JP2015199221A - Smc成形品の製造方法 - Google Patents

Smc成形品の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015199221A
JP2015199221A JP2014078201A JP2014078201A JP2015199221A JP 2015199221 A JP2015199221 A JP 2015199221A JP 2014078201 A JP2014078201 A JP 2014078201A JP 2014078201 A JP2014078201 A JP 2014078201A JP 2015199221 A JP2015199221 A JP 2015199221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
smc
color
base color
resin compound
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014078201A
Other languages
English (en)
Inventor
浅地 正博
Masahiro Asaji
正博 浅地
孝啓 井上
Takahiro Inoue
孝啓 井上
裕也 田中
Yuya Tanaka
裕也 田中
村井 大助
Daisuke Murai
大助 村井
四津 成章
Shigeaki Shitsu
成章 四津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2014078201A priority Critical patent/JP2015199221A/ja
Priority to CN201580014134.1A priority patent/CN106132658B/zh
Priority to PCT/JP2015/001826 priority patent/WO2015151497A1/ja
Publication of JP2015199221A publication Critical patent/JP2015199221A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C70/00Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts
    • B29C70/04Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts comprising reinforcements only, e.g. self-reinforcing plastics
    • B29C70/28Shaping operations therefor
    • B29C70/40Shaping or impregnating by compression not applied
    • B29C70/42Shaping or impregnating by compression not applied for producing articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C70/46Shaping or impregnating by compression not applied for producing articles of definite length, i.e. discrete articles using matched moulds, e.g. for deforming sheet moulding compounds [SMC] or prepregs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/02Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C43/20Making multilayered or multicoloured articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2995/00Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds
    • B29K2995/0018Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds having particular optical properties, e.g. fluorescent or phosphorescent
    • B29K2995/002Coloured
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/769Sanitary equipment
    • B29L2031/7692Baths

