JP2015220011A - 固体電解質構造体、及びその製造方法、並びに全固体電池 - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、これらが10−4S/cm前後のリチウムイオン伝導度を得るためには、焼結を必要とする(例えば、特許文献1参照)。これには、多大な電力コスト及び設備コストを必要とするという問題がある。
全固体電池を作製する場合、電解質−電極間の界面抵抗を低減するために、正極、固体電解質、及び負極を合わせた状態で焼結するといういわゆる一体型焼結を行うことが有効である。しかし、固体電解質としてLi3xLa2/3−xTiO3(0≦x≦1/6)、Li7La3Zr2O12、Li1+yAlyTi2−y(PO4)3(0≦y≦1)、及びLi1+zAlzGe2−z(PO4)3(0≦z≦1)を使用する場合、一体型焼結を、その焼結温度(例えば、1,250℃)で行う必要がある。そのため、焼結温度(例えば、1,250℃)で融解及び分解が起こらない正極、及び負極を使わなければならず、その材料選択の幅が狭くなるという問題がある。
開示の固体電解質構造体は、Li3xLa2/3−xTiO3(0≦x≦1/6)、Li7La3Zr2O12、Li1+yAlyTi2−y(PO4)3(0≦y≦1)、及びLi1+zAlzGe2−z(PO4)3(0≦z≦1)のいずれかの粒子である母体粒子と、前記母体粒子の表面にLi3xLa2/3−xTiO3(0≦x≦1/6)、Li7La3Zr2O12、Li1+yAlyTi2−y(PO4)3(0≦y≦1)、及びLi1+zAlzGe2−z(PO4)3(0≦z≦1)のいずれかを含有するアモルファス酸化物膜とを含有する。
前記母体粒子の表面に前記アモルファス酸化物膜を形成して、固体電解質粉末を作製する工程と、
前記固体電解質粉末を圧粉して、固体電解質構造体を作製する工程とを含む。
前記母体粒子を圧粉して、圧粉体を作製する工程と、
前記圧粉体における前記母体粒子の表面に前記アモルファス酸化物膜を形成して、固体電解質構造体を作製する工程とを含む。
開示の固体電解質構造体の製造方法によると、従来における前記諸問題を解決し、前記目的を達成することができ、高いリチウムイオン伝導度を有する固体電解質構造体を低い温度で製造できる。
開示の全固体電池によると、従来における前記諸問題を解決し、前記目的を達成することができ、低い温度で製造でき、かつ高い出力を得ることができる全固体電池を提供できる。
開示の固体電解質構造体は、母体粒子と、アモルファス酸化物膜とを少なくとも含有し、更に必要に応じて、その他の成分を含有する。
これは、リチウムイオン伝導性を有する前記アモルファス酸化物膜が、前記母体粒子の粒子同士の隙間(空隙)に存在することで、前記アモルファス酸化物膜が、空隙部分のイオン伝導をアシストしているためと考えられる。
前記母体粒子は、Li3xLa2/3−xTiO3(0≦x≦1/6)(以下、「LLTO」と称することがある。)、Li7La3Zr2O12(以下、「LLZO」と称することがある。)、Li1+yAlyTi2−y(PO4)3(0≦y≦1)、及びLi1+zAlzGe2−z(PO4)3(0≦z≦1)のいずれかの粒子である。
これらは、リチウムイオン伝導度が良好な固体電解質として知られている材料である。前記母体粒子は、結晶質である。
前記LLTOの製造方法としては、例えば、以下の方法などが挙げられる。原料として、La2O3、Li2CO3、及びTiO2を用い、これらの原料を所望の化学量論比となるように秤量した後に、それらの原料を混合する。前記混合は、乾式混合であってもよいし、湿式混合であってもよい。前記乾式混合としては、例えば、ボールミルによる混合などが挙げられる。前記ボールミルとしては、例えば、遊星ボールミルなどが挙げられる。前記混合により得られた混合物を、焼成することにより、前記LLTOを得ることができる。前記焼成条件としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、750℃〜850℃で熱処理した後に、1,100℃〜1,200℃で更に焼成する条件などが挙げられる。
