JP2015219037A - 圧力センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】検出精度が低下することを抑制する。
【解決手段】第1基板10の他面10b側から視たとき、凹部15を第1基板10の相対する側面10c、10dと繋がる2つの連結部15aを有する側面のみを有する形状とする。そして、この側面を、2つの連結部15aを結ぶ直線状の仮想線Lと一致する形状、もしくは、ダイヤフラム部17側に突出する部分を有すると共に仮想線Lとの距離が順に長くなる部分と順に短くなる部分とを1つのみ有する形状とする。これによれば、凹部15は相対する側面を有していないため、異物が挟まることがない。このため、検出精度が低下することを抑制できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダイヤフラム部の変形に基づいて測定媒体の圧力を検出する圧力センサに関するものである。
従来より、この種の圧力センサとして、ダイヤフラム部が形成された基板にキャップを配置した圧力センサが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、この圧力センサでは、一面および他面を有する基板の他面から凹部が形成され、凹部の底面と基板の一面との間の部分にてダイヤフラム部が構成されている。なお、凹部は、基板の他面側から視たとき、矩形状とされている。つまり、相対する側面を有する形状とされている。
そして、ダイヤフラム部のうちの一面側には、ブリッジ回路を構成するように複数のゲージ抵抗が形成されている。また、キャップは、ゲージ抵抗が封止されると共に基板の一面との間に基準圧力室が構成されるように、基板の一面に配置されている。
このような圧力センサは、例えば、オイルポンプから排出されたオイルの圧力を検出するものとして用いられる。そして、測定媒体が基板に形成された凹部内に導入されると、測定媒体の圧力と基準圧力室との差圧に応じてダイヤフラム部が変形する。このため、ダイヤフラム部に形成されたゲージ抵抗が変形することにより、ブリッジ回路の出力電圧が変化して差圧に応じたセンサ信号が出力される。
特開2011−191273号公報
しかしながら、上記圧力センサでは、オイルの圧力を検出するものとして用いられた場合、凹部は相対する側面を有しているため、測定媒体中に含まれるオイル劣化物等の異物が凹部に挟まることがある。言い換えると、測定媒体中に含まれる異物が相対する側面によって保持されることがある。この場合、異物と基板との線膨張係数の差によって応力が発生し、当該応力がダイヤフラム部に伝達されることによって検出精度が低下するという問題がある。
なお、ここでは、異物としてオイル劣化物を例に説明したが、異物の線膨張係数が基板の線膨張係数と異なる場合には同様の問題が発生する。
本発明は上記点に鑑みて、検出精度が低下することを抑制できる圧力センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、一面(10a)、一面と反対側の他面(10b)、および一面と他面とを繋ぐ相対する側面(10c、10d)を有し、他面に凹部(15)が形成されることによって一面側にダイヤフラム部(17)が構成された第1基板(10)と、第1基板の一面側に配置され、ダイヤフラム部のうちの一面側の部分に基準圧力を印加する基準圧力室(40)を第1基板との間に構成する第2基板(30)と、を備え、ダイヤフラム部のうちの他面側に印加される測定媒体の圧力と、ダイヤフラム部のうちの一面側に印加される基準圧力との差圧に応じて圧力を検出する圧力センサにおいて、以下の点を特徴としている。
すなわち、第1基板の他面側から視たとき、凹部は、第1基板の相対する側面と繋がる2つの連結部(15a)を有する側面のみを有し、側面は、2つの連結部を結ぶ直線状の仮想線(L)と一致する形状、もしくは、仮想線からダイヤフラム部側に突出する部分を有すると共に仮想線との距離が順に長くなる部分と順に短くなる部分とを1つのみ有する形状とされていることを特徴としている。
これによれば、凹部は相対する側面を有しておらず、凹部に異物が挟まることがない。このため、検出精度が低下することを抑制できる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態における圧力センサの断面図である。 図1に示す第1基板の一面側の平面図である。 図1に示す第1基板の他面側の平面図である。 本発明の第2実施形態における圧力センサの断面図である。 本発明の第3実施形態における第1基板の他面側の平面図である。 本発明の他の実施形態における第1基板の他面側の平面図である。 本発明の他の実施形態における第1基板の他面側の平面図である。 本発明の他の実施形態における第1基板の他面側の平面図である。 本発明の他の実施形態における第1基板の他面側の平面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。なお、本実施形態の圧力センサは、例えば、自動車に搭載され、オイルポンプから排出されたオイルの圧力を検出する圧力センサとして適用されると好適である。
