JP6658101B2 - プーリユニット - Google Patents

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本発明は、プーリユニットに関する。
エンジンの回転動力は、エンジンのクランクシャフトからベルトを介して補機に伝達される。エンジンには、爆発に伴う回転変動が発生する。そのため、クランクシャフトを通じてベルトにも回転変動が生じる。ベルトの張力が不足する場合には、ベルトとプーリの間に異常な滑りが発生する。そのため、特許文献1のプーリユニットでは、プーリとハブの間にナットを挟み込み、ナットの軸方向両側に弾性体を設置することで、プーリの制振性能を高めている。制振性能の高いプーリユニットを用いることで、プーリの回転変動が抑制され、ベルトの張力を低く設定することが可能となる。これにより、機械的なロスが削減され、燃費が向上する。
特開2004−257535号公報
プーリユニットの制振性能は、弾性体の大きさに依存する。弾性体の大きさが大きいほど制振性能は高くなる。弾性体の設置空間を大きくするためには、幅の小さいナットを用いることが好ましい。しかし、ナットの幅を小さくすると、ナットとハブの接続部の面圧が大きくなり、ナットを滑らかに変位させることができない。
本発明の目的は、高い制振性能を有するプーリユニットを提供することにある。
本発明の一態様に係るプーリユニットは、外周面に第一の歯を有する中空状のハブと、内周面に第一の溝を有し、軸受を介して前記ハブの外側に相対回転可能に支持された中空状のプーリと、内周面に前記第一の歯と噛み合う第二の溝を有し、外周面に前記第一の溝と噛み合う第二の歯を有し、前記ハブと前記プーリとが相対回転することにより軸方向に変位するナットと、前記ナットの前記軸方向一方側に配置され、前記ナットの前記軸方向の変位に伴って弾性変形する第一の弾性体と、前記ナットの前記軸方向他方側に配置され、前記ナットの前記軸方向の変位に伴って弾性変形する第二の弾性体と、を有し、前記ナットの外周面の幅は前記ナットの内周面の幅よりも小さい。
この構成によれば、ナットの幅が径方向に変化するため、ナットの幅が小さい部分に、第一の弾性体および第二の弾性体を設置するための大きな設置空間が形成される。よって、サイズの大きい第一の弾性体および第二の弾性体を用いることができ、制振性能に優れたプーリユニットが提供される。
上記の構成では、ナットの外周面の幅は内周面の幅よりも小さい。そのため、ナットの外周面の近傍に可動範囲の大きい弾性体を設置することができる。ナットの外周面は内周面よりも直径が大きいため、ナットとプーリとの接触部の面圧は、ナットとハブとの接触部の面圧よりも小さくなりやすい。そのため、ナットとプーリとの接触部の面圧をナットとハブとの接触部の面圧と同程度に小さくしつつ、ナットの外周面の幅を小さくすることができる。外周面の幅を小さくすることで、外周面の加工コストも低減される。
本発明によれば、高い制振性能を有するプーリユニットを提供することができる。
図1は、第一の実施形態に係るプーリユニットの断面図である。 図2は、プーリユニットの分解図である。 図3は、トルク伝達部の概略図である。 図4は、トルク伝達部の作用を説明する図である。 図5は、トルク伝達部の作用を説明する図である。 図6は、動力伝達機構の概略図である。 図7は、第二の実施形態に係るプーリユニットの断面図である。 図8は、ナットを変位させる軸方向の荷重と第一の弾性体および第二の弾性体の変形量との関係を示す図である。
発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
[第一の実施形態に係るプーリユニット]
図1は、第一の実施形態に係るプーリユニット1の断面図である。図2は、プーリユニット1の分解図である。
プーリユニット1は、エンジンの回転動力を補機に伝達する。また、プーリユニット1は、補機の回転動力をエンジンに伝達する。プーリユニット1は、補機のシャフトが挿入される中空状のハブ10と、ハブ10と同軸状に配置された中空状のプーリ13と、を有する。プーリ13の外周面には、ベルトを掛け渡すための複数のプーリ溝13aが設けられている。プーリ13は、ベルトによって駆動され、軸AXの周りに回転する。以下、軸AXと平行な方向を「軸方向」という。
ハブ10は、中空状の胴部11と、胴部11の軸方向一端側に設けられたフランジ部12と、を有する。フランジ部12は、胴部11からプーリ13側に突出している。フランジ部12の上にはブッシュガイド23を介してすべり軸受(軸受)24が設置されている。すべり軸受24は、フランジ部12とプーリ13との間に挟まれ、プーリ13をハブ10に対して相対回転可能に支持する。
