JP2015535914A - サスペンションブッシュ - Google Patents

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Abstract

縦置式のサスペンションブッシュにおいて、軸方向のバネを強くするとともに、こじり方向のバネを低下させ、応力歪を少なくする。内筒22、中間板26及び外筒24を配置し、弾性部材28で弾性的に連結したサスペンションブッシュ20を構成する。内筒22の軸線Cを上下方向(Z方向)に縦置きする。内筒22は軸方向中央に膨出部30を備え、これを中間板26の軸方向中央に形成された曲面部40で囲む。中間板26の曲面部40両側は、最接近部42を経て、軸方向外方へ拡開する拡開端部44とする。弾性部材28の軸方向端部には、内側すぐり部54、外側すぐり部56が設けられている。こじりが入力すると、内筒22に対して外筒24と中間板26が相対的に変化するが、拡開端部44のため、こじり角θは大きくなって、中間板26が内筒22の端部34と干渉しにくくなるとともに、こじり方向のバネが低バネ化する。また、ボリューム増大部58を最接近部42の凹部に形成することで軸方向が高バネ化する。

Description

この発明は、自動車のサスペンションに使用される円筒型サスペンションブッシュに係り、特に円筒の軸線方向を車両の上下方向に配置した縦置式のものに関する。
なお、以下の説明において、円筒型サスペンションブッシュにおいて、その中心軸線(内筒の中心軸線とする)と平行する方向を軸方向とし、この中心軸線と軸直交方向を径方向ということにする。
自動車の車体とサスペンションアームとの間を防振連結する縦置式のサスペンションブッシュは公知であり、同心的に内外へ間隔を持って配置された内筒及び外筒と、これらを弾性的に結合する弾性部材とを備え、軸方向を車両の上下方向に配置したものであり、例えば、米国特許5938220号公報記載のものがある。
このような縦置式のサスペンションブッシュは、内筒と外筒が相対的に傾くこじりが強くなる傾向がある。こじり方向のバネであるこじりバネが高バネであるとごつごつ感を感じやすくなり、乗り心地を低下させやすくなる。そこで、このこじりに対処するため、内筒の軸方向中間部を球状に膨出させて軸直交方向のバネを強くするとともに、弾性部材の軸方向端部に肉抜きした凹部であるすぐり部を設けて、こじりバネを低バネ化することにより乗り心地を向上させることがある。
このようなものとして、例えば、縦置式とすることについての言及がないものの、米国特許5887859号公報記載のものがある。
図7はこの特許公報に記載されたサスペンションブッシュと同じ構造を示す。このサスペンションブッシュ120は、内筒122、外筒124、中間板126及びこれらを弾性的に連結して防振主体をなす弾性部材150,152を備えている。
115はサスペンションアームに設けられている取付部であり、この取付部115に貫通形成された取付穴116に外筒124を圧入することによりサスペンションブッシュ120が取付けられている。内筒122には、その軸方向へ貫通する穴へ図示省略のボルトを通して、図示省略の車体へ取付けられている。
サスペンションブッシュ120の軸方向中央部には、径方向外方へ突出する膨出部130が設けられ、これに対応する中間板126には膨出部130に対向してこれを収容可能な凹曲面をなす曲面部140が設けられている。また、内筒122と中間板126間の軸方向両端部には、弾性部材150の一部を軸方向中央側へ入り込む凹部にしたすぐり部154が設けられている。さらに、中間板126と外筒124の間にも同様のすぐり部156が設けられている。これらすぐり部154及び156の軸方向深さは、それぞれ膨出部130及び曲面部140の位置まで達している。また、内筒122の軸方向長さは、外筒124及び中間板126よりも長くなっている。
このようにすると、内筒122の中心軸Cに対する軸直交方向Aのバネを強くできるとともに、こじり入力により、内筒122と外筒124が相対的に傾くと、すぐり部154、156の存在によりこじりバネが低バネ化しているため、内筒122は傾き易くなる(以下の説明では内筒122が外筒124に対して傾くものとする)。
