JP2015500955A - ウエストゲートバルブおよびウエストゲートバルブを備えた排気ターボチャージャ - Google Patents

ウエストゲートバルブおよびウエストゲートバルブを備えた排気ターボチャージャ Download PDF

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Abstract

【課題】弁体の弁座への均一かつ確実な着座と、弁体の振動抑制とをともに達成することができるウエストゲートバルブおよびウエストゲートバルブを備えた排気ターボチャージャを提供することを目的とする。【解決手段】排ガスバイパス通路を開閉する弁体13と、弁体に立設した弁軸17と、弁軸が遊嵌挿入される挿入穴29を一端に有する操作レバー15と、挿入穴を貫通した弁軸の反対側に設けられる支持プレート31と、弁体の振動を抑制するように支持プレート31と操作レバー15との間の軸方向に介在されるばね部材19とを備え、該ばね部材19は支持プレート31と操作レバー15との間の軸方向の空間内に、弁軸の軸心と同心円上に大径部を有するとともに該大径部より小径の小径部を有し、操作レバー側と接触する第1接触部および支持プレート側と接触する第2接触部とが共に前記小径部の接触により形成されることを特徴とする。

Description

本発明は、ウエストゲートバルブおよびウエストゲートバルブを備えた排気ターボチャージャに関する。
排ガスのエネルギーにより、エンジンへの給気を加圧する排気ターボチャージャ、特に自動車用エンジンの排気ターボチャージャにおいては、排ガス圧力の増大による給気の過給圧の過昇を防止するため、タービンハウジングの排ガス通路の入口側から、排ガスの一部を、ウエストゲートバルブにより開閉される排ガスバイパス通路を経て排ガス出口通路にバイパスさせて、タービンロータに付与される排ガスのエネルギー低減するように構成されたウエストゲートバルブが装備されている。
排気ターボチャージャのウエストゲートバルブの従来技術として、特許文献1(特開平7−19065号公報)、特許文献2(国際公開公報 WO2010/135104A2)が知られている。
特許文献1には、図11に示すように、操作用レバー01の先端に取り付けられた弁体02が、操作用レバー01の回動によって開閉作動行う構造が示されている。また、特許文献1には、弁体02の弁軸03を操作用レバー01の挿入穴04内に挿入し、操作用レバー01の挿入穴04の開口部に廻り止め面05を有する溝06を設ける。そして、この溝06内に廻り止め面05に当接する側面を有する廻り止めワッシャー07を嵌合してこのワッシャー07を、かしめ又は溶接によって弁軸03に固定する構造が示されている。
また、特許文献2には、図12に示すように(A)は、皿ばね011を弁体012とレバー013との間に介在させる構造が示され、(B)は、皿ばね011を弁体012とは反対側に設けられたプレート014とレバー013との間に介材させる構造が示されており、弁体012に対して付勢力を与えて、弁体012の振動が吸収されるようにレバー013に取り付けられる構造が示されている。
特開平7−19065号公報 国際公開第2010/135104号
前記特許文献1のウエストゲートバルブでは、図11に示すように弁軸03が操作用レバー01に対して廻り止めワッシャー07を介して固定されているため、弁体02が弁軸03の軸心廻りに回転することや、または弁体02が操作用レバー01に対して搖動する動きはできない。このため、操作用レバー01の開閉動作に際して、弁体02は弁座に対して片当たりが生じ、弁体02の弁座への均一な着座が得られ難く偏りが生じやすい。
また、特許文献2のウエストゲートバルブでは、図12に示すように弁体012は軸方向および半径方向に隙間を有して貫通穴015に挿入されているため、弁体012は搖動(スイング)可能(図12のM方向)であり、弁座への着座の安定性が確保されるが、この軸方向および半径方向に隙間を有していることでエンジン振動により弁体012が振動して異音を発生する問題がある。この振動対策として、皿ばね011を介在させて、振動に対するダンパー機能を付与している。
