JP2015208804A - 非接触型搬送ハンド - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、吸着保持板の薄型化を容易に行うことができるようにした非接触型搬送ハンドを提供する。
【解決手段】非接触型搬送ハンドは、非接触型搬送ハンド1に適用される吸着保持板2には、非吸着面2b側に凹状の気体供給溝6及び凹状のチャンバ3が形成され、吸着面2a側には凹状の気体排出溝10が形成されている。このような構成にあっては、気体の流路を、吸着面2a及び非吸着面2bに溝加工を施すことによって作り出すことができるので、例えば、深さが1mm以下の浅い流路であっても、孔加工に比べて、容易に形成することができる。このように、溝の深さを容易に浅くできるので、吸着保持板2の薄型化を容易に達成することができる。そして、蓋部8によって気体排出溝10及びチャンバ3の開口側を塞いで流路が作り出される。
【選択図】図1

Description

本発明は、非接触型搬送ハンドに係り、特に、吸着面に非接触状態で半導体ウエハ、ガラス基板などの平板状のワークを吸着させて、所定の場所までの搬送に利用される非接触型搬送ハンドに関するものである。
このような分野の技術として、特開2009−032744号公報がある。この公報に記載されたベルヌーイチャック(非接触型搬送ハンド)は、円板状の吸着保持板に把持ユニットが連結された構成になっている。この吸着保持板において、ワークを保持するための吸着面には、吸着保持板の外周側に位置する4本の空気排出溝が形成されている。各空気排出溝の外端及び吸着面側は開放されている。また、吸着保持板の内部には、吐出ポンプに連通する圧縮空気供給路と、圧縮空気供給路と4本の空気排出溝とを連通させるための分配流路と、が穿設されている。よって、把持ユニットから供給された空気は、吸着保持板の内部に形成された圧縮空気供給路及び分配流路を通って空気排出溝から噴射される。空気排出溝から噴射された圧縮空気は、エゼクタ効果によって周囲の空気を引き込み、吸着力を発生させてワークを吸着面に吸着させる。また、圧縮空気が空気排出溝を高速で流通することで、ベルヌーイ効果により、空気排出溝の周囲で負圧が生じ、これによってワークを吸着面に吸着させている。
特開2009−032744号公報
前述した従来の非接触型搬送ハンドに圧縮空気供給路及び分配流路を形成する場合、吸着保持板の内部にドリル加工によって細くて長い孔を形成しなければならない。しかしながら、細くて長い孔をドリルで形成するには、ドリルの径を小さくしなければならず、加工時のドリルの折れや曲がりを考慮すると、ドリルの径を細くしがたく、その結果として、孔の径を小さくしがたく、このことが、吸着保持板の薄型化を困難にしている。
本発明は、吸着保持板の薄型化を容易に行うことができるようにした非接触型搬送ハンドを提供することを目的とする。
本発明は、平面状の吸着面が設けられた吸着保持板を有する非接触型搬送ハンドであって、
前記吸着保持板の前記吸着面には、気体が外側に向かって排出される凹状の気体排出溝が形成され、前記吸着面に対向する非吸着面には、前記気体が外方から内方に向かって供給される凹状の気体供給溝が形成され、
前記非吸着面には、前記気体供給溝の終端に凹状のチャンバが形成され、前記チャンバを形成する壁面には、前記気体排出溝の入口が形成され、
前記非吸着面には、前記気体供給溝及び前記チャンバを塞ぐ蓋部が固着されている。
この非接触型搬送ハンドに適用される吸着保持板において、非吸着面側には凹状の気体供給溝及び凹状のチャンバが形成され、吸着面側には凹状の気体排出溝が形成されている。このような構成にあっては、気体の流路を、吸着面及び非吸着面に溝加工を施すことによって作り出すことができるので、例えば、深さが1mm以下の浅い流路であっても、孔加工に比べて、容易に形成することができる。このように、溝の深さを容易に浅くできるので、吸着保持板の薄型化を容易に達成することができる。そして、蓋部を採用することによって気体排出溝及びチャンバの開口側を塞いで流路を作り出している。
また、前記気体排出溝は、前記吸着面を通る直線に対して線対称の関係をもって配置されていてもよい。
このような構成の採用により、安定した吸着性能が得やすくなる。
また、前記気体供給溝は直線的に形成され、前記チャンバは、前記吸着面の中央部に設けられ、前記気体排出溝は、前記チャンバから放射状で且つ直線的に延在していてもよい。