前記LLZOの製造方法としては、例えば、以下の方法などが挙げられる。原料として、LiOH、La2O3、及びZrO2を用い、これらの原料を所望の化学量論比となるように秤量した後に、それらの原料を混合する。前記混合は、湿式混合であってもよいし、乾式混合であってもよい。前記湿式混合としては、例えば、分散媒として有機溶媒を用いた、ボールミルによる混合などが挙げられる。前記ボールミルとしては、例えば、遊星ボールミルなどが挙げられる。前記有機溶媒としては、例えば、低級アルコールなどが挙げられる。前記低級アルコールとしては、例えば、2−プロパノールなどが挙げられる。前記混合により得られた混合物を、焼成することにより、前記LLZOを得ることができる。前記焼成条件としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、850℃〜950℃で熱処理した後に、1,050℃〜1,200℃で更に焼成する条件などが挙げられる。
前記平均粒子径は、一次粒子径の平均値であり、例えば、走査型電子顕微鏡観察により測定でき、任意の10個の母体粒子の一次粒子径を測定した際の算術平均値である。
前記アモルファス酸化物膜は、Li3xLa2/3−xTiO3(0≦x≦1/6)、Li7La3Zr2O12、Li1+yAlyTi2−y(PO4)3(0≦y≦1)、及びLi1+zAlzGe2−z(PO4)3(0≦z≦1)のいずれかを含有する。
前記固体電解質構造体において、前記アモルファス酸化物膜は、前記母体粒子の全体を覆っていなくてもよい。
前記固体電解質構造体が、前記母体粒子を圧粉して作製された圧粉体における前記母体粒子の表面に前記アモルファス酸化物膜を形成して作製された場合、前記アモルファス酸化物膜は、前記圧粉体における全ての前記母体粒子の表面に形成されている必要はない。また、前記母体粒子の全体を覆っていなくてもよい。
前記平均厚みは、例えば、透過型電子顕微鏡観察により測定でき、任意の10箇所の前記アモルファス酸化物膜の厚みを測定した際の算術平均値である。
前記層状の前記固体電解質構造体の平均厚みとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0.1μm〜5μmが好ましく、1.0μm〜3.0μmがより好ましい。
<第1の形態>
開示の固体電解質構造体の製造方法の第1の形態は、固体電解質粉末を作製する工程と、固体電解質構造体を作製する工程とを少なくとも含み、更に必要に応じて、その他の工程を含む。
前記固体電解質構造体の製造方法は、開示の前記固体電解質構造体を製造する方法である。
前記固体電解質粉末を作製する工程としては、前記母体粒子の表面に前記アモルファス酸化物膜を形成して、固体電解質粉末を作製する工程であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、パルスレーザーデポジッション法、スパッタリング法、ゾルゲル法、浸漬法などが挙げられる。これらの中でも、パルスレーザーデポジッション法、スパッタリング法、ゾルゲル法が、精度よく前記アモルファス酸化物膜を形成できる点で、好ましい。
なお、Li3xLa2/3−xTiO3(0≦x≦1/6)、Li7La3Zr2O12、Li1+yAlyTi2−y(PO4)3(0≦y≦1)、及びLi1+zAlzGe2−z(PO4)3(0≦z≦1)といった金属酸化物の場合、どの成膜方法を適用してもアモルファス膜となり、また成膜方法によってこの固体電解質構造体の性質(リチウムイオン伝導度)が変化することもない。
前記固体電解質構造体を作製する工程としては、前記固体電解質粉末を圧粉して、固体電解質構造体を作製する工程であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
圧粉する際の圧力としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、1MPa〜100MPaが好ましく、10MPa〜50MPaがより好ましく、20MPa〜40MPaが特に好ましい。
図1A〜1Cは、前記第1の形態の一例を説明するための模式図である。
