JP2015184228A - 抵抗測定装置、基板検査装置、検査方法、及び検査用治具のメンテナンス方法 - Google Patents

抵抗測定装置、基板検査装置、検査方法、及び検査用治具のメンテナンス方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プローブの良否を判定することが容易な抵抗測定装置、基板検査装置、検査方法、及び検査用治具のメンテナンス方法を提供する。
【解決手段】導体パターンMに電流プローブPc1,Pc2、電圧プローブPv1,Pv2を接触させ、電流プローブPc1,Pc2によって導体パターンMに第1電流Ipを流したときに電圧プローブPv1,Pv2により測定される第1電圧Vpを取得し、電流プローブPc1,Pc2によって導体パターンMに第1電流Ipとは逆方向の第2電流Imを流したときに電圧プローブPv1,Pv2により測定される第2電圧Vmを取得し、電流プローブPc1,Pc2により導体パターンMに電流を流さない状態で、電圧プローブPv1,Pv2により測定される第3電圧Voを取得し、第1電圧Vp、第2電圧Vm、及び第3電圧Voに基づいてプローブに関する良否を判定するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、抵抗測定を行う抵抗測定装置、この抵抗測定装置を用いた基板検査装置、これら装置に用いられるプローブに係る検査方法、及び検査用治具のメンテナンス方法に関する。
従来より、プリント配線基板等の基板に形成された配線パターンを検査するために、配線パターンの抵抗値を測定することが行われている。配線パターンの検査としては、断線の有無の検査はもちろんのこと、配線パターンの幅が細くなったり、厚みが薄くなったりしているような、断線に至らない不良も検出する必要がある。このような断線に至らない不良を検出するためには、高精度の抵抗測定を行う必要がある。このような高精度の抵抗測定方法として、四端子測定法を用いた基板検査装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
四端子測定法では、抵抗測定箇所に抵抗測定用の電流を流すための2本の電流プローブと、抵抗測定箇所の電圧を測定するための2本の電圧プローブとが用いられる。これにより、抵抗測定用の電流が電圧プローブに流れないので、電圧プローブ自体の抵抗による電圧降下が低減され、高精度の抵抗測定が可能となる。
特開2012−013590号公報
ところで、時間の経過と共に、上述の電圧プローブのプローブ針や、プローブ針を電圧計に接続するための電極等に酸化膜が形成される場合がある。プローブ針や電極等に酸化膜が形成されると、整流作用と抵抗成分とが生じる。そのため、酸化膜が形成された電圧プローブを用いて抵抗測定を行うと、抵抗値の測定精度が低下してしまう。そして、精度が低下した抵抗測定値に基づき基板検査を行うと、基板の検査精度が低下してしまう。そのため、酸化膜が形成された電圧プローブは、クリーニングにより酸化膜を除去する必要がある。
また、電圧プローブに生じる誤差要因としては、酸化膜の他に、ゼーベック効果により生じる起電力が有る。このゼーベック効果による起電力と、酸化膜による整流作用とは、いずれも極性を有しているためこれらを区別することが難しい。そのため、電圧プローブに酸化膜が形成される不良が生じていることを検知することが難しいという、不都合があった。
本発明の目的は、プローブの良否を判定することが容易な抵抗測定装置、この抵抗測定装置を用いた基板検査装置、プローブに係る検査方法、及び検査用治具のメンテナンス方法を提供することである。
本発明に係る抵抗測定装置は、導体の抵抗値を測定するための抵抗測定装置であって、前記導体に接触させるための第1及び第2プローブと、前記第1及び第2プローブによって、前記導体に所定の第1電流を流したときに前記導体に生じる第1電圧を取得する第1電圧取得部と、前記第1及び第2プローブによって、前記導体に前記第1電流とは逆方向の第2電流を流したときに前記導体に生じる第2電圧を取得する第2電圧取得部と、前記第1及び第2プローブにより前記導体に電流を流さない状態で、前記導体に生じる第3電圧を前記第1及び第2プローブにより取得する第3電圧取得部と、前記第1、第2、及び第3電圧に基づいて前記第1及び第2プローブに関する良否を判定する判定部とを備える。