この場合、平面視(吸着保持板を吸着面側又は非吸着面側から見た場合)において、吸着保持板の吸着面側の気体排出溝と非吸着面側の気体供給溝とが交差しないような対策が容易になる。これによって、吸着保持板の薄型化を容易に達成することができる。しかも、チャンバを吸着面の中央に配置させることで、気体排出溝の長さを揃え易く、これによって、安定した吸着性能が得られる。
また、直線的に延在する前記気体供給溝は、同じ幅をもって延在する主溝と、前記主溝の終端から前記チャンバまで延在して、下流側に向かって徐々に溝幅が縮小する絞り溝と、を有していてもよい。
このように絞り溝を採用すると、気体排出溝の入口を気体供給溝の出口近傍に配置させることができ、これによって、気体排出溝の入口を、増やしたり均等に配置させ易くなる。
また、前記チャンバ内には、この底面から立設する突起が配置されていてもよい。
このような構成を採用すると、突起によって、チャンバ内の圧力分布を均一にし易く、気体排出溝から排出される気体の流量の均一性を向上させることができる。
本発明によれば、吸着保持板の薄型化を容易に行うことができる。
本発明に係る非接触型搬送ハンドの実施形態を示す分解斜視図である。 図1に示されたハンドでウエハを吸着させた状態を示す斜視図である。 ハンドの吸着面側を示す斜視図である。 ハンドの要部拡大断面図である。 吸着保持板の第1の変形例を示す斜視図である。 吸着保持板の第2の変形例を示す斜視図である。 吸着保持板の第3の変形例を示す斜視図である。 本発明に係る非接触型搬送ハンドの他の実施形態を示す平面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る非接触型搬送ハンドの好適な実施形態について詳細に説明する。
図1〜図3に示されるように、非接触型搬送ハンド1は、超小型半導体設備の搬送ロボットに装着されて薄くて平らなワークWの搬送に利用されている。ハンド1は、平面状の吸着面2aを有する厚さ1.5mm程度の吸着保持板2を具備している。樹脂又は金属からなる吸着保持板2は、吸着が予定されている平板状のワーク(例えば、半導体ウエハ、ガラス基板など)Wより一回り小さな円形の吸着本体部2Aと、吸着本体部2Aの周縁から同一平面上で径方向に突出する矩形の延長部2Bと、を有している。
吸着本体部2Aの中央には、凹状の円形チャンバ3が設けられ、吸着本体部2Aには、等間隔にワーク保持爪4が固定されている。L字形状をなす各ワーク保持爪4は、吸着本体部2Aの非吸着面2bに固定される固定部4aと、固定部4aの端部で直角に折り曲げられてなる爪部4bと、からなる。爪部4bがワークWの周縁に当たることで、吸着本体部2Aに対するワークWの確実な位置決めが達成される。
吸着保持板2の非吸着面2bには、延長部2Bから吸着本体部2Aに渡って延在する直線状の気体供給溝6が形成されている。気体が外方から内方に向かって供給される凹状の気体供給溝6の終端は、円形のチャンバ3に連通し、気体供給溝6の始端は、気体導入孔6dを介して外部のエアー供給源(不図示)に連通している。さらに、吸着保持板2の延長部2Bの非吸着面2b側には、気体供給溝6を挟むようにして位置決めピン7が立設されている。
吸着保持板2の非吸着面2b上には、チャンバ3及び気体供給溝6を塞ぐための板状の蓋部8が装着されている。樹脂又は金属からなる蓋部8は、吸着保持板2の外形と略同じ形状をなしている。蓋部8は、吸着本体部2Aと略同一外形をなす蓋本体部8Aと、延長部2Bと略同一外形をなす延長部8Bとからなる。蓋本体部8Aには、ワーク保持爪4の固定部4aを挿入させるための切欠き部9が形成されている。また、延長部8Bには、位置決めピン7を挿入させるための位置決め孔5が形成されている。そして、蓋部8は、吸着保持板2に形成されたネジ孔12に、ネジ11が螺着されることで吸着保持板2の非吸着面2bに固定される。
図3及び図4に示されるように、吸着保持板2の吸着面2aには、チャンバ3から空気が外側に向かって排出される凹状の気体排出溝10が放射状に形成されている。気体排出溝10の入口10aは、チャンバ3を形成する円形の周壁面3aと底面3bとに渡って形成されている。気体排出溝10は、先端が球状のボールエンドミルによる加工によって吸着面2a側に形成されている。気体排出溝10は、入口10aから径方向で且つ外方に行くにつれて浅くなり、しかも先細形状になるように形成されている。気体排出溝10をこのような形状にすることで、気体排出溝10から外方に向かって、吸着面2aに沿うように空気をスムーズに流すことができる。これにより、吸着面2aとワークWとの間の隙間を空気が高速で流動すると、ベルヌーイ効果による負圧発生作用により、吸着保持板2の吸着面2aにワークWを効率良く吸着させることができる。
