JP2016018479A - 現金処理装置および現金処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】棒金を考慮した現金の出金に関するオペレータの手間を軽減する。
【解決手段】硬貨または紙幣の少なくともいずれかを含むバラ現金を収納する現金収納部と、前記硬貨の束である棒金を収納する棒金収納部と、出金金額の入力操作および金種ごとの棒金数の確認操作を検出する操作部と、前記出金金額から、前記金種ごとの棒金数に相当する棒金出金金額を減算することにより、前記現金収納部からの前記バラ現金の出金金額を算出する制御部と、を備える、現金処理装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、現金処理装置および現金処理方法に関する。
近年、小売店やスーパーマーケットなどの流通施設および商業施設において、売上金を入金し、釣銭準備金を出金する現金処理装置が設置されている。現金処理装置の一例として、特許文献1に開示されているように、同一金種の所定枚数の硬貨を棒状に包装して得られる棒金の収納機能を備える現金処理装置も知られている。
特開2009−294711号公報
上記の現金処理装置では、オペレータが、金種ごとの棒金出金数に基づいて棒金の出金金額を計算し、棒金の出金金額を釣銭準備金の必要金額から差し引くことによりバラ硬貨またはバラ紙幣(バラ現金)の出金金額を算出することが行われていた。しかし、バラ現金の出金のために、棒金の出金金額を計算すること、および棒金の出金金額を釣銭準備金の必要金額から差し引くことは、オペレータにとって煩雑であった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、棒金を考慮した現金の出金に関するオペレータの手間を軽減することが可能な、新規かつ改良された現金処理装置および現金処理方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、硬貨または紙幣の少なくともいずれかを含むバラ現金を収納する現金収納部と、前記硬貨の束である棒金を収納する棒金収納部と、出金金額の入力操作および金種ごとの棒金数の確認操作を検出する操作部と、前記出金金額から、前記金種ごとの棒金数に相当する棒金出金金額を減算することにより、前記現金収納部からの前記バラ現金の出金金額を算出する制御部と、を備える、現金処理装置が提供される。
前記現金処理装置は、表示部を備え、前記操作部は、前記金種ごとの棒金数の入力操作をさらに検出し、前記制御部は、前記入力操作の示す前記金種ごとの棒金数を前記表示部に表示させてもよい。
前記現金処理装置は、表示部と、前記棒金収納部における前記棒金の有無を検出するセンサをさらに備え、前記制御部は、前記センサからの出力の変化に基づいて前記棒金収納部から抜き取られたと判定された金種ごとの棒金数を前記表示部に表示させてもよい。
前記制御部は、前記現金処理装置のオペレータの認証処理を制御し、前記認証処理後に前記棒金収納部から抜き取られたと判定された金種ごとの棒金数を前記表示部に表示させてもよい。
前記制御部は、前記表示部に表示された前記金種ごとの棒金数の訂正操作に応じて、前記表示部に表示させる前記金種ごとの棒金数を変化させてもよい。
前記制御部は、金種ごとの前記バラ現金の出金枚数を、前記バラ現金の合計金額が前記バラ現金の出金金額に相当するように決定してもよい。
前記制御部は、前記金種ごとの棒金数の棒金、および前記バラ現金の出金処理を制御してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、出金金額の確認操作および金種ごとの棒金数の確認操作を検出することと、前記出金金額から、前記金種ごとの棒金数に相当する棒金出金金額を減算することにより、硬貨または紙幣の少なくともいずれかを含むバラ現金の出金金額を算出することと、を含む、現金処理方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、棒金を考慮した現金の出金に関するオペレータの手間を軽減することが可能である。
本発明の第1の実施形態による現金処理装置の構成を示す説明図である。 操作表示部に表示されるメニュー画面の具体例を示す説明図である。 出金金額入力画面の具体例を示した説明図である。 棒金数入力画面の具体例を示した説明図である。 第1の実施形態による現金処理装置により行われる釣銭出金の流れを示したフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による現金処理装置の構成を示す説明図である。 棒金収納ドロアの構成を示した説明図である。 本実施形態による現金処理装置により行われる釣銭出金の流れを示したフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
<0.導入>
