JP2015203442A - 転がり軸受 - Google Patents

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    • F16C35/077Fixing them on the shaft or housing with interposition of an element between housing and outer race ring

Abstract

【課題】比較的安価な材料を使用して、軸受のアキシアル方向の振動や衝撃を緩衝し、トランスミッションの騒音低減、ひいては自動車の静粛性向上を実現できる転がり軸受を提供する。
【解決手段】転がり軸受10は、外輪11と一体となるように組み付けられる金属製の環状部材20を有する。環状部材20は、外輪11の軸方向端面11bと当接するように形成された当接部21、21と、外輪11の軸方向端面11bに対してすきまgを有するように形成されたフローティング部26と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、転がり軸受に関し、より詳細には、CVT、ATなどをはじめとする各種車両用トランスミッション内の歯車支持軸やプーリー支持軸などの回転軸を支持する転がり軸受に関する。
一般的に、軸受の外輪部材は、相手部品であるトランミッションケースやハウジングに直接当接するように、圧入嵌合されたり、すきま嵌合されて組み付けられる。そのため、トランスミッション内の歯車やベルトドライブ機構などのトルク伝達要素から発生する大きな並進荷重や、振動、衝撃、例えば、歯車の噛み合い誤差やバックラッシに起因した歯車振動などが、トルク伝達軸を介して軸受に伝わり、軸受を介してトランスミッションケースにほぼ緩衝される事なくダイレクトに伝わることになる。
また、ベルト式無段変速機においては、入力側回転軸に伝達された動力は、駆動側プーリから金属ベルトを介して従動側プーリに伝達されるが、ベルトを構成するエレメント(コマ)による高周波領域の振動が作用する。近年、金属ベルトに燃費効率の改善を目的としてチェーンベルトを採用する傾向が強まっているが、振動レベルはやや悪化する傾向にあり、何れも車両の低騒音化が大きな課題となっている。
さらに、トランスミッションケースはアルミダイカストなどで形成された薄肉構造となっていることが一般的であり、トランスミッション内で発生した振動や衝撃が、ダイレクトにケースに伝わった場合には、ケース固有の振動モードが励起され、特にその方向が面直方向、所謂軸受のアキシアル方向の振動や衝撃が入力された場合には、ケースから放射音となってユーザーに不快な音として届く。
従来、回転軸の振動が転がり軸受を介してハウジングに伝達されるのを防止する技術が種々考案されている(例えば、特許文献1〜3参照。)。例えば、特許文献1に記載の転がり軸受100では、図9に示すように、外輪部材101の外周面に防振層102を備えて構成され、防振層102の表面及び裏面は、一方の凸部が他方の凹部に対応し、一方の凹部が他方の凸部に対応するように、凹凸形状に形成され、防振層102を弾性体のように作用させている。
また、特許文献2に記載の転がり軸受200では、図10に示すように、内輪201及び外輪202の外側面に、制振材料であるからなる断面L字形の制振カバー203,204を締め代により一体に固着し、制振カバー203、204によって軸受振動を減衰させている。さらに、特許文献3に記載の転がり軸受300では、図11に示すように、外輪301の外周面に防振部材302が設けられており、防振部材302が、外輪301の外周面及び軸方向両端面を覆う鍔付き円筒形に成形されているとともに、周方向に複数の窓孔を有する芯金303と、この芯金303の窓孔に充填されるとともに、芯金303の鍔部分を含む芯金全体に被着される弾性体304とから構成されている。
特開2006−220254号公報(第2図) 特開2004−108539号公報(第3図) 特開平08−093759号公報(第4図)
しかしながら、特許文献1においては、軸受のラジアル方向の制振効果に効力をもつが、アキシアル方向の振動や衝撃を緩衝する機能は有しておらず、トランスミッション用途への適用を考えた場合、トランスミッションケースの振動を励起し易いとされるアキシアル方向振動の緩衝効果が期待できない。