気体排出溝10を成形するにあたって、先ず、吸着保持板2の吸着面2aからボールエンドミルでチャンバ3に入口10aを形成し、ここから一気に溝を徐々に浅くしながら、ボールエンドミルを吸着面2aの径方向に移動させる。このような成形は、気体排出溝10の加工が容易であり、加工時間が短くて済む。
気体排出溝10は、吸着面2aを通る直線に対して線対称の関係をもって配置されている。このような配置の結果、ワークWの安定した吸着性能が得やすくなる。そして、直線的に延在する気体排出溝10は、吸着面2aの中央に配置されたチャンバ3から周方向に等間隔で且つ放射状に形成されている。
このような構成を採用すると、気体排出溝10が直線的に且つ放射状になっているので、吸着保持板2の吸着面2a側と非吸着面2b側とで、平面視(吸着保持板2を吸着面2a側又は非吸着面2b側から見た場合)に関して、気体供給溝6と気体排出溝10とが交差しないような対策を容易に実現することができる。これによって、吸着保持板2の薄型化を容易に達成することができ、吸着保持板2の軽量化をも同時に可能にしている。しかも、チャンバ3を吸着面2aの中央に配置させることで、気体排出溝10の長さを揃え易く、これによって、安定した吸着性能が得られる。
図1に示されるように、直線的に延在する気体供給溝6は、同じ幅をもって延在する主溝6aと、主溝6aの下流端からチャンバ3まで延在して、下流側に向かって徐々に溝幅が縮小する絞り溝6bと、を有する。この絞り溝6bで圧力損失が発生するが、この絞り溝6bの全長を短くすること並びにテーパー形状にすることで、圧力損失の発生が抑制される。そして、このような絞り溝6bを採用すると、気体排出溝10の入口10aを気体供給溝6の出口6c近傍に配置させることができ、これによって、気体排出溝10の入口10aを、チャンバ3内で増やしたり、周壁面3aに沿って周方向に等間隔で均等に配置させ易くなる。
前述したように、非接触型搬送ハンド1に適用される吸着保持板2には、非吸着面2b側に凹状の気体供給溝6及び凹状のチャンバ3が形成され、吸着面2a側には凹状の気体排出溝10が形成されている。このような構成にあっては、気体の流路を、吸着面2a及び非吸着面2bに溝加工を施すことによって作り出すことができるので、例えば、深さが1mm以下の浅い流路であっても、孔加工に比べて、容易に形成することができる。このように、溝の深さを容易に浅くできるので、吸着保持板2の薄型化を容易に達成することができる。そして、蓋部8によって気体排出溝10及びチャンバ3の開口側を塞いで流路が作り出される。
しかも、平面視(吸着保持板2を吸着面2a側又は非吸着面2b側から見た場合)において、気体供給溝6とチャンバ3と気体排出溝10とが重なり合ったり、交差したりすることがない。その結果、吸着保持板2の更なる薄型化を容易に達成することができる。このような薄型化は、吸着保持板2の軽量化にも寄与している。
本発明は、前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、下記のような種々の変形が可能である。
図5に示されるように、吸着保持板21において、円形のチャンバ3の底面3bには、周壁面3aから離間しつつ周壁面3aに沿うようにして延在する円弧状の突起20が立設されている。この突起20は、気体供給溝6の出口6cに対向し且つ出口6cから遠い位置に配置されている気体排出溝10の入口10aを塞がないように配置されている。この場合、出口6cから排出された空気が出口6cから遠い位置の入口10aに直接流入することがない。しかも、出口6cから排出される空気をチャンバ3内で均一に分配させることができる。よって、突起20の採用により、気体排出溝10から排出される気体の流量の均一性を向上させることができる。このような突起20は、気体供給溝6の出口6cから排出される空気の流速が高い場合に特に効果的である。
図6に示されるように、吸着保持板31において、円形のチャンバ3の底面3bの中央には、円柱状の突起30が立設されている。この場合、出口6cから排出された空気が突起30の周面30aに沿って流動するので、チャンバ3内での圧力損失の低減を図りつつ、チャンバ3内での圧力分布の均一化を向上させることができる。よって、突起30の採用により、気体排出溝10から排出される気体の流量の均一性を向上させることができる。このような突起30は、気体供給溝6の出口6cから排出される空気の流速が高い場合に特に効果的である。