しかし、この図12(A)の皿ばね011を弁体012とレバー013との間に介在させる構造、および、図12(B)の皿ばね011を弁体012とは反対側に設けられたプレート014とレバー013との間に介在させる構造のいずれにおいても、皿ばね011の大径側の端部Pをレバー013側に接触(接地)させ、小径側の端部Qの位置がレバー013側より遠い位置に接触(接地)される構造である。このため、皿ばね011によって軸方向の付勢力は付与されるが、皿ばね011の大径側によって弁体012の自由な搖動が阻害され、弁体012の弁座への均一な着座が得られにくい。
すなわち、図12の(A)、(B)に示すように、皿ばね012の大径側の端部Pの位置がレバー013側に位置され、小径側の端部Qの位置がレバー013側より遠い位置に接地されるので、例えば、レバー013の搖動Mを考えた場合には、皿ばね011の大径側の端部Pの突っ張りによって、弁体012の搖動Mが抑えられてしまう。
なお、特許文献2の皿ばね012のばね力を弱くすることによって、軸方向のばね力を弱めることで皿ばね012の大径側の端部Pによる突っ張り作用を弱めて搖動性を確保するとばね力の低下によって弁体の振動吸収効果が得られにくくなる。
そこで、本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、弁体の弁座への均一かつ確実な着座と、弁体の振動抑制とをともに達成することができるウエストゲートバルブおよびウエストゲートバルブを備えた排気ターボチャージャを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明に係るウエストゲートバルブは、タービンハウジングの排ガス通路の入口側から排ガスの一部を抜き取り排ガス出口通路に送る排ガスバイパス通路を開閉する弁体と、該弁体に立設した弁軸と、該弁軸が遊嵌挿入される挿入穴を一端側に有し他端側に回動力が与えられる操作レバーと、前記挿入穴を貫通した弁軸の端部とは反対の端部に設けられた支持プレートと、前記弁体の振動を抑制するように前記支持プレートと前記操作レバーとの間の軸方向に介在されるダンパー部材と、を備え、
前記ダンパー部材は前記支持プレートと前記操作レバーとの間の軸方向の空間内に、弁軸の軸心と同心円上に大径部を有するとともに該大径部より小径の少なくとも二つの小径部を有し、操作レバー側と接触する第1接触部および支持プレート側と接触する第2接触部はそれぞれ、前記少なくとも二つの小径部のうち前記軸方向の両端に位置する一対の小径部が接触して形成されることを特徴とする。
かかる発明によれば、操作レバーの挿入穴には、弁体に立設した弁軸が遊嵌挿入されるため、弁体は操作レバーに対して弁軸の軸方向および径方向に移動できるようになっており、弁体は操作レバーに対して揺動(スイング)可能になっている。このため、弁座へ均一にかつ確実に着座できるようになり弁体のシール性が向上する。
さらに、弁体が操作レバーに対して弁軸の主に軸方向に振動するのを抑制するように、弁軸に設けられた支持プレートと操作レバーとの間に軸方向にダンパー部材(ばね部材)が介在され、このダンパー部材の操作レバー側と接触する第1接触部、および支持プレート側と接触する第2接触部のそれぞれにおいて共に、小径部が接触するようにしたので、つまり、前記ダンパー部材は支持プレートと操作レバーとの間の軸方向の空間内に、弁軸の軸心と同心円上に大径部を有するとともに該大径部より小径の小径部を有しており、この小径部で接触するようにしたので、ダンパー部材の接触によって弁体の揺動が阻害されないため、弁体の揺動がスムーズになり、弁座へ均一にかつ確実に着座できるようになる。そのため、着座性が向上して弁体としてのシール性が向上する。
従って、ダンパー部材のばね力を強くして振動吸収効果を高めるようにしても弁体の揺動性が得られ弁体の弁座への着座性は維持されるため、弁体の弁座への均一かつ確実な着座によるシール性の向上と、弁体の振動抑制による騒音低減効果をともに達成することができる。
また、本発明において好ましくは、前記ダンパー部材は大径部と小径部を有する皿ばねを弁軸の軸方向に複数段重ね合わされてなり、小径部を軸方向両端に設けて前記第1接触部および第2接触部を形成するとよい。
