JP2015534509A - 隣接する、好ましくは交差する構造エレメントを、とりわけ接続するための金属ワイヤの自動撚り装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】撚り作業の反復精度を高める。【解決手段】隣接する、好ましくは交差する構造エレメントをとりわけ接続するための金属ワイヤの自動撚り装置(1)であって、ワイヤ、好ましくはエンドレスワイヤ、を当該装置に供給するためのワイヤ供給部と、選択的に解放および閉鎖可能な開口部(7)を有し、供給されたワイヤを閉鎖された位置で、弓形ワイヤ案内部に沿って当該弓形ワイヤ案内部の第1の側(9)から、前記開口部を基準にして対向する当該弓形ワイヤ案内部の第2の側(11)に案内するように構成された弓形ワイヤ案内部(5)と、前記供給されたワイヤを前記弓形ワイヤ案内部の第1の側(9)で把持し、当該弓形ワイヤ案内部の第2の側へと引っ張るように構成された引張キャリッジ(23)と、前記供給されたワイヤを前記弓形ワイヤ案内部の両方の側で把持し、回転運動によって撚るように構成された撚りユニット(25)と、を備える装置。【選択図】図1

Description

本発明は、隣接する、好ましくは交差する構造エレメントを、とりわけ接続するための金属ワイヤの自動撚り装置に関する。
構造エレメントとは、本発明の枠内では、円形または多角形、例えば四角形の断面を有する長手の本体であると理解される。このような構造エレメントに対する例は、例えばパイプ、バーまたは支持体であり、これらは全ての工業分野で多種多様に使用されている。構造エレメントの概念には、ワイヤロープ束(Drahtseilbuendel)、いわゆる撚りケーブル(Litzen)またはプレストレスト撚りケーブル(Spannlitzen)も含まれ、これらはとりわけプレストレストコンクリートエレメント用の補強ケージの作製に使用される。
冒頭に述べた形式の装置に対する典型的な使用領域は、例えばプレストレストコンクリートエレメント用のこのような補強ケージの作製である。補強ケージは、(スチール製)撚りケーブルから成る格子状構造を有する。この格子状構造は、撚りケーブルが第1の方向に、別の撚りケーブルが第2の方向に互いに交差して配置されることによって達成される。これらが交差する領域、いわゆる撚り領域では、撚りケーブルの位置が互いに金属ワイヤによって固定される。この金属ワイヤは、撚りケーブルの撚り領域を中心に巻き付けられ、これにより1つのループが形成される。そしてワイヤの両端部は、ワイヤのループが十分に狭くなるまで互いに多重に撚られ、これにより交差する2つの撚りケーブル、ないし一般的には交差する構造エレメントは互いに固定される。
複数の構造エレメントを交差して配置する代わりに、隣接する構造エレメントを、隣接する構造エレメントを中心にワイヤを撚ることによって固定することも一般的にしばしば行われる。このプロセスは、構造エレメントが別の配向であることを除いて、実質的に前記と同じように実行される。
WO96/00135A1 US5217049A US5431196A DE1752554A1
例えば補強ケージは複数の撚りケーブルから作製され、したがって多数の撚り領域が存在するから、補強ケージの作製のためには非常に多数のワイヤを撚らなければならない。これまでこのことは、専ら手作業で行われている。撚るために使用されるワイヤもある程度の安定性を有していなければならないから、この作業は、相応に従事する作業員にとっては力を消耗し、非常に時間が掛かる。撚りが手作業による性質のものであるため、不均等に撚られたワイヤが生じることもある。これは確かに、多数の撚り作業が行われるため品質保証の観点からは深刻なものではないが、しかしワイヤが隣接する、好ましくは交差する構造エレメントを介して撚られる場合には、高い反復精度が望まれる。
したがって本発明の基礎とする課題は、前記欠点を除去する装置および方法を提供することである。
本発明は、その基礎とする課題を、冒頭に述べた形式の装置を請求項1の特徴にしたがって構成することにより解決する。本発明はこの課題をとりわけ、隣接する、好ましくは交差する構造エレメントを、とりわけ接続するための金属ワイヤの自動撚り装置であって、ワイヤ、好ましくはエンドレスワイヤを当該装置に供給するためのワイヤ供給部と、選択的に解放および閉鎖可能な開口部を有し、供給されたワイヤを閉鎖された位置で、弓形ワイヤ案内部に沿って当該弓形ワイヤ案内部の第1の側から、前記開口部を基準にして対向する当該弓形ワイヤ案内部の第2の側に案内するように構成された弓形ワイヤ案内部と、前記供給されたワイヤを前記弓形ワイヤ案内部の第1の側で把持し、当該弓形ワイヤ案内部の第2の側へと引っ張るように構成された引張キャリッジと、前記供給されたワイヤを前記弓形ワイヤ案内部の両方の側で把持し、回転運動によって撚るように構成された撚りユニットと、を備える装置を提供することによって解決する。
本発明の有利な構成および好ましい実施形態は、従属請求項および以下の説明から得られる。
本発明はとりわけ、撚り作業の自動化は、疲労無しで作業することに多大に貢献するという知見を利用する。なぜならとりわけ撚り作業は、力を費やすからである。
本発明はさらに、隣接する、好ましくは交差する2つまたはそれを超える構造エレメントの撚り領域を中心にワイヤを自動的に巻き付けることもできる装置を提供する。これにより作動工程全体の有意な促進が達成される。ワイヤの自動巻付けと自動撚り(Verdrillen)との共同作用は、以下の基本構想に基づく。ワイヤは、ワイヤによるループ形成に関して高い反復精度を保証するために、弓形ワイヤ案内部に沿って運動される。当該装置に形成された弓形ワイヤ案内部を、取り囲むように撚り領域内へ配置することができるようにするため、弓形ワイヤ案内部の開口部が設けられている。これにより、例えばプレストレストコンクリートエレメント用の補強ケージにおいて見られるようなアクセスの困難な撚り領域でも、当該装置を撚り領域に簡単に接近させ、開放された弓形ワイヤ案内部によって前記撚り領域を包囲し、そしてこの開口部を閉鎖することによって前記撚り領域を取り囲むことができる。動作の仕方は、例えばトング(Zange)に類似する。
