JP2015537015A5 - - Google Patents

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JP2015537015A5
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  1. 一般式(I)
    Figure 2015537015
    〔式中、
    は、C−C−アルキル−、C−C−シクロアルキル−、ヘテロシクリル−
    、フェニル、ヘテロアリール、フェニル−C−C−アルキル−又はヘテロアリール−
    −C−アルキル−から選択される基[ここで、該基は、ヒドロキシ、シアノ、ハロ
    ゲン、ハロ−C−C−アルキル−、C−C−アルコキシ−、C−C−フルオ
    ロアルコキシ−、−NH、アルキルアミノ−、ジアルキルアミノ−、アセチルアミノ−
    、N−メチル−N−アセチルアミノ−、環状アミン、−OP(O)(OH)、−C(O
    )OH、−C(O)NHの群から同一であるように又は異なるように選択される1又は
    2又は3の置換基で置換されていてもよい]を表し;
    は、
    Figure 2015537015
    から選択される基を表し;
    、Rは、互いに独立して、水素原子、フルオロ原子、クロロ原子、ブロモ原子、
    シアノ、C−C−アルキル−、C−C−アルコキシ−、ハロ−C−C−アル
    キル−、C−C−フルオロアルコキシ−から選択される基を表し;
    は、水素原子、シアノ、−C(O)R、−C(O)OR、−S(O)
    −C(O)NR1011、−P(O)(OR12、−CHOP(OR12
    −C−アルキル−、C−C−シクロアルキル−、ヘテロシクリル−、フェニル
    、ヘテロアリールから選択される基[ここで、該C−C−アルキル、C−C−シ
    クロアルキル−、ヘテロシクリル−、フェニル又はヘテロアリール基は、ハロゲン、ヒド
    ロキシ、シアノ、C−C−アルキル−、C−C−アルコキシ−、−NH、アル
    キルアミノ−、ジアルキルアミノ−、アセチルアミノ−、N−メチル−N−アセチルアミ
    ノ−、環状アミン、ハロ−C−C−アルキル−、C−C−フルオロアルコキシ−
    から同一であるように又は異なるように選択される1、2又は3の置換基で置換されてい
    てもよい]を表し;
    、Rは、互いに独立して、水素原子、フルオロ原子、クロロ原子、C−C
    アルキル−、C−C−アルコキシ−、ハロ−C−C−アルキル−、C−C
    フルオロアルコキシ−から選択される基を表し;
    は、以下の、
    (a) C−C−アルキル基[ここで、該アルキル基は、ハロゲン、ヒドロキシ、−
    NH、アルキルアミノ−、ジアルキルアミノ−、アセチルアミノ−、N−メチル−N−
    アセチルアミノ−、環状アミン、シアノ、C−C−アルキル−、ハロ−C−C
    アルキル−、C−C−フルオロアルコキシ−、C−C−アルコキシ−、C−C
    −アルケニル−、C−C−アルキニル−、C−C−シクロアルキル−、ヘテロ
    シクリル−、フェニル、ヘテロアリールから同一であるように又は異なるように選択され
    る1又は2又は3の置換基で置換されていてもよく、その際、該C−C−シクロアル
    キル−、ヘテロシクリル−、フェニル又はヘテロアリール基は、ハロゲン、ヒドロキシ、
    −C−アルキル−、C−C−アルコキシ−、−NH、アルキルアミノ−、ジ
    アルキルアミノ−、アセチルアミノ−、N−メチル−N−アセチルアミノ−、環状アミン
    、ハロ−C−C−アルキル−、C−C−フルオロアルコキシ−から同一であるよ
    うに又は異なるように選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい];
    (b) C−C−シクロアルキル−基[ここで、該シクロアルキル−基は、ハロゲン
    、ヒドロキシ、−NH、アルキルアミノ−、ジアルキルアミノ−、アセチルアミノ−、
    N−メチル−N−アセチルアミノ−、環状アミン、シアノ、C−C−アルキル−、ハ
    ロ−C−C−アルキル−、C−C−フルオロアルコキシ−、C−C−アルコ
    キシ−、C−C−アルケニル−、C−C−アルキニル−の群から同一であるよう
    に又は異なるように選択される1又は2又は3の置換基で置換されていてもよい];
    (c) ヘテロシクリル−基[ここで、該ヘテロシクリル−基は、ハロゲン、ヒドロキシ
    、−NH、アルキルアミノ−、ジアルキルアミノ−、アセチルアミノ−、N−メチル−
    N−アセチルアミノ−、環状アミン、シアノ、C−C−アルキル−、ハロ−C−C
    −アルキル−、C−C−フルオロアルコキシ−、C−C−アルコキシ−、C
    −C−アルケニル−、C−C−アルキニル−の群から同一であるように又は異なる
