JP2015222905A - 電流電圧変換回路及び自励発振回路 - Google Patents

電流電圧変換回路及び自励発振回路 Download PDF

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Abstract

【課題】センサの出力電極の電位の変化を低減することができ、回路の消費電流を低減することができる電流電圧変換回路及び自励発振回路を提供することを目的とする。【解決手段】電流電圧変換回路は、一端がセンサの一方の電極に接続され、他端が第1電位に接続される第1抵抗と、一端が第1抵抗の一端に接続され、他端が第1電流源に接続される第1コンデンサと、第1端子が第1コンデンサの他端に接続され、第2端子が第1出力端子に接続され、制御端子が第1電圧源と接続される第1トランジスタと、一端が第1トランジスタの第2端子に接続され、他端が第2電位に接続される第2抵抗と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、電流電圧変換回路及び自励発振回路に関する。
特許文献1では、振動子の静電容量変化を電圧変化に変換して出力する回路が提案されている。特許文献1に記載の技術では、演算増幅器、抵抗、及びコンデンサによって構成されている変換回路によって、振動子の静電容量変化を電圧変化に変換する。
また、特許文献2では、ベースを接地したトランジスタとコンデンサとを用いて電流変化を電圧変化に変換する回路が提案されている。
特開2006−71498号公報 特公昭46−27633号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、演算増幅器において、入力が0の場合に出力に現れる電圧(出力オフセット)を入力値に換算した入力オフセット電圧が発生する。そして、この入力オフセット電圧は、温度、経年変化、高周波ほど確実に小さくなるフリッカー雑音などの影響によって変動する。入力オフセット電圧が変化すると、演算増幅器によって変換される振動子の電圧変化において、出力される電圧値の周波数や振幅に対する誤差となる。また、特許文献1に記載の技術では、演算増幅器を駆動するための消費電流が発生する。演算増幅器のSN比(信号と雑音との比)を向上させたり、演算増幅器の帯域を広くすると、この消費電流は一般的に増加する。
また、特許文献2に記載の技術では、トランジスタを用いることで演算増幅器を用いる場合と比較して消費電流を低減できる場合がある。しかしながら、特許文献2に記載の技術では、出力電圧を得るために変換を行うトランジスタをON状態にして、トランジスタのコレクタに電流を流す必要がある。しかしながら、0.3〜0.6V程度のトランジスタにおけるベースとエミッタとの間の電圧差が必要なため、微小な入力信号を変換することができない。また、特許文献2に記載の技術では、入力電流の大きさが変化し、トランジスタにおけるトランジスタにおけるベースとエミッタとの間の電圧差が0.3〜0.6V以下の場合、電流変換動作が停止してしまうため、トランジスタから出力される電流の波形が歪むときがある。さらに、特許文献2に記載の技術では、電流の検出にコンデンサを用いているため、このコンデンサのトランジスタに接続される端子側の電位が安定するまでに時間がかかる。このため、特許文献2に記載の技術を用いて、振動子の出力電流変化を電圧変化に変換しようとすると、上述したような問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、センサの出力電極の電位の変化を低減することができ、回路の消費電流を低減することができる電流電圧変換回路及び自励発振回路を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る電流電圧変換回路(4、4A、4B、4C、4D、4E、4F、4G、4H、4I、4J、4K)は、一端がセンサ(振動式センサ2)の一方の電極(第1固定電極21、振動子22、第2固定電極23)に接続され、他端が第1電位(V1)に接続される第1抵抗(抵抗101、201、301、401、501、601、701、801、901、1001、1101、1201)と、一端が前記第1抵抗の一端に接続され、他端が第1電流源(電流源103、203、303、403、503、603、703、803、903、1003、1103、1203)に接続される第1コンデンサ(コンデンサ102、202、302、402、502、602、702、802、902、1002、1102、1202)と、第1端子が前記第1コンデンサの他端に接続され、第2端子が第1出力端子(T1、T11、T12)に接続され、制御端子が第1電圧源(電圧源105、205、305、405、505、605、705、805、905、1005、1105、1205、515、615、715、815)と接続される第1トランジスタ(トランジスタ104、204、304、404、504、604、704、804、904、1004、1104、1204)と、一端が前記第1トランジスタの前記第2端子に接続され、他端が第2電位(V2)に接続される第2抵抗(抵抗106、206、306、406、506、606、706、806、906、1006、1106、1206)と、を備える。
(2)また、上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る電流電圧変換回路(4D、4E、4F、4G)は、一端がセンサ(振動式センサ2)の一方の電極(第1固定電極21または第2固定電極23)に接続され、他端が第1電位(V1)に接続される第1抵抗(抵抗501、601、701、801)と、一端が前記第1抵抗の一端に接続され、他端が第1電流源(電流源503、603、703、803)に接続される第1コンデンサ(コンデンサ502、602、702、802)と、第1端子が前記第1コンデンサの他端に接続され、第2端子が第1出力端子(T11)に接続され、制御端子が第1電圧源(電圧源505、605、705、805)と接続される第1トランジスタ(トランジスタ504、604、704、804)と、一端が前記第1トランジスタの前記第2端子に接続され、他端が第2電位(V2)に接続される第2抵抗(抵抗506、606、706、806)と、一端が前記センサの他方の電極(第1固定電極21または第2固定電極23)に接続され、他端が第3電位(V3)に接続される第3抵抗(抵抗511、611、711、811)と、一端が前記第3抵抗の一端に接続され、他端が第2電流源(電流源513、613、713、813)に接続される第2コンデンサ(コンデンサ512、612、712、812)と、第1端子が前記第2コンデンサの他端に接続され、第2端子が第2出力端子(T12)に接続され、制御端子が第2電圧源(電圧源515、615、715、815)と接続される第2トランジスタ(トランジスタ514、614、714、814)と、一端が前記第2トランジスタの前記第2端子に接続され、他端が第4電位(V4)に接続される第4抵抗(抵抗516、616、716、816)と、を備える。
(3)また、上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る自励発振回路1は、(1)に記載の電流電圧変換回路(4)と、入力が前記電流電圧変換回路の出力に接続される振幅検出器(5)と、一方の入力が前記振幅検出器の出力に接続され、他方の入力が電圧源に接続される誤差積分器(7)と、一方の入力が前記電流電圧変換回路の出力に接続され、他方の入力が前記誤差積分器の出力に接続されるアッテネータ(8)と、入力に前記アッテネータの出力が接続され、出力に前記センサ(振動式センサ2)の他方の電極(第1固定電極21または第2固定電極23)が接続されるバッファ(9)と、を備え、前記センサは、バイアス電源に接続された振動子(22)を備える。
本発明は、センサの出力電極の電位の変化を低減することができ、回路の消費電流を低減することができる。
第1実施形態に係る電流電圧変換回路を用いた自励発振回路の概略ブロック図である。 第1実施形態に係るPMOSを用いた電流電圧検出回路の回路図である。 第2実施形態に係るNMOSを用いた電流電圧検出回路の回路図である。 第3実施形態に係るPNPトランジスタを用いた電流電圧検出回路の回路図である。 第4実施形態に係るNPNトランジスタを用いた電流電圧検出回路の回路図である。 第5実施形態に係るPMOSを用いた2系統の電流電圧変換回路の回路図である。 第6実施形態に係るPNPトランジスタを用いた2系統の電流電圧変換回路の回路図である。 第7実施形態に係るNMOSを用いた2系統の電流電圧変換回路の回路図である。 第8実施形態に係るNPNトランジスタを用いた2系統の電流電圧変換回路の回路図である。 第9実施形態に係るPMOSを用いた電流電圧変換回路の回路図である。 第10実施形態に係るPNPトランジスタを用いた電流電圧変換回路の回路図である。 第11実施形態に係るNMOSを用いた電流電圧変換回路の回路図である。 第12実施形態に係るNPNトランジスタを用いた電流電圧変換回路の回路図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態に係る電流電圧変換回路を用いた自励発振回路1の概略ブロック図である。