まず、母体粒子1を用意する(図1A)。
続いて、図1Bに示すように、母体粒子1の表面に、アモルファス酸化物膜2を形成して、固体電解質粉末3を作製する。図1Bにおいては、個々の母体粒子1の表面の全面にアモルファス酸化物膜2が形成されている。
続いて、図1Cに示すように、固体電解質粉末3を圧粉し、層状に成形して、固体電解質構造体を作製する。
開示の固体電解質構造体の製造方法の第2の形態は、圧粉体を作製する工程と、固体電解質構造体を作製する工程とを少なくとも含み、更に必要に応じて、その他の工程を含む。
前記固体電解質構造体の製造方法は、開示の前記固体電解質構造体を製造する方法である。
前記圧粉体を作製する工程としては、前記母体粒子を圧粉する工程であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
圧粉する際の圧力としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、1MPa〜100MPaが好ましく、10MPa〜50MPaがより好ましく、20MPa〜40MPaが特に好ましい。
前記固体電解質構造体を作製する工程としては、前記圧粉体における前記母体粒子の表面に前記アモルファス酸化物膜を形成して、固体電解質構造体を作製する工程であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、パルスレーザーデポジッション法、スパッタリング法、ゾルゲル法、浸漬法などが挙げられる。これらの中でも、パルスレーザーデポジッション法、スパッタリング法、ゾルゲル法が、精度よく前記アモルファス酸化物膜を形成できる点で、好ましい。
前記パルスレーザーデポジッション法、前記スパッタリング法、及び前記ゾルゲル法の具体例としては、前記第1の形態において説明した具体例と同様の具体例が挙げられる。
図2A〜2Bは、前記第2の形態の一例を説明するための模式図である。
まず、母体粒子1を圧粉して圧粉体4を得る(図2A)。
続いて、図2Bに示すように、圧粉体4における母体粒子1の表面にアモルファス酸化物膜2を形成して、固体電解質構造体5を作製する。
開示の全固体電池は、正極活物質層と、負極活物質層と、層状の開示の前記固体電解質構造体とを少なくとも有し、更に必要に応じて、その他の部材を有する。
前記正極活物質層としては、正極活物質を含有する層であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記正極活物質層は、前記正極活物質自体であってもよい。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記負極活物質層としては、負極活物質を含有する層であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記負極活物質層は、前記負極活物質自体であってもよい。
層状の開示の前記固体電解質構造体は、前記正極活物質層及び前記負極活物質に挟持されている。
前記その他の部材としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、正極集電体、負極集電体などが挙げられる。
前記正極集電体の形状、大きさ、構造としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記正極集電体の材質としては、例えば、ステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金、チタン合金、銅、ニッケルなどが挙げられる。
前記負極集電体の形状、大きさ、構造としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記負極集電体の材質としては、例えば、金、インジウム、ニッケル、銅、ステンレス鋼などが挙げられる。
以下の実施例において、パルスレーザーデポジションは、NEOCERA社製のPioneer 240 PLD Systemを用いて行った。レーザー源としては、KrF excimer laser(LAMBDA PHYSIK社製)を用いた。パルス数は、15Hzで行った。出力は、150mJ/pulseで行った。