このように大径部と小径部を有する皿ばね状のばね部材を弁軸の軸方向に複数段重ね合わさせた構造とするとともに小径部を軸方向両端に設けたため、弁体の搖動性を確保できるとともに弁体の弁体の振動抑制効果が高められる。
また、本発明において好ましくは、前記ダンパー部材が、大径部と小径部を有する皿ばねを弁軸の軸方向に、大径部を互いに結合した2段重ねからなるとよい。
このように、2段重ねによると大きなスペースを必要とせずに前述の弁体の搖動性を確保できるとともに弁体の振動抑制効果が高められる。
また、本発明において好ましくは、前記大径部と小径部を軸方向に有するダンパー部材が一体構造であるとよい。
このように一体構造とすることによって、すなわち、ダンパー部材を組み付ける前に予め、複数段重ねのものを一体化しておくことで、組み付け作業の効率化が図れる。
また、本発明において好ましくは、前記一体構造は前記支持プレートと前記第2接触部との間に介在されるワッシャーを含めて一体とされるとよい。
このように、ワッシャーをも含めて一体構造とすることで、組み付け作業が一層効率化できる。
また、本発明は、タービンハウジングの排ガス通路の入口側から排ガスの一部を抜き取り排ガス出口通路に送る排ガスバイパス通路を開閉する弁体と、該弁体に立設した弁軸と、該弁軸が遊嵌挿入される挿入穴を一端側に有し他端側に回動力が与えられる操作レバーと、前記弁体の振動を抑制するように前記弁軸と前記操作レバーとの間に径方向に介在されるダンパー部材と、を備え、前記ダンパー部材は、前記挿入穴の内周面と前記弁軸に取り付けられ拡径方向に付勢力が付与された弾性リング部材によって構成されることを特徴とする。
かかる発明によれば、ダンパー部材を挿入穴の内周面と弁軸との間に介在され、拡径方向に付勢力が付与された弾性リング部材によって構成されるため、ダンパー部材を設置するために弁軸を操作レバーの外側に延ばしてその延長部分にばね部材を設ける構造に比べて、操作レバーの外部にダンパー部材が設置されないので、ウエストゲートバルブ全体をコンパクトに構成できる。
また、本発明において好ましくは、前記弾性リング状部材は前記挿入穴の略中央部に配設されるとよい。
このように、弾性リング状部材が挿入穴の略中央部に配設されるため、弁軸の搖動の中心部分に弾性リングが配置されることによって弁軸の搖動が阻害されることがなく、弁体の弁座への均一な着座性は保持される。
また、本発明において好ましくは、前記弁体が中空形状からなるとよく、弁体の軽量化によって、シート部への着座時の衝撃が緩和されて弁体の振動抑制効果が高められる。
また、本発明に係る排気ターボチャージャは、前述したウエストゲートバルブを備えたことを特徴とし、前述したウエストゲートバルブの作用効果が発揮される排気ターボチャージャを得ることができる。
すなわち、弁体の弁座へ均一かつ確実な着座と、弁体の振動抑制とをともに達成して、これにより着座不良によるガス漏れや振動や異音を防止して信頼性及び耐久性を向上したウエストゲートバルブ付きの排気ターボチャージャを提供できる。
本発明によれば、弁体の弁座への均一かつ確実な着座と、弁体の振動抑制とをともに達成することができるウエストゲートバルブおよびウエストゲートバルブを備えた排気ターボチャージャを提供することができる。
本発明に係るウエストゲートバルブを備えたターボチャージャのタービン回転軸に直角方向の一部断面図である。 図1のA−A線断面図である。 ウエストゲートバルブの第1実施形態を示す要部断面図である。 第1実施形態の弁体の搖動状態を示す説明図である。 ウエストゲートバルブの第2実施形態を示す要部断面図である。 ウエストゲートバルブの第3実施形態を示す要部断面図である。 ウエストゲートバルブの第4実施形態を示す要部断面図である。 ウエストゲートバルブの第5実施形態を示す要部断面図である。 図7のB−B線断面図である。 ウエストゲートバルブの第6実施形態を示す要部断面図である。 従来技術の説明図である。 従来技術の説明図であり、(A)は、皿ばねを弁体と操作レバーとの間に設ける構造を示し、(B)は、皿ばねを弁体とは反対側に設けられた支持プレートと操作レバーとの間に設ける構造を示す。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。
