JPH08503680A - 物品取扱いシステム - Google Patents

物品取扱いシステム

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JPH08503680A
JPH08503680A JP6504478A JP50447893A JPH08503680A JP H08503680 A JPH08503680 A JP H08503680A JP 6504478 A JP6504478 A JP 6504478A JP 50447893 A JP50447893 A JP 50447893A JP H08503680 A JPH08503680 A JP H08503680A
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スコウ、リン・アール
ムーア、アーサー・アール
ダンバー、ウィリアム・エム
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ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 物品(8)を取り扱い、物品(8)に対して機能する装置(10)である。装置(10)は、動作表面(14)および流体オリフィス(18)を有する部材(12)を備えている。流体オリフィス(18)は、部材(12)を貫通して、動作表面(14)上の出口(22)まで延びている。部材(12)は、積層された複数の層(38)から作られたウエブである。オリフィス(18)から動作表面(14)へと供給された流体は、動作表面(14)の近傍に置かれた物品(8)に作用する。

Description

【発明の詳細な説明】 物品取扱いシステム 技術分野 本発明は、物品を取り扱い、物品に対して機能するシステムに関する。さらに 詳しくは、本発明は、流体を使用して、物品を保持し、移動させ、検知し、物品 に対して機能するシステム、および論理・制御要素のために流体を使用するシス テムに関する。発明の背景 商業的に入手可能な多くの装置は、気体および液状流体を使用して、物体の検 査や検知、材料の搬送や保持、または論理機能の達成を図っている。それらの例 としては、空気による次元計測器(dimensional air gauge)、さえぎることが 可能なジェットを利用するセンサ、空気コンベヤ、機械加工用の真空チャック、 ベンチュリ吸引カップの組合せ体、および流体を使用するb論理モジュール等が ある。これらの装置の多くは剛性を有するプラスチックや金属で組み立てられて おり、ファスナーを使用したり、溶接や接着を使用したり、または他の強固な固 定方法によって、製品や機器類に取り付けられることが多い。 空気によるエアクッションを利用してその上に物品を浮かべる空気テーブルや 空気コンベヤ等の装置がよく知られている。しかしながら、物品はエアクッショ ンまたは空気ベアリング上に浮かぶので、物品を保持し、搬送し、回転させ、検 知し、または物品に対して機能する場合には他の外的な装置または力が必要とな る。 方向性を有する空気のジェットを使用して物品を搬送する空気テーブルもまた 知られている。 前述のような水平面とは異なる面上の物品に作用して、物品を支持し、物品に 対して機能し得るシステムが必要である。さらに、そのような装置を、製品また は機器類に迅速かつ効率的に取り付けることが可能なように、層状に構成する必 要がある。発明の概要 本発明は、物品を取り扱い、物品に対して機能する装置である。本発明の装置 は、動作表面と少なくとも1つのオリフィスとを有する部材を備えている。オリ フィスは、入口から延びて、部材内を通り、そして動作表面上に少なくとも1つ の出口を有している。流体は、入口から部材内に入り、オリフィスを通って、出 口から出ていく。 部材は、積層する複数の層から作られたウエブであってもよい。少なくとも1 つの層が1または2以上のオリフィスを有する。オリフィスから出ていく流体が 物品と動作表面との間に大気圧よりも低い圧力を形成し、この結果、物品が動作 表面上に保持されることとなるように、オリフィスが向けられている。 流体源がオリフィスの入口に接続されている。オリフィスを通過する流体が動 作表面上の物品に対して機能する。この機能は、単に物品を動作表面上の所定位 置に保持するものであってよい。これに代えて、物品を動作表面に沿って搬送す る機能、または物品を動作表面上で回転させる機能であってもよい。これらは、 オリフィスの出口の方向および形状を選択的に変更することにより達成される。 本発明の装置は、他の実施例においては、流体を利用する論理要素、または検査 トランスデューサとして機能する。また、物品の存在を検知するのに使用するこ ともできる。さらに本発明の装置は、既存表面をシステムの一部へ取り込むのに 使用することもできる。これにより、既存表面の厚さ増加を最小限にして、物品 を取り扱い、物品に対して機能することができる。