JP2015173733A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】動作チェックを分かり易く実行させること。【解決手段】動作チェックの際に、その動作チェックの対象としている装置に関する検査情報を表示装置14に表示させる。検査情報は、現在、動作チェックの対象としている装置を特定可能な対象装置情報51,52、正常に動作しなかった場合の点検箇所を特定可能な点検箇所情報53、正常に動作しなかった場合の交換対象とする部品を特定可能な交換部品情報54などである。【選択図】図8

Description

本発明は、発光装置やスピーカなどの動作チェックを実行できる遊技機に関する。
例えば、スロットマシン(回胴式遊技機)などの遊技機は、発光体を有する発光装置や音声を出力するスピーカなどの装置を備え、これらの装置を用いて遊技中の興趣を高めるような演出を行っている。
このため、例えば、演出に用いる発光装置が発光しないなど正常に動作しない場合には、これらの装置の価値を見出すことができず、演出の効果を十分に与えることができない。そこで、従来、上記のような装置の故障チェックを実行する遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−93580号公報
特許文献1の故障チェックは、主に遊技場の従業員など、スロットマシンの管理者によって行われると考えられる。しかしながら、特許文献1の故障チェックは、制御プログラムに定めたチェック対象の発光体を強制的に順次、点灯させて行う方式であるから、チェックを実施しようとするチェック者は、どの部材がチェック対象であるか、特定し難い。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、動作チェックを分かり易く実行させる遊技機を提供することにある。
上記課題を解決する遊技機は、表示装置と、発光装置と、スピーカと、を含む複数の装置を有する遊技機において、前記発光装置と前記スピーカと、を含む複数の装置の動作チェックを実行させるチェック部と、を備え、前記チェック部は、人的操作による指示を受けて動作チェックの対象となる装置を切り替える切替処理と、動作チェックの対象とする装置に所定の動作を実行させる実行処理と、前記表示装置に検査情報を表示する表示処理と、を含む処理を実行し、前記検査情報には、現在、動作チェックの対象としている装置を特定可能な対象装置情報を含む。
上記した遊技機において、前記検査情報には、現在、動作チェックの対象としている装置が正常に動作しなかった場合の点検箇所を特定可能な点検箇所情報をさらに含むと良い。
上記した遊技機において、前記検査情報には、現在、動作チェックの対象としている装置が正常に動作しなかった場合の交換対象とする部品を特定可能な交換部品情報をさらに含むと良い。
上記した遊技機において、遊技中におけるスピーカの音量を調整する調整部を備え、前記チェック部は、動作チェックの対象を前記スピーカとしている場合、前記調整部における調整の状態に関わらず、チェック時用の音量で音声を出力させると良い。
上記した遊技機において、開閉可能な前扉と、前記前扉の後方に位置するとともに前記前扉を開閉可能に支持する機材収容体と、を備え、前記前扉には、前記動作チェックを指示する指示部材が設けられており、前記チェック部は、複数の装置の動作チェックを予め定めた順序で実行させることができ、前記表示処理において、動作チェックの対象となる装置を次の装置へ移行させるためには前記指示部材を操作する必要があることを指示する指示情報を表示させる一方で、次の装置の動作チェックへ移行させる目的で前記指示部材が操作された場合には前記切替処理の実行後、次の装置を動作チェックの対象として前記実行処理を実行させると良い。
本発明によれば、動作チェックを分かり易く実行させることができる。
パチンコ式スロットマシンの機表側を示す正面図。 BETボタン、操作ボタン、及び報知部を示す平面図。 パチンコ式スロットマシンの電気的構成を示すブロック図。 動作チェックを実行させる手順を示すフローチャート。 メニュー画面を示す正面図。 チェック処理を行うか否かの確認画面を示す正面図。 チェック処理を示すフローチャート。 動作チェック中の画面の一例を示す正面図。 動作チェック中の画面の一例を示す正面図。
以下、遊技機としてのパチンコ式スロットマシン(以下、「パチスロ」と示す)に具体化した一実施形態を図1〜図9にしたがって説明する。
図1に示すようにパチスロ10は、機材収容体としての本体キャビネット11と、前扉12と、を備えている。
本体キャビネット11は、前側(正面側)に開口部を有する箱状の部材である。本体キャビネット11には、遊技に使用される各種機材が収容されている。各種機材には、複数の図柄を周囲に配列した複数のリール(第1リール13a、第2リール13b、第3リール13c)や表示演出を行う表示装置14を有するリールユニット、並びに遊技媒体であるメダルを払い出すホッパーなど、を含む。表示装置14には、例えば、液晶ディスプレイ型の表示装置や、ドットマトリクス型の表示装置などが用いられる。
本体キャビネット11は、パチスロ10を正面から見た場合の左側の端縁で前扉12を開閉可能に支持している。そして、前扉12は、本体キャビネット11の前面側に、該本体キャビネット11の開口部を塞ぐように配置されている。これにより、本体キャビネット11は、前扉12の後方に位置する。