胴部11の軸方向他端側には、スペーサー19が嵌められている。スペーサー19は、止め輪20によってハブ10の外周面に固定され、ハブ10と一体に回転する。スペーサー19の上にはラジアル軸受(軸受)21が設置されている。ラジアル軸受21は、スペーサー19とプーリ13との間に挟まれ、プーリ13をハブ10に対して相対回転可能に支持する。
プーリ13は、すべり軸受24とラジアル軸受21によって両端部が支持される。そのため、プーリ13に傾きが生じにくい。すべり軸受24は、フランジ部12の外周面上に設置されているので、プーリユニット1の軸方向の長さを増大させない。そのため、プーリユニット1の軸方向の長さは短い。
フランジ部12とスペーサー19との間には、ナット16が設けられている。ハブ10は、外周面に第一の歯10aを有する。プーリ13は、内周面に第一の溝13bを有する。ナット16は、内周面に第一の歯10aと噛み合う第二の溝16aを有し、外周面に第一の溝13bと噛み合う第二の歯16bを有する。
第一の歯10aおよび第二の溝16aは、例えば、軸方向に延びる。第一の溝13bと第二の歯16bは、例えば、軸AXと交差する方向に延びる。第一の溝13bは、ねじれ角度を持った溝である。ナット16とハブ10およびプーリ13とは、第一の歯10aと第二の溝16aとが噛み合い、且つ、第一の溝13bと第二の歯16bとが噛み合った状態で軸方向に相対移動する。
第一の溝13bの底の内径は、第一の溝13bの形成位置よりも軸方向一端側(ラジアル軸受21側)に位置するプーリ13の内周面の内径よりも小さい。第一の溝13bの形成位置よりも軸方向一端側に位置するプーリ13の内周面には、第一の溝13bの底よりも内径側に突出した構造物は存在しない。第一の溝13bは、例えば、プーリ13の軸方向一端側から挿入した工具によって、プーリ13の内周面にブローチ加工を施すことにより形成される。ブローチ加工の作業性を高めるために、第一の溝13bの底の内径は、第一の溝13bの形成位置よりも他端側(フランジ部12側)に位置するプーリ13の内周面の内径よりも小さいことが好ましい。
ナット16の外周面の幅W2はナット16の内周面の幅W1よりも小さい。例えば、ナット16は、ハブ10と対向する内径部17と、プーリ13と対向する外径部18と、を有する。外径部18の軸方向の幅W2は内径部17の軸方向の幅W1よりも小さい。外径部18と内径部17はT字状に交差している。外径部18が薄くなると、外径部18の外周面に設けられる第二の歯16bの軸方向の長さが短くなる。歯が短いと加工量が減り、コストが下がる。
ナット16とプーリ13の接続部の面圧は接触部の面積に反比例する。そのため、直径が大きいナット16の外周面の面圧はナット16の内周面の面圧に比べて大きくなりにくい。また、ナット16の外周面の歯数はナット16の内周面の歯数よりも多くなる。そのため、ナット16とプーリ13の接続部の面積は、ナット16とハブ10の接続部の面積よりも大きくなり、さらに面圧が小さくなる。よって、ナット16とプーリ13との接触部の面圧をナット16とハブ10との接触部の面圧と同程度に小さくしつつ、ナット16の外周面の幅W2を内周面の幅W1よりも小さくすることができる。
ナット16の軸方向一方側には、第一の弾性体14が配置されている。ナット16の軸方向他方側には、第二の弾性体15が配置されている。第一の弾性体14は、例えば、外径部18とフランジ部12との間に挟まれ、ナット16の軸方向の変位に伴って弾性変形する。第二の弾性体15は、例えば、外径部18とスペーサー19との間に挟まれ、ナット16の軸方向の変位に伴って弾性変形する。外径部18の幅は小さいので、第一の弾性体14および第二の弾性体15として、可動範囲の大きい弾性部材が外径部18の側方に設置されている。第一の弾性体14とフランジ部12との間には、シム22が挟まれている。
第一の弾性体14および第二の弾性体15は、例えば、皿ばねである。しかし、第一の弾性体14および第二の弾性体15はこれに限られない。例えば、第一の弾性体14および第二の弾性体15として、コイルばねやゴムなどが用いられてもよい。
ナット16と第一の弾性体14と第二の弾性体15によって、トルク伝達部TCが形成されている。トルク伝達部TCは、プーリ13またはハブ10に入力されたトルクをナット16の軸方向の変位に変換する。第一の弾性体14と第二の弾性体15のうち、ナット16の変位方向に位置する弾性体は、ナット16の変位に伴って弾性変形する。弾性体が弾性変形することにより、プーリ13またはハブ10に入力された駆動トルクの一部が弾性体に吸収される。弾性体に吸収されたトルクは熱などに変換される。また、弾性体の変形量に応じて、プーリ13とハブ10との間に回転位相差が生じ、従動するハブ10またはプーリ13の角速度が低減される。これにより、プーリユニット1に制振性能が付与される。また、プーリユニット1では、ナット16が変位することにより、ハブ10とプーリ13とが相対回転しながら、ハブ10とプーリ13との間で動力伝達が行われる。
