JP2016004903A - 研磨装置、研磨方法、及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

研磨装置、研磨方法、及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】研磨前又は研磨中に研磨パッドの状態を測定する。【解決手段】研磨装置は、研磨面を有する研磨パッドが設けられる回転可能なテーブルと、研磨対象物を保持した状態でその研磨対象物を研磨面に接触させることが可能な研磨ヘッドと、テーブルの回転中に研磨面に接触することが可能な接触部と、接触部の研磨面と接触する面の状態を測定する測定部と、を備える。研磨方法及び半導体装置の製造方法は、研磨動作中に接触部を研磨パッドの研磨面に接触させて前記接触部の状態を測定する測定工程と、測定工程の測定結果に基づいて研磨パッドの状態を判定する判定工程と、判定工程の判定結果に基づいて実行され、研磨対象物を研磨面に接触させて研磨対象物を研磨する研磨工程と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、研磨装置、研磨方法、及び半導体装置の製造方法に関する。
近年、半導体装置は、その微細化の実現のために、工程の複雑化や素子密度の増大が行われている。そのため、半導体装置は、横方向だけでなく縦方向に対しても高い加工の制御性が要求されるようになっている。さらに、工程の複雑化に伴って段差が拡大するとともに素子密度の向上に伴って積層数が増大することで、化学的機械的研磨(Chemical Mechanical Polishing/CMP)による研磨量が増大する傾向にある。
しかしながら、CMPに用いられる研磨パッドは、使用に伴って摩耗や変形等が生じてその状態が変化する。そのため、研磨量が増大すると、研磨パッドの状態変化が大きくなって研磨に与える影響が増大し、その結果、研磨特性が不安定になったり仕上がりがばらついたりする等の問題が生じ易くなる。
特開平9−150367号公報
そこで、研磨前又は研磨中に研磨パッドの状態を測定することができる研磨装置、研磨方法、及び半導体装置の製造方法を提供する。
実施形態の研磨装置は、研磨面を有する研磨パッドが設けられる回転可能なテーブルと、研磨対象物を保持した状態でその研磨対象物を前記研磨面に接触させることが可能な研磨ヘッドと、前記テーブルの回転中に前記研磨面に接触することが可能な接触部と、前記接触部の前記研磨面と接触する面の状態を測定する測定部と、を備える。
実施形態の研磨方法は、研磨動作中に接触部を研磨パッドの研磨面に接触させて前記接触部の状態を測定する測定工程と、前記測定工程の測定結果に基づいて前記研磨パッドの状態を判定する判定工程と、前記判定工程の判定結果に基づいて実行され、研磨対象物を前記研磨面に接触させて前記研磨対象物を研磨する研磨工程と、を含む。
実施形態の半導体装置の製造方法は、半導体基板上にパターンを形成する工程と、パターン上に被研磨層を形成する工程と、研磨動作中に接触部を研磨パッドの研磨面に接触させて前記接触部の状態を測定する測定工程と、前記測定工程の測定結果に基づいて前記研磨パッドの状態を判定する判定工程と、前記判定工程の判定結果に基づいて実行され、研磨対象物を前記研磨面に接触させて前記研磨対象物を研磨する研磨工程と、を含む。
第1実施形態による研磨装置の概略構成の一例を示す図 第1実施形態による半導体装置の製造プロセスを(a)〜(c)の順に示す半導体装置の断面図 第1実施形態による研磨装置によって実行される工程のうち一部の工程を示すフローチャート 第2実施形態による図1相当図 第3実施形態による図1相当図 第3実施形態による研磨装置により実行される工程を示すフローチャート 第3実施形態による研磨工程を(a)から(c)の順に示す半導体装置の断面図 第4実施形態による研磨装置の概略構成の一例を示す平面図 第5実施形態による図8相当図