但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、ウエストゲートバルブ1が装着された排気ターボチャージャ(以降ターボチャージャという)3の要部断面図を示す。この断面図はターボチャージャ3のタービン回転軸に直角方向の一部断面図である。また、ターボチャージャ3は、ツインスクロール型の排ガス通路を有するものを一例として示すが、単一スクロール型の排ガス通路であってもよい。
図2に示すようにタービンハウジング5への排ガスの導入通路である2つの排ガス入口通路7a、7bが設けられ、図示しないタービンロータへ導かれるようになっている。
また、2つの各排ガス入口通路7a、7bから分岐された排ガスバイパス通路9a、9bが形成され、前記2個の排ガスバイパス通路9a、9bはタービンハウジング5に一体形成された隔壁11によって仕切られている。
図2において、ウエストゲートバルブ1は排ガスバイパス通路9a、9bに設けられ、該排ガスバイパス通路9a、9bを開閉する。ウエストゲートバルブ1は、排ガスバイパス通路9a、9bを開閉する板状の弁体13、該弁体13に連結される操作レバー15、弁体13に立設される弁軸17、操作レバー15に対する前記弁軸17の軸方向の振動を抑制するように弁軸17と操作レバー15との間に介在されるダンパー部材であるばね部材19を備えている。
操作レバー15等を介して、弁体13のシート面13sを排ガスバイパス通路9a、9bの開口部のタービンハウジング5側のシート面5sに着脱することにより、排ガスバイパス通路9a、9bを開閉する。
なお、20は前記ウエストゲートバルブ1の中心線を示し、21はターボチャージャのタービンロータの回転中心を示す。
かかるターボチャージャ3の運転時において、エンジンからの排ガスはツイン形状になっている排ガス入口通路7a、7bに入り、スクロール状の排ガス通路内を貫流し、タービン入口排ガス通路のスロート部から半径方向に噴出されてタービンロータに半径方向から作用してこれを駆動し、排ガス出口通路23から排気管へ排出される。
ターボチャージャ3の機能を必要としない低速時や、過給圧力が過大気味となる高速時には、図示省略のウエストゲートバルブ駆動装置により連結アーム25、操作レバー15等を介して弁体13を開動する。これにより、排ガス入口通路7a、7bを通る排ガスの一部は、タービンロータを駆動することなく該排ガスバイパス通路9a、9bを通って排ガス出口通路23へと放出される。
以上のように構成されるウエストゲートバルブ1の振動抑制およびシール性改善に関し以下に説明する。
(第1実施形態)
図3に、ウエストゲートバルブ1の第1実施形態を示す。
弁体13は、略円形の板状体からなり、中央部に弁軸17が一体成形、または溶接、かしめ等で接合されて、弁本体27を構成している。そして、円形の弁体13の周囲の部分は弁体13のシート面13sを形成する。
前述したようにこのシート面13sが、タービンハウジング5側に形成された排ガスバイパス通路9a、9bのシート面5sに着脱する。
操作レバー15は、一端側には弁軸17を遊嵌挿入する挿入穴29が形成され、他端側は駆動源に連結する操作レバー15に連結されて、回動力が与えられて、操作レバー15を回動する。
このように、弁軸17は挿入穴29内に隙間を存して貫通して装着され、弁体13とは反対側には支持プレート31が形成されている。この支持プレート31と操作レバー15の上面との間には、ワッシャー33、及びばね部材(ダンパー部材)19が支持されている。
また、ばね部材19は、略円錐台形状からなる皿ばねを上下に重ね合わせて構成され、下側ばね部19aと上側ばね部19bとが大径部が重った形態で弁軸17の軸方向に配設されている。そして、下側ばね部19aの小径部は操作レバー15の上面と接触する第1接触部35を形成し、上側ばね部19bの小径部はワッシャー33の下面と接触する第2接触部37を形成する。