図1に示すように、自励発振回路1は、振動式センサ2、バイアス電源3、電流電圧変換回路4、振幅検出器5、電圧源6、誤差積分器7、アッテネータ8、及びバッファ9を含んで構成される。
振動式センサ2は、第1固定電極21(入力電極)、振動子22、及び第2固定電極23(出力電極)を備えている。なお、本発明において、電極とは、第1固定電極21(入力電極)、振動子22、及び第2固定電極23(出力電極)のうち、少なくとも1つをいう。第1固定電極21には、バッファ9から駆動信号が入力される。振動子22には、バイアス電源3からバイアス電圧が供給される。第2固定電極23は、出力電流を電流電圧変換回路4に出力する。なお、出力電流は交流電流である。振動子22が振動していない場合、第1固定電極21と振動子22とは第1間隔を有し、振動子22と第2固定電極23とは第2間隔を有している。振動子22が自励発振によって振動すると第2間隔が変化するため、第1固定電極21と振動子22との間の静電容量が変化する。そして、振動式センサ2は、振動子22が振動すると電荷を一定に保つため、静電容量の変化に応じて第2固定電極23から出力電流を出力する。
バイアス電源3は、負極側が接地され、正極側が振動式センサ2の振動子22に接続される。バイアス電源3は、直流電圧源である。
電流電圧変換回路4は、振動式センサ2の出力電極の電位を所定の電位に固定する。また、電流電圧変換回路4は、振動式センサ2から入力された電流を電圧に変換し、変換した電圧を振幅検出器5とアッテネータ8とに出力する。電流電圧変換回路4の構成については、後述する。
振幅検出器5は、電流電圧変換回路4から入力された電圧の振幅の大きさを検出し、検出した振幅の大きさを示す電圧を誤差積分器7に出力する。
電圧源6は、直流電圧源であり、負極側が接地され、正極側が誤差積分器7に接続される。電圧源6の電圧値は、振動子22が、第1固定電極21及び第2固定電極23に衝突しないように振動できる電圧値である。
誤差積分器7は、電圧源6から入力される電圧と、振幅検出器5から入力される電圧との誤差を積分し、積分した信号を減衰比設定信号としてアッテネータ8に出力する。
アッテネータ8は、電流電圧変換回路4から入力された電圧の振幅の大きさを減衰比設定信号に応じて減衰させ、減衰させた信号を、バッファ9を介して第1固定電極21に供給する。このように、アッテネータ8で第1固定電極21に供給する信号の大きさを調整する理由は、振動子22が、第1固定電極21及び第2固定電極23に衝突しないように振動するように制御するためである。
バッファ9は、増幅率が1倍のバッファ回路である。
以上のように、本実施形態の自励発振回路1は、電流電圧変換回路(4)と、入力が電流電圧変換回路の出力に接続される振幅検出器(5)と、一方の入力が振幅検出器の出力に接続され、他方の入力が電圧源に接続される誤差積分器(7)と、一方の入力が電流電圧変換回路の出力に接続され、他方の入力が誤差積分器の出力に接続されるアッテネータ(8)と、入力にアッテネータの出力が接続され、出力にセンサ(振動式センサ2)の他方の電極(第1固定電極21または第2固定電極23)が接続されるバッファ(9)と、を備え、センサは、バイアス電源に接続された振動子(22)を備える。
この構成によって自励発振回路1では、振幅検出器5と誤差積分器7とによって、減衰比を随時調整することで、振動式センサ2によって発振された信号の振幅が一定値となるように調整することができる。また、この構成によって、電流電圧変換回路4が振動式センサ2の出力電極の電位を所定の電位に固定することができる。これにより、振動式センサ2の出力電極の電位の変化を低減することができるため、振動式センサ2の振動子22のバイアス電圧が安定する。この結果、本実施形態の自励発振回路1によれば、振動式センサ2によって得られる発振周波数を安定させることができる。このように、発振周波数を安定させることができるので、振動式センサ2を自励発振させ、発振信号を基準クロックとして用いた場合は、基準クロックの周波数の安定度を向上させることができる。
図2は、本実施形態に係るPMOSを用いた電流電圧変換回路4の回路図である。
図2に示すように、電流電圧変換回路4は、抵抗101(第1抵抗)、コンデンサ102(第1コンデンサ)、電流源103(第1電流源)、トランジスタ104(第1トランジスタ)、電圧源105(第1電圧源)、抵抗106(第2抵抗)、端子T1、及び端子T2を含んで構成される。また、電流電圧変換回路4には、振動式センサ2の第2固定電極23が接続される。なお、図2においては、振動式センサ2の第1固定電極21を省略して図示している。
抵抗101は、一端が振動式センサ2の第2固定電極23とコンデンサ102の一端とに接続され、他端が接地される。なお、抵抗101は、電流電圧変換回路4に入力される電位を固定する働きをする。このため、抵抗101の他端が接続される電位(第1電位V1)は、グランド(0V)でもよく、または正の電源電圧(VDD)でもよく、負の電源電圧(VEE)でもよく、所定の基準電圧(Vref)等でもよい。正の電源電圧(VDD)とは、例えば5Vであり、負の電源電圧(VEE)とは例えば−5Vであり、所定の基準電圧(Vref)とは、例えば2.5Vである。また、抵抗101のインピーダンスは、例えば1MΩである。また、バイアス電源3の負極側と、抵抗101との他端とは、配線パターンが近い方が、ノイズの影響を受けにくく、かつ電位の変動の影響を受けにくくなるため、好ましい。
コンデンサ102は、他端が電流源103の出力端とトランジスタ104のソース(第1端子)とに接続される。また、コンデンサ102の容量は、次式(1)の関係を満たす容量であり、例えば0.1μFである。なお、下式において、fcは、抵抗101とコンデンサ102とによる共振周波数である。
1/(2πfc)<<抵抗101のインピーダンス[Ω]
電流源103は、トランジスタ104をオン状態にするためのアイドリング電流を供給する。また、電流源103は、正の電源電圧(VDD)から電力の供給を受ける。電流源103のインピーダンスは、例えば数MΩである。また、電流源103からトランジスタ104に供給される電流値は、例えば10μAである。
トランジスタ104は、P型MOSトランジスタ(PMOS)である。トランジスタ104は、ゲート(制御端子)が電圧源105の正極側に接続され、ドレイン(第2端子)が抵抗106の一端と端子T1とに接続される。トランジスタ104のソースとドレインとの間のインピーダンスは、例えば数百kΩである。また、正の電源電圧(VDD)が5Vの場合、コンデンサ102の他端とソースとの接点の電位は、例えば3.5Vであり、ドレインと抵抗106の一端と端子T1との接点の電位は、例えば2V(=10μA(抵抗106の抵抗値)×200kΩ(電流源103から供給される電流値))である。
抵抗106は、他端が接地(第2電位V2)される。第2電位V2は、第1電位V1と同じであっても、異なっていてもよい。抵抗106の抵抗値は、例えば200kΩである。
端子T2は、接地される。端子T1と端子T2の間の電圧が、電流電圧変換回路4の出力電圧である。
ここで、電流電圧変換回路4の動作について説明する。
振動式センサ2の第2固定電極23から出力された出力電流は、最もインピーダンスの低い経路に流れる。上述したように、トランジスタ104のソースとドレインとの間のインインピーダンスが抵抗101及び電流源103のインピーダンスより低いため、ほとんど全ての出力電流は、トランジスタ104のソースに流れ込む。
そして、ソースに流れ込んだ電流は、ゲートが絶縁されているため、ドレインに流れる。
ドレインに流れた電流は、ドレインに接続されている抵抗106によって電圧に変換される。
以上のように、本実施形態の電流電圧変換回路(4)は、一端がセンサ(振動式センサ2)の一方の電極(第2固定電極23)に接続され、他端が第1電位(V1)に接続される第1抵抗(抵抗101)と、一端が第1抵抗の一端に接続され、他端が第1電流源(電流源103)に接続される第1コンデンサ(コンデンサ102)と、第1端子(ソース)が第1コンデンサの他端に接続され、第2端子(ドレイン)が第1出力端子(T1)に接続され、制御端子(ゲート)が第1電圧源(電圧源105)と接続される第1トランジスタ(トランジスタ104)と、一端が第1トランジスタの第2端子に接続され、他端が第2電位(V2)に接続される第2抵抗(抵抗106)と、を備える。
また、本実施形態の電流電圧変換回路(4)において、第2電圧の電圧値は0Vであり、第1トランジスタ(トランジスタ104)は、P型MOSトランジスタである。