以下、複数の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して研磨装置10の概略について説明する。研磨装置10は、テーブル11、テーブル駆動部12、研磨ヘッド13、スラリー供給部14、センサヘッド15、制御部16、及び圧子20を備えている。テーブル11は、全体として円板状に構成されている。テーブル11の研磨ヘッド13側つまり上面側には、研磨パッド30が取り付けられる。テーブル11は、テーブル駆動部12によって駆動され、上側に設けられている研磨パッド30とともに回転する。
研磨パッド30は、研磨対象物に接して研磨するために用いられる。研磨パッド30は、全体として円板状に構成されている。研磨パッド30は、例えば発泡性のポリウレンタン樹脂を主要な材料として構成されている。研磨パッド30には、例えば研磨層及び研磨層よりも柔軟な層を積層したものや、研磨層のみで構成されたものがある。研磨パッド30は、研磨層側が研磨ヘッド13側すなわち上方となるように設けられる。研磨パッド30は、研磨ヘッド13側の面、すなわち重力方向において上端面に研磨面301を有している。
研磨ヘッド13は、テーブル11に設けられる研磨パッド30と対向して設けられている。すなわち、研磨ヘッド13は、テーブル11の上方に設けられている。また、研磨ヘッド13は、テーブル11の回転中心に対して一方側寄りに設けられている。研磨ヘッド13は、テーブル11側つまり下側に研磨対象物としてのウェーハ40を保持する。なお、図1では、ウェーハ40の厚みを、研磨パッド30等との寸法関係において実際よりも誇張して表現している。
研磨ヘッド13は、例えば空圧の増減によって伸縮可能なエアバッグ131を有している。研磨ヘッド13は、エアバッグ131を膨張させることで、ウェーハ40を保持した状態でウェーハ40に圧力を加える。これにより、ウェーハ40は、研磨ヘッド13に保持されるとともに、研磨パッド30の研磨面301に上方から所定の圧力で押し付けられる。研磨ヘッド13は、研磨ヘッド駆動部17によって駆動され、回転する。これにより、ウェーハ40は、研磨ヘッド13とともに回転する。
スラリー供給部14は、水に添加剤を含ませたスラリー141を、研磨パッド30の研磨面301に供給する。ウェーハ40を研磨する際、スラリー供給部14から供給されたスラリー141は、研磨ヘッド13に保持されたウェーハ40と研磨パッド30の研磨面301との間に侵入する。研磨ヘッド13に保持されているウェーハ40は、適切な圧力で研磨パッド30に押し付けられる。これにより、ウェーハ40は、研磨パッド30の研磨面301と接し、表面が研磨される。スラリー141中の添加剤は、砥粒及び界面活性剤を含んでいる。砥粒は、研磨を促進し、界面活性剤は、研磨を抑制する。研磨レートの調整は、研磨ヘッド13の押し付け圧や、研磨ヘッド13及びテーブル11の回転速度の他、添加剤の混合比つまり砥粒及び界面活性剤の混合比を調整することで行われる。
圧子20は、テーブル11の回転中に研磨パッド30の研磨面301に接触することが可能な接触部の一例である。圧子20は、テーブル11に設けられる研磨パッド30と対向して設けられている。すなわち、圧子20は、テーブル11の上方に設けられている。また、圧子20は、テーブル11の回転中心に対して一方側寄りに設けられている。本実施形態の場合、圧子20は、圧子保持部19によって保持された状態で上下方向に駆動される。これにより、圧子20は、テーブル11の回転中つまり研磨パッド30の回転中に、研磨パッド30の研磨面301に対して所定の力で接触する。圧子20の直径は、例えば20mm程度である。
圧子20は、例えば全体として円板状又は円柱状であって、本体部21と接触層22とを有している。本実施形態の場合、本体部21は、例えば金属材料、樹脂材料、又はセラミック材料等によって形成されている。接触層22は、本体部21の研磨面301側に設けられており、例えば金属層や、被研磨層となる酸化シリコン層、又はストッパー層となる窒化シリコン層等で構成されている。圧子20の研磨面301側の面を、研磨面301に接触する接触面23と称する。なお、図1では、接触層22の厚みを、圧子20との寸法関係において実際よりも誇張して表現している。圧子20の接触面23が研磨パッド30の研磨面301に接触した状態でテーブル11が回転されると、接触面23が研磨される。
