JP2015510968A5

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Info

Publication number: JP2015510968A5
Application number: JP2015501769A
Authority: JP
Filing date: 2013-03-14
Publication date: 2016-05-12
Anticipated expiration: 2033-03-14

Description

本開示は、上記の実施形態に限定されないが、以下の請求項及び全てのその等価物に詳述する制限によって規制される。本開示は、本明細書に具体的に開示されていない要素を欠いても適宜実施され得る。
本発明の実施態様の一部を以下の項目１−１５に列記する。
[１]
少なくとも５０，０００グラム／モルの重量平均分子量を有するポリ（メチルメタクリレート）ポリマー又はコポリマーと、
アルキレンジアクリレート、アルキレンジメタクリレート、シクロアルキレンジアクリレート、又はシクロアルキレンジメタクリレートのうちの少なくとも１つを含むモノマーであって、前記アルキレンジアクリレート、アルキレンジメタクリレート、シクロアルキレンジアクリレート、又はシクロアルキレンジメタクリレートのうちの少なくとも１つが、前記モノマーの少なくとも８０重量パーセントを提供するモノマーと、
紫外線に対する安定剤と、を含む、コーティング組成物。
[２]
前記ポリ（メチルメタクリレート）ポリマー又はコポリマーが、少なくとも７５，０００グラム／モルの重量平均分子量を有する、項目１に記載のコーティング組成物。
[３]
前記ポリ（メチルメタクリレート）ポリマー又はコポリマーが、ポリ（メチルメタクリレート）、あるいはメチルメタクリレートとＣ _２〜Ｃ _８アルキルアクリレート若しくはメタクリレート又はＣ _３〜Ｃ _８シクロアルキルアクリレート若しくはメタクリレートのうちの少なくとも１つとのコポリマーである、項目１又は２に記載のコーティング組成物。
[４]
前記モノマーのアルキレンジアクリレート又はモノマーのアルキレンジメタクリレートが、１，６−ヘキサンジオールジアクリレート、１，６−ヘキサンジオールジメタクリレート、又はネオペンチルグリコールジメタクリレートのうちの少なくとも１つを含む、項目１〜３のいずれか一項に記載のコーティング組成物。
[５]
シリコーン含有アクリルコポリマーを更に含む、項目１〜４のいずれか一項に記載のコーティング組成物。
[６]
５００ナノメートル以下の平均粒径を有するシリカ粒子を更に含む、項目１〜５のいずれか一項に記載のコーティング組成物。
[７]
前記シリカ粒子が、ポリ（メチルメタクリレート）で修飾された表面修飾シリカ粒子である、項目６に記載のコーティング組成物。
[８]
アルキレンジアクリレート、アルキレンジメタクリレート、シクロアルキレンジアクリレート、又はシクロアルキレンジメタクリレートのうちの少なくとも１つを含む前記モノマーと、前記ポリ（メチルメタクリレート）ポリマー又はコポリマーとの比が、０．７５：１〜１０：１の範囲である、項目１〜７のいずれか一項に記載のコーティング組成物。
[９]
有機溶媒又は光開始剤の少なくとも１つを更に含む、項目１〜８のいずれか一項に記載のコーティング組成物。
[１０]
前記紫外線に対する安定剤が、ベンゾトリアゾール、ベンゾフェノン、トリアジン、又はヒンダードアミン光安定剤のうちの少なくとも１つを含む、項目１〜９のいずれか一項に記載のコーティング組成物。
[１１]
高分子基材と前記高分子基材の表面上の第１のコーティングとを含む物品であって、前記第１のコーティングが、項目１〜１０のいずれか一項に記載のコーティング組成物を硬化させることによって得られる、物品。
[１２]
前記高分子基材が、アクリル、ポリエステル、ポリカーボネート、又はポリフッ化ビニリデンとポリ（メチルメタクリレート）とのブレンドのうちの少なくとも１つを含む熱可塑性物質である、項目１１に記載の物品。
[１３]
前記高分子基材が、ポリ（メチルメタクリレート）を含み、前記高分子基材の表面が、窒素コロナ処理されている、項目１２に記載の物品。
[１４]
前記第１のコーティング上に配置される第２のコーティングを更に含み、前記第２のコーティングが、５００ナノメートル以下の平均粒径を有するシリカ粒子を含む、項目１１〜１３のいずれか一項に記載の物品。
[１５]
前記シリカ粒子の少なくとも一部が、４０ナノメートル以下の平均粒径を有する、項目１４に記載の物品。

Claims

少なくとも５０，０００グラム／モルの重量平均分子量を有するポリ（メチルメタクリレート）ポリマー又はコポリマーと、
アルキレンジアクリレート、アルキレンジメタクリレート、シクロアルキレンジアクリレート、又はシクロアルキレンジメタクリレートのうちの少なくとも１つを含むモノマーであって、前記アルキレンジアクリレート、アルキレンジメタクリレート、シクロアルキレンジアクリレート、又はシクロアルキレンジメタクリレートのうちの少なくとも１つが、前記モノマーの少なくとも８０重量パーセントを提供するモノマーと、
紫外線吸収剤又はヒンダードアミン光安定剤のうちの少なくとも１つを含む、紫外線に対する安定剤と、を含む、コーティング組成物。
前記モノマーのアルキレンジアクリレート又はモノマーのアルキレンジメタクリレートが、１，６−ヘキサンジオールジアクリレート、１，６−ヘキサンジオールジメタクリレート、又はネオペンチルグリコールジメタクリレートのうちの少なくとも１つを含む、請求項１に記載のコーティング組成物。
シリコーン含有アクリルコポリマーを更に含む、請求項１又は２に記載のコーティング組成物。
前記紫外線に対する安定剤が、ベンゾトリアゾール、ベンゾフェノン、トリアジン、又はヒンダードアミン光安定剤のうちの少なくとも１つを含む、請求項１〜３のいずれか一項に記載のコーティング組成物。
高分子基材と前記高分子基材の表面上の第１のコーティングとを含む物品であって、前記第１のコーティングが、請求項１〜４のいずれか一項に記載のコーティング組成物を硬化させることによって得られる、物品。
前記高分子基材が、アクリル、ポリエステル、ポリカーボネート、又はポリフッ化ビニリデンとポリ（メチルメタクリレート）とのブレンドのうちの少なくとも１つを含む熱可塑性物質である、請求項５に記載の物品。