この構成によって、本実施形態の電流電圧変換回路4によれば、振動式センサ2の出力電極の中心となる電位を抵抗101によってGNDレベル等の第1電位V1に固定することができる。これにより、振動式センサ2の出力電極の電位の変化を低減することができるため、振動式センサ2の振動子22のバイアス電圧が安定する。この結果、本実施形態の電流電圧変換回路4によれば、振動式センサ2によって得られる発振周波数を安定させることができる。
このように、発振周波数を安定させることができるので、振動式センサ2を自励発振させ、発振信号を基準クロックとして用いた場合は、基準クロックの周波数の安定度を向上させることができる。
また、電流電圧変換回路4におけるトランジスタ104の駆動電流は、例えば10μAである。この駆動電流が、電流電圧変換回路4の消費電流に相当する。
一方、従来技術で説明したように演算増幅器を用いて電流電圧変換を行う場合、この演算増幅器の消費電流は、200mA程度である。すなわち、本実施形態の電流電圧変換回路4によれば、従来例と比較して消費電流を1/20程度に低減することができる。
<第2実施形態>
第1実施形態では、電流電圧変換回路4にPMOSを用いる例を説明したが、本実施形態ではN型MOSトランジスタ(NMOS)を用いる例を説明する。
図3は、本実施形態に係るNMOSを用いた電流電圧変換回路4Aの回路図である。
図3に示すように、電流電圧変換回路4Aは、抵抗201(第1抵抗)、コンデンサ202(第1コンデンサ)、電流源203(第1電流源)、トランジスタ204(第1トランジスタ)、電圧源205(第1電圧源)、及び抵抗206(第2抵抗)を含んで構成される。また、電流電圧変換回路4Aには、振動式センサ2の第2固定電極23が接続される。なお、図3においては、端子T2、振動式センサ2の第1固定電極21を省略して図示している。
また、この電流電圧変換回路4Aの出力電圧を振幅検出器5及びアッテネータ8に出力することで、電流電圧検出回路(図1)を構成するようにしてもよい。
抵抗201は、抵抗101(図2)に相当する。抵抗201のインピーダンスは、例えば1MΩである。抵抗201は、抵抗101と同様に電流電圧変換回路4に入力される電位を固定する働きをする。抵抗201の他端の第1電位V1は、グランド(0V)、正の電源電圧(VDD)、負の電源電圧(VEE)、所定の基準電圧(Vref)等のうち、いずれか1つであってもよい。
コンデンサ202は、コンデンサ102に相当する。コンデンサ202の容量は例えば0.1μFである。コンデンサ202は、他端が電流源203の入力端とトランジスタ204のソース(第1端子)とに接続される。
電流源203は、トランジスタ204をオン状態にするためのアイドリング電流を供給する。電流源203のインピーダンスは、例えば数MΩである。また、正の電源電圧(VDD)から抵抗206を介して、電流源203によってトランジスタ204に供給される電流値は、例えば10μAである。
トランジスタ204は、N型MOSトランジスタである。トランジスタ204は、ゲート(制御端子)が電圧源205の正極側に接続され、ドレイン(第2端子)が抵抗206の一端と出力端子とに接続される。トランジスタ204のソースとドレインとの間のインピーダンスは、例えば数百kΩである。
抵抗206は、他端が第2電位V2である正の電源電圧(VDD)に接続される。抵抗106の抵抗値は、例えば200kΩである。なお、抵抗206の他端が接続される第2電位V2は、正の電源電圧(VDD)と異なる4V等の電位であってもよい。
次に、電流電圧変換回路4Aの動作について説明する。
トランジスタ204のソースとドレインとの間のインインピーダンスが抵抗201及び電流源203のインピーダンスより低いため、ほとんど全ての出力電流は、トランジスタ204のドレインに流れ込む。
そして、ドレインに流れ込んだ電流は、ゲートが絶縁されているため、ソースに流れる。
ソースに流れた電流は、ソースに接続されている抵抗206によって電圧に変換される。
以上のように、本実施形態の電流電圧変換回路(4A)は、一端がセンサ(振動式センサ2)の一方の電極(第2固定電極23)に接続され、他端が第1電位(V1)に接続される第1抵抗(抵抗201)と、一端が第1抵抗の一端に接続され、他端が第1電流源(電流源203)に接続される第1コンデンサ(コンデンサ202)と、第1端子(ソース)が第1コンデンサの他端に接続され、第2端子(ドレイン)が第1出力端子(T1)に接続され、制御端子(ゲート)が第1電圧源(電圧源205)と接続される第1トランジスタ(トランジスタ204)と、一端が第1トランジスタの第2端子に接続され、他端が第2電位(V2)に接続される第2抵抗(抵抗206)と、を備える。
また、本実施形態の電流電圧変換回路(4A)において、第2電圧の電圧値は電源電圧(VDD)の電圧値であり、第1トランジスタ(トランジスタ204)は、N型MOSトランジスタである。
この構成によって、本実施形態の電流電圧変換回路4Aでは、第1実施形態と同様に、振動式センサ2の出力電極の中心となる電位を抵抗201によってGNDレベル等の第1電位V1に固定することができる。この結果、本実施形態の電流電圧変換回路4Aによれば、振動式センサ2によって得られる発振周波数を安定させることができる。
電流電圧変換回路4Aにおけるトランジスタ204の駆動電流は、例えば10μAである。この結果、本実施形態の電流電圧変換回路4Aによれば、従来例と比較して消費電流を1/20程度に低減することができる。
<第3実施形態>
本実施形態では、電流電圧検出回路にPNPトランジスタを用いる例を説明する。
図4は、本実施形態に係るPNPトランジスタを用いた電流電圧変換回路4Bの回路図である。
図4に示すように、電流電圧変換回路4Bは、抵抗301(第1抵抗)、コンデンサ302(第1コンデンサ)、電流源303(第1電流源)、トランジスタ304(第1トランジスタ)、電圧源305(第1電圧源)、及び抵抗306(第2抵抗)を含んで構成される。また、電流電圧変換回路4Bには、振動式センサ2の第2固定電極23が接続される。なお、図4においては、端子T2、振動式センサ2の第1固定電極21を省略して図示している。
また、この電流電圧変換回路4Bの出力電圧を振幅検出器5及びアッテネータ8に出力することで、電流電圧検出回路(図1)を構成するようにしてもよい。
図4に示すよう、電流電圧変換回路4Bは、電流電圧変換回路4(図2)において、P型MOSトランジスタであるトランジスタ104を、PNPトランジスタであるトランジスタ304に置き換えたものである。抵抗301、コンデンサ302、電流源303、トランジスタ304、電圧源305、及び抵抗306それぞれは、電流電圧変換回路4の抵抗101、コンデンサ102、電流源103、トランジスタ104、電圧源105、及び抵抗106に相当する。このため、電流電圧変換回路4と異なる構成について説明する。
コンデンサ302は、他端が電流源303の入力端とトランジスタ304のエミッタ(第1端子)とに接続される。
トランジスタ304は、PNP型のトランジスタ(PNPトランジスタともいう)である。トランジスタ304は、ベース(制御端子)が電圧源305の正極側に接続され、コレクタ(第2端子)が抵抗306の一端と出力端子とに接続される。トランジスタ204のエミッタとコレクタとの間のインピーダンスは、例えば数百kΩである。
以上のように、本実施形態の電流電圧変換回路(4B)は、一端がセンサ(振動式センサ2)の一方の電極(第2固定電極23)に接続され、他端が第1電位(V1)に接続される第1抵抗(抵抗301)と、一端が第1抵抗の一端に接続され、他端が第1電流源(電流源303)に接続される第1コンデンサ(コンデンサ302)と、第1端子(エミッタ)が第1コンデンサの他端に接続され、第2端子(コレクタ)が第1出力端子(T1)に接続され、制御端子(ベース)が第1電圧源(電圧源305)と接続される第1トランジスタ(トランジスタ304)と、一端が第1トランジスタの第2端子に接続され、他端が第2電位(V2)に接続される第2抵抗(抵抗306)と、を備える。
また、本実施形態の電流電圧変換回路(4B)において、第2電圧の電圧値は0Vであり、第1トランジスタ(トランジスタ304)は、PNP型のトランジスタである。
この構成によって、本実施形態の電流電圧変換回路4Bにおいても、第1実施形態と同様に、振動式センサ2の出力電極の中心となる電位を抵抗301によってGNDレベル等の第1電位V1に固定することができる。この結果、本実施形態の電流電圧変換回路4Bによれば、振動式センサ2によって得られる発振周波数を安定させることができる。
電流電圧変換回路4Bにおけるトランジスタ304の駆動電流は、例えば10μAである。この結果、本実施形態の電流電圧変換回路4Bによれば、従来例と比較して消費電流を1/20程度に低減することができる。
<第4実施形態>