前扉12は、表示窓部15を備えている。表示窓部15は、前扉12の略上半分に設けられた開口にガラス等の透明な部材を嵌め込んで形成されている。表示窓部15からは、第1〜第3リール13a〜13cの外周に付された複数の図柄が縦方向に3つずつ、合計9個の図柄を視認することができる。また、表示窓部15からは、表示装置14に表示される各種画像や動画、表示装置14の周囲に配設されている演出用の可動体16を視認することができる。また、表示窓部15からは、第1〜第3リール13a〜13cの周囲に配設されている装飾部材17に描かれた各種の意匠絵柄を視認することができる。本実施形態のパチスロ10では、前扉12の略上半分に表示窓部15が形成されているが、少なくとも上記した図柄や画像などを遊技者が視認できればよく、表示窓部15が前扉12の略上半分に形成されていなくてもよいし、上記した大きさに限定されるものでもない。
また、前扉12には、複数の発光体が配置されている。各発光体は、所定の色を発光する。前扉12の左側には、下から順に、下部左発光体Aと、中部左下発光体Bと、中部左上発光体Cと、上部左発光体Dと、が配置されている。これらの各発光体A〜Dは、所定の装飾が施されたカバー部材で覆われており、遊技中などに発光して演出を行う発光装置を構成する。また、前扉12の右側には、下から順に、下部右発光体Eと、中部右下発光体Fと、中部右上発光体Gと、上部右発光体Hと、が配置されている。これらの各発光体E〜Hは、所定の装飾が施されたカバー部材で覆われており、遊技中などに発光して演出を行う発光装置を構成する。また、前扉12の上部中央には、中部上部発光体Iが配置されている。中部上部発光体Iは、所定の装飾が施されたカバー部材で覆われており、遊技中などに発光して演出を行う発光装置を構成する。また、前扉12において第1〜第3リール13a〜13cの左右には、中部パネル左発光体Lと、中部パネル右発光体Mと、が配置されている。これらの各発光体L,Mは、所定の装飾が施されたカバー部材で覆われており、遊技中などに発光して演出を行う発光装置を構成する。
また、各第1〜第3リール13a〜13cは、リールに配列された図柄を後方から照射するリール照明発光体Nを有する。これらの発光体Nは、第1〜第3リール13a〜13cの回動中などに発光する発光装置を構成する。また、前扉12において第1〜第3リール13a〜13cの下部には、意匠絵柄が施された下部パネル18が設けられている。下部パネル18の後方には、当該下部パネル18の意匠絵柄を後方から照射する下部パネル発光体Jが配置されている。下部パネル発光体Jは、パチスロ10に電源が投入されている間、発光する発光装置を構成し、パチスロ10の下部周辺を照らす照明としても機能する。
また、前扉12には、複数のスピーカが配置されている。前扉12の左上部には上部左スピーカOが配置されているとともに、前扉12の右上部には上部右スピーカPが配置されている。前扉12の左下部には下部左スピーカQが配置されているとともに、前扉12の右下部には下部右スピーカRが配置されている。これらの各スピーカO〜Rは、無数の放音孔が穿設されたスピーカカバーで覆われており、遊技中などに音声出力による演出を行う。
また、前扉12は、遊技媒体であるメダルの貯留又は遊技開始時にメダルを投入する投入口19、遊技開始時に貯留記憶されているクレジットのベット操作を行うBETボタン20と、を備えている。図2に示すように、BETボタン20は、ベット操作を行うことができる場合などに発光する発光体(BET発光体K)を有し、発光装置を構成する。また、前扉12は、第1〜第3リール13a〜13cを回動させて遊技を開始する際に操作するスタートレバー21と、第1〜第3リール13a〜13cの回動を停止させる際に操作する複数のストップボタン22と、を備えている。ストップボタン22には、第1リール13aの回動を停止させる第1ストップボタン22aと、第2リール13bの回動を停止させる第2ストップボタン22bと、第3リール13cの回動を停止させる第3ストップボタン22cと、を含む。また、前扉12は、本体キャビネット11に収容されているホッパーから払い出されたメダルの排出口23と、メダルの受け皿24と、を備えている。
また、前扉12には、各種の情報を報知する報知部25を備えている。
図2に示すように、報知部25は、LEDの点灯/非点灯によって情報を報知する第1報知部25aと、7セグメントLEDの点灯/非点灯によって数値化した情報を報知する第2報知部25bと、を備えている。第1報知部25aには、投入可能報知部と、再遊技報知部と、ウェイト報知部と、賭数報知部と、を含む。第2報知部25bには、貯留枚数報知部と、賞枚数報知部と、を含む。
投入可能報知部は、クレジットをベットできる状態又はメダルを投入できる状態である時に点灯する。再遊技報知部は、再遊技が付与された場合に点灯する。ウェイト報知部は、ウェイトタイム中に開始操作が検出された場合に点灯し、ウェイトタイムが経過した後に消灯する。賭数報知部は、ベットされる毎にベット数に応じた個数分、点灯する。貯留枚数報知部は、機内部で貯留記憶されているクレジット数を報知する。賞枚数報知部は、入賞に応じて払い出されるメダルの枚数を報知する。
また、前扉12には、図1及び図2に示すように、遊技者やパチスロ10の管理者などが操作することができる操作ボタン26が設けられている。この実施形態の操作ボタン26は、十字キー式のボタンである。操作ボタン26を操作することで、例えば当選役の一覧表を表示装置14に表示させたり、スピーカO〜Rの音量を調整したりすることができる。この実施形態では、操作ボタン26が、音量を調整する調整部として機能する。
次に、パチスロ10の電気的構成を説明する。
図3に示すように、パチスロ10は、主基板30と副基板31とを有する。主基板30は、第1〜第3リール13a〜13cの回動制御や報知部25など、主としてパチスロ10の遊技に関する各種制御を行う。副基板31は、表示装置14、各発光体A〜N、各スピーカO〜Rなど、主としてパチスロ10における遊技の演出に関する各種制御を行う。
