JP2009172090A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】検査用と遊技用の制御プログラムを共通の汎用性のある制御プログラムでもって所望の演出制御を実行させる遊技機を提供する。
【解決手段】演出制御手段22aは、複数の制御コマンドの送信順序を判定する判定機能と、演出表示の内容を抽選にて決定する演出抽選機能とを有すると共に、演出パターンコマンドの受信後且つ演出図柄表示コマンドの受信前に、演出表示コマンドを受信した場合、演出抽選機能を発揮しないように構成され、演出表示コマンドを受信しない場合、演出パターンコマンドと演出図柄表示コマンドの少なくとも一方の受信を条件として演出抽選機能を発揮するように構成された。
【選択図】図7

Description

本発明は、遊技機に関し、特に、検査手段が演出制御手段に接続された状態において、検証・確認したい演出表示を演出表示手段に出力させるように構成したものである。
従来から、パチンコ機やスロットマシンなどの遊技機を製造し、その遊技機をパチンコホールなどの遊技店に設置して実際に稼働させるまでには、遊技機の遊技機能の性能を検査する為の種々の検証・確認作業が行われている。即ち、製造メーカにおいては、製造・販売開始前の段階において遊技機能の動作状態、例えば、遊技球の発射状態や賞球の払出し状態などの基本的な検査の他、液晶ディスプレイの表示画面に表示される演出表示、スピーカからの音声発生状態やランプの点灯点滅状態の検証・確認作業を行ってから遊技機を遊技店に出荷している。
しかし、近年の遊技機においては、大型の液晶ディスプレイを用いた高画質で多彩な演出表示や高音質で臨場感溢れるBGMや効果音の採用、複数のカラーLEDを設けた装飾ランプによる電飾演出を施したものが多くなってきているため、遊技機能の作動状態の検証・確認項目が極めて多くなっている。その結果、その検証・確認作業に要する手間や時間が増大する傾向にある。
特に、演出表示の内容の検証・確認作業を行う場合、検査装置が演出制御基板に接続された状態において、検査装置から演出制御基板へ主制御基板から出力されるコマンドと同等のコマンドを送信すると、演出制御側ではその受信したコマンドに基づいて演出図柄の抽選や予告演出の抽選等が実行され、その抽選結果に基づいて演出表示が行われるので、検証・確認したい演出表示を出力させるには多大な時間と手間を費やすという問題があった。
上述の問題点を解決すべく、特許文献1には、サブ制御基板の遊技動作制御プログラムに通常遊技用の遊技動作制御プログラムとは別個独立の検査用の遊技動作制御プログラムが組み込まれた遊技機が開示されている。検査装置がサブ制御基板に接続された状態において、検査装置からサブ制御基板へ検査コマンドが送信され、サブ制御基板でその受信した検査コマンドに基づいて検査用の遊技動作制御プログラムが実行され、検証・確認したい演出が演出手段から出力される。
特開2005−296068号公報
しかし、特許文献1の遊技機においては、遊技動作制御プログラムに検査用制御プログラムが通常用制御プログラムとは別個独立に組み込まれているので、通常遊技時に検査用制御プログラムが遊休状態となり有効に活用されない。また、検査用と通常用の制御プログラムが共通のプログラムではないので、プログラム実行時にエラーが発生する可能性が高く、プログラム製作費も高価になるという問題がある。
本発明の目的は、検査用と遊技用の制御プログラムを共通の汎用性のある制御プログラムでもって所望の演出制御を実行させる遊技機を提供することである。
請求項1の遊技機は、遊技に関する演出表示を出力可能な演出表示手段と、遊技の統括的な制御を行う主制御手段と、この主制御手段又は外部から受信する複数の制御コマンドに基づいて演出表示手段を制御する演出制御手段とを備えた遊技機において、主制御手段又は外部から送信される複数の制御コマンドは、第1,第2制御コマンドを含み且つ第1制御コマンドの後に第2制御コマンドを送信する所定の送信順序で演出制御手段に送信され、演出制御手段は、第1,第2制御コマンドの送信順序を判定する判定機能と、演出表示の内容を抽選にて決定する演出抽選機能とを有すると共に、第1制御コマンドの受信後且つ第2制御コマンドの受信前に、特定制御コマンドを受信した場合、演出抽選機能を発揮しないように構成され、特定制御コマンドを受信しない場合、第1制御コマンドと第2制御コマンドの少なくとも一方の受信を条件として演出抽選機能を発揮するように構成されたことを特徴としている。