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Composite Materials (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

【課題】 意匠性を損なうことなく、より天然大理石に近い自然なマーブル調の柄を有するSMC成形品の製造方法を提供すること。
【解決手段】 補強繊維材に樹脂コンパウンドを含浸させたSMCを複数枚重ね、金型に配置して加熱加圧成形するSMC成形品の製造方法であって、最上層のベース色のSMC1と、最下層のベース色のSMC1の間に、少なくとも、加熱加圧成形時に、ベース色のSMC1の樹脂コンパウンドの粘度より低い粘度となる樹脂コンパウンドが補強繊維材に含浸され、かつベース色に対して色調が異なるSMC2と、を挟んで重ねて金型に配置して加熱加圧することにより、ベース色に対して色調の異なるSMC2の樹脂コンパウンドを流動させながらベース色のSMC1の樹脂コンパウンドに混合して成形することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、SMC成形品の製造方法に関する。
従来、人工大理石等のマーブル調の柄を有する成形品は、その高い意匠性から浴槽等に多く使用されている。
このような成形品は、通常、補強繊維材に熱硬化型の樹脂コンパウンドを含浸させたSMC(シートモールディングコンパウンド、Sheet Molding Compounds)を金型にて加熱加圧成形することによりSMC成形品とするのが一般的である。
これまでに、マーブル調の柄を有するSMC成形品を製造するために、色調の異なる2枚のSMCを積層した積層物を金型へ配置して成形する方法が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。この方法によれば、金型内での溶融した樹脂コンパウンドの流動による混合撹拌によりマーブル調の柄を形成することができる。
特開昭61−108515号公報
しかしながら、このような従来のマーブル調の柄を有するSMC成形品の成形方法においては、2枚のSMCの上下の金型に接する表層付近では、樹脂コンパウンドの流動せん断力が小さくなる。また、SMCの中央部分ではSMC中の樹脂コンパウンドの流動距離が短くなる。
そのため、成形時の混合、流動性が弱く、異なる色の濃淡の境界が鮮明な柄となったり、また、成形品の縁に近い部分と中央部で不均一な柄となり、天然大理石の風合いと異なった不自然なものとなるといった問題があった。
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、意匠性を損なうことなく、より天然大理石に近い自然なマーブル調の柄を有するSMC成形品の製造方法を提供することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下のことを特徴としている。
すなわち、本発明のSMC成形品の製造方法は、補強繊維材に樹脂コンパウンドを含浸させたSMCを複数枚重ね、金型に配置して加熱加圧成形するSMC成形品の製造方法である。この製造方法は、最上層と最下層のベース色のSMCの間に、少なくとも、加熱加圧成形時に、ベース色のSMCの樹脂コンパウンドの粘度より低い粘度となる樹脂コンパウンドが補強繊維材に含浸され、かつベース色に対して色調が異なるSMCと、を挟んで重ねる。そして、その積層物を金型に配置して加熱加圧することにより、ベース色に対して色調が異なるSMCの樹脂コンパウンドを流動させながらベース色のSMCの樹脂コンパウンドに混合して成形することを特徴とする。
また、このSMC成形品の製造方法においては、ベース色に対して色調が異なるSMCの樹脂コンパウンドが、ベース色のSMCの樹脂コンパウンドに対して増粘剤の配合量を少なく、又はモノマー成分を多くする。これにより、加熱加圧成形時のベース色に対して色調の異なるSMCの樹脂コンパウンドの粘度をベース色のSMCの樹脂コンパウンドの粘度より低くすることが好ましい。
また、このSMC成形品の製造方法においては、ベース色に対して色調が異なるSMCの温度をベース色のSMCの温度より高くなるように加熱した後に重ねて金型に配置し、成形することが好ましい。
また、このSMC成形品の製造方法においては、ベース色に対して色調が異なるSMCに樹脂コンパウンドに含有するモノマーを付着させた後に重ねて金型に配置し、成形することが好ましい。
また、このSMC成形品の製造方法においては、複数のベース色に対して色調の異なるSMCの間に、ベース色のSMCを挟んで重ねて金型に配置し、成形することが好ましい。
また、このSMC成形品の製造方法においては、ベース色に対して色調の異なるSMCが中央に矩形状の切り抜き部を有する矩形枠状であり、矩形枠状のベース色に対して色調の異なるSMCをベース色のSMCの周縁部に重ねて金型に配置し、成形することが好ましい。
また、このSMC成形品の製造方法においては、ベース色のSMCより小さい複数のベース色に対して色調の異なるSMCを隙間をあけた状態で、ベース色のSMCに重ねて金型に配置し、成形することが好ましい。