図1および図2に示されるように、圧力センサは、一面10a、一面10aと反対側の他面10b、および一面10aと他面10bとを繋ぐ相対する側面10c、10dを有する第1基板10を備えている。本実施形態では、第1基板10は、支持基板11、絶縁膜12、半導体層13が順に積層され、一方向を長手方向(図1中紙面左右方向)とする平面矩形状のSOI(Silicon on Insulator)基板(半導体基板)で構成されている。そして、半導体層13のうちの絶縁膜12と反対側の一面が第1基板10の一面10aを構成し、支持基板11のうちの絶縁膜12と反対側の一面が第1基板10の他面10bを構成している。また、相対する側面10c、10dは、第1基板10の長手方向に沿った側面である。
なお、本実施形態では、半導体層13はP型のシリコン基板等で構成されている。また、図1中の第1基板10は図2中のI−I断面に相当している。
第1基板10には、半導体層13の表層部にN型層14が形成されている。また、第1基板10には、長手方向の一端部側(図1および図2中の紙面右側)に、他面10bから凹部15が形成されることで薄膜部16(ダイヤフラム部17)が形成されている。なお、具体的には後述するが、薄膜部16のうちの基板31に形成された窪み部31aで囲まれる部分にて、圧力に応じて変形するダイヤフラム部17が構成される。
凹部15は、第1基板10の他面10bから絶縁膜12に達するように形成されている。つまり、凹部15は支持基板11に形成されている。そして、凹部15の底面と第1基板10の一面10aとの間に位置する絶縁膜12および半導体層13にてダイヤフラム部17(薄膜部16)が構成されている。
また、凹部15は、相対する側面を有しない形状とされている。具体的には、凹部15は、図1および図3に示されるように、支持基板11の一端部側を全て除去するように形成されている。そして、第1基板10の他面10b側から視たとき、側面10c、10dと繋がる2つの連結部15aを有する側面のみを有している。また、この側面は、一面10aおよび他面10bと垂直とされ、2つの連結部15aを結ぶ直線状の仮想線Lと一致する形状とされている。本実施形態では、凹部15の側面(仮想線L)は、第1基板10の長手方向と直交する方向(図3中紙面上下方向)と平行とされている。
ダイヤフラム部17(薄膜部16)には、図1および図2に示されるように、抵抗値が変化するゲージ抵抗18が形成されている。本実施形態では、ゲージ抵抗18は、4つ形成されており、ブリッジ回路を構成するように接続配線層19によって適宜接続されている。
また、半導体層13には、ゲージ抵抗18と電気的に接続される引き出し配線層20が形成されている。この引き出し配線層20は、ゲージ抵抗18と接側される部分から第1基板10の他端部側(図1および図2中の紙面左側)まで引き出されている。
なお、本実施形態では、引き出し配線層20は4つ形成されており、それぞれ電源電圧を印加する1つの配線層、グランド電位と接続される1つの配線層、ブリッジ回路の中点電圧を出力する2つの配線層とされている。
そして、引き出し配線層20のうちのゲージ抵抗18と接続される部分と反対側の端部には、引き出し配線層20と接続された接続部21が形成されている。接続部21は、後述する貫通電極36と電気的に接続される部分であり、本実施形態では、平面円形状とされている。
なお、ゲージ抵抗18、接続配線層19、引き出し配線層20、接続部21は、それぞれP型の不純物を拡散させた拡散層等で構成され、N型層14内に形成されている。
また、半導体層13のうちのN型層14内には、接続部21よりも他端部側に、N型層14よりも高不純物濃度とされたN型のコンタクト層22が形成されている。このコンタクト層22は、N型層14を所定電位に維持するために後述する貫通電極36と接続される部分である。
さらに、半導体層13のうちのN型層14の外側には、半導体層13よりも高不純物濃度とされたP型のコンタクト層23が形成されている。このコンタクト層23は、半導体層13を所定電位に維持するために後述する貫通電極36と接続される部分である。
また、図1に示されるように、上記第1基板10の一面10aには、第2基板30が配置されている。第2基板30は、シリコン等の基板31のうちの第1基板10と対向する一面側に絶縁膜32が形成されていると共に、この一面と反対側の他面に絶縁膜33が形成された構成とされている。
そして、第2基板30は、絶縁膜32が第1基板10(半導体層13)と接合されている。本実施形態では、絶縁膜32と第1基板10(半導体層13)とは、絶縁膜32および半導体層13のうちの接合面を活性化させて接合するいわゆる直接接合等で接合されている。