また、本発明に係る検査方法は、導体に接触されるための第1及び第2プローブに関する不良を検査するための検査方法であって、前記導体に前記第1及び第2プローブを接触させ、前記導体に所定の第1電流を流したときに前記第1及び第2プローブにより測定される第1電圧を取得する第1電圧取得工程と、前記第1及び第2プローブによって、前記導体に前記第1電流とは逆方向の第2電流を流したときに前記第1及び第2プローブにより測定される第2電圧を取得する第2電圧取得工程と、前記第1及び第2プローブにより前記導体に電流を流さない状態で、前記第1及び第2プローブにより測定される第3電圧を取得する第3電圧取得工程と、前記第1、第2、及び第3電圧に基づいて前記第1及び第2電圧プローブに関する良否を判定する判定工程とを含む。
また、本発明に係る検査用治具のメンテナンス方法は、導体に接触されるための第1及び第2プローブを含む検査用治具のメンテナンス方法であって、前記導体に前記第1及び第2プローブを接触させ、前記導体に所定の第1電流を流したときに前記第1及び第2プローブにより測定される第1電圧を取得する第1電圧取得工程と、前記第1及び第2プローブによって、前記導体に前記第1電流とは逆方向の第2電流を流したときに前記第1及び第2プローブにより測定される第2電圧を取得する第2電圧取得工程と、前記第1及び第2プローブにより前記導体に電流を流さない状態で、前記第1及び第2プローブにより測定される第3電圧を取得する第3電圧取得工程と、前記第1、第2、及び第3電圧に基づいて前記検査用治具のクリーニングの要否を判定する判定工程とを含む。
これらの抵抗測定装置、検査方法、及び検査用治具のメンテナンス方法によれば、抵抗を測定しようとする導体に第1電流を流したときに導体に生じる第1電圧と、導体に第1電流とは逆方向の第2電流を流したときに導体に生じる第2電圧と、導体に電流を流さない状態で導体に生じる第3電圧とが、第1及び第2プローブを用いて取得される。この第1、第2、及び第3電圧は、第1及び第2プローブに酸化膜が形成されていなければ、第1電圧と第3電圧の間の関係と、第2電圧と第3電圧の間の関係とが、対称的な特性を示す。その一方、第1及び第2プローブに酸化膜が形成されて不良状態になると、酸化膜の整流作用により、第1電圧と第3電圧の間の関係と、第2電圧と第3電圧の間の関係との対称性が乱される。従って、第1、第2、及び第3電圧に基づいて、第1及び第2プローブに関する良否を容易に判定することができる。また、第1及び第2プローブに酸化膜が形成されて不良状態になった場合、第1及び第2プローブを含む検査用治具をクリーニングする必要があると考えられる。そこで、判定部は、第1、第2、及び第3電圧に基づいて検査用治具のクリーニングの要否を判定することができる。
また、前記第1プローブは、前記導体に電流を流すための第1電流プローブと、前記電流により前記導体に生じた電圧を検出するための第1電圧プローブとを含み、前記第2プローブは、前記導体に電流を流すための第2電流プローブと、前記電流により前記導体に生じた電圧を検出するための第2電圧プローブとを含み、前記第1電圧取得部は、前記第1及び第2電流プローブ間に、前記第1電流を流したときに前記第1及び第2電圧プローブにより測定される前記第1電圧を取得し、前記第2電圧取得部は、前記第1及び第2電流プローブ間に、前記第1電流とは逆方向の第2電流を流したときに前記第1及び第2電圧プローブにより測定される前記第2電圧を取得し、前記第3電圧取得部は、前記第1及び第2電流プローブ間に電流を流さない状態で、前記第1及び第2電圧プローブにより測定される前記第3電圧を取得することが好ましい。