また、特許文献2及び3においては、ラジアル、アキシアル両方向の制振効果を有する構成となっているものの、何れも高価な制振部材や、撓み剛性の低い弾性部材の制振性能に依存した構成となっており、コスト的な問題や、適用範囲の問題で自動車用途への適用が比較的難しいという課題がある。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、比較的安価な材料を使用して、軸受のアキシアル方向の振動や衝撃を緩衝することができる転がり軸受を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 固定輪及び回転輪と、
該固定輪及び回転輪の両軌道面間に配置された複数の転動体と、
前記固定輪と一体となるように組み付けられる金属製の環状部材と、
を有する転がり軸受であって、
前記環状部材は、前記固定輪の軸方向端面と当接するように形成された当接部と、前記固定輪の軸方向端面に対してすきまを有するように形成されたフローティング部と、を有することを特徴とする転がり軸受。
(2) 前記環状部材は、前記当接部及び前記フローティング部が径方向に交互に形成されて、前記固定輪の軸方向端面に配置されることを特徴とする(1)に記載の転がり軸受。
(3) 前記環状部材は、前記当接部及び前記フローティング部が周方向に交互に形成されて、前記固定輪の軸方向端面に配置されることを特徴とする(1)に記載の転がり軸受。
(4) 前記環状部材は、前記固定輪の外周面に圧入嵌合され、且つ、
前記固定輪の外周面に対してすきまを有するように形成された他のフローティング部を有することを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の転がり軸受。
(5) トランスミッション内の回転軸支持用途に用いられ、
前記固定輪は、トランスミッションケースに固定される外輪であり、
前記フローティング部は、前記トランスミッションケースに当接することを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の転がり軸受。
本発明の転がり軸受によれば、固定輪と一体となるように組み付けられる金属製の環状部材を有する。環状部材は、固定輪の軸方向端面と当接するように形成された当接部と、固定輪の軸方向端面に対してすきまを有するように形成されたフローティング部と、を有する。これにより、比較的安価な材料を使用して、軸受のアキシアル方向の振動や衝撃をフローティング部の撓みによって緩衝することができ、フローティング部が当接する相手部材の騒音を低減することができる。
本発明の第1実施形態に係る転がり軸受の断面図である。 第1実施形態の変形例に係る転がり軸受の断面図である。 本発明の第2実施形態に係る転がり軸受の断面図である。 本発明の第2実施形態の変形例に係る転がり軸受の断面図である。 本発明の第3実施形態に係る転がり軸受の斜視図である。 図5のVI−VI線に沿った転がり軸受の断面図である。 本発明の第4実施形態に係る転がり軸受の斜視図である。 図7のVIII−VIII線に沿った転がり軸受の断面図である。 従来の転がり軸受の断面図である。 従来の他の転がり軸受の断面図である。 従来のさらに他の転がり軸受の断面図である。
以下、本発明の転がり軸受に係る各実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明では、転がり軸受は、自動車のトランスミッション内の回転軸支持用途として、歯車やプーリの回転軸を支持するものとして説明するが、本発明はこれに限定されない。
(第1実施形態)
図1に示すように、第1実施形態の転がり軸受10は玉軸受であり、トランスミッションケース1に内嵌され、内周面に外輪軌道面11aを有する外輪(固定輪)11と、回転軸2に外嵌され、外周面に内輪軌道面12aを有する内輪(回転輪)12と、外輪11及び内輪12の両軌道面11a、12a間に配置された複数の玉(転動体)13と、複数の玉13を所定の間隔で保持する保持器(図示せず)と、を備える。
また、転がり軸受10は、外輪11と一体となるように組み付けられる、プレス鋼板などで形成された金属製の環状部材20と、を有する。環状部材20は、外輪11の軸方向端面11bと当接するように形成された当接部21、21と、外輪11の軸方向端面11bに対してすきまgを有するように形成されたフローティング部23と、を有し、フローティング部23は、鋼板の径方向中間部を軸方向に折り曲げることで形成されている。
即ち、環状部材20は、内周側及び外周側の当接部21、21及びフローティング部23が径方向に交互に形成されて、外輪11の軸方向端面11bに配置される。また、環状部材20は、当接部21、21を、外輪11の軸方向端面11bに接着により接合されることで、外輪11に組み付けられている。
そして、フローティング部23をトランスミッションケース1の軸方向壁面1aに当接させるようにして、外輪11がトランスミッションケース1の内周面に内嵌される。