米国特許5938220号公報 米国特許5887859号公報
上記従来構造において、こじり入力により内筒122が傾くと、内筒122はすぐり部154をつぶしながら、中間板126の軸方向端部に干渉する。このとき中心軸線Cがこじり角θ1傾いてB1になる。この状態までは肉抜きされたすぐり部154の存在によりこじりバネが低バネになり、内筒122が容易に傾くことができる。
しかし、中間板126と干渉した後からのさらに大きなこじり入力に対しては、内筒122が中間板126と一緒にすぐり部156をつぶしながら、中心軸線がB2のようにより大きなこじり角θ2で傾くことになる。
このこじり角θ1からθ2への傾きは、中間板126の傾きを伴うため、すぐり部156があるものの、こじりバネは高バネ化してしまう。したがって、内筒122が中間板126と干渉するまでの段階で、こじり角θ1を可能な限り大きくすることが望まれる。
しかも、上記従来構造では、中間板126の軸方向両端部は内筒122の軸方向両端部と平行になっているから、比較的小さなこじり角θ1で内筒122が中間板126と干渉してしまう。単純にこじり角θ1を大きくするならば、内筒122と中間板126の間隔を広げれば済むが、こうするとサスペンションブッシュ全体が大型化してしまう。
また、上記従来構造では、こじりバネを低バネ化するため、すぐり部154、156を同じ深さで比較的大きく形成してある。このため、軸方向における弾性部材150,152のボリュームが少なくなるとともに、軸方向の入力に対して、弾性部材150,152はほぼ入力方向と平行なせん断変形が主体となり、圧縮変形が少ないため、軸方向が低バネになってしまう。
一方、縦置式等では、軸方向の入力が大きくなるため軸方向バネを高くする必要があるので、弾性部材150,152の軸方向におけるボリュームを増大させて軸方向バネを高バネ化することも望まれている。
そこで、軸方向のバネを強くするため、図中の仮想線Dで示すように、弾性部材150,152を軸方向両端部へ向かって拡大させてボリュームを大きくする(すぐり部156を浅くする)ことが考えられる。
しかし、このようにすると、内筒122にこじり角θ1を加えた時のこじりバネが高バネ化して、乗り心地が低下する。
しかも、こじり入力時に、この拡大部の中間板126近傍部において応力歪みが発生して亀裂E等が生じ易くなり、耐久性を低下させるおそれがある。
また、仮想線Fで示すように、外筒124の両端を絞って変形させることにより、軸方向入力に対して弾性部材150,152を圧縮させることにより軸方向のバネを上げることも考えられるが、このようにすると、弾性部材150,152の成形後に、外筒124の絞り加工を行わなければならないので、それだけ工数が増加してしまう。
なお、サスペンションブッシュを縦置式にすると、こじり入力が多くなり、かつ上下方向の振動による軸方向の入力も大きくなるので、このようなこじりバネの低バネ化及び軸方向バネの高バネ化に対する要請が顕著になる。
そこで本願発明は、中間板を設けた場合において、中間板との干渉を生じにくくして、こじり角をできるだけ大きくしたサスペンションブッシュの提供を主たる目的とし、併せて、こじり方向における低バネ化と同時に応力歪を少なくして耐久性を向上すること、加工を容易にすること並びに縦置式に好適なものとすることを目的とする。
上記課題を解決するため、サスペンションブッシュに係る請求項1に記載した発明は、
内筒(22)と、その外側周囲を囲み間隔を持って配置された外筒(24)と、これら内筒(22)及び外筒(24)の間へそれぞれと間隔を持って配置された中間板(26)と、これら内筒(22)、中間板(26)及び外筒(24)を弾性的に連結して防振主体をなす弾性部材(28)とを備え、
前記弾性部材(28)は、前記内筒(22)と前記中間板(26)の間に設けられる内側部分(50)と、前記中間板(26)と前記外筒(24)との間に設けられる外側部分(52)とを備え、
前記内筒(22)は軸方向中間部に設けられた軸直交方向外方へ突出する膨出部(30)と、その軸方向両側に設けられた小径の端部(34)を備え、