    ように選択される1又は2又は3の置換基で置換されていてもよい];
    (d) フェニル基[ここで、該フェニル基は、ハロゲン、ヒドロキシ、−NH、アル
    キルアミノ−、ジアルキルアミノ−、アセチルアミノ−、N−メチル−N−アセチルアミ
    ノ−、環状アミン、シアノ、C−C−アルキル−、ハロ−C−C−アルキル−、
    −C−フルオロアルコキシ−、C−C−アルコキシ−の群から同一であるよう
    に又は異なるように選択される1又は2又は3の置換基で置換されていてもよい];
    (e) ヘテロアリール基[ここで、該ヘテロアリール基は、ハロゲン、ヒドロキシ、−
    NH、アルキルアミノ−、ジアルキルアミノ−、アセチルアミノ−、N−メチル−N−
    アセチルアミノ−、環状アミン、シアノ、C−C−アルキル−、ハロ−C−C
    アルキル−、C−C−フルオロアルコキシ−、C−C−アルコキシ−の群から同
    一であるように又は異なるように選択される1又は2又は3の置換基で置換されていても
    よい];
    (f) フェニル−C−C−アルキル−基[ここで、該フェニル−C−C−アル
    キル−基のフェニル基は、ハロゲン、ヒドロキシ、−NH、アルキルアミノ−、ジアル
    キルアミノ−、アセチルアミノ−、N−メチル−N−アセチルアミノ−、環状アミン、シ
    アノ、C−C−アルキル−、ハロ−C−C−アルキル−、C−C−フルオロ
    アルコキシ−、C−C−アルコキシ−の群から同一であるように又は異なるように選
    択される1又は2又は3の置換基で置換されていてもよい];
    (g) ヘテロアリール−C−C−アルキル−基[ここで、該ヘテロアリール−C
    −C−アルキル−基のヘテロアリール基は、ハロゲン、ヒドロキシ、−NH、アルキ
    ルアミノ−、ジアルキルアミノ−、アセチルアミノ−、N−メチル−N−アセチルアミノ
    −、環状アミン、シアノ、C−C−アルキル−、ハロ−C−C−アルキル−、C
    −C−フルオロアルコキシ−、C−C−アルコキシ−の群から同一であるように
    又は異なるように選択される1又は2又は3の置換基で置換されていてもよい];
    (h) C−C−シクロアルキル−C−C−アルキル−基[ここで、該C−C
    −シクロアルキル−C−C−アルキル−基のC−C−シクロアルキル基は、ハ
    ロゲン、C−C−アルキル−、C−C−アルコキシ−、ハロ−C−C−アル
    キル−、C−C−フルオロアルコキシ−から同一であるように又は異なるように選択
    される1又は2又は3の置換基で置換されていてもよい];
    (i) ヘテロシクリル−C−C−アルキル−基[ここで、該ヘテロシクリル−C
    −C−アルキル−基のヘテロシクリル基は、ハロゲン、C−C−アルキル−、C
    −C−アルコキシ−、ハロ−C−C−アルキル−、C−C−フルオロアルコキ
    シ−から同一であるように又は異なるように選択される1又は2又は3の置換基で置換さ
    れていてもよい];
    から選択される基を表し;
    は、C−C−アルキル−、ハロ−C−C−アルキル−、C−C−シク
    ロアルキル−、ヘテロシクリル−、フェニル、ベンジル又はヘテロアリールから選択され
    る基[ここで、該基は、ハロゲン、ヒドロキシ、C−C−アルキル−、C−C
    アルコキシ−、−NH、アルキルアミノ−、ジアルキルアミノ−、アセチルアミノ−、
    N−メチル−N−アセチルアミノ−、環状アミン、ハロ−C−C−アルキル−、C
    −C−フルオロアルコキシ−から同一であるように又は異なるように選択される1、2
    又は3の置換基で置換されていてもよい]を表し;
    10、R11は、互いに独立して、水素、C−C−アルキル−、C−C−シ
    クロアルキル−、ヘテロシクリル−、フェニル、ベンジル又はヘテロアリールから選択さ
    れる基[ここで、該C−C−アルキル−、C−C−シクロアルキル−、ヘテロシ
    クリル−、フェニル、ベンジル又はヘテロアリール基は、ハロゲン、ヒドロキシ、C
    −アルキル−、C−C−アルコキシ−、−NH、アルキルアミノ−、ジアルキ
    ルアミノ−、アセチルアミノ−、N−メチル−N−アセチルアミノ−、環状アミン、ハロ
    −C−C−アルキル−、C−C−フルオロアルコキシ−から同一であるように又
    は異なるように選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい]を表し;又は

    10とR11は、それらが結合している窒素原子と一緒に、環状アミンを形成し;
    12は、水素、C−C−アルキル又はベンジルから選択される基を表す〕
    で表される化合物及びそのエナンチオマー、ジアステレオマー、塩、溶媒和物又は溶媒和
    物の塩。
  2. が、C−C−アルキル−、C−C−シクロアルキル−から選択される基[
    ここで、該基は、ヒドロキシ、C−C−アルコキシ−、ハロ−C−C−アルキル