この構成によれば、第1及び第2電流プローブと、第1及び第2電圧プローブとを備え、四端子測定法による抵抗測定可能な抵抗測定装置において、第1及び第2電圧プローブに関する良否を容易に判定することができる。
また、前記判定部は、前記電流と前記電圧とをパラメータとする二次元平面上で、前記第1電流及び前記第1電圧によって示される第1点と、前記第2電流及び前記第2電圧によって示される第2点と、電流値ゼロ及び前記第3電圧によって示される第3点とが略直線上に配置されないとき、前記第1及び第2プローブに関する不良があると判定することが好ましい。
この構成によれば、第1、第2、及び第3電圧は、第1及び第2プローブに酸化膜が形成されていなければ、電流と電圧とをパラメータとする二次元平面上で、直線上に配置される。その一方、第1及び第2プローブに酸化膜が形成されて不良状態になると、酸化膜の整流作用により、第1、第2、及び第3点は、直線上に配置されなくなる。そこで、判定部は、第1、第2、及び第3点が略直線上に配置されないとき、容易に第1及び第2プローブに関する不良があると判定することができる。
また、前記第1電流と前記第2電流とは、電流値の絶対値が互いに等しいことが好ましい。
この構成によれば、判定部による第1及び第2プローブに関する良否の判定処理を、簡素化することが容易となる。
また、前記判定部は、前記第1電圧と前記第3電圧との差である第1差分値と、前記第2電圧と前記第3電圧との差である第2差分値との差が予め設定された判定閾値を超えたとき、前記第1及び第2プローブに関する不良があると判定してもよい。
この構成によれば、第1電流と第2電流とは、絶対値が互いに等しく方向が逆の電流となる。この場合、第1、第2、及び第3点が直線上に配置されていれば、第1差分値と第2差分値とは、等しくなる。従って、第1差分値と第2差分値との差が予め設定された判定閾値を超えて大きくなったとき、容易に第1及び第2プローブに関する不良があると判定することができる。
また、本発明に係る基板検査装置は、上述の抵抗測定装置と、基板に形成された配線パターンを前記導体として前記第1及び第2プローブにより測定された電圧に基づき、前記基板の検査を行う基板検査部とを備える。
この構成によれば、基板検査に用いるプローブの良否を容易に判定することができる。
このような構成の抵抗測定装置、基板検査装置、および検査方法は、プローブの良否を容易に判定することができる。
本発明の一実施形態に係る抵抗測定装置を備えた基板検査装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る検査方法を用いた基板検査装置の動作の一例を示すフローチャートである。 電圧プローブに生じる酸化膜を説明するための等価回路である。 検査方法を説明するためのタイミングチャートである。(a)は電圧プローブPが良品(酸化膜が形成されていない)の場合を示し、(b)は電圧プローブが不良(酸化膜が形成されている)の場合を示している。 判定部による判定方法を説明するための説明図である。(a)は電圧プローブPが良品(酸化膜が形成されていない)の場合を示し、(b)は電圧プローブが不良(酸化膜が形成されている)の場合を示している。 基板検査装置の別の例を示すブロック図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。図1は、本発明の一実施形態に係る抵抗測定装置を備えた基板検査装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示す基板検査装置1は、定電流源2、電流計3、電圧計4、電流プローブPc1(第1電流プローブ)、電流プローブPc2(第2電流プローブ)、電圧プローブPv1(第1電圧プローブ)、電圧プローブPv2(第2電圧プローブ)、スイッチA1,A2,B1,B2,C1,C2、及び制御部5を備えている。基板検査装置1は、四端子測定法により、抵抗測定を行うようになっている。