基板31には、薄膜部16のうちのゲージ抵抗18が形成されている内縁部と対向する部分に窪み部31aが形成されている。このため、薄膜部16のうちの窪み部31aで囲まれる部分(薄膜部16のうちの内縁部)が圧力に応じて変形するダイヤフラム部17となる。そして、第1基板10と第2基板30との間には、この窪み部31aによって構成される基準圧力室40が形成され、ダイヤフラム部17のうちの一面10a側には基準圧力室40から基準圧力が印加される。なお、本実施形態では、基準圧力室40は、真空圧とされている。
また、第2基板30のうちの他端部側(図1中紙面左側)には、当該第2基板30を第1基板10と第2基板30との積層方向に貫通する6つの貫通孔34(図1中では4つのみ図示)が形成されている。具体的には、この貫通孔34は、各接続部21およびコンタクト層22、23をそれぞれ露出させるように形成されている。そして、貫通孔34の壁面には、TEOS(Tetra ethyl ortho silicate)等で構成される絶縁膜35が成膜され、絶縁膜35上にはAl等で構成される貫通電極36が適宜接続部21およびコンタクト層22、23と電気的に接続されるように形成されている。また、絶縁膜33上には、貫通電極36と電気的に接続されると共に外部回路と接続されるパッド部37が形成されている。
なお、図1では、最も紙面左側に位置する貫通電極36と電気的に接続されるパッド部37のみを図示しているが、他の貫通電極36も図1とは別断面に形成されたパッド部37と電気的に接続されている。
また、第1基板10の他面10bの他端部側には、第1、第2基板10、30を搭載して支持する支持部材50が接着剤等の接合部材60を介して配置されている。この支持部材50は、銅や42アロイ等で構成されるリードフレームで構成される。
そして、第1、第2基板10、30のうちの他端部側および支持部材50等は、モールド樹脂70によって封止されて固定されている。つまり、ダイヤフラム部17が露出するようにモールド樹脂70が配置されている。
以上が本実施形態における圧力センサの構成である。このような圧力センサでは、N型層14(コンタクト層22)が、P型のゲージ抵抗18、接続配線層19、引き出し配線層20、接続部21より高電位とされた状態で圧力の検出を行う。つまり、N型層14と、P型のゲージ抵抗18、接続配線層19、引き出し配線層20、接続部21とで構成されるダイオードに逆バイアスが印加される状態で圧力の検出を行う。
そして、ダイヤフラム部17のうちの他面10b側に測定媒体の圧力が印加されると、この圧力と一面10a側に印加される基準圧力との差圧に応じてダイヤフラム部17が変形し、当該変形に応じたセンサ信号が出力される。このため、このセンサ信号に基づいて測定媒体の圧力が検出される。
以上説明したように、本実施形態では、第1基板10の他面10b側から視たとき、凹部15は、相対する側面10c、10dと繋がる2つの連結部15aを有する側面のみを有している。そして、この側面は、2つの連結部15aを結ぶ直線状の仮想線Lと一致する形状とされている。つまり、凹部15は、相対する側面を有していない。このため、凹部15に測定媒体中に含まれる異物が挟まることがなく、検出精度が低下することを抑制できる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して凹部15の側面をテーパ状としたものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態では、図4に示されるように、凹部15は、側面が他面10bに対して傾いており、他面10bとの成す角度θが90°より大きくされている。これによれば、凹部15の側面が他面10bと垂直とされている場合と比較して、測定媒体が凹部15の側面に沿って滑らかに流れる。このため、測定媒体が凹部15の側面に衝突することによる応力によってダイヤフラム部17が変形することを抑制でき、さらに検出精度が低下することを抑制できる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して凹部15の側面と第1基板10の側面との連結部15aを丸めたものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態では、図5に示されるように、凹部15の側面と第1基板10の側面との連結部15aが丸められている。言い換えると、凹部15の側面と第1基板10の側面との連結部15aが面取りされており、曲率を有する形状とされている。
これによれば、圧力センサを搬送する際等において、凹部15の側面と第1基板の側面との連結部15aが治具等と衝突して欠けることを抑制できる。
(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
