JP2015515122A - 結晶半導体材料の薄層を設ける方法、ならびに関連する構造体およびデバイス - Google Patents

結晶半導体材料の薄層を設ける方法、ならびに関連する構造体およびデバイス Download PDF

Info

Publication number
JP2015515122A
JP2015515122A JP2014558222A JP2014558222A JP2015515122A JP 2015515122 A JP2015515122 A JP 2015515122A JP 2014558222 A JP2014558222 A JP 2014558222A JP 2014558222 A JP2014558222 A JP 2014558222A JP 2015515122 A JP2015515122 A JP 2015515122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crystalline silicon
layer
metal silicide
etching
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014558222A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6193271B2 (ja
Inventor
サダカ マリアム
サダカ マリアム
ラドゥ イオヌット
ラドゥ イオヌット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soitec SA
Original Assignee
Soitec SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US13/402,464 external-priority patent/US9136134B2/en
Priority claimed from FR1252148A external-priority patent/FR2987936B1/fr
Application filed by Soitec SA filed Critical Soitec SA
Publication of JP2015515122A publication Critical patent/JP2015515122A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6193271B2 publication Critical patent/JP6193271B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic System or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/302Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to change their surface-physical characteristics or shape, e.g. etching, polishing, cutting
    • H01L21/306Chemical or electrical treatment, e.g. electrolytic etching
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic System or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/31Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to form insulating layers thereon, e.g. for masking or by using photolithographic techniques; After treatment of these layers; Selection of materials for these layers
    • H01L21/3205Deposition of non-insulating-, e.g. conductive- or resistive-, layers on insulating layers; After-treatment of these layers
    • H01L21/321After treatment
    • H01L21/3213Physical or chemical etching of the layers, e.g. to produce a patterned layer from a pre-deposited extensive layer
    • H01L21/32133Physical or chemical etching of the layers, e.g. to produce a patterned layer from a pre-deposited extensive layer by chemical means only
    • H01L21/32134Physical or chemical etching of the layers, e.g. to produce a patterned layer from a pre-deposited extensive layer by chemical means only by liquid etching only
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/76Making of isolation regions between components
    • H01L21/762Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers
    • H01L21/7624Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers using semiconductor on insulator [SOI] technology
    • H01L21/76251Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers using semiconductor on insulator [SOI] technology using bonding techniques
    • H01L21/76254Dielectric regions, e.g. EPIC dielectric isolation, LOCOS; Trench refilling techniques, SOI technology, use of channel stoppers using semiconductor on insulator [SOI] technology using bonding techniques with separation/delamination along an ion implanted layer, e.g. Smart-cut, Unibond

Abstract

半導体デバイスを製作する方法は、結晶シリコン層の一部分に金属シリサイドを形成するステップと、結晶シリコンと比べて金属シリサイドに対して選択的であるエッチング液を使用して金属シリサイドをエッチングして、薄い結晶シリコン層を設けるステップとを含む。シリコンオンインシュレータ(SOI)基板は、結晶シリコンの層とベース基板との間に誘電体材料を伴ってベース基板の上に結晶シリコンの層を設け、結晶シリコンの一部分に金属シリサイド層を形成し、次に、結晶シリコンと比べて金属シリサイド層に対して選択的であるエッチング液を使用して金属シリサイド層をエッチングすることによって結晶シリコンの層を薄化することによって形成することができる。