さらに、第1接触部35および第2接触部37の接触位置は弁軸17の外周近傍に位置され、第1接触部35および第2接触部37の接触面は弁軸17の中心線20と同心の略同一径を有している。
このように、ばね部材19は支持プレート31側と操作レバー15側との間の軸方向の空間内に、弁軸17の軸心と同心円上に大径部を有するとともに該大径部より小径の小径部を有し、操作レバー15側と接触する第1接触部35および支持プレート31側と接触する第2接触部37とが共に小径部が接触することによって形成されている。
従って、操作レバー15との第1接触部35、およびワッシャー33との第2接触部37を、それぞれ弁軸17の外周近傍に位置させた小径部とすることで、皿ばねの大径部が操作レバー15またはワッシャー33に対して接触する従来技術の構造に比べて、弁軸17が挿入穴29内を搖動しやすい。
すなわち、図4に示すように、下側ばね部19aと上側ばね部19bの大径側の端部Pの位置が操作レバー15側またはワッシャー33側に位置されていないため、大径部の端部Pの位置が操作レバー15側またはワッシャー33側に位置されていないため、弁本体27の搖動Mを考えた場合(図4中の2点鎖線)には、大径部の端部Pによって、弁体13の搖動Mが抑えられることなく傾くことができる。その結果、ばね部材19によって弁体13の揺動が阻害されないため、弁体13の揺動(スイング)がスムーズになり、シート面5sへ均一にかつ確実に着座できるようになる。そのため、弁座への弁体の着座性が向上してシール性が向上する。
さらに、図3のように第1接触部35および第2接触部37は略同一径を有しているので、ばね部材19による操作レバー15への作用力、およびワッシャー33を介しての弁軸17への作用力は、同一径上、すなわち、弁軸17の中心線21と同心のいわゆる架空の円筒面T上に存在することになる。
このため、弁体13の揺動を害することなくばね力によって操作レバー15に対する弁軸17の直角位置の保持が安定させることができ、シート面5sに対する弁体13の位置が安定してシール性が向上する。
以上のように第1実施形態によれば、ばね部材19によって弁体13の揺動が阻害されないため、弁体13の揺動がスムーズになり、弁座へ均一にかつ確実に着座できるようになる。
従って、弁体13の着座性が向上してシール性が向上する、さらに、ばね部材19のばね力を強くして振動吸収効果を高めるようにしても弁体13の揺動性が得られ弁体13の弁座への着座性が維持される。従って、ばね部材19のばね力を強くして振動吸収効果を高めるようにしても弁体13の揺動性が損なわれることなく得られて、弁体13のシート面5sへの着座性を維持することができる。
さらに、第1接触部35および第2接触部37の接触径が略同一径での接触面を形成するため、ばね力が弁軸17の軸方向に安定して作用し、接触径が異なる場合に比べて弁体13が操作レバー15に対して位置が安定化する。従って、ばね部材19のばね力を大きくしなくても、弁軸17の軸方向力が安定して作用するため、着座性が安定化する。
このように、弁体13のシート面5sへの均一かつ確実な着座と、弁体13の振動抑制とをともに達成することができるようになる。
なお、図3、4に示すようにばね部材19が上下に2段重ねの形状だけでなく、さらに重ねた複数段の形状にしてもよく、蛇腹断面形状のようなばね部材としてもよい。
(第2実施形態)
図5を参照して、ウエストゲートバルブの第2実施形態を説明する。
第2実施形態は、第1実施形態のばね部材19を構成する下側ばね部19aと上側ばね部19bとを一体とした単一のばね部材41としたものである。その他の構成は第1実施形態と同様である。
図5に示すように、ばね部材41は上下方向の両端部が小径の接触面を形成し、略中央部分が大径の部分を有する。このように下側ばね部41aと上側ばね部41bとを一体とすることで、予め単一のばね部材41を製造しておき、それを組み付けることで組み立てが容易化できる。
なお、組み立て手順としては、弁体13に弁軸17が接合された弁本体27を予め製造しておき、その後に弁軸17を挿入穴29内に挿入するとともに、ばね部材41を組み付けて、弁軸17の一端部に支持プレート31を、かしめまたは溶接で固定する。