    −、C−C−フルオロアルコキシ−、−NH、アルキルアミノ−、ジアルキルアミ
    ノ−、環状アミン、−OP(O)(OH)、−C(O)OH、−C(O)NHの群か
    ら選択される1の置換基で置換されていてもよい]を表し;
    が、
    Figure 2015537015
    から選択される基を表し;
    が、水素原子、フルオロ原子、クロロ原子、ブロモ原子、又は、C−C−アル
    キル、C−C−アルコキシ若しくはハロ−C−C−アルキル基を表し;
    が、水素原子、フルオロ原子、クロロ原子又はブロモ原子を表し;
    が、水素原子、シアノ、−C(O)R、−C(O)OR、−S(O)
    −C(O)NR1011、−P(O)(OR12、−CHOP(OR12
    −C−アルキル−、C−C−シクロアルキル−、ヘテロシクリル−、フェニル
    、ヘテロアリールから選択される基[ここで、該C−C−アルキル−、C−C
    シクロアルキル−、ヘテロシクリル−、フェニル又はヘテロアリール基は、ハロゲン、ヒ
    ドロキシ、シアノ、C−C−アルキル−、C−C−アルコキシ−、−NH、ア
    ルキルアミノ−、ジアルキルアミノ−、アセチルアミノ−、N−メチル−N−アセチルア
    ミノ−、環状アミン、ハロ−C−C−アルキル−、C−C−フルオロアルコキシ
    −から同一であるように又は異なるように選択される1、2又は3の置換基で置換されて
    いてもよい]を表し;
    、Rが、互いに独立して、水素原子、フルオロ原子、クロロ原子、C−C
    アルキル−、C−C−アルコキシ−、ハロ−C−C−アルキル−、C−C
    フルオロアルコキシ−から選択される基を表し;
    が、以下の
    (a) C−C−アルキル基[ここで、該アルキル基は、ハロゲン、ヒドロキシ、ジ
    アルキルアミノ−、アセチルアミノ−、N−メチル−N−アセチルアミノ−、環状アミン
    、シアノ、C−C−アルキル−、ハロ−C−C−アルキル−、C−C−フル
    オロアルコキシ−、C−C−アルコキシ−、C−C−シクロアルキル−、ヘテロ
    シクリル−、フェニル、ヘテロアリールから同一であるように又は異なるように選択され
    る1又は2又は3の置換基で置換されていてもよく、その際、該C−C−シクロアル
    キル−、ヘテロシクリル−、フェニル又はヘテロアリール基は、ハロゲン、ヒドロキシ、
    −C−アルキル−、C−C−アルコキシ−、ジアルキルアミノ−、アセチルア
    ミノ−、N−メチル−N−アセチルアミノ−、環状アミン、ハロ−C−C−アルキル
    −、C−C−フルオロアルコキシ−から同一であるように又は異なるように選択され
    る1、2又は3の置換基で置換されていてもよい];
    (b) フェニル−C−C−アルキル−基[ここで、該フェニル−C−C−アル
    キル−基のフェニル基は、ハロゲン、ヒドロキシ、ジアルキルアミノ−、アセチルアミノ
    −、N−メチル−N−アセチルアミノ−、環状アミン、シアノ、C−C−アルキル−
    、ハロ−C−C−アルキル−、C−C−フルオロアルコキシ−、C−C−ア
    ルコキシ−の群から同一であるように又は異なるように選択される1又は2又は3の置換
    基で置換されていてもよい];
    (c) ヘテロアリール−C−C−アルキル−基[ここで、該ヘテロアリール−C
    −C−アルキル−基のヘテロアリール基は、ハロゲン、ヒドロキシ、ジアルキルアミノ
    −、アセチルアミノ−、N−メチル−N−アセチルアミノ−、環状アミン、シアノ、C
    −C−アルキル−、ハロ−C−C−アルキル−、C−C−フルオロアルコキシ
    −、C−C−アルコキシ−の群から同一であるように又は異なるように選択される1
    又は2又は3の置換基で置換されていてもよい];
    (d) C−C−シクロアルキル−C−C−アルキル−基[ここで、該C−C
    −シクロアルキル−C−C−アルキル−基のC−C−シクロアルキル基は、ハ
    ロゲン、C−C−アルキル−、C−C−アルコキシ−、ハロ−C−C−アル
    キル−、C−C−フルオロアルコキシ−から同一であるように又は異なるように選択
    される1又は2又は3の置換基で置換されていてもよい];
    (e) ヘテロシクリル−C−C−アルキル−基[ここで、該ヘテロシクリル−C
    −C−アルキル−基のヘテロシクリル基は、ハロゲン、C−C−アルキル−、C
    −C−アルコキシ−、ハロ−C−C−アルキル−、C−C−フルオロアルコキ
    シ−から同一であるように又は異なるように選択される1又は2又は3の置換基で置換さ
    れていてもよい];
    から選択される基を表し;
    が、C−C−アルキル−、ハロ−C−C−アルキル−、C−C−シク
    ロアルキル−、ヘテロシクリル−、フェニル、ベンジル又はヘテロアリールから選択され