図3に示すように、主基板30は、制御動作を所定の手順で実行する主制御用CPU30aと、主制御用CPU30aの制御プログラムを格納する主制御用ROM30bと、必要なデータの書き込み及び読み出しができる主制御用RAM30cと、を有する。
主基板30には、BETボタン20と、スタートレバー21と、ストップボタン22と、報知部25を構成する第1報知部25a及び第2報知部25bの各構成要素と、が接続されている。また、主基板30には、第1〜第3リール13a〜13cを駆動させるリール駆動部32が接続されている。リール駆動部32には、第1〜第3リール13a〜13cが回動するための駆動力を付与するステッピングモータなどを含む。また、主基板30には、メダルを払い出すホッパーを駆動させるホッパー駆動部33が接続されている。ホッパー駆動部33には、ホッパーを駆動させるモータなどを含む。また、主基板30には、パチスロ10に対して各種情報を設定する際に用いる設定器34が接続されている。パチスロ10は、大きさの異なるペイアウト率(遊技者に利益を付与する複数の確率)と対応付けられた6段階の設定値のいずれかのもとで遊技が実行される。このため、設定器34は、前述したようなパチスロ10の設定値を設定する際などに用いられる。なお、設定器34は、本体キャビネット11に収容されており、前扉12を開放させるとともに遊技場に保管されている鍵を鍵穴35に差し込み、設定変更を許容するON位置となるように鍵を操作することで設定変更が可能な状態となる。
主基板30には、副基板31が接続されている。
副基板31は、主基板30から一方向で情報が送信されるように主基板30と電気的に接続されている。副基板31は、制御動作を所定の順序で実行する副制御用CPU31aと、副制御用CPU31aの制御プログラムを格納する副制御用ROM31bと、必要なデータの書き込み及び読み出しができる副制御用RAM31cと、を有する。
副基板31には、表示装置14に各種画像を表示させるための表示信号を出力する表示制御基板36が接続されている。表示制御基板36には、表示データを格納する格納部や、表示データを表示信号に変換する変換部などを含む。副基板31には、各発光体A〜Nが実装された発光体基板37が接続されている。発光体基板37は、発光体A〜N毎に設けられており、パチスロ10は複数枚の発光体基板37を有する。副基板31には、スピーカO〜Rから音声を出力させるための音声信号を出力する音声制御基板38が接続されている。音声制御基板38には、音声データを格納する格納部などを含む。副基板31には、可動体16を駆動させる可動体駆動基板39が接続されている。副基板31には、操作ボタン26が接続されている。
上記した各基板同士、並びに基板と各構成部材は、それぞれワイヤハーネスを用いて接続されている。例えば、主基板30と副基板31は、ワイヤハーネスを用いて接続されている。また、副基板31と発光体基板37は、ワイヤハーネスを用いて接続されている。なお、各基板同士、並びに基板と各構成部材を接続する各ワイヤハーネスには、番号を付した番号札が取り付けられており、どこを接続するワイヤハーネスであるか、視覚的に捉えることができるようになっている。図3には、例えば、副基板31と発光体基板37を接続するワイヤハーネスの番号札40を図示している。
上記のように構成された本実施形態のパチスロ10は、各発光体A〜Nと各スピーカO〜Rの動作チェック機能を有している。動作チェックは、発光体A〜Nであれば発光を行うか否かをチェックすることであり、スピーカO〜Rであれば音声を出力するか否かをチェックすることである。そして、本実施形態の動作チェック機能では、副基板31に接続されている構成部材(発光体A〜N、スピーカO〜R)をチェックする。
以下、動作チェック機能について詳細に説明する。
図4に示すステップS10〜S12の手順を踏むことにより、この実施形態のパチスロ10では、動作チェックを実行させることができる。
動作チェックを実施させようとするチェック者(例えば、パチスロ10の管理者)は、最初に、図1に示す前扉12の施錠装置41を操作し、前扉12を解錠させることによって前扉12を開放させる。前扉12を開放させると、本体キャビネット11に収容されている設定器34を操作できる状態となる。そして、チェック者は、図4のステップS10に示すように、鍵を設定器34の鍵穴35に差し込み、ON操作する。これにより、パチスロ10は、当該パチスロ10の設定値を変更できる状態及び確認できる状態に遷移する。
主基板30の主制御用CPU30aには、設定器34を操作した場合に当該設定器34からON操作を示す操作信号が入力される。設定器34の操作信号を入力した主制御用CPU30aは、当該操作信号を副基板31の副制御用CPU31aに出力する。これにより、副制御用CPU31aは、設定器34がON操作されたことを認識することができる。
設定器34のON操作後、チェック者は、前扉12に配置されている操作ボタン26を操作する。すると、表示装置14には、パチスロ10の管理者が実行できる事項を示したメニュー画面が表示される。副制御用CPU31aには、操作ボタン26を操作することによって操作ボタン26から操作信号が入力される。副制御用CPU31aは、設定器34の操作信号と操作ボタン26の操作信号の両信号を入力している場合、表示装置14に前述したメニュー画面を表示させる。
図5は、表示装置14に表示されたメニュー画面42の一例を示す。