本発明の実施形態は、小売店やスーパーマーケットなどの流通施設および商業施設に設置される現金処理装置に適用される。本実施形態による現金処理装置は、例えば、レジで用いられる釣銭準備金として紙幣、硬貨、および硬貨を棒状に包装して得られる硬貨の束である棒金を出金する釣銭出金、およびレジから回収された紙幣および硬貨を入金する売上入金などの処理を実行可能である。以下、このような本発明の実施形態による現金処理装置の構成および動作について順次詳細に説明する。なお、以下では、束にされていないバラ状態の紙幣をバラ紙幣、包装されていないバラ状態の硬貨をバラ硬貨と称し、バラ紙幣およびバラ硬貨をバラ現金と総称する場合がある。
<1.第1の実施形態>
(1−1.現金処理装置の構成)
図1は、本発明の第1の実施形態による現金処理装置1の構成を示す説明図である。図1に示したように、本実施形態による現金処理装置1は、紙幣投入口101と、紙幣一時保留部103と、紙幣鑑別部105と、万券カセット107と、五千券カセット109と、千券カセット111と、回収カセット113と、リジェクト部115と、硬貨投入口117と、硬貨鑑別部119と、硬貨一時保留部121と、硬貨返却部123と、出金ホッパ125と、硬貨回収庫127と、硬貨出金箱129と、カードリーダ部131と、操作表示部133と、棒金支払部140と、制御部150と、を備える。
紙幣投入口101は、現金処理装置1に入金される紙幣が投入される投入口である。また、紙幣投入口101は、紙幣の出金口でもあり、紙幣投入口101から売上入金の取り消しにより返却される紙幣、出金される紙幣、および紙幣鑑別部105により正常ではないとしてリジェクトされた紙幣が出金される。
紙幣一時保留部103には、入金計数時および売上金作成時に、一時的に紙幣が集積される。また、紙幣鑑別部105は、投入された紙幣が正常な紙幣であるか否かを各種センサによって鑑別する。
万券カセット107、五千券カセット109、および千券カセット111は、それぞれ万券、五千券、および千券の紙幣を収納する現金収納部である。具体的には、万券カセット107、五千券カセット109、および千券カセット111(各紙幣カセット)には、バラ状態の各種紙幣が釣銭準備金として収納される。また、各紙幣カセットには、売上として入金され、紙幣鑑別部105で正常と鑑別された各種紙幣が収納される。さらに、釣銭出金時には、各紙幣カセットから各種紙幣が出金される。
回収カセット113は、売上回収のためのカセットである。具体的には、回収カセット113には、精算集計時に、各紙幣カセットから移動された紙幣が売上金として収納される。
リジェクト部115には、紙幣鑑別部105によって正常な紙幣ではないと鑑別された紙幣、すなわちリジェクトされた紙幣が集積される。具体的には、リジェクト部115には、売上入金時に紙幣一時保留部103から各紙幣カセットに紙幣を搬送する過程で紙幣鑑別部105によってリジェクトされた紙幣、各紙幣カセットから釣銭出金を行う過程で紙幣鑑別部105によってリジェクトされた紙幣、精算集計時に各紙幣カセットから回収カセット113に紙幣を搬送する過程で紙幣鑑別部105によってリジェクトされた紙幣などが集積される。
硬貨投入口117は、硬貨が投入される開口である。また、硬貨鑑別部119は、投入された硬貨が正常な硬貨であるか否かを各種センサによって鑑別する。さらに、硬貨一時保留部121には、入金計数時および精算集計時に、一時的に硬貨が集積される。
硬貨返却部123は、硬貨の返却口であり、計数が行われた硬貨、売上入金の取り消しがなされた硬貨が返却される。また、出金ホッパ125(現金収納部)には、売上入金によって投入された各種硬貨が収納されており、釣銭出金時には出金ホッパ125から各種硬貨が出金される。
硬貨回収庫127は、売上回収のためのカセットである。具体的には、硬貨回収庫127には、精算集計時に出金ホッパ125から移動された硬貨が売上金として収納される。また、硬貨出金箱129は、釣銭出金時に硬貨を出金するための硬貨出金口である。
カードリーダ部131は、レジカードやIDカード等に書き込まれた情報を読み取る。レジカードやIDカード等に書き込まれる情報として、例えば、カードを利用するオペレータを識別するための情報、および許可されている取引の種類を示す情報が挙げられる。このカードリーダ部131から読取られる情報が事前に登録されている情報と一致する場合、現金処理装置1の利用が制御部150により許可される。なお、現金処理装置1は、カードリーダ部131に加えて、あるいはカードリーダ部131に代えて、指紋認識を行う指紋認識部、または暗証番号の入力を受け付ける暗証番号入力部を有してもよい。
操作表示部133は、オペレータ操作を検出する操作部としての機能、および各種画面を表示する表示部としての機能を包含する。表示部としての機能は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現される。また、操作部としての機能は例えばタッチパネルにより実現される。なお、表示部および操作部の機能は分離して構成されてもよい。