    る基[ここで、該基は、ハロゲン、ヒドロキシ、C−C−アルキル−、C−C
    アルコキシ−、−NH、アルキルアミノ−、ジアルキルアミノ−、アセチルアミノ−、
    N−メチル−N−アセチルアミノ−、環状アミン、ハロ−C−C−アルキル−、C
    −C−フルオロアルコキシ−から同一であるように又は異なるように選択される1、2
    又は3の置換基で置換されていてもよい]を表し;
    10、R11が、互いに独立して、水素、C−C−アルキル−、C−C−シ
    クロアルキル−、ヘテロシクリル−、ベンジル、フェニル又はヘテロアリールから選択さ
    れる基[ここで、該C−C−アルキル、C−C−シクロアルキル−、ヘテロシク
    リル−、ベンジル、フェニル又はヘテロアリール基は、ハロゲン、ヒドロキシ、C−C
    −アルキル−、C−C−アルコキシ−、−NH、アルキルアミノ−、ジアルキル
    アミノ−、アセチルアミノ−、N−メチル−N−アセチルアミノ−、環状アミン 、ハロ
    −C−C−アルキル−、C−C−フルオロアルコキシ−から同一であるように又
    は異なるように選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい]を表し;又は

    10とR11が、それらが結合している窒素原子と一緒に、環状アミンを形成し;
    12が、水素又はC−C−アルキルから選択される基を表す;
    請求項1に記載の一般式(I)で表される化合物及びそのエナンチオマー、ジアステレオ
    マー、塩、溶媒和物又は溶媒和物の塩。
  3. が、C−C−アルキル−又はC−C−シクロアルキル基[ここで、該基は
    、ヒドロキシ、C−C−アルコキシ−、−NH、アルキルアミノ−、ジアルキルア
    ミノ−、環状アミン、−OP(O)(OH)の群から選択される1の置換基で置換され
    ていてもよい]を表し;
    が、
    Figure 2015537015
    から選択される基を表し;
    が、水素原子、フルオロ原子若しくはクロロ原子、又は、C−C−アルキル、
    −C−アルコキシ若しくはフルオロ−C−C−アルキル基を表し;
    が、水素原子、フルオロ原子又はブロモ原子を表し;
    が、水素原子、シアノ、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR10
    11、−P(O)(OR12、−CHOP(OR12又はC−C−アル
    キル−から選択される基[ここで、該C−C−アルキル基は、−NH、アルキルア
    ミノ−、ジアルキルアミノ−又は環状アミンから選択される1の置換基で置換されていて
    もよい]を表し;
    、Rが、互いに独立して、水素原子、フルオロ原子又はクロロ原子から選択され
    る基を表し;
    が、以下の
    (a) C−C−アルキル基[ここで、該アルキル基は、ハロゲン、ハロ−C−C
    −アルキル−から同一であるように又は異なるように選択される1又は2又は3の置換
    基で置換されていてもよい];
    (b) フェニル−C−C−アルキル−基[ここで、該フェニル−C−C−アル
    キル−基のフェニル基は、ハロゲン、シアノ、C−C−アルキル−、ハロ−C−C
    −アルキル−、C−C−フルオロアルコキシ−、C−C−アルコキシ−の群か
    ら同一であるように又は異なるように選択される1又は2又は3の置換基で置換されてい
    てもよい];
    (c) ヘテロアリール−C−C−アルキル−基[ここで、該ヘテロアリール−C
    −C−アルキル−基のヘテロアリール基は、ハロゲン、シアノ、C−C−アルキル
    −、ハロ−C−C−アルキル−、C−C−フルオロアルコキシ−、C−C
    アルコキシ−の群から同一であるように又は異なるように選択される1又は2の置換基で
    置換されていてもよい];
    から選択される基を表し;
    が、C−C−アルキル−、ハロ−C−C−アルキル−又はベンジル基から
    選択される基[ここで、該ベンジル基のフェニル基は、ハロゲン、C−C−アルキル
    −、C−C−アルコキシ−、−NH、アルキルアミノ−、ジアルキルアミノ−の群
    から同一であるように又は異なるように選択される1又は2の置換基で置換されていても
    よい]を表し;
    10、R11が、互いに独立して、水素、C−C−アルキル−、ベンジルから選
    択される基を表し;又は、
    10とR11が、それらが結合している窒素原子と一緒に、環状アミンを形成し;
    12が、水素又はC−C−アルキルから選択される基を表す;
    請求項1に記載の一般式(I)で表される化合物及びそのエナンチオマー、ジアステレオ
    マー、塩、溶媒和物又は溶媒和物の塩。
  4. が、C−C−アルキル基[ここで、該基は、ヒドロキシ、C−C−アルコ
    キシ、−NH、アルキルアミノ−、ジアルキルアミノ−又は環状アミンの群から選択さ
