JP2002283824A - 車両用スタビライザ - Google Patents

車両用スタビライザ

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JP2002283824A
JP2002283824A JP2001095865A JP2001095865A JP2002283824A JP 2002283824 A JP2002283824 A JP 2002283824A JP 2001095865 A JP2001095865 A JP 2001095865A JP 2001095865 A JP2001095865 A JP 2001095865A JP 2002283824 A JP2002283824 A JP 2002283824A
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一秀 礒貝
Motoyuki Sato
基行 佐藤
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輝久 花村
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    • B60G2206/8209Joining by deformation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 疲労破壊の発生点をなくし、発生する応力に
適した素材形状を適切に選択でき、設計の自由度を高め
る。 【解決手段】 スタビライザ1の直線部分のみを分割し
て製造したねじり部2とうで部と、あるいはうで部をう
で部本体3とスタビライザ1の曲げ部分を構成する継手
部4とに分割し、継手部4でねじり部2とうで部本体3
を結合して形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両に
装着される車両用スタビライザに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から自動車等に使用されているスタ
ビライザは、棒状のばね材の中央部分に対し両側を所定
の角度に曲げ、腕を出して略コ字状に一体成形をし、し
かる後に自動車エンジン部や車体床面、懸架部等の空隙
を縫ってスタビライザの中央部分を車軸と平行に装着
し、スタビライザの腕端部に受ける偏荷重をスタビライ
ザ中央部分の捩り反力で車体を水平に保つようにする、
ねじりばねとして使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スタビライザの素材で
ある棒状のばね材を曲げる段階で、金型による潰れ部分
が残ったり、或いは圧縮と引張りとによる断面形状の変
化が発生するのが常であった。潰れ部分は、高い剪断応
力が発生する曲げ部において形成されることが多く、素
材の断面形状は一様にならずに歪んでしまい、その局所
変形が一種の打痕同様の働きをして亀裂の発生点とな
り、スタビライザの疲労破壊を進行させることになる。
即ち、断面形状の変形は素材を曲げた時に、素材の外側
は引っ張られて外周面が中心線に近付いて偏平化し、素
材の内側では圧縮されて内周面が中心線から卵状に膨出
するように変形し、その結果、素材の偏平化した近傍で
高い剪断応力が発生する。
【0004】更に曲げ成形によるスタビライザにおい
て、横方向の変位を阻止するための軸受を嵌装するため
に、スタビライザ中央部分に曲げ加工を施して横方向へ
の係止用凸輪を膨出させるのは工数が多くなって工程が
繁雑になるため、スタビライザ中央部分の外径を大きく
せずに一様断面のままの係止部分のない形状で軸受を嵌
装しても、横方向の変位を阻止することは難しかった。
又、スタビライザは捩じり応力に耐えるようにするた
め、一般に真円状の一様断面の棒材を用いることから、
途中部分で外径に大小の変化を施すことはなく、各部位
での発生応力の多寡に応じて適切な直径を選定すること
ができず、スタビライザ設計の自由度は可なり小さかっ
た。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決
し、金型による潰れ部分等の断面形状の変形による疲労
破壊の発生点をなくし、無駄な加工費をかけずに発生す
る応力に適した素材形状を適切に選択できるようにして
設計の自由度を高め、しかも横ずれを防止できる車両用
スタビライザを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、スタ