Description

本開示は、半導体デバイス製作で利用されるプロセスで半導体材料の薄層を受容構造体に設ける方法、ならびにそのような方法を使用して製作される構造体およびデバイスに関する。
半導体デバイス製作プロセスにおいて、例えば、半導体オンインシュレータ(SeOI)型基板の製作を含む様々な目的のために、およびいわゆる「3次元(3D)集積化」プロセスで半導体材料およびデバイスを垂直に積み重ねるために、半導体材料の薄層が受容構造体上に設けられる。
そのようなプロセスにおいて、数百ナノメートル以下、さらに、用途によっては100ナノメートル(100nm)以下という小さい平均層厚を有する半導体材料の層を受容構造体上に設けることが望ましいことがある。さらに、半導体材料の層は均一な厚さを有する(例えば、不均一性が半導体材料の層の厚さの5%未満である)ことが望ましい。加えて、半導体材料の層が極めて平滑であることが望ましいことがある。例えば、半導体材料の層の露出した主表面が5ナノメートル(5nm)以下という低い表面粗さ(Ra)を有するように半導体材料の層を形成することが望ましいことがある。
米国特許第RE39,484号明細書 米国特許第6,303,468号明細書 米国特許第6,335,258号明細書 米国特許第6,756,286号明細書 米国特許第6,809,044号明細書 米国特許第6,946,365号明細書
受容構造体上に半導体材料のそのように薄く平滑な層を設ける様々な方法が当技術分野において提案されている。しかし、当技術分野において、半導体材料の薄く均一で平滑な層を受容構造体上に設けることを可能にする改善された方法の必要性が残されている。
この概要は、概念のうちの選択したものを簡単化した形態で導入するために提供される。これらの概念は、以下の本開示の例示の実施形態の詳細な説明でさらに詳細に説明される。この概要は、請求される主題の重要な特徴または本質的な特徴を識別することは意図されておらず、請求される主題の範囲を限定するために使用されることも意図されていない。
いくつかの実施形態では、本開示は、半導体デバイスを製作する方法を含む。そのような方法によれば、結晶シリコンの層が受容構造体上に設けられ、金属シリサイドが結晶シリコンの層の露出した主表面に隣接する結晶シリコンの一部分に形成され、金属シリサイドは結晶シリコンと比べて金属シリサイドに対して選択的であるエッチング液を使用してエッチングされる。
追加の実施形態では、本開示は、シリコンオンインシュレータ(SOI)基板を形成する方法を含む。そのような方法では、結晶シリコンの層とベース基板との間に誘電体材料を伴ってベース基板の上に結晶シリコンの層を設けることができ、結晶シリコンの層を約500nm以下の厚さに薄化することができる。結晶シリコンの層を薄化するために、全体的に平坦な金属シリサイド層が結晶シリコンの層の露出した主表面に隣接する結晶シリコンの層の一部分に形成され、金属シリサイド層は結晶シリコンと比べて金属シリサイド層に対して選択的であるエッチング液を使用してエッチングされる。
本開示のさらなる実施形態は、そのような方法を使用して製作される半導体構造体およびデバイスを含む。
本明細書は、本発明の実施形態と見なされるものを特に指摘し明確に請求する特許請求の範囲をもって結論とするが、本開示の実施形態の利点は、添付図面とともに読まれるとき本開示の実施形態のいくつかの例の説明からより容易に確認することができる。
図1から図4は、半導体デバイスの製作において結晶シリコンの層を薄化するために使用することができる方法の例示の実施形態を示す。
図9および図10は、基板の上に結晶シリコンの層を含む図1に示された構造体を設けるのに使用することができる方法の例示の実施形態を示す。
図11から図15は、図1から図10を参照して説明されるものと同様の方法の追加の例示の実施形態を示すが、結晶シリコンの層はその中に前に製作された能動デバイス構造体を含む。
結晶シリコンの層と基板との間に誘電材料を伴う基板上の結晶シリコンの層の簡単化された断面図である。 結晶シリコンの層の露出した主表面を平滑化した後の図1の構造体を示す簡単化された断面図である。 結晶シリコンの層の一部分に金属シリサイド材料を形成した後の図2の構造体を示す簡単化された断面図である。 図3に示された金属シリサイド材料を除去した後の結晶シリコンの残った部分を示す簡単化された断面図である。 図4の結晶シリコンの薄化された層の中および/または上に製作することができる能動デバイス構造体を示す簡単化された断面図である。 3D集積化プロセスで図5の構造体の上に形成された能動デバイス構造体のさらなる層を示す簡単化された断面図である。 図2と同様の断面図であり、金属イオンが結晶シリコンの層に注入されていることを示し、図3に示したように結晶シリコンの層の一部分に金属シリサイド材料を形成するのに使用することができる方法の1つの実施形態を示す図である。 図2と同様の断面図であり、アニーリングプロセスの前の結晶シリコンの層の上に堆積された金属層を示し、図3に示したように結晶シリコンの層の一部分に金属シリサイド材料を形成するのに使用することができる方法の別の実施形態を示す図である。 イオンがバルク結晶シリコンを含むドナー構造体に注入されて、その中に脆弱化されたイオン注入面が画定されることを示す簡単化された断面図である。 図1の基板を含む受容構造体に接合された図9のドナー構造体を示す図である。 半導体材料と基板との間に誘電材料を伴う基板上の結晶シリコンの層の簡単化された断面図であり、結晶シリコンの層はその中に少なくとも部分的に形成された能動デバイス構造体を含む。 結晶シリコンの層の露出した主表面を平滑化した後の図11の構造体を示す簡単化された断面図である。 結晶シリコンの層の一部分に金属シリサイド材料を形成した後の図12の構造体を示す簡単化された断面図である。 図13に示された金属シリサイド材料を除去した後の結晶シリコンの残った部分を示す簡単化された断面図である。 3D集積化プロセスで図14の構造体の上に形成された能動デバイス構造体のさらなる層を示す簡単化された断面図である。
本明細書で提示される説明図は、任意の特定の半導体材料、構造体、デバイス、または方法の実際の図であることを意味しておらず、本開示の実施形態を説明するために使用される単に理想化された表示である。
本明細書で使用されるいかなる見出しも、以下の特許請求の範囲およびその法的な均等物によって定義されるような本発明の実施形態の範囲を限定すると考えられるべきでない。任意の特定の見出しで説明される概念は、一般に、明細書全体にわたって他の節において適用可能である。
いくつかの参考文献が本明細書で引用されており、引用された参考文献はどれも、本明細書でどのように記述されているかにかかわらず、本明細書で請求される主題の本発明に関連する先行技術として認められない。
本明細書で使用する「III−V族半導体材料」という用語は、周期表のIIIA族(B、Al、Ga、In、およびTi)からの1つまたは複数の元素と周期表のVA族(N、P、As、Sb、およびBi)からの1つまたは複数の元素とで少なくとも主として構成される任意の半導体材料を意味し含んでいる。例えば、III−V族半導体材料は、限定はしないが、GaN、GaP、GaAs、InN、InP、InAs、AlN、AlP、AlAs、InGaN、InGaP、GalnN、InGaNP、GaInNAsなどを含む。
本明細書で開示される方法の実施形態は、半導体デバイスの製造において材料の層を薄化して、選択された望ましい平均層厚を有する結晶シリコンの層を設けるのに利用することができる。
図1は、結晶シリコンを含む結晶シリコンの層102、基板104、および結晶シリコンの層102と基板104との間の中間層106を含む半導体構造体100を示す。この構成において、半導体構造体100はシリコンオンインシュレータ(SOI)型基板を含むことができる。基板104は受容構造体を含むことができ、その上に結晶シリコンの層102が設けられる。
結晶シリコンの層102は結晶シリコンを含む。いくつかの実施形態では、結晶シリコンの層102はシリコンの単結晶(single crystal)を含むことができる。言い換えれば、結晶シリコンはモノ結晶シリコン(monocrystalline silicon)を含むことができる。結晶シリコンの層102の一部分は「活性な」部分と呼ぶことができ、その上および/または中に能動デバイス構造体を製作することができ(または既に製作されており)、結晶シリコンの層102の別の一部分は、そのような能動デバイス構造体を含むように意図されていない犠牲部分を含むことができる。例えば、面109より下の結晶シリコンの層102の部分(図1の観点から)は、結晶シリコンの層102の活性部分を含むことができ、面109より上の結晶シリコンの層102の部分(図1の観点から)は、結晶シリコンの層102の犠牲部分を含むことができる。