さらに本発明は、ワイヤが弓形ワイヤ案内部に沿って引張キャリッジによって引っ張られることを特徴とする。ワイヤを弓形ワイヤ案内部に沿って引張案内する本発明の構成は、硬い材料から成るワイヤよりも、より良い撚り作業を可能にする軟らかいワイヤに対して適用可能である。したがって本発明の装置は弓形ワイヤ案内部の開放と閉鎖により、2つの構造エレメントの撚り領域を中心にした弓形ワイヤ案内部の設置を可能にし、そして可動の引張キャリッジは、弓形ワイヤ案内部の一方の側に供給されたワイヤを、弓形ワイヤ案内部の閉鎖時にこの弓形ワイヤ案内部に沿って撚り領域を中心にして巻き付けることを可能にする。そして最後に撚りユニットは、撚り領域を中心にして引張ユニットにより巻き付けられたワイヤを、撚り領域の両側で、ないし弓形ワイヤ案内部の両側で、例えば撚り作業を実施する回転体状駆動部によって把持することができる。
好ましくは弓形ワイヤ案内部はトング形状に構成されており、選択的に解放および閉鎖可能な開口部は当該装置の近位部に配置されている。ここで「近位部(proximal)」とは、当該装置の作動の向きを基準にして、接続すべき構造エレメントに向いた側の装置の端部であると理解される。
本発明は、前記撚りユニットが第1のワイヤ通過孔と第2のワイヤ通過孔とを有することによってさらに有利に構成され、ここではワイヤ供給部は、供給されたワイヤが前記第1のワイヤ通過孔を通って通過案内されるように構成されている。したがってワイヤを弓形ワイヤ案内部の方向に供給する際にすでに、当該ワイヤを撚りユニットによってその後に把持することを準備することができる。ワイヤ通過孔を通して通過案内することにより、ワイヤはすでに撚りユニットによって把持可能である。
さらに好ましくは引張キャリッジは、弓形ワイヤ案内部の第2の側に引き込まれたワイヤが第2のワイヤ通過孔を通って通過案内され、前記ワイヤが第1の通過孔から第2の通過孔への1つのループを形成するように構成されている。この実施形態においては、弓形ワイヤ案内部に沿ってワイヤを巻き付ける際に、弓形ワイヤ案内部の第2の側における前記撚りユニットによる把持を、引張キャリッジによって1つの作動工程で準備するのが殊に有利である。ループがワイヤによって形成されると直ちに、このワイヤは撚りユニットの第2のワイヤ通過孔にも通され、そこを通過案内される。
好ましい一実施形態では、本発明の装置は1つの締め付け装置(Klemmeinrichtung)を有し、この締め付け装置は好ましくは弓形ワイヤ案内部の第1または第2の側に配置されており、第1のワイヤ通過孔を通して通過案内されたワイヤを固定するように、または第2のワイヤ通過孔を通して通過案内されたワイヤを固定するように構成されている。とりわけ締め付け装置は、ループの形成の後、2つの構造エレメントの撚り領域を介してワイヤを固定するように構成されており、これにより撚りユニットによる撚り作業をさらに準備することができる。
さらに好ましくは本発明の装置は、ワイヤを搬送するための駆動手段を有する。この駆動手段は、第2のワイヤ通過孔を通して通過案内され締め付け装置により固定されたワイヤを搬送し、これにより、形成されたループを所定の程度に短縮するように構成されている。把持されたワイヤが撚りユニットによって撚られる際には、撚り作業によって形成された狭窄部(Einschnuerung)と撚るべき構造エレメントとの間の間隔が、各回転と共に小さくなる。構造エレメントの十分な固定を達成するためには、所定の最小数の撚り作業が必要である。別の側面では可及的に少ないワイヤ消費を達成するために、実行される撚り作業の数は最大数を超えないようにすべきである。したがって、撚りユニットと構造エレメントとの間の間隔を、ワイヤループの短縮によって撚り作業の前に制限し、規定することが好ましい。撚りユニットと接続すべき構造エレメントとの間に小さな間隔が残るようにループ長を調整するのが特に有利であることが判明した。この小さな間隔は、第1のワイヤ通過孔と第2のワイヤ通過孔との間の縫い目幅(Stichmass)に相当する。
撚りユニットに対する基準点として、間隔決定の際に、弓形ワイヤ案内部の第1と第2の側でワイヤが撚りユニットによって把持されているポイントの存在する平面が採用される。この平面は、好ましくは撚りユニットの回転軸に対して直角である。
あるいは好ましくは、駆動手段がワイヤ供給部に配設されており、この駆動手段は、ワイヤを選択的に供給方向に、または供給方向とは反対の方向に搬送するよう構成されている。この搬送方向は、第一に、弓形ワイヤ案内部の2つの側のどちらの側に締め付け装置が配置されており、ワイヤを固定するかに依存する。
さらなる好ましい一形態によれば、駆動手段は、電動的に駆動可能な1つの駆動素子を有し、前記引張キャリッジが選択的に弓形ワイヤ案内部の第1の側から弓形ワイヤ案内部の第2の側へ、そして弓形ワイヤ案内部の第2の側から弓形ワイヤ案内部の第1の側へ走行可能であるように当該引張キャリッジと接続されている。
さらなる好ましい一実施形態によれば、撚りユニットは、互いに同心に配置された2つの歯車を有し、これらの歯車をそれぞれ完全に貫通して第1と第2の通過孔が延在し、前記2つの歯車は反対方向にも同一方向にも駆動可能である。好ましくは同心に配置された2つの歯車は、互いに直接隣接して配置されている。2つの歯車を反対方向に駆動することにより、好ましくは第1と第2のワイヤ通過孔を通って通過案内されるワイヤが締め付けられる。これによって、撚りユニットによるワイヤの把持が可能になる。駆動部は好ましくは、それぞれ1つのサーボモータによって実現される。
歯車(複数)の反対方向の駆動によりワイヤの十分な締め付けが達成されると直ちに、2つの歯車は好ましくは同一方向に駆動可能である。すなわち、2つのワイヤ通過孔の回転によって共通の回転軸を中心にする撚り作業を引き起こすために当該歯車(複数)が同一方向に回転する間、締め付けが維持されるように駆動可能である。
さらに好ましくは本発明の装置は、切断刃本体を有する。この切断刃本体は、ワイヤを切断するよう装置内部に配置されており、弓形ワイヤ案内部の第1の側および/または弓形ワイヤ案内部の第2の側でワイヤを分離するように構成されている。これにより付加的に、ワイヤの分離が撚り作業の前に可能となり、別個の切断工具を共に案内する必要がない。したがって本発明の装置により、ただ1つの連続的作動工程で、ワイヤの供給、構造エレメントから成る撚るべき結合体を中心にしたワイヤの位置変換、撚り作業のために設けられたワイヤ部分を供給側のワイヤ部分から分離すること、そして最後にワイヤの撚り作業が可能になる。
