JP2016011950A - 熱流分布測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱流分布を高精度に測定できる熱流分布測定装置を提供する。【解決手段】熱可塑性樹脂で構成された絶縁層が複数積層され、一面2aとその反対側の他面を有する1つの多層基板の内部に、複数の熱流センサ部10が形成されたセンサモジュール2を用いる。複数の熱流センサ部10は、それぞれ、熱電変換素子で構成されており、熱電気的に独立している。演算部3は、複数の熱流センサ部10のそれぞれで発生した起電力に基づいて、熱流分布を演算する。これによれば、各熱流センサ部10を構成する熱電変換素子は、1つの多層基板の内部に形成されるものであるので、多層基板を製造する同一の製造工程で製造される。このため、複数の熱流センサが別体として製造される場合と比較して、各熱電変換素子の性能個体差を小さく抑えることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、熱流分布測定装置に関するものである。
従来、熱流を検出する熱流センサとして、特許文献1に記載のものがある。この熱流センサは、熱電変換素子を用いたものである。具体的には、絶縁基材に複数の貫通孔が形成されていると共に、複数の貫通孔に異種金属材料の第1、第2導電性金属が埋め込まれ、第1、第2導電性金属が交互に直列接続されたものである。
特開2012−255717号公報
ところで、例えば、あるプレート状ヒータがどのような熱エネルギー(熱流)分布で加熱するか知りたい場合がある。また、プリント配線基板等に設けられた放熱板の放熱分布を知りたい場合がある。
このように、ヒータや放熱板等の測定対象物の熱流分布を測定したい場合では、上記した熱流センサを複数用いて、熱流分布を測定することが考えられる。例えば、測定対象物から離れた被加熱体の表面に複数の熱流センサを設置したり、測定対象物に複数の熱流センサを貼り付けたりして、測定することが考えられる。
しかし、別体として製造された複数の熱流センサは、性能に個体差があるため、熱流分布を高精度に測定することが困難であった。
なお、従来、サーモグラフィ装置を用いて熱分布を測定する方法があるが、サーモグラフィで測定できるのは赤外線波長から分かる表面温度の分布である。表面温度の分布は、熱流分布ではないので、表面温度の分布を熱流分布に変換するには、様々な要素を計算に入れて解析する必要がある。このため、この方法でも、熱流分布を高精度に測定することが困難である。
本発明は上記点に鑑みて、熱流分布を高精度に測定できる熱流分布測定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
熱可塑性樹脂で構成された絶縁層(100、110、120)が複数積層され、一面(2a、200a)とその反対側の他面(2b、200b)を有する1つの多層基板の内部に、複数の熱流センサ部(10)が形成されたセンサモジュール(2、200、201、202)を備え、
複数の熱流センサ部は、それぞれ、電気的に独立した熱電変換素子で構成されており、熱流分布の計測対象物(31)に一面を対向させてセンサモジュールが配置されたときに、それぞれの熱電変換素子によって、一面に垂直な方向で多層基板の内部を通過する熱流に応じた電気的な出力を発生することを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、さらに、複数の熱流センサ部のそれぞれで発生した電気的な出力に基づいて、熱流分布を演算する演算部(3)を備えることを特徴としている。
請求項1、2に記載の発明では、各熱流センサ部を構成する熱電変換素子は、1つの多層基板の内部に形成されるものであるので、多層基板を製造する同一の製造工程で製造される。このため、複数の熱流センサが別体として製造される場合と比較して、各熱電変換素子の性能個体差を小さく抑えることができる。
よって、請求項1、2に記載の発明によれば、別体として製造された複数の熱流センサを用いて熱流分布を測定する場合と比較して、熱流分布を高精度に測定することができる。
また、請求項8に記載の発明では、
絶縁層(100、110、120)が複数積層され、一面(2a、200a)とその反対側の他面(2b、200b)を有する1つの多層基板の内部に、複数の熱流センサ部(10)が形成されたセンサモジュール(2、200、201、202)を備え、
複数の熱流センサ部は、それぞれ、電気的に独立した熱電変換素子で構成されており、熱流分布の計測対象物(31)に一面を対向させてセンサモジュールが配置されたときに、それぞれの熱電変換素子によって、一面と他面の一方から他方に向かう方向で多層基板の内部を通過する熱流に応じた電気的な出力を発生することを特徴としている。
請求項8に記載の発明においても、請求項1、2に記載の発明と同様の理由により、別体として製造された複数の熱流センサを用いて熱流分布を測定する場合と比較して、熱流分布を高精度に測定することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
