JP2002185298A - 物理量検出回路 - Google Patents

物理量検出回路

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JP2002185298A JP2000376092A JP2000376092A JP2002185298A JP 2002185298 A JP2002185298 A JP 2002185298A JP 2000376092 A JP2000376092 A JP 2000376092A JP 2000376092 A JP2000376092 A JP 2000376092A JP 2002185298 A JP2002185298 A JP 2002185298A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低域遮断周波数が小さくなりすぎるのを防ぐ
ことができる物理量検出回路を提供すること。 【解決手段】 物理量検出回路100は演算増幅器11
0、容量センサ120、帰還容量130、ダイオード部
140、スイッチ150及び温度センサ160を備え
る。ダイオード部140は抵抗として機能し、演算増幅
器110の出力端子と反転入力端子との帰還経路に帰還
容量130と並列に接続される。ダイオード部140
は、ダイオード142、144を含む。スイッチ150
のゲートは温度センサ160により制御される。所定温
度より低くなるとスイッチ150がオンすることによ
り、ダイオード142、144が選択され、帰還電流は
ダイオード142、144に流れる。所定温度より高く
なるとスイッチ150がオフすることにより、ダイオー
ド144が選択されるので、帰還電流はダイオード14
4に流れ、ダイオード142には流れない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、コンデン
サの電荷量の微小変化により物理量を検出する物理量検
出回路に関する。
【0002】
【背景技術】コンデンサを容量センサとして用い、コン
デンサに蓄積された電荷量の微小変化を増幅することに
より、力、重量、加速度、圧力等の物理量を計測する物
理量検出回路がある。図16は、物理量検出回路100
0の一例の回路図である。まず、この物理量検出回路1
000の構造を説明する。
【0003】物理量検出回路1000は、演算増幅器1
100、容量センサ1200及び帰還容量1300を備
える。容量センサ1200は、対向して配置されたダイ
ヤフラムと電極板で構成されるコンデンサである。ダイ
ヤフラム、電極板のうち一方が演算増幅器1100の反
転入力端子に接続され、他方に電圧VBBが印加され
る。演算増幅器1100の出力端子と反転入力端子の間
の帰還経路には帰還容量1300が接続されている。
【0004】次に、物理量検出回路1000の動作を説
明する。容量センサ1200のダイヤフラムが計測しよ
うとする物理量により変位すると、容量センサ1200
は微小容量変化ΔCをする。これを演算増幅器1100
により増幅し、出力電圧Voを発生させ、負荷などの制
御をするのである。出力電圧Voは次のとおりである。
【0005】Vo=(容量センサの微小容量変化ΔC/
帰還容量の容量)VBB 物理量検出回路の原理は、図16に示すとおりである。
しかし、演算増幅器1100は大きな解放利得を有する
ため、物理量検出回路1000では、演算増幅器110
0自身のオフセット電圧により出力電圧Voが飽和して
しまい、物理量の検出ができなくなる。
【0006】そこで、実用的には図17に示す物理量検
出回路2000となる。物理量検出回路2000が図1
6に示す回路と違う点は、抵抗器1400を備えること
である。抵抗器1400は帰還容量1300と並列に、
演算増幅器1100の出力端子と反転入力端子の帰還経
路に接続されている。抵抗器1400により演算増幅器
1100に直流的に帰還がかかるようにして、出力電圧
Voが飽和するのを防いでいるのである。
【0007】さて、精度よく増幅するためには、抵抗器
1400の抵抗値Rを次式のように設定する必要であ
る。
【0008】R≫1/(2πf・帰還容量の容量値) 記号fは、容量センサ1200の容量変化の周波数であ
る。例えば、帰還容量1300の容量値を1pF、容量
センサ1200の容量変化の周波数fを10kHzとし
た場合、インピーダンスZ=1/(2πf・帰還容量の
容量値)≒16MΩとなる。例えば、抵抗値Rをインピ
ーダンスZの10倍以上とすると、抵抗値R=160M