電流プローブPc1は、プローブ針11、接続電極12、及びケーブル13を備えている。電流プローブPc2は、プローブ針21、接続電極22、及びケーブル23を備えている。電圧プローブPv1は、プローブ針31、接続電極32、及びケーブル33を備えている。電圧プローブPv2は、プローブ針41、接続電極42、及びケーブル43を備えている。電流プローブPc1,Pc2及び電圧プローブPv1,Pv2は、例えば基板検査装置1や抵抗測定装置に対して脱着可能な検査用治具として構成されている。
プローブ針11,21,31,41は、例えば直径が100μm〜200μm程度の弾性(可撓性)を有するワイヤ状の接触子である。プローブ針11,21,31,41は、例えばタングステン、ハイス鋼(SKH)、ベリリウム銅(Be−Cu)等の金属その他の導電体で形成されている。
プローブ針11,21の先端部は、導体パターンMの一方端部M1に接触される。プローブ針31,41の先端部は、導体パターンMの他方端部M2に接触される。図1においては、導体パターンMを概念的に記載している。導体パターンMは、検査対象となる基板の配線パターンであってもよく、電圧プローブPv1,Pv2を検査するための検査用の導体であってもよい。
接続電極12,22,32,42は、プローブ針11,21,31,41をケーブル13,23,33,43に接続するための電極である。プローブ針11,21,31,41の後端部は、接続電極12,22,32,42に当接されて、接続電極12,22,32,42と接触するようにされている。
スイッチA1,A2,B1,B2,C1,C2は、例えばトランジスタ等の半導体スイッチや、リレースイッチ等、種々のスイッチング素子である。スイッチA1,A2,B1,B2は、電流プローブPc1,Pc2を介して導体パターンMに流す電流の方向を切り替えるための切り替えスイッチである。スイッチC1,C2は、プローブ針31,41の電圧計4への接続の有無を切り替える。スイッチA1,A2,B1,B2,C1,C2は、制御部5からの制御信号に応じてオン、オフする。
定電流源2は、導体パターンMに一定の電流を流す定電流回路である。電流計3は、定電流源2から導体パターンMへ供給される電流値を測定する。定電流源2は、例えば電流計3によって測定される電流値が、予め設定された測定用電流値Isになるように出力電流を調節することで、一定の測定用電流値Isの測定用電流を出力する。測定用電流値Isは、例えば20mAとされている。
プローブ針11は、接続電極12、ケーブル13、及びスイッチA1を介して定電流源2の一方の出力端子に接続されると共に、接続電極12、ケーブル13、スイッチB1、及び電流計3を介して定電流源2の他方の出力端子に接続されている。プローブ針21は、接続電極22、ケーブル23、及びスイッチB2を介して定電流源2の一方の出力端子に接続されると共に、接続電極22、ケーブル23、スイッチA2、及び電流計3を介して定電流源2の他方の出力端子に接続されている。
プローブ針31は、接続電極32、ケーブル33、及びスイッチC1を介して電圧計4の一方の入力端子に接続されている。プローブ針41は、接続電極42、ケーブル43、及びスイッチC2を介して電圧計4の他方の入力端子に接続されている。
電圧計4は、電圧プローブPv1,Pv2によって検出された電圧を測定し、その測定値を制御部5へ出力する。
制御部5は、例えば、所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)、所定の制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)やHDD(Hard Disk Drive)等の記憶部、及びこれらの周辺回路等で構成されている。そして、制御部5は、例えば記憶部に記憶された制御プログラムを実行することにより、第1電圧取得部51、第2電圧取得部52、第3電圧取得部53、判定部54、抵抗算出部55、及び基板検査部56として機能する。
第1電圧取得部51は、導体パターンMに、電流プローブPc1から電流プローブPc2へ向かう方向の第1電流Ipを流したときに電圧プローブPv1,Pv2により測定される第1電圧Vpを取得する。第1電流Ipは、例えば20mAとすることができる。