第1実施形態における熱流分布測定装置の構成を示す模式図である。 第1実施形態における熱流分布測定装置の平面図である。 図2中の熱流分布測定装置の矢印III方向からみた側面図である。 図1中のセンサモジュールにおける1つの熱流センサ部の平面図である。 図4中のV-Y線矢視断面図である。 図4中のVI-YI線矢視断面図である。 図1中のセンサモジュールの表面保護部材を省略した平面図である。 図7中の領域VIIIの拡大図である。 第1実施形態のセンサモジュールの製造工程を説明するための断面図である。 第1実施形態における熱流分布測定装置の表示装置に表示される熱流分布画像の一例を示す図である。 第2実施形態におけるセンサモジュールの平面図である。 第2実施形態における熱流分布測定装置の平面図である。 図12中の熱流分布測定装置の矢印XIII方向からみた側面図である。 第3実施形態におけるセンサモジュールの平面図である。 第4実施形態におけるセンサモジュールの平面図である。 第5実施形態における熱流分布測定装置の側面図である。 第6実施形態における熱流分布測定装置の側面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
図1に示すように、本実施形態の熱流分布測定装置1は、センサモジュール2と、電子制御装置3と、表示装置4とを備えている。
センサモジュール2は、熱流を測定する複数の熱流センサ部10が一体化されたものである。センサモジュール2は、一面2aとその反対側の他面2b(図3参照)を有する平板形状である。本実施形態では、一面2aに平行な方向で、熱流センサ部10がマトリックス状に配列されている。図1中の破線で示す1つの四角が、1つの熱流センサ部10として機能する部分を示している。図1に示すように、複数の熱流センサ部10は、それぞれ、一方向とそれに垂直な他方向の長さが同じである。複数の熱流センサ部10は、一方向と他方向に整然と並んでおり、隣り合う列において対向する熱流センサ部10同士の位置は一致している。
複数の熱流センサ部10は、それぞれ、電気的に独立しており、配線を介して、電子制御装置3と接続されている。なお、後述の通り、熱流センサ部10は、1つの多層基板において、直列して接続された熱電変換素子が形成された領域である。
電子制御装置3は、熱流分布を演算する演算部として機能するものである。電子制御装置3は、例えば、マイクロコンピュータ、記憶手段としてのメモリ、その周辺回路にて構成され、予め設定されたプログラムに従って所定の演算処理を行う。電子制御装置3は、複数の熱流センサ部10による熱流の検出結果に基づいて、測定対象物の熱流分布を演算し、画像処理することで、熱流分布を二次元画像として表示装置4に表示させる。
表示装置4は、熱流分布の二次元画像を表示するものである。表示装置4としては、一般的な画像表示装置の使用が可能である。
また、図2、3に示すように、熱流分布測定装置1は、センサモジュール2が設置されるセンサヘッド21と、センサヘッド21を支える支柱22と、測定対象物31が設置されるステージ23とを備えている。
センサヘッド21の下面にセンサモジュール2が設置される。このため、センサモジュール2の他面2bがセンサヘッド21に固定され、センサモジュール2の一面2aが測定対象物31と対向する。支柱22は、高さ調整が可能な機構を有しており、センサモジュール2と測定対象物31の距離が調整可能となっている。
次に、センサモジュール2の具体的な構造について説明する。センサモジュール2は、1つの多層基板に、同じ内部構造を有する熱流センサ部10が複数形成されたものである。このため、以下では、1つの熱流センサ部10の構造について説明する。
1つの熱流センサ部10は、図4〜図6に示すように、絶縁基材100、絶縁層110、表面保護部材115、裏面保護部材120が積層されて一体化され、この一体化されたものの内部で第1、第2層間接続部材130、140が交互に直列に接続されたものである。なお、図4は、1つの熱流センサ部10の平面図であるが、理解をし易くするために、表面保護部材115、絶縁層110を省略して示してある。また、図4は、断面図ではないが、理解をし易くするために第1、第2層間接続部材130、140にハッチングを施してある。
絶縁基材100は、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルイミド(PEI)、液晶ポリマー(LCP)等に代表される熱可塑性樹脂フィルムにて構成されている。そして、厚さ方向に貫通する複数の第1、第2ビアホール101、102が互い違いになるように千鳥パターンに形成されている。第1、第2ビアホール101、102は、絶縁基材100の一面100aから他面100bまで貫通する貫通孔である。
なお、本実施形態の第1、第2ビアホール101、102は、表面100aから裏面100bに向かって径が一定とされた円筒状とされているが、表面100aから裏面100bに向かって径が小さくなるテーパ状とされていてもよい。また、裏面100bから表面100aに向かって径が小さくなるテーパ状とされていてもよいし、角筒状とされていてもよい。
そして、第1ビアホール101には第1層間接続部材130が配置され、第2ビアホール102には第2層間接続部材140が配置されている。つまり、絶縁基材100には、第1、第2層間接続部材130、140が互い違いになるように配置されている。