棒金支払部140は、釣銭出金において棒金を出金するための構成であり、具体的には、棒金出金口142、棒金トレイ143および棒金ホッパ145を有する。棒金トレイ143は、棒金を収納する棒金収納部である。棒金ホッパ145は、棒金トレイ143から繰り出された棒金を受け入れ、制御部150からの制御に基づいて棒金出金口142まで移動する棒金搬送部である。オペレータは、棒金出金口142まで移動した棒金ホッパ145から棒金を取り出すことができる。
制御部150は、演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)、CPUが使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶するROM(Read Only Memory)、CPUの実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)、データ等を記憶するHDD(Hard Disk Drive)装置などのデータ格納用記憶装置等で構成される。
この制御部150は、現金処理装置1の動作全般を制御する。例えば、本実施形態による制御部150は、レジカードやIDカードによる認証が終了すると、オペレータが所望の処理を選択するためのメニュー画面を操作表示部133に表示させ、メニュー画面においてオペレータにより選択された処理を制御する。以下、図2を参照してメニュー画面の具体例を説明した上で、制御部150の制御により実現される各処理の概要を説明する。
(1−2.現金処理装置が行う各種処理)
図2は、操作表示部133に表示されるメニュー画面40の具体例を示す説明図である。図2に示したように、メニュー画面40は、「01:釣銭出金」ボタン、「02:売上入金」ボタン、「03:計数」ボタン、「04:補充」ボタン、「05:精算集計」ボタン、「06:売上回収」ボタン、および「07:精査」ボタンなど、現金処理装置1が実行可能な処理と関連付けられた選択ボタンを含む。オペレータは、このメニュー画面40からの選択ボタンの選択により、所望の処理を現金処理装置1に実行させることが可能である。上記の処理のうち、特に釣銭出金が本実施形態に関連するので、以下では、釣銭出金以外の処理の概要を説明し、その後、釣銭出金について詳細に説明する。
−売上入金
売上入金は、レジから回収された紙幣および硬貨を紙幣カセットおよび出金ホッパ125に収納するための処理である。例えば、メニュー画面40においてオペレータにより「02:売上入金」ボタンが選択されると、制御部150は、紙幣投入口101および硬貨投入口117のシャッタを開放し、紙幣および硬貨の投入を誘導する入金誘導画面を操作表示部133に表示させる。その後、制御部150は、紙幣投入口101および硬貨投入口117から投入された紙幣および硬貨を計数する。ここで、紙幣鑑別部105により正常と判断された紙幣は紙幣一時保留部103に集積され、硬貨鑑別部119により正常と判断された硬貨は硬貨一時保留部121に集積される。また、紙幣鑑別部105によりリジェクトされた紙幣は紙幣投入口101から返却され、硬貨鑑別部119によりリジェクトされた硬貨は硬貨返却部123から返却される。
さらに、制御部150は、計数により得られた入金合計金額を操作表示部133に表示させる。そして、オペレータにより入金合計金額の確認操作が行われると、紙幣一時保留部103から紙幣カセットに紙幣が搬送され、紙幣カセットが当該紙幣を収納する。同様に、硬貨一時保留部121から出金ホッパ125に硬貨が搬送され、出金ホッパ125が当該硬貨を収納する。なお、紙幣および硬貨の収納時点で売上(入金合計が出金合計を上回る金額)が発生している場合、高額な紙幣が優先的に回収カセット113に収納される。
−計数
計数は、投入された紙幣および硬貨の計数を行った後、紙幣および硬貨を返却する処理である。例えば、メニュー画面40においてオペレータにより「03:計数」ボタンが選択されると、制御部150は、紙幣投入口101および硬貨投入口117のシャッタを開放し、紙幣および硬貨の投入を誘導する入金誘導画面を操作表示部133に表示させる。その後、制御部150は、紙幣投入口101および硬貨投入口117から投入された紙幣および硬貨を計数する。ここで、紙幣鑑別部105により正常と判断された紙幣は紙幣一時保留部103に集積され、硬貨鑑別部119により正常と判断された硬貨は硬貨一時保留部121に集積される。また、紙幣鑑別部105によりリジェクトされた紙幣は紙幣投入口101から返却され、硬貨鑑別部119によりリジェクトされた硬貨は硬貨返却部123から返却される。
さらに、制御部150は、計数により得られた入金合計金額を操作表示部133に表示させる。そして、オペレータにより入金合計金額の確認操作が行われると、紙幣一時保留部103の紙幣が紙幣投入口101から返却され、硬貨一時保留部121の硬貨が硬貨返却部123から返却される。
−補充