本発明によれば、意匠性を損なうことなく、より天然大理石に近い自然なマーブル調の柄を有するSMC成形品を製造することができる。
色の異なるSMCを交互に積層した実施形態を示す概略斜視図である。 切り出したSMCを示す概略斜視図である。 SMCの積層物を金型に配置して、加熱加圧成形する工程を示す概略断面図である。 (A)は、矩形枠状とした柄色のSMCを示す斜視図である。(B)は、矩形枠状とした柄色のSMCの中央部に、ベース色のSMCを配設したものを示す斜視図である。 (A)は、切込みを入れて分割した状態の柄色のSMCを示す斜視図である。(B)は、切込みを入れて分割した状態の矩形枠状とした柄色のSMCを示す斜視図である。(C)は、切込みを入れて分割した状態の矩形枠状とした柄色のSMCの中央部に、ベース色のSMCを配設したものを示す斜視図である。
本発明の実施形態のSMC成形品の製造方法は、補強繊維材に樹脂コンパウンドを含浸させたSMCを複数枚重ね、金型に配置して成形するSMC成形品の製造方法である。そして、最上層と最下層のベース色のSMCの間に、加熱加圧成形時に、ベース色、すなわち基調色のSMCの樹脂コンパウンドの粘度より低い粘度となる樹脂コンパウンドが補強繊維材に含浸され、かつベース色に対して色調が異なるSMCを挟んで重ねる。次に、その積層物を金型に配置して加熱加圧することにより、ベース色に対して色調が異なるSMCの樹脂コンパウンドを流動させながらベース色のSMCの樹脂コンパウンドに混合して成形するものである。
以下、本発明のSMC成形品の製造方法の実施形態を図を用いて詳細に説明する。
まず、図2に示すような、シート状に賦形されたベース色のSMC1と、ベース色に対して色調が異なるSMC(以下、単に柄色のSMCと略称する)2をSMC成形品の金型形状に対応した所定の形状に切り出す。
ベース色のSMC1及び柄色のSMC2は、補強繊維材に樹脂コンパウンドを含浸させたものである。補強繊維材としては、例えば、ガラス繊維、炭素繊維、ケプラー繊維等、種々の無機繊維、有機繊維等の補強繊維材を用いることができる。
補強繊維材に含浸させる樹脂コンパウンドとしては、例えば、不飽和ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂と硬化剤等を用いることができる。
ベース色及び柄色は、製造するSMC成形品の色に応じて、樹脂コンパウンドに染料、顔料、着色用のトナー等を適宜添加することにより決定することができる。
ここで、ベース色のSMC1及び柄色のSMC2の条件として、SMC成形品の製造時の加熱加圧成形時に、柄色のSMC2の樹脂コンパウンドの粘度がベース色のSMC1の樹脂コンパウンドの粘度より低くなるように調整する。
このような加熱加圧成形時の粘度条件とするために、ベース色のSMC1の樹脂コンパウンド及び柄色のSMC2の樹脂コンパウンドに増粘剤、モノマー成分を添加することができる。
増粘剤としては、例えば、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、酸化カルシウム等を用いることができる。
増粘剤の配合量は、柄色のSMC2の樹脂コンパウンドの配合量をベース色のSMC1の樹脂コンパウンドの配合量に対して少なくするのが好ましい。具体的には、柄色のSMC2の樹脂コンパウンドの配合量をベース色のSMC1の樹脂コンパウンドの配合量の0.8〜0.9倍とする。
また、モノマー成分としては、例えば、スチレンモノマー、アクリルモノマー等の樹脂コンパウンド中で架橋する重合性単量体を用いることができる。
モノマー成分の配合量は、柄色のSMC2の樹脂コンパウンドの配合量をベース色のSMC1の樹脂コンパウンドの配合量に対して多くするのが好ましい。具体的には、柄色のSMC2の樹脂コンパウンドの配合量をベース色のSMC1の樹脂コンパウンドの配合量に対して1〜3%多く配合する。
柄色のSMC2の樹脂コンパウンドの加熱加圧成形時の粘度をベース色のSMC1の樹脂コンパウンドの粘度より低い粘度とすることにより、柄色のSMC2の樹脂コンパウンドを良好に流動させながらベース色のSMC1の樹脂コンパウンドに混合させることができる。
これにより、ベース色と柄色の境界部分に、両者が混合された中間色の領域を確実に生じさせることができ、より天然大理石に近い自然なマーブル調の柄を有するSMC成形品を製造することが可能となる。
また、ベース色のSMC1及び柄色のSMC2の樹脂コンパウンドには、上記の条件を阻害しない範囲において、必要に応じて低収縮剤、無機充填材、離型剤、硬化促進剤、紫外線吸収剤、光安定剤等を添加することもできる。
ベース色のSMC1及び柄色のSMC2の厚さは、製造するSMC成形品の形状や、SMCの積層枚数等に応じて適宜設定することができ、特に限定されるものではないが、通常1〜5mm程度のものが好適に用いられる。
以下に、ベース色のSMC1及び柄色のSMC2を積層して成形するSMC成形品の製造方法について詳述する。
まず、製造するSMC成形品に応じた形状に切り出したベース色のSMC1と柄色のSMC2を図1に示すように1層毎交互に、又は、複数層毎交互に3層以上積層する。積層する順番は、最上層と最下層をベース色のSMC1とし、その間に、少なくとも1枚の柄色のSMC2を配置することを原則として、その層構成は製造する成形品の意匠や色調に応じて適宜設定することができる。