このように、第1、第2ビアホール101、102内に第1、第2層間接続部材130、140を配置しているため、第1、第2ビアホール101、102の数や径、間隔等を適宜変更することで、第1、第2層間接続部材130、140の高密度化が可能となる。これにより、交互に直列接続された第1、第2層間接続部材130、140にて発生する起電力、すなわち、電圧を大きくでき、熱流センサ部10の高感度化が可能である。
第1、第2層間接続部材130、140は、ゼーベック効果を発揮するように、互いに異なる導電体で構成された第1、第2導電体である。導電体は、金属や半導体である。例えば、第1層間接続部材130は、P型を構成するBi−Sb−Te合金の粉末が、焼結前における複数の金属原子の結晶構造を維持するように固相焼結された金属化合物で構成される。また、第2層間接続部材140は、N型を構成するBi−Te合金の粉末が、焼結前における複数の金属原子の結晶構造を維持するように固相焼結された金属化合物で構成される。このように、第1、第2層間接続部材130、140を形成する金属は、複数の金属原子が当該金属原子の結晶構造を維持した状態で焼結された焼結合金である。これにより、交互に直列接続された第1、第2層間接続部材130、140にて発生する起電力を大きくでき、熱流センサ部10の高感度化が可能である。
絶縁基材100の表面100aには、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルイミド(PEI)、液晶ポリマー(LCP)等に代表される熱可塑性樹脂フィルムにて構成される絶縁層110が配置されている。この絶縁層110は、絶縁基材100と対向する一面110a側に銅箔等がパターニングされた複数の表面パターン111が互いに離間するように形成されている。そして、各表面パターン111はそれぞれ第1、第2層間接続部材130、140と適宜電気的に接続されている。
具体的には、図5に示されるように、隣り合う1つの第1層間接続部材130と1つの第2層間接続部材140とを1つの組150としたとき、各組150の第1、第2層間接続部材130、140は同じ表面パターン111と接続されている。つまり、各組150の第1、第2層間接続部材130、140は表面パターン111を介して電気的に接続されている。なお、本実施形態では、一方向(図5中紙面左右方向)に沿って隣り合う1つの第1層間接続部材130と1つの第2層間接続部材140とが1つの組150とされている。
絶縁基材100の裏面100bには、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルイミド(PEI)、液晶ポリマー(LCP)等に代表される熱可塑性樹脂フィルムにて構成される裏面保護部材120が配置されている。裏面保護部材120には、絶縁基材100と対向する一面120a側に銅箔等がパターニングされた複数の裏面パターン121が互いに離間するように形成されている。そして、各裏面パターン121はそれぞれ第1、第2層間接続部材130、140と適宜電気的に接続されている。
具体的には、図5に示されるように一方向で隣り合う2つの組150において、一方の組150の第1層間接続部材130と他方の組150の第2層間接続部材140とが同じ裏面パターン121と接続されている。つまり、組150を跨いで第1、第2層間接続部材130、140が同じ裏面パターン121を介して電気的に接続されている。
また、図6に示されるように、1つの熱流センサ部10の縁部では、一方向と直交する他方向(図4中紙面左右方向、図6中紙面左右方向)に沿って隣り合う第1、第2層間接続部材130、140が同じ裏面パターン121と接続されている。
このようにして、各組150は、直列に接続されるとともに、一方向(図4中紙面上下方向)に接続されたものが、繰り返し折り返されるように、多層基板内に配置されている。なお、一組の互いに接続された第1、第2層間接続部材130、140が1つの熱電変換素子を構成している。したがって、1つの熱流センサ部10は、直列に接続された複数の熱電変換素子を備えている。なお、複数の熱流センサ部10は、それぞれ、電気的に独立しており、熱流センサ部10毎に電子制御装置3と電気的に接続される。本明細書では、1つの熱流センサ部10を構成している電気的に直列に接続された複数の熱電変換素子を、電気的に独立した熱電変換素子と呼ぶ。
また、絶縁層110の他面110bには、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルイミド(PEI)、液晶ポリマー(LCP)等に代表される熱可塑性樹脂フィルムにて構成される表面保護部材115が配置されている。図6に示すように、表面保護部材115は、絶縁層110側と対向する一面115a側に銅箔等がパターニングされた複数の配線パターン116が形成されている。この配線パターン116は、1つの熱流センサ部10内で、上記のように直列に接続された第1、第2層間接続部材130、140の端部と、絶縁層110に形成された層間接続部材117を介して、電気的に接続されている。