Ω以上となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、物理量検出
回路2000は、電源をオンした時から物理量検出回路
2000の動作が安定、つまり出力電圧VoがVBBに
なってから物理量の検出を開始する。電源をオンした時
から物理量検出回路の動作が安定するまでの時間をスタ
ートアップ時間という。スタートアップ時間は、低域遮
断周波数が小さくなると長くなる。低域遮断周波数は、
抵抗器の抵抗値と帰還容量の容量値の時定数で決まる。
このため、環境温度が下がることにより、抵抗器140
0の抵抗値が大きくなると、低域遮断周波数が小さくな
る。
【0010】図17に示す物理量検出回路2000は、
抵抗器1400の抵抗値を大きくすることにより、高精
度の増幅をしている。しかし、温度変化により抵抗器1
400の抵抗値が大きくなりすぎた場合、低域遮断周波
数が小さくなりすぎ、その結果、スタートアップ時間が
長くなる。
【0011】本発明は、低域遮断周波数が小さくなりす
ぎるのを防ぐことができる物理量検出回路を提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】(1)本発明は、演算増
幅器の反転入力端子に接続された第1素子の電荷量の変
化により物理量を検出する、物理量検出回路であって、
前記反転入力端子と前記演算増幅器の出力端子との帰還
経路に接続された帰還容量と、抵抗として機能する複数
の第2素子から選択された少なくとも一つから構成さ
れ、かつ、前記反転入力端子と前記出力端子との帰還経
路に前記帰還容量と並列に接続される、第3素子と、温
度変化により前記複数の第2素子の選択を変更する、選
択変更手段と、を備える。
【0013】本発明によれば、温度変化による第2素子
の抵抗値の変化が生じても、複数の第2素子の選択を変
更することにより第3素子の抵抗値を所定値にすること
ができるので、低温から高温まで安定した周波数特性を
実現することができる。よって、例えば、低温であって
も、低域遮断周波数が低くなりすぎるのを防ぐことがで
きるので、スタートアップ時間を短縮することができ
る。なお、第1素子としては、例えば、圧電素子や容量
変化が可能な容量素子がある。第2素子としては、例え
ば、ダイオードや抵抗器がある。
【0014】(2)本発明には次の態様がある。
【0015】前記複数の第2素子は、並列接続された複
数のダイオードを含む。
【0016】本発明はダイオードを抵抗として使用す
る。ダイオードは零電圧付近で高抵抗な素子として機能
する。例えば、±数十mVにおいてダイオードの抵抗は
数百MΩとなる。ダイオードは低温のとき、高温のとき
に比べて非常に抵抗値が大きくなる。例えば、−40℃
のような低温のときの抵抗値は、1000GΩ以上であ
り、例えば、80℃のような高温のときの抵抗値は、約
7GΩである。低域遮断周波数は、ダイオードの抵抗値
と帰還容量の容量値で決まる時定数が大きくなると小さ
くなる。よって、低温時は、低域遮断周波数が小さくな
りすぎ、この結果、スタートアップ時間が長くなる。本
発明によれば、選択変更手段によりダイオードの選択を
変更することができるので、低温から高温まで安定した
周波数特性を実現することができる。
【0017】(3)本発明には次の態様がある。
【0018】前記選択変更手段は、電界効果トランジス
タであり、前記複数の第2素子は、前記電界効果トラン
ジスタのソースを有する寄生ダイオードおよび前記電界
効果トランジスタのドレインを有する寄生ダイオードを
含む。
【0019】本発明は、電界効果トランジスタを制御す
ることにより、ソースを有する寄生ダイオード、ドレイ
ンを有する寄生ダイオードの選択を変更する。例えば、
高温時、電界効果トランジスタをオフすることにより、
ドレインを有する寄生ダイオードを選択し、抵抗として
用い、低温時、電界効果トランジスタをオンすることに
より、ソースを有する寄生ダイオードおよびドレインを
有する寄生ダイオードを選択し、抵抗として用いる。ダ
イオードは接合面積が大きくなると抵抗値が小さくなる
ので、低温時、ソースを有する寄生ダイオード、ドレイ
ンを有する寄生ダイオードの両方を用いることにより、
第3素子の抵抗値が大きくなりすぎるのを防ぐことがで
きる。これにより、低域遮断周波数が小さくなりすぎる
のを防ぐことができる。
【0020】(4)本発明には次の態様がある。
【0021】前記帰還容量は、複数の帰還容量から選択
された少なくとも一つから構成され、前記選択変更手段