本実施形態では、電流電圧検出回路にNPN型のトランジスタ(NPNトランジスタともいう)を用いる例を説明する。
図5は、本実施形態に係るNPNトランジスタを用いた電流電圧変換回路4Cの回路図である。
図5に示すように、電流電圧変換回路4Cは、抵抗401(第1抵抗)、コンデンサ402(第1コンデンサ)、電流源403(第1電流源)、トランジスタ404(第1トランジスタ)、電圧源405(第1電圧源)、及び抵抗406(第2抵抗)を含んで構成される。また、電流電圧変換回路4Cには、振動式センサ2の第2固定電極23が接続される。なお、図5においては、端子T2、振動式センサ2の第1固定電極21を省略して図示している。
また、この電流電圧変換回路4Cの出力電圧を振幅検出器5及びアッテネータ8に出力することで、電流電圧検出回路(図1)を構成するようにしてもよい。
図5に示すよう、電流電圧変換回路4Cは、電流電圧変換回路4A(図3)において、N型MOSトランジスタであるトランジスタ204を、NPNトランジスタであるトランジスタ404に置き換えたものである。抵抗401、コンデンサ402、電流源403、トランジスタ404、電圧源405、及び抵抗406それぞれは、電流電圧変換回路4Aの抵抗201、コンデンサ202、電流源203、トランジスタ204、電圧源205、及び抵抗206に相当する。このため、電流電圧変換回路4Aと異なる構成について説明する。
コンデンサ402は、他端が電流源403の入力端とトランジスタ404のエミッタ(第1端子)とに接続される。
トランジスタ404は、NPNトランジスタである。トランジスタ404は、ベース(制御端子)が電圧源405の正極側に接続され、コレクタ(第2端子)が抵抗406の一端と出力端子とに接続される。トランジスタ404のエミッタとコレクタとの間のインピーダンスは、例えば数百kΩである。
以上のように、本実施形態の電流電圧変換回路(4C)は、一端がセンサ(振動式センサ2)の一方の電極(第2固定電極23)に接続され、他端が第1電位(V1)に接続される第1抵抗(抵抗401)と、一端が第1抵抗の一端に接続され、他端が第1電流源(電流源403)に接続される第1コンデンサ(コンデンサ402)と、第1端子(エミッタ)が第1コンデンサの他端に接続され、第2端子(コレクタ)が第1出力端子(T1)に接続され、制御端子(ベース)が第1電圧源(電圧源405)と接続される第1トランジスタ(トランジスタ404)と、一端が第1トランジスタの第2端子に接続され、他端が第2電位(V2)に接続される第2抵抗(抵抗406)と、を備える。
また、本実施形態の電流電圧変換回路(4C)において、第2電圧の電圧値は電源電圧であり、第1トランジスタ(トランジスタ404)は、NPN型のトランジスタである。
この構成によって、本実施形態の電流電圧変換回路4Cにおいても、第1実施形態と同様に、振動式センサ2の出力電極の中心となる電位を抵抗401によってGNDレベル等の第1電位V1に固定することができる。この結果、本実施形態の電流電圧変換回路4Cによれば、振動式センサ2によって得られる発振周波数を安定させることができる。
電流電圧変換回路4Cにおけるトランジスタ404の駆動電流は、例えば10μAである。この結果、本実施形態の電流電圧変換回路4Cによれば、従来例と比較して消費電流を1/20程度に低減することができる。
<第5実施形態>
第1実施形態〜第4実施形態では、第2固定電極23から出力電流を得る例を説明したが、本実施形態では、第1固定電極21からも出力電流を得て、この出力電流も電流電圧変換する例を説明する。
図6は、本実施形態に係るPMOSを用いた2系統の電流電圧変換回路4Dの回路図である。
図6に示すように、電流電圧変換回路4Dは、第1系統の電流電圧変換回路4D−1及び第2系統の電流電圧変換回路4D−2を備える。第1系統の電流電圧変換回路4D−1は、出力端子T11を有する。また、第2系統の電流電圧変換回路4D−2は、出力端子T12を有する。
また、図6に示すように、振動式センサ2の振動子22には、バイアス電源3が接続される。なお、バイアス電源3は、交流電源である。
第1系統の電流電圧変換回路4D−1は、抵抗501(第1抵抗)、コンデンサ502(第1コンデンサ)、電流源503(第1電流源)、トランジスタ504(第1トランジスタ)、電圧源505(第1電圧源)、及び抵抗506(第2抵抗)を含んで構成される。また、第1系統の電流電圧変換回路4D−1には、振動式センサ2の第1固定電極21が接続される。
第2系統の電流電圧変換回路4D−2は、抵抗511(第3抵抗)、コンデンサ512(第2コンデンサ)、電流源513(第2電流源)、トランジスタ514(第2トランジスタ)、電圧源515(第2電圧源)、及び抵抗516(第4抵抗)を含んで構成される。また、第2系統の電流電圧変換回路4D−2には、振動式センサ2の第2固定電極23が接続される。
第1系統の電流電圧変換回路4D−1及び第2系統の電流電圧変換回路4D−2それぞれの構成は、第1実施形態で説明した電流電圧変換回路4と同じである。
すなわち、抵抗501及び511、コンデンサ502及び512、電流源503及び513、トランジスタ504及び514、電圧源505及び515、及び抵抗506及び516それぞれは、電流電圧変換回路4の抵抗101、コンデンサ102、電流源103、トランジスタ104、電圧源105、及び抵抗106に相当する。
なお、抵抗501の他端の第1電位V1と抵抗511の他端の第1電位V3とは、同じ電位であれば接地されていてもよく、または正の電源電圧(VDD)、負の電源電圧(VEE)、基準電圧(Vref)等に接続されていてもよい。
また、抵抗506の他端の第1電位V2と抵抗516の他端の第1電位V4とは、同じ電位であれば接地されていてもよく、他の電位であってもよい。
以上のように、本実施形態の電流電圧変換回路(4D)は、一端がセンサ(振動式センサ2)の一方の電極(第1固定電極21)に接続され、他端が第1電位(V1)に接続される第1抵抗(抵抗501)と、一端が第1抵抗の一端に接続され、他端が第1電流源(電流源503)に接続される第1コンデンサ(コンデンサ502)と、第1端子(ソース)が第1コンデンサの他端に接続され、第2端子(ドレイン)が第1出力端子(T11)に接続され、制御端子(ゲート)が第1電圧源(電圧源505)と接続される第1トランジスタ(トランジスタ504)と、一端が第1トランジスタの第2端子に接続され、他端が第2電位(V2)に接続される第2抵抗(抵抗506)と、一端がセンサの他方の電極(第2固定電極23)に接続され、他端が第3電位(V3)に接続される第3抵抗(抵抗511)と、一端が第3抵抗の一端に接続され、他端が第2電流源(電流源513)に接続される第2コンデンサ(コンデンサ512)と、第1端子(ソース)が第2コンデンサの他端に接続され、第2端子(ドレイン)が第2出力端子(T12)に接続され、制御端子(ゲート)が第2電圧源(電圧源515)と接続される第2トランジスタ(トランジスタ514)と、一端が第2トランジスタの第2端子に接続され、他端が第4電位(V4)に接続される第4抵抗(抵抗516)と、を備える。
また、本実施形態の電流電圧変換回路(4D)において、第2電圧及び第3電圧の電圧値は0Vであり、第1トランジスタ(トランジスタ504)及び第2トランジスタ(トランジスタ514)は、P型MOSトランジスタである。
この構成により、本実施形態の電流電圧変換回路4Dにおいても、振動式センサ2の出力電極の中心となる電位を、抵抗501によってGNDレベル等の第1電位V1に固定し、抵抗511によってGNDレベル等の第3電位V3に固定することができる。この結果、本実施形態の電流電圧変換回路4Dによれば、振動式センサ2によって得られる発振周波数を安定させることができる。また、本実施形態によれば、第1系統の電流電圧変換回路4D−1及び第2系統の電流電圧変換回路4D−2から出力電流を得ることができる。不図示の加算器によって、この2系統の出力電圧を加算することで、本実施形態では電流電圧変換回路4に対して出力電圧の振幅が2倍になる。このように、信号レベルを大きくすることができるので、本実施形態によれば、第1実施形態の効果に加え、SN比を向上することができる。
なお、本実施形態では、第1系統の電流電圧変換回路4D−1に第1固定電極21が接続され、第2系統の電流電圧変換回路4D−2に第2固定電極23が接続される例を説明したが、これに限られない。第1系統の電流電圧変換回路4D−1に第2固定電極23が接続され、第2系統の電流電圧変換回路4D−2に第1固定電極21が接続されていてもよい。
<第6実施形態>
第5実施形態では、第1実施形態で説明した電流電圧変換回路4(図2)を2系統用いる例を説明したが、本実施形態では、第3実施形態で説明した電流電圧変換回路4B(図4)を2系統用いる例を説明する。
図7は、本実施形態に係るPNPトランジスタを用いた2系統の電流電圧変換回路4Eの回路図である。