前記中間板(26)は、前記膨出部(30)を囲む曲面部(40)と、前記端部(34)を囲み軸方向外方側が前記端部(34)から次第に離れるように傾斜する拡開端部(44)を備えることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は請求項1において、
前記中間板(26)は、前記曲面部(40)と前記拡開端部(44)との接続部が、前記内筒(22)に最も近づく最接近部(42)をなし、
この最接近部(42)の軸直交方向外方に形成された前記中間板(26)の凹部を埋める弾性体のボリューム増大部(58)を前記弾性部材(28)の前記外側部分(52)と連続一体に設けたことを特徴とする。
請求項3に記載した発明は請求項2において、
前記最接近部(42)はアール形状をなしていることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は請求項1において、
前記拡開端部(44)は、軸直交方向外方へ凸に湾曲する曲面をなすことを特徴とする。
請求項5に記載した発明は請求項2において、
前記内側部分(50)には、軸方向端部から内方へ入り込む内側すぐり部(54)が前記端部(34)と重なる位置に設けられ、
前記外側部分(52)にも、軸方向端部から内方へ入り込む外側すぐり部(56)が、前記拡開端部(44)と重なる位置に設けられていることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は請求項5において、
前記外側すぐり部(56)の底部(56a)の方が、前記内側すぐり部(54)の底部(54a)よりも軸方向外側に位置するようにずれていることを特徴とする。
請求項7に記載した発明は請求項6において、
前記内側すぐり部(54)の底部(54a)は前記最接近部(42)よりも軸方向内側に位置し、
前記外側すぐり部(56)の底部(56a)は前記最接近部(42)よりも軸方向外側に位置することを特徴とする。
請求項8に記載した発明は請求項5において、
前記端部(34)は前記内側部分(50)と一体の内筒端部延出被覆部(53)で覆われていることを特徴とする。
請求項9に記載した発明は請求項1において、
前記外筒(24)の軸方向長さは前記中間板(26)の軸方向長さよりも短く、
前記外筒(24)の軸方向端部は前記中間板(26)の軸方向端部よりも軸方向内方に位置することを特徴とする。
請求項10に記載した発明は請求項1において、
前記内筒の中心軸線Cを車体の上下方向に向けて配置した縦置式であることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、中間板26に、内筒22の端部34を囲み軸方向外方側が端部34から次第に離れるように傾斜する拡開端部44を設けたので、こじり方向の入力により、内筒22に対して中間板26及び外筒24が大きく傾いても、中間板26は、拡開端部44が内筒22と干渉するまで大きく傾くことができる。このため、拡開端部44の傾斜分だけより大きく傾くことができる。
したがって、中間板を設けた場合においても、中間板との干渉を生じにくくして、こじり角θを大きくすることができるので、こじり方向のバネ定数を低くすることが可能となり、乗り心地を向上させることができる。
請求項2に記載した発明によれば、中間板26における曲面部40と拡開端部44との接続部を最接近部42としたので、この最接近部42の軸直交方向外方に形成された中間板26の凹部を埋める弾性体のボリューム増大部58を弾性部材28の外側部分52と連続一体に設け、軸方向における外側部分52のボリュームを増大させることができる。
これにより、軸方向ではボリュームを増大した部分58により、より高バネを得ることができる。
したがって、こじり方向のバネをそれほど強くせずに、軸方向のバネを高くすることができる。
そのうえ、軸方向のバネは、拡開端部44を設けたことにより、ボリューム増大部58の軸方向における圧縮変形を伴うので、より高バネ化できる。
また、外筒の軸方向端部を折り曲げて軸方向のバネを強くするような手間が不要になるため、製造も容易になる。