切断刃本体は好ましくは、当該装置内においてエッジの鋭い切断エッジとして構成されており、前記切断エッジは、当該装置を通って通過案内されるワイヤに隣接して配置されている。好ましくは、撚りユニットの1つまたは2つの歯車は、切断エッジ(単数または複数)を有し、この切断エッジは1つまたは2つの歯車において、撚り運動が実施される際に分離が行われるように構成されている。
さらに本発明は、隣接する、好ましくは交差する2つまたはそれを超える構造エレメントを接続するための金属ワイヤの自動撚り方法に関する。
本発明は、冒頭に述べた基礎とする課題を、以下の工程を備える方法において解決する:
・隣接する、好ましくは交差する2つまたはそれを超える構造エレメントを準備する工程、
・ワイヤを前記好ましい実施形態の1つによる装置に供給する工程、
・前記構造エレメントの交差領域を、当該装置の弓形ワイヤ案内部の解放された開口部を通して通過案内する工程、
・前記弓形ワイヤ案内部の開口部を閉鎖し、これにより前記構造エレメントの撚り領域を前記弓形ワイヤ案内部によって包囲する工程、
・供給されたワイヤを引張キャリッジによって把持する工程、
・前記供給されたワイヤを前記引張キャリッジにより、前記弓形ワイヤ案内部が閉鎖された際に当該弓形ワイヤ案内部に沿って、当該弓形ワイヤ案内部の第1の側から、前記開口部を基準にして前記弓形ワイヤ案内部の対向する第2の側に引っ張る工程、
・前記供給されたワイヤを、前記弓形ワイヤ案内部の2つの側で1つの撚りユニットによって把持する工程、そして
・前記把持されたワイヤを前記撚りユニットの回転運動によって撚る工程。
基礎とする知見および本発明の利点に関しては、本発明の装置に関する記載を参照されたい。
本発明の方法は好ましくは、供給されたワイヤを撚りユニットによって把持する工程が以下の1つまたは2つの工程を含むことによりさらに改善される:
・供給されたワイヤを、第1のワイヤ通過孔を通して好ましくは当該装置のワイヤ供給部により通過案内する工程、
・前記弓形ワイヤ案内部の第2の側に引っ張られるワイヤを、当該ワイヤが前記第1のワイヤ通過孔から前記第2のワイヤ通過孔への1つのループを、前記構造エレメントを中心にして形成するように通過案内する工程。
さらに好ましくは本方法は、以下の行程を含む:
・第1のワイヤ通過孔を通して通過案内されたワイヤまたは第2のワイヤ通過孔を通して通過案内されたワイヤを、当該装置の1つの締め付け装置によって固定する工程。
本方法の好ましいさらなる形態によれば、本方法は次の工程を含む:
・第2のワイヤ通過孔を通って通過案内され、締め付け装置により固定されたワイヤを、形成されたループが所定の程度にまで短縮されるように搬送する工程。
さらに好ましくは本発明の方法において、前記供給されたワイヤを、前記弓形ワイヤ案内部の2つの側で撚りユニットによって把持する前記工程は、以下の工程を含む:
・第1と第2のワイヤ通過孔がそれぞれ完全に通って延在する、同心に配置された2つの歯車を、通過案内されたワイヤが締め付けられるように反対方向に駆動する工程、そして、
把持されたワイヤを前記撚りユニットの回転運動によって撚る前記工程は、
・前記2つの歯車を締め付けられたワイヤと共に同一方向に駆動する工程、を含む。
さらに好ましくは本発明の方法は次の行程を含む:
・撚られたワイヤを、前記弓形ワイヤ案内部の第1および/または第2の側で、前記装置内の切断刃本体によって分離する工程。
本発明はさらに、隣接する、好ましくは交差する構造エレメントをとりわけ接続するための前記好ましい実施形態の1つによる金属ワイヤの自動撚り装置の、風力発電装置のタワーエレメント用の補強ケージの製造のための使用に関するものである。この装置はとりわけ、ワイヤ、好ましくはエンドレスワイヤを当該装置に供給するためのワイヤ供給部と、選択的に解放および閉鎖可能な開口部を有し、供給されたワイヤを閉鎖された位置で、弓形ワイヤ案内部に沿って当該弓形ワイヤ案内部の第1の側から、前記開口部を基準にして対向する当該弓形ワイヤ案内部の第2の側に案内するように構成された弓形ワイヤ案内部と、前記供給されたワイヤを前記弓形ワイヤ案内部の第1の側で把持し、当該弓形ワイヤ案内部の第2の側へと引っ張るように構成された引張キャリッジと、前記供給されたワイヤを前記弓側ワイヤ案内部の2つの側で把持し、回転運動によって撚るように構成された撚りユニットと、を有する。ここで補強ケージは、第1および第2の構造エレメントとして複数の第1および第2のプレストレスト撚りケーブルを有し、これらのケーブルは互いに交差して配置されている。プレストレスト撚りケーブルは、任意選択として互いに結び合わせることができる。このことは、ワイヤを撚る前のプレストレスト撚りケーブルの位置決めを容易にし、ケージの安定性を高める。
本発明の装置の前記さらなる形態および好ましい実施形態の利点は、本発明の方法のさらなる形態および好ましい実施形態、および本発明の使用のさらなる形態にも当てはまる。
本発明を以下、添付図面を参照し、一実施例に基づき詳細に説明する。
金属ワイヤを撚るための本発明の一装置の斜視図である。 図1の装置の別の動作状態における側面図である。 図1の装置の部分的断面側面図である。 図1の装置の一部の部分的透視斜視図である。
図1には、金属ワイヤを自動的に撚るための装置1が示されている。この装置1は、1つの本体3を有する。本体3には、当該装置1の近位端部に1つの弓形ワイヤ案内部5が配置されている。弓形ワイヤ案内部5は、当該弓形ワイヤ案内部5の第1の側9と当該弓形ワイヤ案内部5の第2の側11との間に、実質的に中央で配置された、閉鎖および解放可能な1つの開口部7を有する。
図示の実施例では、弓形ワイヤ案内部の第1の側9が本体3に対して相対的に固定して配置されている。一方、弓形ワイヤ案内部5の第2の側11は梃子運動機構15によって、前記開口部7が図1に図示した閉鎖位置から解放位置(図2)へ移動されるように旋回可能である。梃子運動機構15は、図示の実施例では、空気力学的シリンダ17によって駆動される。