図面の簡単な説明 図1Aは、物品を保持または搬送すべく構成された、本発明の物品に対して機 能する装置の他の実施例を示す断面図である。 図1Bは、図1Aの装置の上面図である。 図1Cは、図1の装置の端部断面図である。 図2は、図1の装置の他の実施例の端部断面図である。 図3は、水平の1次元方向の搬送経路を示す概略図である。 図4は、垂直下方に向かう搬送経路を示す概略図である。 図5は、垂直上方に向かう搬送経路を示す概略図である。 図6は、上下が逆の状態における水平の1次元方向の搬送経路を示す概略図で ある。 図7Aおよび7Bは、物品を2方向に搬送すべく構成された、本発明の物品を 取り扱い、物品に対して機能する装置の他の実施例を示す断面図である。 図8は、図1の装置に組み入れられる搬送トラックを示す斜視図である。 図9、10および11は、図1および2の装置に組み入れられるテープワインダー の断面図である。 図12は、物品を回転させるべく構成された、本発明の物品に対して機能する装 置の一実施例を示す断面図である。 図13は、図12の装置の上面図である。 図14は、湾曲した2次元方向の移動経路を示す概略図である。 図15は、螺旋状の3次元方向の移動経路を示す概略図である。 図16は、物品を保持すべく構成された、本発明の物品に対して機能する装置の 断面図である。 図17は、図16の装置に組み入れられる吸着カップの斜視図である。 図18は、図16の装置に組み入れられるプロセスクランプの斜視図である。 図19A〜19Gは、図16の実施例の装置を構成するために使用される層の上面図 である。 図20は、空気を利用して物品を交換すべく構成された、本発明の装置の他の実 施例を示す断面図である。 図21は、論理・制御機能を提供する装置に組み入れられる、流体を利用する論 理要素の概略図である。 図22および23は、検査トランスデューサとして機能すべく構成された、本発明 の装置の他の実施例を示す断面図である。 図24および25は、物品貼付け器として機能すべく構成された、本発明の物品を 取り扱い、物品に対して機能する装置の他の実施例を示す断面図である。 図26A、26B、27A、27Bおよび28は、物品近接センサとして機能すべく構成 された、本発明の装置の他の実施例を示す断面図である。 図29Aは、図26の装置に組み入れられる物品センサの斜視図である。 図29Bは、図26の装置に組み入れられる物品センサの斜視図である。好ましい実施例の詳細な説明 システム10は、物品8を取り扱い、物品8に対して機能する。そして、既存 に容易に吸着される。システム10は多種の動作流体により作動するが、図示さ れた実施例のものは空気を使用している。図1および2に示されているように、 システム10は部材12を備えており、部材12は動作表面14およびその裏側の底部 表面16を有している。図示されているように、部材12は可撓性を有している。少 なくとも1つのオリフィス18が、少なくとも1つの入口34から、部材12内を貫通 して、動作表面14上の出口22まで延びている。空気、水、フルオロカーボン、他 の気体等の流体や混合気体が、入口34から部材12内に入り、オリフィス18を通過 して、出口22から出ていく。例えば図16に示され後に説明するように、ある実施 例においては、オリフィス18は出口22を越えて延びており、吸引を行う。 出口22は導管組立体24の出口である。出口22は、オリフィス18を介して入口34 と連通しており、流体を通過させることができる。流体は、各出口22を通って、 所定の角度および方向をもって部材12から出ていく。この所定の角度および方向 は、システム10に要求される機能に関連して選択される。出口22から出た流体は 、動作表面14と物品8との間を流れる。各出口22からの流体の流れ方向は、物品 8の移動経路に対して異ならせることが可能である。 導管組立体24は供給マニホルド26を備えている。供給マニホルド26は、図1お よび2に示されているように部材12の一部として形成されてもよく、または部材 12の底部表面16に取り付けられてもよい。図1Cにおいては、供給マニホルド26 は流路を備えており、この流路は、頂壁28、底壁30および側壁32によって規定さ れる。入口34は、流体を供給マニホルド26内へと導びいて、この流体をオリフィ ス18および出口22から分配する。流体源36が入口34に接続されている。流体源36 は、空気を加圧下で導管組立体24に供給するコンプレッサであってもよい。加圧 された空気は、ジェットのように出口22から流出して物品8にぶつかる。図2に 示された他の実施例においては、供給マニホルド26は使用されていない。その代 わりに、部材12は圧力容器またはプレナムチャンバ37に直接取り付けられており 、入口34は部材12内のオリフィス18および出口22と連通している。 オリフィス18を通過した流体は、動作表面14上の物品8を取り扱い、物品8に 対して機能する。システムの特性を変えることにより、機能を変更することがで きる。流体圧および物品の特性に関連して、出口22のパターン、方向、角度、形 状、および長さ、並びに層38の厚さを選択することにより、機能が決定される。 