ビライザの中央部分に配設するねじり部と、その両端に
配設するうで部よりなり、うで部とねじり部との継合部
は、うで部がねじり部の外形より上側に覆い被さるよう
に継合してなることを特徴とする車両用スタビライザに
係るもので、高応力がかかる部分に大径の継合部を形成
し、それによって応力に対応し、各部分に適切な応力を
負担させることが可能になる。
【0007】請求項2の発明は、うで部を曲り部の継手
部とのうで本体部とに分割し、該うで本体部と継手部と
を継合してなることを特徴とする請求項1記載の車両用
スタビライザに係るもので、高応力がかかる部分を大径
の継手部とし、これによって応力に対応し、各部分に適
切な応力を負担させることが可能となる。併せて、曲が
り部を大径の継手部とすることによって外径に大小の変
化を施すことはなくなる。請求項3の発明は、ねじり部
とうで部あるいは継ぎ手部との継合部に形成される段差
にスタビライザ支持部材を当接してなることを特徴とす
る請求項1又は2記載の車両用スタビライザに係るもの
で、ねじれ部に膨出させる加工をせずに横ずれを防止す
ることが可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態の一例
の全体を示す斜視図であって、本発明によるスタビライ
ザ1は、ねじり部2とうで部3’とよりなり、うで部3
の端部に設けた大径の継合部4’がねじり部2の端部に
おいて、その外形より上側に覆いかぶさるように継合し
てなるものである。その継合の詳細については以下の実
施例と同様である。図2は本発明の実施形態の他の例の
全体を示す斜視図であって、本発明によるスタビライザ
1は、ねじり部2とうで本体部3と、これらを後述する
ように結合する継手部4とにより形成されるものであ
る。なお、実際に使用される車両用のスタビライザ1
は、自動車等のエンジン下部や斜体床面下にある構造物
の間の狭い空間を通すために複雑な形状をしているが、
図1,2においては理解に便なように簡略化して示して
いる。
【0009】図2のねじり部2は、スタビライザ1の中
央部分において車両の車軸と平行に配設されて基幹軸に
なるものであり、うで本体部3は、上記の基幹軸になる
ねじり部2の両端部から所定の角度に延びるうで部を形
成するものであって、ねじり部2の両端部近傍の軸受嵌
装位置5に軸受を嵌装して車体に回動自在にスタビライ
ザ1を支持するようになっており、車体が傾いた時等に
発生する偏荷重は矢印6の方向に作用し、車体横方向か
らの荷重は矢印7の方向から受けることになる。
【0010】図3は、スタビライザ1の継手部分の実施
形態の一例を分解状態で示す斜視図であって、ねじり部
2とうで本体部3は中実軸のものであり、全体が同じ断
面形状に製造されていて、端部近傍の外周には図4にも
示すように、ねじり部2とうで本体部3の軸心と平行す
る方向に複数の溝8が設けられている。溝8は相当の溝
長さを有しており、溝幅と溝深さも適当な寸法を有して
いて、溝8の側壁で強力な円周方向の力に抗することが
できるようになっている。また溝8は、ねじり部2とう
で本体部3の端部までは延びておらず、ねじり部2とう
で本体部3の端部と溝8の端部との間には、端余部9が
残されている。ねじり部2とうで本体部3は高い剪断応
力に耐えなければならないので、十分に焼入焼戻し処理
が行われた高応力鋼であることが望ましいが、装着空間
に制限がなくて直径を自由に決定できるのであれば、ね
じり部2は、直径を大きくして降伏点も余り高くはない
普通鋼程度の材料を使用してもよい。
【0011】図3において継手部4は、90度等の所用
の角度で曲げられた中実材であって、その両端(図3で
は一端のみを示している。)には、筒状に形成されたス
リーブ10が一体的に設けられている。スリーブ10の
内径は、ねじり部2とうで本体部3の端部を密に挿入し
得る寸法になっていて、継手部4全体を鋳造で成形して
もよく、或いは所用の角度で曲げた中実材の両端に、ね
じり部2とうで本体部3の端部を密に挿入し得る適切な
内径を有する管材を強固に溶着したものでもよく、或い
は継手部4全体を焼入焼戻し処理した調質材や、単に焼
ならし処理による粒界調整のみを行った材料でもよい。
なおスリーブ10の内径は、挿入するねじり部2とうで
本体部3の外径に対応させなければならないため、多種
の内径の組合わせごとの種類が必要である。そして継手
部4は、スタビライザ1の通常は曲げ部分となる発生応
力の高い箇所ごとに、必要に応じて多数のものが使用さ
れる。
【0012】スリーブ10とねじり部2とうで本体部3
の端部とを結合する際には、図3の矢印11に示すよう