補充は、釣銭用の紙幣および硬貨を紙幣カセットおよび出金ホッパ125に補充するための処理である。例えば、メニュー画面40においてオペレータにより「04:補充」ボタンが選択されると、制御部150は、紙幣投入口101および硬貨投入口117のシャッタを開放し、紙幣および硬貨の投入を誘導する入金誘導画面を操作表示部133に表示させる。そして、紙幣投入口101および硬貨投入口117に紙幣および硬貨が投入されると、制御部150は、投入された紙幣および硬貨を紙幣カセットおよび出金ホッパ125に収納するための制御を行う。
−精算集計
精算集計は、それまでの出金および入金取引を集計し、売上額(入金合計―出金合計)を算出する処理である。例えば、メニュー画面40においてオペレータにより「05:精算集計」ボタンが選択されると、制御部150は、売上額と既に回収カセット113に収納した紙幣額との差分を売上移動金額として算出する。そして、制御部150は、高額券の紙幣を優先して紙幣カセットから回収カセット113に移動させ、出金ホッパ125から硬貨を硬貨回収庫127に移動させ、売上金を作成するための制御を行う。
−売上回収
売上回収は、オペレータによる売上金の回収を可能とするための処理である。例えば、メニュー画面40においてオペレータにより「06:売上回収」ボタンが選択されると、制御部150は、現金処理装置1の扉を解錠し、回収カセット113の脱着誘導を操作表示部133に表示させる。回収カセット113が脱着され、売上金がオペレータにより回収され、空の回収カセット113がセットされると、処理が完了する。オペレータは、回収した売上金を例えば金融機関などに入金する。
−精査
精査は、現金処理装置1内の有高を確認するための処理である。例えば、メニュー画面40においてオペレータにより「07:精査」ボタンが選択されると、制御部150は、現金処理装置1の扉を解錠し、紙幣カセットからの紙幣の取り出し、および出金ホッパ125からの硬貨の取り出しを誘導する画面を操作表示部133に表示させる。その後、オペレータにより紙幣および硬貨の取り出しが行われ、現金処理装置1の扉が閉められると、制御部150は、紙幣および硬貨の投入を誘導する画面を操作表示部133に表示させる。
その後、制御部150は、紙幣投入口101および硬貨投入口117から投入された紙幣および硬貨を計数する。ここで、紙幣鑑別部105により正常と判断された紙幣は紙幣一時保留部103に集積され、硬貨鑑別部119により正常と判断された硬貨は硬貨一時保留部121に集積される。また、紙幣鑑別部105によりリジェクトされた紙幣は紙幣投入口101から返却され、硬貨鑑別部119によりリジェクトされた硬貨は硬貨返却部123から返却される。
さらに、制御部150は、計数により得られた合計金額を操作表示部133に表示させる。そして、オペレータにより合計金額の確認操作が行われると、紙幣一時保留部103から紙幣カセットに紙幣が搬送され、紙幣カセットが当該紙幣を収納する。同様に、硬貨一時保留部121から出金ホッパ125に硬貨が搬送され、出金ホッパ125が当該硬貨を収納する。
−補足
なお、現金処理装置1は、オフラインで運用されてもよいし、店舗会計システムなどの上位サーバと連携してオンラインで運用されてもよい。現金処理装置1は、オンラインで運用される場合、LANなどで接続される上位サーバに対して各処理の結果を電文として送信する。
また、現金処理装置1は多くの処理に対応しているので、全ての処理に対応する選択ボタンを1または2以上のメニュー画面40に配置すると、オペレータが所望の処理に対応する選択ボタンを探すのに手間がかかる。そこで、制御部150は、カードリーダ部131により読み取られた情報から特定されるオペレータの権限に応じて、メニュー画面40の構成を変化させてもよい。例えば、メニュー画面40が複数画面で構成される場合、制御部150は、オペレータによる選択頻度が高い処理の選択ボタンを複数画面のうちで最初に表示される画面に配置してもよい。または、オペレータが一部の処理を行う権限しか有さない場合、制御部150は、オペレータが行う権限を有する処理に対応する選択ボタンを拡大表示してもよい。かかる構成により、メニュー画面40の視認性および操作性を改善することが可能である。
また、現金処理装置1が電源OFFである間に現金処理装置1の扉が開けられた場合、現金処理装置1は、不正な操作があったことをポップアップ画面やブザーで警告してもよい。かかる構成により、現金処理装置1のセキュリティが向上する。
(1−3.釣銭出金処理)
釣銭出金は、各紙幣カセットおよび出金ホッパ125から釣銭準備金を出金するための処理である。例えば、メニュー画面40においてオペレータにより「01:釣銭出金」ボタンが選択されると、制御部150は、出金金額をオペレータが入力するための出金金額入力画面を操作表示部133に表示させる。ここで、図3を参照し、出金金額入力画面の具体例を説明する。
図3は、出金金額入力画面50Aの具体例を示した説明図である。図3に示したように、出金金額入力画面50Aは、オペレータが出金金額を入力するための入力ボタン51A(出金金額の入力操作を操作表示部133が検出するためのボタン)と、オペレータにより入力された出金金額が表示される出金金額表示エリア52Aと、確認ボタン53Aと、棒金選択ボタン54Aと、を含む。ここで、出金金額は、バラ現金および棒金を含む釣銭準備金の総額である。