請求項3に記載した発明によれば、最接近部42をアール形状にしたので、ボリューム増大部58における応力歪みを緩和でき、耐久性を向上させることができる。
請求項4に記載した発明は請求項1において、拡開端部44を軸直交方向外方へ凸に湾曲する曲面としたので、ボリューム増大部58における応力歪みをより緩和できるとともに、中間板26の拡開程度を軸方向端部に向かって次第に小さくし、外筒24との間隔を所定の大きさに保つことができる。
このため、軸方向断面図において、拡開端部44を単純な直線状に拡開させる場合と比べて、外筒24が中間板26と干渉しにくくなり、内筒22に対するこじり角を大きくすることができる。
請求項5に記載した発明は請求項2において、内側すぐり部54と外側すぐり部56を設けたので、こじり方向のバネを小さくすることができる。
しかも、外側すぐり部56を拡開端部44と重なる位置に設けたので、こじり時に外筒24を中間板26側へ傾き易くさせることができる。
請求項6に記載した発明によれば、外側すぐり部56の底部56aを、内側すぐり部54の底部54aよりも軸方向外側に位置するようにずらしたので、ボリューム増大部58のボリュームを十分に大きくできるとともに、中間板26の拡開端部44が外側すぐり部56をつぶすようにしてこじり時に傾き易くなる。
請求項7に記載した発明によれば、最接近部42を挟んで、内側すぐり部54の底部54aを軸方向内側、外側すぐり部56の底部56aを軸方向外側にずらして配置したので、こじり時に、外筒24が中間板26の拡開端部44へ接近するように傾き、さらに、中間板26が、拡開端部44を内筒22の端部34へ接近するように傾くことが容易になった。
請求項8に記載した発明によれば、端部34を内側部分50と一体の内筒端部延出被覆部53で覆ったので、こじり時に、内筒の端部34へ拡開端部44の内側が傾いて接触しても異音を生じにくくなる。
請求項9に記載した発明によれば、外筒24の軸方向長さを中間板26の軸方向長さよりも短くし、外筒24の軸方向端部を中間板26の軸方向端部よりも軸方向内方に位置させたので、こじり時に拡開端部44が外筒24へ干渉するまでの角度であるこじり角を十分に大きくすることができる。
請求項10に記載した発明によれば、上記したように本願のサスペンションブッシュは、こじり角を大きくするとともに、軸方向のバネを強くできるので、内筒の中心軸線Cを車体の上下方向に向けて配置した縦置式とする場合に好適なものとなる。
サスペンションアームへのサスペンションブッシュの取付構造を示す図 サスペンションブッシュを軸方向から示す平面図 図2の3−3線断面図 図2の4−4線断面図 図2の3−O−4線に沿う1/4カット部分の斜視図 図3におけるこじり力時の状態を示す図 従来例の断面図
以下、図面に基づいて一実施例を説明する。
図1は、サスペンションアームへのサスペンションブッシュの取付構造を示す図である。車両の前後方向をX、左右方向をY、上下方向をZで示す。また、車両の前方を特に矢示Frで示す。なお、X及びY方向はサスペンションブッシュにおける径方向に、同じくZ方向は軸方向にそれぞれ相当する。
サスペンションアーム10は、Y方向へ延びる横アーム11に、車輪12を支持し、X方向へ配置された前後アーム13の後端部に後側の取付部14、前端部に前側の取付部15がそれぞれ円筒状をなして設けられている。
後側の取付部14には、本願の対象外である円筒型のサスペンションブッシュ16が軸方向をX方向にして横置きされ、車体側部材17に支持されている。
前側の取付部15には、本願の対象である円筒型のサスペンションブッシュ20が嵌合され、軸方向をほぼZ方向に沿う上下方向にした縦置式で配置されている。サスペンションブッシュ20は図示を省略しているが、内筒(後述)が車体側へ取付けられている。
サスペンションアーム10は車輪12の上下動により、円筒ブッシュ16の軸線(X方向と平行)回りに回動する。このとき、サスペンションブッシュ20には、軸方向及びこじり方向の入力が多く入ることになる。