このように積層したSMCの積層物を図3(A)に示すように、下金型4と上金型5の間に配置して、図3(B)に示すように加熱加圧成形してSMC成形品を成形する。成形条件は、SMCの樹脂コンパウンドの樹脂特性やSMCの厚さ、積層枚数等に応じて適宜設定することができ、例えば、プレス圧力3〜10MPa、金型温度125〜150℃の成形条件で行うことができる。
なお、積層物を下金型4と上金型5(以下、金型と総称する)の間に配置する際に、予め柄色のSMC2の温度をベース色のSMC1の温度より高くなるように加熱した後に金型に配置して加熱加圧成形することもできる。この場合の加熱温度は、柄色のSMC2の温度がベース色のSMC1の温度より10℃以上、好ましくは15〜30℃、また、絶対温度として40℃以下、好ましくは20〜35℃となるように加熱するのが好ましい。
柄色のSMC2の温度を予めこのような条件の温度に加熱しておくことにより、金型に配置した直後から柄色のSMC2の樹脂コンパウンドがベース色のSMC1の樹脂コンパウンドより先に溶融を開始する。これにより、柄色のSMC2のコンパウンドを良好に流動させながらベース色のSMC1の樹脂コンパウンドに混合させることができる。
さらに、柄色のSMC2の表面に予め樹脂コンパウンドに含有するモノマーと同様のモノマーを付着させた後に、ベース色のSMC1と重ねた積層物を金型に配置して加熱加圧成形することもできる。
付着させるモノマーは、必要に応じて他の溶剤と混合したものを付着させるようにしてもよい。
モノマーの付着方法は特に制限されるものではなく、噴霧塗布、ロール塗布、刷毛塗り等により行うことができ、これらの中でも塗布の容易性、均一性の観点から噴霧塗布を好適に行うことができる。
柄色のSMC2の表面に予めモノマーを塗布しておくことにより、加熱加圧成形時に良好に流動させることができる。
上記の実施形態によれば、金型にて加熱加圧成形することにより、金型内に配置したSMCの積層物において、最上層のベース色のSMC1の内側に積層された柄色のSMC2の樹脂コンパウンドを、最上層のベース色のSMC1の樹脂コンパウンドよりも良好に流動させ、ベース色と柄色の境界部分で部分的に混合させることができる。
ここで、本発明でいう流動して混合するとは、柄色のSMC2の樹脂コンパウンドが、金型の加熱により溶融して液状となり不均一に流れて、ベース色のSMC1の樹脂コンパウンドとベース色と柄色の境界部分で部分的に混ざり合うことをいう。
そして、この状態で金型から脱型することにより、成形品表面から柄が透過して見え、また、混ざり合った樹脂コンパウンドがベース色と柄色の境界部分で部分的に表出する自然なマーブル調の柄を有するSMC成形品を得ることができる。
また、最上層のベース色のSMC1とその下層の柄色のSMC2以下の層の層構成を図1に示すような交互の層構成に、又は所定の順で積層して3層以上の層構成とすることより複雑な色の混ざり合いが生じ、さらに複雑で自然なマーブル調の柄とすることができる。
なお、本発明でいうマーブル調の柄とは、異なる2色以上が完全に混ざり合わず、渦状や筋状の斑を形成した模様をいい、例えば、天然大理石の濃淡を有する渦状や筋状の模様をいう。
上記の実施形態において、SMC成形品の大きさや形状によっては、SMC成形品の縁に近い部分と中央部での樹脂コンパウンドの流動距離の違いから、ベース色と柄色の混ざり合いが均等に起こらず、縁に近い部分と中央部で不均一な柄となる場合がある。すなわち、樹脂コンパウンドの流動距離が短い中央部分の柄色が滞留して濃く鮮明な塊状として現われたり、マーブル調になりづらい場合がある。
そのような場合には、図4(A)に示すように、柄色のSMC2の中央部を矩形状に切り抜き、矩形枠状とした柄色のSMC21を用いることができる。切り抜く矩形状の中央部のサイズは、柄色の中央部の滞留の斑が発生しない範囲を考慮して設定することができる。また、図4(B)に示すように、矩形枠状とした柄色のSMC21の切り抜いた中央部に、その中央部と同サイズのベース色のSMC11を配設してもよい。これにより、成形したSMC成形品の表面を平滑にすることができ、ピンホール等の成形不良の発生を抑制することができる。
この矩形枠状とした柄色のSMC21を積層する層構成は、少なくとも最上層のベース色のSMC1の直近の内側の層に設けることが好ましい。また、それよりも内側の層に他の矩形枠状とした柄色のSMC21を配設してもよいし、矩形枠状としない柄色のSMC2を配設してもよい。
このように、矩形枠状の柄色のSMC21を用いて積層し、中央部に柄色のSMC2をなくすことで、流動距離が短く攪拌混合が少ないことに起因して中央部に発生する、滞留による鮮明な塊状の不自然な柄の形成を抑制することが可能となる。
さらに自然なマーブル調の柄を付与しようとする場合には、柄色のSMC2、又は、矩形枠状とした柄色のSMC21に対して、図5(A)、(B)に示すような切込み3を入れて分割した柄色のSMC22、23を用いることができる。このように切込み3を入れた場合、切込み3を入れた部分と入れていない部分で、流動性を異ならせることができ、より自然なマーブル調の柄を形成することができる。