    れる1の置換基で置換されていてもよい]を表し;
    が、
    Figure 2015537015
    から選択される基を表し;
    が、水素原子、フルオロ原子若しくはクロロ原子、又は、メチル、メトキシ、ジフ
    ルオロメチル若しくはトリフルオロメチル基を表し;
    が、水素原子又はブロモ原子を表し;
    が、水素原子、シアノ、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR10
    11から選択される基を表し;
    、Rが、互いに独立して、水素原子、フルオロ原子又はクロロ原子から選択され
    る基を表し;
    が、C−C−アルキル基を表し;
    が、C−C−アルキル基、ベンジル基又はトリフルオロメチル基を表し;
    10、R11が、互いに独立して、水素、C−C−アルキル−から選択される基
    を表す;
    請求項1に記載の一般式(I)で表される化合物及びそのエナンチオマー、ジアステレオ
    マー、塩、溶媒和物又は溶媒和物の塩。
  5. が、C−C−アルキル基[ここで、該基は、ヒドロキシ、−NHの群から選
    択される1の置換基で置換されていてもよい]を表し;
    が、基
    Figure 2015537015
    を表し;
    が、水素原子、フルオロ原子若しくはクロロ原子、又は、メチル、メトキシ、ジフ
    ルオロメチル若しくはトリフルオロメチル基を表し;
    が、水素原子又はブロモ原子を表し;
    が、水素原子、シアノ、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR10
    11から選択される基を表し;
    が、フルオロ原子を表し;
    が、水素を表し;
    が、メチル又はエチル基を表し;
    が、メチル、エチル又はトリフルオロメチル基を表し;
    10、R11が、互いに独立して、水素、C−C−アルキル−から選択される基
    を表す;
    請求項1に記載の一般式(I)で表される化合物及びそのエナンチオマー、ジアステレオ
    マー、塩、溶媒和物又は溶媒和物の塩。
  6. が、メチル、エチル、2−ヒドロキシエチル又は2−アミノエチル基を表し;
    が、4−フルオロ−2−メトキシフェニル又は4−フルオロ−2−エトキシフェニ
    ル基を表し;
    が、水素原子、フルオロ原子若しくはクロロ原子、又は、メチル、メトキシ、ジフ
    ルオロメチル若しくはトリフルオロメチル基を表し;
    が、水素原子又はブロモ原子を表し;
    が、水素原子を表すか、又は、シアノ、−C(O)CH、−C(O)CF
    C(O)OC 、−C(O)N(H)Cから選択される基を表す;
    請求項1に記載の一般式(I)で表される化合物及びそのエナンチオマー、ジアステレオ
    マー、塩、溶媒和物又は溶媒和物の塩。
  7. ・ (rac)−5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)−N−
    {4−[(S−メチルスルホンイミドイル)メチル]ピリジン−2−イル}ピリジン−2
    −アミン;
    ・ (+)−5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)−N−{4
    −[(S−メチルスルホンイミドイル)メチル]ピリジン−2−イル}ピリジン−2−ア
    ミン;
    ・ (−)−5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)−N−{4
    −[(S−メチルスルホンイミドイル)メチル]ピリジン−2−イル}ピリジン−2−ア
    ミン;
    ・ (rac)−5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)−N−
    {6−メチル−4−[(S−メチルスルホンイミドイル)メチル]ピリジン−2−イル}
    ピリジン−2−アミン;
    ・ (rac)−5−ブロモ−N−[5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メトキ
    シフェニル)ピリジン−2−イル]−6−メチル−4−[(S−メチルスルホンイミドイ
    ル)メチル]ピリジン−2−アミン;
    ・ (rac)−5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)−N−
    {6−メトキシ−4−[(S−メチルスルホンイミドイル)メチル]ピリジン−2−イル
    }ピリジン−2−アミン;
    ・ (rac)−N−{6−クロロ−4−[(S−メチルスルホンイミドイル)メチル
    ]ピリジン−2−イル}−5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)