により、前記複数の帰還容量の選択が変更される。
【0022】本発明によれば、温度変化により物理量検
出回路の利得を可変にすることができる。温度が高くな
ると利得が大きくなるようにしてもよいし、逆に温度が
高くなると利得が小さくなるようにしてもよい。
【0023】(5)本発明は、演算増幅器の反転入力端
子に接続された第1素子の電荷量の変化により物理量を
検出する、物理量検出回路であって、前記反転入力端子
と前記演算増幅器の出力端子との帰還経路に接続された
帰還容量と、前記反転入力端子と前記出力端子との帰還
経路に前記帰還容量と並列に接続されるように、そのソ
ース、ドレインが前記出力端子、前記反転入力端子に接
続される、第1電界効果トランジスタと、前記ソースと
前記ドレインとの間の電流を制御する制御手段と、を備
える。
【0024】制御手段により、ソースとドレインとの間
の電流を、例えば、0.1mA〜1mAのような微小電
流にすると、第1電界効果トランジスタを抵抗値50M
Ω〜500MΩの抵抗として機能させることができる。
このため、本発明によれば、低温から高温まで安定した
周波数特性を実現することができる。よって、例えば、
低温であっても、低域遮断周波数が低くなりすぎるのを
防ぐことができるので、スタートアップ時間を短縮する
ことができる。制御手段としては、温度による電流の変
化が小さいものであり、例えば、定電流回路、MOS電
界効果トランジスタのインピーダンスをゲート電圧で制
御するゲート電圧制御回路がある。
【0025】(6)本発明には次の態様がある。
【0026】前記制御手段は、前記第1電界効果トラン
ジスタとでカレントミラー回路を構成する第2電界効果
トランジスタを含む。
【0027】カレントミラー回路により、第1電界効果
トランジスタのソースとドレインとの間の電流を制御す
るので、微小電流であっても高精度な制御が可能とな
り、第1電界効果トランジスタの抵抗値を安定させるこ
とができる。
【0028】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]図1は、本発明
の第1実施形態に係る物理量検出回路100の回路図で
ある。第1実施形態の特徴を簡単に説明すると、物理量
検出回路100はダイオード部140を抵抗器の代わり
に用いており、低温時はダイオード142、144を選
択して使用し、高温時はダイオード144を選択して使
用する。
【0029】第1実施形態について詳細に説明する前
に、ダイオードを抵抗器の代わりに用いる物理量検出回
路について説明する。図2は、本願発明者によりなされ
た、特開2000-304631号公報に記載された物
理量検出回路3000の回路図である。物理量検出回路
2000の構成要素と同一要素については同一符号を付
すことにより説明を省略する。物理量検出回路3000
は、抵抗器1400の代わりにダイオード1500が用
いられる。ダイオード1500は、演算増幅器1100
の出力端子と反転入力端子の間の帰還経路に帰還容量1
300と並列に接続されている。ダイオードは±数十m
Vにおいて、順方向、逆方向ともに抵抗値が数百MΩと
することができる。物理量検出回路3000は、ダイオ
ードのこの特性を利用して抵抗器の代わりとしている。
これにより、小面積で高抵抗値を実現できる。第1実施
形態では、ダイオードに±数十mVが印加される範囲で
使用されるので、ダイオードの向きは問題とならない。
【0030】次に、温度が低くなると低域遮断周波数が
小さくなることをグラフにより説明する。図3は、図2
に示す物理量検出回路3000において、容量センサ1
200の容量変化ΔCに対する物理量検出回路3000
の出力振幅の周波数特性を示すグラフである。高い周波
数側において、出力振幅が飽和している。飽和したとき
の出力振幅の大きさを基準(1)とした場合の周波数特
性を示している。図3の特性曲線において、右上がりの
特性を示す線とフラットな特性を示す線との交点での周
波数が低域遮断周波数となる。図3の場合、80℃では
約100Hz、25℃では約10Hzが低域遮断周波数
である。図3のグラフから分かるように温度が低くなる
と低域遮断周波数が小さくなる。
【0031】さて、図1に示す物理量検出回路100
は、演算増幅器110、容量センサ120、帰還容量1
30、ダイオード部140、スイッチ150及び温度セ
ンサ160を備える。容量センサ120は第1素子の一
例であり、容量変化可能なコンデンサである。容量セン
サ120は、例えば、ダイヤフラムと、このダイヤフラ