特に、図1Bに示される流体の出口22からの流出角度aを変えることにより、機 能を変更することができる。空気流の搬送方向成分116は、圧力差と物品8の搬 送との両方に影響を与える。これに対して、搬送方向成分116に垂直な空気流の 横断方向成分112は、圧力差のみに影響を与える。横断方向成分112および搬送方 向成分116の和により、空気流の方向114が与えられる。流体が横断方向成分112 がゼロの状態で流出する場合、横断方向成分112がゼロでない場合に比べて、シ ステム10はより少ない圧力差の下で物品8を搬送する。流体がいくらかの横断方 向成分112を有する状態で流出する場合、システム10はより大きい圧力差の下で 物品8を搬送する。流体が搬送方向成分116を有しない状態で流出すれば、シス テム10は物品8を保持し、搬送することはない。 オリフィス18から出口22を通ってジェットのように流出する空気流は、部材12 の動作表面14と物品8の底部表面との間に制御可能な隙間を形成する。この隙間 は、重力も含めて力をバランスさせ、その平衡を維持することにより形成される 。 ベルヌーイの定理によれば、空気の流速が増加すると、その圧力は、その周囲 のより低い速度で流れる流体の圧力よりも低くなる。速度差に起因して圧力差が 生じる。高速流体と低速流体との間に置かれた物体は、高速流体の方に向かって 平衡状態に達するまで押しやられる。固定された動作表面と移動する物体との間 で流体が均一に流れる場合、物体には動作表面に向かう均一な力が作用する。物 体の重量に対する面積の比率が十分に大きく、この結果、空気のジェットからの 力が重力および他の力よりも大きく、物体の表面積と、この物体と動作表面との 間に作用する圧力との積が物体の重量よりも大きい場合には、物体は動作表面に は接触しない。 流体の流れが均一で物品8の重量に対する面積の比率が十分に大きい限り、物 品には動作表面に向かう均一な圧力が作用する。重量に対する面積の割合の最小 値は、30×10-3cm2/gmであることが好ましい。しかし、大気中での適用におい ては、その比率は10-3cm2/gmであってもよい。したがって、システム10は、部 材12と物品8とが垂直状態にあるとき(図4および図5の状態)でも、物品8が 部材12の動作表面14の上方(図3の状態)または下方(図6の状態)にあって部 材12と物品8とが水平状態にあるときでも、または、360°どのような方向にあ るときでも、機能する。システム10は方向とは無関係に機能する。 部材12はウエブであることが好ましい。少なくとも1つの層38が1または2以 上のオリフィスを有している。代表的な実施例においては、3つの層38が使用さ れている。第1の層からは流体が導入される。第2の層は流体の方向を決める。 第3の層からは流体が出ていく。層38は例えば約0.01mm程度の薄さであることが 可能で、可撓性を有するあらゆる材料から作ることができる。層38は、ボンディ ングや溶接により、または接着剤を使用して、接合または積層することができる 。また、層38は接着することなく単に圧接することもできる。層38は、最下層に 接着剤を塗布して、予め積層しておくことができる。また、部材12は、同様に接 着テープにより、取付け表面に取り付けることができる。取付け表面は、部材12 の底部のポートと連通するポートを有している。物品の保管および解放を容易に するためにシリコン処理されたペーパ等の剥離層が使用されてもよい。 層38は、プラスチック、金属、セラミックス、または複合材料で作られてもよ い。動作表面14が静電荷状態となるのを防止するために、動作表面14を金属また は導電性プラスチックで形成してもよい。さらに、搬送流体をイオン化して、静 電荷状態にある物体の移送を容易にしてもよい。各層38の開口部40は、パンチ形 成、ドリル形成、スタンプ形成等の知られているあらゆる方法で形成することが できる。開口部40は、層表面に対して、垂直にまたは鋭角をもって形成されてい てもよい。さらに、複数の層38が積層される場合には、オリフィス18は真っ直ぐ または一直線状である必要はなく、所望のあらゆる形態をとることができる。面 積が0.0036cm2よりも小さい出口が形成されている。空気が、4.25×10-2m3/分 (1.5cfm)および140グレーン/cm2(2.0psi)の割合でこれらの出口に供給され 、760cm/秒の速度で物品が移送された。 図に示されているように、出口は、角度を有しており、直線状ではなく、段階 状に形成された流体通路である。出口領域はあらゆる形状とすることができる。 その形状は、長方形、円形、楕円形、正多角形、または非正多角形であってもよ い。また、式で示されるものである必要はなく、普通にドリルであけた円形断面 を有する孔であってもよい。動作表面に対して鋭角をもってドリル形成した場合 には、動作表面に楕円形断面の出口が形成される。この楕円形の幅に対する長さ の比は、ドリル形成時の角度αによって決まり、式:1/w=1/sinαで示され る。