JP2005123232A - 研磨装置及び研磨方法、並びに半導体装置の製造方法。 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プロセス性能を低下させることなく、スラリ使用量の削減を可能にする研磨方法及び研磨装置、並びに半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】 研磨布10は、第1層11、第2層12を有し、第1層11上にスラリが滴下されると、第1層11の貫通孔13を介して第2層12に供給され、遠心力で周方向に拡散して一旦内部に蓄積される。研磨手段により押圧されると、蓄積されたスラリが第2層12から染み出し、第1層11の貫通孔13を介して表面上に排出され、被研磨対象物の表面に均一に供給される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、研磨装置及び研磨方法、並びに研磨工程を含む半導体装置の製造方法に関する。
近年、半導体装置の製造分野においては、半導体素子の微細化、素子構造の高密度化に伴い、新しい製造装置が開発されている。
そのなかでも、CMP(Chemical Mechanical Polishing)装置は、例えばDRAMや高速ロジックLSIにおけるCMPプロセス、即ち埋め込み金属配線の形成工程や、埋め込み素子分離領域の形成工程等において、欠くことのできないものの一つとなっている。
CMP装置を用いたプロセスでは、面内均一性等のプロセス性能の向上とともに、コストの大半を占めるスラリの使用量の削減が重要な課題となっている。
図10に、従来の研磨技術において用いられていた研磨布100を示す。
研磨布100上にスラリが矢印102の方向に供給される。研磨布100には殆どスラリを内部に蓄積する機能がないので、その表面上を矢印103のように放射状に飛散する。研磨布100は、図示されていないターンテーブル上に両面接着テープにより配設されており、矢印101の方向に回転される。
図11に、従来の研磨装置における研磨布100及び被研磨対象物111の縦断面を示す。
上述したように、研磨布100の表面上に供給されたスラリ102は、矢印103の方向に飛散する。被研磨対象物111は、研磨手段112によって回転されると共に押圧され、また研磨布100との隙間にスラリ102が入り込むことで、研磨される。
この場合には、研磨布100と被研磨対象物111との隙間にスラリ102が入り込む余地があり、被研磨対象物111の表面にスラリ102を均一に供給することは難しいが、研磨は可能であった。
また図12には、従来の他の研磨装置における研磨布100及び被研磨対象物111の縦断面を示す。
この場合は、矢印114で示された研磨手段113をリング状に押圧する圧力が高いため、研磨布100と被研磨対象物111との間に隙間が殆ど存在せず、矢印103で示された方向にスラリ102が入り込むことが難しく、十分な研磨性能を得ることが困難である。
従来の一般的なスラリの供給法は、図10で説明したように、図11及び図12に示されたいずれの研磨装置を用いた場合でも、ターンテーブル上に配設した研磨布100上にスラリを滴下し、ターンテーブルの回転による遠心力で研磨布全体に供給する。このとき、供給されるスラリの大部分は、上述したように研磨布上で飛散するため、研磨に対して有効に働いているのは半分以下であり、その大半を無駄にしているのが現状である。よって、必要最小限のスラリを有効に働かすことができれば、スラリの使用量を削減することが可能と考えられる。
しかしながら、従来のスラリの供給法では、どうしてもスラリ滴下位置からの距離によってスラリの供給量にむらが生じる。このため、被研磨対象物111として半導体ウェーハの全面の研磨を行う場合、プロセス性能を保証するためには過剰なスラリを供給せざるを得ず、コストの増加を招いていた。
また、一般にスラリの使用量を削減すると、面内均一性の悪化、研磨速度の低下だけでなく、研磨面の平坦性を損なうエロージョンの拡大、あるいはスクラッチの増大等、様々なプロセス性能の低下を招く。
図13に、スラリの流量に対する研磨速度及びエロージョンの関係を示す。このグラフから明らかなように、スラリの流量を減少させると研磨速度が低下すると共に、エロージョンの増大を招くこととなる。