平均粒子径が約10μmである固体電解質Li0.35La0.55TiO3粒子の表面に、スパッタリング法によりLi0.35La0.55TiO3アモルファス酸化物膜(平均厚み0.1μm)を成膜し、固体電解質粉末を得た。その後、30MPaで圧粉し、平均厚み2mmの円柱状の圧粉体(固体電解質構造体)を得た。この圧粉体を2枚のステンレス板で挟み、インピーダンスアナライザーに接続して、交流インピーダンスを測定した。その結果、リチウムイオン伝導度は3×10−6S/cmであった。
平均粒子径が約10μmである固体電解質Li0.35La0.55TiO3粒子の表面に、パルスレーザーデポジション法によりLi0.35La0.55TiO3アモルファス酸化物膜(平均厚み0.1μm)を成膜し、固体電解質粉末を得た。その後、30MPaで圧粉し、平均厚み2mmの円柱状の圧粉体(固体電解質構造体)を得た。この圧粉体を2枚のステンレス板で挟み、インピーダンスアナライザーに接続して、交流インピーダンスを測定した。その結果、リチウムイオン伝導度は2×10−6S/cmであった。
平均粒子径が約10μmである固体電解質Li0.35La0.55TiO3粒子の表面に下記ゾルゲル法によりLi0.35La0.55TiO3アモルファス酸化物膜(平均厚み0.5μm)を成膜し、固体電解質粉末を得た。その後、30MPaで圧粉し、平均厚み2mmの円柱状の圧粉体(固体電解質構造体)を得た。この圧粉体を2枚のステンレス板で挟み、インピーダンスアナライザーに接続して、交流インピーダンスを測定した。その結果、リチウムイオン伝導度は4×10−7S/cmであった。
0.27gのチタン、0.062gのLi2CO3、0.52gのLa2O3を出発原料に用いた。初めに、チタンを20mLの30質量%過酸化水素水、及び5mLの35質量%アンモニア水溶液の混合液に室温で溶解させた。その後、19.2gのクエン酸を溶液に加えた。La2O3、及びLi2CO3は、30質量%硝酸水溶液に溶解させた。これら二つの溶液を均質になるまで混合した後、25gのエチレングリコールを加え150℃、及び350℃で熱処理を行い前駆体を得た。こうしてできた前駆体に6.4gの結晶LLTOの粉末(平均粒子径約10μm)を混合し、600℃で熱処理を行い、急冷した。生成物をメノウ乳鉢で粉砕することで、LLTOの表面にアモルファス酸化物膜が形成された固体電解質粉末を得た。
平均粒子径が約10μmである固体電解質Li0.35La0.55TiO3粒子の表面に、スパッタリング法によりLi0.14La0.62TiO3アモルファス酸化物膜(平均厚み0.1μm)を成膜し、固体電解質粉末を得た。その後、30MPaで圧粉し、平均厚み2mmの円柱状の圧粉体(固体電解質構造体)を得た。この圧粉体を2枚のステンレス板で挟み、インピーダンスアナライザーに接続して、交流インピーダンスを測定した。その結果、リチウムイオン伝導度は4×10−7S/cmであった。
平均粒子径が約10μmである固体電解質Li0.35La0.55TiO3粒子を、圧力30MPaで圧粉し、平均厚み500μmの円柱状の圧粉体を作製した。この圧粉体における前記粒子の表面に、スパッタリング法を用いてLi0.35La0.55TiO3アモルファス酸化物膜(平均厚み0.5μm)を成膜し、固体電解質構造体を得た。この固体電解質構造体を4枚積層し、30MPaで押圧することで、平均厚み2mmの固体電解質ペレットを作製した。このペレットを2枚のステンレス板で挟み、インピーダンスアナライザーに接続して、交流インピーダンスを測定した。その結果、リチウムイオン伝導度は1×10−6S/cmであった。
平均粒子径が約10μmである固体電解質Li7La3Zr2O12粒子の表面に、スパッタリング法によりLi7La3Zr2O12アモルファス酸化物膜(平均厚み0.1μm)を成膜し、固体電解質粉末を得た。その後、30MPaで圧粉し、平均厚み2mmの円柱状の圧粉体(固体電解質構造体)を得た。この圧粉体を2枚のステンレス板で挟み、インピーダンスアナライザーに接続して、交流インピーダンスを測定した。その結果、リチウムイオン伝導度は6×10−6S/cmであった。