メニュー画面42には、例えば時刻設定を指示する項目や各種履歴情報の参照を指示する項目などが示されている。また、図5に示すように、動作チェックを指示する項目43は、メニュー画面42に示されている。そして、チェック者は、図4のステップS11に示すように、操作ボタン26を操作してメニュー画面42から動作チェックを指示する項目43を選択する。すると、表示装置14には、動作チェックを行うか否かの確認を促す確認画面が表示される。副制御用CPU31aは、メニュー画面42を表示させている状態で操作ボタン26から操作信号を入力するとともに、メニュー画面42から動作チェックの項目43が選択された場合、表示装置14に前述した確認画面を表示させる。
図6は、表示装置14に表示された確認画面44の一例を示す。図6に示すように、確認画面44には、動作チェックを行うか否かの意思を入力する必要があることを伝えるメッセージ45と、動作チェックを行う意思の有無を示す「はい」の項目46と「いいえ」の項目47と、を含む。
そして、チェック者は、動作チェックを実行させる場合、操作ボタン26を操作して「はい」の項目46を選択する。なお、チェック者は、動作チェックを実行させない場合、操作ボタン26を操作して「いいえ」の項目47を選択する。副制御用CPU31aは、確認画面44を表示させている状態で操作ボタン26から操作信号を入力するとともに、「はい」の項目46が選択された場合、図4のステップS12に示すように、動作チェックを実行させるためのチェック処理を開始させる。一方、副制御用CPU31aは、「いいえ」の項目47が選択された場合、メニュー画面42に戻る処理を行う。
なお、副制御用CPU31aは、図6の確認画面44で「はい」の項目46が選択された場合、それ以降に設定器34がOFF操作されることと、前扉12が閉鎖されることの2つの条件が満たされると、チェック処理を開始させる。
以下、図7にしたがってチェック処理の概要を説明する。本実施形態では、以下に説明するチェック処理を制御プログラムにしたがって実行する副制御用CPU31aがチェック部として機能する。チェック処理の制御プログラムは、副制御用ROM31bに記憶されている。
この実施形態のパチスロ10は、動作チェックの対象を、副基板31(副制御用CPU31a)の制御によって動作する発光装置とスピーカとを含む複数の装置としている。具体的に言えば、動作チェックの対象を、発光装置を構成するとともに前扉12に配置されている各発光体A〜Nと、前扉12に配置されている各スピーカO〜Rとしている。
また、チェック処理において副制御用CPU31aは、切替処理と、実行処理と、表示処理と、を主の処理内容としている。切替処理は、チェック者(例えば、パチスロ10の管理者)の操作による指示を受けて動作チェックの対象となる装置を切り替える処理である。チェック者の操作が人的操作である。実行処理は、動作チェックの対象となる装置に所定の動作、すなわち動作チェック用の動作を実行させる処理である。動作チェック用の動作は、チェック処理の制御プログラムに示されている。表示処理は、表示装置14に検査情報を表示させる処理である。検査情報は、動作チェックの進行状態や正常に動作しなかった場合の対処方法をチェック者に把握させるための情報である。このようなチェック処理によれば、複数の装置を対象にして動作チェックを実行させる場合に、1つずつ順番に対象となる装置の動作チェックが実行されるとともに、動作チェックの進行(すなわち、次の装置の動作チェックへ移ること)はチェック者の指示によって制御されることになる。つまり、この実施形態の動作チェックは、チェックを開始してから終了するまでの全てを自動化した形態ではなく、一部分にチェック者の操作を必要とする半自動化(一部、手動化)した形態である。
図7に示すように、チェック処理を開始させた副制御用CPU31aは、ステップS20〜S37に示す順序で、対象とする装置の動作チェックを実行させる。具体的に言えば、副制御用CPU31aは、動作チェックの最初の対象を下部左発光体Aとし(ステップS20)、次の対象を中部左下発光体Bとしている(ステップS21)。また、副制御用CPU31aは、その次の対象を中部左上発光体Cとし(ステップS22)、以降、図7のステップS23から示す順序で動作チェックを実行させ、最後の対象を下部右スピーカRとしている(ステップS37)。
各発光体A〜Nの動作チェックにおいて副制御用CPU31aは、動作チェック用の動作として予め定めた動作パターンにしたがって各発光体A〜Nを点灯(又は点滅)及び消灯させる。例えば、赤、緑及び青というように複数色の発光を行う発光装置の発光体であれば、当該発光体を赤→緑→青の順に、順次点灯させる。また、複数個の発光体で発光装置を構成する場合には、これらの複数個の発光体を例えば1つずつ順次点灯させる。なお、動作チェック用の動作は、前述した動作パターンに限らず、発光装置が遊技中などに所望の動作(点灯、点滅、消灯など)を実行できることが把握できれば良く、任意に定めることができる。
各スピーカO〜Rの動作チェックにおいて副制御用CPU31aは、動作チェック用の動作として予め定めた動作パターンにしたがって各スピーカO〜Rから音声を出力させる。なお、出力させる音声は、遊技中などに出力される音声をそのまま流用しても良いし、動作チェック専用の音声としても良い。
また、各スピーカO〜Rの動作チェックにおいて副制御用CPU31aは、チェック時用の音量で音声を出力させる。前述のようにパチスロ10の遊技中は、遊技に合わせて出力させる音声の音量を操作ボタン26の操作によって調整できるようになっている。このため、遊技中において副制御用CPU31aは、調整値にしたがって調整した音量の音声を各スピーカO〜Rから出力させている。この音量の調整値は、調整される毎に副制御用RAM31cに記憶保持されるとともに、電源遮断後も副制御用RAM31cに記憶保持されている仕様や、電源投入時にデフォルト値が設定される仕様などがある。このため、この実施形態の動作チェックでは、動作チェックの度に音量が変化しないこと、及び正常に動作しているか否かを判断し易くすること、に着目して、チェック時用の音量を定め、当該音量で音声を出力させている。これにより、動作チェックにおいて副制御用CPU31aは、操作ボタン26を用いた調整の状態に関わらず、チェック時用の音量で音声を出力させる。