これに対し、特許文献1に開示された技術では、研磨布の下方側、即ち研磨面と反対側の面からスラリを供給している。そして、スラリの供給量を削減するため、ターンテーブルを4分割してエリア制御を行い、ウェーハが通過する際に下側からウェーハに向かってスラリを供給している。
しかし、制御機構が複雑であり、またウェーハの表面全体に均一にスラリを供給することが困難であった。
特開平10−94965号公報。
上述したように、従来は簡易な構成により、過剰なスラリを供給することなくプロセス性能を保証することができず、コストの増加を招いていた。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、簡易な構成により、プロセス性能を低下させることなくスラリの使用量を削減することでコスト低減が可能な研磨方法及び研磨装置、並びに半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様による研磨装置は、
回転可能なターンテーブルと、
前記ターンテーブル上に配設された研磨布と、
前記研磨布の表面上にスラリを供給するスラリ供給管と、
前記研磨布の表面上に被研磨対象物を押圧して前記被研磨対象物を研磨する研磨手段とを備え、
前記研磨布は、供給された前記スラリを一旦内部に蓄積し、前記研磨手段により押圧されて蓄積した前記スラリを排出することで、前記被研磨対象物の表面に供給することを特徴とする。
本発明の一態様による研磨方法は、
ターンテーブル上に研磨布を配設して回転させる工程と、
前記研磨布の表面上にスラリを供給しつつ、研磨手段により被研磨対象物を前記研磨布の表面に押圧することによって前記被研磨対象物を研磨する工程とを備え、
前記研磨布の内部に前記スラリを一旦蓄積し、前記研磨手段により押圧されて前記スラリが排出されることで、前記被研磨対象物の表面に前記スラリを供給することを特徴とする。
また本発明の一態様による半導体装置の製造方法は、
被研磨対象物における基板表面上に絶縁膜を形成する工程と、
前記絶縁膜に凹部を形成する工程と、
前記凹部を埋め込むように、前記絶縁膜上に導電膜を堆積する工程と、
ターンテーブル上に研磨布を配設して回転させる工程と、
前記研磨布の表面上にスラリを供給しつつ、研磨手段により前記被研磨対象物を前記研磨布の表面に押圧することによって、前記被研磨対象物を研磨して、前記凹部の内部以外の前記導電膜を除去する工程とを備え、
前記導電膜を除去する工程では、前記研磨布の内部に前記スラリを一旦蓄積し、前記研磨手段により押圧されて蓄積した前記スラリが排出されることで、前記被研磨対象物の表面に前記スラリを供給することを特徴とする。
本発明の研磨装置及び研磨方法並びに半導体装置の製造方法によれば、プロセス性能を低下させることなく、スラリ使用量を削減することで、コスト低減が可能である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(1)実施の形態1
図1に、本実施の形態1による研磨装置において用いる研磨布10の縦断面構造を示す。
この研磨布10は、第1層11及び第2層12を有する。第1層11は、図中上面から、第2層12に接触している下面に貫通する複数の貫通孔13を有する。第2層12は、連続気泡を有する多孔質材料により形成されている。この第1層11及び第2層12は、例えばポリウレタン等のポリマ系材料が用いられて形成されている。
このような研磨布10の表面上に、矢印14の方向にスラリが滴下されると、第1層11の貫通孔13を経て第2層12に供給される。第2層12において、ターンテーブルの回転による遠心力でスラリが矢印15で示された周方向に沿って拡散していき、一旦蓄積される。
この状態で、図2に示されたように、第1層11の表面上に被研磨対象物21が載置され、研磨手段22が被研磨対象物21に対して矢印23の方向に押圧すると、第2層12内に蓄積されたスラリが排出される。この結果、スラリが矢印16の方向に第1層11の貫通孔13を経て排出され、第1層11の表面と被研磨対象物21との接触面に供給される。
図8に、研磨手段22の構造の一例を示す。