結晶シリコンの層102が配置される基板104は、半導体材料(例えば、シリコン、ゲルマニウム、III−V族半導体材料など)と、酸化物(例えば、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、酸化ジルコニウムなど)、窒化物(例えば、窒化ケイ素)、または炭化物(例えば、炭化ケイ素)などのセラミック材料とを含むことができる。追加の実施形態では、基板104は金属基板を含むことができる。例えば、基板104は、銅、モリブデン、またはステンレス鋼などの1つまたは複数の金属または合金を含むことができる。追加の実施形態では、基板104はグラフェン基板またはダイヤモンド基板を含むことができる。いくつかの実施形態では、基板104は、積層基板(例えば、シリコンオンインシュレータ(SOI)基板またはゲルマニウムオンインシュレータ(GeOI)基板などの半導体オンインシュレータ(SeOI)型基板)を含むことができる。他の好適な基板が当技術分野で知られており、本開示の実施形態で利用することができる。いくつかの実施形態では、基板104は少なくとも部分的に製作されている半導体デバイス(例えば、ダイまたはウェハ)を含むことができ、1つまたは複数の集積回路(および例えば電子信号プロセッサ回路、メモリデバイス回路など)を含むことができる。限定でなく例として、基板104は結晶シリコンの層102よりも厚くすることができ、例えば、約1ミクロン(1μm)以上、約10ミクロン(10μm)以上、またはさらに約100ミクロン(100μm)以上の平均層厚を有することができる。
中間層106は、例えば、酸化ケイ素(SiO)などの酸化物を含むことができる。そのような実施形態では、中間層106は、当技術分野ではしばしば「埋込み酸化物」層と呼ばれるものを含むことができる。中間層106に利用することができる他の好適な誘電体材料は、窒化物(例えば、窒化ケイ素(Si))および酸窒化物(例えば、酸窒化ケイ素(SiO))を含む。いくつかの実施形態では、中間層106は、結晶シリコンの層102を基板104に接合するのに使用される接合層を含むことができる。そのような実施形態では、中間層106は、上で述べたものなどの誘電体材料、金属層(例えば、銅、銀、アルミニウム、チタン、タングステンなどの層)、または結晶シリコンの層102のものと異なる半導体材料の層を含むことができる。中間層106は、基板104および結晶シリコンの層102の一方または両方の上に堆積された材料ブランケットの連続層を含むことができる。他の実施形態では、中間層106は連続的でなくてもよく、中間層106の端から端までの様々な場所でその中の凹部またはそれを通る開口を含むようにパターン化することができる。
限定でなく例として、中間層106は、結晶シリコンの層102よりも薄くし、例えば、約100ナノメートル(100nm)以下、約50ナノメートル(50nm)以下、またはさらに約10ナノメートル(10nm)以下の平均層厚を有することができる。
本開示の実施形態によれば、結晶シリコンの層102は、以下でさらに詳細に説明するように、選択された最終の厚さを有するように薄化することができる。いくつかの実施形態では、結晶シリコンの層102の露出した表面103は、比較的粗いことがある(図1に誇張して示されているように)。したがって、結晶シリコンの層102を薄化する前に、結晶シリコンの層102の露出した主要面103は、オプションとして、図2に示されるように平滑化することができる。露出した主要面103は、例えば、機械的な研削もしくは研磨プロセス、化学エッチングプロセス、化学機械研磨(CMP)プロセス、またはイオントリミングプロセス(例えば、クラスタイオンビームを使用する)のうちの1つまたは複数を使用して平滑化することができる。
いくつかの実施形態では、結晶シリコンの層102は、薄化する前に最初の平均層厚Tを有することができ(以下で説明するように)、それは、約500ナノメートル(500nm)以下、約200ナノメートル(200nm)以下、またはさらに約100ナノメートル(100nm)以下とすることができる。
本開示の実施形態によれば、結晶シリコンの層102は、結晶シリコンの層102の一部分102□に金属シリサイド材料を形成し、次に、結晶シリコンの層102から金属シリサイド材料を除去することによって最初の平均層厚T(図2)から最終の平均層厚T(図4)に薄化することができる。例えば、図3を参照すると、結晶シリコンの層102の露出した主要面103に隣接する結晶シリコンの一部分102□を金属シリサイド112(図3において斑点で表されている)に変換して、半導体構造体110を形成することができる。金属シリサイド112は、約2ナノメートル(2nm)から約90ナノメートル(90nm)の平均層厚を有する金属シリサイドの層112を含むことができる。より詳細には、金属シリサイドの層112は、約5ナノメートル(5nm)から約70ナノメートル(70nm)の平均層厚を有することができる。さらにより詳細には、金属シリサイドの層112は、約10ナノメートル(10nm)から約50ナノメートル(50nm)の平均層厚を有することができる。
金属シリサイドの層112を形成するために利用することができる方法の例が、図7および図8を参照して以下で説明される。一般に、金属イオンを結晶シリコンの層に導入することができ、金属イオンはケイ素イオンと反応して、金属シリサイド112化合物を形成することができる。
図7を参照すると、いくつかの実施形態では、方向矢印108で表されるように、金属イオンを主要面103を通して結晶シリコンの層102の一部分102□に注入して、一部分102□の結晶シリコンを金属シリサイド112に変換することができる。金属イオンのエネルギーは、金属イオンが主要面103から結晶シリコンの層102の中に選択された深さDまで注入されるように選択的に調整することができる。深さDは、結晶シリコンの層102の結晶シリコンの内部で、意図した活性層の境界の上に、しかし、それに隣接して位置づけられるように選択することができる。さらに、結晶シリコンの層102の一部分102□がさらされる注入される金属イオンのエネルギーならびに注入される金属イオンの線量は、結晶シリコンの層102のいわゆる「エンドオブレンジ」欠陥、すなわち、「EOR」欠陥を減少させるかまたは最小にするように選択することができる。したがって、結晶シリコンの層102の最初の層厚T(図2)よりも小さい選択された層厚を有する金属シリサイドの層112が、その主要面103に隣接する結晶シリコンの層102の内部に形成されうる。
結晶シリコンの層102に注入される金属イオンは、元素の金属イオンを含むことができる。そのような元素の金属イオンは、結晶シリコンの層102のケイ素原子と一緒に金属シリサイド112を形成することになる元素を含むことができる。例えば、金属シリサイド112がニッケルシリサイド(例えば、NiSi)を含むことになる場合、金属イオンはニッケルイオンを含むことができる。金属シリサイド112がチタンシリサイド(例えば、TiSi)を含むことになる場合、金属イオンはチタンイオンを含むことができる。金属シリサイド112がタングステンシリサイド(例えば、WSi)を含むことになる場合、金属イオンはタングステンイオンを含むことができる。さらなる別の例として、金属シリサイド112がコバルトシリサイド(例えば、CoSi)を含むことになる場合、金属イオンはコバルトイオンを含むことができる。金属シリサイド112は、金属シリサイド112を形成するのにさらなる処理を必要とすることなく、結晶シリコンの層102への金属イオンの注入に基づいて生じることができる。他の実施形態では、半導体材料の層102の一部分102□に金属イオンを注入した後、構造体はアニーリングプロセス(例えば、高温)を受けて、金属シリサイド112が形成されうる。
図8を参照すると、追加の実施形態では、結晶シリコンの層102の上に金属の層114を堆積させて構造体116を形成し、続いて、高温で構造体116をアニールして、金属元素または金属114の元素が結晶シリコンの層102に拡散し、金属シリサイド112(図3)を形成するようにすることによって、金属シリサイド112を結晶シリコンの層102の一部分102□に形成することができる。
例えば、金属の層114は、チタン、ニッケル、タングステン、およびコバルトのうちの1つまたは複数の層を含むことができる。金属の層114は、例えば、約10ナノメートル(10nm)から数ミクロン以上の平均層厚を有することができる。
アニーリングプロセスは炉中で実施することができる。いくつかの実施形態では、アニーリングプロセスは、急速熱アニーリング(RTA)プロセス、フラッシュアニーリングプロセス、またはレーザアニーリングプロセスを含むことができる。アニーリングプロセスは、金属元素が拡散する結晶シリコンの層102への深さ、したがって、その中に形成された結果として生じる金属シリサイドの層112の厚さを制御するように選択された温度および時間で行うことができる。シリサイド化はシリコンに高度にドープすることによって遅らせることができることに留意されたい。したがって、いくつかの実施形態では、結晶シリコンの層102の一部分を高度にドープすることができ(例えば、Nドープするか、またはPドープするかのいずれか)、ドープされた部分は、シリサイド化プロセスへのバリアとして働くことができる。ドープされた部分の厚さ、または少なくとも結晶シリコンの層102の内部のドープされたシリコン領域の場所は、選択的に制御することができ、その結果、金属シリサイド112が形成される結晶シリコンの層102への深さは選択的に制御される。