センサヘッド15は、圧子20の接触層22の状態を測定する測定部の一例である。研磨装置10は、圧子20の接触層22の状態を測定することにより、間接的に研磨パッド30の状態を測定することができる。この場合、センサヘッド15は、接触層22の状態として接触層22の厚みを測定することができる。つまり、研磨装置10は、テーブル11を回転させるとともにスラリー141を供給することで研磨動作を実行し、その研磨動作中に圧子20の接触面23を研磨パッド30の研磨面301に接触させて、接触層22を研磨する。センサヘッド15は、接触層22の研磨による厚みの変化量つまり研磨レートの変化を測定する。そして、研磨装置10は、この研磨レートの変化に基づいて、研磨パッド30の状態を測定する。
すなわち、研磨レートが変化する前後において、例えばテーブル11の回転速度やスラリー141の添加剤の混合比等の研磨動作の条件が一定であれば、その研磨レートの変化は、研磨パッド30の状態の変化に起因していることがわかる。したがって、研磨装置10は、研磨動作中に圧子20の接触層22の状態を測定することにより、現状の研磨パッド30の状態すなわち被研磨層に対する研磨レートを測定することができる。この場合、研磨動作の実行中に、実際にウェーハ40を研磨しても良いし、研磨しなくても良い。
センサヘッド15は、テーブル11に埋め込まれている。センサヘッド15は、テーブル11と共に回転して圧子20の下を通過する。センサヘッド15は、圧子20の下を通過する際に、接触層22の状態この場合厚みを測定する。そして、センサヘッド15による測定結果は、例えば増幅器18等を介して制御部16へ送信される。
センサヘッド15の測定方式は、接触層22の種類によって異なり、例えば渦電流式と光学式とがある。研磨装置10は、接触層22の種類に応じて、これら複数の測定方式のうち一つを単独で又は複数の測定方式を組み合わせて用いられる。例えば接触層22が金属層であれば、渦電流式が用いられる。渦電流式の場合、センサヘッド15は、高周波交流電源に接続された図示しないコイルを有しており、そのコイルからテーブル11を貫く方向に磁力線を発生する。その磁力線が、導電性の金属層である接触層22を通過すると、接触層22に渦電流が生じる。この渦電流は、接触層22の抵抗、つまり接触層22の厚みに応じて大きさが変化する。一方、接触層22に渦電流が発生すると、センサヘッド15から発生する磁力線とは逆方向の磁力線が発生する。この逆方向に発生する磁力線の強度を測定することにより、金属層である接触層22の厚みの変化を測定することができる。
また、例えば接触層22が、酸化膜や窒化膜等の絶縁膜である場合、センサヘッド15の測定方式には光学式が用いられる。光学式の場合、センサヘッド15は、詳細は図示しないが、投光部と受光部とを有している。投光部から照射された光の一部は、接触面23で反射し、残りは接触層22を透過して本体部21と接触層22との境界面で反射する。そして、受光部は、接触面23で反射する光と本体部21と接触層22との境界面で反射する光とを合成した光を受光する。その際、接触面23で反射する光と、本体部21と接触層22との境界面で反射する光とに位相差が生じるため、その合成である反射光の強度に強弱が生じる。つまり、接触層22の厚みが変化すると、反射光の位相差が変化して、受光部が受光する受光強度が周期的に変化することになる。この受光強度の変化を測定することで、接触層22の厚みの変化を測定することができる。
また、上述したように、本実施形態においてセンサヘッド15は、圧子20の接触層22の厚みの変化つまり研磨量を測定することができる。そのため、センサヘッド15は、ウェーハ40の研磨工程において、研磨終点を得るための終点検知の手段として用いることもできる。すなわち、研磨装置10がウェーハ40の研磨の終点検知の手段として上述した渦電流式センサや光学式センサを備えている場合、それらのセンサを、圧子20の接触層22の状態を測定する測定部として用いることができる。