研磨布10上に被研磨対象物21が載置されており、筐体201を有する研磨手段が被研磨対象物21を押圧した状態で回転させる。筐体201には、被研磨対象物21を保持するガイドリング205、被研磨対象物21の裏面に接触する弾性シート204、弾性シート204を介して被研磨対象物21の裏面に矢印211の方向に空気圧を印加して研磨の均一性を向上させるための中空部203を有し、また筐体201の内部には矢印212の方向に空気圧を印加して研磨に必要な加重を加える構造となっている。
また研磨手段22の構造の他の例として、被研磨対象物21へのより均一な圧力の印加を可能とした図9に示されるものを用いることもできる。
即ち、研磨布10上に被研磨対象物21が載置され、筐体221を有する研磨手段が被研磨対象物21を押圧しつつ回転させる。筐体221には、被研磨対象物21の裏面に接触する硬質ゴムから成るメンブレン235とチャッキングプレート234により形成され、矢印231の方向に空気圧を印加され研磨に必要な加重を与えるエアバック室222、矢印232の方向にチャッキングプレート234を押す空気圧を与える中空チャンバ室223、さらに、被研磨対象物21を保持し、筐体221の内部に矢印233の方向に空気圧を印加されて被研磨対象物21の外周から間隔を空けた位置でリング状に押圧するリテーナリング224が設けられている。
ここで、矢印231で示された圧力より、矢印233で示された圧力の方が高く、これにより研磨の均一性が向上する。
さらに図3には、本発明の実施の形態で用いることのできる研磨装置全体の概略構成を示す。
矢印43の方向に回転するターンテーブル31上に、研磨布10が例えば両面接着テープ等により配設され、被研磨対象物21として半導体ウェーハが載置されている。
スラリ供給管33から研磨布10上の略中心位置にスラリ34が滴下され、研磨布10内において遠心力が作用し周方向に拡散していき、研磨布10のほぼ全面領域に行き渡った状態で一旦蓄積される。
研磨手段としてのトップリングヘッド22が、被研磨対象物21としての半導体ウェーハを研磨布10に押圧した状態で矢印42の方向に回転させる。また、ターンテーブル31の中心位置に対してトップリングヘッド22と対向する位置にドレッシングヘッド32が設けられ、矢印41で示されたようにトップリングヘッド22と反対方向に回転し研磨布10の目立てを行う。
本実施の形態1においては、トップリングヘッド22により押圧されることで、研磨布10内に一旦蓄積されたスラリ34は、図中上面に向かって染み出し被研磨対象物21との間に供給される。
これにより、従来と異なりスラリが研磨布10上に飛散して無駄に消費することなく、かつ被研磨対象物21との接触面に均一に供給することができる。また図9に示されたヘッドを用いて、リテーナリングが高い圧力で押圧された場合であっても、スラリは確実に被研磨対象物21との接触面に供給される。
図4に、本発明の実施の形態による研磨装置を用いた場合における、スラリの流量に対する研磨速度及びエロージョンの関係を示す。図13に示された従来の装置と異なり、スラリの流量にかかわらず研磨速度、エロージョンともほぼ一定を維持する。
従って本実施の形態によれば、簡易な構成により、プロセス性能を低下させることなくスラリの使用量を削減することで、コスト低減が実現される。
特に、半導体ウェーハのCMP工程では、研磨性能の向上のためスラリに非常に多くの添加剤が含有されている。そのためスラリは高価であり、使用量を削減することで大幅にコスト低減を図ることができる。
ここで、スラリが研磨布10における第2層12に直接滴下されてより迅速に周方向に拡散するように、図1に示されたように、研磨布10の中心領域13aにおいて、第1層11を円形状に取り除いてもよい。
研磨布10における第1層11は、例えば直径10μm〜10mmの大きさの微細な穴が1〜1000個/cmの密度で均一に分布しており、さらに図1に示されたように、直線状の貫通孔13を有する多孔質材料で形成することが望ましい。
このような形状は、例えば多孔質材料を繊維状あるいはハニカム状に成形し、貫通孔13がそれぞれ略平行になるように配置することで実現可能である。
また第2層12は、例えば直径10〜500μmの連続気泡を有するものであって、一般に用いられている硬質の発泡ポリウレタン樹脂等で成形することができる。しかしこの材料に限らず、スラリを蓄積し押圧されると排出させる作用を奏するものであればよく、例えばポリスチレン系、シリコーン系ポリマ等を用いてもよい。