金属の層114のいくらかがアニーリングプロセスの後に残っている場合、金属の層114の残った部分は、さらなる処理の前に、例えば、研磨プロセス、エッチングプロセス、イオントリミングプロセス、またはそのようなプロセスの組合せを使用して除去することができる。
いくつかの実施形態では、金属シリサイド112を形成するのに使用される1つまたは複数のプロセスは、結晶シリコンの層102の他の部分および/またはその中の任意の能動デバイス構造体への意図的でない損傷を避けるために比較的低温で実施することができる。例えば、金属シリサイド112は、摂氏約700度(700℃)以下、摂氏約500度(500℃)以下、またはさらに摂氏約300度(300℃)以下の温度で一部分102□に形成することができる。例えば、ニッケルシリサイド(例えば、NiSi)は約300℃の温度で生じることができ、チタンシリサイド(例えば、TiSi)は約400℃と約500℃との間の温度で生じることができる。
図4を参照すると、結晶シリコンの層102の一部分102□(図2)に金属シリサイド112(図3)を形成した後、結晶シリコンと比べて金属シリサイド112に対して選択的であるエッチング液を使用して金属シリサイド112をエッチングし除去して、半導体構造体120を形成することができる。別の言い方をすれば、エッチング液が結晶シリコンの層102をエッチングすることになる第2のエッチングレートよりも高い第1のエッチングレートで一部分102□の金属シリサイド112をエッチングことになるエッチング液を選択することができる。第1のエッチングレートは、第2のエッチングレートよりも少なくとも約十(10)倍高く、第2のエッチングレートよりも少なくとも約百(100)倍高く、またはさらにいくつかの実施形態では第2のエッチングレートよりも少なくとも約千(1000)倍高くすることができる。この構成において、結晶シリコンの層102は、上にある金属シリサイド112を除去するのに使用されるエッチングプロセスにおいてエッチング停止層の役割を果たすことができる。言い換えれば、金属シリサイド112は露出した主表面103から第1のエッチングレートで次第に除去されるとき、金属シリサイド112が少なくとも実質的に除去され、下にある結晶シリコンの表面が露出されると、エッチングレートがより遅い第2のエッチングレートにはっきりと減少することになるためにエッチングプロセスは効果的に停止することになる。
金属シリサイド112をエッチングするのに使用されるエッチングプロセスは、湿式エッチングプロセス、乾式エッチングプロセス(例えば、プラズマエッチングプロセス)、または電気化学エッチングプロセスを含むことができる。
エッチングプロセスで利用される1つまたは複数のエッチング液の組成は、金属シリサイド112および結晶シリコンの組成によって決まることになる。結晶シリコン用の多くの好適なエッチング液が当技術分野で知られており、本開示の実施形態において利用することができる。1つの非限定の例として、エッチング液はフッ化水素酸(HF)を含むことができる。そのような実施形態では、HFは希釈されてもされなくてもよく、液体状態または気体状態でありうる。いくつかの実施形態では、エッチング液は緩衝フッ化水素酸(BHF)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、金属シリサイド112を除去するのに使用されるエッチングプロセスは、摂氏約100度(100℃)以下、摂氏約50度(50℃)以下、またはさらに摂氏約25度(25℃)以下の温度で実施することができる。したがって、エッチングプロセスは、室温で、またはさらに実施形態によっては室温より下で行うことができる。そのような実施形態は、図11から図15を参照して以下でさらに詳細に説明するように、結晶シリコンの層102が、前に製作された能動デバイス構造体を含んでいる場合、特に有用性を見いだすことができる。
引き続いて図4を参照すると、結晶シリコンの層102の一部分102□(図2)を金属シリサイド112(図3)に変換し、続いて金属シリサイド112を除去することによって結晶シリコンの層102を薄化した後、結晶シリコンの層102は、結晶シリコンの層102の最初の平均層厚T(図2)よりも小さい最終の平均層厚Tを有することになる。いくつかの実施形態では、結晶シリコンの層102は、金属シリサイド112を除去した後、約500ナノメートル(500nm)以下、約100ナノメートル(100nm)以下、またはさらに約50ナノメートル(50nm)以下の最終の平均層厚Tを有するように形成することができる。
いくつかの実施形態では、結晶シリコンの層102の露出した主要面103は、金属シリサイド112を除去した後、約5ナノメートル(5nm)以下、またはさらに約2ナノメートル(2nm)以下の平均表面粗さ(Ra)を有することができる。オプションとして、結晶シリコンの層102を薄化した後、必要であるかまたは望ましい場合、結晶シリコンの層102の露出した主要面103を平滑化して、露出した主要面103の表面粗さをそのような値まで減少させることができる。
例えば、露出した主要面103は、湿式洗浄プロセス、化学機械研磨(CMP)プロセス、プラズマ洗浄プロセス、およびイオントリミングプロセスのうちの1つまたは複数を使用して平滑化することができる。非限定の例として、露出した主要面103は、「SC−1」洗浄プロセスとして当技術分野で知られている洗浄プロセスおよび/または「SC−2」洗浄プロセスとして当技術分野で知られている洗浄プロセスにかけることができる。SC−1プロセスにおいて、半導体構造体120は、摂氏約75度(75℃)から摂氏約80度(80℃)の温度の水酸化アンモニウム(NHOH)、過酸化水素(H)、および水(HO)の1:1:5溶液で洗浄し、それに続いて、摂氏約25度(25℃)の温度のフッ化水素酸(HF)および水(HO)の1:50溶液で洗浄することができる。半導体構造体120は、各洗浄のステップの前後に脱イオン水を用いてすすぎ洗いすることができる。SC−2プロセスにおいて、半導体構造体120は、摂氏約75度(75℃)から摂氏約80度(80℃)の温度の塩酸(HCl)、過酸化水素(H)、および水(HO)の1:1:6溶液で洗浄することができる。再度、半導体構造体120は、各洗浄のステップの前後に脱イオン水ですすぎ洗いすることができる。さらなる実施形態では、結晶シリコンの層102の主要面103はオゾンを使用して洗浄することができる。
前に述べたように、図4に示す半導体構造体120はシリコンオンインシュレータ(SOI)型基板を含むことができる。半導体構造体120は、結晶シリコンの層102の1つまたは複数の部分を含むいくつかの様々な異なるタイプの半導体デバイスのうちの任意のものを製作するのに利用することができる。そのような半導体デバイスには、例えば、電子信号プロセッサ、メモリデバイス、発光ダイオード、レーザダイオード、フォトセルなどが含まれる。
図5を参照すると、そのような半導体デバイスを製作するために、能動デバイス構造体122を結晶シリコンの層102の上および/または中に製作して、半導体構造体130を形成することができる。そのような能動デバイス構造体122は、例えば、PN接合、トランジスタ、導電性ライン、および導電性ビアのうちの1つまたは複数を含むことができる。
オプションとして、能動デバイス構造体122の様々な追加の層を、結晶シリコンの層102の中および/または上に形成された能動デバイス構造体122の上に設けることができる。例えば、図6は、結晶シリコンの層102の中および/または上に形成された能動デバイス構造体122の上に設けられた2つの追加の層124A、124Bを含む別の半導体構造体140を示す。そのような追加の層124A、124Bは、結晶シリコンの追加の層を堆積させるかまたはエピタキシャル的に成長させ、結晶シリコンのそれぞれの層ごとに追加の能動デバイス構造体122を形成することによって形成することができる。追加の実施形態では、そのような追加の層124A、124Bは、別々に製作され、続いて、3D集積化プロセスを使用して結晶シリコンの層102の上に転写され接合されうる。
