JP2016011702A - 振動低減装置 - Google Patents

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悠 宮原
敦 本多
Atsushi Honda
敦 本多
聡弘 塚野
Satohiro Tsukano
聡弘 塚野
守弘 松本
Morihiro Matsumoto
守弘 松本
匡史 関口
Tadashi Sekiguchi
匡史 関口
修平 堀田
Shuhei Hotta
修平 堀田
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Abstract

【課題】振子マスを液密状態に覆うカバーの取り付けおよび他の部材の取り付けをリベットによって行う場合の取付強度を十分に確保できる振動低減装置を提供する。【解決手段】回転体15により振子マス14が保持され、その振子マス14を覆うケース部材19と回転体15からトルクを伝達するための所定部材がリベット20によって回転体15に連結されている振動低減装置において、リベット20は、頭部20aと、第1軸部20bと第2軸部20cとを有し、第1軸部20bは、回転体15とその回転体15の両側面に重ね合わされたケース部材19とを貫通した状態でかしめられてこれら回転体15とケース部材19とを締結し、かつ第2軸部20cは、頭部20aの他方の側面に沿わされた所定部材を貫通した状態でかしめられて所定部材を回転体15に対して固定している。【選択図】図1

Description

この発明は、捩り振動を低減するための装置に関し、特にトルクを受けて回転する回転体に、その回転体のトルク変動によって往復移動する振子マスを保持させた振動低減装置に関するものである。
動力源で発生させたトルクを、目的とする箇所もしくは部材に伝達するための駆動軸や歯車などの回転部材は、入力されるトルク自体の変動や負荷の変動、あるいは摩擦などが原因となって不可避的に振動する。その振動の周波数は回転数に応じて変化するとともに、二次振動以上の高次の振動も併せて発生するので、共振によって振幅が大きくなり、そのような共振による振動が騒音の増大や耐久性低下などの原因となることがある。そのため、回転によって動力を伝達する各種の機器には上記のような振動を防止するための装置もしくは機構が広く採用されている。
特許文献1に記載されている流体伝動装置では、遠心振子式吸収装置と第1および第2コイルスプリングとダイナミックダンパとが、径方向から見て軸方向に重なるように配置され、コンパクト化されている。
国際公開第2013/128590号公報
特許文献1のような液密構造の遠心振子式吸振装置でリベットによってカバーを回転体に固定する構成とした場合、リベットがさらに長くなる。このため、かしめ時にリベットが変形して必要な締結強度が得られない等の可能性がある。
この発明は上記の技術課題に着目してなされたものであって、振子マスを液密状態に覆うカバーの取り付けおよび他の部材の取り付けをリベットによって行う場合の取付強度を十分に確保できる振動低減装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、回転体のトルクの変動によって振り子運動する振子マスが前記回転体に保持されるとともに、その振子マスを液密状態に覆うケース部材が前記回転体にリベットによって取り付けられ、前記回転体に対してトルクを伝達しもしくは前記回転体からトルクを伝達するための所定部材が前記リベットによって前記回転体に連結されている振動低減装置において、前記リベットは、頭部と、その頭部の一方の側面から軸線方向に突出した第1軸部と、前記頭部の他方の側面から前記軸線方向で前記第1軸部とは反対の方向に突出した第2軸部とを有し、前記第1軸部は、前記回転体とその回転体の両側面に重ね合わされた前記ケース部材とを貫通した状態でかしめられてこれら回転体とケース部材とを締結し、かつ前記第2軸部は、前記頭部の前記他方の側面に沿わされた前記所定部材を嵌合させた状態でかしめられて前記所定部材を前記回転体に対して固定していることを特徴とするものである。
この発明では、前記第1軸部の圧縮強度を前記第2軸部の圧縮強度より高くすると好適である。
この発明によれば、回転体とケース部材ならびに前記所定部材とがリベットによって締結されるが、回転体とケース部材とは第1軸部によって締結されるから、第1軸部によって締結される部材の数が少なくその長さを短くすることができる。また、前記所定部材と回転体とは第2軸部によって締結されるから、第2軸部によって締結される部材の数が少なくその長さを短くすることができる。結局、各軸部を特には長くすることがないので、回転体とケース部材との締結強度、および回転体と所定部材との締結強度とを確実に締結し、それらの締結強度を高くすることができる。
さらに、第1軸部の圧縮強度が第2軸部の圧縮強度より高いため、第1軸部において部材とを固定した後に、第2軸部において部材とを固定する際に、先にかしめられている第1軸部による締結強度が低下してしまうことを回避もしくは抑制することができる。