平均粒子径が約10μmである固体電解質Li7La3Zr2O12粒子の表面に、スパッタリング法により95モル%Li7La3Zr2O12−5モル%Li2Oアモルファス酸化物膜(平均厚み0.1μm)を成膜し、固体電解質粉末を得た。その後、30MPaで圧粉し、平均厚み2mmの円柱状の圧粉体(固体電解質構造体)を得た。この圧粉体を2枚のステンレス板で挟み、インピーダンスアナライザーに接続して、交流インピーダンスを測定した。その結果、リチウムイオン伝導度は4×10−7S/cmであった。
平均粒子径が約10μmである固体電解質Li7La3Zr2O12粒子を、圧力30MPaで圧粉し、平均厚み500μmの円柱状の圧粉体を作製した。この圧粉体における前記粒子の表面に、スパッタリング法を用いてLi7La3Zr2O12アモルファス酸化物膜(平均厚み0.5μm)を成膜し、固体電解質構造体を得た。この固体電解質構造体を4枚積層し、30MPaで押圧することで、平均厚み2mmの固体電解質ペレットを作製した。このペレットを2枚のステンレス板で挟み、インピーダンスアナライザーに接続して、交流インピーダンスを測定した。その結果、リチウムイオン伝導度は1×10−6S/cmであった。
平均粒子径が約10μmである固体電解質Li0.35La0.55TiO3粒子の表面に、スパッタリング法によりLi7La3Zr2O12アモルファス酸化物膜(平均厚み0.1μm)を成膜し、固体電解質粉末を得た。その後、30MPaで圧粉し、平均厚み2mmの円柱状の圧粉体(固体電解質構造体)を得た。この圧粉体を2枚のステンレス板で挟み、インピーダンスアナライザーに接続して、交流インピーダンスを測定した。その結果、リチウムイオン伝導度は2×10−6S/cmであった。
平均粒子径が約10μmである固体電解質Li7La3Zr2O12粒子の表面に、スパッタリング法によりLi0.35La0.55TiO3アモルファス酸化物膜(平均厚み0.1μm)を成膜し、固体電解質粉末を得た。その後、30MPaで圧粉し、平均厚み2mmの円柱状の圧粉体(固体電解質構造体)を得た。この圧粉体を2枚のステンレス板で挟み、インピーダンスアナライザーに接続して、交流インピーダンスを測定した。その結果、リチウムイオン伝導度は2×10−6S/cmであった。
平均粒子径が約10μmである固体電解質Li1.3Al0.3Ti1.7(PO4)3粒子の表面に、スパッタリング法によりLi1.3Al0.3Ti1.7(PO4)3アモルファス酸化物膜(平均厚み0.1μm)を成膜し、固体電解質粉末を得た。その後、30MPaで圧粉し、平均厚み2mmの円柱状の圧粉体(固体電解質構造体)を得た。この圧粉体を2枚のステンレス板で挟み、インピーダンスアナライザーに接続して、交流インピーダンスを測定した。その結果、リチウムイオン伝導度は4×10−5S/cmであった。
平均粒子径が約10μmである固体電解質Li1.3Al0.3Ge1.7(PO4)3粒子の表面に、スパッタリング法によりLi1.3Al0.3Ge1.7(PO4)3アモルファス酸化物膜(平均厚み0.1μm)を成膜し、固体電解質粉末を得た。その後、30MPaで圧粉し、平均厚み2mmの円柱状の圧粉体(固体電解質構造体)を得た。この圧粉体を2枚のステンレス板で挟み、インピーダンスアナライザーに接続して、交流インピーダンスを測定した。その結果、リチウムイオン伝導度は3×10−5S/cmであった。
平均粒子径が約10μmである固体電解質Li0.35La0.55TiO3粒子を、圧力30MPaで圧粉し、平均厚み2mmの円柱状の圧粉体を作製した。この圧粉体を2枚のステンレス板で挟み、インピーダンスアナライザーに接続して、交流インピーダンスを測定した。その結果、リチウムイオン伝導度は1×10−10S/cmであった。
比較例1で作製した圧粉体について、大気下1,350℃で2時間熱処理を行うことで焼結体を得た。この焼結体を2枚のステンレス板で挟み、インピーダンスアナライザーに接続して、交流インピーダンスを測定した。その結果、リチウムイオン伝導度は3×10−5S/cmであった。