複数の配線パターン116は、図7、8に示すように、各熱流センサ部10の位置からセンサモジュール2の縁部まで延びている。これにより、1つの熱流センサ部10から2本の配線がセンサモジュール2の縁部まで形成されている。なお、図7は、表面保護部材115を省略したセンサモジュール2の平面図であるが、理解をし易くするために、配線パターン116のうち接続部として機能する部分にハッチングを施している。センサモジュール2の縁部では、図6に示すように、配線パターン116の一部が露出している。この配線パターン116の露出した部分が、各熱流センサ部10と電子制御装置3とを接続するための接続端子を構成する。
このように、本実施形態では、各熱流センサ部10に接続される配線パターン116を、第1、第2層間接続部材130、140、表面パターン111および裏面パターン121が形成された層とは、異なる層に形成している(図7参照)。別体の熱流センサを複数用いる場合では、計測対象物に複数の熱流センサを貼り付ける際に、隣り合う熱流センサ同士の間に配線を配置するスペースが必要となる。これに対して、本実施形態によれば、隣り合う熱流センサの間に配線を配置するスペースが不要となるので、複数の熱流センサ部10を密に配置することができる。
以上が本実施形態における熱流センサ部10の基本的な構成である。上述の通り、1つの熱流センサ部10を構成する熱電変換素子は、複数の第1、第2ビアホール101、102に埋め込まれた第1、第2層間接続部材130、140が交互に直列接続されたものである。そして、複数の熱流センサ部10のそれぞれを構成する第1、第2層間接続部材130、140が、同一の絶縁基材100に形成されている。
複数の熱流センサ部10は、それぞれ、多層基板の両面の温度差に応じたセンサ信号(起電力)を電子制御装置3に出力する。両面の温度差が変化すると、交互に直列接続された第1、第2層間接続部材130、140にて発生する起電力が変化する。このため、熱流センサ部10で発生する起電力から、熱流センサ部10を通過する熱流または熱流束を算出することができる。
ここで、上記センサモジュール2の製造方法について図9を参照しつつ説明する。図9は、1つの熱流センサ部10を示しており、図5に対応している。
まず、図9(a)に示されるように、絶縁基材100を用意し、複数の第1ビアホール101をドリルやレーザ等によって形成する。
次に、図9(b)に示されるように、各第1ビアホール101に第1導電性ペースト131を充填する。なお、第1ビアホール101に第1導電性ペースト131を充填する方法(装置)としては、本出願人による特願2010−50356号に記載の方法(装置)を採用すると良い。
簡単に説明すると、吸着紙160を介して図示しない保持台上に、裏面100bが吸着紙160と対向するように絶縁基材100を配置する。そして、第1導電性ペースト131を溶融させつつ、第1ビアホール101内に第1導電性ペースト131を充填する。これにより、第1導電性ペースト131の有機溶剤の大部分が吸着紙160に吸着され、第1ビアホール101に合金の粉末が密接して配置される。
なお、吸着紙160は、第1導電性ペースト131の有機溶剤を吸収できる材質のものであれば良く、一般的な上質紙等が用いられる。また、第1導電性ペースト131は、金属原子が所定の結晶構造を維持しているBi−Sb−Te合金の粉末を融点が43℃であるパラフィン等の有機溶剤を加えてペースト化したものが用いられる。このため、第1導電性ペースト131を充填する際には、絶縁基材100の表面100aが約43℃に加熱された状態で行われる。
続いて、図9(c)に示されるように、絶縁基材100に複数の第2ビアホール102をドリルやレーザ等によって形成する。この第2ビアホール102は、上記のように、第1ビアホール101と互い違いとなり、第1ビアホール101と共に千鳥パターンを構成するように形成される。
次に、図9(d)に示されるように、各第2ビアホール102に第2導電性ペースト141を充填する。なお、この工程は、上記図9(b)と同様の工程で行うことができる。
すなわち、再び、吸着紙160を介して図示しない保持台上に裏面100bが吸着紙160と対向するように絶縁基材100を配置した後、第2ビアホール102内に第2導電性ペースト141を充填する。これにより、第2導電性ペースト141の有機溶剤の大部分が吸着紙160に吸着され、第2ビアホール102に合金の粉末が密接して配置される。
第2導電性ペースト141は、第1導電性ペースト131を構成する金属原子と異なる金属原子が所定の結晶構造を維持しているBi−Te合金の粉末を融点が常温であるテレピネ等の有機溶剤を加えてペースト化したものが用いられる。つまり、第2導電性ペースト141を構成する有機溶剤は、第1導電性ペースト131を構成する有機溶剤より融点が低いものが用いられる。そして、第2導電性ペースト141を充填する際には、絶縁基材100の表面100aが常温に保持された状態で行われる。言い換えると、第1導電性ペースト131に含まれる有機溶剤が固化された状態で、第2導電性ペースト141の充填が行われる。これにより、第1ビアホール101に第2導電性ペースト141が混入することが抑制される。
なお、第1導電性ペースト131に含まれる有機溶剤が固化された状態とは、上記図9(b)の工程において、吸着紙160に吸着されずに第1ビアホール101に残存している有機溶剤のことである。