第2電圧取得部52は、導体パターンMに、第1電流Ipとは逆方向の電流プローブPc2から電流プローブPc1へ向かう方向に、第2電流Imを流したときに電圧プローブPv1,Pv2により測定される第2電圧Vmを取得する。第2電流Imは、例えば第1電流Ipと絶対値が等しく、極性が逆の−20mAとすることができる。
第3電圧取得部53は、電流プローブPc1,Pc2間に電流を流さない状態で、電圧プローブPv1,Pv2により測定される第3電圧Voを取得する。
判定部54は、第1電圧Vpと第3電圧Voとの差の絶対値である第1差分値Vd1と、第2電圧Vmと第3電圧Voとの差の絶対値である第2差分値Vd2との差である差分値Vd(=Vd1−Vd2)が予め設定された判定閾値Vthを超えたとき、電圧プローブPv1,Pv2に関する不良があると判定する。
なお、判定部54は、電圧プローブPv1,Pv2を含む検査治具のクリーニングの要否を判定してもよい。
抵抗算出部55は、導体パターンMの抵抗値Rxを、第1電圧Vp、第2電圧Vm、第1電流Ip、及び第2電圧Vmに基づき算出する。具体的には、第1電流Ipと第2電流Imの絶対値が等しいとき、その電流値をIaとすると、抵抗算出部55は、下記の式(1)に基づき抵抗値Rxを算出することができる。
Rx=(Vp−Vm)/(Ia×2)=(Vp−Vm)/(20mA×2)・・・(1)
また、電圧プローブPv1,Pv2の内部抵抗Riを予め精密に測定しておき、抵抗算出部55は、内部抵抗Riに基づいて抵抗値Rxを補正することが好ましい。具体的には、抵抗算出部55は、下記の式(2)に基づき抵抗値Rxを算出してもよい。式(2)によれば、抵抗値Rxの算出精度を向上させることができる。
Rx={(Vp−Vm)/(Ia×2)}−Ri ・・・(2)
基板検査部56は、電圧プローブPv1,Pv2により測定された第1電圧Vp、第2電圧Vmに基づき抵抗算出部55が算出した抵抗値Rxに基づいて、導体パターンMが形成された基板の検査を行う。具体的には、基板検査部56は、例えば、抵抗値Rxと予め記憶部に記憶された基準値とを比較し、抵抗値Rxが基準値を超えたとき、その基板を不良と判定する。
次に、本発明の一実施形態に係る検査方法又は検査用治具のメンテナンス方法を実行する基板検査装置1の動作について、説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る検査方法を用いた基板検査装置1の動作の一例を示すフローチャートである。図3は、電圧プローブPv1,Pv2に生じる酸化膜を説明するための等価回路である。図3に示す等価回路は、例えばプローブ針31のプローブ後端部X1と接続電極32の電極表面X2との接触部に酸化膜が形成された場合のその接触部分を概念的に表した等価回路である。
図3に示すように、プローブ後端部X1と電極表面X2との接触部に酸化膜が形成される不良が生じると、通常の接触抵抗Rcと、ゼーベック効果による熱起電力を生じる電源Vcと抵抗Rvcの直列回路と、酸化膜の整流作用により生じるダイオードDcと抵抗Rdcとの直列回路とが並列に接続された等価回路が形成される。
このように、酸化膜が形成されることで生じた整流作用は、上述の式(1)、式(2)によっても相殺することができないため、抵抗値Rxの測定精度が低下する。また、酸化膜は、事後的に時間の経過に伴って形成されるため、酸化膜により生じた抵抗成分は、予め測定された内部抵抗Riには含まれていない。従って、抵抗算出部55は、式(2)によっても酸化膜の影響を排除することができない。
そこで、基板検査装置1は、以下の検査方法により、電圧プローブPv1,Pv2に酸化膜が形成される不良が生じているか否かを検査する。これにより、電圧プローブPv1,Pv2に酸化膜が形成されていることが判れば、クリーニングにより酸化膜を除去することが可能となる。