したがって、回転軸2から転がり軸受10に伝達された荷重に応じてフローティング部23に撓みが生じることによって、環状部材20は、トランスミッションケース1に伝達されるアキシアル方向の荷重を緩衝する効果を発現することができる。この結果、発音体となり易いトランスミッションケース1等の周辺構造の振動が抑制され、トランスミッションの騒音を低減することができる。
以上説明したように、本実施形態の転がり軸受10によれば、外輪11と一体となるように組み付けられる金属製の環状部材20を有し、環状部材20は、外輪11の軸方向端面11bと当接するように形成された当接部21、21と、外輪11の軸方向端面11bに対してすきまgを有するように形成されたフローティング部23と、を有する。これにより、比較的安価な材料を使用して、転がり軸受10のアキシアル方向の振動や衝撃をフローティング部23の撓みによって緩衝することができ、フローティング部23が当接する相手部材となるトランスミッションケース1の騒音低減、ひいては自動車の静粛性向上を実現することができる。
なお、環状部材20は、例えばプレス鋼板などで構成すれば比較的安価に構成することが可能であるが、コスト的に許される場面であれば、更なる制振効果を狙って制振合金などで成形すれば、撓みが大きい分、制振材料の性能を最大限引き出すことも可能である。
また、環状部材20の外輪11への固定方法について、本実施形態では、当接部21、21を外輪11に接着等によって固定しているが、図2に示す変形例のように、外輪11の内周面に圧入固定できるように嵌合部24を設けてよいし、又は、外輪11の外周面に圧入固定するような構成にしてもよいし、さらには、接着と圧入固定の組み合わせであってもよい。いずれの構成にしても、環状部材20が外輪11と一体となるような構成とすることで、トランスミッションへの組付時などの製品取り扱いが容易となり、軸受製品としての商品性を高めることができる。
(第2実施形態)
図3は、第2実施形態の転がり軸受10aを示す断面図である。この転がり軸受10aでは、環状部材20aは、外輪11の外周面11cに嵌合することで、外輪11と一体となるように組み付けられている。
また、環状部材20aは、第1実施形態と同様に、当接部21、21とフローティング部23とを有すると共に、外輪11の外周面11cと当接して、嵌合部を構成する他の当接部25、25と、外輪11の外周面11cに対してすきまg´を有するように形成された他のフローティング部26と、をさらに備える。
そして、転がり軸受10aは、フローティング部23をトランスミッションケース1の軸方向壁面1aに当接させると共に、他のフローティング部26をトランスミッションケース1の内周面に内嵌させることで、トランスミッションケース1に固定される。
従って、本実施形態では、環状部材20aは、軸方向に設けられたフローティング部23だけでなく、径方向に設けられた他のフローティング部26を有するので、ラジアル、アキシアル両方向の荷重に対する緩衝機能を有する構成となり、トランスミッションケース1の騒音低減を実現することができ、より幅広い適用性を期待することができる。
なお、その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
なお、上記実施形態では、単一の環状部材20aによって、他のフローティング部26が形成されているが、図4に示す変形例のように、他のフローティング部26を一対の環状部材20aによって構成するようにしてもよい。即ち、一対の環状部材20aは、略同一の対称形状によって構成され、当接部21、21及びフローティング部23を有すると共に、他の当接部25及び他のフローティング部26をそれぞれ備える。
(第3実施形態)
図5及び図6は、第3実施形態の転がり軸受10bを示している。この転がり軸受10bでは、環状部材20bは、当接部21及びフローティング部23が周方向に交互に形成されて、外輪11の軸方向端面11bに配置されている。また、環状部材20bは、折り曲げ成形された円筒状の嵌合部27を、外輪11の外周面に形成された段差部11dに嵌合させることで、外輪11と一体となるように組み付けられている。なお、嵌合部27は、各当接部21と折り曲げ部分を介して連結される一方、各フローティング部23との間には、孔28によって離間している。