出金金額入力画面50Aにおいて確認ボタン53Aが選択されると、現金処理装置1は、オペレータにより入力され、出金金額表示エリア52Aに表示されている出金金額のバラ現金を出金する。
なお、出金金額ごとに金種ごとの硬貨および紙幣の枚数の組み合わせパターンが用意されていてもよく、この場合、制御部150は、オペレータにより入力された出金金額について事前に用意されている組み合わせパターンに従って各金種のバラ硬貨およびバラ紙幣の出金枚数を決定してもよい。または、各金種の硬貨および紙幣の枚数を決定するためのルールが用意されていてもよく、この場合、制御部150は、事前に用意されているルールに従って各金種の出金枚数を決定してもよい。例えば、上記ルールは、各金種の出金枚数の比率を規定するものであってもよいし、各金種の出金枚数の最低数を規定するものであってもよい。あるいは、オペレータが各金種の出金枚数を明示的に指定してもよい。
一方、出金金額入力画面50Aにおいて棒金選択ボタン54Aが選択されると、制御部150は、図4に示す棒金数入力画面50Bを操作表示部133に表示させる。
図4は、棒金数入力画面50Bの具体例を示した説明図である。図4に示したように、棒金数入力画面50Bは、オペレータが金種ごとの出金されるべき棒金数を入力するための入力ボタン51B、オペレータにより入力された金種ごとの棒金数が表示される棒金数表示エリア52B、確認ボタン53Bおよび棒金出金金額表示エリア56を含む。
制御部150は、オペレータにより入力され、棒金数表示エリア52Bに表示された各金種の棒金数に相当する棒金出金金額を算出し、棒金出金金額表示エリア56には、制御部150により算出された棒金出金金額が表示される。
棒金数入力画面50Bにおいて確認ボタン53Bが選択されると、すなわち、棒金数の確認操作が操作表示部133により検出されると、現金処理装置1は、出金金額入力画面50Aで入力された出金金額の現金であって、棒金数入力画面50Bで入力された棒金数の棒金を含む現金を出金する。
そのために、制御部150は、出金金額入力画面50Aで入力された出金金額から棒金出金金額を減算することにより、バラ現金の出金金額を算出する。そして、制御部150は、算出した出金金額のバラ現金、および棒金数入力画面50Bで入力された棒金数の棒金の出金を制御する。
かかる構成によれば、棒金出金金額の算出、および出金金額からの棒金出金金額の減算をオペレータが行わなくても、バラ現金の出金金額が自動的に算出される。従って、本実施形態によれば、棒金を考慮した現金の出金に関するオペレータの手間を軽減することが可能である。
なお、バラ現金の出金金額ごとに金種ごとの硬貨および紙幣の枚数の組み合わせパターンが用意されていてもよく、この場合、制御部150は、オペレータにより入力された出金金額について事前に用意されている組み合わせパターンに従って各金種のバラ硬貨およびバラ紙幣の出金枚数を決定してもよい。または、各金種の硬貨および紙幣の枚数を決定するためのルールが用意されていてもよく、この場合、制御部150は、事前に用意されているルールに従って各金種の出金枚数を決定してもよい。例えば、上記ルールは、各金種のバラ現金の出金枚数の比率を規定するものであってもよいし、各金種のバラ現金の出金枚数の最低数を規定するものであってもよい。あるいは、オペレータが各金種の出金枚数を明示的に指定してもよい。
また、上記では、棒金数入力画面50Bにおいて確認ボタン53Bが選択された後に出金が開始される例を説明したが、制御部150は、棒金数入力画面50Bにおいて確認ボタン53Bが選択された場合にバラ現金の出金金額の表示を含む確認画面を操作表示部133に表示させてもよい。この場合、制御部150は、当該確認画面においてオペレータにより確認操作が行われた後に棒金およびバラ現金の出金制御を開始してもよい。
また、上記では、出金金額入力画面50Aと棒金数入力画面50Bが別画面として表示される例を説明したが、制御部150は、出金金額の入力および棒金数の入力を一画面で行えるような表示画面を操作表示部133に表示させてもよい。
(1−4.現金処理装置の動作)
以上、本実施形態による現金処理装置1の構成および各種処理について説明した。続いて、図5を参照し、本実施形態による現金処理装置1により行われる釣銭出金の流れを整理する。
図5は、本実施形態による現金処理装置1により行われる釣銭出金の流れを示したフローチャートである。まず、メニュー画面40において「01:釣銭出金」ボタンが選択されると、操作表示部133は、制御部150からの制御に基づいて図3を参照して説明した出金金額入力画面50Aを表示する(S204)。そして、オペレータによる出金金額の入力操作を操作表示部133が検出すると、出金金額表示エリア52Aにオペレータにより入力された出金金額が表示される(S208)。