制御部16は、テーブル駆動部12、研磨ヘッド駆動部17、圧子保持部19等に接続されている。制御部16は、ソフトウェアプログラムを有するコンピュータによって構成されており、研磨装置10の全体の制御を司っている。制御部16は、研磨対象物であるウェーハ40の研磨工程前、又は研磨工程中に、研磨パッド30の状態を判定する。そして、制御部16は、その判定結果に基づいて、研磨パッド30の交換の要否を判断したり、テーブル11の回転速度やウェーハ40の押し付け圧、及びスラリー141の添加剤の混合比等の研磨条件を設定したりする。
次に、研磨装置10を用いた半導体装置の製造方法について、図2を参照して説明する。図2(a)に示すように、シリコン基板51上に、ストッパー膜となるシリコン窒化膜52を例えば約70nmの膜厚で形成する。次に、詳細は図示しないが、シリコン酸化膜等のエッチングマスク用いてシリコン窒化膜52及びシリコン基板51をエッチングし、これによりSTIパターンとして例えば深さ約450nmの溝511、512を形成する。なお、シリコン基板51とシリコン窒化膜52の間に、例えばシリコン酸化膜を設けても良い。
次に、図2(b)に示すように、STIパターンを構成する溝511、512を埋め込むようにして、シリコン酸化膜53を、例えば高密度プラズマCVD法(HDP−CVD)などにより、例えば約600nmの厚さで形成する。このとき、図2(b)に示すように、シリコン酸化膜53の表面は溝511、512に沿った凹凸面となる。
次に、図2(c)に示すように、被研磨層であるシリコン酸化膜53を、研磨装置10を用いて化学的機械的研磨を行う。このように化学的機械的研磨を行って、ストッパー層となるシリコン窒化膜52を露出させることで、図2(c)に示すよう溝511、512にシリコン酸化膜531、532が埋め込まれた半導体装置50が得られる。
次に、複数の半導体装置50の生産工程におけるウェーハ40の研磨について、図3を参照して説明する。この場合、圧子20の接触面の状態を測定する工程を測定工程と称し、測定工程の測定結果に基づいて研磨パッド30の状態を判定する工程を判定工程と称し、研磨対象物であるウェーハ40を研磨する工程を研磨工程と称する。
通常、研磨装置10は、研磨パッド30が交換されると、その研磨パッド30を繰り返して使用して複数のウェーハを研磨する。図3のフローチャートは、研磨装置10によって実行される工程のうち、研磨パッド30を交換してからある期間が経過するまでの工程を示している。
研磨装置10は、ステップS11において新品の研磨パッド30に交換されると、ステップS12に示すように、研磨パッド30を立ち上げるためにダミーランを実行する。研磨装置10は、ダミーランを実行すると、所要時間、例えば5分間程度ダミーウェーハに対して研磨動作を実行する。この場合、ダミーウェーハは、例えば何ら成膜が行われていないウェーハでも良いし、パターン等が形成されたウェーハでも良い。また、ダミーウェーハは、その全面に被研磨層やストッパー層が形成されたもの、いわゆるベタ膜が形成されたものでも良い。また、ダミーランは、必ずしもダミーウェーハに対して研磨動作をする必要は無く、例えばウェーハを研磨せずに単に研磨動作すなわちテーブル11の回転及びスラリー141の供給を実行するだけでも良い。
研磨装置10は、ステップS12においてダミーランを終了した後、ステップS13へ移行して、圧子20の接触面23の状態を測定する。研磨装置10は、上述したように圧子20の接触面23を、研磨動作中の研磨パッド30の研磨面301に所定の圧力で接触させ、センサヘッド15によって接触面23の状態つまり研磨レートを測定する。この場合、圧子20の接触層22をウェーハ40の被研磨層と同じ材質にすることで、研磨装置10は、実際にウェーハ40の被研磨層を研磨する前に、その被研磨層の研磨レートを知ることができる。
そして、研磨装置10は、ステップS14において、ステップS13の計測結果に基づいて研磨パッド30の状態を判定する。この場合、研磨装置10は、例えばステップS13で計測した研磨レートが所定の範囲から外れている場合、研磨パッド30の状態は不良であると判断し(ステップS14でNG)、ステップS12へ移行して再度ダミーランを実行する。一方、研磨装置10は、例えばステップS13で計測した研磨レートが所定の範囲内に収まっていれば、研磨パッド30の状態は良好であると判断し(ステップS14でOK)、ステップS15において研磨対象物であるウェーハ40を研磨する。その後、研磨装置10は、ステップS16、S17、S18・・・において、ステップS13、S14、S15と同様の工程を繰り返し、複数のウェーハ40の研磨を行う。そして、研磨装置10は、所定数のウェーハ40を研磨すると、ステップS11へ戻り、研磨パッド30の交換が行われる。