このように、出口20は動作表面14を貫通して延びており、流体を動作表面上 に有効な角度で分配する。この有効な角度は、幅に対する長さの比が2.9よりも 小さい出口に対して20°よりも小さい。出口の幅に対する長さの比は、ドリル角 を用いた前記式で表されるものに限られるものではなく、前記式により示される 比よりもはるかに小さい比を達成することも可能である。例えば、有効な角度が 15゜よりも小さく、幅に対する長さの比が3.8よりも小さくてもよい。また、有 効な角度が10°よりも小さく、幅に対する長さの比が5.7よりも小さくてもよい 。また、有効な角度が5°よりも小さく、幅に対する長さの比が11.4よりも小さ くてもよい。 図7Aおよび7Bに示される変更例においては、可動ワイパ積層層42によりオ リフィス18を開いたり閉じたりして、ジェットがオリフィスを通過するのを許容 したり禁止したりすることができる。ワイパ積層層42は、オリフィス18を通過す る流れの方向を変えることもできる。ワイパ積層層42が図7Aに示される位置か ら図7Bに示される位置へと移動すると、流体入口が変更されて流体のジェット の方向が変わる。 システム10には多数の用途がある。図1、2および8〜12に示されているよう に、物品8に接触することなく物品8を移動させたり保持したりする機能も有し ている。物品は接触することなく簡単に搬送される。重量に対する面積の比が大 きい物品8は、動作表面14近傍に保持された状態で搬送される。システム10は 、図8に示されているようなディスクを搬送することができる。同様に、システ ム10はディスク等の物品8を接触することなしにピックアップしたり、別のシス テム10が接触することなしに物品を受け取ることが可能な他の場所に当該物品移 動させるのに使用することもできる。このような搬送は、システム10のように流 体の流れを利用して達成することもできるし、従来のようにシステム10自体の物 理的な移動を利用して達成することもできる。システム10は、テープ巻取り装置 またはカッセト等の製品からテープをスレッドしたり巻き取ったりすることによ り、柔軟で重量に対する面積の比が大きいテープ等のウエブを搬送する。ジェッ トのような空気の流れが出口22を出て物品8を支持する。この流れは、その流出 方向に物品8を移動させるのに十分な力を有している。物品8は、動作表面14の 向きに関係なく、部材12近傍において保持される。図14および15に示されている ように、搬送経路は2次元的または3次元的である。 動作表面14に対する角度は物品8を回転させるものであり、図12に示されてい るような鋭角bが好ましい。物品8の搬送に使用される場合、この角度および流 れの動作表面に垂直な成分を最小にして、流れの搬送方向成分が最大にされる。 システム10は、図9〜11に示されているように、テープワインダー78およびテ ープスレッダー80とともに使用されてきた。出口が小さいので、テープ79は湾曲 部においても部材12と接触しない。例えば図9に示されているように、部材12は 、プロジェクタのフィルム経路を経て供給リールから部材12へと供給された映画 フィルム81のフィルム掛けを行う(スレッドする)のに使用されてきた。スレッ ディングが終わると出口22からの空気の流れが停止して、フィルム81の投影を行 うことが可能になる。システム10をデータテープ、ビデオテープ、オーディオ磁 気光学 テープ79に対して使用する場合にも同様の原理が適用される。部材12は、図10に 示されているように、テープ79の新しいリールをワインダー78にスレッドするの に使用されてきた。部材12を使用すれば、リーダーのないテープ79をリールに巻 き取ることができる。さらに図11に示されているように、このシステムは、リー ルが1つであるカートリッジ84に対して、部材12を用いて、テープ79を搬送して カートリッジのリールを駆動リールに接続するのに使用されてきた。いくつかの 部材12が同時に使用されて、幅の広いテープやウエブが搬送される。隣接する部 材12間の隙間は、搬送流体の抜け口として作用する。 他の実施例においては、搬送システムは3つの層を使用する積層構造として形 成される。(すべての寸法はほぼ正確である。)第1の層52は、厚さ0.4mmでビ ニル材料から作られている。第2の層への接着のために片側の面に接着剤が塗布 されている。第2の層56は、厚さ0.4mmでやはりビニル材料から作られている。 第1および第3の層への接着のために両側の面に接着剤が塗布されている。第3 の層60は、厚さ0.1mmでステンレス鋼から作られている。第3の層60上に形成さ れた動作表面16の幅は25mmである。この搬送システムは、オリフィス19の配列を 2つ有しており、動作表面16には出口20の配列が2つ形成されている。出口20は 長方形であって、幅1.0mmで長さ5.0mmである。出口20は、動作表面のセンターラ インに対して30°の角度をもって形成されている。