弓形ワイヤ案内部5は、実質的にトング形状に構成されており、弓形ワイヤ案内部の2つの側9,11の内部に、隣接する、好ましくは交差する構造エレメントを受け入れるための領域27を有する。
弓形ワイヤ案内部5は、実質的に共通の弓形に沿って延在するスリット13を有する。このスリット13は、弓形ワイヤ案内部の第1の側9を2つの弓形部分9a,9bに分割する。同じようにこのスリット13は、弓形ワイヤ案内部5の第2の側11を2つの弓形部分11a,11bに分割する。
スリット13は引張キャリッジ23を受け入れるように構成されている。この引張キャリッジは、弓形ワイヤ案内部に沿って運動可能であり、弓形ワイヤ案内部の内部に配置された案内溝29によって案内される。
領域27の弓形ワイヤ案内部5に対向する一端部には、1つの撚りユニット25が配置されている。この撚りユニット25は、弓形ワイヤ案内部5に沿って案内されるワイヤを受け入れ、把持するように構成されており、さらにこのワイヤを回転によって回転軸Xを中心に撚るように構成されている。
本体3の弓形ワイヤ案内部5に対向する一遠端部には、駆動チェーン19が配置されている。この駆動チェーンは、装置1のケーシングないし本体3から部分的に外部に伸張している。駆動チェーンは複数の案内ピン21を有し、これらの案内ピンは、剪断負荷の下で駆動チェーン19を安定化し案内するように構成されている。
さらなる図面に関しては、類似のまたは同じエレメントに対して同じ参照符号が付してある。したがってこれらエレメントの説明に関しては、各図面において他の図面も参照されたい。図2に示した状態では、弓形ワイヤ案内部5が、この弓形ワイヤ案内部の第2の側11の側方への旋回によって、弓形ワイヤ案内部5の開口部7が解放された位置にもたらされている。この開口部により、2つまたは複数の隣接する、好ましくは交差する構造エレメント、例えば2つまたは複数のプレストレスト撚りケーブルを、これを撚るために包囲することができる。
さらに図2に示した動作状態では、引張キャリッジ23は、弓形ワイヤ案内部5の第1の側9に沿って弓形ワイヤ案内部5の第2の側11の方向に向かって十分に走行した部材として示されている。
図3により、装置1の内部を見ることができる。撚るべきワイヤが複数の供給チャネル31a,31bに、駆動手段49によって弓形ワイヤ案内部5の方向に供給される。駆動手段49はピストン50を有する。このピストンは、第1の結合部材52と第2の結合部材53を旋回させ、これにより同様にワイヤが通過案内された締め付け部材51がこのワイヤを駆動手段49に締め付け固定するようにする。これによりワイヤを供給方向に、および供給方向とは反対の方向に搬送することができる。
引張キャリッジ23は駆動チェーン19と連結されている。2つの駆動方向での駆動チェーン19の運動は、駆動ピニオン33によって保証される。この駆動ピニオンは、装置の本体3に駆動可能に配置されている。駆動チェーン19の相応の駆動によって引張キャリッジ23が溝29によって案内され、図3に示した位置から弓形ワイヤ案内部に沿って、弓形ワイヤ案内部5の対向する第2の側11に移動される。このことは好ましくは、引張キャリッジ23が供給されたワイヤを第1の締め付け装置41内で把持し、締め付け固定した場合に行われる。
撚りユニット25(図3,4)は、互いに同心であり直接並置された2つの歯車37,39を有する。これらの歯車をそれぞれ完全に貫通して第1のワイヤ通過孔43と第2のワイヤ通過孔45が延在している。第1と第2のワイヤ通過孔43,45は、2つの歯車37,39の回転軸を基準にして好ましくは直径方向に対向して配置されており、ワイヤを受け入れるように構成されている。ワイヤは、供給の際に駆動手段49によって弓形ワイヤ案内部5の第1の側9にある第1のワイヤ通過孔43を通って通過案内され、引張キャリッジ23によって弓形ワイヤ案内部5の第2の側11で第2のワイヤ通過孔45を通って通過案内される。(第2のワイヤ通過孔45を通って)通過案内された状態で第2の締め付け装置46が、ワイヤを締め付け固定するように構成されている。これにより、弓形ワイヤ案内部5の第2の側11から第1の側9の方向への戻り運動の際に、ワイヤを駆動手段49により後方に搬送することによってループを短縮することができる。駆動部と撚りユニット25のさらなる詳細は図4にも図示されている。
引張キャリッジ23の第1の締め付け装置41は、好ましくは、引張キャリッジ23によりワイヤを把持し、締め付けるための第1のスライダ36が、開放位置からの旋回の際に第2のスライダ38を旋回させ、この第2のスライダがワイヤの締め付けを引き起こすように構成されている。すなわち第1のスライダ36が、例えばレバー35によって左に運動されると、これにより第2のスライダ38が引張キャリッジ23内で上方にスライドされる。第1のスライダ36と第2のスライダ38との結合は、好ましくは互いに適合された2つの傾斜面によって行われる。これらの傾斜面は、スライダ36,38が互いにスライドすることを可能にし、これらスライダの運動方向を規定する。
第1のスライダ36は好ましくは、引張キャリッジ23が第1の側9から第2の側11に向かって運動する際に、これが段付き部40に向かって運動されるように前記引張キャリッジに配置され、構成されている。段付き部40と第1のスライダ36は、引張キャリッジ23が第2の側11にあるその終端位置に接近する際に、先ず互いに接触される。引張キャリッジ23が第2の側11にあるその終端位置にさらに接近すると、段付き部40はスライダ36を押し付け、このスライダを引張キャリッジ23に対する相対位置から(図3に示された)解放位置の方向へ押しやる。この解放位置では、引張キャリッジ23が第1の側9に配置され、これにより弓形ワイヤ案内部5の開口部7を開放することができる。これにより、第2の締め付け装置46へのワイヤの引き渡しと、引張キャリッジ23の戻り搬送とが、ワイヤを連行せず可能となる。