次に、本実施の形態1による研磨装置を用いて、半導体装置の製造方法として、銅ダマシン配線を形成する方法について説明する。
図5に示されたように、半導体基板51の表面部分に図示されていない素子がパターニング形成されている。その表面上に、例えば約3000Åの膜厚で層間絶縁膜52が形成されており、層間絶縁膜52の表面には溝及びホールの少なくとも一方からなる凹部55が形成されている。
凹部55の内面を含む表面全体にライナーとしてTa/TaN層53を例えば約300Åの膜厚でスパッタリング形成する。
さらに表面全体を覆うように、銅膜54をスパッタリング法及びめっき法を用いて例えば約7000Åの膜厚で堆積する。
次に、図6に示されたように、銅膜54及びTa/TaN層53のうち、凹部55の内面を埋め込んだ部分を除く不要な部分を、CMP法により除去する。このCMP工程において、上記実施の形態1による研磨装置を用いる。
研磨条件は、例えば以下のように設定してもよい。
以下の2種類のスラリA、Bをそれぞれ50cc/minの流量で研磨布上に供給する。
スラリA:CMS7401+CMS7452の混合物(JSR社(登録商標)製)
スラリB:BTS−12(弘田化学工業社(登録商標)製)
研磨荷重は400g/cm、キャリア/テーブル回転数は100/100rpmとする。
本実施の形態1による研磨装置を用いてCMP工程を行うことにより、必要最小限のスラリを用いて良好な研磨特性を得ることが可能である。
(2)実施の形態2
上記実施の形態1による研磨装置で用いられる研磨布10は、第1層11及び第2層12を有する2層構造となっている。
これに対し、本実施の形態2による研磨装置では、図7に示された研磨布10aのように一体構造を有する。研磨布を除く装置全体の構成は、上記実施の形態1におけるものと同様であり、説明を省略する。
この研磨布10aにおいても、研磨布10aの表面上に滴下されたスラリが矢印14の方向に内部に入り、ターンテーブルの回転による遠心力で矢印15のように周方向に向かって拡散していき、一旦蓄積される。
研磨手段によって矢印23の方向に押圧されて、スラリが矢印16の方向に向かって染み出し、被研磨対象物21の表面に排出される。
このような研磨布10aを用いる本実施の形態2の研磨装置を用いることによっても、上記実施の形態1と同様に、スラリが一旦研磨布10a全体に浸透して蓄積された後、被研磨対象物21の表面に対して均一に供給される。
さらに、本実施の形態2によれば、上記実施の形態1と同様に、図9に示されたヘッドを用いた場合も、研磨布と接触している被研磨対象物の研磨面に均一にスラリが供給されるので、リテーナリングの圧力にかかわらず、スラリが確実に被研磨対象物の表面に均一に供給される。
本実施の形態2による研磨装置を用いて、図6に示されたCMP処理を行う場合について述べる。
研磨条件は、例えば以下のように設定してもよい。
以下の1種類のスラリCを、300cc/minの流量で研磨布上に供給する。
スラリC:CMS8301(JSR社(登録商標)製)
研磨荷重は、240g/cm、キャリア/テーブル回転数が50/51rpmとする。
上記実施の形態1と同様に、本実施の形態2によれば、研磨布全体に一旦スラリが蓄積された後、半導体基板の研磨面に均一に供給されるので、スラリが確実に研磨面に供給され良好な特性を得ることができる。
上述した実施の形態は何れも一例であって、本発明を限定するものではなく、本発明の技術的範囲内において様々に変形することが可能である。
例えば、CMP工程において研磨する導電膜として、上記実施の形態では銅膜を用いてるが、これに限らず、例えばアルミニウム、タングステン、チタン、ニオブ、タンタル、銀、バナジウム、ルテニウム、プラチナ、シリコン、又はその酸化物、窒化物、ホウ化物、合金を少なくとも含むものであってもよい。