ムと微小ギャップを隔てて対向している電極板と、を備
える。ダイヤフラム、電極板のうち一方が演算増幅器1
10の反転入力端子に接続され、他方に電圧VBBが印
加される。容量センサ120は、例えば、半導体マイク
ロマシニング技術により形成することができる。
【0032】ダイオード部140は、第3素子の一例で
あり、演算増幅器110の出力端子と反転入力端子との
帰還経路に帰還容量130と並列に接続されている。ダ
イオード部140は、第2素子の一例であるダイオード
142、144を含む。ダイオード142、144は、
演算増幅器110の出力端子と反転入力端子との帰還経
路に並列に接続されている。
【0033】スイッチ150はダイオード部140と接
続されている。スイッチ150は選択変更手段の一例で
あり、第1実施形態ではn型またはp型MOS電界効果
トランジスタが用いられる。スイッチ150のゲートは
温度センサ160により制御される。所定温度より低く
なるとスイッチ150がオンすることにより、ダイオー
ド142、144が選択されるので、帰還電流はダイオ
ード142、144に流れる。一方、所定温度より高く
なるとスイッチ150がオフすることにより、ダイオー
ド144が選択されるので、帰還電流はダイオード14
4に流れ、ダイオード142には流れない。以上が物理
量検出回路100の構成である。物理量検出回路100
の物理量を検出する動作は従来例と同じなので説明を省
略する。
【0034】次に、物理量検出回路100による効果を
説明する。図4は、周波数と出力振幅との関係を示すグ
ラフである。線Aは高温時にダイオード144のみに電
流を流した場合であり、低域遮断周波数はfAとなる。
線Bは低温時にダイオード144のみに電流を流した場
合であり、低域遮断周波数はfBとなる。線Cは低温時
にダイオード142、144の両方に電流を流した場合
であり、低域遮断周波数はfCとなる。第1実施形態に
おいて、低温時の低域遮断周波数はfCとなり、高温時
の低域遮断周波数はfAとなるので、低温時の低域遮断
周波数を高温時の低域遮断周波数に近づけることがで
き、低温時の低域遮断周波数が低くなりすぎるのを防ぐ
ことができる。
【0035】次に、第1実施形態の温度と低域遮断周波
数との関係を説明する。図5は、第1実施形態の温度と
低域遮断周波数との関係を示すグラフである。所定温度
SWでスイッチ150のオン、オフを切り換えられる。
所定温度TSW以下ではスイッチ150をオンし、ダイオ
ード142、144の両方に電流を流すので、線Dのよ
うになる。所定温度TSW以上ではスイッチ150をオフ
し、ダイオード144のみに電流を流すので、線Eのよ
うになる。
【0036】所定温度TSW以下において、帰還電流はダ
イオード142、144の両方に流れるので、ダイオー
ド144の接合面積にダイオード142の接合面積を加
えた値の接合面積をもつダイオードに電流を流している
ことになる。ダイオードは接合面積が大きくなると、抵
抗が小さくなる。よって、低温時、ダイオード142、
144の抵抗値が大きくなっても、ダイオード部140
の抵抗値が大きくなりすぎるのを防ぐことができる。こ
の結果、低域遮断周波数が小さくなりすぎるのを防ぐこ
とができる。
【0037】また、所定温度TSW以上において、帰還電
流はダイオード144のみに流れるので、低域遮断周波
数が高くなりすぎるのを防ぐことができる。図3をみれ
ば分かるように、低域遮断周波数が高くなりすぎると、
低い周波数の測定ができなくなるのである。例えば、8
0℃条件下、約500Hz以下の周波数の測定を精度良
くできない。
【0038】以上説明したように、第1実施形態によれ
ば、低域遮断周波数が小さくなりすぎるのを防ぐことが
できるので、スタートアップ時間を短くすることができ
る。また、低温から高温まで安定した周波数特性を実現
することができる。これらの効果は以下に説明する他の
実施形態にも当てはまる。
【0039】なお、第1実施形態において、ダイオード
144の接合面積を比較的小さくしているのは、高温時
であってもダイオード部140(ダイオード144)の
抵抗値を高抵抗(数MΩ)にするためである。一方、ダ
イオード142の接合面積を比較的大きくしているの
は、低温時に、ダイオード部140(ダイオード14
2、144)の抵抗値が高くなりすぎるのを防ぐためで
ある。よって、ダイオード142の接合面積は、ダイオ
ード144の接合面積より、例えば、10〜100倍大
きくする。
【0040】[第2実施形態]図6は、本発明の第2実