プーリ13とハブ10との間の空間Sは、グリースなどの潤滑剤(図示略)で満たされている。潤滑剤が外部に漏れないように、例えば、空間Sのフランジ部12側の端部はオイルシール25で液密に塞がれている。
図3は、トルク伝達部TCの概略図である。図4および図5は、トルク伝達部TCの作用を説明する図である。
図3に示すように、ナット16の外径部18は、第一の弾性体14と第二の弾性体15によって軸方向から挟まれている。第一の弾性体14は、例えば、プーリ13がハブ10よりも大きな回転位相で回転するときに弾性変形する。第二の弾性体15は、例えば、ハブ10がプーリ13よりも大きな回転位相で回転するときに弾性変形する。第一の弾性体14の弾性係数k1と第二の弾性体15の弾性係数k2は互いに異なる。なお、第一の弾性体14および第二の弾性体15として皿ばねを用いた本実施形態では、弾性係数は、バネ定数を意味する。
例えば、エンジンの回転動力をISGに伝達して発電を行う場合(従動時)には、プーリ13の回転に追従してハブ10が回転する。そのため、プーリ13はハブ10よりも大きな回転位相で回転する。ISGの回転動力によって車両の走行をアシストする場合(駆動時)には、ハブ10の回転に追従してプーリ13が回転する。そのため、ハブ10はプーリ13よりも大きな回転位相で回転する。
ISGがハブ10を駆動する駆動トルクF1の大きさと、エンジンがプーリ13を駆動する駆動トルクF2の大きさと、は異なる。そのため、相対的に大きい駆動トルクによって弾性変形する弾性体の弾性係数は、相対的に小さい駆動トルクによって弾性変形する弾性体の弾性係数よりも大きい。例えば、本実施形態では、従動時の駆動トルクF1は駆動時の駆動トルクF2よりも大きい。そのため、第一の弾性体14の弾性係数k1は第二の弾性体15の弾性係数k2よりも大きい。これにより、駆動時と従動時の双方で第一の弾性体14および第二の弾性体15の可動範囲を有効に使うことができる。駆動時と従動時で第一の弾性体14と第二の弾性体15の変形量にも偏りが生じにくくなる。よって、駆動時と従動時の双方において高い制振性能が発揮される。
[動力伝達機構]
図6は、プーリユニット1が適用される動力伝達機構100の概略図である。
動力伝達機構100は、複数のプーリPと、アイドラーIDと、テンショナーTEと、ベルトBと、を有する。本実施形態では、複数のプーリPとして、クランクプーリ101と、ISGプーリ102と、ウォーターポンププーリ103と、コンプレッサープーリ104と、が設けられている。クランクプーリ101は、エンジンのクランクに接続されている。ISGプーリ102は、ISGに接続されている。ウォーターポンププーリ103は、ウォーターポンプに接続されている。コンプレッサープーリ104は、コンプレッサーに接続されている。
複数のプーリP、アイドラーIDおよびテンショナーTEには、無端状のベルトBが掛け渡されている。エンジンの回転動力は、ベルトBを介してISG、ウォーターポンプおよびコンプレッサーに供給される。ベルトBの張力はテンショナーTEによって調整されている。ISGプーリ102には、図1および図2に示したプーリユニット1の構成が適用されている。ISGは、ISGプーリ102に伝達されたエンジン回転動力を用いて発電を行うとともに、発進時には、バッテリーからの電力によってISGプーリ102を回転させ、車両の走行をアシストする。
上述した本実施形態のプーリユニット1では、ナット16の幅が径方向に変化する。そのため、ナット16の幅が小さい部分に、第一の弾性体14および第二の弾性体15を設置するための大きな設置空間が形成される。よって、サイズの大きい第一の弾性体14および第二の弾性体15を用いることができ、制振性能に優れたプーリユニット1が提供される。
本実施形態では、ナット16の外周面の幅は内周面の幅よりも小さい。そのため、ナット16の外周面の近傍に可動範囲の大きい弾性体を設置することができる。ナット16の外周面は内周面よりも直径が大きいため、ナット16とプーリ13との接触部の面圧は、ナット16とハブ10との接触部の面圧よりも小さくなりやすい。そのため、ナット16とプーリ13との接触部の面圧をナット16とハブ10との接触部の面圧と同程度に小さくしつつ、ナット16の外周面の幅を小さくすることができる。外周面の幅を小さくすることで、外周面の加工コストも低減される。