にねじり部2とうで部3の端部をスリーブ10の中に挿
入し、スリーブ10の外側から溝8の位置に合わせて押
し具12で挟んで押圧し、押し具12の先端によってス
リーブ10を溝8に嵌入させるカシメ加工を全部の溝8
に対して行い、スリーブ10とねじり部2とうで部3の
端部とを一体的に結合する。このスリーブ10とねじり
部2とうで本体部3の端部との結合は、冷間、或いは広
い意味の常温以上で加熱をした状況の熱間で行ってもよ
いが、熱間で行う場合には継手部4のみを加熱し、継手
材質の組織変態を起こさない温度域で実施しなければな
らない。
【0013】スタビライザ1のねじり部2とうで本体部
3と、スタビライザ1の曲げ部分となる継手部4とを、
必要箇所ごとに上述した一体的に結合する作業を繰り返
し、スタビライザ1の全体を製造する。
【0014】図5は、スタビライザ1の中央部分におい
て車両の車軸と平行に配設されて基幹軸になるねじり部
2の端部に継手部4を結合し、その近傍に設ける軸受嵌
装位置5の実施形態の一例を一部切断して示した正面図
であって、ねじり部2の継手部4を結合した箇所の近傍
に、摺動内輪となるスタビライザ支持部材13を囲繞し
て配設し、スタビライザ支持部材13の外側(図5にお
いて左側)の端面を、スリーブ10の段差面14に当接
させる。そしてスタビライザ支持部材13の内側(図4
において右側)の端面は、車両の床構造体等に固定され
ている支持台15に形成されている鍔状のストッパ16
で抑えるようにする。このような軸受嵌装位置5は、1
つのスタビライザ1に対し、図2のように左右1対のも
のが設けられる。
【0015】次に、上述した図2ないし図5に示すスタ
ビライザ1の作用を説明する。図3に示す押し具12で
挟んで押圧することにより、スリーブ10の内面に突出
加工された部分は複数のキーとなり、ねじり部2の各溝
8に嵌入してねじり部2の軸心回りの回転力を伝達し、
端余部9によって相互に軸心に平行な引張り圧縮方向の
力を伝達し、且つ端余部9が軸心を含む面内曲げ応力に
対して拘束力を発生し、スリーブ10とねじり部2とう
で本体部3の端部との結合部は一体になった働きをす
る。
【0016】図6は、スタビライザ1の各部に発生する
応力の特性線図であって、上部のスタビライザ1は平面
的に模式化して示し、下部はスタビライザ1の部位別に
発生する応力の特性線図を示しており、うで部3の先端
部は両側に曲がった形状をしていることが図2のスタビ
ライザ1と相違しているが、図2と図6のうで部3の形
状の差異に基づく作用の違いはない。
【0017】図6において、左側の腕を構成しているう
で本体部3の先端17に対しては紙面の上から押し下げ
る方向の負荷力を加え、右側の腕を構成しているうで本
体部3の先端18に対しては紙面の下から押し上げる方
向の負荷力を加えてそれぞれ逆向きの負荷力を加える
と、先端17,18の作用点からの負荷力は、うで本体
部3の長さに応じた偶力を発生させるようになるが、軸
受嵌装位置5で回動自在に支持されているねじり部2の
ほぼ中間部で偶力は釣り合うことになる。
【0018】図6の下部は、このような応力の大きさを
発生箇所別に対応させて示したもので、破線19は本発
明の継手部4を使用しないで1本の軸材で構成した従来
のスタビライザの応力を示し、実線20は本発明による
継手部4で曲げ部を結合したスタビライザ1の応力を示
している。
【0019】一般には、直線状でない曲げ部への集中荷
重が高い応力発生の原因であり、その高応力の鋭利な形
状を避けることは応力集中を回避する常套手段である
が、形状を鈍化しなくても他の形状で代用結合させても
良いことであり、本発明でも高応力の発生位置である曲
げ部を選んで最適形状の継手部4を使用して結合した結
果、従来の高応力の発生点τ1 が低減されて発生点τ2
になり、より安全な応力域に引き下げられたことが判
る。
【0020】スタビライザ1は、図2の矢印7に示す車
体横方向からの荷重を受けることがあるので、スタビラ
イザ1はこの横方向荷重にも対抗する必要があるが、車
体横方向からの荷重、即ち図5においてねじり部2の軸
心に平行に作用する荷重に対しては、スタビライザ支持
部材13の外側(図5において左側)の端面はスリーブ
10の段差面14に当接し、スタビライザ支持部材13
の内側(図5において右側)の端面は支持台15に形成
されている鍔状のストッパ16で抑えられているため、
左右1対のスタビライザ支持部材13によって横方向荷
重は全て支持台15に伝達され、スタビライザ1の横方
向のずれを防止することができる。
【0021】図7は、スタビライザの継手部分の実施形