図2はサスペンションブッシュ20を軸方向から示す平面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図2の4−4線断面図、図5は図2の3−O−4線に沿う1/4カット部分の斜視図、図6は図3におけるこじり入力時の状態を示す図である。
これらの図において、サスペンションブッシュ20は内筒22、外筒24、中間板26及びこれらを弾性的に連結する弾性部材28を備える。内筒22及び外筒24はそれぞれ円筒状をなし、内筒22は外筒24の内側へほぼ同心状に間隔をもって配置され、中間板26は内筒22と外筒24のほぼ中間に配置されている。
なお、内筒22の中心軸線Cをサスペンションブッシュ20の中心軸線とする。サスペンションブッシュ20及び内筒22の軸方向は、内筒22の中心軸線Cと平行する方向である。
内筒22は、金属等の剛性材料を用いて鋳造や鍛造等により製造され、軸方向中央部に径方向外方へ球状に突出する膨出部30が一体に形成されている。膨出部30の表面は、内筒22の中心軸線C上もしくは近傍に中心を有する球面として形成されている。但し、膨出部30は必ずしも球面状でなくてもよく、種々な突出形状が可能である。
内筒22の軸心部には軸方向へ貫通する軸穴32が設けられ、ここに通したボルトにより、車体側へ取付けられるようになっている。
膨出部30の軸方向両側は、膨出部30より細径の軸方向端部34になっている。
外筒24は、金属等の剛性材料を用いて引き抜きやプレス成形等の適宜方法で形成され、軸方向に内外径が変化しないストレートな円筒をなしている。
中間板26は金属等の剛性材料からなり、プレス成形等の適宜方法で形成され、軸方向から見たとき、内筒22と同心をなす一つの想定円を略半割状にして、一対で向かい合わせにしたものに相当する。
この想定円の周方向に沿う部分は円弧状をなし、この円弧に沿う方向を周方向ということにする。
なお、周方向にて隣り合う中間板26の間は不連続部をなし、Y方向にて対向して設けられている。また、この不連続部は弾性部材28で埋められている。
中間板26の軸方向中央部には、膨出部30に対向してこれを間隔をもって囲む曲面部40が形成されている。
曲面部40は径方向外方へ湾曲し、内側が球面凹部41をなし、ここに弾性部材28の内側部分50(後述)が入り込み、さらにこの内側部分50を介して膨出部30が球面凹部41の内側に間隔をもって対向配置される。球面凹部41は膨出部30の表面と略平行する球面をなす。但し、必ずしも球面ではなくてもよい。
曲面部40の両側には、内筒22の膨出部30と端部34の境界部近傍にて端部34へ最も接近して、中心軸線Cからの径方向間隔を最小とする最接近部42が設けられ、さらに、この最接近部42より軸方向外方に拡開端部44が連続して設けられている。
最接近部42は、曲面部40と拡開端部44に連続する径方向内方へ突出するアール形状をなし、曲面部40と拡開端部44の間に径方向外方へ開放され、周方向へ延びる中間板外周凹部66を形成している。
曲面部40と拡開端部44は径方向外方へ凸に湾曲し、最接近部42は逆に径方向内方へ
凸に湾曲するため、中間板26は軸方向断面(図3)において、全体として略波形状をなす曲面になっている。
なお、中心軸線Cから最接近部42までの距離R1よりも、中心軸線C回りにおける膨出部30の最大外径部の半径R2の方が大きくなっており、膨出部30の最大外径部は球面凹部41の内側に向かって、最接近部42よりも径方向外方へ深く入り込んでいる。このような配置は中間板26を略半割状に形成することで可能になる。
拡開端部44は、最接近部42から軸方向外方へ向かって、中心軸線Cからの間隔が次第に大きくなって拡開するように形成されている。
但し、拡開端部44は径方向外方へ凸に湾曲する形状をなすため、中心軸線Cからの間隔増加割合は、軸方向外方ほど少なくなり、拡開端部44の軸方向外方先端は内筒22の端部34と略平行になる。
拡開端部44の最先端部(軸方向最外方端部)は、拡開端部44の最大径部をなすが、この部分の中心軸線Cからの距離R3は、膨出部30の最大半径R2よりも大きく、膨出部30の最大半径部に対応する部位における曲面部40の最大半径R4と同程度もしくはそれ以下となっている。