出口20の最も外側の部分(前 記センターラインからみて)は、動作表面の側縁部から3.5mmの位置にあり、セ ンターラインの反対側にある対応する出口からは14.0mmの位置にあり、センター ラインの同じ側にある隣接する出口の最も外側の部分からは12.0mmの位置にある 。出口は、角度を有しており、直線状ではなく、段階状に形成された流体通路で ある。この通路により、流体は動作表面に対して1゜の角度をもって出口から出 ていく。図2を参照すると、この角度は、第3の層60に形成された出口20の左下 コーナーおよび右上コーナーに接する斜線と動作表面16との間に形成される角度 として規定される。(第3の層60の厚さは0.1mmで、出口の長さは5mmである。) 長さが27cmで出口を45個有しているループ状に形成された搬送システム27が 、可撓性を有するテープを搬送するのに使用された。このテープは、長さ25.4cm 、 幅2.54cm、厚さ25.4ミクロン、重さ0.22グラムであった。第1の層に形成された 入口への空気流の流入割合は、0.0006kg/秒〜0.0010kg/秒であった(空気の速 度は、27m/秒〜235m/秒であり、そのときの搬送方向成分は23m/秒〜204m/秒 であった)。これにより、出口における空気速度はほぼ300m/秒であり、物品が ほぼ1650cm/秒で搬送された。 ディスクがダイ切断された後でプレス機から取り出す際に、部材12を使用して 、ダイ切断されたディスクの高速での非接触搬送を行うことが可能になる。その 上、空気搬送システムでは、表面の不要物を除去することができる。ディスクは 動作表面14近傍において支持されるので、ある部材12のコンベヤから他の部材12 へとディスクを搬送して、コンテナまたは物品の回収を変更することができる。 前方への推進力を有する出口と逆方向への推進力を有する出口とを両方使用すれ ば、パンチされたディスクの湾曲を圧力差によって減じることができる。 1つの搬送形態として、物品8を動作表面14上で回転させるものがある。それ は図12および13に示されている。形状係数(form factor)が従来のものである 、または従来のものとは異なる磁気的または光学的なディスク等の物品が使用さ れた。クレジットカードの形状をした媒体が回転させられた。また、クレジット カードの形状をしたジャケット内の円形の媒体を回転させることもできた。さら にシステム10は、研磨フィルムとともに用いて、かるい研磨またはつや出しを行 うヘッドを提供する空気ドライブとして使用されてきた。 図16〜18には、接触により保持・下降を行う他の実施例が示されている。シス テム10’が、方向に関係なく物品8を動作表面14上に接触・保持するのに使用さ れた。この実施例においては接触後に負圧が形成され、流体が出口22から動作表 面14上に流れることはない。初期においては流体はオリフィス18を通過して流れ 、通気口21として機能する他の通路を通って出ていく。オリフィス18と通気口21 との組み合わせにより、流体源36に接続された完全な通路が形成される。この結 果、吸引により物品8を動作表面14に保持することができる。システム10’は、 図17に示されているように、ペーパやコンポーネントを取り扱い、一部において は供給に使用される吸着カップ70であってもよい。この吸着カップは接着層72を 使用 して支持ブロック74に接着されている。また、システム10’は、図18に示されて いるように、プロセス操作の部品を保持するプロセスクランプ76として使用され てきた。部材12は、プロセス保持固定部(process holding fixture)の壁部上 に並んでいる。さらに、フライス削り、研磨、彫刻において、システム10’を使 用する真空チャックを使用して、非磁性材料を保持することもできる。 図19A〜19Gは、図16、17、18を参照して説明したように負圧を利用して接触 ・保持すべく構成された部材12の各層38を示している。この実施例においては、 部分的な負圧を発生するためにベンチュリ層が使用されている。図19Aに示され た第1の層44は入口層であり、入口34として機能する開口部46を有している。図 19Bに示された第2の層48はベンチュリ層であり、部分的な負圧を発生する開口 部50を有している。空気は136で示される位置からベンチュリ層に入り、ノズル 部138および隙間140を通過し、ベント142および144から排出される。ノズル部13 8から出ていく流れは、隙間140内の圧力を減じる。この減じられた圧力は、他の 層52、56、60、64を介して動作表面層68へと伝達される。 図19Cに示されている第3の層52および図19Dに示されている第4の層56は、 それぞれ、細長い開口部54および58を有している。これらの開口部は、流れ方向 に空気を運ぶような方向とされている。図19Eに示されている第5の層60は、空 気を出口22の方に向ける細長い開口部62を有している。図19Fに示されている第 6の層64は、出口22として機能する開口部66を有している。空気は出口22を通 ってオリフィス18から出ていく。オリフィス18は、開口部50、54、58、62から構 成されている。