以下、図7〜図9にしたがい、動作チェックについて具体例を挙げて説明する。
最初に、図7に示すチェック処理のステップS20において下部左発光体Aの動作チェックを実行する場合を例示する。
副制御用CPU31aは、実行処理において下部左発光体Aを動作させる。発光体を動作させる副制御用CPU31aは、下部左発光体Aが実装されている発光体基板37に動作パターンにしたがって制御信号を出力する。それとともに、副制御用CPU31aは、表示処理において表示装置14に検査情報を表示させる。
図8は、下部左発光体Aの動作チェック時の検査情報が表示された画面50である。画面50には、現在、動作チェックの対象としている装置を特定可能な対象装置情報51,52が表示されている。対象装置情報51は、パチスロ10を模した全体図の中で、動作チェックの対象としている装置を着色表示した情報である。図8では、現在の動作チェックの対象が下部左発光体Aであるので、パチスロ10の全体図において下部左発光体Aの配置箇所を着色表示(図8では斜線によって着色を表現している)している。対象装置情報51は、動作チェックの対象としている装置の配置を視覚的に捉えさせるとともに、当該情報からパチスロ10のどこを目視確認すれば良いか直感的に把握させる情報である。一方、対象装置情報52は、「下部左発光体Aが点灯します」というメッセージを含む情報である。対象装置情報52には、「下部左発光体A」の文言が含まれていることで、動作チェックの対象としている装置を特定することができる。また、対象装置情報52には、「点灯します」という文言が含まれるので、動作チェックの際に対象となる装置がどのように動作するのかを、併せて特定することができる。つまり、前述した対象装置情報51,52により、動作チェックの対象としている装置を特定できるとともに、併せて当該装置の配置や動作チェック時の動作を特定できる。このため、チェック者は、動作チェックの対象としている装置が、対象装置情報51,52から特定されるように動作するか否かを目視確認できる。
また、画面50には、動作チェックの対象としている装置が正常に動作しなかった場合の点検箇所を特定可能な点検箇所情報53がさらに表示されている。点検箇所情報53は、「正常に点灯しない場合、以下のハーネスの接続を確認して下さい」というメッセージ、並び「○○番ハーネス」というメッセージを含む情報である。点検箇所情報53は、動作チェックの対象としている装置が正常に動作しなかった場合の対処方法を把握させる情報である。点検箇所情報53には、「ハーネスの接続を確認する」という文言が含まれていることで、正常に動作しなかった場合にまず何をすべきか、を特定することができる。併せて、点検箇所情報53には、ハーネス番号、つまり下部左発光体Aを点灯させるための制御信号の伝達経路を特定できる文言が含まれていることで、パチスロ10において無数に使用されている何れのワイヤハーネスの接続状態を確認すれば良いか、を特定することができる。なお、図3に示すように、パチスロ10に使用されているワイヤハーネスには、番号を特定できる番号札40が取り付けられているとともに、点検箇所情報53で表示される番号は番号札40に対応している。
また、画面50には、動作チェックの対象としている装置が正常に動作しなかった場合の交換対象とする部品を特定可能な交換部品情報54がさらに表示されている。「正常に動作しなかった場合」とは、対象装置情報52で特定される動作にしたがって装置が動作しないことである。交換部品情報54は、「接続に異常がない場合、以下の基板/ハーネスを交換して下さい。」というメッセージ、並び「○○基板、○○番ハーネス」というメッセージを含む情報である。交換部品情報54は、点検箇所情報53と同様に、動作チェックの対象としている装置が正常に動作しなかった場合の対処方法を把握させる情報である。交換部品情報54には、「接続に異常がない場合に交換する」という文言が含まれていることで、接続に異常がなかった場合に部品を交換しなければならないこと、を特定することができる。併せて、交換部品情報54には、交換対象とする部品、つまり下部左発光体Aを点灯させるために必要な部品を特定できる文言が含まれていることで、パチスロ10において無数に使用されている基板やワイヤハーネスの何れを交換すれば良いか、を特定することができる。
また、画面50には、動作チェックの対象となる装置を次の装置へ移行させるためには指示部材である操作ボタン26を操作する必要があることを指示する指示情報55がさらに表示されている。指示情報55は、「次へ」というメッセージを含む情報である。副制御用CPU31aは、操作ボタン26の操作によって画面50に表示されている指示情報55が選択された場合、現在の動作チェックを終了させ、動作チェックの対象となる装置を切り替える切替処理を実行させる。なお、動作チェックの対象となる装置を切り替えるとは、次に対象となる装置の動作チェックを実行させるために必要な制御プログラムを読み出すなど、制御情報を変更したりすることである。上記のように、この実施形態の動作チェックでは、チェック者が指示情報55を選択すること(人的操作によって指示すること)で、動作チェックの対象となる装置が切り替えられる。