なお、拡開端部44は必ずしも湾曲形状ではなく、軸方向断面にて中心軸線Cと所定角度で直線状に傾くストレート形状としてもよい。
また、外筒24の軸方向長さは、中間板26の軸方向長さよりも短く、外筒24の軸方向先端は、中間板26の各軸方向先端位置よりも軸方向内側になっている。
弾性部材28は、ゴム等の適宜弾性材料からなり、内筒22と中間板26及び中間板26と外筒24を弾性的に連結する防振主体をなす部分であり、内筒22と中間板26間に設けられる内側部分50と中間板26と外筒24の間に設けられる外側部分52とからなる。
内側部分50及び外側部分52は、例えば、ゴム材料を内筒22、中間板26、外筒24の間へ注入して加硫接着することにより、同時かつ一体に形成することができる。また、内側部分50及び外側部分52を、互いに硬度等の物性を異にする別材料の組合せとして、別々に注入等して形成してもよい。
内側部分50には、軸方向両側から膨出部30まで入り込む凹部である内側すぐり部54が形成され、この内側すぐり部54は端部34と重なっている。内側部分50の一部で内側すぐり部54を囲む部分には、内筒22の端部34表面を連続一体に覆う薄肉の内筒端部延出被覆部53及び中間板26の拡開端部44内周面を覆う薄肉の拡開端部内側延出被覆部54bが設けられている。
内筒端部延出被覆部53の軸方向外方端部は、中間板26の軸方向外方端部よりも外方へ長く延出した位置にあり、かつ外筒24の軸方向外方端部よりも軸方向外側に位置している。
また、拡開端部内側延出被覆部54bの軸方向外方端部は、内筒端部延出被覆部53及び中間板26の各軸方向外方端部よりも軸方向内側に位置し、さらに外筒24の軸方向外方端部よりも軸方向内側に位置する。
外側部分52は、外筒24と中間板26の曲面部40及び軸方向両側の拡開端部44にかけて弾性的に連結する。また、軸方向両側から内側へ向かって入り込む外側すぐり部56が形成され、この外側すぐり部56は拡開端部44と重なっている。
この外側すぐり部56の軸方向における深さは内側すぐり部54より浅く、最接近部42にまで達せず、その軸方向外方に止まっている。
したがって、内側すぐり部54の底部54aと外側すぐり部56の底部56aは軸方向に間隔dずれており、外側すぐり部56の底部56aの方が内側すぐり部54の底部54aよりも軸方向外方に位置する。
換言すれば、内側すぐり部54の底部54aと外側すぐり部56の底部56aは、軸方向にて最接近部42を挟んで位置し、内側すぐり部54の底部54aが最接近部42より軸方向内側に位置し、外側すぐり部56の底部56aが最接近部42より軸方向外側に位置している。
また、外側部分52の一部は、最接近部42まで入り込むボリューム増大部58をなしている。ボリューム増大部58は外側部分52と連続一体に形成され、軸方向で最接近部42を挟んで曲面部40と拡開端部44の間に形成された中間板外周凹部66内へ充填されている。
ボリューム増大部58の一部は拡開端部44の軸方向先端まで延びてこれを被覆する薄肉の拡開端部外側延出被覆部55になっている。
また、外側部分52の一部は外筒24の内周面を覆って軸方向先端まで延びる薄肉の外筒端部延出被覆部57になっている。
拡開端部外側延出被覆部55の軸方向外方端部は拡開端部内側延出被覆部54bの軸方向外方端部よりも軸方向外方にあり、外筒24の軸方向外方端部とほぼ同じ位置になっている。外筒端部延出被覆部57の軸方向外方端部は、拡開端部内側延出被覆部54b、拡開端部外側延出被覆部55及び外筒24の各軸方向外方端部よりも軸方向内側に位置する。
図4に示すように、軸方向へ貫通するすぐり部59が形成されている。このすぐり部59は、図2に示すように、X方向にて内筒22を挟んで一対で設けられ、各すぐり部59は外側すぐり部56へ連通している。換言すれば、すぐり部59は外側すぐり部56と連続する一部をなしている。このすぐり部59により、弾性部材28の外側部分52は、X方向にて中間板26と外筒24を分離するため、X方向のバネを著しく弱くし、X・Y・Z各方向における大きなバネ比を形成している。