再度図1を参照すると、いくつかの実施形態では、最初の半導体構造体100は、基板104を含む受容構造体に結晶シリコンの層102をドナー構造体から転写することによって設けることができる。限定でなく例として、スマートカット(SMART−CUT)(登録商標)プロセスとして当技術分野で知られているプロセスを、結晶シリコンの層102をドナー構造体から基板104に転写するのに使用することができる。スマートカット(登録商標)プロセスは、例えば、Bruelの特許文献1(2007年2月6日に発行された)、Asparの特許文献2(2001年10月16日に発行された)、Asparの特許文献3(2002年1月1日に発行された)、Moriceauの特許文献4(2004年6月29日に発行された)、Asparの特許文献5(2004年10月26日に発行された)、およびAsparの特許文献6(2005年9月20日)に説明されている。
スマートカット(登録商標)プロセスが、図9および図10を参照して以下で簡単に説明される。図9を参照すると、複数のイオン(例えば、水素、ヘリウム、または不活性ガスイオンのうちの1つまたは複数)を、イオン注入面202に沿ってドナー構造体200に注入することができる。ドナー構造体200はバルク結晶シリコン(例えば、モノ結晶シリコン)を含むことができる。イオンの注入は図9において方向矢印204で表されている。イオン注入面202に沿った注入イオンは、ドナー構造体200の内部に脆弱な面を画定し、その後、それに沿ってドナー構造体200は劈開するか、さもなければ破断することができる。当技術分野で知られているように、イオンがドナー構造体200に注入される深さは、少なくとも部分的に、イオンがドナー構造体200に注入されるエネルギーの関数である。一般に、少ないエネルギーで注入されたイオンは比較的浅い深さに注入されることになり、一方、高いエネルギーで注入されたイオンは比較的深い深さに注入されることになる。
図10を参照すると、ドナー構造体200が基板104を含む別の受容構造体に接合され、その後、ドナー構造体200はイオン注入面202に沿って劈開されるか、さもなければ破断される。ドナー構造体200を基板104に接合するために、ドナー構造体200および基板104の接合表面を酸化させて、その上に酸化物材料の層を設けることができ、酸化物層を直接に物理的接触させて、基板104とドナー構造体200との間に酸化物−酸化物の直接分子結合を確立することができる。接合された酸化物層は、図10に示されるように、一緒に中間層106を形成する。追加の実施形態では、中間層106は、金属または半導体材料であって、そのような材料の2つの層の間に直接分子結合を確立することによって形成される金属または半導体材料を含む。
接合プロセスの後、接合されたドナー構造体200はイオン注入面202に沿って劈開されるか、さもなければ破断されて、図1に示した構造体が形成されうる。例えば、ドナー構造体200および受容構造体を加熱して、ドナー構造体200をイオン注入面202に沿って破断させることができる。オプションとして、機械的な力をドナー構造体200に適用して、イオン注入面202に沿ってドナー構造体200を劈開するのを支援することができる。
ドナー構造体200がイオン注入面202に沿って劈開されたか、さもなければ破断された後、ドナー構造体200の一部分は受容構造体の基板104に接合されたままであり、その一部分は図1に示した結晶シリコンの層102を画定する。ドナー構造体200の残りの部分をさらなるスマートカット(登録商標)プロセスで再使用して、ドナー構造体200の追加の部分を受容構造体に転写することができる。
破断プロセスの後、結晶シリコンの層102の露出した主表面103はドナー構造体200の破断された表面を含み、結晶シリコンの層102の結晶格子にイオン不純物および不完全部を含むことがある。結晶シリコンの層102は、結晶シリコンの層102の不純物レベルを低下させ、結晶格子の品質を改善する(すなわち、露出した主表面103に隣接する結晶格子の欠陥の数を減少させる)ことを目指して処置することができる。そのような処置は、研削、研磨、エッチング、および熱アニーリングのうちの1つまたは複数を含むことができる。
他の実施形態では、基板104および中間層106の上に結晶シリコンの層102をエピタキシャル的に成長させるか、さもなければ堆積させることによって、または基板104および中間層106の上にバルク結晶シリコンを接合し、続いて、研削プロセス、研磨プロセス、およびエッチングプロセス(例えば、化学機械研磨プロセス)のうちの1つまたは複数を使用して最初の平均層厚Tまでバルク結晶シリコンを薄化することによって、結晶シリコンの層102を基板104の上に設けることができる。
いくつかの実施形態では、図3および図4を参照して上述した薄化プロセスを実行する前に、結晶シリコンの層102は、その中に能動デバイス構造体122を含むように選択することができる。そのような方法が、図11から図15を参照して以下で説明される。
図11は、結晶シリコンの層102と、結晶シリコン102の上および/または中に形成された能動デバイス構造体122とを含む半導体構造体300を示す。能動デバイス構造体122は、例えば、PN接合、トランジスタ、導電性ライン、および導電性ビアのうちの1つまたは複数を含むことができる。いくつかの実施形態では、能動デバイス構造体122は結晶シリコンの層102の内部に埋め込むことができる。能動デバイス構造体122をその中にもつ結晶シリコンの層102は、実施形態によっては、層転写プロセスで基板104に転写し接合することができる。
図12に示されるように、結晶シリコンの層102を薄化する前に、結晶シリコンの層102の露出した主表面103は、オプションとして、図2を参照して前に説明したように平滑化することができる。露出した主要面103は、例えば、機械的な研削または研磨プロセス、化学エッチングプロセス、および化学機械研磨(CMP)プロセスのうちの1つまたは複数を使用して平滑化することができる。
結晶シリコンの層102の一部分102□を金属シリサイド112に変換して、図13に示される半導体構造体300を形成することができる。限定でなく例として、金属シリサイド112は、図7および図8を参照して前に説明した方法を使用して形成することができる。結晶シリコンの層102が能動デバイス構造体122を含む実施形態では、金属シリサイド112は、前に形成されている能動デバイス構造体122を損傷しないようにするために、摂氏約700度(700℃)以下、摂氏約500度(500℃)以下、またはさらに摂氏約300度(300℃)以下の温度で一部分102□に形成することができる。
半導体材料の層102に金属シリサイド112を形成した後、図4を参照して前に説明したように、エッチングプロセスを使用して金属シリサイド112を除去して、図14に示される半導体構造体310を形成することができる。したがって、結晶シリコンの層102は、図12に示された最初の平均層厚Tから図14に示された選択された最終の平均層厚Tに薄化することができる。
オプションとして、能動デバイス構造体122の様々な追加の層を、能動デバイス構造体122および結晶シリコンの層102の上に設けることができる。例えば、図15は、能動デバイス構造体122および結晶シリコンの層102の上に設けられた3つの追加の層124A、124B、124Cを含む別の半導体構造体320を示す。そのような追加の層124A、124B、124Cは、結晶シリコンの追加の層を堆積させるかまたはエピタキシャル的に成長させ、結晶シリコンのそれぞれの層ごとに追加の能動デバイス構造体122を形成することによって形成することができる。追加の実施形態では、そのような追加の層124A、124B、124Cは、別々に製作され、続いて、3D集積化プロセスを使用して結晶シリコンの層102の上に転写され接合されうる。
本開示の追加の非限定の例示の実施形態が以下に記載される。
実施形態1:半導体デバイスを製作する方法であって、結晶シリコンの層を受容構造体上に設けるステップと、結晶シリコンの層の露出した主表面に隣接する結晶シリコンの一部分に金属シリサイドを形成するステップと、結晶シリコンと比べて金属シリサイドに対して選択的であるエッチング液を使用して金属シリサイドをエッチングするステップとを含むことを特徴とする方法。
実施形態2:結晶シリコンの層を受容構造体上に設けるステップは、結晶シリコンの層をドナー構造体から受容構造体に転写するステップを含むことを特徴とする実施形態1に記載の方法。
実施形態3:能動デバイス構造体を含むように結晶シリコンの層を選択するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態2に記載の方法。
実施形態4:PN接合、トランジスタ、導電性ライン、および導電性ビアのうちの1つまたは複数を含むように結晶シリコンの層を選択するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態3に記載の方法。
実施形態5:モノ結晶シリコンを含むように結晶シリコンを選択するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態1乃至4のいずれか1つに記載の方法。