図4は、引張キャリッジおよび弓形ワイヤ案内部の第1の側9に対する2つの歯車37,39の相対的配置を斜視図に示す。撚りユニット25の第1の歯車37は、第1の歯車47によって駆動される。撚りユニット25の第2の歯車39は、第2の歯車48によって駆動される。歯車47と48は、トーション軸55,57によってそれぞれサーボモータと接続されている。第1の歯車37と第2の歯車39は、歯車47,48によって選択的に反対方向または同一方向に駆動可能である。歯車37,39の反対方向の駆動により、ワイヤ通過孔43,45のそれぞれの部分区間が互いに僅かだけ捩られる。これにより、ワイヤ通過孔43,45を通って通過案内されたワイヤが締め付け固定される。締め付け固定された状態で、モータは好ましくは、歯車37,38の同一方向での駆動が行われ、これによりワイヤの締め付けが維持されるように制御される。
好ましくはワイヤ通過孔43,45は長穴として構成されており、これらの長穴は曲線経路(Kurvenbahnen)に沿って配置されている。好ましくは、第1の歯車37における曲線経路は、第2の歯車47における曲線経路に対して合同ではない。特に好ましくは両曲線経路は、ワイヤ通過孔の配置された円弧部分として構成されており、これらの円弧部分に所属する円の中心は、それぞれの歯車を基準にして偏心して配置されている。これにより歯車の互いの相対運動の際に、締め付けが殊にソフトに形成されることが達成される。なぜなら、長穴として構成されたワイヤ通過孔が、ワイヤ通過孔のそれぞれ他方の歯車に割り当てられた部分との合同位置から徐々にしか外されないからである。
好ましい一実施形態によれば、歯車37,47はそれぞれワイヤ通過孔の複数のホールセットを有する。これは時間の経過と共に、締付け力の印加の結果、ホールエッジに摩耗が発生することに由来する。複数のホールセットを備える歯車は、完全な交換を必要とせず、歯車を次のホールセットに「進ませる」ことが必要なだけである、という利点を有する。
同様に図4には、引張キャリッジ23内部の第1の締め付け装置41の可能な構成が示されている。この締め付け装置は、図4によれば回転可能なピンによって構成されており、このピンは供給されるワイヤに対する通過部を細く、ないし閉鎖することができる。
図1から4を参照して以下、本発明の装置1の機能についての簡単なアウトラインを説明する。2つまたはそれを超える構造エレメント、例えばプレストレスト撚りケーブルが準備され、互いに隣接して、好ましくは互いに交差して配置された後、隣接領域ないし交差領域(以下、撚り領域)において2つの構造エレメントの固定が望まれる場合、装置1がこの撚り領域に接近される。2つの構造エレメントの撚り領域を包囲するために、弓形ワイヤ案内部5の第2の側11が梃子運動機構15の作動によって、開口部7が解放されるように開放される。隣接する、好ましくは交差する(複数)構造エレメントが弓形ワイヤ案内部の内部領域27に導入され、ないし内部領域が構造エレメントの周囲にトング状に案内される。
ループ形成の準備の際にワイヤは、引張キャリッジ23の方向に手作業で、または例えば駆動手段49のような駆動手段によって供給される。ワイヤは、引張キャリッジ23から第1の締め付け装置41によって把持され、弓形ワイヤ案内部5の第1の側9から弓形ワイヤ案内部の第2の側11の方向に案内される。任意選択として、弓形ワイヤ案内部5が構造エレメントの周囲に完全に置かれ、開口部7が再び閉鎖される前に、引張キャリッジ23は、弓形ワイヤ案内部5の第1の側9に沿ってすでに部分的に走行される。開口部7が閉鎖されると、引張キャリッジ23は弓形ワイヤ案内部の第2の側11に完全に走行され、そこにおいて、引張キャリッジ23により把持されたワイヤが撚りユニット25の第2のワイヤ通過孔45に引き渡される。ワイヤの供給の際に、ワイヤはすでに前もって撚りユニット25の第1のワイヤ通過孔43も通って通過案内されている。
続いて、ループを形成するワイヤが、ワイヤクランプ(第2の締め付け装置)46によって締め付け固定される。引張キャリッジ23がワイヤから解除され、弓形ワイヤ案内部5の第1の側にあるその元の位置へ(例えば図1にしたがい)部分的にまたは完全に再び戻される。
撚りユニット25が、2つのワイヤ通過孔43,45の回転によりワイヤの撚り作業を互いに実施する前に、好ましくは形成されたワイヤループの長さが所定の程度にまで短縮される。この所定の程度は、2つのワイヤ通過孔43,45の間隔、およびさらに構造エレメントの太さに応じた所要の最小ループ長に依存する。
ループの短縮は、好ましくは駆動手段49によって、または引張キャリッジ23が弓形ワイヤ案内部5の第1の側9にある位置(図1)にまだ完全に戻り走行していない場合には、この引張キャリッジ23によるワイヤの新たな把持と、引き続く引張キャリッジによる戻り走行によって行われる。
ループが所定の長さに達すると、歯車37,39が、歯車47,48とそれらに結合されたモータによって先ず反対方向に、撚りユニット25内で十分な締め付けが達成されるまで駆動される。そしてこの締め付け状態で、歯車37,39は同一方向に駆動され、ワイヤは装置1内で、好ましくは切断刃本体によって、例えば(複数)歯車にある1つまたは複数の切断エッジによって分離される。分離に続いて撚りユニット25は、軸Xを中心にする撚り運動を実施する。回転(撚り運動)が所望の回数になると、開口部7が新たに解放され、装置1が撚り領域から除去され、これにより例えば次の撚り作業が実施される。
前記の説明から分かるように、ループ形成と撚り作業の全行程は自動的に行われる。このことは、オペレータに対しては有意な作業の軽減である。
1 自動撚り装置
3 本体
5 弓形ワイヤ案内部
7 開口部
9 第1の側
9a,9b 弓形部分
11 第2の側
11a,11b 弓形部分
13 スリット
15 梃子運動機構
17 空気力学的シリンダ
19 駆動チェーン
21 案内ピン
23 引張キャリッジ
25 撚りユニット
27 構造エレメントを受け入れるための領域
29 案内溝
31a,31b 供給チャネル
33 駆動ピニオン
35 レバー
36 第1のスライダ
38 第2のスライダ
37,39 歯車
40 段付き部
41 第1の締め付け装置
43 第1のワイヤ通過孔
45 第2のワイヤ通過孔
46 第2の締め付け装置、ワイヤクランプ
47 第1の歯車
48 第2の歯車
49 駆動手段
50 ピストン
51 締め付け部材
52 第1の結合部材
53 第2の結合部材
55,57 トーション軸