そして、上記各工程とは別工程において、図9(e)および図9(f)に示されるように、絶縁層110および裏面保護部材120のうち絶縁基材100と対向する一面110a、120aに銅箔等を形成する。そして、この銅箔を適宜パターニングすることにより、互いに離間している複数の表面パターン111が形成された絶縁層110、互いに離間している複数の裏面パターン121が形成された裏面保護部材120を用意する。また、図7に示されるように、複数の配線パターン116が形成された表面保護部材115を用意する。
その後、図9(g)に示されるように、裏面保護部材120、絶縁基材100、絶縁層110、表面保護部材115を順に積層して積層体170を構成する。
続いて、図9(h)に示されるように、この積層体170を図示しない一対のプレス板の間に配置し、積層方向の上下両面から真空状態で加熱しながら加圧することにより、積層体170を一体化する。具体的には、第1、第2導電性ペースト131、141が固相焼結されて第1、第2層間接続部材130、140を形成すると共に、第1、第2層間接続部材130、140と表面パターン111および裏面パターン121とが接続されるように加熱しながら加圧して積層体170を一体化する。
なお、特に限定されるものではないが、積層体170を一体化する際には、積層体170とプレス板との間にロックウールペーパー等の緩衝材を配置してもよい。以上のようにして、上記センサモジュール2が製造される。
次に、本実施形態の熱流分布測定装置1を用いた熱流分布の測定方法について説明する。
図2、3に示すように、ステージ23に測定対象物31を載せて、測定対象物31をセンサモジュール2の一面2aと対向させる。センサヘッド21の高さを調整して、センサモジュール2を測定対象物31と接触もしくは非接触の状態とする。
そして、測定対象物31からの熱流もしくは測定対象物31に向かう熱流が、センサモジュール2の一面2aおよび他面2bに垂直な方向で、センサモジュール2を通過することによって、各熱流センサ部10から起電力が電子制御装置3に出力される。
電子制御装置3が、各熱流センサ部10の起電力に基づいて、熱流分布を演算することで、測定対象物31の熱流分布が得られる。さらに、電子制御装置3が画像処理して、熱流分布の二次元画像を表示装置4に表示させることで、測定対象物31の熱流分布を二次元画像で確認することができる。例えば、図10に示されるように、測定対象物31に対応する領域からの熱流の大きさを示す熱流分布画像4aが表示装置4に表示される。なお、本実施形態では、1つの熱流センサ部10が、熱流分布画像4aの最小単位である一画素(図10中の1つの四角)に対応している。
以上の説明の通り、本実施形態の熱流分布測定装置1は、1つの多層基板の内部に、複数の熱流センサ部10が形成されたセンサモジュール2を用いている。各熱流センサ部10を構成する熱電変換素子、すなわち、第1、第2層間接続部材130、140は、1つの多層基板の内部に形成されるものであるので、多層基板を製造する同一の製造工程で製造される。このため、複数の熱流センサが別体として製造される場合と比較して、各熱電変換素子の性能個体差を小さく抑えることができる。
したがって、本実施形態の熱流分布測定装置1によれば、別体として製造された複数の熱流センサを用いて熱流分布を測定する場合と比較して、熱流分布を高精度に測定することができる。
また、本実施形態の熱流分布測定装置1は、センサモジュール2を測定対象物31に対して接触させた状態や非接触の状態で、熱流分布を測定することができる。
ここで、別体として製造された複数の熱流センサを測定対象物31に接触させた状態で測定する場合、複数の熱流センサの接触状態を均一にする必要がある。しかし、手作業で複数の熱流センサをそれぞれ測定対象物に貼り付けると、接触状態にばらつきが生じるため、複数の熱流センサの接触状態を均一にすることは困難である。
これに対して、本実施形態では、センサモジュール2を測定対象物31に対して接触させた状態で測定する場合、1つのセンサモジュール2を測定対象物31に接触させるので、各熱流センサ部10の接触状態の均一化が可能となる。
なお、本実施形態では、1つの熱流センサ部10を通過する熱流を求め、熱流分布として、1つの熱流センサ部10の面積当たりの熱流の分布を測定したが、熱流分布として、熱流センサ部10毎の熱流束の分布を測定してもよい。ちなみに、熱流は、単位時間当たりに流れる熱エネルギーの量であり、単位にはWが用いられる。熱流束は、単位時間に単位面積を横切る熱量であり、単位にはW/mが用いられる。
(第2実施形態)
図11に示すように、本実施形態の熱流分布測定装置1では、複数の熱流センサ部10が一方向D1に一列に配置され、一方向D1に長く延びた形状のセンサモジュール200を用いている。このセンサモジュール200は、第1実施形態のセンサモジュール2に対して、複数の熱流センサ部10の数を変更したものである。センサモジュール200の内部構造および製造方法は第1実施形態と同じである。また、センサモジュール200の各熱流センサ部10は、第1実施形態と同様に、電子制御装置3と配線を介して接続される。
図12、13に示すように、本実施形態の熱流分布測定装置1は、センサヘッド21と、一軸方向移動ユニット24と、ステージ23とを備えている。