この場合、研磨装置10は、ステップS14、S17・・・における研磨パッド30の状態判定の結果に基づいて、ステップS15、S18・・・の研磨条件を調整しても良い。例えば研磨装置10は、ステップS13で測定した研磨レートが低く、ステップS14で研磨パッド30の状態が不良であると判定した場合、ステップS15の研磨工程の際に、テーブル11の回転数を上げたりスラリー141の添加剤中の砥粒の比率を上げたりするなどして、研磨レートを高めるように調整する。一方、研磨装置10は、ステップS13で判定した研磨レートが高いと判断した場合には、ステップS15の研磨工程の際に、テーブル11の回転数を下げたりスラリー141の添加剤中の界面活性剤の比率を上げたりするなどして、研磨レートを下げるように調整する。
また、研磨装置10は、各ステップS15、S18における研磨工程において、圧子20の状態をリアルタイムで測定し、その測定結果に基づいて、研磨条件を随時変更するようにしても良い。
また、研磨装置10は、ステップS14、S17・・・において、NGの判定を所定回数行った場合に、研磨パッド30の交換を促すようにしても良い。
ここで、研磨パッド30は、複数のウェーハ40を研磨することが通常であるが、複数のウェーハ40を研磨する間に、研磨による削りカスや押圧による変形などが生じて研磨パッド30の表面状態が変化する。すると、研磨パッド30の研磨面301が、ウェーハ40の研磨に与える影響が大きくなり、研磨レート等の条件が変わってくる。従来構成では、研磨パッドの交換後にダミーランを実行し、一旦研磨パッドの状態が良好であると判断されると、その後、研磨パッドの状態を判定することなく、ウェーハの研磨が続行される。したがって、従来構成では、研磨による研磨パッドの状態変化は、実際にウェーハを研磨してその結果を測定するまでは検知することができなかった。そのため、ウェーハの研磨の仕上がりにばらつきが生じ、歩止まりの向上を阻害する一因となっていた。
一方、上記実施形態の構成によれば、研磨装置10は、ウェーハ40を実際に研磨する前又は研磨中に、テーブル11を回転させながら動的に研磨パッド30の状態を測定することができる。したがって、ウェーハ40を実際に研磨する前又は研磨中に、現在の研磨パッド30の状態に合わせて研磨条件を設定したり、研磨パッド30の使用の可否を判定したりすることができる。そのため、研磨による研磨パッド30の状態変化の影響を低減することができ、その結果、ウェーハ40の仕上げのばらつきを低減し、生産性の向上を図ることができる。
また、上記実施形態によれば、研磨装置10は、実際に研磨工程を実行する際の条件と同じ条件下、すなわちテーブル11を研磨工程の速度と同じ速度で回転させるとともにスラリー141を供給した状態で、研磨パッド30の状態を測定することができる。したがって、研磨装置10は、研磨による研磨パッド30の状態変化をより正確に把握することができる。
ここで、圧子保持部19を、任意の押し付け圧力に調整可能に構成しても良い。すなわち、圧子20の研磨パッド30の研磨面301に対する押し付け圧力を変更可能にしても良い。研磨ヘッド13によるウェーハ40の押し付け圧力が変化すると、研磨レートも変化する。そのため、圧子20の押し付け圧力を、ウェーハ40の押し付け圧力に合わせて変更することで、押し付け圧力に依存した研磨レートを適切に把握することができる。
(第2実施形態)
次に、図4を参照して第2実施形態について説明する。第2実施形態では、圧子20の接触面23の状態の測定方法が、上記第1実施形態と異なる。すなわち、第2実施形態において、圧子20は、図4に示すように、上記第1実施形態の本体部21に換えて、水晶振動子で構成された本体部24を有している。本体部24は、図示しない信号の取り出し用の電極を有し、増幅器18を介して制御部16に接続されている。本体部24の接触面23は、上記第1実施形態と同様に、被研磨層であるシリコン酸化膜や金属膜等、又はストッパー層であるシリコン窒化膜等からなる接触層22によって形成されている。