その後、出金金額入力画面50Aにおいて確認ボタン53Aがオペレータにより選択されると(S212/確認ボタン)、現金処理装置1は、出金金額表示エリア52Aに表示されている出金金額のバラ現金を出金する(S216)。
一方、出金金額入力画面50Aにおいて棒金選択ボタン54Aがオペレータにより選択されると(S212/棒金選択ボタン)、操作表示部133は、制御部150からの制御に基づいて図4を参照して説明した棒金数入力画面50Bを表示する(S220)。そして、オペレータによる棒金数の入力操作を操作表示部133が検出すると、棒金数表示エリア52Bにオペレータにより入力された金種ごとの棒金数が表示される(S224)。
その後、棒金数入力画面50Bにおいて確認ボタン53Bがオペレータにより選択されると(S228)、制御部150は、出金金額入力画面50Aで入力された出金金額から棒金出金金額を減算することにより、バラ現金の出金金額を算出する(S232)。そして、制御部150は、S232で算出した出金金額のバラ現金、および棒金数入力画面50Bで入力された棒金数の棒金の出金を制御する(S236)。なお、バラ現金と棒金の出金は同時に行われてもよいし、いずれか一方が先に行われてもよい。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態によれば、棒金出金金額の算出、および出金金額からの棒金出金金額の減算をオペレータが行わなくても、バラ現金の出金金額が自動的に算出されるので、棒金を含む出金に関するオペレータの手間を軽減することが可能である。
<2.第2の実施形態>
続いて、本発明の第2の実施形態を説明する。本発明の第2の実施形態によれば、オペレータによる棒金数の入力操作無しに出金を行い得るので、棒金を含む出金に関するオペレータの手間を一層削減し、オペレータの作業効率を向上することが期待される。以下、このような本発明の第2の実施形態による現金処理装置2の構成および動作を順次詳細に説明する。
(2−1.現金処理装置の構成)
図6は、本発明の第2の実施形態による現金処理装置2の構成を示す説明図である。図6に示したように、本実施形態による現金処理装置2は、紙幣投入口101と、紙幣一時保留部103と、紙幣鑑別部105と、万券カセット107と、五千券カセット109と、千券カセット111と、回収カセット113と、リジェクト部115と、硬貨投入口117と、硬貨鑑別部119と、硬貨一時保留部121と、硬貨返却部123と、出金ホッパ125と、硬貨回収庫127と、硬貨出金箱129と、カードリーダ部131と、操作表示部133と、制御部152と、棒金管理部160と、を備える。制御部152および棒金管理部160以外の構成は、第1の実施形態による現金処理装置1の構成と実質的に同一であるので、ここでの詳細な説明を省略する。なお、現金処理装置2により行われる売上入金、計数、補充、精算集計、売上回収および精査などの処理も、第1の実施形態による現金処理装置1の処理と実質的に同一であるので、ここでの詳細な説明を省略する。
棒金管理部160は、棒金を管理する構成であり、有線170で現金処理装置2の本体と接続されている。図1においては、棒金管理部160と現金処理装置2の本体が有線170で接続される例を示しているが、棒金管理部160と現金処理装置2の本体は無線で接続されてもよい。
また、棒金管理部160は、図6に示したように、複数段の棒金収納ドロア162A〜162Dを有する。各棒金収納ドロア162は、棒金を収納する棒金収納部であり、棒金管理部160から引出し可能に構成されている。また、各棒金収納ドロア162は、制御部152からの指示に基づいて棒金管理部160の筐体に対して施錠または解錠されてもよい。以下、図7を参照し、棒金収納ドロア162の構成をより具体的に説明する。
図7は、棒金収納ドロア162の構成を示した説明図である。図7に示したように、棒金収納ドロア162には、棒金収納ドロア162の幅方向に沿って棒金収納空間の列が形成され、さらに、当該棒金収納空間の列が図7において矢印で示した棒金収納ドロア162の引出し方向に沿って複数形成される。このような各棒金収納空間に棒金Pが収納されることにより、図7に示したように、棒金Pが棒金収納ドロア162においてマトリックス状に配置される。当該棒金収納ドロア162がオペレータにより棒金管理部160の筐体外部に引き出されることにより、オペレータが棒金収納ドロア162から棒金Pを抜き取ることが可能になる。
また、棒金収納ドロア162は、棒金の有無を検出するための棒金検出基板164を有する。例えば、棒金検出基板164は、棒金収納ドロア162の幅方向に形成される棒金収納空間の各列に沿って設けられ、対応する列の各棒金収納空間における棒金Pの有無を検出するセンサとして機能する。棒金検出基板164による棒金Pの検出結果は、有線170を介して制御部152に出力される。なお、図7においては、センサとして機能する棒金検出基板164が棒金Pの側面に配置される例を示したが、本実施形態はかかる例に限定されない。例えば、棒金Pの有無を検出するためのセンサは、各棒金収納空間の底部に設けられてもよい。