本実施形態のセンサヘッド21は、一方向D1に長く延びた形状である。センサヘッド21の長手方向とセンサモジュール2の長手方向D1とを一致させて、センサモジュール200がセンサヘッド21の下面に設置されている。このため、センサモジュール200の他面200bがセンサヘッド21に固定され、センサモジュール200の一面200aが測定対象物31と対向する。
一軸方向移動ユニット24は、センサヘッド21を一軸方向に移動させる移動装置である。センサヘッド21の移動方向D2は、センサモジュール2の長手方向D1に垂直な方向である。一軸方向移動ユニット24としては、周知の機構のものを採用することができる。一軸方向移動ユニット24は、電子制御装置3によってその移動が制御される。また、電子制御装置3は、センサヘッド21の位置情報を取得できるようになっている。例えば、一軸方向移動ユニット24に、センサヘッド21の位置情報を取得するための図示しないセンサが取り付けられており、このセンサからのセンサ信号に基づいて、電子制御装置3は、センサヘッド21の位置情報を取得する。
次に、本実施形態の熱流分布測定装置1を用いた熱流分布の測定方法について説明する。
図12、13に示すように、ステージ23に測定対象物31を載せて、測定対象物31をセンサモジュール200の一面200aと対向させる。センサヘッド21の高さを調整して、センサモジュール200を測定対象物31と非接触の状態とする。
そして、熱流分布の測定時では、センサヘッド21を移動させる。これにより、センサモジュール200は、測定対象物31の表面上を移動する。このとき、測定対象物31からの熱流もしくは測定対象物31に向かう熱流が、センサモジュール200の一面200aおよび他面200bに垂直な方向で、センサモジュール200を通過することによって、複数の熱流センサ部10で発生した起電力が電子制御装置3に出力される。
そこで、電子制御装置3は、各熱流センサ部10の起電力と、その起電力が出力されたときのセンサヘッド21の位置情報とに基づいて、熱流分布を演算する。これにより、第1実施形態と同様に、測定対象物31の熱流分布が得られる。
(第3実施形態)
第2実施形態では、複数の熱流センサ部10が一列に配置されたセンサモジュール200を用いたが、本実施形態では、図14に示すように、複数の熱流センサ部10が2列に配置されたセンサモジュール201を用いている。
さらに、このセンサモジュール201では、隣り合う列において対向する熱流センサ部10同士の位置を、1つの列における複数の熱流センサ部10の並び方向である一方向D1にて、所定距離ずらしている。本実施形態では、この所定距離を、1つの熱流センサ部10の幅の1/2の長さL1としている。
本実施形態においても、第2実施形態と同様に、一方向D1に対して垂直な方向に移動させながら熱流分布を測定する。
このように、隣り合う列が所定距離ずらして配置されたセンサモジュール201を用いることで、1つの熱流センサ部10の幅を所定距離L1としたときと同様に、熱流分布を測定できる。このため、本実施形態によれば、1つの熱流センサ部10の面積を小さくしなくても、熱流分布測定の分解能を上げることができる。すなわち、表示装置4に表示される熱流分布画像4aの一画素を小さくできる。
(第4実施形態)
本実施形態は、図15に示すように、複数の熱流センサ部10が3列に配置されたセンサモジュール202を用いている。このセンサモジュール202も、第2実施形態と同様に、隣り合う列が所定距離ずらして配置されている。本実施形態では、この所定距離を、1つの熱流センサ部10の幅の1/3の長さL2としている。このように、列の数を増やすとともに所定距離を小さくすることで、分解能をより上げることができる。
(第5実施形態)
本実施形態は、図16に示すように、第1実施形態で説明した図3の熱流分布測定装置1に対して、熱媒体流路25を追加したものである。
本実施形態では、センサヘッド21の内部に熱媒体流路25が設けられている。熱媒体流路25は、センサモジュール2を冷却する冷却用熱媒体26が流れるものである。冷却用熱媒体としては一般的な不凍液等の冷却液を用いることができる。本実施形態では、熱媒体流路25は、図示しない放熱器、ポンプ等と接続されている。これによって、所定温度の冷却液が循環する冷却液循環回路が構成されている。
ここで、本実施形態と異なり、センサヘッド21に熱媒体流路25が設けられていない場合、発熱体である測定対象物31から放出される熱流の熱流分布の測定時に、測定対象物31によってセンサモジュール2が加熱され、センサモジュール2の温度が上昇する。このため、時間経過と共に、各熱流センサ部10を通過する熱流が変化し、各熱流センサ部10の熱流測定値が変化してしまう。すなわち、各熱流センサ部10の熱流測定値がドリフトしてしまう。
これに対して、本実施形態では、センサヘッド21、すなわち、センサモジュール2の他面2b側に、センサモジュール2を冷却する冷却用熱媒体26が流れる熱媒体流路25が設けられている。このため、発熱体である測定対象物31から放出される熱流の熱流分布の測定時に、熱媒体流路25に冷却液を流すことで、センサモジュール2の他面2bを冷却液で冷却することができる。
これにより、測定対象物31によりセンサモジュール2が加熱されても、センサモジュール2の温度を一定に近づけることができ、各熱流センサ部10を通過する熱流を安定化させることができる。この結果、各熱流センサ部10の熱流測定値のドリフトを抑制できる。