図4は、この検査方法及び検査用治具のメンテナンス方法を説明するためのタイミングチャートである。(a)は電圧プローブPv1,Pv2が良品(酸化膜が形成されていない)の場合を示し、(b)は電圧プローブPv1,Pv2が不良(酸化膜が形成されている)の場合を示している。実線は、プローブ針31の電位を示し、破線はプローブ針41の電位を示している。以下、図4を参照しながら図3に示すフローチャートについて説明する。
まず、電流プローブPc1と電圧プローブPv1とが導体パターンMの一方端部M1に接触され、電流プローブPc2と電圧プローブPv2とが導体パターンMの他方端部M2に接触されている。
そして、第3電圧取得部53は、スイッチA1,A2,B1,B2をオフして定電流源2を電流プローブPc1,Pc2から切り離し、導体パターンMに電流が流れないようにする。さらに、第3電圧取得部53は、スイッチC1,C2をオンして電圧プローブPv1,Pv2を電圧計4に接続し、電圧計4によって、第3電圧Voを測定させる(ステップS1:タイミングT1)。このとき、第3電圧Voとしてゼーベック効果による起電力が測定されることになる。
次に、第1電圧取得部51は、スイッチA1,A2をオン、スイッチB1,B2をオフして定電流源2を電流プローブPc1,Pc2に接続し、定電流源2から電流プローブPc1,Pc2を介して導体パターンMへ、第1電流Ipを流させる(タイミングT2)。そして、第1電圧取得部51は、スイッチC1,C2をオンして電圧計4によって、第1電圧Vpを測定させる(ステップS2:タイミングT3)。
次に、第2電圧取得部52は、スイッチA1,A2をオフ、スイッチB1,B2をオンして定電流源2を逆向きに電流プローブPc1,Pc2に接続し、定電流源2から電流プローブPc1,Pc2を介して導体パターンMへ、第1電流Ipとは逆方向の第2電流Imを流させる(タイミングT4)。そして、第2電圧取得部52は、スイッチC1,C2をオンして電圧計4によって、第2電圧Vmを測定させる(ステップS3:タイミングT5)。
次に、判定部54は、下記の式(3),(4),(5)に基づき、差分値Vdを算出する(ステップS4)。
Vd1=Vp−Vo ・・・(3)
Vd2=Vo−Vm ・・・(4)
Vd=|Vd1−Vd2| ・・・(5)
図5は、判定部54による判定方法を説明するための説明図である。(a)は電圧プローブPv1,Pv2が良品(酸化膜が形成されていない)の場合を示し、(b)は電圧プローブPv1,Pv2が不良(酸化膜が形成されている)の場合を示している。図5では、電流Iを横軸、電圧Vを縦軸とする二次元平面上に、第1電流Ip及び第1電圧Vpによって示される第1点P1と、第2電流Im及び第2電圧Vmによって示される第2点P2と、電流値ゼロ及び第3電圧Voによって示される第3点P3とをプロットされている。
電圧プローブPv1,Pv2が良品(酸化膜が形成されていない)のときは、図5(a)に示すように、第1点P1,第2点P2,及び第3点P3が、略直線L上に配置される。一方、電圧プローブPv1,Pv2が不良(酸化膜が形成されている)のときは、図5(b)に示すように、第1点P1,第2点P2,及び第3点P3が直線上に配置されない。
従って、判定部54は、第1点P1,第2点P2,及び第3点P3が略直線上に配置されるか否かを確認し、第1点P1,第2点P2,及び第3点P3が直線上に配置されない場合に電圧プローブPv1,Pv2が、酸化膜が形成された不良状態であると判定することができる。
ここで、第1電流Ipと第2電流Imの絶対値が互いに等しい値である場合、第1点P1,第2点P2,及び第3点P3が直線上に配置されると、図5(a)に示すように、第1差分値Vd1と第2差分値Vd2とが等しくなる。第1差分値Vd1と第2差分値Vd2とが等しければ、式(5)から、差分値Vdはゼロとなる。
そこで、判定部54は、差分値Vdと予め設定された判定閾値Vthとを比較し(ステップS5)、差分値Vdが判定閾値Vthに満たなければ(ステップS5でYES)、電圧プローブPv1,Pv2は良品であると判定し(ステップS6)、差分値Vdが判定閾値Vth以上であれば(ステップS5でNO)、電圧プローブPv1,Pv2は不良であると判定する(ステップS7)。判定閾値Vthは、電圧計4による電圧測定精度や定電流源2による出力電流精度を考慮して適宜設定される。
