁部にも被さっている。
掛け部材31〜中継部材29〜掛け部材31の全長を調整することで、切板側取付け部材22は浮かせずに取り付けられる。
また、掛け部材31〜中継部材29〜掛け部材31は切板12と梁7との間で斜めに架けられており、斜面(S)では、切板側取付け部材22側が下方になっている。
この締結により、敷鉄板11が梁7側、即ち骨組み構造体2側に連結固定されている。
ボルト挿通穴が長穴24になっているので、上記した切板12どうしの連結の場合と同様に、切板側取付け部材22に対してボルト20の挿通位置を多少動かすことができるので、縁部13よりも下側床板10の縁部が多少張り出していたりしても、対応できるようになっている。
例えば、上記の実施の形態では仮設道路を示したが、本発明はこれに限定されず、敷鉄板を利用するものであれば、どのような用途の構台にも適用できるのは勿論である。
3…ベース部 4…支柱
5…横架材 6…ブレース
7…梁 8…連結片
9…桁 10…下側床版
11…敷鉄板 12…切板
13…縁部 14…縁部
15…連結金具 16…ねじ孔
17…連結プレート 18…丸穴
19…長穴 20…ボルト
21…連結金具 22…切板側取付け部材
23…折り曲げ片 24…長穴
25…フック穴部 26…梁側取付け部材
27…折り曲げ片 28…フック穴部
29…中継部材 30…ねじ孔
31…掛け部材 32…フック
33…ねじ軸 34…座金
H…水平面 S…斜面
M…車両
Claims (4)
- 骨組み構造体の上に複数の切板を並べて敷いて敷鉄板を床面とした構台において、
前記切板の縁部寄りにねじ孔を設けると共に、
ボルト挿通穴を設けた連結プレートと、
略L字状に形成し、ボルト挿通穴を設けた切板側取付け部材と、略コの字状に形成した骨組み構造体側取付け部材と、前記部材どうしを連結する連結手段とを備えた金具とを有し、
隣り合う切板どうしを、前記連結プレートを重ねてそのボルト挿通穴と前記ねじ孔を利用してボルト締結すると共に、
前記骨組み構造体と前記切板のそれぞれの外側に露出した縁部に前記取付け部材を取付けて、前記切板側取付け部材のボルト挿通穴と前記ねじ孔を利用してボルト締結することで、
骨組み構造体上に敷鉄板が溶接によらない組付け式で敷かれていることを特徴とする構台。 - 請求項1に記載した構台において、
連結手段は、切板側取付け部材と骨組み構造体側取付け部材との間で長さを調整可能に構成されていることを特徴とする構台。 - 請求項2に記載した講台において、
連結手段は、
それぞれの部材に設けられたフック穴部と、
フックの基端部にねじ軸を設けた掛け部材と、対向する一対のねじ孔を有し、前記掛け部材のねじ軸との螺合により一対の掛け部材が固定された中継部材とで構成された連結金具とを備え、
前記フックを切板側取付け部材と骨組み構造体側取付け部材のそれぞれのフック穴部に掛けることで連結させることを特徴とする構台。 - 請求項1から3のいずれかに記載した構台において、
連結プレートと切板側取付け部材にそれぞれ設けたボルト挿通穴には長穴が含まれており、その長穴によりボルトの挿通位置の調整が可能になっていることを特徴とする構台。
Priority Applications (1)
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2014
- 2014-07-16 JP JP2014145808A patent/JP5888796B2/ja active Active
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