なお、弾性部材28の外側部分52は、Y方向において中間板26と外筒24を弾性的に結合し、さらに中間板26を介して内側部分50により内筒22と弾性的に結合している。
このように、弾性部材28が内筒22と外筒24を弾性的に結合する部分は、内筒22を挟んでY方向において対称に形成されており、この部分を弾性足とする。この弾性足構造は上記バネ比の方向性コントロールに貢献する。
次に、作用を説明する。
図6は、サスペンションブッシュ20にこじりが入力した状態を示す。サスペンションアーム10の揺動に伴って、サスペンションブッシュ20にこじりが入力すると、外筒24が内筒22に対して傾く。図6はこのとき状態を示し、外筒24が内筒22に対して、中心線CからBへこじり角θで傾く。
まず、こじりが入力しない状態において、外筒24の軸線は内筒22の軸線Cと一致し、Z方向と平行している。
この状態でZ方向に平行な上下動が入力すると、内筒22と外筒24は軸方向へ相対的に移動する。
すると外側部分52は、ボリューム増大部58があり、かつこのボリューム増大部58が軸方向で拡開端部44と曲面部40に挟まれた中間板外周凹部66内に設けられているため、拡開端部44により軸方向で圧縮される。
その結果、ボリューム増大部58の圧縮変形を利用して、サスペンションブッシュ20における軸方向のバネを高バネ化できる。すなわち、仮に図7における従来例のような、中間板126の軸方向端部が水平な場合には、弾性部材152の軸方向における変形がほとんどせん断変形となるため、軸方向のバネが小さくなるのに対して、本願のように拡開端部44を設けるとボリューム増大部58を軸方向で圧縮変形させるため、サスペンションブッシュ20における軸方向のバネを著しく大きなものになる。したがって、拡開端部44の存在によりサスペンションブッシュ20における軸方向のバネを増大することができる。
また、曲面部40,最接近部42及び拡開端部44が波形の曲面で連結しているため、ボリューム増大部58に対する応力歪を緩和することができる。
また、Y方向における変形は、中間板26及び内側部分50及び外側部分52が存在する弾性足になっているため、最もバネが高くなる。
なお、X方向においては、図2及び4に示すように、すぐり部59が存在するとともに中間板26が存在しないので、比較的小さなバネとなる。
次に、こじりが入力すると、図6に示すように、内筒22に対して外筒24がこじり角θで傾く。
このとき、こじり入力により、外筒24と中間板26は、曲面部40と膨出部30の球面部により回動できる。
また、この外筒24の回動により、外筒24の端部は拡開端部44を内筒端部34に向けて径方向内側に押す。このとき、内側すぐり部54が膨出部30近傍まで入り込んでいるため、速やかに内側すぐり部54を潰すように傾き、ほぼ内側すぐり部54をなくすようにして、端部34の軸方向先端が拡開端部44の内側へ重なる。
また、拡開端部44により外側すぐり部56も潰される。しかし、外側すぐり部56は内側すぐり部54よりも小さく(浅く)、大きな潰れは生じない。
この内側すぐり部54及び外側すぐり部56の潰れにより、こじり方向のバネを低バネ化することができる。
しかも、拡開端部44が拡開しているため、拡開端部44が内筒22と干渉するまでに外筒24と中間板26が傾く角度は大きくなり、こじり角θを大きくすることができる。
したがって、外筒24が拡開端部44へ干渉するまでのこじり角θを大きくすることにより、内筒22の端部34と中間板26の拡開端部44との干渉を生じにくくすることができ、こじり方向のバネを低バネ化できる。
また、仮に干渉しても、内筒端部延出被覆部53があるため、内筒22の端部34と拡開端部44との間に介在する弾性部材の内筒端部延出被覆部53がクッションになって異音の発生を防ぐことができる。
内筒22の端部34と中間板26の拡開端部44とが干渉下状態でさらに大きなこじり入力があると、外側すぐり部56をつぶしながら、外筒24が中間板26に対してさらに傾き、こじり角θはさらに大きくなる。このとき、外側すぐり部56は内側すぐり部54よりも小さく(浅く)することで、弾性部材28の外側部分52にはボリューム増大部58が形成されているため、こじり方向のバネは高バネ化する。したがって、こじり方向のバネを顕著な非線形的に変化させ、大きなこじりに対する大変形には著しく高バネとなるよう、こじりの大きさ(こじり角θ)に応じて適切なバネを形成できる。