なお、電圧プローブPv1,Pv2が不良と判定された場合、電圧プローブPv1,Pv2をクリーニングして酸化膜を除去する必要があると考えられる。そこで、判定部54は、差分値Vdと予め設定された判定閾値Vthとを比較し(ステップS5)、差分値Vdが判定閾値Vthに満たなければ(ステップS5でYES)、電圧プローブPv1,Pv2を含む検査治具をクリーニングする必要はないと判定し(ステップS6)、差分値Vdが判定閾値Vth以上であれば(ステップS5でNO)、電圧プローブPv1,Pv2をクリーニングする必要があると判定してもよい。
そして、判定部54は、その判定結果を図略の表示装置に表示することにより、電圧プローブPv1,Pv2が不良と判定された場合、あるいは電圧プローブPv1,Pv2をクリーニングする必要があると判定された場合、ユーザはその電圧プローブPv1,Pv2をクリーニングして酸化膜を除去することができるので、酸化膜による抵抗測定精度の低下や基板検査精度の低下を解消することが可能となる。
なお、第1電流Ipと第2電流Imの絶対値は、互いに等しい値でなくてもよく、判定部54は、第1点P1,第2点P2,及び第3点P3が略直線上に配置されるか否かに基づいて、電圧プローブPv1,Pv2が、酸化膜が形成された不良状態であるか否かを判定する構成としてもよい。
なお、第1プローブとして電流プローブPc1と電圧プローブPv1とを備え、第2プローブとして電流プローブPc2と電圧プローブPv2とを備えた四端子測定法による抵抗測定装置の例を示したが、例えば図6に示すように、電流プローブPc1と電圧プローブPv1の代わりに、電流供給と電圧測定とに共用される第1プローブPr1を備え、電流プローブPc2と電圧プローブPv2の代わりに、電流供給と電圧測定とに共用される第2プローブPr2を備える構成としてもよい。
また、基板検査装置1,1aは、基板検査部56を備えず、例えばテスター等の抵抗測定装置として構成されていてもよい。また、必ずしも基板検査装置1,1aや抵抗測定装置に第1電圧取得部51、第2電圧取得部52、第3電圧取得部53、及び判定部54が内蔵される例に限らない。例えば、電圧プローブPv1,Pv2やこれらプローブを保持する検査治具を装置本体から取り外し可能に構成し、装置本体から取り外されたプローブや検査治具を、上述の検査方法により検査するようにしてもよい。
1,1a 基板検査装置(抵抗測定装置)
2 定電流源
3 電流計
4 電圧計
5 制御部
11,21,31,41 プローブ針
12,22,32,42 接続電極
13,23,33,43 ケーブル
51 第1電圧取得部
52 第2電圧取得部
53 第3電圧取得部
54 判定部
55 抵抗算出部
56 基板検査部
A1,A2,B1,B2,C1,C2 スイッチ
Im 第2電流
Ip 第1電流
M 導体パターン(導体)
M1 一方端部
M2 他方端部
P1 第1点
P2 第2点
P3 第3点
Pc1 電流プローブ(第1電流プローブ)
Pc2 電流プローブ(第2電流プローブ)
Pr1 第1プローブ
Pr2 第2プローブ
Pv1 電圧プローブ(第1電圧プローブ)
Pv2 電圧プローブ(第2電圧プローブ)
Rx 抵抗値
Vd 差分値
Vd1 第1差分値
Vd2 第2差分値
Vm 第2電圧
Vo 第3電圧
Vp 第1電圧
Vth 判定閾値

Claims (8)

  1. 導体の抵抗値を測定するための抵抗測定装置であって、
    前記導体に接触させるための第1及び第2プローブと、
    前記第1及び第2プローブによって、前記導体に所定の第1電流を流したときに前記導体に生じる第1電圧を取得する第1電圧取得部と、
    前記第1及び第2プローブによって、前記導体に前記第1電流とは逆方向の第2電流を流したときに前記導体に生じる第2電圧を取得する第2電圧取得部と、
    前記第1及び第2プローブにより前記導体に電流を流さない状態で、前記導体に生じる第3電圧を前記第1及び第2プローブにより取得する第3電圧取得部と、