    ピリジン−2−アミン;
    ・ (rac)−2−{S−[(2−{[5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メ
    トキシフェニル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピリジン−4−イル)メチル]スルホン
    イミドイル}エタノール;
    ・ (rac)−N−(4−{[S−(2−アミノエチル)スルホンイミドイル]メチ
    ル}ピリジン−2−イル)−5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル
    )ピリジン−2−アミン;
    ・ {[(2−{[5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)ピリ
    ジン−2−イル]アミノ}ピリジン−4−イル)メチル](メチル)オキシド−λ−ス
    ルファニリデン}シアナミド;
    ・ (rac)−エチル{[(2−{[5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メト
    キシフェニル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピリジン−4−イル)メチル](メチル)
    オキシド−λ−スルファニリデン}カルバメート;
    ・ (rac)−1−エチル−3−{[(2−{[5−フルオロ−4−(4−フルオロ
    −2−メトキシフェニル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピリジン−4−イル)メチル]
    (メチル)オキシド−λ−スルファニリデン}尿素;
    ・ (rac)−N−{[(2−{[5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メトキ
    シフェニル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピリジン−4−イル)メチル](メチル)オ
    キシド−λ−スルファニリデン}アセトアミド;
    ・ 5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)−N−{4−[(S
    −メチルスルホンイミドイル)メチル]ピリジン−2−イル}ピリジン−2−アミン塩酸
    塩;エナンチオマー2;
    ・ (rac)−エチル{[(2−{[5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メト
    キシフェニル)ピリジン−2−イル]アミノ}−6−メトキシピリジン−4−イル)メチ
    ル](メチル)オキシド−λ−スルファニリデン}カルバメート;
    ・ 5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)−N−{4−[(S
    −メチルスルホンイミドイル)メチル]ピリジン−2−イル}ピリジン−2−アミン塩酸
    塩;エナンチオマー1;
    ・ (rac)−5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)−N−
    {6−フルオロ−4−[(S−メチルスルホンイミドイル)メチル]ピリジン−2−イル
    }ピリジン−2−アミン;
    ・ (rac)−2,2,2−トリフルオロ−N−{[(2−フルオロ−6−{[5−
    フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)ピリジン−2−イル]アミノ}
    ピリジン−4−イル)メチル](メチル)オキシド−λ−スルファニリデン}アセトア
    ミド;
    ・ (+)−5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)−N−{6
    −フルオロ−4−[(S−メチルスルホンイミドイル)メチル]ピリジン−2−イル}ピ
    リジン−2−アミン;
    ・ (−)−5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)−N−{6
    −フルオロ−4−[(S−メチルスルホンイミドイル)メチル]ピリジン−2−イル}ピ
    リジン−2−アミン;
    ・ (rac)−5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)−N−
    {4−[(S−メチルスルホンイミドイル)メチル]−6−(トリフルオロメチル)ピリ
    ジン−2−イル}ピリジン−2−アミン;
    ・ (+)−5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)−N−{4