また、逆に、支持プレート31と弁軸17を予め固定しておき、ばね部材41を組み付けて、弁軸17を挿入穴29内に挿入して、他端部に弁体13を、かしめまたは溶接で固定するようにしてもよい。
(第3実施形態)
図6を参照して、ウエストゲートバルブの第3実施形態を説明する。
第3実施形態は、第2実施形態のばね部材41にさらにワッシャー33を一体化してばね部材51としたものである。その他の構成は第2実施形態と同様である。
図6に示すように、ばね部材51は上下方向の両端部が小径の接触面を形成し、略中央部分が大径の部分を構成する。さらに、上端部にはワッシャー部53が一体に形成されている。
このように、ワッシャー部53を含めて一体化することで、ばね部材51の組み立てが一層容易化する。その他の振動抑制効果、および着座性の向上については第1実施形態の説明と同様である。
(第4実施形態)
図7を参照して、ウエストゲートバルブの第4実施形態を説明する。
第4実施形態は、第1実施形態の下側ばね部19aと上側ばね部19bに対して下側ばね部61aと上側ばね部61bのそれぞれのばね部材の高さh、小径部の径dを変化させたばね部材61としたものである。その他の構成は第1実施形態と同様である。
図7に示すように、上側ばね部61bの高さh2を下側ばね部61aの高さh1より小さくし、さらに、上側ばね部61bの小径部の径d2を下側ばね部61aの小径部の径d1より大きくする。なお、大径部は上下の重なり部分を形成するため、略同一径とする。
このように、小径部の径を操作レバー15に接する側を、ワッシャー33に接する側より小さくすることで、弁体13の揺動がより容易化され、弁体13のシート面5sへの着座性が向上する。
また、第2、第3実施形態のように上側ばね部61b、下側ばね部61a、ワッシャー33を一体化してもよいことは勿論である。また、高さhの大小関係、小径部の大小関係は、弁体13の揺動性および操作レバー15に対する位置保持力の関係に応じて適宜設定可能である。
(第5実施形態)
図9を参照して、ウエストゲートバルブの第5実施形態を説明する。
第5実施形態は、ばね部材71が操作レバー15に形成された挿入穴29内に設置したものである。
図9に示すように、弁軸17の外周面に形成された溝63内に拡径方向に付勢力Fが付与されたリング部材(弾性リング部材)65が嵌合され、挿入穴29の内周面と接触するようなっている。
リング部材65の外周面と挿入穴29の内周面との接触によって操作レバー15側との接触部(第1接触部)が構成され、リング部材65の内周面と弁軸17に形成された溝63の底面との接触によって弁軸17側との接触部(第2接触部)が構成される。
また、リング部材65は、挿入穴29の長さの略中央部に配設されている。また、図示されていないが、ワッシャー33と弁体13との間の弁軸の長さは、挿入穴29の長さより僅かに長く設定され、弁軸17が挿入穴29内で軸方向および径方向に隙間を有して、挿入穴29内で揺動可能になっている。
このように、ばね部材71を挿入穴29の内周面と弁軸17との間に介在され、拡径方向に付勢力が付与されたリング部材65によって構成するため、ばね部材71を設置するために弁軸17を操作レバー15の外側に延ばしてその延長部分に、ばね部材を設ける構造に比べて、ウエストゲートバルブ全体をコンパクトに構成できる。
また、リング部材65が挿入穴29の略中央部(図8での高さ方向中央部)に配設されるため、弁軸17の搖動の中心部分にリング部材65が配置されるため、弁軸17の搖動を阻害することなく、弁体13のシート面5sへの均一な着座性を保持し、さらに弁軸17の軸方向の振動に対しては、リング部材65の外周面と挿入穴29内周面との接触によるダンパー機能によって抑制される。
(第6実施形態)
図10を参照して、ウエストゲートバルブの第6実施形態を説明する。
第6実施形態は、弁体13および弁軸17を中空状の構造としてものである。
図10に示すように、弁体67の中心部、および弁軸69の中心部にわたって中空部73を形成している。弁体67における中空部73の範囲は、円形の弁体67の周囲の部分は弁体67のシート面67sを形成するため、このシート面67sを除く部分に形成されている。