分割する大きさは、形成するマーブル調の柄の意匠に応じて適宜設定することができるが、例えば、ベース色のSMC1よりも小さいサイズであって、一片の長さが50mm以上となるように分割することが望ましい。分割のサイズをこの範囲とすることにより、補強繊維材を過度に切断しないため、成形したSMC成形品の機械的強度の低下を防止することができる。
また、図5(C)に示すように、切込み3を入れて分割した矩形枠状にした柄色のSMC23の切り出された中央部に、その中央部と同サイズのベース色のSMC11を配設してもよい。
このように分割した柄色のSMC22、23は、それぞれ分割した小片の間隔をあけて配置することが好ましい。間隔の距離は特に限定されるものではなく、成形するSMC成形品の大きさや形状に応じて適宜設定することができる。
このように、柄色のSMC2を分割して間隔をあけて配置することにより、切込み3を入れた部分と入れていない部分で、大きく流動性を異ならせることができ、より自然なマーブル調の柄を形成することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において各種の変更が可能である。例えば、ベース色とは異なる柄色のSMC2の色は一種類とせず、複数種類の柄色のSMC2を用いることができる。
上記のようなSMC成形品の製造方法によれば、意匠性を損なうことなく、より天然大理石に近い自然なマーブル調の柄を有するSMC成形品を製造することができる。
以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
まず、表1に示す配合割合の樹脂コンパウンド及び補強繊維材を用いて、ベース色のSMC(a)及び柄色のSMC(b−1)、(b−2)、(c)を作成した。
表1に示す各配合成分として以下に示す材料を用いた。なお表1中、補強繊維材の数値はSMC全体に対する質量%を表し、それ以外の成分の数値は質量部を表す。
補強繊維材:1インチカットEガラス繊維(日東紡(株)製:RS 480 PB−549)
樹脂:不飽和ポリエステル樹脂(昭和電工(株)製:M−580)
硬化剤:t−ブチルパーオキシベンゾエート(日本油脂(株)製、パーブチルZ)
着色剤1:白色
着色剤2:黒色
増粘剤:酸化マグネシウム(協和化学(株)製、キョーマグ#40)
モノマー成分:スチレンモノマー(三菱化学(株)製、CAS(100−42−5)準拠スチレンモノマー)
低収縮剤:ポリスチレン(昭和高分子(株)製、M−5590−2、スチレンモノマー30%希釈品)
重合防止剤:p−ベンゾキノン
無機充填材:炭酸カルシウム
離型剤:ステアリン酸亜鉛
Figure 2015199221
<実施例1>
シート状に賦形された表1に示すベース色のSMC(a)及び柄色のSMC(b−1)を短冊状に切り出して、2枚のベース色のSMC(a)の間に、柄色のSMC(b−1)を挟み込んで3層の積層物とした。
これを型温を140〜150℃の一定値に保持した金型に配置して7MPaで5分間成形してSMC成形品を得た。
<実施例2>
柄色のSMCとして、表1に示す柄色のSMC(b−2)を用いた以外は実施例1と同様にしてSMC成形品を得た。
<実施例3>
柄色のSMCとして、表1に示す柄色のSMC(c)を予め加熱プレスにてベース色のSMC(a)よりも10℃高い温度(30℃)として積層した以外は実施例1と同様にしてSMC成形品を得た。
<実施例4>
柄色のSMCとして、表1に示す柄色のSMC(c)の表面に対して、予めSMCの重量の2%となる量のスチレン(三菱化学(株)製、CAS(100−42−5)準拠スチレンモノマー)を噴霧して付着させて積層した以外は実施例1と同様にしてSMC成形品を得た。
<比較例>
柄色のSMCとして、表1に示す柄色のSMC(c)を用いた以外は実施例1と同様にしてSMC成形品を得た。
得られた実施例1〜4及び比較例のSMC成形品について、成形品表面のマーブル調の柄の自然感(拡散性)について以下の基準で評価を行った。その結果を表2に示す。
◎:自然感(拡散性)良好
○:自然感(拡散性)あり
×:自然感(拡散性)なし
Figure 2015199221
以上の結果より、実施例1〜4のSMC成形品は全てマーブル調の柄の自然感(拡散性)について良好な結果が得られた。特に前処理を施した実施例3、4は実施例1、2に比べてさらに良好な自然感(拡散性)を有する成形品が得られた。
これに対して比較例のSMC成形品は、実施例1〜4のSMC成形品に比べてマーブル調の柄の自然感(拡散性)が劣っていた。
これらの結果から、本発明のSMC成形品の製造方法によれば、より天然大理石に近い自然なマーブル調の柄を有するSMC成形品を製造できることが確認された。
1 ベース色のSMC
2 ベース色に対して色調が異なるSMC(柄色のSMC)
21 矩形枠状とした柄色のSMC
22、23 分割した柄色のSMC

Claims (7)

  1. 補強繊維材に樹脂コンパウンドを含浸させたSMCを複数枚重ね、金型に配置して加熱加圧成形するSMC成形品の製造方法であって、