図7に示すように、電流電圧変換回路4Eは、第1系統の電流電圧変換回路4E−1及び第2系統の電流電圧変換回路4E−2を備える。
また、図7に示すように、振動式センサ2の振動子22には、バイアス電源3が接続される。なお、バイアス電源3は、交流電源である。第1系統の電流電圧変換回路4E−1は、出力端子T11を有する。また、第2系統の電流電圧変換回路4E−2は、出力端子T12を有する。
第1系統の電流電圧変換回路4E−1には、振動式センサ2の第1固定電極21が接続される。第1系統の電流電圧変換回路4E−1は、第1系統の電流電圧変換回路4D−1(図6)において、PMOSのトランジスタ504をPNPトランジスタのトランジスタ604に置き換えたものである。
第2系統の電流電圧変換回路4E−2には、振動式センサ2の第2固定電極23が接続される。第2系統の電流電圧変換回路4E−2は、第2系統の電流電圧変換回路4D−2(図6)において、PMOSのトランジスタ514をPNPトランジスタのトランジスタ614に置き換えたものである。
以上のように、本実施形態の電流電圧変換回路(4E)は、一端がセンサ(振動式センサ2)の一方の電極(第1固定電極21)に接続され、他端が第1電位(V1)に接続される第1抵抗(抵抗601)と、一端が第1抵抗の一端に接続され、他端が第1電流源(電流源603)に接続される第1コンデンサ(コンデンサ602)と、第1端子(エミッタ)が第1コンデンサの他端に接続され、第2端子(コレクタ)が第1出力端子(T11)に接続され、制御端子(ベース)が第1電圧源(電圧源605)と接続される第1トランジスタ(トランジスタ604)と、一端が第1トランジスタの第2端子に接続され、他端が第2電位(V2)に接続される第2抵抗(抵抗606)と、一端がセンサの他方の電極(第2固定電極23)に接続され、他端が第3電位(V3)に接続される第3抵抗(抵抗611)と、一端が第3抵抗の一端に接続され、他端が第2電流源(電流源613)に接続される第2コンデンサ(コンデンサ612)と、第1端子(エミッタ)が第2コンデンサの他端に接続され、第2端子(コレクタ)が第2出力端子(T12)に接続され、制御端子(ベース)が第2電圧源(電圧源615)と接続される第2トランジスタ(トランジスタ614)と、一端が第2トランジスタの第2端子に接続され、他端が第4電位(V4)に接続される第4抵抗(抵抗616)と、を備える。
また、本実施形態の電流電圧変換回路(4E)において、第2電圧及び第3電圧の電圧値は0Vの電圧値であり、第1トランジスタ(トランジスタ604)及び第2トランジスタ(トランジスタ614)は、PNP型のトランジスタである。
この構成により、本実施形態の電流電圧変換回路4Eにおいても、振動式センサ2の出力電極の中心となる電位を、抵抗601によってGNDレベル等の第1電位V1に固定し、抵抗611によってGNDレベル等の第3電位V3に固定することができる。この結果、本実施形態の電流電圧変換回路4Eによれば、振動式センサ2によって得られる発振周波数を安定させることができる。また、本実施形態によれば、第1系統の電流電圧変換回路4E−1及び第2系統の電流電圧変換回路4E−2から出力電流を得ることができる。不図示の加算器によって、この2系統の出力電圧を加算することで、本実施形態では電流電圧変換回路4Bに対して出力電圧の振幅が2倍になる。このように、信号レベルを大きくすることができるので、本実施形態によれば、第3実施形態の効果に加え、SN比を向上することができる。
<第7実施形態>
第5実施形態では、第1実施形態で説明した電流電圧変換回路4(図2)を2系統用いる例を説明したが、本実施形態では、第2実施形態で説明した電流電圧変換回路4A(図3)を2系統用いる例を説明する。
図8は、本実施形態に係るNMOSを用いた2系統の電流電圧変換回路4Fの回路図である。
図8に示すように、電流電圧変換回路4Fは、第1系統の電流電圧変換回路4F−1及び第2系統の電流電圧変換回路4F−2を備える。
また、図8に示すように、振動式センサ2の振動子22には、バイアス電源3が接続される。なお、バイアス電源3は、交流電源である。第1系統の電流電圧変換回路4F−1は、出力端子T11を有する。また、第2系統の電流電圧変換回路4F−2は、出力端子T12を有する。
第1系統の電流電圧変換回路4F−1には、振動式センサ2の第1固定電極21が接続される。第1系統の電流電圧変換回路4F−1は、第1系統の電流電圧変換回路4D−1(図6)において、P型MOSトランジスタであるトランジスタ504を、N型MOSトランジスタであるトランジスタ704に置き換えたものである。
第2系統の電流電圧変換回路4F−2には、振動式センサ2の第2固定電極23が接続される。第2系統の電流電圧変換回路4F−2は、第2系統の電流電圧変換回路4D−2(図6)において、PMOSのトランジスタ514をNMOSのトランジスタ714に置き換えたものである。
以上のように、本実施形態の電流電圧変換回路(4F)は、一端がセンサ(振動式センサ2)の一方の電極(第1固定電極21)に接続され、他端が第1電位(V1)に接続される第1抵抗(抵抗701)と、一端が第1抵抗の一端に接続され、他端が第1電流源(電流源703)に接続される第1コンデンサ(コンデンサ702)と、第1端子(ソース)が第1コンデンサの他端に接続され、第2端子(ドレイン)が第1出力端子(T11)に接続され、制御端子(ゲート)が第1電圧源(電圧源705)と接続される第1トランジスタ(トランジスタ704)と、一端が第1トランジスタの第2端子に接続され、他端が第2電位(V2)に接続される第2抵抗(抵抗706)と、一端がセンサの他方の電極(第2固定電極23)に接続され、他端が第3電位(V3)に接続される第3抵抗(抵抗711)と、一端が第3抵抗の一端に接続され、他端が第2電流源(電流源713)に接続される第2コンデンサ(コンデンサ712)と、第1端子(ソース)が第2コンデンサの他端に接続され、第2端子(ドレイン)が第2出力端子(T12)に接続され、制御端子(ゲート)が第2電圧源(電圧源715)と接続される第2トランジスタ(トランジスタ714)と、一端が第2トランジスタの第2端子に接続され、他端が第4電位(V4)に接続される第4抵抗(抵抗716)と、を備える。
また、本実施形態の電流電圧変換回路(4F)において、第2電圧及び第3電圧の電圧値は電源電圧(VDD)の電圧値であり、第1トランジスタ(トランジスタ704)及び第2トランジスタ(トランジスタ714)は、N型MOSトランジスタである。
この構成により、本実施形態の電流電圧変換回路4Fにおいても、振動式センサ2の出力電極の中心となる電位を、抵抗701によってGNDレベル等の第1電位V1に固定し、抵抗711によってGNDレベル等の第3電位V3に固定することができる。この結果、本実施形態の電流電圧変換回路4Fによれば、振動式センサ2によって得られる発振周波数を安定させることができる。また、本実施形態によれば、第1系統の電流電圧変換回路4F−1及び第2系統の電流電圧変換回路4F−2から出力電流を得ることができる。不図示の加算器によって、この2系統の出力電圧を加算することで、本実施形態では電流電圧変換回路4Aに対して出力電圧の振幅が2倍になる。このように、信号レベルを大きくすることができるので、本実施形態によれば、第2実施形態の効果に加え、SN比を向上することができる。
<第8実施形態>
第5実施形態では、第1実施形態で説明した電流電圧変換回路4(図2)を2系統用いる例を説明したが、本実施形態では、第4実施形態で説明した電流電圧変換回路4C(図5)を2系統用いる例を説明する。
図9は、本実施形態に係るNPNトランジスタを用いた2系統の電流電圧変換回路4Gの回路図である。
図9に示すように、電流電圧変換回路4Gは、第1系統の電流電圧変換回路4G−1及び第2系統の電流電圧変換回路4G−2を備える。
また、図9に示すように、振動式センサ2の振動子22には、バイアス電源3が接続される。なお、バイアス電源3は、交流電源である。第1系統の電流電圧変換回路4G−1は、出力端子T11を有する。また、第2系統の電流電圧変換回路4G−2は、出力端子T12を有する。
第1系統の電流電圧変換回路4G−1には、振動式センサ2の第1固定電極21が接続される。第1系統の電流電圧変換回路4F−1は、第1系統の電流電圧変換回路4D−1(図6)において、P型MOSトランジスタであるトランジスタ504を、NPNトランジスタであるトランジスタ804に置き換えたものである。
第2系統の電流電圧変換回路4G−2には、振動式センサ2の第2固定電極23が接続される。第2系統の電流電圧変換回路4F−2は、第2系統の電流電圧変換回路4D−2(図6)において、P型MOSトランジスタであるトランジスタ514を、NPNトランジスタであるトランジスタ814に置き換えたものである。