本発明の実施の形態1による研磨装置において用いる研磨布の断面構造を示す縦断面図。 同研磨布を用いて被研磨対象物に研磨を行うときのスラリの移動を示した縦断面図。 同研磨装置の全体の概略構成を示した斜視図。 同研磨装置を用いて研磨したときのスラリの流量に対する研磨速度及びエロージョンを示したグラフ。 同研磨装置を用いて半導体装置を製造するときにおける工程別の素子断面を示した縦断面図。 同研磨装置を用いて半導体装置を製造するときにおける工程別の素子断面を示した縦断面図。 本発明の実施の形態2による研磨装置において用いる研磨布の断面構造を示した断面図。 研磨装置に含まれる研磨手段(トップリングヘッド)の構造の一例を示した縦断面図。 研磨装置に含まれる研磨手段(トップリングヘッド)の構造の他の例を示した縦断面図。 従来の研磨装置において用いる研磨布にスラリを滴下した様子を示した斜視図。 従来の研磨装置を用いて研磨するときのスラリの移動を示した縦断面図。 従来の他の研磨装置を用いて研磨するときのスラリの移動を示した縦断面図。 従来の研磨装置を用いて研磨したときのスラリの流量に対する研磨速度及びエロージョンを示したグラフ。
符号の説明
10 研磨布
11 第1層
12 第2層
13 貫通孔
21 被研磨対象物
22 トップリングヘッド(研磨手段)
31 ターンテーブル
32 ドレッシングヘッド(研磨手段)
33 スラリ供給管
34 スラリ

Claims (6)

  1. 回転可能なターンテーブルと、
    前記ターンテーブル上に配設された研磨布と、
    前記研磨布の表面上にスラリを供給するスラリ供給管と、
    前記研磨布の表面に被研磨対象物を押圧して前記被研磨対象物を研磨する研磨手段と、
    を備え、
    前記研磨布は、供給された前記スラリを一旦内部に蓄積し、前記研磨手段により押圧されて蓄積した前記スラリを排出することで、前記被研磨対象物の表面に供給することを特徴とする研磨装置。
  2. 前記研磨布は、前記ターンテーブルにより回転されることにより、供給された前記スラリをその内部で周方向に拡散させることを特徴とする請求項1記載の研磨装置。
  3. 前記研磨布は、第1層及び第2層を含む積層構造を有し、
    前記第1層は、一方の面から、前記第2層と接触する他方の面に貫通した複数の貫通孔を有し、
    前記第2層は、連続気泡を有する多孔質材料から成り、
    前記第1層は、前記一方の面に前記スラリが供給されると前記貫通孔を介して前記他方の面より前記第2層に前記スラリを与え、
    前記第2層は、前記貫通孔から与えられた前記スラリを一旦蓄積し、前記研磨手段により押圧されて前記スラリを排出し、
    排出された前記スラリが前記第1層の前記貫通孔から前記一方の面に染み出すことを特徴とする請求項1又は2記載の研磨装置。
  4. ターンテーブル上に研磨布を配設して回転させる工程と、
    前記研磨布の表面上にスラリを供給しつつ、研磨手段により被研磨対象物を前記研磨布の表面に押圧することによって前記被研磨対象物を研磨する工程と、
    を備え、
    前記研磨布の内部に前記スラリを一旦蓄積し、前記研磨手段により押圧されて前記スラリが排出されることで、前記被研磨対象物の表面に前記スラリを供給することを特徴とする研磨方法。
  5. 被研磨対象物における基板表面上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜に凹部を形成する工程と、
    前記凹部を埋め込むように、前記絶縁膜上に導電膜を堆積する工程と、
    ターンテーブル上に研磨布を配設して回転させる工程と、
    前記研磨布の表面上にスラリを供給しつつ、研磨手段により前記被研磨対象物を前記研磨布の表面に押圧することによって、前記被研磨対象物を研磨して前記凹部の内部以外の前記導電膜を除去する工程と、
    を備え、
    前記導電膜を除去する工程では、前記研磨布の内部に前記スラリを一旦蓄積し、前記研磨手段により押圧されて蓄積した前記スラリが排出されることで、前記被研磨対象物の表面に前記スラリを供給することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記導電膜は、アルミニウム、銅、タングステン、チタン、ニオブ、タンタル、銀、バナジウム、ルテニウム、プラチナ、シリコン、又はその酸化物、窒化物、ホウ化物、合金を少なくとも含むことを特徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。
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