施形態に係る物理量検出回路200の回路図である。第
1実施形態に係る物理量検出回路100の構成要素と同
一要素については同一符号を付している。第2実施形態
の特徴を簡単に説明すると、物理量検出回路200はダ
イオード部140及びスイッチ150を半導体基板に形
成している。
【0041】図7は、第2実施形態のダイオード部14
0及びスイッチ150が形成されたn型の半導体基板
(SUB)の平面図である。図8は、図7のX1-X2
線に沿った断面図である。半導体基板(SUB)にはバ
ルク(B)となるpウェルが形成され、pウェルにはn
+のドレイン(D)、n+のソース(S)が互いに間を設
けて形成され、半導体基板(SUB)上にはゲート
(G)が形成されている。ゲート(G)、ドレイン
(D)、ソース(S)により構成されるMOS電界効果
トランジスタがスイッチ150となる。n+のソース
(S)はフローティングである。
【0042】ダイオード142は、n+のソース(S)
とpウェルにより形成される寄生ダイオードである。ダ
イオード144は、n+のドレイン(D)とpウェルに
より形成される寄生ダイオードでありる。ダイオード1
42の接合面積を比較的大きくするためにn+のソース
(S)の面積が大きくされている。ダイオード144の
接合面積を比較的小さくするために、n+のドレイン
(D)の面積が小さくされている。ダイオードの等価的
な抵抗値の調節に重要なことは、接合面積と接合部の周
囲長であり、形状に関しては問題とならない。
【0043】n型の半導体基板(SUB)とpウェルに
より寄生ダイオード170が形成される。n型の半導体
基板(SUB)は、通常、回路において最も高い電位に
固定され、pウェルは演算増幅器110の出力端子と接
続されるため、寄生ダイオード170は回路動作上無視
することができる。なお、スイッチ150としてnMO
S電界効果トランジスタの代わりにpMOS電界効果ト
ランジスタを用いることもできる。第2実施形態では、
ダイオード部140及びスイッチ150を半導体基板に
形成しているが、演算増幅器110、容量センサ12
0、帰還容量130、温度センサ160の少なくとも一
つをこの半導体基板に形成してもよい。
【0044】[第3実施形態]図9は、本発明の第3実
施形態に係る物理量検出回路300の回路図である。第
1実施形態に係る物理量検出回路100の構成要素と同
一要素については同一符号を付している。第3実施形態
では、ダイオード部140に第2素子の一例であるダイ
オード145、146、147、148が配置されてい
る。ダイオード145、146、147、148は、演
算増幅器110の出力端子と反転入力端子との帰還経路
に並列に接続されている。スイッチ151、152、1
53は、選択変更手段の一例であり、ダイオード14
5、146、147、148の選択を変更する。スイッ
チ151、152、153は、n型またはp型MOS電
界効果トランジスタが用いられる。図10は、第3実施
形態のダイオード145、146、147、148及び
スイッチ151、152、153が形成されたn型の半
導体基板(SUB)の断面図である。
【0045】図11は、第3実施形態の温度と低域遮断
周波数との関係を示すグラフである。図9、10、11
を用いてこの関係について説明する。スイッチ151、
152、153のゲートは温度センサ160により制御
される。温度Tが、温度T>所定温度TSW1の場合、ス
イッチ151、152、153がオフすることにより、
ダイオード145が選択される。これにより、帰還電流
はダイオード145のみに流れるので、線Aのようにな
る。温度Tが、所定温度TSW1>温度T>所定温度TSW
2の場合、スイッチ151のみがオンすることにより、
ダイオード145、146が選択される。これにより、
帰還電流はダイオード145、146に流れるので、線
Bのようになる。温度Tが、所定温度TSW2>温度T>
所定温度TSW3の場合、スイッチ151、152がオン
することにより、ダイオード145、146、147が
選択される。これにより、帰還電流はダイオード14
5、146、147に流れるので、線Cのようになる。
温度Tが、所定温度TSW3>温度Tの場合、スイッチ1
51、152、153がオンすることにより、ダイオー
ド145、146、147、148が選択される。これ
により、帰還電流はダイオード145、146、14
7、148に流れるので、線Dのようになる。
【0046】以上説明したように、第3実施形態によれ
ば第1実施形態よりもダイオードの選択の種類が多いの