本発明は、その基礎とする課題を、冒頭に述べた形式の装置を請求項1の特徴にしたがって構成することにより解決する。本発明はこの課題をとりわけ、隣接する、好ましくは交差する構造エレメントを、とりわけ接続するための金属ワイヤの自動撚り装置であって、ワイヤ、好ましくはエンドレスワイヤを当該装置に供給するためのワイヤ供給部と、選択的に解放および閉鎖可能な開口部を有し、供給されたワイヤを閉鎖された位置で、弓形ワイヤ案内部に沿って当該弓形ワイヤ案内部の第1の側から、前記開口部を基準にして対向する当該弓形ワイヤ案内部の第2の側に案内するように構成された弓形ワイヤ案内部と、前記供給されたワイヤを前記弓形ワイヤ案内部の第1の側で把持し、当該弓形ワイヤ案内部の第2の側へと引っ張るように構成された引張キャリッジと、前記供給されたワイヤを前記弓形ワイヤ案内部の両方の側で把持し、回転運動によって撚るように構成された撚りユニットと、を備える装置を提供することによって解決する。
本発明の第1の視点によれば、隣接する、好ましくは交差する構造エレメントをとりわけ接続するための金属ワイヤの自動撚り装置であって、・ワイヤ、好ましくはエンドレスワイヤ、を当該装置に供給するためのワイヤ供給部と、・選択的に解放および閉鎖可能な開口部を有し、供給されたワイヤを閉鎖された位置で、弓形ワイヤ案内部に沿って当該弓形ワイヤ案内部の第1の側から、前記開口部を基準にして対向する当該弓形ワイヤ案内部の第2の側に案内するように構成された弓形ワイヤ案内部と、・前記供給されたワイヤを前記弓形ワイヤ案内部の第1の側で把持し、当該弓形ワイヤ案内部の第2の側へと引っ張るように構成された引張キャリッジと、・前記供給されたワイヤを前記弓形ワイヤ案内部の両方の側で把持し、回転運動によって撚るように構成された撚りユニットと、を備える装置が提供される。
本発明の第2の視点によれば、隣接する、好ましくは交差する2つまたはそれを超える構造エレメントを接続するための金属ワイヤの自動撚り方法であって、
・隣接する、好ましくは交差する2つの構造エレメントを準備する工程、
・装置にワイヤを供給する工程、
・前記構造エレメントの交差領域を、当該装置の弓形ワイヤ案内部の解放された開口部を通して通過案内する工程、
・前記弓形ワイヤ案内部の開口部を閉鎖し、これにより前記構造エレメントの前記交差領域を前記弓形ワイヤ案内部によって包囲する工程、
・前記供給されたワイヤを引張キャリッジによって把持する工程、
・前記供給されたワイヤを前記引張キャリッジにより、前記弓形ワイヤ案内部が閉鎖された際に当該弓形ワイヤ案内部に沿って、当該弓形ワイヤ案内部の第1の側から、前記開口部を基準にして前記弓形ワイヤ案内部の対向する第2の側に引っ張る工程、
・前記供給されたワイヤを、前記弓形ワイヤ案内部の2つの側で撚りユニットによって把持する工程、そして
・前記把持されたワイヤを前記撚りユニットの回転運動によって撚る工程、
を含む方法が提供される。
本発明の有利な構成および好ましい実施形態は、従属請求項および以下の説明から得られる。
本発明によれば以下の形態が可能である。
(形態1)隣接する、好ましくは交差する構造エレメントをとりわけ接続するための金属ワイヤの自動撚り装置であって、・ワイヤ、好ましくはエンドレスワイヤ、を当該装置に供給するためのワイヤ供給部と、・選択的に解放および閉鎖可能な開口部を有し、供給されたワイヤを閉鎖された位置で、弓形ワイヤ案内部に沿って当該弓形ワイヤ案内部の第1の側から、前記開口部を基準にして対向する当該弓形ワイヤ案内部の第2の側に案内するように構成された弓形ワイヤ案内部と、・前記供給されたワイヤを前記弓形ワイヤ案内部の第1の側で把持し、当該弓形ワイヤ案内部の第2の側へと引っ張るように構成された引張キャリッジと、・前記供給されたワイヤを前記弓形ワイヤ案内部の両方の側で把持し、回転運動によって撚るように構成された撚りユニットと、を備える装置が提供される。
(形態2)前記弓形ワイヤ案内部はトング形状に構成されており、前記選択的に解放および閉鎖可能な開口部は、当該装置の近位部に配置されていることが好ましい。
(形態3)前記撚りユニットは、第1のワイヤ通過孔と第2のワイヤ通過孔とを有し、前記ワイヤ供給部は、前記供給されたワイヤを、前記第1のワイヤ通過孔を通して通過案内するように構成されていることが好ましい。
(形態4)前記引張キャリッジは、前記弓形ワイヤ案内部の第2の側に引き込まれたワイヤが、前記第2のワイヤ通過孔を通って通過案内され、前記ワイヤが前記第1のワイヤ通過孔から前記第2のワイヤ通過孔への1つのループを形成するように構成されていることが好ましい。
(形態5)締め付け装置を有し、当該締め付け装置は、前記弓形ワイヤ案内部の好ましくは第1または第2の側に配置されており、前記第1のワイヤ通過孔を通って通過案内されたワイヤを固定するように構成されており、または前記第2のワイヤ通過孔を通って通過案内されたワイヤを固定するように構成されていることが好ましい。
(形態6)ワイヤ搬送のための駆動手段を備え、前記駆動手段は、前記第2のワイヤ通過孔を通して通過案内され、前記締め付け装置により固定されたワイヤを搬送するよう構成されており、これにより前記形成されたループが所定の程度に短縮されることが好ましい。
(形態7)前記駆動手段は、前記ワイヤ供給部に配設されており、かつ前記駆動手段は、前記ワイヤを選択的に供給方向に、または該供給方向とは反対の方向に搬送するよう構成されていることが好ましい。
(形態8)前記駆動手段は、電動的に駆動可能な1つの駆動素子を有し、前記駆動手段は、前記引張キャリッジが選択的に前記弓形ワイヤ案内部の第1の側から当該弓形ワイヤ案内部の第2の側へ、そして前記弓形ワイヤ案内部の第2の側から当該弓形ワイヤ案内部の第1の側へ走行可能であるように当該引張キャリッジと接続されていることが好ましい。
(形態9)前記撚りユニットは、同心に配置された2つの歯車を有し、当該2つの歯車を通って前記第1と第2のワイヤ通過孔は、それぞれ完全に貫通して延在しており、前記2つの歯車は、同一方向にも反対方向にも駆動可能であることが好ましい。
(形態10)切断刃本体を有し、当該切断刃本体は、前記ワイヤを切断するように前記装置内に配置されており、かつ前記弓形ワイヤ案内部の第1の側および/または前記弓形ワイヤ案内部の第2の側で前記ワイヤを分離するように構成されていることが好ましい。
(形態11)隣接する、好ましくは交差する2つまたはそれを超える構造エレメントを接続するための金属ワイヤの自動撚り方法であって、