また、ボリューム増大部58は、曲面状をなす最接近部42及び拡開端部44の上に形成されているので、こじり入力時及び軸方向入力時におけるボリューム増大部58の応力歪を低下させることができる。
20:サスペンションブッシュ、22:内筒、24:外筒、26:中間板、28:弾性部材、30:膨出部、34:端部、40:曲面部、42:最接近部、44:拡開端部、50:内側部分、52:外側部分、54:内側すぐり部、56:外側すぐり部 、58:ボリューム増大部

Claims (10)

  1. 内筒(22)と、その外側周囲を囲み間隔を持って配置された外筒(24)と、これら内筒(22)及び外筒(24)の間へそれぞれと間隔を持って配置された中間板(26)と、これら内筒(22)、中間板(26)及び外筒(24)を弾性的に連結して防振主体をなす弾性部材(28)とを備え、
    前記弾性部材(28)は、前記内筒(22)と前記中間板(26)の間に設けられる内側部分(50)と、前記中間板(26)と前記外筒(24)との間に設けられる外側部分(52)とを備え、
    前記内筒(22)は軸方向中間部に設けられた軸直交方向外方へ突出する膨出部(30)と、その軸方向両側に設けられた小径の端部(34)を備え、
    前記中間板(26)は、前記膨出部(30)を囲む曲面部(40)と、前記端部(34)を囲み軸方向外方側が前記端部(34)から次第に離れるように傾斜する拡開端部(44)を備えることを特徴とするサスペンションブッシュ。
  2. 請求項1において、
    前記中間板(26)は、前記曲面部(40)と前記拡開端部(44)との接続部が、前記内筒(22)からの軸直交方向距離が最小となる最接近部(42)をなし、
    この最接近部(42)の軸直交方向外方に形成された前記中間板(26)の凹部を埋める弾性体のボリューム増大部(58)を前記弾性部材(28)の前記外側部分(52)と連続一体に設けたことを特徴とするサスペンションブッシュ。
  3. 請求項2において、
    前記最接近部(42)はアール形状をなしていることを特徴とするサスペンションブッシュ。
  4. 請求項1において、
    前記拡開端部(44)は、軸直交方向外方へ凸に湾曲する曲面をなすことを特徴とするサスペンションブッシュ。
  5. 請求項2において、
    前記内側部分(50)には、軸方向端部から内方へ入り込む内側すぐり部(54)が前記端部(34)と重なる位置に設けられ、
    前記外側部分(52)にも、軸方向端部から内方へ入り込む外側すぐり部(56)が、前記拡開端部(44)と重なる位置に設けられていることを特徴とするサスペンションブッシュ。
  6. 請求項5において、
    前記外側すぐり部(56)の底部(56a)の方が、前記内側すぐり部(54)の底部(54a)よりも軸方向外側に位置するようにずれていることを特徴とするサスペンションブッシュ。
  7. 請求項6において、
    前記内側すぐり部(54)の底部(54a)は前記最接近部(42)よりも軸方向内側に位置し、
    前記外側すぐり部(56)の底部(56a)は前記最接近部(42)よりも軸方向外側に位置することを特徴とするサスペンションブッシュ。
  8. 請求項5において、
    前記端部(34)は前記内側部分(50)と一体の内筒端部延出被覆部(53)で覆われていることを特徴とするサスペンションブッシュ。
  9. 請求項1において、
    前記外筒(24)の軸方向長さは前記中間板(26)の軸方向長さよりも短く、
    前記外筒(24)の軸方向端部は前記中間板(26)の軸方向端部よりも軸方向内方に位置することを特徴とするサスペンションブッシュ。
  10. 請求項1において、前記内筒の中心軸線Cを車体の上下方向に向けて配置した縦置式であることを特徴とするサスペンションブッシュ。
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