    最上層のベース色のSMCと、最下層のベース色のSMCの間に、少なくとも、加熱加圧成形時に、前記ベース色のSMCの樹脂コンパウンドの粘度より低い粘度となる樹脂コンパウンドが前記補強繊維材に含浸され、かつベース色に対して色調が異なるSMCと、を挟んで重ねて金型に配置して加熱加圧することにより、前記ベース色に対して色調が異なるSMCの樹脂コンパウンドを流動させながら前記ベース色のSMCの樹脂コンパウンドに混合して成形することを特徴とするSMC成形品の製造方法。
  2. 前記ベース色に対して色調が異なるSMCの樹脂コンパウンドが、前記ベース色のSMCの樹脂コンパウンドに対して増粘剤の配合量を少なく、又はモノマー成分を多くすることにより、加熱加圧成形時の前記ベース色に対して色調の異なるSMCの樹脂コンパウンドの粘度を前記ベース色のSMCの樹脂コンパウンドの粘度より低くすることを特徴とする請求項1に記載のSMC成形品の製造方法。
  3. 前記ベース色に対して色調が異なるSMCの温度を前記ベース色のSMCの温度より高くなるように加熱した後に重ねて金型に配置し、成形することを特徴とする請求項1又は2に記載のSMC成形品の製造方法。
  4. 前記ベース色に対して色調が異なるSMCに樹脂コンパウンドに含有するモノマーを付着させた後に重ねて金型に配置し、成形することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のSMC成形品の製造方法。
  5. 複数の前記ベース色に対して色調の異なるSMCの間に、前記ベース色のSMCを挟んで重ねて金型に配置し、成形することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のSMC成形品の製造方法。
  6. 前記ベース色に対して色調の異なるSMCが中央に矩形状の切り抜き部を有する矩形枠状であり、この矩形枠状のベース色に対して色調の異なるSMCを前記ベース色のSMCの周縁部に重ねて金型に配置し、成形することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のSMC成形品の製造方法。
  7. 前記ベース色のSMCより小さい複数の前記ベース色に対して色調の異なるSMCを隙間をあけた状態で、前記ベース色のSMCに重ねて金型に配置し、成形することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のSMC成形品の製造方法。
JP2014078201A 2014-04-04 2014-04-04 Smc成形品の製造方法 Pending JP2015199221A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014078201A JP2015199221A (ja) 2014-04-04 2014-04-04 Smc成形品の製造方法
CN201580014134.1A CN106132658B (zh) 2014-04-04 2015-03-30 Smc成型品的制造方法
PCT/JP2015/001826 WO2015151497A1 (ja) 2014-04-04 2015-03-30 Smc成形品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014078201A JP2015199221A (ja) 2014-04-04 2014-04-04 Smc成形品の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015199221A true JP2015199221A (ja) 2015-11-12

Family

ID=54239842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014078201A Pending JP2015199221A (ja) 2014-04-04 2014-04-04 Smc成形品の製造方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2015199221A (ja)
CN (1) CN106132658B (ja)
WO (1) WO2015151497A1 (ja)

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5410373A (en) * 1977-06-24 1979-01-25 Nippon Musical Instruments Mfg Method of molding synthetic resin mold goods
JPS55113529A (en) * 1979-02-26 1980-09-02 Hitachi Chem Co Ltd Production of molded article having marble-like pattern