この発明に係る振動減衰装置の具体例を示す模式図である。 この発明に係る振動低減装置におけるガイド孔および転動体の一例を示す部分的な模式図である。 この発明に係るリベットの断面図である。 この発明に係る振動減衰装置の他の例を示す模式図である。 この発明に係る振動減衰装置の更に他の例を示す模式図である。 3つの部材とリベットについての断面図であり、(a)は、部材とリベットを締結する前を示し、(b)は、部材とリベットを締結した後を示している。 4つの部材とリベットについての断面図であり、(a)は、部材とリベットを締結する前を示し、(b)は、部材とリベットを締結した後を示している。 軸部の直径がB≧Aの場合のリベットの断面図であり、(a)は、部材とリベットを締結する前を示し、(b)は、部材とリベットを締結した後を示している。 軸部の直径がB≧Aの場合のリベットの断面図であり、(a)は、部材とリベットを締結する前を示し、(b)は、部材とリベットを締結した後を示している。
この発明に係るトルクコンバータ1は、図1に示すように、捩り振動低減装置2およびロックアップクラッチ3を内蔵したトルクコンバータである。その原理的な構成は、従来知られているものと同様である。フロントカバー4とポンプシェル5とが一体化されて、トルクコンバータ1の全体としてのハウジングが形成されている。そのハウジングの中心軸線に沿って入力軸6が配置されている。その入力軸6は図示しない変速機にトルクを伝達するためのものであって、その端部外周部にタービンハブ7が一体となって回転するように設けられている。このタービンハブ7にタービンランナ8とロックアップクラッチ3が連結され、タービンハブ7と捩り振動低減装置2とがスプライン嵌合されている。
タービンランナ8は従来知られているものと同様の構成であって、ポンプインペラ9と対向して配置され、ポンプインペラ9によって生成されたオイル流を受けて回転するように構成されている。
また、ロックアップクラッチ3は、フロントカバー4の内面に対向して配置され、油圧によってフロントカバー4に押し付けられて、トルクを伝達する係合状態になり、またその油圧が低下してフロントカバー4から離隔することによりトルクを伝達しない解放状態になるように構成されている。このロックアップクラッチ3は、コイルバネの弾性力によって緩衝を行うロックアップダンパ10と連結されている。ロックアップダンパ10はロックアップクラッチ3に連結されている駆動側部材11と、この駆動側部材11にコイルバネ12を介して連結された従動側部材13とを備えている。
捩り振動低減装置2は、上記のタービンランナ8とロックアップクラッチ3もしくはロックアップダンパ10との間に配置されている。その構造の一例を図1に具体的に示す。ここに示す例は、振り子式のものであって、振り子運動する振子マス14が回転体15に保持されている。その回転体15は、環状の板状の部材であって、その回転中心から半径方向に大きく外れた箇所に、図2に示すように、円周方向に長いガイド孔16が回転体15を板厚方向に貫通して形成されている。振子マス14は、円盤状もしくは円柱状の部材であって、ガイド孔16の内部に転動可能に挿入されている。また、振子マス14はガイド孔16からその軸方向に抜けないように、断面形状が「H」形に形成されている。すなわち、左右両端のフランジ部が回転体15の側面に引っ掛かるようになっている。なお、これらガイド孔16の形状、ならびに振子マス14の構成などは、特許文献1に記載されているもの同様であってよい。
振子マス14の振り子運動がトルクコンバータ1内のオイルによって阻害されないようにするために、振子マス14およびその振り子運動を行う領域が液密状態に密閉されている。すなわち、回転体15の半径方向で中間部から外周端に至る部分にケース部材17によって液密状態に覆われている。このケース部材17は、それぞれハット形断面をなす第1ケース部材18と第2ケース部材19とによって構成されている。各ケース部材18,19は図1の左右に膨らんでいる中央部分で、振子マス14およびその振り子運動領域を、振子マス14に接触しないように覆っている。各ケース部材18,19の外周側の部分は互いに接近して回転体15の外周端部を挟み付け、回転体15と一体化している。また、第1ケース部材18の外周端部は、回転体15の外周端部を覆って第2ケース部材19側に延びている。また、第1ケース部材18の内周側では、回転体15を挟み付け、回転体15と一体化している。そして、各ケース部材18,19の外周端同士が溶接などの適宜の接合手段によって接合されて一体化されている。
また、各ケース部材18,19の内周側の部分は、回転体15の側面に重ね合わされて密着され、その状態でこれらケース部材18,19および回転体15を貫通するリベット20によって締結されている。また、ロックアップダンパ10の従動側部材13もリベット20によって前記回転体15に締結されている。そして、各ケース部材18,19の内周側の部分と回転体15の各側面との間のそれぞれにシール部材21が挟み込まれている。