このように、弁体67及び弁軸69が中空形状からなるので、弁体67及び弁軸17からなる弁本体27の軽量化によって、シート面5sへの着座時の衝撃が緩和されて弁本体27に生じる振動が減少して振動抑制効果が高められる。
以上の第1実施形態〜第6実施形態については適宜組み合わせて実施してもよいことは勿論であり、ばね部材についても皿ばねを重ねたものに限らず、略円錐台形状のものを重ねたものからなればよく、前述したように蛇腹状のばね部材であってもよい。
本発明によれば、弁体の弁座への均一かつ確実な着座と、弁体の振動抑制とをともに達成することができるので、ウエストゲートバルブおよびウエストゲートバルブを備えた排気ターボチャージャへの利用に適している。
1 ウエストゲートバルブ
3 ターボチャージャ
5 タービンハウジング
5s タービンハウジング側のシート面
7a、7b 排ガス入口通路
9a、9b 排ガスバイパス通路
13、67 弁体
13s、67s 弁体のシート面
15 操作レバー
17、69 弁軸
19、41、51、61、71ばね部材(ダンパー部材)
23 排ガス出口通路
31 支持プレート
33 ワッシャー
35 第1接触部
37 第2接触部
65 リング部材(弾性リング部材)
73 中空部(中空形状)

Claims (9)

  1. タービンハウジングの排ガス通路の入口側から排ガスの一部を抜き取り排ガス出口通路に送る排ガスバイパス通路を開閉する弁体と、該弁体に立設した弁軸と、該弁軸が遊嵌挿入される挿入穴を一端側に有し他端側に回動力が与えられる操作レバーと、前記挿入穴を貫通した弁軸の端部とは反対の端部に設けられた支持プレートと、前記弁体の振動を抑制するように前記支持プレートと前記操作レバーとの間の軸方向に介在されるダンパー部材と、を備え、
    前記ダンパー部材は前記支持プレートと前記操作レバーとの間の軸方向の空間内に、弁軸の軸心と同心円上に大径部を有するとともに該大径部より小径の少なくとも二つの小径部を有し、操作レバー側と接触する第1接触部および支持プレート側と接触する第2接触部はそれぞれ、前記少なくとも二つの小径部のうち前記軸方向の両端に位置する一対の小径部が接触して形成されることを特徴とする。
  2. 前記ダンパー部材は大径部と小径部を有する皿ばねを弁軸の軸方向に複数段重ね合わされてなり、小径部を軸方向両端に設けて前記第1接触部および第2接触部を形成することを特徴とする請求項1記載のウエストゲートバルブ。
  3. 前記ダンパー部材が、大径部と小径部を有する皿ばねを弁軸の軸方向に、大径部を互いに結合した2段重ねからなることを特徴とする請求項2に記載のウエストゲートバルブ。
  4. 前記大径部と小径部を軸方向に有するダンパー部材が一体構造であることを特徴とする請求項1記載のウエストゲートバルブ。
  5. 前記一体構造は前記支持プレートと前記第2接触部との間に介在されるワッシャーを含めて一体とされることを特徴とする請求項4に記載のウエストゲートバルブ。
  6. タービンハウジングの排ガス通路の入口側から排ガスの一部を抜き取り排ガス出口通路に送る排ガスバイパス通路を開閉する弁体と、該弁体に立設した弁軸と、該弁軸が遊嵌挿入される挿入穴を一端側に有し他端側に回動力が与えられる操作レバーと、前記弁体の振動を抑制するように前記弁軸と前記操作レバーとの間に径方向に介在されるダンパー部材と、を備え、前記ダンパー部材は、前記挿入穴の内周面と前記弁軸に取り付けられ拡径方向に付勢力が付与された弾性リング部材によって構成されウエストゲートバルブ。
  7. 前記弾性リング部材は前記挿入穴の略中央部に配設されることを特徴とする請求項6に記載のウエストゲートバルブ。
  8. 前記弁体が中空形状からなることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のウエストゲートバルブ。
  9. 前記請求項1〜8のいずれか一項に記載のウエストゲートバルブを備えたことを特徴とする排気ターボチャージャ。
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