図19Gに示されている第7の層68は、多孔性で不織の動作表面層 であり、部材12をカバーして不要物から保護する。この不織ウエブは、部分的な 負圧を、動作表面14の反対側にまで伝達する。このようにして、製造プロセスに おいて、損傷を受け易い高度に研磨された部品の外表面をダメージを与えること なく保持することができる。前述の独立した複数の積層体が組み合わされて、1 つの配列とされた。部分的な負圧の試験的値は、約4.8×104パスカルを越えた。 他の実施例においては、負圧源が層52、56、60、64に接続されて同様の保持作用 が得られた。 システム10の他の機能においては、オリフィス18は、図20に示された流体スイ ッチ86または図21に示された論理要素88として機能する。メンブレンスイッチは 、例えばPET等の電気的なメンブレンスイッチに使用されるのと同様の材料か ら作ることができる。このスイッチは、空気弁を操作するのに使用したり、論理 ・制御機能を提供するのに使用することができる。 さらにシステム10は、図22および23に示されているように、検査ドランスデュ ーサ90として使用されてきた。図22においては、部材12は空気による次元計測の ために使用されている。物品から出口までの距離が、出口の直径の1/3よりも 小さい場合、当該出口において測定される圧力はその距離に比例する。この距離 dが減少するにつれて、出口からの流れも減少し、その結果、mで示される位置で の圧力が増加する。図23においては、部材12は、表面仕上げの程度を計測するの に使用されている。テストが行なわれた材料の表面粗さは、フローリストリクタ ーとして機能する。マイクロ仕上げが粗い場合には乱流が発生し、空気の流れが 減じられ、出口において測定される圧力が増加する。表面が仕上がっている場合 には層流が促進され、その結果、出口における圧力が下がる。測定された出口に おける圧力は、テストされているサンプルの実際の表面仕上げの程度を示す指標 となる。 さらに、システム10は、適切な工具に取り付けられた場合には、テープアプリ ケータ92として使用して、複雑な形状の製品へのテープの貼付けを容易にするこ とができる。このことは、製品91に装飾テープ貼り付ける場合として図24に示さ れている。一定長さのテープがロールから切断され、貼付けパッド93に取り付け られた部材12により所定位置に運ばれ、下方への移動により製品へと貼り付けら れる。貼付け位置においては、部材12およびパッド93は下方に押圧されて、テー プを製品91に対して押し付ける。貼付けはテープの縁部から始まり、テープ表面 を横断して、空気の侵入を防止し得るべく貼付けが終了するまで続けられる。テ ープの貼付けが終了すると、空気の供給が停止し、部材12が上方へ移動する。部 材12は、搬送が行なわれているテープに対して物理的に接触せず、そして貼付け が行なわれるので、図25に示されているように、接着面72を部材12側に向けた状 態で接着テープを搬送することができる。 また、この機能は、図26〜29に示されているように、物品8の存在を検知する のにも使用されてきた。図26は、背圧を利用する物品センサ94を示している。空 気が出口22から出ていく場合、出口22近傍の制御境界面において測定される圧力 は低い。出口22近傍に置かれた物体が空気流れの障害となる場合、境界面におけ る圧力が増加して、図26Bに示されているように、物体の存在を合図する。図27 は、さえぎることが可能な空気流の原理を示している。出口22から出た流体がシ ステム間の物品8に接触して当該物品8を検知することができるような方向に各 部材12のオリフィス18を向けた状態で、2つのシステム10が間隔をおいて配置さ れている。送り側システム98と受取り側システム96との間に物品8が存在する場 合、受取り側システム96の圧力が低下する。図28においては、さえぎることが可 能な空気流を利用するシステムの範囲がクロスファイヤ技術によって拡大されて いる。第1の送り側システム102と受取り側システム96との間の流れに向けて、 第2の送り側システム100が空気を噴射する。そして、第2の送り側システム100 の出口22から第1の送り側システム102および受取り側システム96の側部までの 間隔を検出する。第2の送り側システム100からの流れは、通常は、第1の送り 側システムからの空気流を拡散させる。物品8が存在する場合、第2の送り側シ ステム100からの流れはさえぎられ、受取り側システム96における圧力は増加す る。図29Aは図26のセンサ94の斜視図であり、図29Bは図27のセンサ95の斜視図 である。センサ本体は既存表面に取り付けることができる。センサ本体内の供給 マニホルドが空気流を提供し、物体が検知ポート近傍に存在する場合、圧力の上 昇を示す信号が通路を通して制御システムへと送られる。 システム10は、物品8を取り扱い、物品8に対して機能すべく、既存表面に粘 着して当該表面をシステムの一部に取り込むのに使用されてきた。システム10の 一部に取り込まれた表面は、取り込まれていない表面に比べて僅かに厚い。