平均粒子径が約10μmである固体電解質Li7La3Zr2O12粒子を、圧力30MPaで圧粉し、平均厚み2mmの円柱状の圧粉体を作製した。この圧粉体を2枚のステンレス板で挟み、インピーダンスアナライザーに接続して、交流インピーダンスを測定した。その結果、リチウムイオン伝導度は1×10−10S/cmであった。
比較例3で作製した圧粉体について、大気下1,250℃で2時間熱処理を行うことで焼結体を得た。この焼結体を2枚のステンレス板で挟み、インピーダンスアナライザーに接続して、交流インピーダンスを測定した。その結果、リチウムイオン伝導度は8×10−5S/cmであった。
平均粒子径が約10μmである固体電解質Li1.3Al0.3Ti1.7(PO4)3粒子を、圧力30MPaで圧粉し、平均厚み2mmの円柱状の圧粉体を作製した。この圧粉体を2枚のステンレス板で挟み、インピーダンスアナライザーに接続して、交流インピーダンスを測定した。その結果、リチウムイオン伝導度は5×10−7S/cmであった。
比較例5で作製した圧粉体について、大気下1,150℃で2時間熱処理を行うことで焼結体を得た。この焼結体を2枚のステンレス板で挟み、インピーダンスアナライザーに接続することで、交流インピーダンスを測定した。その結果、リチウムイオン伝導度は4×10−5S/cmであった。
平均粒子径が約10μmである固体電解質Li1.3Al0.3Ge1.7(PO4)3粒子を、圧力30MPaで圧粉し、平均厚み2mmの円柱状の圧粉体を作製した。この圧粉体を2枚のステンレス板で挟み、インピーダンスアナライザーに接続して、交流インピーダンスを測定した。その結果、リチウムイオン伝導度は3×10−7S/cmであった。
比較例7で作製した圧粉体について、大気下1,350℃で2時間熱処理を行うことで焼結体を得た。この焼結体を2枚のステンレス板で挟み、インピーダンスアナライザーに接続して、交流インピーダンスを測定した。その結果、リチウムイオン伝導度は2×10−5S/cmであった。
平均粒子径が約10μmである固体電解質Li1.3Al0.3Ti1.7(PO4)3粒子と、テトラメトキシシランとを質量比〔Li1.3Al0.3Ti1.7(PO4)3:テトラメトキシシラン)=2:1で秤量し、室温にて2時間撹拌した後、120℃で2時間乾燥することで、非晶質のシリカを化学結合させたLi1.3Al0.3Ti1.7(PO4)3粉末を得た。これを圧力30MPaで圧粉し、平均厚み2mmの円柱状の圧粉体を作製した。この圧粉体を2枚のステンレス板で挟み、インピーダンスアナライザーに接続して、交流インピーダンスを測定した。その結果、リチウムイオン伝導度は9×10−7S/cmであった。
平均粒子径が約10μmである固体電解質Li0.35La0.55TiO3粒子を、圧力30MPaで圧粉し、平均厚み2mmの円柱状の圧粉体を作製した。この圧粉体を、大気下1,350℃で2時間熱処理を行うことで焼結体を得た。固体電解質材料の一方の面を、研磨紙(#600)を用いて湿式研磨した。研磨後の焼結体を2枚のステンレス板で挟み、インピーダンスアナライザーに接続することで、交流インピーダンスを測定した。その結果、リチウムイオン伝導度は4×10−5S/cmであった。
(付記1) Li3xLa2/3−xTiO3(0≦x≦1/6)、Li7La3Zr2O12、Li1+yAlyTi2−y(PO4)3(0≦y≦1)、及びLi1+zAlzGe2−z(PO4)3(0≦z≦1)のいずれかの粒子である母体粒子と、前記母体粒子の表面にLi3xLa2/3−xTiO3(0≦x≦1/6)、Li7La3Zr2O12、Li1+yAlyTi2−y(PO4)3(0≦y≦1)、及びLi1+zAlzGe2−z(PO4)3(0≦z≦1)のいずれかを含有するアモルファス酸化物膜とを含有することを特徴とする固体電解質構造体。
(付記2) 前記母体粒子の構成元素と、前記アモルファス酸化物膜の構成元素とが、同じである付記1に記載の固体電解質構造体。
(付記3) 前記母体粒子の化学組成と、前記アモルファス酸化物膜の化学組成とが、同じである付記1から2のいずれかに記載の固体電解質構造体。
(付記4) 前記母体粒子が、Li3xLa2/3−xTiO3(0≦x≦1/6)の粒子であり、前記アモルファス酸化物膜が、Li3xLa2/3−xTiO3(0≦x≦1/6)を含有する付記1に記載の固体電解質構造体。