圧子20は、本体部24に電圧が印加されると、水晶振動子の圧電効果により振動する。この場合、圧子20の共振周波数は、水晶振動子の特性が同一であれば、接触層22の質量つまり接触層22の厚みによって変化する。そのため、研磨装置10は、圧子20の接触層22を研磨してその共振周波数の変化を測定することにより、接触層22の研磨レートを測定する。これにより、研磨装置10は、現在の研磨パッド30の状態を知ることができる。この場合、圧子20は、接触部の一例であるとともに、測定部の一例でもある。
本実施形態においても、上記第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
また、第2実施形態において、圧子20は、接触層22に換えて、例えばスラリー141に含まれる界面活性剤を吸着し易い材料で構成された吸着層を有していても良い。この場合、圧子20の吸着層がスラリー中の界面活性剤を吸着してその重量が変化することよって、圧子20の共振周波数が変化する。そのため、研磨装置10は、この吸着層による界面活性剤の吸着量を測定し、その測定結果から現在の研磨パッド30の状態を判定することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について、図5から図7を参照して説明する。第3実施形態において、研磨装置10は、複数の圧子20を備えている。なお、図5では、説明の便宜上、複数の圧子20のうち2個のみを図示している。そして、これら圧子20を、第1圧子201及び第2圧子202と称する。
複数の圧子20の接触層22は、それぞれウェーハ40が有する被研磨層又はストッパー層で形成されている。研磨装置10が、図7に示すようにシリコン基板51上にストッパー膜となるシリコン窒化膜52と被研磨膜となるシリコン酸化膜53を設けた半導体装置50を研磨する場合、第1圧子201の接触層221は、被研磨層である酸化シリコン層のいわゆるベタ膜で形成されている。また、第2圧子202の接触層222は、ストッパー層である窒化シリコン層のいわゆるベタ膜で形成されている。ここで、図7において、シリコン酸化膜53のうちL1で示す範囲を第1層とし、L2で示す範囲を第2層とする。また、L3で示すシリコン窒化膜52を第3層とする。
研磨装置10は、まず、図6のステップS21及び図7(a)に示すように、第1層L1の研磨を行う。その後、研磨装置10は、図6のステップS22に示すように、第1圧子201の状態を判定する。この場合、第1圧子201の接触層221は、酸化シリコン層のいわゆるベタ膜で形成されている。そのため、研磨装置10は、第1圧子201の状態を判定することにより、未だ研磨を行っていない第2層L2についての研磨レートを知ることができる。
次に、研磨装置10は、ステップS23において研磨パッド30の状態を判定し、継続して使用可能であれば(ステップS23でOK)、ステップS24へ移行する。研磨装置10は、第2層L2が露出して第1層L1の研磨が終了するまで、ステップS22〜S24を繰り返して研磨を継続する(ステップS24でNO)。そして、研磨装置10は、図7(b)に示すように第1層L1の研磨が終了すると(ステップS24でYES)、ステップS25において、ステップS22で測定した第2層L2の研磨レートに基づいて、第2層L2用の研磨条件を設定する。そして、研磨装置10は、ステップS26へ移行し、第2層L2の研磨を開始する。その後、研磨装置10は、第2層L2についても、ステップS22〜S24と同様の工程を経て、第2層L2の研磨を行う。そして、研磨装置10は、図7(c)に示すように第3層L3が露出すると、研磨を終了する。なお、シリコン基板51上に複数の層が積層されて、研磨対象となる層が第4層、第5層・・・と続く場合には、その積層数に応じてステップS21〜S24と同様の工程が実行される。