以上のように、本実施形態の電流電圧変換回路(4G)は、一端がセンサ(振動式センサ2)の一方の電極(第1固定電極21)に接続され、他端が第1電位(V1)に接続される第1抵抗(抵抗801)と、一端が第1抵抗の一端に接続され、他端が第1電流源(電流源803)に接続される第1コンデンサ(コンデンサ802)と、第1端子(コレクタ)が第1コンデンサの他端に接続され、第2端子(エミッタ)が第1出力端子(T11)に接続され、制御端子(ベース)が第1電圧源(電圧源805)と接続される第1トランジスタ(トランジスタ804)と、一端が第1トランジスタの第2端子に接続され、他端が第2電位(V2)に接続される第2抵抗(抵抗806)と、一端がセンサの他方の電極(第2固定電極23)に接続され、他端が第3電位(V3)に接続される第3抵抗(抵抗811)と、一端が第3抵抗の一端に接続され、他端が第2電流源(電流源813)に接続される第2コンデンサ(コンデンサ812)と、第1端子(エミッタ)が第2コンデンサの他端に接続され、第2端子(コレクタ)が第2出力端子(T12)に接続され、制御端子(ベース)が第2電圧源(電圧源815)と接続される第2トランジスタ(トランジスタ814)と、一端が第2トランジスタの第2端子に接続され、他端が第4電位(V4)に接続される第4抵抗(抵抗816)と、を備える。
また、本実施形態の電流電圧変換回路(4G)において、第2電圧及び第3電圧の電圧値は電源電圧(VDD)の電圧値であり、第1トランジスタ(トランジスタ804)及び第2トランジスタ(トランジスタ814)は、NPN型のトランジスタである。
この構成により、本実施形態の電流電圧変換回路4Gにおいても、振動式センサ2の出力電極の中心となる電位を、抵抗801によってGNDレベル等の第1電位V1に固定し、抵抗811によってGNDレベル等の第3電位V3に固定することができる。この結果、本実施形態の電流電圧変換回路4Gによれば、振動式センサ2によって得られる発振周波数を安定させることができる。また、本実施形態によれば、第1系統の電流電圧変換回路4G−1及び第2系統の電流電圧変換回路4G−2から出力電流を得ることができる。不図示の加算器によって、この2系統の出力電圧を加算することで、本実施形態では電流電圧変換回路4Cに対して出力電圧の振幅が2倍になる。このように、信号レベルを大きくすることができるので、本実施形態によれば、第4実施形態の効果に加え、SN比を向上することができる。
<第9実施形態>
第1実施形態〜第4実施形態では、第2固定電極23から出力電流を得る例を説明したが、本実施形態では、振動子22から出力電流を得て、この出力電流を電流電圧変換する例を説明する。
図10は、本実施形態に係るPMOSを用いた電流電圧変換回路4Hの回路図である。
図10に示すように、振動式センサ2の第1固定電極21には、バイアス電源3H−1が接続され、振動子22には電流電圧変換回路4Hが接続され、第2固定電極23には、バイアス電源3H−2が接続される。なお、バイアス電源3H−1及びバイアス電源3H−2は、交流電源である。
電流電圧変換回路4Hは、電流電圧変換回路4(図2)と同様の構成である。
以上のように、本実施形態の電流電圧変換回路(4H)は、一端がセンサ(振動式センサ2)の一方の電極(振動子22)に接続され、他端が第1電位(V1)に接続される第1抵抗(抵抗901)と、一端が第1抵抗の一端に接続され、他端が第1電流源(電流源903)に接続される第1コンデンサ(コンデンサ902)と、第1端子(ソース)が第1コンデンサの他端に接続され、第2端子(ドレイン)が第1出力端子(T1)に接続され、制御端子(ゲート)が第1電圧源(電圧源905)と接続される第1トランジスタ(トランジスタ904)と、一端が第1トランジスタの第2端子に接続され、他端が第2電位(V2)に接続される第2抵抗(抵抗906)と、を備える。
また、本実施形態の電流電圧変換回路(4H)において、第2電圧の電圧値は0Vであり、第1トランジスタ(トランジスタ904)は、P型MOSトランジスタである。
この構成においても、第1実施形態の電流電圧変換回路4と同様に、振動式センサ2の振動子22の中心となる電位を抵抗901によってGNDレベル等の第1電位V1に固定することができる。この結果、本実施形態の電流電圧変換回路4Hによれば、振動式センサ2によって得られる発振周波数を安定させることができる。
なお、図10に示したように、電流電圧変換回路4Hを振動子22に接続することで、振動子22の出力電流を検出することで、振動や温度や磁界などの変化を検出することができる。
<第10実施形態>
第9実施形態では、電流電圧変換器にPMOSを用いる例を説明したが、本実施形態では、PNPトランジスタを用いる例を説明する。
図11は、本実施形態に係るPNPトランジスタを用いた電流電圧変換回路4Iの回路図である。
図11に示すように、振動式センサ2の第1固定電極21には、バイアス電源3I−1が接続され、振動子22には電流電圧変換回路4Iが接続され、第2固定電極23には、バイアス電源3I−2が接続される。なお、バイアス電源3I−1及びバイアス電源3I−2は、交流電源である。
電流電圧変換回路4Iは、電流電圧変換回路4B(図4)と同様の構成である。
以上のように、本実施形態の電流電圧変換回路(4I)は、一端がセンサ(振動式センサ2)の一方の電極(振動子22)に接続され、他端が第1電位(V1)に接続される第1抵抗(抵抗1001)と、一端が第1抵抗の一端に接続され、他端が第1電流源(電流源1003)に接続される第1コンデンサ(コンデンサ1002)と、第1端子(エミッタ)が第1コンデンサの他端に接続され、第2端子(コレクタ)が第1出力端子(T1)に接続され、制御端子(ベース)が第1電圧源(電圧源1005)と接続される第1トランジスタ(トランジスタ1004)と、一端が第1トランジスタの第2端子に接続され、他端が第2電位(V2)に接続される第2抵抗(抵抗1006)と、を備える。
また、本実施形態の電流電圧変換回路(4I)において、第2電圧の電圧値は0Vであり、第1トランジスタ(トランジスタ1004)は、PNP型のトランジスタである。
この構成においても、第3実施形態の電流電圧変換回路4Bと同様に、振動式センサ2の振動子22の中心となる電位を抵抗1101によってGNDレベル等の第1電位V1に固定することができる。この結果、本実施形態の電流電圧変換回路4Iによれば、振動式センサ2によって得られる発振周波数を安定させることができる。
なお、図11に示したように、電流電圧変換回路4Iを振動子22に接続することで、振動子22の出力電流を検出することで、振動や温度や磁界などの変化を検出することができる。
<第11実施形態>
第9実施形態では、電流電圧変換器にPMOSを用いる例を説明したが、本実施形態では、NMOSを用いる例を説明する。
図12は、本実施形態に係るNMOSを用いた電流電圧変換回路4Jの回路図である。
図12に示すように、振動式センサ2の第1固定電極21には、バイアス電源3J−1が接続され、振動子22には電流電圧変換回路4Jが接続され、第2固定電極23には、バイアス電源3J−2が接続される。なお、バイアス電源3J−1及びバイアス電源3J−2は、交流電源である。
電流電圧変換回路4Jは、電流電圧変換回路4A(図3)と同様の構成である。
以上のように、本実施形態の電流電圧変換回路(4J)は、一端がセンサ(振動式センサ2)の一方の電極(振動子22)に接続され、他端が第1電位(V1)に接続される第1抵抗(抵抗1101)と、一端が第1抵抗の一端に接続され、他端が第1電流源(電流源1103)に接続される第1コンデンサ(コンデンサ1102)と、第1端子(ソース)が第1コンデンサの他端に接続され、第2端子(ドレイン)が第1出力端子(T1)に接続され、制御端子(ゲート)が第1電圧源(電圧源1105)と接続される第1トランジスタ(トランジスタ1104)と、一端が第1トランジスタの第2端子に接続され、他端が第2電位(V2)に接続される第2抵抗(抵抗1106)と、を備える。
また、本実施形態の電流電圧変換回路(4J)において、第2電圧の電圧値は電源電圧(VDD)の電圧値であり、第1トランジスタ(トランジスタ1104)は、N型MOSトランジスタである。
この構成においても、第2実施形態の電流電圧変換回路4Aと同様に、振動式センサ2の振動子22の中心となる電位を抵抗1101によってGNDレベル等の第1電位V1に固定することができる。この結果、本実施形態の電流電圧変換回路4Jによれば、振動式センサ2によって得られる発振周波数を安定させることができる。
なお、図12に示したように、電流電圧変換回路4Jを振動子22に接続することで、振動子22の出力電流を検出することで、振動や温度や磁界などの変化を検出することができる。
<第12実施形態>
第9実施形態では、電流電圧変換器にPMOSを用いる例を説明したが、本実施形態では、NPNトランジスタを用いる例を説明する。
図13は、本実施形態に係るNPNトランジスタを用いた電流電圧変換回路4Kの回路図である。