実施形態6:結晶シリコンの層の露出した主表面に隣接する結晶シリコンの一部分に金属シリサイドを形成するステップは、結晶シリコンの層の露出した主表面の上に金属を堆積させるステップと、堆積された金属および結晶シリコンの層をアニールして、金属シリサイドを形成するステップとを含むことを特徴とする実施形態1乃至5のいずれかに記載の方法。
実施形態7:結晶シリコンの層の露出した主表面に隣接する結晶シリコンの一部分に金属シリサイドを形成するステップは、金属イオンを結晶シリコンに注入して、金属シリサイドを形成するステップを含むことを特徴とする実施形態1乃至5のいずれかに記載の方法。
実施形態8:チタン、ニッケル、コバルト、およびタングステンのうちの少なくとも1つを含むように金属イオンを選択するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態7に記載の方法。
実施形態9:結晶シリコンの一部分に金属シリサイドを形成するステップは、約700℃以下の温度で結晶シリコンの一部分に金属シリサイドを形成するステップを含むことを特徴とする実施形態1乃至8のいずれかに記載の方法。
実施形態10:約700℃以下の温度で結晶シリコンの一部分に金属シリサイドを形成するステップは、約500℃以下の温度で結晶シリコンの一部分に金属シリサイドを形成するステップを含むことを特徴とする実施形態9に記載の方法。
実施形態11:約500℃以下の温度で結晶シリコンの一部分に金属シリサイドを形成するステップは、約300℃以下の温度で結晶シリコンの一部分に金属シリサイドを形成するステップを含むことを特徴とする実施形態10に記載の方法。
実施形態12:金属シリサイドをエッチングするステップは、湿式エッチングプロセス、乾式エッチングプロセス、および電気化学エッチングプロセスのうちの1つまたは複数を使用して金属シリサイドをエッチングするステップを含むことを特徴とする実施形態1乃至11のいずれかに記載の方法。
実施形態13:金属シリサイドをエッチングするステップは、金属シリサイドを少なくとも実質的に除去し、結晶シリコンの表面を露出させるステップを含むことを特徴とする実施形態1乃至12のいずれかに記載の方法。
実施形態14:湿式洗浄プロセス、化学機械研磨プロセス、プラズマ洗浄プロセス、およびイオントリミングプロセスのうちの1つまたは複数を使用して結晶シリコンの表面を平滑化するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態13に記載の方法。
実施形態15:金属シリサイドをエッチングするステップは、摂氏約100度(100℃)以下の温度で金属シリサイドをエッチングするステップを含むことを特徴とする実施形態1乃至14のいずれかに記載の方法。
実施形態16:摂氏約100度(100℃)以下の温度で金属シリサイドをエッチングするステップは、摂氏約25度(25℃)以下の温度で金属シリサイドをエッチングするステップを含むことを特徴とする実施形態15に記載の方法。
実施形態17:結晶シリコンと比べて金属シリサイドに対して選択的であるエッチング液を使用して金属シリサイドをエッチングするステップは、金属シリサイドをHFでエッチングするステップを含むことを特徴とする実施形態1乃至16のいずれかに記載の方法。
実施形態18:結晶シリコン、受容構造体、およびそれらの間の誘電体層を含むSOI型基板を形成するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態1乃至17のいずれかに記載の方法。
実施形態19:結晶シリコンを含む電子信号プロセッサ、メモリデバイス、発光ダイオード、レーザダイオード、およびフォトセルのうちの1つまたは複数を形成するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態1乃至18のいずれかに記載の方法。
実施形態20:金属シリサイドをエッチングした後に約500nm以下の平均層厚を有するように結晶シリコンの層を形成するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態1乃至19のいずれかに記載の方法。
実施形態21:金属シリサイドをエッチングした後に約100nm以下の平均層厚を有するように結晶シリコンの層を形成するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態20に記載の方法。
実施形態22:金属シリサイドをエッチングした後に約5.0nm以下の平均表面粗さRaを結晶シリコンの層の露出した主表面に与えるステップをさらに含むことを特徴とする実施形態1乃至21のいずれかに記載の方法。
実施形態23:金属シリサイドをエッチングした後に約2.0nm以下の平均表面粗さRaを結晶シリコンの層の露出した主表面に与えるステップをさらに含むことを特徴とする実施形態22に記載の方法。
実施形態24:シリコンオンインシュレータ(SOI)基板を形成する方法であって、結晶シリコンの層とベース基板との間に誘電体材料を伴ってベース基板の上に結晶シリコンの層を設けるステップと、結晶シリコンの層を約500nm以下の厚さに薄化するステップと含むことを特徴とする方法。結晶シリコンの層を薄化するステップは、結晶シリコンの層の露出した主表面に隣接する結晶シリコンの層の一部分に全体的に平坦な金属シリサイド層を形成するステップと、結晶シリコンと比べて金属シリサイド層に対して選択的であるエッチング液を使用して金属シリサイド層をエッチングするステップとを含むことを特徴とする方法。
実施形態25:結晶シリコンの層の露出した主表面に隣接する結晶シリコンの一部分に金属シリサイドを形成するステップは、結晶シリコンの層の露出した主表面の上に金属を堆積させるステップと、堆積された金属および結晶シリコンの層をアニールして、金属シリサイドを形成するステップとを含むことを特徴とする実施形態24に記載の方法。
実施形態26:結晶シリコンの層の露出した主表面に隣接する結晶シリコンの一部分に金属シリサイドを形成するステップは、金属イオンを結晶シリコンに注入して、金属シリサイドを形成するステップを含むことを特徴とする実施形態24に記載の方法。
実施形態27:チタン、ニッケル、コバルト、およびタングステンのうちの少なくとも1つを含むように金属イオンを選択するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態26に記載の方法。
実施形態28:結晶シリコンの一部分に金属シリサイドを形成するステップは、約700℃以下の温度で結晶シリコンの一部分に金属シリサイドを形成するステップを含むことを特徴とする実施形態24乃至27のいずれかに記載の方法。
実施形態29:約700℃以下の温度で結晶シリコンの一部分に金属シリサイドを形成するステップは、約500℃以下の温度で結晶シリコンの一部分に金属シリサイドを形成するステップを含むことを特徴とする実施形態28に記載の方法。
実施形態30:約500℃以下の温度で結晶シリコンの一部分に金属シリサイドを形成するステップは、約300℃以下の温度で結晶シリコンの一部分に金属シリサイドを形成するステップを含むことを特徴とする実施形態29に記載の方法。
実施形態31:金属シリサイドをエッチングするステップは、摂氏約100度(100℃)以下の温度で金属シリサイドをエッチングするステップを含むことを特徴とする実施形態24乃至30のいずれかに記載の方法。
実施形態32:摂氏約100度(100℃)以下の温度で金属シリサイドをエッチングするステップは、摂氏約25度(25℃)以下の温度で金属シリサイドをエッチングするステップを含むことを特徴とする実施形態31に記載の方法。
実施形態33:金属シリサイドをエッチングした後に約100nm以下の平均層厚を有するように結晶シリコンの層を形成するステップをさらに含むことを特徴とする実施形態24乃至32のいずれかに記載の方法。
実施形態34:金属シリサイドをエッチングした後に約5.0nm以下の平均表面粗さRaを結晶シリコンの層の露出した主表面に与えるステップをさらに含むことを特徴とする実施形態24乃至33のいずれかに記載の方法。
実施形態35:金属シリサイドをエッチングした後に約2.0nm以下の平均表面粗さRaを結晶シリコンの層の露出した主表面に与えるステップをさらに含むことを特徴とする実施形態34に記載の方法。
上述した本開示の例示の実施形態は、この実施形態が単に本発明の実施形態の例であるので、添付の特許請求の範囲およびそれの法的な均等物の範囲によって定義される本発明の範囲を限定しない。いかなる均等な実施形態も本発明の範囲内にあることが意図される。実際、本明細書で図示され説明されたものに加えて、説明された要素の代替の有用な組合せなどの本開示の様々な変形が、本説明から当業者には明らかになるであろう。言い換えれば、本開示の追加の実施形態を提供するために、本明細書で説明された1つの例示の実施形態の1つまたは複数の特徴は、本明細書で説明された別の例示の実施形態の1つまたは複数の特徴と組み合わせることができる。そのような変形および実施形態は、やはり、添付の特許請求の範囲の範囲内にあることが意図される。