制御部152は、第1の実施形態で説明した制御部150と同様に、CPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアとプログラムとの協働により実現される機能であり、現金処理装置2の動作全般を制御する。
例えば、制御部152は、レジカードやIDカードによる認証が終了すると、図2を参照して説明したメニュー画面40を操作表示部133に表示させる。そして、メニュー画面40において「01:釣銭出金」ボタンが選択されると、制御部152は、図3を参照して説明した出金金額入力画面50Aを操作表示部133に表示させる。さらに、本実施形態による制御部152は、メニュー画面40において「01:釣銭出金」ボタンが選択されると、有線170を介して、棒金管理部160に棒金収納ドロア162の解錠を指示する。これにより、オペレータは、棒金管理部160から棒金収納ドロア162を引出し、棒金収納ドロア162に収納されている棒金を抜き取ることが可能になる。
出金金額入力画面50Aにおいて棒金選択ボタン54Aが選択されると、制御部152は、図4に示す棒金数入力画面50Bを操作表示部133に表示させる。この時、制御部152は、棒金検出基板164からの出力の変化に基づいて棒金収納ドロア162から抜き取られた棒金数を金種ごとに判定し、抜き取られたと判定された金種ごとの棒金数を棒金数表示エリア52Bに自動入力する。
例えば、制御部152は、棒金収納ドロア162の解錠前に棒金検出基板164から出力された棒金の検出結果に基づき、棒金収納ドロア162の解錠前に棒金収納ドロア162に収納されていた金種ごとの棒金数を記憶する。そして、制御部152は、解錠後に棒金検出基板164から出力される棒金の検出結果に基づき、解錠後における棒金収納ドロア162の金種ごとの棒金数を記憶し、解錠前の金種ごとの棒金数と解錠後の金種ごとの棒金数の差分を、棒金収納ドロア162から抜き取られた金種ごとの棒金数として特定する。さらに、制御部152は、上記により特定された金種ごとの棒金数を棒金数表示エリア52Bに自動入力する。その後、棒金数入力画面50Bにおいて確認ボタン53Bが選択されると、現金処理装置2は、出金金額入力画面50Aで入力された出金金額と棒金出金金額との差分に相当するバラ現金を出金する。
なお、上記では、制御部152が棒金収納ドロア162の解錠を指示するトリガとしてメニュー画面40において「01:釣銭出金」ボタンが選択されたことを説明したが、本実施形態はかかる例に限定されない。例えば、制御部152は、認証処理が終了したこと、出金金額入力画面50Aにおいて棒金選択ボタン54Aが選択されたこと、またはオペレータにより明示的な解錠操作が行われたことなどをトリガとして棒金収納ドロア162の解錠を指示してもよい。また、制御部152は、出金金額入力画面50Aにおいて棒金選択ボタン54Aが選択された場合、棒金収納ドロア162からの棒金の抜き取りを誘導する画面を操作表示部133に表示させてもよい。
以上のように、本発明の第2の実施形態では、オペレータによる棒金数の入力操作無しに出金を行い得るので、棒金を含む出金に関するオペレータの手間を一層削減し、オペレータの作業効率を向上することが可能である。
(2−2.現金処理装置の動作)
以上、本実施形態による現金処理装置2の構成について説明した。続いて、図8を参照し、本実施形態による現金処理装置2より行われる釣銭出金の流れを整理する。
図8は、本実施形態による現金処理装置2により行われる釣銭出金の流れを示したフローチャートである。まず、メニュー画面40において「01:釣銭出金」ボタンが選択されると、制御部152が、棒金収納ドロア162の解錠を指示し(S304)、操作表示部133に図3を参照して説明した出金金額入力画面50Aを表示させる(S308)。そして、オペレータによる出金金額の入力操作を操作表示部133が検出すると、出金金額表示エリア52Aにオペレータにより入力された出金金額が表示される(S312)。
その後、出金金額入力画面50Aにおいて確認ボタン53Aがオペレータにより選択されると(S316/確認ボタン)、現金処理装置2は、出金金額表示エリア52Aに表示されている出金金額のバラ現金を出金する(S340)。
一方、出金金額入力画面50Aにおいて棒金選択ボタン54Aがオペレータにより選択されると(S316/棒金選択ボタン)、操作表示部133は、制御部152からの制御に基づいて図4を参照して説明した棒金数入力画面50Bを表示する(S320)。ここで、棒金収納ドロア162からオペレータにより棒金が抜き取り済みである場合、制御部152は、棒金数入力画面50Bの棒金数表示エリア52Bに、抜き取られたと判定される金種ごとの棒金数を自動入力する。