そして、副制御用CPU31aは、切替処理後、次の装置を動作チェックの対象として実行処理を実行させる。例えば、前述の例示において下部左発光体Aの動作チェックから次の装置の動作チェックへ移行する場合、副制御用CPU31aは、図7のステップS21に示す中部左下発光体Bの動作チェックを実行させる。この場合、副制御用CPU31aは、実行処理において中部左下発光体Bを動作させる。つまり、副制御用CPU31aは、中部左下発光体Bが実装されている発光体基板37に動作パターンにしたがって制御信号を出力する。それとともに、副制御用CPU31aは、表示処理において表示装置14に、中部左下発光体Bを動作チェックの対象とする場合の検査情報を表示させる。このとき表示される検査情報には、下部左発光体Aの検査情報と同様に、対象装置情報51,52、点検箇所情報53及び交換部品情報54を含む。
なお、画面50には、動作チェックを終了させる際にも指示部材である操作ボタン26を操作する必要があることを指示する終了指示情報56がさらに表示されている。終了指示情報56は、「終了」というメッセージを含む情報である。副制御用CPU31aは、操作ボタン26の操作によって画面50に表示されている終了指示情報56が選択された場合、動作チェックを終了させる。また、動作チェックを終了させた副制御用CPU31aは、表示装置14に初期画面を表示させる。初期画面には、デモンストレーション演出の画像表示などを含み、パチスロ10が遊技できる状態であることを報知する。動作チェックを開始させた副制御用CPU31aは、これらの指示情報55や終了指示情報56が操作される間、現在、動作チェックの対象としている装置に動作チェック用の動作を実行させるように実行処理を繰り返す。
次に、図7に示すチェック処理のステップS34において上部左スピーカOの動作チェックを実行する場合を例示する。
副制御用CPU31aは、実行処理において上部左スピーカOを動作させる。スピーカを動作させる副制御用CPU31aは、音声制御基板38に制御信号を出力する。それとともに、副制御用CPU31aは、表示処理において表示装置14に検査情報を表示させる。
図9は、上部左スピーカOの動作チェック時の検査情報が表示された画面58である。画面58には、前述した下部左発光体Aの検査情報と同様に、対象装置情報51,52、点検箇所情報53及び交換部品情報54が表示されている。上部左スピーカOを対象とする場合の対象装置情報51では、パチスロ10の全体図において上部左スピーカOの配置箇所を着色表示(図9では斜線によって着色を表現している)している。また、上部左スピーカOを対象とする場合の対象装置情報52には、「上部左スピーカOから音声を出力します」というメッセージを含み、動作チェックの対象としている装置と当該装置がどのように動作するのか、を特定することができる。
また、上部左スピーカOを対象とする場合の点検箇所情報53には、「正常に聞こえない場合、以下のハーネスの接続を確認して下さい」というメッセージ、並び「○○番ハーネス」というメッセージを含む。これにより、正常に動作しなかった場合にまず何をすべきか、を特定することができるとともに、上部左スピーカOから音声を出力させるために何れのワイヤハーネスの接続状態を確認すれば良いか、を特定することができる。また、上部左スピーカOを対象とする場合の交換部品情報54には、「接続に異常がない場合、以下の基板/ハーネス/スピーカを交換して下さい。」というメッセージ、並び「○○基板、○○番ハーネス、上部左スピーカ」というメッセージを含む。これにより、接続に異常がなかった場合に部品を交換しなければならないこと、を特定することができるとともに、何れの部品を交換すれば良いか、を特定することができる。
また、画面58には、図8に示す画面50と同様に、動作チェックの対象となる装置を切り替える場合の指示情報55や、動作チェックを終了させるための終了指示情報56が表示されている。なお、副制御用CPU31aは、図7のチェック処理にしたがって順番に動作チェックを実行し、最後の装置の動作チェックを実行させるときの画面には指示情報55を表示させずに終了指示情報56を表示させる。
したがって、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)表示装置14に対象装置情報51,52を表示させるので、当該情報をもとに現在、動作チェックの対象となっている装置を容易に認識することができる。このため、動作チェックを行わせるチェック者(パチスロ10の管理者など)は、対象装置情報51,52から動作チェックの対象となっている装置を特定し、その装置の動作状態を確認することで、当該装置が正常に動作しているか否かを正確に判断することができる。
(2)対象装置情報51は、パチスロ10を模した全体図から動作チェックの対象となっている装置の配置箇所を特定した情報である。このため、対象装置情報51をもとに実際のパチスロ10を視認すれば、どこの装置が動作チェックの対象となっているかを、視覚的に、かつ直感的に把握することができる。特に、パチスロ10などの遊技機では、発光による装飾性を高めるために無数の発光体が使用されているとともに、臨場感を出すために多くのスピーカが使用されている。このため、対象装置情報51を表示させることで、多くの発光体やスピーカの中から動作チェックの対象としている装置を迅速に見つけ出すことができ、動作チェックの容易性をさらに向上させることができる。
(3)動作チェックの対象である装置が正常に動作しなかった場合の対処方法の一つとして、点検箇所を特定可能な点検箇所情報53を表示させている。このため、チェック者に、点検や修理を迅速に行わせることができる。特に、動作チェックは、パチスロ10の設置後、パチスロ10の管理者などによって所定期間(例えば、毎日の営業開始時など)毎に実行されるものである。つまり、動作チェックは、パチスロ10の開発者や製造者などに比べてパチスロ10の構造などの知識が少ないパチスロ10の管理者が行う。このため、正常に動作しなかった場合の対処方法の一つである点検箇所に関する情報を提供することで、負担を軽減することができる。