Claims (16)

  1. 半導体デバイスを製作する方法であって、
    結晶シリコンの層を受容構造体上に設けるステップと、
    前記結晶シリコンの層の露出した主表面に隣接する前記結晶シリコンの一部分に金属シリサイドを形成するステップと、
    前記結晶シリコンと比べて前記金属シリサイドに対して選択的であるエッチング液を使用して前記金属シリサイドをエッチングするステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記結晶シリコンの層を前記受容構造体上に設けるステップは、前記結晶シリコンの層をドナー構造体から前記受容構造体に転写するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 能動デバイス構造体を含むように前記結晶シリコンの層を選択するステップをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記結晶シリコンの層の前記露出した主表面に隣接する前記結晶シリコンの前記一部分に前記金属シリサイドを形成するステップは、
    前記結晶シリコンの層の前記露出した主表面の上に金属を堆積させるステップと、
    前記堆積された金属および前記結晶シリコンの層をアニールして、前記金属シリサイドを形成するステップと
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記結晶シリコンの層の前記露出した主表面に隣接する前記結晶シリコンの前記一部分に前記金属シリサイドを形成するステップは、金属イオンを前記結晶シリコンに注入して、前記金属シリサイドを形成するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. チタン、ニッケル、コバルトおよびタングステンのうちの少なくとも1つを含むように前記金属イオンを選択するステップをさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記結晶シリコンの前記一部分に前記金属シリサイドを形成するステップは、約700℃以下の温度で前記結晶シリコンの前記一部分に前記金属シリサイドを形成するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記金属シリサイドをエッチングするステップは、湿式エッチングプロセス、乾式エッチングプロセスおよび電気化学エッチングプロセスのうちの1つまたは複数を使用して前記金属シリサイドをエッチングするステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記金属シリサイドをエッチングするステップは、前記金属シリサイドを少なくとも実質的に除去し、前記結晶シリコンの表面を露出させるステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 湿式洗浄プロセス、化学機械研磨プロセス、プラズマ洗浄プロセスおよびイオントリミングプロセスのうちの1つまたは複数を使用して前記結晶シリコンの表面を平滑化するステップをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記金属シリサイドをエッチングするステップは、摂氏約100度(100℃)以下の温度で前記金属シリサイドをエッチングするステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記結晶シリコンと比べて前記金属シリサイドに対して選択的である前記エッチング液を使用して前記金属シリサイドをエッチングするステップは、前記金属シリサイドをHFでエッチングするステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 前記結晶シリコン、前記受容構造体およびそれらの間の誘電体層を含むSOI型基板を形成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 前記結晶シリコンを含む電子信号プロセッサ、メモリデバイス、発光ダイオード、レーザダイオードおよびフォトセルのうちの1つまたは複数を形成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  15. 前記金属シリサイドをエッチングした後に約100nm以下の平均層厚を有するように前記結晶シリコンの層を形成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  16. 前記金属シリサイドをエッチングした後に約2.0nm以下の平均表面粗さRaを前記結晶シリコンの層の前記露出した主表面に与えるステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
JP2014558222A 2012-02-22 2013-02-01 結晶半導体材料の薄層を設ける方法、ならびに関連する構造体およびデバイス Active JP6193271B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/402,464 US9136134B2 (en) 2012-02-22 2012-02-22 Methods of providing thin layers of crystalline semiconductor material, and related structures and devices
US13/402,464 2012-02-22
FR1252148 2012-03-09
FR1252148A FR2987936B1 (fr) 2012-03-09 2012-03-09 Procedes de fabrication de fines couches de materiau semi-conducteur cristallin, et structures et dispositifs connexes
PCT/IB2013/000139 WO2013124719A1 (en) 2012-02-22 2013-02-01 Methods of providing thin layers of crystalline semiconductor material, and related structures and devices