この方法によれば、ウェーハ40を研磨する研磨工程は、第1層を研磨する第1研磨工程と、第1研磨工程の実行後に第2層を研磨する第2研磨工程と、を含んでいる。研磨装置10は、第1研磨工程中に測定工程を実行することで、現状の研磨パッド30の状態として第2層の研磨レートを測定する。そして、研磨装置10は、その測定結果に基づいて第2研磨工程における研磨条件を設定し、第2研磨工程を実行する。これにより、研磨装置10は、現在の研磨パッド30の状態を的確に把握することができる。この場合、研磨装置10は、現在研磨している層よりも後に研磨される層の研磨レートを知ることができる。そのため、被研磨層を実際に研磨する前に、現在の研磨パッド30の状態に合わせて研磨条件を設定したり、研磨パッド30の使用の可否を判定したりすることができる。そのため、研磨による研磨パッド30の状態変化の影響を低減することができ、その結果、半導体装置50の仕上げのばらつきを低減し、生産性の向上を図ることができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について、図8を参照して説明する。第4実施形態において、研磨装置10は、複数の圧子20を備えている。なお、図8では、説明の便宜上、複数の圧子20のうち2個の圧子20のみを図示している。圧子20は、何れも上記第1実施形態と同様の構成であって、テーブル11の径方向つまり研磨パッド30の径方向にずれて配置されている。すなわち、複数の圧子20は、研磨パッド30の直径方向に並んでいる。
テーブル11の回転中における研磨パッド30上の任意の点の周速度は、回転中心からの距離によって変わる。そのため、研磨による研磨パッド30の状態変化は、その研磨パッド30の径方向における位置によって異なる。本実施形態では、複数の圧子20が、研磨パッド30の径方向にずれて配置されている。そのため、研磨装置10は、測定工程の実行により、研磨パッド30上の径方向における複数の位置についての状態を知ることができる。すなわち、研磨装置10は、研磨パッド30の状態を、その研磨パッド30の広い領域にわたって詳細に知ることができる。したがって、研磨装置10は、研磨条件の設定等について細かい制御が可能となる。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態について、図9を参照して説明する。第5実施形態において、研磨装置10は、複数種類の圧子、この場合、圧子20及び圧子25を有している。圧子20と圧子25とは、テーブル11の回転中心を中心とする同一円周上においてその円周方向にずれて配置されている。圧子20、25は、それぞれ同一構成の圧子保持部19によって保持されている。この場合、圧子20と圧子25とは、それぞれ同一の荷重により研磨パッド30の研磨面301に押し付けられている。一方、圧子20と圧子25とは、研磨面301に対する接触面積が異なるように設定されている。その結果、圧子20の研磨面301に対する押し付け圧力と、圧子25の研磨面301に対する押し付け圧力とは、それぞれ異なる。この場合、圧子20、25のそれぞれの接触面積は、ウェーハ40の押し付け圧力に合わせて設定することができる。
このような圧子20、25を用いることで、圧子保持部19の押し付け力を変更することなく、複数の圧力に依存した研磨パッド30の状態すなわち研磨レートを把握することができる。これにより、研磨装置10は、より適切な研磨条件の設定が可能となって、研磨による研磨パッド30の状態変化の影響を低減することができる。そして、その結果、ウェーハ40の仕上げのばらつきを低減し、生産性の向上を図ることができる。
なお、ウェーハ40の研磨加工における終点検知は、例えばテーブル11を一定回転させた際のテーブル駆動部12の電流値の変化を測定する方式であっても良い。この場合、研磨が進行して被研磨層が変わると、摩擦係数の違いによって、研磨パッド30が受ける抵抗が変化する。これにより、研磨装置10は、被研磨層の研磨の終点を検知することができる。
また、上記各実施形態の研磨装置10は、図示しないドレッサーを備えている。このドレッサーは、研磨パッド30の研磨面301を削って新たな研磨面を露出させるためのドレスを実行する。そして、研磨装置10は、測定工程で得た測定結果によって研磨パッド30の状態を判定し、その判定結果に基づいてドレスの条件を設定しても良い。