(4)動作チェックの対象である装置が正常に動作しなかった場合の対処方法の一つとして、交換部品を特定可能な交換部品情報54を表示させている。このため、チェック者などに、点検や修理を迅速に行わせることができる。また、負担を軽減することができる。例えば、交換部品情報54を表示すれば、パチスロ10の販売元への連絡や部品発注なども容易に行うことができる。
(5)音量の調整によって最小の音量に設定されている場合であっても、動作チェックの際には適切な音量(動作確認に支障をきたさない音量)で音声を出力させることができる。このため、スピーカの動作チェックを正確に行わせることができる。前述のようにパチスロ10には多くのスピーカが搭載されているとともに、遊技機本体のサイズから考えると、スピーカ同士は近接された状態で配置されている。そして、スピーカの場合は、どこから音声が出力されているのかを視覚的に捉えることができないので、音量が小さいと、どのスピーカから音声が出力されているのか、分かり難い。したがって、動作チェックの際には調整されている音量に依存せずに、チェック時の音量で音声を出力させることで、動作チェックを正確に行わせることができる。
(6)複数の装置の動作チェックを行うことができる場合に、動作チェックを順番に1つずつ実行させるので、正常に動作しているか否かを確実に判断させることができる。そして、動作チェックを次の装置に移行させる条件を、指示部材(操作ボタン26)が操作されたこととしているので、チェック漏れなどを回避することができる。つまり、動作チェックの正確性を向上させることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更しても良い。
・動作チェックの指示部材を操作ボタン26に代えて、BETボタン20、スタートレバー21、ストップボタン22など、前扉12に設置されている他の操作部材としても良い。なお、操作ボタン26は、例えば遊技中の演出にも用いられることから副基板31に接続されている。そして、動作チェックの対象を実施形態のように副基板31が制御する装置とする場合は、動作チェックの進行を含めて副基板31で管理することが好ましい。このため、指示部材は操作ボタン26のように副基板31に接続されている部材を用いると好ましい。
・動作チェックの指示部材は、動作チェック専用の部材であっても良い。この場合、指示部材は、前扉12に設置されていても良いし、本体キャビネット11に設置されていても良い。また、指示部材は、パチスロ10の管理者が携帯することができる機器、例えばリモートコントローラでも良い。なお、リモートコントローラは、本体キャビネット11内に収納されていても良い。このような指示部材を採用する場合は、本体キャビネット11又は前扉12の何れかに、リモートコントローラの発信信号を受信する受信部を設置し、その受信部を主基板30又は副基板31に接続すれば良い。
・スピーカを動作チェックの対象とする場合、スピーカの音量は、調整部(操作ボタン26)で調整可能な最大の音量でも良いし、最大の音量よりも大きな音量でも良い。
・スピーカの音量を調整する調整部は、本体キャビネット11の中、又は前扉12の裏面に配置しても良い。すなわち、スピーカの音量調整は、遊技者が行うことができず、パチスロ10の管理者が行えるようにしても良い。この場合も、動作チェックの時には、チェック時用の音量で音声を出力させると良い。
・検査情報として、対象装置情報52のみを表示させても良い。また、検査情報として、対象装置情報51,52と点検箇所情報53を表示させても良いし、対象装置情報52と点検箇所情報53を表示させても良い。また、検査情報として、対象装置情報51,52と交換部品情報54を表示させても良いし、対象装置情報52と交換部品情報54を表示させても良い。
・動作チェックの対象は、パチスロ10に設置されている装置構成によって任意に変更することができる。例えば、発光装置及びスピーカに加えて、可動体16を動作チェックの対象としても良い。この場合、副制御用CPU31aは、可動体16に動作チェック用の動作を実行させるとともに、表示装置14に可動体16の動作チェックに関する検査情報を表示させる。また、表示装置14を動作チェックの対象としても良い。例えば、液晶式の表示装置14であれば液晶の焼き付けなどをチェックすることができる。また、ドットマトリクス式や7セグメント式の表示装置14であれば発光体が点灯するか否かをチェックすることができる。この場合、副制御用CPU31aは、表示装置14に動作チェック用の動作(画像表示)を実行させるとともに、表示装置14に可動体16の動作チェックに関する検査情報を表示させる。
・動作チェックは、主基板30(主制御用CPU30a)の制御によって動作する装置を対象にして実行させても良いし、主基板30の制御によって動作する装置と副基板31の制御によって動作する装置の双方を対象にして実行させても良い。主基板30の制御によって動作する装置には、例えば報知部25(第1報知部25aと第2報知部25b)がある。報知部25は、実施形態で説明したように複数のLED(発光体)を有する。このため、各報知部を構成する発光体を点灯させることによって動作チェックを実行しても良い。なお、主基板30の制御によって動作する装置を動作チェックの対象とする場合、主基板30と副基板31が一方向で情報が送信できるように接続されているので、指示部材は主基板30に接続されている部材とする。
・動作チェックの順序は、任意に変更することができる。また、発光体の動作チェックについては、複数の発光体を同時に動作させて、動作チェックを実行させても良い。
・検査情報を表示する表示装置は、実施形態のように遊技中などの演出を表示させる表示装置14と兼用していても良いし、検査情報を表示させる専用の表示装置でも良い。