で、低域遮断周波数のバラツキを小さくすることができ
る。よって、環境温度変動に対して、より安定動作させ
ることができる。
【0047】物理量検出回路300の物理量を検出する
動作は従来例と同じなので説明を省略する。なお、第3
実施形態において、ダイオードの接合面積は、ダイオー
ド145、146、147、148の順で大きくなる
が、これに限定されず、ダイオード145、146、1
47、148の接合面積は使用条件に応じて決めること
ができる。また、第3実施形態では、四つのダイオード
を用いているが、四つより多くてもよいし、三つでもよ
い。
【0048】[第4実施形態]図12は、本発明の第4
実施形態に係る物理量検出回路400の回路図である。
第2実施形態に係る物理量検出回路200の構成要素と
同一要素については同一符号を付している。第4実施形
態では帰還容量131、132が演算増幅器110の出
力端子と反転入力端子の間の帰還経路に並列に接続され
ている。高温時、低温時の出力電圧Voは以下の通りで
ある。
【0049】(1)スイッチ150がオフの場合(高温
時) 選択される帰還容量は帰還容量132であり、選択され
るダイオードはダイオード144である。よって、物理
量検出回路400の出力電圧Voは、 Vo=(ΔC/CF132)VBB となる。
【0050】ΔC:容量センサ120の微小容量変化 CF132:帰還容量132の容量値 (2)スイッチ150がオンの場合(低温時) 選択される帰還容量は帰還容量131、132であり、
選択されるダイオードはダイオード142、144であ
る。よって、物理量検出回路400の出力電圧Voは、 Vo={ΔC/(CF131+CF132)}VBB となる。
【0051】ΔC:容量センサ120の微小容量変化 CF131:帰還容量131の容量値 CF132:帰還容量132の容量値 以上のように、温度センサ160により出力電圧を変え
ることができるので、物理量検出回路400の利得を温
度により可変にすることができる。
【0052】[第5実施形態]図13は、本発明の第5
実施形態に係る物理量検出回路500の回路図である。
第4実施形態に係る物理量検出回路400の構成要素と
同一要素については同一符号を付している。第5実施形
態は第4実施形態と同様に、温度により出力電圧を変え
ることができ、また、低温時はダイオード142、14
4を選択し、高温時はダイオード144を選択する制御
ができる。
【0053】第5実施形態では帰還容量133、134
の接続箇所が第4実施形態と異なる。スイッチ150が
オンの場合、選択される帰還容量は帰還容量134であ
る。スイッチ150のオンにより帰還容量133の両端
がショートするので、帰還容量133は動作しない。一
方、スイッチ150がオフの場合、選択される帰還容量
は、直列に接続された帰還容量133、134である。
よって、第5実施形態は、スイッチ150のオン、オフ
による出力電圧Voを第4実施形態と異ならせることが
できる。
【0054】[第6実施形態]図14は、本発明の第6
実施形態に係る物理量検出回路600の回路図である。
第1実施形態に係る物理量検出回路100の構成要素と
同一要素については同一符号を付している。第6実施形
態の特徴を簡単に説明すると、物理量検出回路600
は、MOS電界効果トランジスタ191を抵抗器の代わ
りにしている。MOS電界効果トランジスタ191は、
第1電界効果トランジスタの一例である。
【0055】MOS電界効果トランジスタ191は、演
算増幅器110の出力端子と反転入力端子との帰還経路
に帰還容量130と並列に接続されている。MOS電界
効果トランジスタ191は、第2電界効果トランジスタ
の一例であるMOS電界効果トランジスタ193とカレ
ントミラー回路を構成している。これにより、MOS電
界効果トランジスタ191の電流I191の制御を高精度
に行うことができるので、MOS電界効果トランジスタ
191の抵抗値の変動を小さくすることができる。
【0056】MOS電界効果トランジスタ193には、
電流源210から電流が供給される。電流源210は、
MOS電界効果トランジスタ211、212、213、
214、215、抵抗器216を含む。MOS電界効果
トランジスタ212、213、214、215、抵抗器
216で一般的な定電流回路を構成している。カレント
ミラー回路(MOS電界効果トランジスタ191、19
3)と電流源210で制御手段の一例を構成している。
【0057】さて、MOS電界効果トランジスタ191