    −[(S−メチルスルホンイミドイル)メチル]−6−(トリフルオロメチル)ピリジン
    −2−イル}ピリジン−2−アミン;
    ・ (−)−5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)−N−{4
    −[(S−メチルスルホンイミドイル)メチル]−6−(トリフルオロメチル)ピリジン
    −2−イル}ピリジン−2−アミン;
    ・ (+)−2,2,2−トリフルオロ−N−[{[2−{[5−フルオロ−4−(4
    −フルオロ−2−メトキシフェニル)ピリジン−2−イル]アミノ}−6−(トリフルオ
    ロメチル)−ピリジン−4−イル]メチル}(メチル)オキシド−λ−スルファニリデ
    ン]アセトアミド;
    ・ (−)−2,2,2−トリフルオロ−N−[{[2−{[5−フルオロ−4−(4
    −フルオロ−2−メトキシフェニル)ピリジン−2−イル]アミノ}−6−(トリフルオ
    ロメチル)−ピリジン−4−イル]メチル}(メチル)オキシド−λ−スルファニリデ
    ン]アセトアミド;
    ・ (rac)−4−(2−エトキシ−4−フルオロフェニル)−5−フルオロ−N−
    {6−フルオロ−4−[(S−メチルスルホンイミドイル)メチル]ピリジン−2−イル
    }ピリジン−2−アミン;
    ・ (rac)−N−{[(2−{[4−(2−エトキシ−4−フルオロ−フェニル)
    −5−フルオロピリジン−2−イル]アミノ}−6−フルオロピリジン−4−イル)メチ
    ル]−(メチル)オキシド−λ−スルファニリデン}−2,2,2−トリフルオロアセ
    トアミド;
    ・ (+)−4−(2−エトキシ−4−フルオロフェニル)−5−フルオロ−N−{6
    −フルオロ−4−[(S−メチルスルホンイミドイル)メチル]ピリジン−2−イル}ピ
    リジン−2−アミン;
    ・ (−)−4−(2−エトキシ−4−フルオロフェニル)−5−フルオロ−N−{6
    −フルオロ−4−[(S−メチルスルホンイミドイル)メチル]ピリジン−2−イル}ピ
    リジン−2−アミン;
    ・ (rac)−N−{4−[(S−エチルスルホンイミドイル)−メチル]ピリジン
    −2−イル}−5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)ピリジン−
    2−アミン;
    ・ (rac)−N−{6−(ジフルオロメチル)−4−[(S−メチルスルホンイミ
    ドイル)メチル]ピリジン−2−イル}−5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メト
    キシフェニル)ピリジン−2−アミン;
    ・ (+)−5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)−N−{6
    −メチル−4−[(S−メチルスルホンイミドイル)メチル]ピリジン−2−イル}ピリ
    ジン−2−アミン;
    ・ (−)−5−フルオロ−4−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)−N−{6
    −メチル−4−[(S−メチルスルホンイミドイル)メチル]ピリジン−2−イル}ピリ
    ジン−2−アミン;
    である、請求項1に記載の化合物及びそのエナンチオマー、ジアステレオマー、塩、溶媒
    和物又は溶媒和物の塩。
  8. 過増殖性疾患、ウイルス誘導性感染性疾患及び/又は心臓血管疾患を治療及び/又は予
    防するための、請求項1〜7のいずれか1項に記載の一般式(I)で表される化合物。
  9. 肺癌、前立腺癌、子宮頚癌、大腸癌、黒色腫、卵巣癌又は白血病を治療及び/又は予防
    するための、請求項1〜7のいずれか1項に記載の一般式(I)で表される化合物。
  10. 少なくとも1種類以上のさらなる活性成分と組み合わせて、請求項1〜7のいずれか1
    項に記載の化合物を含んでいる、医薬組合せ。
  11. 不活性で無毒性の製薬上適切な補助剤と組み合わせて、請求項1〜7のいずれか1項に
    記載の化合物を含んでいる、医薬組成物。
  12. 過増殖性疾患、ウイルス誘導性感染性疾患及び/又は心臓血管疾患を治療及び/又は予
    防するための、請求項10に記載の医薬組合せ。
  13. 過増殖性疾患、ウイルス誘導性感染性疾患及び/又は心臓血管疾患を治療及び/又は予
    防するための、請求項11に記載の医薬組成物。
  14. 一般式(5)
    Figure 2015537015
    〔式中、R、R、R及びRは、一般式(I)で表される化合物に関して請求項1
    〜6のいずれか1項に従って定義されているとおりである〕
    で表される化合物又はその塩、溶媒和物若しくは溶媒和物の塩。
  15. 一般式(6)