・隣接する、好ましくは交差する2つの構造エレメントを準備する工程、
・形態1から10のいずれか一つによる装置にワイヤを供給する工程、
・前記構造エレメントの交差領域を、当該装置の弓形ワイヤ案内部の解放された開口部を通して通過案内する工程、
・前記弓形ワイヤ案内部の開口部を閉鎖し、これにより前記構造エレメントの前記交差領域を前記弓形ワイヤ案内部によって包囲する工程、
・前記供給されたワイヤを引張キャリッジによって把持する工程、
・前記供給されたワイヤを前記引張キャリッジにより、前記弓形ワイヤ案内部が閉鎖された際に当該弓形ワイヤ案内部に沿って、当該弓形ワイヤ案内部の第1の側から、前記開口部を基準にして前記弓形ワイヤ案内部の対向する第2の側に引っ張る工程、
・前記供給されたワイヤを、前記弓形ワイヤ案内部の2つの側で撚りユニットによって把持する工程、そして
・前記把持されたワイヤを前記撚りユニットの回転運動によって撚る工程、
を含む方法が提供される。
(形態12)前記供給されたワイヤを撚りユニットによって把持する前記工程は、
・前記供給されたワイヤを、第1のワイヤ通過孔を通して、好ましくは当該装置のワイヤ供給部によって通過案内する工程、
・前記弓形ワイヤ案内部の第2の側に引っ張られるワイヤを、当該ワイヤが前記第1のワイヤ通過孔から前記第2のワイヤ通過孔への1つのループが前記構造エレメントを中心にして形成されるように通過案内する工程、
以上の工程の1つまたは2つを含むことが好ましい。
(形態13)・前記第1のワイヤ通過孔を通して通過案内されたワイヤまたは前記第2のワイヤ通過孔を通して通過案内されたワイヤを、当該装置の締め付け装置によって固定する工程、が好ましい。
(形態14)・前記第2のワイヤ通過孔を通して通過案内され、前記締め付け装置により固定されたワイヤを、前記形成されたループが所定の程度に短縮するように搬送する工程、が好ましい。
(形態15)前記供給されたワイヤを前記弓形ワイヤ案内部の2つの側で前記撚りユニットによって把持する前記工程は、
・前記第1と第2のワイヤ通過孔がそれぞれ完全に貫通して延在する、同心に配置された2つの歯車を、前記通過案内されたワイヤが締め付けられるように反対方向に駆動する工程、を含み、そして
前記把持されたワイヤを前記撚りユニットの回転運動によって撚る前記工程は、
・前記2つの歯車を締め付けられたワイヤと共に同一方向に駆動する工程、
を含むことが好ましい。
(形態16)・前記撚り工程の前に、前記弓形ワイヤ案内部の第1および/または第2の側で前記ワイヤを、当該装置内で切断刃本体によって分離する工程、
を含むことが好ましい。
(形態17)隣接する、好ましくは交差する構造エレメントをとりわけ接続するための金属ワイヤの自動撚り装置の、風力発電装置のタワーエレメント用の補強ケージを製造するための使用であって、前記装置は形態1から10のいずれか一つにしたがい構成されており、とりわけ、
・ワイヤ、好ましくはエンドレスワイヤを当該装置に供給するためのワイヤ供給部と、
・選択的に解放および閉鎖可能な開口部を有し、供給されたワイヤを閉鎖された位置で、弓形ワイヤ案内部に沿って当該弓形ワイヤ案内部の第1の側から、前記開口部を基準にして対向する当該弓形ワイヤ案内部の第2の側に案内するように構成された弓形ワイヤ案内部と、・前記供給されたワイヤを前記弓形ワイヤ案内部の第1の側で把持し、当該弓形ワイヤ案内部の第2の側へと引っ張るように構成された引張キャリッジと、前記供給されたワイヤを前記弓側ワイヤ案内部の2つの側で把持し、回転運動によって撚るように構成された撚りユニットと、を有し、前記補強ケージは、第1の構造エレメントとして複数の第1および第2のプレストレスト撚りケーブルを有し、これらのケーブルは互いに交差して配置されている、自動撚り装置の使用が好ましい。
なお、特許請求の範囲に付記した図面参照番号はもっぱら理解を助けるためであり、図示の態様に限定することを意図するものではない。

Claims (17)

  1. 隣接する、好ましくは交差する構造エレメントをとりわけ接続するための金属ワイヤの自動撚り装置(1)であって、
    ・ワイヤ、好ましくはエンドレスワイヤ、を当該装置に供給するためのワイヤ供給部と、
    ・選択的に解放および閉鎖可能な開口部(7)を有し、供給されたワイヤを閉鎖された位置で、弓形ワイヤ案内部に沿って当該弓形ワイヤ案内部の第1の側(9)から、前記開口部を基準にして対向する当該弓形ワイヤ案内部の第2の側(11)に案内するように構成された弓形ワイヤ案内部(5)と、
    ・前記供給されたワイヤを前記弓形ワイヤ案内部の第1の側(9)で把持し、当該弓形ワイヤ案内部の第2の側へと引っ張るように構成された引張キャリッジ(23)と、
    ・前記供給されたワイヤを前記弓形ワイヤ案内部の両方の側で把持し、回転運動によって撚るように構成された撚りユニット(25)と、
    を備える装置。
  2. 前記弓形ワイヤ案内部(5)はトング形状に構成されており、前記選択的に解放および閉鎖可能な開口部(7)は、当該装置(1)の近位部に配置されている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記撚りユニット(25)は、第1のワイヤ通過孔(43)と第2のワイヤ通過孔(45)とを有し、前記ワイヤ供給部は、前記供給されたワイヤを、前記第1のワイヤ通過孔を通して通過案内するように構成されている、請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記引張キャリッジ(23)は、前記弓形ワイヤ案内部の第2の側(11)に引き込まれたワイヤが、前記第2のワイヤ通過孔(45)を通って通過案内され、前記ワイヤが前記第1のワイヤ通過孔から前記第2のワイヤ通過孔への1つのループを形成するように構成されている、請求項3に記載の装置。
  5. 締め付け装置(41,46)を有し、当該締め付け装置は、前記弓形ワイヤ案内部の好ましくは第1または第2の側に配置されており、前記第1のワイヤ通過孔を通って通過案内されたワイヤを固定するように構成されており、または前記第2のワイヤ通過孔を通って通過案内されたワイヤを固定するように構成されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. ワイヤ搬送のための駆動手段(31,49)を備え、