この ように、経済的かつ迅速に表面を取り込むことができる。取り込まれるべき既存 表面が流体を供給するマニホルドである場合、図2に示されているように、オリ フィス18と連通する孔をマニホルドの表面に形成することができる。 物品8を取り扱い、物品8に対して機能する方法は、物品8を動作表面14上に 置く工程、オリフィス18を通して流体を流す工程、および物品8を取り扱い、物 品8に対して機能する工程を含んでいる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年5月26日 【補正内容】 請求の範囲 1.動作表面(14)、反対側の表面(16)、および少なくとも1つのオリフィス (18)を有する部材(12)を備えており、 オリフィス(18)は、少なくとも1つの入口(34)から、部材(12)内を通っ て、動作表面上の少なくとも1つの出口(22)まで延びており、この結果、流体 が入口(34)から部材(12)内に入り、オリフィス(18)を通過することができ る、物品(8)を取り扱い物品(8)に対して機能する装置であって、 オリフィス(18)を通過する流体が、動作表面(14)近傍に置かれた物品(8 )が動作表面(14)に接触することを防止しつつ、物品(8)を取り扱い物品( 8)に対して機能し、 部材(12)は、積層され主要面に沿って互いに当接された複数の層(38)から 構成されるウエブであり、 動作表面(14)は、積層された複数の層(38)の外側の1層の外側の主要面か ら構成されており、 各層(38)には、各層(38)の主要面をつなぐ貫通孔が少なくとも1つ形成さ れており、すべて主要面に存在する開口部を各層(38)が有している、装置。 2.前記オリフィス(18)が不均一で非直線状であって、角度のある非直線状で 段階状の流体通路を構成する、請求項1記載の装置。 3.前記部材(12)が可撓性を有しており、前記複数の層(38)が積層体を形成 している、請求項1記載の装置。 4.前記ウエブの入口(34)に接続された流体源(36)、および流体源(36)か らウエブを通って流れる流体を制御して物品(8)の移動を制御する手段をさら に有する、請求項3記載の装置。 5.前記オリフィス(18)は流体が前記出口(22)を通ってオリフィス(18)か ら出ていくように向けられており、オリフィス(18)および出口(22)は物品( 8)を動作表面(14)に沿って搬送するように構成されている、請求項1記載の 装置。 6.前記オリフィス(18)は流体が前記出口(22)を通ってオリフィス(18)か ら出て いくように向けられており、オリフィス(18)および出口(22)は物品(8)を 動作表面(14)近傍で回転させるように構成されている、請求項1記載の装置。 7.流体が前記出口(22)から出ていき、 出口(22)から出ていく流体が、動作表面(14)近傍に置かれた物品(8)が 動作表面(14)に接触することを防止しつつ、物品(8)を方向とは無関係に保 持することとなるようにオリフィス(18)および出口(22)が向けられている、 請求項1記載の装置。 8.前記オリフィス(18)は、流体が出口(22)を通ってオリフィス(18)から 出ていくように向けられており、 さらにオリフィス(18)は、物品(8)を動作表面(14)に沿って搬送するよ うに方向および形状が定められている、請求項7記載の装置。 9.前記オリフィス(18)から出ていく流体が、動作表面(14)近傍に置かれた 物品(8)と動作表面(14)との間に圧力差を形成して、方向とは無関係に物品 (8)を動作表面(14)近傍に保持することとなるようにオリフィス(18)が向 けられている、請求項1記載の装置。 10.前記部材(12)が動作表面(14)と反対側の表面(16)とをつなぐ側部を少 なくとも1つ有している、先行するいずれかの請求項に記載された装置の、既存 表面をシステム(10)の一部に取り込んで物品(8)を取り扱い物品(8)に対 して機能するための使用。 11.前記オリフィス(18)から出ていく流体が、動作表面(14)近傍に置かれた 物品(8)と動作表面(14)との間に圧力差を形成して、方向とは無関係に物品 (8)を動作表面(14)近傍に保持することとなるようにオリフィス(18)が向 けられている、請求項10記載の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/078,380 (32)優先日 1993年6月22日 (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,CA, CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,HU,J P,KP,KR,LK,LU,MG,MN,MW,NL ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SK,UA (72)発明者 ムーア、アーサー・アール アメリカ合衆国55133―3427ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス33427(番地の表示なし) (72)発明者 ダンバー、ウィリアム・エム アメリカ合衆国55133―3427ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス33427(番地の表示なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.