態の他の例を分解状態で示す斜視図であって、この実施
形態では、ねじり部2とうで本体部3が管状の中空杆に
なっていて、端部近傍の外周には図8にも示すように、
ねじり部2とうで本体部3の軸心と平行する方向に複数
の溝8が設けられている。溝8は図3の実施形態と同様
に、相当の溝長さを有しており、溝幅と溝深さも適当な
寸法を有していて、溝8の側壁で強力な円周方向の力に
抗することができるようになっている。また溝8は、ね
じり部2とうで本体部3の端部までは延びておらず、ね
じり部2とうで本体部3の端部と溝8の端部との間に
は、端余部9が残されている。
【0022】継手部4の端部に一体的に設けられている
スリーブ10の内部には芯金21が設けてあって、芯金
21の外径は、中空杆で作られているねじり部2とうで
本体部3に溝8を成形した後の最小内径22(図8参
照)より若干小さく、且つ芯金21の先端から内奥部に
向かって径が大きくなる勾配が付されている。図6のス
リーブ10とねじり部2とうで本体部3の端部とを結合
する際には、矢印11に示すようにねじり部2とうで本
体部3の端部をスリーブ10の中に挿入して、芯金21
をねじり部2とうで本体部3中心の中空部に嵌め込み、
スリーブ10の外側から溝8の位置に合わせて押し具1
2でカシメ加工を行い、スリーブ10とねじり部2とう
で本体部3の端部とを一体的に結合する。
【0023】図7の実施形態の作用は、図3の実施形態
と同じであるが、材質が予熱後の熱処理を行ってもよい
ものであれば、継手部4のスリーブ10端面とねじり部
2とうで本体部3の周面とを溶接して一体的に結合して
もよい。更には、スリーブ10の内径に対するねじり部
2とうで本体部3の外径を、ゆるみばめ程度の公差で仕
上げてから接着剤で結合して一体化したり、接着剤で結
合してた後にカシメ加工を施したり、継手部4を加熱し
てねじり部2とうで本体部3と焼ばめしてもよい。
【0024】
【発明の効果】請求項1,2の発明は、スタビライザの
素材に潰れ部分等の亀裂発生点が生ずることがなく、集
中応力の発生を防ぐことができ、個々の位置で発生する
応力に十分耐える素材径や形状が選べて設計の自由度が
高まり、加工が容易で加工歩留まりの向上による加工費
低減が可能になる効果がある。
【0025】請求項3の発明は、スタビライザ中央部分
に係止用凸輪を膨出させなくても、継手部による段差に
軸受等のスタビライザ支持部材を当接するだけで、スタ
ビライザの横ずれを確実に防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例の全体を示す斜視図で
ある。
【図2】本発明の実施形態の他の例の全体を示す斜視図
である。
【図3】スタビライザの継手部分の実施形態の一例を分
解状態で示す斜視図である。
【図4】図3のIII−III断面図である。
【図5】スタビライザの軸受嵌装位置の実施形態の一例
を一部切断して示した正面図である。
【図6】スタビライザの各部に発生する応力の特性線図
である。
【図7】スタビライザの継手部分の実施形態の他の例を
分解状態で示す斜視図である。
【図8】図7IIV−IIV断面図である。
【符号の説明】
2 ねじり部 3 うで部本体 3’ うで部 4 継手部 13 スタビライザ支持部材 14 段差面
フロントページの続き (72)発明者 花村 輝久 東京都中央区晴海3−2−22 三菱製鋼株 式会社ばね事業部内 Fターム(参考) 3D001 AA03 AA17 AA18 DA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタビライザの中央部分に配設するねじ
    り部と、その両端に配設するうで部よりなり、うで部と
    ねじり部との継合部は、うで部がねじり部の外形より上
    側に覆い被さるように継合してなることを特徴とする車
    両用スタビライザ。
  2. 【請求項2】 うで部を曲り部の継手部とのうで本体部
    とに分割し、該うで本体部と継手部とを継合してなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の車両用スタビライザ。
  3. 【請求項3】 ねじり部とうで部あるいは継ぎ手部との
    継合部に形成される段差にスタビライザ支持部材を当接
    してなることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用
    スタビライザ。
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