を抵抗器の代わりに用いると述べたが、これを具体的数
値で説明する。MOS電界効果トランジスタ211、2
12、213の(ゲート幅W/ゲート長L)を、 (W/L)211:(W/L)212:(W/L)213=1:
10:10 とし、MOS電界効果トランジスタ191、193の
(ゲート幅W/ゲート長L)を、 (W/L)191:(W/L)193=1:10 とする。
【0058】また、MOS電界効果トランジスタ212
のソースとドレインとの間の電流をI212とする。電流
212は、定電流回路により発生する電流でる。また、
MOS電界効果トランジスタ211のソースとドレイン
との間の電流をI211、MOS電界効果トランジスタ1
93のソースとドレインとの間の電流をI193、MOS
電界効果トランジスタ191のソースとドレインとの間
の電流をI191とする。
【0059】MOS電界効果トランジスタ191、19
3でカレントミラー回路を構成しているので、電流I
191と電流I193とはほぼ等しい。MOS電界効果トラン
ジスタ211の電流I211が微小電流の場合、電流I211
と電流I193とはほぼ等しいので、電流I211と電流I
191とはほぼ等しくなる。よって、電流I212、電流I
211、電流I193、電流I191の関係は次式となる。
【0060】 I212:I211:I193:I191=100:10:10:1 I212=0.1μAとすると、 I212:I211:I193:I191=0.1μA:10mA:
10mA:1mA となる。
【0061】一般的に、MOS電界効果トランジスタの
オン抵抗ronは、次式の様に計算できる。
【0062】
【数1】 W:チャネル幅、L:チャネル長、μ:移動度、Co
x:単位面積当たりのゲート容量、Vgs:ゲート-ソ
ース間電圧、Vth:しきい値電圧、Ids:ドレイン
電流 MOS電界効果トランジスタ193において、I193
10nA、Vgs−Vth=0.1とすると、MOS電
界効果トランジスタ193のインピーダンス(オン抵
抗)は5MΩとなるので、MOS電界効果トランジスタ
191のインピーダンス(オン抵抗)は50MΩとな
る。また、上記のように計算では示さないが、同様の構
成によりMOS電界効果トランジスタのサブスレッショ
ルド領域を利用してもよい。
【0063】以上のように、MOS電界効果トランジス
タ191を高抵抗にすることができる。物理量検出回路
600は、MOS電界効果トランジスタ191のこの特
性を利用して抵抗器の代わりとしている。これにより、
小面積で高抵抗値を実現できる。
【0064】電流源210の定電流回路(MOS電界効
果トランジスタ212、213、214、215、抵抗
器216)により発生する電流は、ダイオードのインピ
ーダンスと比較すると、温度変化の影響を受けにくい。
例えば、電流I212の変化幅は、マイナス40℃からプ
ラス80℃で2〜3倍程度に設定できる。したがって、
インピーダンス(抵抗)の変化も数倍となるので、温度
変化による低域遮断周波数の変動を小さくすることがで
きる。図15は、温度と低域遮断周波数との関係を示す
グラフである。線Aは物理量検出回路600の場合を示
し、線Bは図2に示す物理量検出回路3000の場合を
示している。グラフから分かるように、物理量検出回路
600によれば、温度が低下しても低域遮断周波数が下
がりすぎるのを防ぐことができる。さらに、電流源21
0を、温度に対してより安定(電流が変化しない)にす
ることで、温度変化による低域遮断周波数の変動をより
小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る物理量検出回路の
回路図である。
【図2】特開2000-304631号公報に記載され
た物理量検出回路の回路図である。
【図3】図2に示す物理量検出回路の周波数と出力振幅
の関係を示すグラフである。
【図4】物理量検出回路の周波数と出力振幅との関係を
示すグラフである。
【図5】第1実施形態に係る物理量検出回路の温度と低
域遮断周波数との関係を示すグラフである。
【図6】本発明の第2実施形態に係る物理量検出回路の
回路図である。
【図7】第2実施形態のダイオード部及びスイッチが形
成されたn型の半導体基板(SUB)の平面図である。
【図8】図7のX1-X2線に沿った断面図である。
【図9】本発明の第3実施形態に係る物理量検出回路の
回路図である。
【図10】第3実施形態のダイオード部及びスイッチが
形成されたn型の半導体基板(SUB)の断面図であ
る。
【図11】第3実施形態に係る物理量検出回路の温度と