例えば、上記各実施形態において、第1基板10としてSOI基板ではなく、シリコン基板等を用いることもできる。
また、上記各実施形態において、ダイヤフラム部17(薄膜部16)は、半導体層13のみで構成されていてもよい。つまり、凹部15によって絶縁膜12が除去されていてもよい。
そして、上記各実施形態において、N型のシリコン基板を用いて半導体層13を構成することもできる。この場合は、N型層14の代わりにP型層を形成し、コンタクト層22をP型とすると共にコンタクト層23をN型とし、ゲージ抵抗18、接続配線層19、引き出し配線層20、接続部21をN型とすればよい。そして、圧力を検出する際には、ゲージ抵抗18、接続配線層19、引き出し配線層20、接続部21がP型層より高電位となるようにすればよい。
また、上記各実施形態において、窪み部31aの側面に絶縁膜32が形成されていてもよい。
さらに、上記各実施形態において、凹部15の側面の形状を変更してもよい。
例えば、図6Aに示されるように、第1基板10の他面10b側から視たとき、凹部15の側面は、第1基板10の長手方向と直交する方向に対して傾いていてもよい。
また、図6B〜図6Dに示されるように、凹部15は、第1基板10の他面10b側から視たとき、側面が仮想線Lからダイヤフラム部17(薄膜部16)側に突出する部分を有すると共に仮想線Lとの距離が順に長くなる部分と順に短くなる部分とを1つのみ有する形状とされていてもよい。
すなわち、図6Bに示されるように、第1基板10の他面10b側から視たとき、凹部15の側面は、各連結部15aからダイヤフラム部17(薄膜部16)側に延びる2つの面を有する形状とされていてもよい。この場合、図6B中の紙面上側の面が仮想線Lとの距離が順に長くなる部分となり、紙面下側の面が仮想線Lとの距離が順に短くなる部分となる。
そして、図6Bの変形例として、図6Cに示されるように、第1基板10の他面10b側から視たとき、凹部15の側面は、ダイヤフラム部17(薄膜部16)側に延びる2つの面の間に、仮想線Lと平行となる面を有する形状とされていてもよい。
また、図6Dに示されるように、第1基板10の他面10b側から視たとき、凹部15の側面は、各連結部15aからダイヤフラム部17(薄膜部16)側に突出する円弧状とされていてもよい。この場合、図6D中の紙面上側の部分が仮想線Lとの距離が順に長くなる部分となり、紙面下側の部分が仮想線Lとの距離が順に短くなる部分となる。
10 第1基板
10a 一面
10b 他面
10c、10d 側面
15 凹部
15a 連結部
17 ダイヤフラム部
30 第2基板
40 基準圧力室
L 仮想線

Claims (5)

  1. 一面(10a)、前記一面と反対側の他面(10b)、および前記一面と前記他面とを繋ぐ相対する側面(10c、10d)を有し、前記他面に凹部(15)が形成されることによって前記一面側にダイヤフラム部(17)が構成された第1基板(10)と、
    前記第1基板の一面側に配置され、前記ダイヤフラム部のうちの前記一面側の部分に基準圧力を印加する基準圧力室(40)を前記第1基板との間に構成する第2基板(30)と、を備え、
    前記ダイヤフラム部のうちの前記他面側に印加される測定媒体の圧力と、前記ダイヤフラム部のうちの前記一面側に印加される前記基準圧力との差圧に応じて圧力を検出する圧力センサにおいて、
    前記第1基板の他面側から視たとき、前記凹部は、前記第1基板の相対する側面と繋がる2つの連結部(15a)を有する側面のみを有し、前記側面は、前記2つの連結部を結ぶ直線状の仮想線(L)と一致する形状、もしくは、前記仮想線から前記ダイヤフラム部側に突出する部分を有すると共に前記仮想線との距離が順に長くなる部分と順に短くなる部分とを1つのみ有する形状とされていることを特徴とする圧力センサ。
  2. 前記凹部の側面は、当該側面と前記第1基板の他面との成す角度(θ)が90°より大きくされることでテーパ状とされていることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 前記連結部は、丸められていることを特徴とする請求項1または2に記載の圧力センサ。
  4. 前記第1、第2基板は、前記ダイヤフラム部が露出するように、モールド樹脂(70)で封止されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の圧力センサ。
  5. 前記第1基板は、支持基板(11)、絶縁膜(12)、半導体層(13)が順に積層された半導体基板であり、前記一面が前記半導体層で構成されていると共に前記他面が前記支持基板で構成され、
    前記凹部は、前記支持基板に形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の圧力センサ。


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