図13に示すように、振動式センサ2の第1固定電極21には、バイアス電源3K−1が接続され、振動子22には電流電圧変換回路4Kが接続され、第2固定電極23には、バイアス電源3K−2が接続される。なお、バイアス電源3K−1及びバイアス電源3K−2は、交流電源である。
電流電圧変換回路4Kは、電流電圧変換回路4C(図5)と同様の構成である。
以上のように、本実施形態の電流電圧変換回路(4K)は、一端がセンサ(振動式センサ2)の一方の電極(振動子22)に接続され、他端が第1電位(V1)に接続される第1抵抗(抵抗1201)と、一端が第1抵抗の一端に接続され、他端が第1電流源(電流源1203)に接続される第1コンデンサ(コンデンサ1202)と、第1端子(エミッタ)が第1コンデンサの他端に接続され、第2端子(コレクタ)が第1出力端子(T1)に接続され、制御端子(ベース)が第1電圧源(電圧源1205)と接続される第1トランジスタ(トランジスタ1204)と、一端が第1トランジスタの第2端子に接続され、他端が第2電位(V2)に接続される第2抵抗(抵抗1206)と、を備える。
また、本実施形態の電流電圧変換回路(4K)において、第2電圧の電圧値は電源電圧であり、第1トランジスタ(トランジスタ1204)は、NPN型のトランジスタである。
この構成においても、第4実施形態の電流電圧変換回路4Cと同様に、振動式センサ2の振動子22の中心となる電位を抵抗1201によってGNDレベル等の第1電位V1に固定することができる。この結果、本実施形態の電流電圧変換回路4Kによれば、振動式センサ2によって得られる発振周波数を安定させることができる。
なお、図13に示したように、電流電圧変換回路4Kを振動子22に接続することで、振動子22の出力電流を検出することで、振動や温度や磁界などの変化を検出することができる。
なお、第1実施形態〜第12実施形態において説明したトランジスタは、ジャンクションFET(電界効果トランジスタ)、MOS FET等であってもよい。
なお、第1実施形態〜第12実施形態においては、振動式センサ2の出力電流を電圧に変換する例を説明したが、これにかぎられない。電流値の電位が温度、湿度、周辺の磁界、振動等の影響によって変化する出力電流に対して適用するようにしてもよい。
また、本発明は、前述の実施例に限定されることなく、その本質を逸脱しない範囲で、さらに多くの変更および変形を含む。また、前述した各部の組み合わせ以外の組み合わせを含むことができる。
1…自励発振回路、2…振動式センサ、21…第1固定電極、22…振動子、23…第2固定電極、3、3、3H−1、3H−2、3I−1、3I−2、3J−1、3J−2、3K−1、3K−2…バイアス電源、4、4A、4B、4C、4D、4E、4F、4G、4H、4I、4J、4K…電流電圧変換回路、5…振幅検出器、6…電圧源、7…誤差積分器、8…アッテネータ、9…バッファ、101、201、301、401、501、601、701、801、901、1001、1101、1201、511、611、711、811、106、206、306、406、506、606、706、806、906、1006、1106、1206、516、616、716、816…抵抗、102、202、302、402、502、602、702、802、902、1002、1102、1202、512、612、712、812…コンデンサ、103、203、303、403、503、603、703、803、903、1003、1103、1203、513、613、713、813…電流源、104、204、304、404、504、604、704、804、904、1004、1104、1204、514、615、715、815…トランジスタ、105、205、305、405、505、605、705、805、905、1005、1105、1205、515、615、715、815…電圧源
また、特許文献2に記載の技術では、トランジスタを用いることで演算増幅器を用いる場合と比較して消費電流を低減できる場合がある。しかしながら、特許文献2に記載の技術では、出力電圧を得るために変換を行うトランジスタをON状態にして、トランジスタのコレクタに電流を流す必要がある。しかしながら、0.3〜0.6V程度のトランジスタにおけるベースとエミッタとの間の電圧差が必要なため、微小な入力信号を変換することができない。また、特許文献2に記載の技術では、入力電流の大きさが変化し、トランジスタにおけるベースとエミッタとの間の電圧差が0.3〜0.6V以下の場合、電流変換動作が停止してしまうため、トランジスタから出力される電流の波形が歪むときがある。さらに、特許文献2に記載の技術では、電流の検出にコンデンサを用いているため、このコンデンサのトランジスタに接続される端子側の電位が安定するまでに時間がかかる。このため、特許文献2に記載の技術を用いて、振動子の出力電流変化を電圧変化に変換しようとすると、上述したような問題がある。
第1実施形態に係る電流電圧変換回路を用いた自励発振回路の概略ブロック図である。 第1実施形態に係るPMOSを用いた電流電圧変換回路の回路図である。 第2実施形態に係るNMOSを用いた電流電圧変換回路の回路図である。 第3実施形態に係るPNPトランジスタを用いた電流電圧変換回路の回路図である。 第4実施形態に係るNPNトランジスタを用いた電流電圧変換回路の回路図である。 第5実施形態に係るPMOSを用いた2系統の電流電圧変換回路の回路図である。 第6実施形態に係るPNPトランジスタを用いた2系統の電流電圧変換回路の回路図である。 第7実施形態に係るNMOSを用いた2系統の電流電圧変換回路の回路図である。 第8実施形態に係るNPNトランジスタを用いた2系統の電流電圧変換回路の回路図である。 第9実施形態に係るPMOSを用いた電流電圧変換回路の回路図である。 第10実施形態に係るPNPトランジスタを用いた電流電圧変換回路の回路図である。 第11実施形態に係るNMOSを用いた電流電圧変換回路の回路図である。 第12実施形態に係るNPNトランジスタを用いた電流電圧変換回路の回路図である。
トランジスタ104は、P型MOSトランジスタ(PMOS)である。トランジスタ104は、ゲート(制御端子)が電圧源105の正極側に接続され、ドレイン(第2端子)が抵抗106の一端と端子T1とに接続される。トランジスタ104のソースとドレインとの間のインピーダンスは、例えば数百kΩである。また、正の電源電圧(VDD)が5Vの場合、コンデンサ102の他端とソースとの接点の電位は、例えば3.5Vであり、ドレインと抵抗106の一端と端子T1との接点の電位は、例えば2V(=10μA(電流源103から供給される電流値)×200kΩ(抵抗106の抵抗値))である。
また、電流電圧変換回路4におけるトランジスタ104の駆動電流は、例えば10μAである。この駆動電流が、電流電圧変換回路4の消費電流に相当する。
一方、従来技術で説明したように演算増幅器を用いて電流電圧変換を行う場合、この演算増幅器の消費電流は、200μA程度である。すなわち、本実施形態の電流電圧変換回路4によれば、従来例と比較して消費電流を1/20程度に低減することができる。
抵抗201は、抵抗101(図2)に相当する。抵抗201のインピーダンスは、例えば1MΩである。抵抗201は、抵抗101と同様に電流電圧変換回路4に入力される電位を固定する働きをする。抵抗201の他端の第1電位V1は、グランド(0V)、正の電源電圧(VDD)、負の電源電圧(VEE)、所定の基準電圧(Vref)等のうち、いずれか1つであってもよい。
トランジスタ204は、N型MOSトランジスタである。トランジスタ204は、ゲート(制御端子)が電圧源205の正極側に接続され、ドレイン(第2端子)が抵抗206の一端と出力端子とに接続される。トランジスタ204のソースとドレインとの間のインピーダンスは、例えば数百kΩである。
抵抗206は、他端が第2電位V2である正の電源電圧(VDD)に接続される。抵抗206の抵抗値は、例えば200kΩである。なお、抵抗206の他端が接続される第2電位V2は、正の電源電圧(VDD)と異なる4V等の電位であってもよい。
次に、電流電圧変換回路4Aの動作について説明する。
トランジスタ204のソースとドレインとの間のインインピーダンスが抵抗201及び電流源203のインピーダンスより低いため、ほとんど全ての出力電流は、トランジスタ204のソースに流れ込む。
そして、ソースに流れ込んだ電流は、ゲートが絶縁されているため、ドレインに流れる。
ドレインに流れた電流は、ドレインに接続されている抵抗206によって電圧に変換される。
<第3実施形態>
本実施形態では、電流電圧変換回路にPNPトランジスタを用いる例を説明する。
コンデンサ302は、他端が電流源303の出力端とトランジスタ304のエミッタ(第1端子)とに接続される。
トランジスタ304は、PNP型のトランジスタ(PNPトランジスタともいう)である。トランジスタ304は、ベース(制御端子)が電圧源305の正極側に接続され、コレクタ(第2端子)が抵抗306の一端と出力端子とに接続される。トランジスタ304のエミッタとコレクタとの間のインピーダンスは、例えば数百kΩである。