低域遮断周波数との関係を示すグラフである。
【図12】本発明の第4実施形態に係る物理量検出回路
の回路図である。
【図13】本発明の第5実施形態に係る物理量検出回路
の回路図である。
【図14】本発明の第6実施形態に係る物理量検出回路
の回路図である。
【図15】本発明の第6実施形態に係る物理量検出回路
の温度と低域遮断周波数との関係を示すグラフである。
【図16】従来の物理量検出回路の一例の回路図であ
る。
【図17】従来の物理量検出回路の他の例の回路図であ
る。
【符号の説明】
100 物理量検出回路 110 演算増幅器 120 容量センサ 130、131、132、133、134 帰還容量 140 ダイオード部 142、144、145、146、147、148 ダ
イオード 150、151、152、153 スイッチ 160 温度センサ 170 ダイオード 191、193 MOS電界効果トランジスタ 200 物理量検出回路 210 電流源 211、212、213、214、215 MOS電界
効果トランジスタ 216 抵抗器 300、400、500、600 物理量検出回路 1000 物理量検出回路 1100 演算増幅器 1200 容量センサ 1300 帰還容量 1400 抵抗器 1500 ダイオード 2000 物理量検出回路 3000 物理量検出回路
フロントページの続き Fターム(参考) 2F055 CC02 EE25 FF02 GG32 2F077 AA13 HH01 UU12 5J050 AA01 AA24 DD01 DD06 FF35 FF36 5J090 AA01 AA47 CA00 CA02 CN04 FA18 HA10 HA16 HA17 HA19 HA25 HA27 HA29 HA30 HA39 HA42 HA43 KA09 MA11 MN01 MN02 QA02 QA03 TA03 TA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演算増幅器の反転入力端子に接続された
    第1素子の電荷量の変化により物理量を検出する、物理
    量検出回路であって、 前記反転入力端子と前記演算増幅器の出力端子との帰還
    経路に接続された帰還容量と、 抵抗として機能する複数の第2素子から選択された少な
    くとも一つから構成され、かつ、前記反転入力端子と前
    記出力端子との帰還経路に前記帰還容量と並列に接続さ
    れる、第3素子と、 温度変化により前記複数の第2素子の選択を変更する、
    選択変更手段と、 を備える、物理量検出回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記複数の第2素子は、並列接続された複数のダイオー
    ドを含む、物理量検出回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記選択変更手段は、電界効果トランジスタであり、 前記複数の第2素子は、前記電界効果トランジスタのソ
    ースを有する寄生ダイオードおよび前記電界効果トラン
    ジスタのドレインを有する寄生ダイオードを含む、物理
    量検出回路。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記帰還容量は、複数の帰還容量から選択された少なく
    とも一つから構成され、 前記選択変更手段により、前記複数の帰還容量の選択が
    変更される、物理量検出回路。
  5. 【請求項5】 演算増幅器の反転入力端子に接続された
    第1素子の電荷量の変化により物理量を検出する、物理
    量検出回路であって、 前記反転入力端子と前記演算増幅器の出力端子との帰還
    経路に接続された帰還容量と、 前記反転入力端子と前記出力端子との帰還経路に前記帰
    還容量と並列に接続されるように、そのソース、ドレイ
    ンが前記出力端子、前記反転入力端子に接続される、第
    1電界効果トランジスタと、 前記ソースと前記ドレインとの間の電流を制御する制御
    手段と、 を備える、物理量検出回路。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記制御手段は、前記第1電界効果トランジスタとでカ
    レントミラー回路を構成する第2電界効果トランジスタ
    を含む、物理量検出回路。
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