JP2015505573A5

JP2015505573A5 -

Info

Publication number: JP2015505573A5
Application number: JP2014555196A
Authority: JP
Filing date: 2013-01-31
Publication date: 2016-02-18
Anticipated expiration: 2033-01-31

Claims

(i)低分子量エチレンポリマーを20〜70質量%、
(ii)第1の高分子量エチレンコポリマーを20〜70質量%、および
(iii)第2の高分子量エチレンコポリマーを0.5〜9.5質量%、
を含み、
前記第2の高分子量エチレンコポリマーが、前記第1の高分子量エチレンコポリマーよりも大きい重量平均分子量を有する、マルチモーダル分子量分布を有するポリエチレン。
前記第2の高分子量コポリマーが、1.5〜6質量%の量で存在している、請求項1に記載のポリエチレン。
前記第2の高分子量エチレンコポリマーが、前記第1の高分子量コポリマーよりも高い質量%のコモノマー含有量を有する、請求項1または2に記載のポリエチレン。
前記第2の高分子量エチレンコポリマーが、1〜20質量%のコモノマー含有量を有する、請求項1から3のいずれか一項に記載のポリエチレン。
前記第1の高分子量エチレンコポリマーが、0.3〜2.5質量%のコモノマー含有量を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載のポリエチレン。
前記第1の高分子量コポリマーおよび/または前記第2の高分子量エチレンコポリマーが、エチレン1-ブテンコポリマーである、請求項1から5のいずれか一項に記載のポリエチレン。
前記第2の高分子量コポリマーが、200,000〜2,000,000g/molの重量平均分子量を有する、請求項1から6のいずれか一項に記載のポリエチレン。
前記第1の高分子量コポリマーが、200,000〜700,000g/molの重量平均分子量を有する、請求項1から7のいずれか一項に記載のポリエチレン。
グラジエント液体としてイソプロパノール-水を用い、ISO1183:1987(E)の方法Dに従って測定して945〜962kg/m³の密度、および/または0.15〜0.6g/10分のMFR ₅を有する、請求項1から8のいずれか一項に記載のポリエチレン。
エチレンおよび必要に応じ少なくとも1種の他のα-オレフィンを重合して、前記ポリエチレンを生成させる工程を含み、前記重合が、少なくとも3工程で実施される、請求項1から9のいずれか一項に記載のポリエチレンの調製方法。
連続する工程(a)〜(c):
(a)エチレンおよび任意選択のα-オレフィンコモノマーを、第1の反応器中で重合して、低分子量エチレンホモポリマーを生成する工程、
(b)エチレンおよびα-オレフィンコモノマーを、第2の反応器中で重合して、第1の高分子量エチレンコポリマーを生成する工程、ならびに
(c)エチレンおよびα-オレフィンコモノマーを、第3の反応器中で重合して、第2の高分子量エチレンコポリマーを生成する工程；または
連続する工程(a)〜(c):
(a)エチレンおよび任意選択のα-オレフィンコモノマーを、第1の反応器中で重合して、低分子量エチレンホモポリマーを生成する工程、
(b)エチレンおよびα-オレフィンコモノマーを、第2の反応器中で重合して、第2の高分子量エチレンコポリマーを生成する工程、ならびに
(c)エチレンおよびα-オレフィンコモノマーを、第3の反応器中で重合して、第1の高分子量エチレンコポリマーを生成する工程
を含む、請求項10に記載の方法。
請求項1から9のいずれか一項に記載のポリエチレンを含む、組成物。
- 80℃の温度で、8.5MPaの負荷により、ISO16770に従って測定すると、20時間を超える破壊までのFNCT時間; および/または
- +23℃において、圧縮成形試験片について、ISO179-1/1eAに従って測定すると、12kJ/m ² より大きいシャルピー衝撃; および/または
- デジタルショア測定器に従って測定すると、少なくとも50のショア硬度
を有する、請求項12に記載の組成物。
請求項1〜9のいずれか一項に記載のポリエチレンまたは請求項12もしくは13に記載の組成物を含む、物品。
パイプである、請求項14に記載の物品。
請求項1〜9のいずれか一項に記載のポリエチレンまたは請求項12もしくは13に記載の組成物を成形する工程を含む、請求項14または15に記載の物品の調製方法。
パイプの製造における、請求項1〜9のいずれか一項に記載のポリエチレンまたは請求項12もしくは13に記載の組成物の使用。
(i)低分子量エチレンポリマーを20〜70質量%、
(ii)第1の高分子量エチレンポリマーを20〜70質量%、および
(iii)第2の高分子量ポリマーを0.5〜30質量%、
含むポリエチレンの調製方法であって、
連続する工程(a)〜(c):
(a)エチレンおよび任意選択のα-オレフィンコモノマーを、第1の反応器中で重合して、低分子量エチレンホモポリマーを生成する工程、
(b)エチレンおよび任意選択のα-オレフィンコモノマーを、第2の反応器中で重合して、第2の高分子量エチレンポリマーを生成する工程、ならびに
(c)エチレンおよび任意選択のα-オレフィンコモノマーを、第3の反応器中で重合して、第1の高分子量エチレンポリマーを生成する工程、
を含む、方法。