その後、確認ボタン53Bの選択前にオペレータにより棒金数の訂正操作が行われた場合、棒金数表示エリア52Bに訂正後の金種ごとの棒金数が表示される(S324/no、S328)。そして、オペレータにより確認ボタン53Bが選択されると(S332)、制御部152は、出金金額入力画面50Aで入力された出金金額から棒金出金金額を減算することにより、バラ現金の出金金額を算出する(S336)。そして、制御部152は、S336で算出した出金金額のバラ現金の出金を制御する(S340)。
<3.むすび>
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、棒金出金金額の算出、および出金金額からの棒金出金金額の減算をオペレータが行わなくても、バラ現金の出金金額が自動的に算出される。従って、本発明の実施形態によれば、棒金を考慮した現金の出金に関するオペレータの手間を軽減することが可能である。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記では釣銭出金の場面においてバラ現金の出金金額を自動算出する例を説明したが、バラ現金の出金金額の自動算出は他の場面にも同様に適用可能である。例えば、警備会社への引渡金を出金するための引渡金出金においても、制御部150は、オペレータにより入力された出金金額から、オペレータにより入力された金種ごとの棒金数に相当する棒金出金金額を減算することにより、バラ現金の出金金額を自動算出してもよい。
また、本明細書の現金処理装置1および2の処理における各ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、現金処理装置1および2の処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、現金処理装置1および2に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアに、上述した現金処理装置1および2の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
1、2 現金処理装置
2 現金処理装置
101 紙幣投入口
103 紙幣一時保留部
105 紙幣鑑別部
107 万券カセット
109 五千券カセット
111 千券カセット
113 回収カセット
115 リジェクト部
117 硬貨投入口
119 硬貨鑑別部
121 硬貨一時保留部
123 硬貨返却部
125 出金ホッパ
127 硬貨回収庫
129 硬貨出金箱
131 カードリーダ部
133 操作表示部
140 棒金支払部
142 棒金出金口
143 棒金トレイ
145 棒金ホッパ
150、152 制御部
160 棒金管理部
162 棒金収納ドロア
164 棒金検出基板
170 有線

Claims (8)

  1. 硬貨または紙幣の少なくともいずれかを含むバラ現金を収納する現金収納部と、
    前記硬貨の束である棒金を収納する棒金収納部と、
    出金金額の入力操作および金種ごとの棒金数の確認操作を検出する操作部と、
    前記出金金額から、前記金種ごとの棒金数に相当する棒金出金金額を減算することにより、前記現金収納部からの前記バラ現金の出金金額を算出する制御部と、
    を備える、現金処理装置。
  2. 前記現金処理装置は、表示部を備え、
    前記操作部は、前記金種ごとの棒金数の入力操作をさらに検出し、
    前記制御部は、前記入力操作の示す前記金種ごとの棒金数を前記表示部に表示させる、請求項1に記載の現金処理装置。
  3. 前記現金処理装置は、
    表示部と、
    前記棒金収納部における前記棒金の有無を検出するセンサをさらに備え、
    前記制御部は、前記センサからの出力の変化に基づいて前記棒金収納部から抜き取られたと判定された金種ごとの棒金数を前記表示部に表示させる、請求項1に記載の現金処理装置。
  4. 前記制御部は、前記現金処理装置のオペレータの認証処理を制御し、前記認証処理後に前記棒金収納部から抜き取られたと判定された金種ごとの棒金数を前記表示部に表示させる、請求項3に記載の現金処理装置。
  5. 前記制御部は、前記表示部に表示された前記金種ごとの棒金数の訂正操作に応じて、前記表示部に表示させる前記金種ごとの棒金数を変化させる、請求項4に記載の現金処理装置。
  6. 前記制御部は、金種ごとの前記バラ現金の出金枚数を、前記バラ現金の合計金額が前記バラ現金の出金金額に相当するように決定する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の現金処理装置。
  7. 前記制御部は、前記金種ごとの棒金数の棒金、および前記バラ現金の出金処理を制御する、請求項1または2に記載の現金処理装置。
  8. 出金金額の確認操作および金種ごとの棒金数の確認操作を検出することと、
    前記出金金額から、前記金種ごとの棒金数に相当する棒金出金金額を減算することにより、硬貨または紙幣の少なくともいずれかを含むバラ現金の出金金額を算出することと、
    を含む、現金処理方法。





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