    前記駆動手段は、前記第2のワイヤ通過孔(45)を通して通過案内され、前記締め付け装置(46)により固定されたワイヤを搬送するよう構成されており、これにより前記形成されたループが所定の程度に短縮される、請求項5に記載の装置。
  7. 前記駆動手段(49)は、前記ワイヤ供給部に配設されており、かつ前記駆動手段は、前記ワイヤを選択的に供給方向に、または該供給方向とは反対の方向に搬送するよう構成されている、請求項6に記載の装置。
  8. 前記駆動手段(33)は、電動的に駆動可能な1つの駆動素子を有し、
    前記駆動手段は、前記引張キャリッジが選択的に前記弓形ワイヤ案内部の第1の側から当該弓形ワイヤ案内部の第2の側へ、そして前記弓形ワイヤ案内部の第2の側から当該弓形ワイヤ案内部の第1の側へ走行可能であるように当該引張キャリッジと接続されている、請求項6に記載の装置。
  9. 前記撚りユニットは、同心に配置された2つの歯車(37,39)を有し、当該2つの歯車を通って前記第1と第2のワイヤ通過孔は、それぞれ完全に貫通して延在しており、
    前記2つの歯車は、同一方向にも反対方向にも駆動可能である、請求項1から8までのいずれか一項に記載の装置。
  10. 切断刃本体を有し、当該切断刃本体は、前記ワイヤを切断するように前記装置内に配置されており、かつ前記弓形ワイヤ案内部の第1の側および/または前記弓形ワイヤ案内部の第2の側で前記ワイヤを分離するように構成されている、請求項1から9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 隣接する、好ましくは交差する2つまたはそれを超える構造エレメントを接続するための金属ワイヤの自動撚り方法であって、
    ・隣接する、好ましくは交差する2つの構造エレメントを準備する工程、
    ・請求項1から10のいずれか一項による装置にワイヤを供給する工程、
    ・前記構造エレメントの交差領域を、当該装置の弓形ワイヤ案内部の解放された開口部を通して通過案内する工程、
    ・前記弓形ワイヤ案内部の開口部を閉鎖し、これにより前記構造エレメントの前記交差領域を前記弓形ワイヤ案内部によって包囲する工程、
    ・前記供給されたワイヤを引張キャリッジによって把持する工程、
    ・前記供給されたワイヤを前記引張キャリッジにより、前記弓形ワイヤ案内部が閉鎖された際に当該弓形ワイヤ案内部に沿って、当該弓形ワイヤ案内部の第1の側から、前記開口部を基準にして前記弓形ワイヤ案内部の対向する第2の側に引っ張る工程、
    ・前記供給されたワイヤを、前記弓形ワイヤ案内部の2つの側で撚りユニットによって把持する工程、そして
    ・前記把持されたワイヤを前記撚りユニットの回転運動によって撚る工程、
    を含む方法。
  12. 前記供給されたワイヤを撚りユニットによって把持する前記工程は、
    ・前記供給されたワイヤを、第1のワイヤ通過孔を通して、好ましくは当該装置のワイヤ供給部によって通過案内する工程、
    ・前記弓形ワイヤ案内部の第2の側に引っ張られるワイヤを、当該ワイヤが前記第1のワイヤ通過孔から前記第2のワイヤ通過孔への1つのループが前記構造エレメントを中心にして形成されるように通過案内する工程、
    以上の工程の1つまたは2つを含む、請求項11に記載の方法。
  13. ・前記第1のワイヤ通過孔を通して通過案内されたワイヤまたは前記第2のワイヤ通過孔を通して通過案内されたワイヤを、当該装置の締め付け装置によって固定する工程、
    を含む請求項12に記載の方法。
  14. ・前記第2のワイヤ通過孔を通して通過案内され、前記締め付け装置により固定されたワイヤを、前記形成されたループが所定の程度に短縮するように搬送する工程、
    を含む請求項13に記載の方法。
  15. 前記供給されたワイヤを前記弓形ワイヤ案内部の2つの側で前記撚りユニットによって把持する前記工程は、
    ・前記第1と第2のワイヤ通過孔がそれぞれ完全に貫通して延在する、同心に配置された2つの歯車を、前記通過案内されたワイヤが締め付けられるように反対方向に駆動する工程、を含み、そして
    前記把持されたワイヤを前記撚りユニットの回転運動によって撚る前記工程は、
    ・前記2つの歯車を締め付けられたワイヤと共に同一方向に駆動する工程、
    を含む請求項11から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. ・前記撚り工程の前に、前記弓形ワイヤ案内部の第1および/または第2の側で前記ワイヤを、当該装置内で切断刃本体によって分離する工程、
    を含む請求項11から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 隣接する、好ましくは交差する構造エレメントをとりわけ接続するための金属ワイヤの自動撚り装置(1)の、風力発電装置のタワーエレメント用の補強ケージを製造するための使用であって、
    前記装置は請求項1から10のいずれか一項にしたがい構成されており、とりわけ、
    ・ワイヤ、好ましくはエンドレスワイヤを当該装置に供給するためのワイヤ供給部と、
    ・選択的に解放および閉鎖可能な開口部(7)を有し、供給されたワイヤを閉鎖された位置で、弓形ワイヤ案内部に沿って当該弓形ワイヤ案内部の第1の側(9)から、前記開口部を基準にして対向する当該弓形ワイヤ案内部の第2の側(11)に案内するように構成された弓形ワイヤ案内部(5)と、
    ・前記供給されたワイヤを前記弓形ワイヤ案内部の第1の側(9)で把持し、当該弓形ワイヤ案内部の第2の側へと引っ張るように構成された引張キャリッジ(23)と、
    ・前記供給されたワイヤを前記弓側ワイヤ案内部の2つの側で把持し、回転運動によって撚るように構成された撚りユニット(25)と、を有し、
    前記補強ケージは、第1の構造エレメントとして複数の第1および第2のプレストレスト撚りケーブルを有し、これらのケーブルは互いに交差して配置されている、自動撚り装置の使用。
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