    Figure 2015537015
    〔式中、R、R、R及びRは、一般式(I)で表される化合物に関して請求項1
    〜6のいずれか1項に従って定義されているとおりである〕
    で表される化合物又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、塩、溶媒和物若しくは溶
    媒和物の塩。
  16. 一般式(14)
    Figure 2015537015
    〔式中、R、R及びRは、一般式(I)で表される化合物に関して請求項1〜6の
    いずれか1項に従って定義されているとおりであり、LGは脱離基を表す〕
    で表される化合物又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、塩、溶媒和物若しくは溶
    媒和物の塩。
  17. 一般式(16)
    Figure 2015537015
    〔式中、R、R及びRは、一般式(I)で表される化合物に関して請求項1〜6の
    いずれか1項に従って定義されているとおりであり、LGは脱離基を表す〕
    で表される化合物又はそのエナンチオマー、ジアステレオマー、塩、溶媒和物若しくは溶
    媒和物の塩。
  18. 式(6)〔式中、R、R、R及びRは、請求項1〜6のいずれか1項による式
    (I)で表される化合物に関して従って定義されているとおりである〕で表される化合物
    を調製する方法であって、ここで、該調製方法において、式(5)
    Figure 2015537015
    〔式中、R、R、R及びRは、請求項1〜6のいずれか1項による一般式(I)
    で表される化合物に関して定義されているとおりである〕
    で表される化合物を、溶媒としての環状エーテルの中で、tert−ブタノールのアルカ
    リ塩の存在下で、トリフルオロアセトアミド及び1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒ
    ダントインと反応させて、式(6)
    Figure 2015537015
    で表される化合物を生成させ、及び、得られた化合物を、場合により、適切な場合には、
    対応する(i)溶媒及び/又は(ii)塩基若しくは酸を用いて、式(6)で表される化
    合物の溶媒和物、塩及び/又は塩の溶媒和物に変換させる、前記調製方法。
  19. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の式(I)で表される化合物を調製する方法であっ
    て、ここで、該調製方法において、式(6)
    Figure 2015537015
    〔式中、R、R、R及びRは、請求項1〜6のいずれか1項による式(I)で表
    される化合物に関して従って定義されているとおりである〕
    で表される化合物を、溶媒としての式[C−C−C(O)−C−C−アルキル]
    で表される脂肪族ケトンの中で、過マンガン酸のアルカリ塩を用いて酸化し、その後、式
    (6)で表される化合物の中に存在しているトリフルオロアセチル基が上記酸化プロセス
    に際して切断されなかった場合には、その得られた中間体をアルコール性溶媒の中で適切
    な塩基で処理することによって該トリフルオロアセチル基を除去して、式(I)
    Figure 2015537015
    〔式中、Rは水素である〕
    で表される化合物を生成させ、及び、得られた化合物を、場合により、適切な場合には、
    対応する(i)溶媒及び/又は(ii)塩基若しくは酸を用いて、式(I)で表される化
    合物の溶媒和物、塩及び/又は塩の溶媒和物に変換させる、前記調製方法。
  20. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の式(I)で表される化合物を調製する方法であっ
    て、ここで、該調製方法において、式(6)
    Figure 2015537015
    〔式中、R、R、R及びRは、請求項1〜6のいずれか1項による式(I)で表
    される化合物に関して従って定義されているとおりである〕
    で表される化合物を、式[C−C−アルキル−OH]で表される脂肪族アルコール、
    水及びN,N−ジメチルホルムアミド又はそれらの混合物から選択される溶媒の中で、ペ
    ルオキソ一硫酸系酸化剤で酸化して、式(I)
    Figure 2015537015
    〔式中、Rは水素である〕
    で表される化合物を生成させ、及び、得られた化合物を、場合により、適切な場合には、
    対応する(i)溶媒及び/又は(ii)塩基若しくは酸を用いて、式(I)で表される化
    合物の溶媒和物、塩及び/又は塩の溶媒和物に変換させる、前記調製方法。
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