また、本実施形態のプーリユニット1では、第一の弾性体14の弾性係数と第二の弾性体15の弾性係数が互いに異なる。そのため、駆動時と従動時の双方で第一の弾性体14および第二の弾性体15の可動範囲を有効に使うことができる。よって、駆動時と従動時の双方において高い制振性能が発揮される。
[第二の実施形態に係るプーリユニット]
図7は、第二の実施形態に係るプーリユニット2の断面図である。図8は、ナット16を変位させる軸方向の荷重Lと第一の弾性体30および第二の弾性体31の変形量Dとの関係を示す図である。図8では、プーリ13がハブ10よりも大きな回転位相で回転するときの荷重Lを正とし、ハブ10がプーリ13よりも大きな回転位相で回転するときの荷重Lを負としている。本実施形態において第一の実施形態と共通する構成要素については、同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施形態において第一の実施形態と異なる点は、第一の弾性体30および第二の弾性体31が、それぞれ弾性係数の異なる複数の弾性部材によって構成される点である。例えば、第一の弾性体30は、第一の弾性部材26と第二の弾性部材28とを有する。第二の弾性体31は、第三の弾性部材27と第四の弾性部材29とを有する。
第二の弾性部材28は、第一の弾性部材26よりも内径側(ハブ10側)に配置されている。第四の弾性部材29は、第三の弾性部材27よりも内径側に配置されている。ナット16の外径部18は、例えば、第一の弾性部材26と第三の弾性部材27によって軸方向から挟まれている。ナット16の内径部17は、例えば、第二の弾性部材28と第四の弾性部材29によって軸方向から挟まれている。
第一の弾性部材26の弾性係数k11は、例えば、第二の弾性部材28の弾性係数k12よりも大きい。第三の弾性部材27の弾性係数k21は、例えば、第四の弾性部材29の弾性係数k22よりも大きい。第一の弾性部材26と第三の弾性部材27は、例えば、皿ばねであり、第二の弾性部材28と第四の弾性部材29は、例えば、コイルばねである。弾性係数k11と弾性係数k21は同じでもよいし異なっていてもよい。弾性係数k12と弾性係数k22は同じでもよいし異なっていてもよい。
第一の弾性体30および第二の弾性体31には、例えば、弾性部材どうしの摩擦を大きくするための表面処理が施されている。これにより、熱に変換されるトルクの量が大きくなり、制振性能が高まる。表面処理の一例としては、樹脂系の摩耗材料を弾性部材の表面にコーティングする処理などが挙げられる。
本実施形態のプーリユニット2では、荷重Lが大きくなるにしたがって、単位荷重あたりの第一の弾性体30および第二の弾性体31の変形量(柔軟性)が小さくなる。そのため、荷重Lが大きくなっても、第一の弾性体30および第二の弾性体31が潰れにくい。よって、荷重Lが大きい場合でも制振性能が維持される。荷重Lが小さい場合には、第一の弾性体30および第二の弾性体31が柔軟に変形する。そのため、高い制振性能が発揮される。
なお、本実施形態では、第一の弾性体30および第二の弾性体31が、それぞれ二つの弾性部材によって構成された。しかし、第一の弾性体30および第二の弾性体31を構成する弾性部材の数はこれに限定されない。第一の弾性体30および第二の弾性体31を構成する弾性部材の数は、三つ以上でもよい。また、弾性部材の種類も、皿ばねやコイルばねに限定されない。
1,2 プーリユニット
10 ハブ
10a 第一の歯
12 フランジ部
13 プーリ
13b 第一の溝
14,30 第一の弾性体
15,31 第二の弾性体
16 ナット
16a 第二の溝
16b 第二の歯
21,24 軸受

Claims (1)

  1. 外周面に第一の歯を有する中空状のハブと、
    内周面に第一の溝を有し、軸受を介して前記ハブの外側に相対回転可能に支持された中空状のプーリと、
    内周面に前記第一の歯と噛み合う第二の溝を有し、外周面に前記第一の溝と噛み合う第二の歯を有し、前記ハブと前記プーリとが相対回転することにより軸方向に変位するナットと、
    前記ナットの前記軸方向一方側に配置され、前記ナットの前記軸方向の変位に伴って弾性変形する第一の弾性体と、
    前記ナットの前記軸方向他方側に配置され、前記ナットの前記軸方向の変位に伴って弾性変形する第二の弾性体と、
    を有し、
    前記ナットの外周面の幅は前記ナットの内周面の幅よりも小さい
    プーリユニット。
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