<第4実施形態>
本実施形態では、電流電圧変換回路にNPN型のトランジスタ(NPNトランジスタともいう)を用いる例を説明する。
なお、抵抗501の他端の第1電位V1と抵抗511の他端の第電位V3とは、同じ電位であれば接地されていてもよく、または正の電源電圧(VDD)、負の電源電圧(VEE)、基準電圧(Vref)等に接続されていてもよい。
また、抵抗506の他端の第電位V2と抵抗516の他端の第電位V4とは、同じ電位であれば接地されていてもよく、他の電位であってもよい。
以上のように、本実施形態の電流電圧変換回路(4F)は、一端がセンサ(振動式センサ2)の一方の電極(第1固定電極21)に接続され、他端が第1電位(V1)に接続される第1抵抗(抵抗701)と、一端が第1抵抗の一端に接続され、他端が第1電流源(電流源703)に接続される第1コンデンサ(コンデンサ702)と、第1端子(ソース)が第1コンデンサの他端に接続され、第2端子(ドレイン)が第1出力端子(T11)に接続され、制御端子(ゲート)が第1電圧源(電圧源705)と接続される第1トランジスタ(トランジスタ704)と、一端が第1トランジスタの第2端子に接続され、他端が第2電位(V2)に接続される第2抵抗(抵抗706)と、一端がセンサの他方の電極(第2固定電極23)に接続され、他端が第3電位(V3)に接続される第3抵抗(抵抗711)と、一端が第3抵抗の一端に接続され、他端が第2電流源(電流源713)に接続される第2コンデンサ(コンデンサ712)と、第1端子(ソース)が第2コンデンサの他端に接続され、第2端子(ドレイン)が第2出力端子(T12)に接続され、制御端子(ゲート)が第2電圧源(電圧源715)と接続される第2トランジスタ(トランジスタ714)と、一端が第2トランジスタの第2端子に接続され、他端が第4電位(V4)に接続される第4抵抗(抵抗716)と、を備える。
また、本実施形態の電流電圧変換回路(4F)において、第2電圧及び第電圧の電圧値は電源電圧(VDD)の電圧値であり、第1トランジスタ(トランジスタ704)及び第2トランジスタ(トランジスタ714)は、N型MOSトランジスタである。
第1系統の電流電圧変換回路4G−1には、振動式センサ2の第1固定電極21が接続される。第1系統の電流電圧変換回路4−1は、第1系統の電流電圧変換回路4D−1(図6)において、P型MOSトランジスタであるトランジスタ504を、NPNトランジスタであるトランジスタ804に置き換えたものである。
第2系統の電流電圧変換回路4G−2には、振動式センサ2の第2固定電極23が接続される。第2系統の電流電圧変換回路4−2は、第2系統の電流電圧変換回路4D−2(図6)において、P型MOSトランジスタであるトランジスタ514を、NPNトランジスタであるトランジスタ814に置き換えたものである。
以上のように、本実施形態の電流電圧変換回路(4G)は、一端がセンサ(振動式センサ2)の一方の電極(第1固定電極21)に接続され、他端が第1電位(V1)に接続される第1抵抗(抵抗801)と、一端が第1抵抗の一端に接続され、他端が第1電流源(電流源803)に接続される第1コンデンサ(コンデンサ802)と、第1端子(エミッタ)が第1コンデンサの他端に接続され、第2端子(コレクタ)が第1出力端子(T11)に接続され、制御端子(ベース)が第1電圧源(電圧源805)と接続される第1トランジスタ(トランジスタ804)と、一端が第1トランジスタの第2端子に接続され、他端が第2電位(V2)に接続される第2抵抗(抵抗806)と、一端がセンサの他方の電極(第2固定電極23)に接続され、他端が第3電位(V3)に接続される第3抵抗(抵抗811)と、一端が第3抵抗の一端に接続され、他端が第2電流源(電流源813)に接続される第2コンデンサ(コンデンサ812)と、第1端子(エミッタ)が第2コンデンサの他端に接続され、第2端子(コレクタ)が第2出力端子(T12)に接続され、制御端子(ベース)が第2電圧源(電圧源815)と接続される第2トランジスタ(トランジスタ814)と、一端が第2トランジスタの第2端子に接続され、他端が第4電位(V4)に接続される第4抵抗(抵抗816)と、を備える。
また、本実施形態の電流電圧変換回路(4G)において、第2電圧及び第電圧の電圧値は電源電圧(VDD)の電圧値であり、第1トランジスタ(トランジスタ804)及び第2トランジスタ(トランジスタ814)は、NPN型のトランジスタである。
この構成においても、第1実施形態の電流電圧変換回路4と同様に、振動式センサ2の振動子22の中心となる電位を抵抗901によってGNDレベル等の第1電位V1に固定することができる。この結果、本実施形態の電流電圧変換回路4Hによれば、振動式センサ2によって得られる発振周波数を安定させることができる。
なお、図10に示したように、電流電圧変換回路4Hを振動子22に接続、振動子22の出力電流を検出することで、振動や温度や磁界などの変化を検出することができる。
この構成においても、第3実施形態の電流電圧変換回路4Bと同様に、振動式センサ2の振動子22の中心となる電位を抵抗1001によってGNDレベル等の第1電位V1に固定することができる。この結果、本実施形態の電流電圧変換回路4Iによれば、振動式センサ2によって得られる発振周波数を安定させることができる。
なお、図11に示したように、電流電圧変換回路4Iを振動子22に接続、振動子22の出力電流を検出することで、振動や温度や磁界などの変化を検出することができる。
この構成においても、第2実施形態の電流電圧変換回路4Aと同様に、振動式センサ2の振動子22の中心となる電位を抵抗1101によってGNDレベル等の第1電位V1に固定することができる。この結果、本実施形態の電流電圧変換回路4Jによれば、振動式センサ2によって得られる発振周波数を安定させることができる。
なお、図12に示したように、電流電圧変換回路4Jを振動子22に接続、振動子22の出力電流を検出することで、振動や温度や磁界などの変化を検出することができる。
この構成においても、第4実施形態の電流電圧変換回路4Cと同様に、振動式センサ2の振動子22の中心となる電位を抵抗1201によってGNDレベル等の第1電位V1に固定することができる。この結果、本実施形態の電流電圧変換回路4Kによれば、振動式センサ2によって得られる発振周波数を安定させることができる。
なお、図13に示したように、電流電圧変換回路4Kを振動子22に接続、振動子22の出力電流を検出することで、振動や温度や磁界などの変化を検出することができる。

Claims (3)

  1. 一端がセンサの一方の電極に接続され、他端が第1電位に接続される第1抵抗と、
    一端が前記第1抵抗の一端に接続され、他端が第1電流源に接続される第1コンデンサと、
    第1端子が前記第1コンデンサの他端に接続され、第2端子が第1出力端子に接続され、制御端子が第1電圧源と接続される第1トランジスタと、
    一端が前記第1トランジスタの前記第2端子に接続され、他端が第2電位に接続される第2抵抗と、
    を備えることを特徴とする電流電圧変換回路。
  2. 一端がセンサの一方の電極に接続され、他端が第1電位に接続される第1抵抗と、
    一端が前記第1抵抗の一端に接続され、他端が第1電流源に接続される第1コンデンサと、
    第1端子が前記第1コンデンサの他端に接続され、第2端子が第1出力端子に接続され、制御端子が第1電圧源と接続される第1トランジスタと、
    一端が前記第1トランジスタの前記第2端子に接続され、他端が第2電位に接続される第2抵抗と、
    一端が前記センサの他方の電極に接続され、他端が第3電位に接続される第3抵抗と、
    一端が前記第3抵抗の一端に接続され、他端が第2電流源に接続される第2コンデンサと、
    第1端子が前記第2コンデンサの他端に接続され、第2端子が第2出力端子に接続され、制御端子が第2電圧源と接続される第2トランジスタと、
    一端が前記第2トランジスタの前記第2端子に接続され、他端が第4電位に接続される第4抵抗と、
    を備えることを特徴とする電流電圧変換回路。
  3. 請求項1に記載の電流電圧変換回路と、
    入力が前記電流電圧変換回路の出力に接続される振幅検出器と、
    一方の入力が前記振幅検出器の出力に接続され、他方の入力が第3電圧源に接続される誤差積分器と、
    一方の入力が前記電流電圧変換回路の出力に接続され、他方の入力が前記誤差積分器の出力に接続されるアッテネータと、
    入力に前記アッテネータの出力が接続され、出力に前記センサの他方の電極が接続されるバッファと、を備え、
    前記センサは、バイアス電源に接続された振動子を備える
    ことを特徴とする自励発振回路。
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