なお、本実施形態においては、図示しない温度センサによってセンサモジュール2の温度を測定し、測定したセンサモジュール2の温度に基づいて、電子制御装置3が熱媒体流路25を流れる冷却用熱媒体26の流量を制御して、センサモジュール2の温度を一定に維持するように調整することが好ましい。
また、本実施形態では、センサヘッド21の内部に冷却用熱媒体26が流れる熱媒体流路25を設けたが、熱媒体流路25の替わりに、放熱板、ヒートパイプ等の他の冷却体を設けてもよい。
また、本実施形態では、測定対象物31が発熱体である場合を説明したが、測定対象物31が吸熱体である場合では、冷却用熱媒体26の替わりに、測定対象物31を加熱する加熱用熱媒体を用いる。これにより、本実施形態と同様に、測定対象物31によりセンサモジュール2が冷却されても、センサモジュール2の温度を一定に近づけることができ、各熱流センサ部10を通過する熱流を安定化させることができる。この結果、各熱流センサ部10の熱流測定値のドリフトを抑制できる。なお、この場合においても、加熱用熱媒体が流れる熱媒体流路25の替わりに、電気ヒータ等の加熱体を設けてもよい。
(第6実施形態)
本実施形態は、図17に示すように、第5実施形態で説明した図16の熱流分布測定装置1において、ステージ23を加熱体27に変更したものである。
本実施形態では、測定対象物31のセンサモジュール2側の面とは反対側の面に、加熱体27を配置している。加熱体27は、測定対象物31を加熱するものであり、電気ヒータ等で構成される。
そして、熱流分布測定装置1を用いた熱流分布の測定では、測定対象物31を加熱体27で加熱した状態で、第5実施形態と同様に測定する。
本実施形態によれば、加熱体27から放出されて測定対象物31を通過する熱流の熱流分布を測定できる。このため、測定対象物31の断熱性の分布を正確に測定でき、測定対象物31の断熱性能を評価できる。
(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、下記のように、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
(1)上記した各実施形態では、熱流センサ部で発生した起電力(電圧値)に基づいて、熱流を算出したが、電圧値の代わりに、電流値に基づいて算出してもよい。要するに、熱流センサ部で発生した電圧や電流といった電気的な出力に基づいて、熱流を算出することができる。
(2)上記各実施形態では、第1、第2層間接続部材130、140を形成する金属が、それぞれ、Bi−Sb−Te合金、Bi−Te合金であったが、他の合金であってもよい。 また、上記各実施形態では、第1、第2層間接続部材130、140を形成する金属の両方が、固相焼結された焼結合金であったが、少なくとも一方が固相焼結された焼結合金であればよい。これにより、第1、第2層間接続部材130、140を形成する金属の両方が固相焼結された焼結金属でない場合と比較して、起電力を大きくできる。
(3)上記各実施形態では、センサモジュールを構成する多層基板が、熱可塑性樹脂で構成された絶縁層が複数積層されたものであったが、熱可塑性樹脂以外の絶縁層が複数積層されたものであってもよい。熱可塑性樹脂以外の絶縁層としては、熱硬化性樹脂等が挙げられる。
(4)上記各実施形態では、多層基板が、絶縁基材100、絶縁層110、表面保護部材115、裏面保護部材120が積層された構成であったが、複数の絶縁層が積層されていれば、多層基板を他の構成としても良い。すなわち、多層基板は、複数の絶縁層の1つとして、複数の貫通孔101、102が形成された絶縁基材100を有していればよい。絶縁基材100の両側に配置される絶縁層の数は任意に変更可能である。
(5)第1実施形態では、センサモジュール2の一面2aおよび他面2bに垂直な方向で、熱流がセンサモジュール2を通過することによって、各熱流センサ部10から起電力が出力されることを説明したが、各熱流センサ部10から起電力が出力されるのは、センサモジュール2の一面2aおよび他面2bに垂直な方向で、熱流がセンサモジュール2を通過する場合に限られない。センサモジュール2の一面2aと他面2bの一方から他方に向かう方向で、熱流がセンサモジュール2を通過する場合において、各熱流センサ部10から起電力が出力される。このことは、第1実施形態以外の上記各実施形態においても同様である。例えば、第2実施形態においても、センサモジュール200の一面200aと他面200bの一方から他方に向かう方向で、熱流がセンサモジュール200を通過する場合に、各熱流センサ部10から起電力が出力される。
(6)第1実施形態のセンサモジュール2は、一面2aに平行な方向で、複数の熱流センサ部10がマトリックス状に配列されていたが、複数の熱流センサ部10の配列方向は、一面2aに完全に平行な方向でなく、一面2aに対して斜めの方向であってもよい。要するに、一面2aに沿う方向で、複数の熱流センサ部10が配列されていればよい。なお、一面2aに沿う方向とは、一面2aに完全に平行な方向や、一面2aに対して平行に近い方向を含む意味である。このことは、第2〜第4実施形態のセンサモジュール200、201、202等においても同様である。