図7に示されるように、吸着保持板41において、円形のチャンバ3の底面3bの略全域にわたって、円柱状の突起40が均等に立設されている。このような構成の結果、出口6cから排出された空気が突起40によって撹拌され、チャンバ3内での圧力分布の均一化を向上させることができる。よって、突起40の採用により、気体排出溝10から排出される気体の流量の均一性を向上させることができる。このような突起40は、気体供給溝6の出口6cから排出される空気の流速が高い場合に特に効果的である。
図8に示されるように、他の実施形態に係るハンド50において、吸着保持板51の非吸着面51b側には、直線的に延在する気体供給溝52と、気体供給溝52の途中及び下流端に配置された出口52aに連通するチャンバ53と、が設けられている。吸着保持板51の非吸着面51a側には、チャンバ53の周壁面53aと底面53bとに渡って形成された入口54aから延在する直線状の気体排出溝54が形成されている。そして、各気体排出溝54は、気体供給溝52に対して直交して互いに平行に延在する。なお、非吸着面51aには、図示しない板状の蓋部が固定されている。
1,50…非接触型搬送ハンド 2,21,31,41,51…吸着保持板 2A…吸着本体部 2B…延長部 2a,51a…吸着面 2b,51b…非吸着面 3,53…チャンバ 3a,53a…周壁面 3b,53b…底面 4…ワーク保持爪 6,52…気体供給溝 6a…主溝 6b…絞り溝 6c…出口 8…蓋部 10,54…気体排出溝 10a,54a…入口 20,30,40…突起 W…ワーク
本発明は、平面状の吸着面が設けられた吸着保持板を有する非接触型搬送ハンドであって、
前記吸着面の裏面である非吸着面には、気体が供給される気体供給溝が形成され、
前記気体供給溝の終端にはチャンバが形成され、
前記吸着面には、前記チャンバの壁面に設けられた入口を介して前記チャンバと連通し、前記気体が前記チャンバから離れる向きに排出される気体排出溝が形成され、
前記非吸着面には、前記気体供給溝及び前記チャンバを塞ぐ蓋部が固着されている。
この非接触型搬送ハンドに適用される吸着保持板において、非吸着面側には気体供給溝及びチャンバが形成され、吸着面側には気体排出溝が形成されている。このような構成にあっては、気体の流路を、吸着面及び非吸着面に溝加工を施すことによって作り出すことができるので、例えば、深さが1mm以下の浅い流路であっても、孔加工に比べて、容易に形成することができる。このように、溝の深さを容易に浅くできるので、吸着保持板の薄型化を容易に達成することができる。そして、蓋部を採用することによって気体排出溝及びチャンバの開口側を塞いで流路を作り出している。

Claims (5)

  1. 平面状の吸着面が設けられた吸着保持板を有する非接触型搬送ハンドであって、
    前記吸着保持板の前記吸着面には、気体が外側に向かって排出される凹状の気体排出溝が形成され、前記吸着面に対向する非吸着面には、前記気体が外方から内方に向かって供給される凹状の気体供給溝が形成され、
    前記非吸着面には、前記気体供給溝の終端に凹状のチャンバが形成され、前記チャンバを形成する壁面には、前記気体排出溝の入口が形成され、
    前記非吸着面には、前記気体供給溝及び前記チャンバを塞ぐ蓋部が固着されている、
    非接触型搬送ハンド。
  2. 前記気体排出溝は、前記吸着面を通る直線に対して線対称の関係をもって配置されている、
    請求項1に記載の非接触型搬送ハンド。
  3. 前記気体供給溝は直線的に形成され、前記チャンバは、前記吸着面の中央部に設けられ、前記気体排出溝は、前記チャンバから放射状で且つ直線的に延在している、
    請求項2記載の非接触型搬送ハンド。
  4. 直線的に延在する前記気体供給溝は、同じ幅をもって延在する主溝と、前記主溝の終端から前記チャンバまで延在して、下流側に向かって徐々に溝幅が縮小する絞り溝と、を有する、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の非接触型搬送ハンド。
  5. 前記チャンバ内には、この底面から立設する突起が配置されている、
    請求項1〜4の何れか一項に記載の非接触型搬送ハンド。
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