次に、リベット20について以下に説明する。図3に示すように、リベット20は、頭部20aと、頭部20aの一方の側面から軸線方向に突出した第1軸部20bと、頭部20aの他方の側面から軸線方向で第1軸部20bとは反対方向に突出した第2軸部20cとを有する。
図1に示すように、リベット20は、第1軸部20bをケース部材18,19および回転体15に貫通させてかしめてこれらを締結し、第2軸部20cを従動側部材13に嵌合させてかしめて従動側部材13を回転体15に締結させている。
図1に示すように、第1軸部20bによって締結される部材は回転体15およびケース部材18,19の3部材であってその数が少ないから、第1軸部20bの長さを短くすることができる。また、第2軸部20cは従動側部材13のみを貫通していればよいからその長さを短くすることができる。結局、上述した構成では、各軸部20b,20cを特に長くすることがないので、回転体15とケース部材18,19との締結強度、および回転体15と従動側部材13との締結強度とを確実に締結し、それらの締結強度を高くすることができる。
また、第1軸部20bの圧縮強度が第2軸部20cの圧縮強度より高いため、第1軸部20bをかしめて回転体15およびケース部材18,19を締結した後に、前記従動側部材13と連結するべく第2軸部20cをかしめるとした場合、先にかしめられている第1軸部20bによる締結強度が低下してしまうことを回避もしくは抑制することができる。
さらに、この発明に係る上記のリベット20は第1軸部20bと第2軸部20cとを有するため、第1軸部20bでケース部材18,19および回転体をかしめて締結し、第2軸部20cで従動側部材13を締結することができることから、捩り振動低減装置2の液密状態を検査する際には、第2軸部20cに従動側部材13を締結しておく必要はなく、検査で不良が発生した際、第1軸部20bにおいて締結されたケース部材18,19および回転体15のみを換えればよく、従動側部材13までを廃棄する必要はなくなる。
そして、この発明に係る上記のリベット20は、第1軸部20bと第2軸部20cとを有するため、第1軸部20bでケース部材18、19および回転体をかしめて締結し、第2軸部20cで従動側部材13を締結することができる。したがって、組み立て時に捩り振動低減装置2の液密状態を検査する際には、第2軸部20cに従動側部材13を締結しておく必要がない。よって、検査で不良が発生した場合であっても、締結されたケース部材18、19および回転体15のみを換えればよいため、従動側部材13までを廃棄する必要はなくなる。
なお、この発明に係る捩り振動低減装置2の配置位置は上述した図1に示す位置に限らない。例えば、図4に示すように、捩り振動低減装置2は、ロックアップクラッチ3とロックアップダンパ10との間に配置され、第1軸部20bによって回転体15とケース部材18,19とが締結され、第2軸部20cによって従動側部材13が締結されていてもよい。
また、図5に示すように、捩じり振動低減装置2は、ロックアップダンパ10とタービンランナ8との間に配置され、第1軸部20bによって回転体15とケース部材18,19とが締結され、第2軸部20cによってタービンランナ8が締結されていてもよい。
上述したように、この発明では、回転体15とケース部材18,19とを締結する第1軸部20bの圧縮強度が、回転体15を従動側部材13などの他の所定部材に締結する第2軸部の圧縮強度より高強度とされている。このような構成による作用・効果を比較例を参照して説明すると以下のとおりである。
図6は比較例を示し、(a)は、頭部200hと頭部200hから軸線方向に一方向に突出した軸部200sとを有するリベット200xについて、4つの部材22,23,24,25を軸線方向に並べて積層し、軸部200sを貫通させた状態を示している。図6(b)は、リベット200xと4つの部材22,23,24,25とをかしめてこれらを締結した後の状態を示している。図6(a)の状態では、4つの部材22,23,24,25を積層させているため、軸部200sの長さを長くする必要がある。図6(b)に示すように、リベット200xをかしめるために軸部200sを軸線方向に圧縮荷重をかけた場合には、軸部200sの長さが長いと、軸部200sが圧縮変形した際に座屈が生じたり、リベット200xの外周面に隙間が生じてしまう場合がある。
図7は他の比較例を示し、(a)は、頭部200hと頭部200hから軸線方向に一方向に突出した軸部200tを有するリベット200yについて、3つの部材26,27,28を軸線方向に並べて積層し、軸部200tを貫通させた状態を示している。図7(b)は、リベット200yと3つの部材26,27,28とをかしめてこれらを締結した後の状態を示している。図7(a)の状態でリベット200yをかしめると、軸部200tについて軸線方向に圧縮荷重をかけた場合は、図6に示す部材が4つの場合と比べて軸部の長さが短いため、図7(b)に示すように、軸部を圧縮変形させた際に座屈が生じにくく、リベット200yの外周面に隙間が生じにくくすることができる。