    前記第1、第2、及び第3電圧に基づいて前記第1及び第2プローブに関する良否を判定する判定部とを備える抵抗測定装置。
  2. 前記第1プローブは、
    前記導体に電流を流すための第1電流プローブと、
    前記電流により前記導体に生じた電圧を検出するための第1電圧プローブとを含み、
    前記第2プローブは、
    前記導体に電流を流すための第2電流プローブと、
    前記電流により前記導体に生じた電圧を検出するための第2電圧プローブとを含み、
    前記第1電圧取得部は、前記第1及び第2電流プローブ間に、前記第1電流を流したときに前記第1及び第2電圧プローブにより測定される前記第1電圧を取得し、
    前記第2電圧取得部は、前記第1及び第2電流プローブ間に、前記第1電流とは逆方向の第2電流を流したときに前記第1及び第2電圧プローブにより測定される前記第2電圧を取得し、
    前記第3電圧取得部は、前記第1及び第2電流プローブ間に電流を流さない状態で、前記第1及び第2電圧プローブにより測定される前記第3電圧を取得する請求項1記載の抵抗測定装置。
  3. 前記判定部は、前記電流と前記電圧とをパラメータとする二次元平面上で、前記第1電流及び前記第1電圧によって示される第1点と、前記第2電流及び前記第2電圧によって示される第2点と、電流値ゼロ及び前記第3電圧によって示される第3点とが略直線上に配置されないとき、前記第1及び第2プローブに関する不良があると判定する請求項1又は2に記載の抵抗測定装置。
  4. 前記第1電流と前記第2電流とは、電流値の絶対値が互いに等しい請求項1〜3のいずれか1項に記載の抵抗測定装置。
  5. 前記判定部は、前記第1電圧と前記第3電圧との差である第1差分値と、前記第2電圧と前記第3電圧との差である第2差分値との差が予め設定された判定閾値を超えたとき、前記第1及び第2プローブに関する不良があると判定する請求項4記載の抵抗測定装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の抵抗測定装置と、
    基板に形成された配線パターンを前記導体として前記第1及び第2プローブにより測定された電圧に基づき、前記基板の検査を行う基板検査部とを備えた基板検査装置。
  7. 導体に接触されるための第1及び第2プローブに関する不良を検査するための検査方法であって、
    前記導体に前記第1及び第2プローブを接触させ、前記導体に所定の第1電流を流したときに前記第1及び第2プローブにより測定される第1電圧を取得する第1電圧取得工程と、
    前記第1及び第2プローブによって、前記導体に前記第1電流とは逆方向の第2電流を流したときに前記第1及び第2プローブにより測定される第2電圧を取得する第2電圧取得工程と、
    前記第1及び第2プローブにより前記導体に電流を流さない状態で、前記第1及び第2プローブにより測定される第3電圧を取得する第3電圧取得工程と、
    前記第1、第2、及び第3電圧に基づいて前記第1及び第2電圧プローブに関する良否を判定する判定工程とを含む検査方法。
  8. 導体に接触されるための第1及び第2プローブを含む検査用治具のメンテナンス方法であって、
    前記導体に前記第1及び第2プローブを接触させ、前記導体に所定の第1電流を流したときに前記第1及び第2プローブにより測定される第1電圧を取得する第1電圧取得工程と、
    前記第1及び第2プローブによって、前記導体に前記第1電流とは逆方向の第2電流を流したときに前記第1及び第2プローブにより測定される第2電圧を取得する第2電圧取得工程と、
    前記第1及び第2プローブにより前記導体に電流を流さない状態で、前記第1及び第2プローブにより測定される第3電圧を取得する第3電圧取得工程と、
    前記第1、第2、及び第3電圧に基づいて前記検査用治具のクリーニングの要否を判定する判定工程とを含む検査用治具のメンテナンス方法。
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