・動作チェックの対象としている装置の検査情報を、対象装置情報51,52、点検箇所情報53、及び交換部品情報54とする場合、これらの情報を同時に表示装置14に表示させず、対話式に順番に表示させるようにしても良い。例えば、最初に対象装置情報51,52を表示させる。そして、「正常に動作したか否か」をチェック者に問うメッセージを表示装置14に表示させるとともに、「はい」又は「いいえ」の入力を促す。そして、「はい」の場合には、次の装置へ移行させるか否かを問うメッセージを表示させる。一方、「いいえ」の場合には、点検箇所情報53や交換部品情報54を表示させる。
・交換部品情報54には、交換対象とする部品の情報に加えて、交換方法を特定できる情報を表示させても良い。交換方法を特定できる情報は、例えば、交換の様子を撮影した動画を再生しても良いし、「○○○マニュアルの○○頁を参照して下さい」というような情報を表示しても良い。
・発光装置を構成する発光体の個数は単数でも良いし、複数でも良い。また、同じ箇所に複数のスピーカが配置されていても良い。
・実施形態で説明した動作チェック機能(検査情報の表示を含む)を有する遊技機は、遊技媒体として遊技球(パチンコ球)を用いる回胴式遊技機として具体化しても良い。また、実施形態で説明した動作チェック機能(検査情報の表示を含む)を有する遊技機は、パチンコ遊技機として具体化しても良い。これらの遊技機にも、発光体やスピーカなどの装置が多く搭載されていることから、実施形態と同様の効果を得ることができる。
・例えば、本体キャビネット11や前扉12に設置されている各基板(主基板30、副基板31や中継基板など)に、状態などを報知する発光体が搭載されている場合、その発光体を動作チェックの対象に加えても良い。状態には、例えば副基板31で管理するアシストタイム(AT)遊技状態や、エラー状態などを含む。このような発光体を動作チェックの対象とする場合であっても、副制御用CPU31aは、当該発光体の検査情報を表示装置14に表示させる。上記した発光体を動作チェックの対象とする場合、前扉12を開放させた状態でチェック処理を実行できるように構成しておけば、上記した発光体の動作(点灯するか否かなど)を目視で確認することができる。また、上記した発光体を動作チェックの対象とする場合、本体キャビネット11又は前扉12において上記した発光体の光を受光可能な位置に受光部(受光センサ)を設置するとともに受光結果を外部に出力するように構成しておけば、外部出力された情報をもとに上記した発光体の動作を確認することができる。基板などに搭載されている状態報知用などの発光体は通常、遊技者の目に触れることはないが、このような発光体を動作チェックの対象としておくことで、パチスロ10の管理者が遊技中などに確認したい時であっても当該発光体は確実に動作しており、適切な情報を得ることができる。
10…パチンコ式スロットマシン、11…本体キャビネット、12…前扉、14…表示装置、26…操作ボタン、31…副基板、31a…副制御用CPU、51,52…対象装置情報、53…点検箇所情報、54…交換部品情報、55…指示情報、A〜N…発光体、O〜R…スピーカ。

Claims (5)

  1. 表示装置と、発光装置と、スピーカと、を含む複数の装置を有する遊技機において、
    前記発光装置と前記スピーカと、を含む複数の装置の動作チェックを実行させるチェック部と、を備え、
    前記チェック部は、人的操作による指示を受けて動作チェックの対象となる装置を切り替える切替処理と、動作チェックの対象とする装置に所定の動作を実行させる実行処理と、前記表示装置に検査情報を表示する表示処理と、を含む処理を実行し、
    前記検査情報には、現在、動作チェックの対象としている装置を特定可能な対象装置情報を含むことを特徴とする遊技機。
  2. 前記検査情報には、現在、動作チェックの対象としている装置が正常に動作しなかった場合の点検箇所を特定可能な点検箇所情報をさらに含む請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記検査情報には、現在、動作チェックの対象としている装置が正常に動作しなかった場合の交換対象とする部品を特定可能な交換部品情報をさらに含む請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
  4. 遊技中におけるスピーカの音量を調整する調整部を備え、
    前記チェック部は、動作チェックの対象を前記スピーカとしている場合、前記調整部における調整の状態に関わらず、チェック時用の音量で音声を出力させる請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の遊技機。
  5. 開閉可能な前扉と、前記前扉の後方に位置するとともに前記前扉を開閉可能に支持する機材収容体と、を備え、
    前記前扉には、前記動作チェックを指示する指示部材が設けられており、
    前記チェック部は、
    複数の装置の動作チェックを予め定めた順序で実行させることができ、
    前記表示処理において、動作チェックの対象となる装置を次の装置へ移行させるためには前記指示部材を操作する必要があることを指示する指示情報を表示させる一方で、次の装置の動作チェックへ移行させる目的で前記指示部材が操作された場合には前記切替処理の実行後、次の装置を動作チェックの対象として前記実行処理を実行させる請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の遊技機。
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