動作表面14、反対側の表面16、および少なくとも1つのオリフィス18を有す る部材12を備えており、 オリフィス18は、少なくとも1つの入口34から、部材12内を通って、動作表面 上の少なくとも1つの出口22まで延びており、この結果、流体が入口34から部材 12内に入り、オリフィス18を通過することができる、物品8を取り扱い物品8に 対して機能する装置10であって、 オリフィス18を通過する流体が、動作表面14近傍に置かれた物品8が動作表面 14に接触することを防止しつつ、物品8を取り扱い物品8に対して機能し、 部材12は、積層され主要面に沿って互いに当接された複数の層38から構成され るウエブであり、 動作表面14は、積層された複数の層38の外側の1層の外側の主要面から構成さ れている、装置10。 2.前記オリフィス18が不均一で非直線状であって、角度のある非直線状で段階 状の流体通路を構成する、請求項1記載の装置10。 3.前記部材12が可撓性を有しており、前記複数の層38が積層体を形成している 、請求項1記載の装置10。 4.前記ウエブの入口34に接続された流体源36、および流体源36からウエブを通 って流れる流体を制御して物品8の移動を制御する手段をさらに有する、請求項 3記載の装置10。 5.前記オリフィス18は流体が前記出口22を通ってオリフィス18から出ていくよ うに向けられており、オリフィス18および出口22は物品8を動作表面14に沿って 搬送するように構成されている、請求項1記載の装置10。 6.前記オリフィス18は流体が前記出口22を通ってオリフィス18から出ていくよ うに向けられており、オリフィス18および出口22は物品8を動作表面14近傍で回 転させるように構成されている、請求項1記載の装置10。 7.流体が前記出口22から出ていき、 出口22から出ていく流体が、動作表面14近傍に置かれた物品8が動作表面14に 接触することを防止しつつ、物品8を方向とは無関係に保持することとなるよう にオリフィス18および出口22が向けられている、請求項1記載の装置10。 8.前記オリフィス18は、流体が出口22を通ってオリフィス18から出ていくよう に向けられており、 さらにオリフィス18は、物品8を動作表面14に沿って搬送するように方向およ び形状が定められている、請求項7記載の装置10。 9.動作表面14、反対側の表面16、動作表面14と反対側の表面16とを接続する 少なくとも1つの側部、および少なくとも1つのオリフィス18を有する部材12を 備えており、 オリフィス18は、少なくとも1つの入口34から、部材12内を通って、動作表面 上の少なくとも1つの出口22まで延びており、この結果、流体が入口34から部材 12内に入り、オリフィス18を通過して、出口22から出ていくことができる、既存 表面をシステムの一部に取り込んで物品8を取り扱い物品8に対して機能する装 置10であって、 部材12は、積層された複数の層38から構成されるウエブであり、 オリフィス18を通過する流体が、動作表面14上に置かれた物品8が動作表面14 と接触することを防止しつつ、物品8を取り扱い物品8に対して機能する、装置 10。 10.前記オリフィス18から出ていく流体が、動作表面14近傍に置かれた物品8と 動作表面14との間に圧力差を形成して、方向とは無関係に物品8を動作表面14近 傍に保持することとなるようにオリフィス18が向けられている、請求項1または 9記載の装置10。 11.動作表面14と、内部を通って動作表面14上の出口22まで延びているオリフ ィス18を少なくとも1つと、を有する部材12上に、物品8を配置する工程、およ び オリフィス18に流体を通して、動作表面14上に置かれた物品8が動作表面14と 接触することを防止しつつ物品8を取り扱い物品8に対して機能する工程、 を含む、物品8を取り扱い物品8に対して機能する、方法。 12.流体が前記出口22を通ってオリフィス18から出ていくように、オリフィス18 を向ける工程、および 前記物品8が動作表面14に沿って搬送されるように、オリフィス18の方向およ び形状を定める工程をさらに有している、請求項11記載の方法。 13.流体が前記出口22を通ってオリフィス18から出ていくように、オリフィス18 を向ける工程、および 前記物品8が動作表面14近傍で回転させられるように、オリフィス18の方向お よび形状を定める工程をさらに有している、請求項12記載の方法。
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