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015515122A true JP2015515122A (ja) 2015-05-21
JP6193271B2 JP6193271B2 (ja) 2017-09-06

Family

ID=47901230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014558222A Active JP6193271B2 (ja) 2012-02-22 2013-02-01 結晶半導体材料の薄層を設ける方法、ならびに関連する構造体およびデバイス

Country Status (6)

Country Link
JP (1) JP6193271B2 (ja)
KR (1) KR102031725B1 (ja)
CN (1) CN104115259B (ja)
SG (1) SG11201404576TA (ja)
TW (1) TWI588886B (ja)
WO (1) WO2013124719A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023234368A1 (ja) * 2022-06-02 2023-12-07 セントラル硝子株式会社 基材の処理方法、および基材の製造方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112382555A (zh) * 2020-11-12 2021-02-19 广东先导先进材料股份有限公司 一种磷化铟衬底的清洗方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5223081A (en) * 1991-07-03 1993-06-29 Doan Trung T Method for roughening a silicon or polysilicon surface for a semiconductor substrate
JPH05206172A (ja) * 1992-01-27 1993-08-13 Toshiba Corp 半導体装置
JPH07254574A (ja) * 1994-03-16 1995-10-03 Sony Corp 電極形成方法
WO2006117900A1 (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Sharp Kabushiki Kaisha 半導体装置の製造方法及び半導体装置
JP2006527479A (ja) * 2003-06-06 2006-11-30 エス オー イ テク シリコン オン インシュレータ テクノロジース 少なくとも一つの支持基板と極薄層とを備えた構造体の製造方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2681472B1 (fr) 1991-09-18 1993-10-29 Commissariat Energie Atomique Procede de fabrication de films minces de materiau semiconducteur.
KR100199064B1 (ko) * 1995-10-17 1999-07-01 구자홍 박막 트랜지스터 제조방법
FR2755537B1 (fr) 1996-11-05 1999-03-05 Commissariat Energie Atomique Procede de fabrication d'un film mince sur un support et structure ainsi obtenue
FR2767416B1 (fr) 1997-08-12 1999-10-01 Commissariat Energie Atomique Procede de fabrication d'un film mince de materiau solide
FR2773261B1 (fr) 1997-12-30 2000-01-28 Commissariat Energie Atomique Procede pour le transfert d'un film mince comportant une etape de creation d'inclusions
FR2795865B1 (fr) 1999-06-30 2001-08-17 Commissariat Energie Atomique Procede de realisation d'un film mince utilisant une mise sous pression
FR2818010B1 (fr) 2000-12-08 2003-09-05 Commissariat Energie Atomique Procede de realisation d'une couche mince impliquant l'introduction d'especes gazeuses
US7256104B2 (en) * 2003-05-21 2007-08-14 Canon Kabushiki Kaisha Substrate manufacturing method and substrate processing apparatus
WO2007063908A1 (ja) * 2005-11-29 2007-06-07 Sharp Kabushiki Kaisha 半導体装置及びその製造方法
JP4380709B2 (ja) * 2007-01-31 2009-12-09 セイコーエプソン株式会社 半導体装置の製造方法
KR100875432B1 (ko) * 2007-05-31 2008-12-22 삼성모바일디스플레이주식회사 다결정 실리콘층의 제조 방법, 이를 이용하여 형성된박막트랜지스터, 그의 제조방법 및 이를 포함하는유기전계발광표시장치

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5223081A (en) * 1991-07-03 1993-06-29 Doan Trung T Method for roughening a silicon or polysilicon surface for a semiconductor substrate
JPH05206172A (ja) * 1992-01-27 1993-08-13 Toshiba Corp 半導体装置
JPH07254574A (ja) * 1994-03-16 1995-10-03 Sony Corp 電極形成方法
JP2006527479A (ja) * 2003-06-06 2006-11-30 エス オー イ テク シリコン オン インシュレータ テクノロジース 少なくとも一つの支持基板と極薄層とを備えた構造体の製造方法
WO2006117900A1 (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Sharp Kabushiki Kaisha 半導体装置の製造方法及び半導体装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023234368A1 (ja) * 2022-06-02 2023-12-07 セントラル硝子株式会社 基材の処理方法、および基材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
SG11201404576TA (en) 2014-10-30
TW201347033A (zh) 2013-11-16
WO2013124719A1 (en) 2013-08-29
TWI588886B (zh) 2017-06-21
CN104115259A (zh) 2014-10-22
KR20140129116A (ko) 2014-11-06
JP6193271B2 (ja) 2017-09-06
CN104115259B (zh) 2017-03-22
KR102031725B1 (ko) 2019-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI514560B (zh) 矽上iii-v族半導體裝置之混合整合
JP6141853B2 (ja) 3d集積化プロセスにおいて材料の層を転写する方法ならびに関連する構造体およびデバイス
US20110140230A1 (en) Manufacture of thin silicon-on-insulator (soi) structures
US10923427B2 (en) SOI wafers with buried dielectric layers to prevent CU diffusion
KR102465268B1 (ko) 다양한 변형 상태를 갖는 핀 구조를 포함하는 반도체 구조를 제조하기 위한 방법, 및 관련 반도체 구조
US20120061794A1 (en) Methods of forming through wafer interconnects in semiconductor structures using sacrificial material, and semiconductor structures formed by such methods
US8673733B2 (en) Methods of transferring layers of material in 3D integration processes and related structures and devices
JP4554930B2 (ja) 材料を接合及び転写して半導体デバイスを形成する方法
JP6193271B2 (ja) 結晶半導体材料の薄層を設ける方法、ならびに関連する構造体およびデバイス
US20060131687A1 (en) Method and structure for implanting bonded substrates for electrical conductivity
US10427937B2 (en) Method for producing a multilayer MEMS component, and corresponding multilayer MEMS component
US9136134B2 (en) Methods of providing thin layers of crystalline semiconductor material, and related structures and devices
US9209022B2 (en) Semiconductor structure including laterally disposed layers having different crystal orientations and method of fabricating the same
US8841742B2 (en) Low temperature layer transfer process using donor structure with material in recesses in transfer layer, semiconductor structures fabricated using such methods
CN111834286A (zh) 半导体绝缘衬底、晶体管及其制备方法
Angelopoulos et al. Manufacturing aspects of an ultra-thin chip technology
KR20090073032A (ko) 반도체 장치의 제조 방법
TW201725718A (zh) 半導體元件結構
FR2987936A1 (fr) Procedes de fabrication de fines couches de materiau semi-conducteur cristallin, et structures et dispositifs connexes
TW202324779A (zh) 光電積體電路晶片及其製作方法
JP2014150248A (ja) 素子形成用基板の作製方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170711

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170809

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6193271

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250