(付記5) 前記母体粒子が、Li7La3Zr2O12の粒子であり、前記アモルファス酸化物膜が、Li7La3Zr2O12を含有する付記1に記載の固体電解質構造体。
(付記6) 前記母体粒子が、Li1+yAlyTi2−y(PO4)3(0≦y≦1)の粒子であり、前記アモルファス酸化物膜が、Li1+yAlyTi2−y(PO4)3(0≦y≦1)を含有する付記1に記載の固体電解質構造体。
(付記7) 前記母体粒子が、Li1+zAlzGe2−z(PO4)3(0≦z≦1)の粒子であり、前記アモルファス酸化物膜が、Li1+zAlzGe2−z(PO4)3(0≦z≦1)を含有する付記1に記載の固体電解質構造体。
(付記8) 付記1から7のいずれかに記載の固体電解質構造体の製造方法であって、
前記母体粒子の表面に前記アモルファス酸化物膜を形成して、固体電解質粉末を作製する工程と、
前記固体電解質粉末を圧粉して、固体電解質構造体を作製する工程とを含むことを特徴とする固体電解質構造体の製造方法。
(付記9) 付記1から7のいずれかに記載の固体電解質構造体の製造方法であって、
前記母体粒子を圧粉して、圧粉体を作製する工程と、
前記圧粉体における前記母体粒子の表面に前記アモルファス酸化物膜を形成して、固体電解質構造体を作製する工程とを含むことを特徴とする固体電解質構造体の製造方法。
(付記10) 前記アモルファス酸化物膜の形成が、パルスレーザーデポジッション法、スパッタリング法、及びゾルゲル法のいずれかで行われる付記8から9のいずれかに記載の固体電解質構造体の製造方法。
(付記11) 正極活物質層と、負極活物質層と、前記正極活物質層及び前記負極活物質層に挟持された、層状の付記1から7のいずれかに記載の固体電解質構造体とを有することを特徴とする全固体電池。
2 アモルファス酸化物膜
3 固体電解質粉末
4 圧粉体
5 固体電解質構造体
11 正極集電体
12 正極活物質層
13 層状の固体電解質構造体
14 負極活物質層
15 負極集電体
Claims (7)
- Li3xLa2/3−xTiO3(0≦x≦1/6)、Li7La3Zr2O12、Li1+yAlyTi2−y(PO4)3(0≦y≦1)、及びLi1+zAlzGe2−z(PO4)3(0≦z≦1)のいずれかの粒子である母体粒子と、前記母体粒子の表面にLi3xLa2/3−xTiO3(0≦x≦1/6)、Li7La3Zr2O12、Li1+yAlyTi2−y(PO4)3(0≦y≦1)、及びLi1+zAlzGe2−z(PO4)3(0≦z≦1)のいずれかを含有するアモルファス酸化物膜とを含有することを特徴とする固体電解質構造体。
- 前記母体粒子の構成元素と、前記アモルファス酸化物膜の構成元素とが、同じである請求項1に記載の固体電解質構造体。
- 前記母体粒子の化学組成と、前記アモルファス酸化物膜の化学組成とが、同じである請求項1から2のいずれかに記載の固体電解質構造体。
- 請求項1から3のいずれかに記載の固体電解質構造体の製造方法であって、
前記母体粒子の表面に前記アモルファス酸化物膜を形成して、固体電解質粉末を作製する工程と、
前記固体電解質粉末を圧粉して、固体電解質構造体を作製する工程とを含むことを特徴とする固体電解質構造体の製造方法。 - 請求項1から3のいずれかに記載の固体電解質構造体の製造方法であって、
前記母体粒子を圧粉して、圧粉体を作製する工程と、
前記圧粉体における前記母体粒子の表面に前記アモルファス酸化物膜を形成して、固体電解質構造体を作製する工程とを含むことを特徴とする固体電解質構造体の製造方法。 - 前記アモルファス酸化物膜の形成が、パルスレーザーデポジッション法、スパッタリング法、及びゾルゲル法のいずれかで行われる請求項4から5のいずれかに記載の固体電解質構造体の製造方法。
- 正極活物質層と、負極活物質層と、前記正極活物質層及び前記負極活物質層に挟持された、層状の請求項1から3のいずれかに記載の固体電解質構造体とを有することを特徴とする全固体電池。
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