図8は更に他の比較例を示し、(a)は、頭部20hと頭部20hから軸線方向に一方向に突出した第1軸部20mと頭部20hの他方の側面から軸線方向で第1軸部20mとは反対の方向に突出した第2軸部20nとを有するリベット20xを示している。リベット20xは、第1軸部20mの軸線方向の長さが第2軸部20nの軸線方向の長さよりも長く、第2軸部20nの直径Bが第1軸部20mの直径Aよりも大きい。図8(b)は、最初に、第1軸部20mを回転部材15およびケース部材18,19に貫通させてかしめてこれらを締結し、その後、第2軸部20nを所定部材29に嵌合させてかしめて締結した状態を示している。第2軸部20nの直径Bが第1軸部20mの直径Aよりも大きいため、かしめる際の第2軸部20nの軸線方向にかける圧縮荷重が、第1軸部20mの軸線方向にかけられた圧縮荷重よりも大きくなり、リベット20xの頭部20hが変形したり、第1軸部20mと回転部材15およびケース部材18,19との締結強度が低下する可能性がある。
図9は本発明例を示し、(a)に示すように、リベット20は頭部20aと頭部20aから軸線方向に一方向に突出した第1軸部20bと頭部20aの他方の側面から軸線方向で第1軸部20bとは反対の方向に突出した第2軸部20cとを有する。第1軸部20bの軸線方向の長さが第2軸部20cの軸線方向の長さよりも長く、第1軸部20bの直径Bが第2軸部20cの直径Aよりも大きい。図9(b)は、最初に第1軸部20bを回転部材15およびケース部材18,19に貫通させてをかしめてこれらを締結し、その後、第2軸部20cを所定部材30に嵌合させてかしめてこれらを締結した状態を示している。第1軸部20bの直径Aが第2軸部20cの直径Bよりも大きいため、かしめる際の第2軸部20cの軸線方向にかける圧縮荷重が、第1軸部20bの軸線方向にかけられた圧縮荷重よりも小さくなり、リベット20の頭部20aが変形する可能性を小さくでき、第1軸部20bと回転部材15およびケース部材18,19の締結強度を高く維持することができる。
なお、上述した具体例では、所定部材として従動側部材13を挙げてあるが、この発明における所定部材は、上記の従動側部材13以外の適宜の部材であってよい。
1…トルクコンバータ、 2…捩り振動低減装置、 3…ロックアップクラッチ、 4…フロントカバー、 5…ポンプシェル、 6…入力軸、 7…タービンハブ、 8…タービンランナ、 9…ポンプインペラ、 10…ロックアップダンパ、 11…駆動側部材、 12…コイルバネ、 13…従動側部材、 14…振子マス、 15…回転体、 16…ガイド孔、 17…ケース部材、 18,19…ケース部材、 20…リベット、 20a…頭部、 20b…第1軸部、 20c…第2軸部、 21…シール部材、 22,23,24,25,26,27,28…部材、 29,30…所定部材。
図6は比較例を示し、(a)は、頭部200hと頭部200hから軸線方向に一方向に突出した軸部200sとを有するリベット200xについて、4つの部材22,23,24,25を軸線方向に並べて積層し、軸部200sを貫通させた状態を示している。図6(b)は、リベット200xと4つの部材22,23,24,25とをかしめてこれらを締結した後の状態を示している。図6(a)の状態では、4つの部材22,23,24,25を積層させているため、軸部200sの長さを長くする必要がある。図6(b)に示すように、リベット200xをかしめるために軸部200sを軸線方向に圧縮荷重をかけた場合には、軸部200sの長さが長いと、軸部200sが圧縮変形した際に座屈が生じたり、リベット200xの外周面に隙間Cが生じてしまう場合がある。

Claims (2)

  1. 回転体のトルクの変動によって振り子運動する振子マスが前記回転体に保持されるとともに、その振子マスを液密状態に覆うケース部材が前記回転体にリベットによって取り付けられ、前記回転体に対してトルクを伝達しもしくは前記回転体からトルクを伝達するための所定部材が前記リベットによって前記回転体に連結されている振動低減装置において、
    前記リベットは、頭部と、その頭部の一方の側面から軸線方向に突出した第1軸部と、前記頭部の他方の側面から前記軸線方向で前記第1軸部とは反対の方向に突出した第2軸部とを有し、
    前記第1軸部は、前記回転体とその回転体の両側面に重ね合わされた前記ケース部材とを貫通した状態でかしめられてこれら回転体とケース部材とを締結し、かつ
    前記第2軸部は、前記頭部の前記他方の側面に前記所定部材を嵌合させた状態でかしめられて前記所定部材を前記回転体に対して固定している
    ことを特徴とする振動低減装置。
  2. 前記第1軸部の圧縮強度が前記第2軸部の圧縮強度より高いことを特徴とする請求項1に記載の振動低減装置。
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