以上説明した実施形態によれば、研磨装置は、テーブルの回転中に研磨面に接触することが可能な接触部と、接触部の研磨面と接触する面の状態を測定する測定部と、を備えている。これによれば、テーブルの回転中である研磨動作中に、測定部が、接触部の研磨面との接触面の状態を測定することで、研磨装置は、その測定結果に基づいて、現在の研磨パッドの状態を知ることができる。
また、研磨方法及び半導体装置の製造方法は、研磨動作中に接触部を研磨パッドの研磨面に接触させて接触部の状態を測定する測定工程と、測定工程の測定結果に基づいて研磨パッドの状態を判定する判定工程と、判定工程の判定結果に基づいて実行され、研磨対象物を研磨面に接触させて研磨対象物を研磨する研磨工程と、を含んでいる。この場合、判定工程の判定結果に基づいて研磨工程の条件が設定される。これによれば、研磨対象物を実際に研磨する前又はその研磨中に、現在の研磨パッドの状態に合わせて研磨条件を設定したり、研磨パッド30の使用の可否を判定したりすることができる。そのため、研磨による研磨パッドの状態変化の影響を低減することができ、その結果、研磨対象物の仕上げのばらつきを低減し、生産性の向上を図ることができる。
以上、本発明の複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10は研磨装置、11はテーブル、13は研磨ヘッド、15はセンサヘッド(測定部)、20、25は圧子(接触部)、201は第1圧子(接触部)、202は第2圧子(接触部)、22、221、222は接触層、23は接触面、24は本体部(水晶振動子)、30は研磨パッド、301は研磨面、40はウェーハ(研磨対象物)、50は半導体装置、51はシリコン基板(半導体基板)、52はシリコン窒化膜(ストッパー層)、53はシリコン酸化膜(被研磨層)を示す。

Claims (6)

  1. 研磨面を有する研磨パッドが設けられる回転可能なテーブルと、
    研磨対象物を保持した状態でその研磨対象物を前記研磨面に接触させることが可能な研磨ヘッドと、
    前記テーブルの回転中に前記研磨面に接触することが可能な接触部と、
    前記接触部の前記研磨面と接触する面の状態を測定する測定部と、
    を備える研磨装置。
  2. 前記研磨面と接触する前記接触部の面は、前記研磨対象物の被研磨層と同質材料で形成されている請求項1に記載の研磨装置。
  3. 前記研磨面と接触する前記接触部の面は、前記研磨対象物のストッパー層と同質材料で形成されている請求項1に記載の研磨装置。
  4. 研磨動作中に接触部を研磨パッドの研磨面に接触させて前記接触部の状態を測定する測定工程と、
    前記測定工程の測定結果に基づいて前記研磨パッドの状態を判定する判定工程と、
    前記判定工程の判定結果に基づいて実行され、研磨対象物を前記研磨面に接触させて前記研磨対象物を研磨する研磨工程と、
    を含む研磨方法。
  5. 前記研磨工程は、
    前記研磨対象物の複数の層のうち第1層を研磨する第1研磨工程と、
    前記第1層よりも後の工程で研磨される第2層を研磨する第2研磨工程と、
    を含み、
    前記測定工程は、前記第1研磨工程中に実行されて、前記第2層が研磨される際の研磨レートを測定し、
    前記測定工程における測定結果に基づいて前記第2研磨工程が実行される請求項4に記載の研磨方法。
  6. 半導体基板上にパターンを形成する工程と、
    パターン上に被研磨層を形成する工程と、
    研磨動作中に接触部を研磨パッドの研磨面に接触させて前記接触部の状態を測定する測定工程と、
    前記測定工程の測定結果に基づいて前記研磨パッドの状態を判定する判定工程と、
    前記判定工程の判定結果に基づいて実行され、研磨対象物を前記研磨面に接触させて前記研磨対象物を研磨する研磨工程と、
    を含む半導体装置の製造方法。
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