JPS5698137A (en) * 1980-01-08 1981-08-07 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd Manufacture of molding decorated with marble pattern
JPS5741918A (en) * 1980-08-25 1982-03-09 Takeda Chem Ind Ltd Manufacture of patterned molded article
JPS61108515A (ja) * 1984-11-01 1986-05-27 Dainippon Ink & Chem Inc 大理石模様を有するプラスチック成形品の製法
JPH079469A (ja) * 1993-06-23 1995-01-13 Sekisui Chem Co Ltd 模様付き成形品の製造方法
JPH0839553A (ja) * 1994-08-01 1996-02-13 Inax Corp Bmc成形品の加飾方法
JPH08276501A (ja) * 1995-04-05 1996-10-22 Matsushita Electric Works Ltd 模様付き成形品の製造方法
JP2001026026A (ja) * 1999-05-07 2001-01-30 Mikuni Color Ltd 加飾ゲルコートシートの製造方法およびそのゲルコートシートを用いたゲルコート付き成形品の製造方法
JP2003311736A (ja) * 2002-04-23 2003-11-05 Matsushita Electric Works Ltd Smcの積層材
JP2008266530A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Matsushita Denko Bath & Life Kk シートモールディングコンパウンド及びその成形方法
JP2012025122A (ja) * 2010-07-27 2012-02-09 Panasonic Electric Works Co Ltd 繊維強化プラスチック平板の製造方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0976786A4 (en) * 1997-04-14 2001-02-21 Mitsubishi Rayon Co PREMIX (METH) ACRYLIC, SMC OR BMC (METH) ACRYLIC, AND PROCESS FOR MANUFACTURING ARTIFICIAL (METH) ACRYLIC MARBLE
EP1146023A1 (en) * 1998-12-25 2001-10-17 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Acrylic smc or bmc, process for producing the same, process for producing artificial acrylic marble, and thickener
US6475631B1 (en) * 1999-07-15 2002-11-05 Toagosei Co., Ltd. Antimicrobial agent, antimicrobial resin composition and antimicrobial artificial marble
KR100341463B1 (ko) * 1999-12-11 2002-06-21 추두련 웨이브/나무 무늬를 갖는 아크릴계 인조대리석의 제조방법
JP5122808B2 (ja) * 2006-12-25 2013-01-16 パナソニック株式会社 Frpの柄付け方法とその成形品

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5410373A (en) * 1977-06-24 1979-01-25 Nippon Musical Instruments Mfg Method of molding synthetic resin mold goods
JPS55113529A (en) * 1979-02-26 1980-09-02 Hitachi Chem Co Ltd Production of molded article having marble-like pattern
JPS5698137A (en) * 1980-01-08 1981-08-07 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd Manufacture of molding decorated with marble pattern
JPS5741918A (en) * 1980-08-25 1982-03-09 Takeda Chem Ind Ltd Manufacture of patterned molded article
JPS61108515A (ja) * 1984-11-01 1986-05-27 Dainippon Ink & Chem Inc 大理石模様を有するプラスチック成形品の製法