(7)第2〜第4実施形態では、一軸方向移動ユニット24の移動方向が、複数の熱流センサ部10が配列された一方向D1に対して垂直な方向であったが、一方向D1に対して垂直な方向でなくてもよい。一軸方向移動ユニット24の移動方向は、一方向D1に対して交差する方向であればよい。
(8)上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
1 熱流分布測定装置
2 センサモジュール
3 制御装置(演算部)
10 熱流センサ部
26 冷却用熱媒体
200 センサモジュール
201 センサモジュール
202 センサモジュール

Claims (11)

  1. 熱可塑性樹脂で構成された絶縁層(100、110、120)が複数積層され、一面(2a、200a)とその反対側の他面(2b、200b)を有する1つの多層基板の内部に、複数の熱流センサ部(10)が形成されたセンサモジュール(2、200、201、202)を備え、
    前記複数の熱流センサ部は、それぞれ、電気的に独立した熱電変換素子で構成されており、熱流分布の計測対象物(31)に前記一面を対向させて前記センサモジュールが配置されたときに、それぞれの前記熱電変換素子によって、前記一面に垂直な方向で前記多層基板の内部を通過する熱流に応じた電気的な出力を発生することを特徴とする熱流分布測定装置。
  2. さらに、前記複数の熱流センサ部のそれぞれで発生した前記出力に基づいて、熱流分布を演算する演算部(3)を備えることを特徴とする請求項1に記載の熱流分布測定装置。
  3. 前記センサモジュール(200、201、202)は、前記一面に平行な方向で、前記複数の熱流センサ部が一方向に一列もしくは複数列に並んで配置されており、
    前記一方向に対して垂直な方向に、前記センサモジュールを移動させる移動装置(24)を備え、
    前記演算部は、前記センサモジュールを移動させたときに、前記複数の熱流センサ部のそれぞれで発生した前記出力と、前記出力が発生したときの前記センサモジュールの位置とに基づいて、熱流分布を演算することを特徴とする請求項2に記載の熱流分布測定装置。
  4. 前記センサモジュール(201、202)は、前記複数の熱流センサ部が一方向に複数列に並んで配置されているとともに、隣り合う列において対向する前記熱流センサ部同士が前記一方向に所定距離(L1、L2)ずらして配置されていることを特徴とする請求項3に記載の熱流分布測定装置。
  5. 前記センサモジュール(2)は、前記一面に平行な方向で、前記複数の熱流センサ部がマトリックス状に配列されていることを特徴とする請求項1または2に記載の熱流分布測定装置。
  6. 前記センサモジュールの前記他面側に設けられ、前記センサモジュールを冷却する冷却体(26)または前記センサモジュールを加熱する加熱体を備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の熱流分布測定装置。
  7. 前記多層基板は、複数の前記絶縁層の1つとしての複数の貫通孔(101、102)が形成された絶縁基材(100)と、前記複数の貫通孔に埋め込まれ、異なる導電体で構成された第1、第2導電体(130、140)とを有し、
    前記熱電変換素子は、前記第1、第2導電体(130、140)が交互に直列接続されたものであり、
    前記複数の熱流センサ部のそれぞれを構成する前記第1、第2導電体が、同一の前記絶縁基材に形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の熱流分布測定装置。
  8. 絶縁層(100、110、120)が複数積層され、一面(2a、200a)とその反対側の他面(2b、200b)を有する1つの多層基板の内部に、複数の熱流センサ部(10)が形成されたセンサモジュール(2、200、201、202)を備え、
    前記複数の熱流センサ部は、それぞれ、電気的に独立した熱電変換素子で構成されており、熱流分布の計測対象物(31)に前記一面を対向させて前記センサモジュールが配置されたときに、それぞれの前記熱電変換素子によって、前記一面と前記他面の一方から他方に向かう方向で前記多層基板の内部を通過する熱流に応じた電気的な出力を発生することを特徴とする熱流分布測定装置。
  9. さらに、前記複数の熱流センサ部のそれぞれで発生した前記出力に基づいて、熱流分布を演算する演算部(3)を備えることを特徴とする請求項8に記載の熱流分布測定装置。
  10. 前記センサモジュール(200、201、202)は、前記一面に沿う方向で、前記複数の熱流センサ部が一方向に一列もしくは複数列に並んで配置されており、
    前記一方向に対して交差する方向に、前記センサモジュールを移動させる移動装置(24)を備え、
    前記演算部は、前記センサモジュールを移動させたときに、前記複数の熱流センサ部のそれぞれで発生した前記出力と、前記出力が発生したときの前記センサモジュールの位置とに基づいて、熱流分布を演算することを特徴とする請求項9に記載の熱流分布測定装置。
  11. 前記センサモジュール(2)は、前記一面に沿う方向で、前記複数の熱流センサ部がマトリックス状に配列されていることを特徴とする請求項8または9に記載の熱流分布測定装置。
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