小型の転がり軸受では、外輪の径方向寸法が比較的小さくなることがあり、第1及び第2実施形態のように、当接部21、21とフローティング部23が径方向に交互に形成される環状部材20、20aの場合、当接部21、21とフローティング部23の長さも非常に小さくならざるを得ない。このため、フローティング部23の剛性コントロールが難しく、所望の撓み効果が発現できない可能性があり、第1及び第2実施形態の環状部材20、20aは、小型の転がり軸受に適用が難しい場合がある。一方、本実施形態では、当接部21及びフローティング部23が周方向に交互に形成されているので、フローティング部23を外輪11の径方向寸法に合わせて比較的幅広く形成することができ、フローティング部23を大きく撓ませることで、緩衝機能を向上させることができる。
また、本実施形態では、環状部材20bは、嵌合部27を外輪11の外周面に形成された段差部11dに嵌合させるので、嵌合部27が外輪11の外周面から径方向に突出することがなく、環状部材20bが組み付けられた外輪11の外周面をトランスミッションケースに嵌合させることができる。
なお、その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
(第4実施形態)
図7及び図8は、第4実施形態の転がり軸受10cを示している。この転がり軸受10cでは、略同一の対称形状の環状部材20cを転がり軸受10cの両軸端部から個々に嵌合することで、両端面での緩衝効果が発現できる構成となっている。
環状部材20cは、第3実施形態と同様に、当接部21及びフローティング部23が周方向に交互に形成されており、折り曲げ成形された円筒状の嵌合部27を、外輪11の外周面11cに嵌合させている。また、本実施形態では、環状部材20cは、嵌合部27より開放端側において、嵌合部27よりも内径を適宜大きく成形することで、ラジアル方向の他のフローティング部29を形成している。
従って、本実施形態においても、環状部材20cは、軸方向に設けられたフローティング部23だけでなく、径方向に設けられた他のフローティング部29を有するので、ラジアル、アキシアル両方向の荷重に対する緩衝機能を有する構成となり、トランスミッションケース1の騒音低減を実現することができる。
なお、その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
尚、本発明は、前述した実施形態及び変形例に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
本実施形態では、固定輪を外輪、回転輪を内輪として、内輪回転で使用される転がり軸受について説明したが、本発明はこれに限定されず、固定輪を内輪、回転輪を外輪として、外輪回転で使用される転がり軸受についても適用することができ、その場合、環状部材は、内輪と一体となるように組み付けられる。
また、本実施形態では、玉軸受を用いて説明したが、任意の軸受形式に適用することができる。
1 トランスミッションケース
2 回転軸
10、10a、10b、10c 転がり軸受
11 外輪(固定輪)
12 内輪(回転輪)
13 玉(転動体)
20、20a、20b、20c 環状部材
21、25 当接部
23 フローティング部
24、27 嵌合部
26、29 他のフローティング部
g、g´ すきま

Claims (5)

  1. 固定輪及び回転輪と、
    該固定輪及び回転輪の両軌道面間に配置された複数の転動体と、
    前記固定輪と一体となるように組み付けられる金属製の環状部材と、
    を有する転がり軸受であって、
    前記環状部材は、前記固定輪の軸方向端面と当接するように形成された当接部と、前記固定輪の軸方向端面に対してすきまを有するように形成されたフローティング部と、を有することを特徴とする転がり軸受。
  2. 前記環状部材は、前記当接部及び前記フローティング部が径方向に交互に形成されて、前記固定輪の軸方向端面に配置されることを特徴とする請求項1に記載の転がり軸受。
  3. 前記環状部材は、前記当接部及び前記フローティング部が周方向に交互に形成されて、前記固定輪の軸方向端面に配置されることを特徴とする請求項1に記載の転がり軸受。
  4. 前記環状部材は、前記固定輪の外周面に圧入嵌合され、且つ、
    前記固定輪の外周面に対してすきまを有するように形成された他のフローティング部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の転がり軸受。
  5. トランスミッション内の回転軸支持用途に用いられ、
    前記固定輪は、トランスミッションケースに固定される外輪であり、
    前記フローティング部は、前記トランスミッションケースに当接することを特徴とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の転がり軸受。
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