JPH079469A (ja) * 1993-06-23 1995-01-13 Sekisui Chem Co Ltd 模様付き成形品の製造方法
JPH0839553A (ja) * 1994-08-01 1996-02-13 Inax Corp Bmc成形品の加飾方法
JPH08276501A (ja) * 1995-04-05 1996-10-22 Matsushita Electric Works Ltd 模様付き成形品の製造方法
JP2001026026A (ja) * 1999-05-07 2001-01-30 Mikuni Color Ltd 加飾ゲルコートシートの製造方法およびそのゲルコートシートを用いたゲルコート付き成形品の製造方法
JP2003311736A (ja) * 2002-04-23 2003-11-05 Matsushita Electric Works Ltd Smcの積層材
JP2008266530A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Matsushita Denko Bath & Life Kk シートモールディングコンパウンド及びその成形方法
JP2012025122A (ja) * 2010-07-27 2012-02-09 Panasonic Electric Works Co Ltd 繊維強化プラスチック平板の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2015151497A1 (ja) 2015-10-08
CN106132658A (zh) 2016-11-16
CN106132658B (zh) 2017-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20170239895A1 (en) Method of producing fiber-reinforced composite material, resin base material and preform
KR102007608B1 (ko) 금속박막을 이용한 전자파 차폐재 및 그 제조방법
KR102002137B1 (ko) 난연성 한지융착형 smc 성형품 및 이의 제조방법
JP2015199221A (ja) Smc成形品の製造方法
JP6167457B2 (ja) Smc成形品の製造方法
KR101660767B1 (ko) 폐섬유를 이용한 인조대리석 및 그 제조방법
JP6786821B2 (ja) 化粧板の製造方法
CN103862760A (zh) 一种发光板材及其制作方法
JP6233573B2 (ja) Smcの製造方法及びsmc成形品の製造方法
JP2020032645A (ja) Smc成形品の製造方法
JP2015229277A (ja) Smc成形品の製造方法
KR101444050B1 (ko) 비스페놀 a형과 아크릴수첨수지를 혼합한 광고용 플레이트 성형방법 및 그 성형방법으로 성형된 광고용 플레이트
JP2017171778A (ja) Smcおよびその製造方法
JP5334375B2 (ja) 熱硬化性樹脂組成物、繊維強化成形材料及び成形体
JP4241082B2 (ja) 化粧材およびその製造方法
JP4465597B2 (ja) 人造大理石防水パン
JP2008055629A (ja) Frp成形品の製造方法および浴槽
KR101304269B1 (ko) 에폭시수지 컬러판재의 제조방법 및 그에 의해 제조된 에폭시수지 컬러판재
JP2018070711A (ja) 樹脂成形品およびその製造方法
JP2006297614A (ja) 熱硬化性樹脂成形品
JP2012107259A (ja) Smc及びその製造方法
KR0159586B1 (ko) 무늬 형성 성형품 및 그 제조 방법
JP2008127445A (ja) シートモールディングコンパウンドの成形方法および成形品
JPH07285207A (ja) 樹脂化粧板の製造方法
JPH05318694A (ja) 化粧板の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141002

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20141118

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170308

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20171220

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20171226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180709

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180724