主制御手段又は外部から演出制御手段へ、第1制御コマンドの後に第2制御コマンドが送信され、演出制御手段において受信コマンドの送信順序が判定される。第1制御コマンドの受信後且つ第2制御コマンドの受信前に、特定制御コマンドを受信した場合、演出抽選を行わずに演出表示の内容が決定される一方、特定制御コマンドを受信しなかった場合、第1,第2制御コマンドの少なくとも一方を受信したことを条件に演出抽選により演出表示の内容が決定される。
請求項2の遊技機は、請求項1の発明において、第1制御コマンドは演出パターンを指示する演出パターンコマンド、第2制御コマンドは演出表示手段に表示される演出図柄を指示する演出図柄コマンド、特定制御コマンドは演出表示の内容を指示する複数の演出表示コマンドの中から選択された1又は複数の演出表示コマンドであることを特徴としている。
請求項3の遊技機は、請求項1又は2の発明において、外部の検査手段が演出制御手段に接続された状態において、検査手段は、第1制御コマンドと、特定制御コマンドと、第2制御コマンドとを、この送信順序で送信することを特徴としている。
請求項4の遊技機は、請求項1〜3の発明の何れかにおいて、演出表示コマンドは、所定の遊技状態の発生を予告する為の予告演出の内容を指定する予告演出コマンドであることを特徴としている。
本願の遊技機によれば、主制御手段又は外部から第1制御コマンドの後に第2制御コマンドを送信する所定の送信順序で演出制御手段に送信され、演出制御手段は、判定機能と、演出抽選機能とを有すると共に、第1制御コマンドの受信後且つ第2制御コマンドの受信前に、特定制御コマンドを受信した場合、演出抽選機能を発揮しないように構成され、特定制御コマンドを受信しなかった場合、前記第1制御コマンドと第2制御コマンドの少なくとも一方の受信を条件として演出抽選機能を発揮するように構成されたので、コマンド送信順序に工夫を凝らすることで、所望の演出表示を表示させる演出制御を実行させることができる。また、共通の汎用性のある制御プログラムでもって種々の演出制御を実行させることができると共に、プログラム製作費の低減を図ることができる。例えば、外部の検査手段が演出制御手段に接続された場合でも、検査用制御プログラムを別個独立に通常用制御プログラムに組込むことなく、共通の汎用性のある制御プログラムでもって検査時及び通常時の演出制御を実行させることができる。
本実施例は、遊技に関する演出表示を出力可能な演出表示手段と、遊技の統括的な制御を行う主制御手段と、この主制御手段又は外部から受信する複数の制御コマンドに基づいて演出表示手段を制御する演出制御手段とを備えた遊技機に、本発明を適用した場合の一例である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1,2に示すように、パチンコ機1は、矩形枠状の外枠2と、この外枠2に開閉自在に枢着された前枠3とを有し、カード式球貸し機(図示略)をサンドイッチ状に挟持する状態で、外枠2が島構造体(図示略)に着脱自在に装着されている。前枠3の前側から遊技盤4が着脱自在に装着され、遊技盤4の前側に対応させて、開閉可能な開閉扉5が設けられている。開閉扉5の前面には、窓部6と、複数の装飾ランプ7と、複数のスピーカ8と、発射用の遊技球Pや入賞球を貯留する貯留皿9と、発射ハンドル10とが設けられている。
図3に示すように、鉛直な盤面を形成する遊技盤4には、ガイドレール11がほぼ環状に設けられ、ガイドレール11の内側に遊技領域12が形成され、遊技者の発射ハンドル10の回動操作により発射された遊技球Pが遊技領域12に案内される。遊技領域12には、多数の障害釘(図示略)、風車13、液晶ディスプレイ(演出表示手段)14、複数の普通入賞口15、開閉部材16aを有する特別図柄始動入賞口16、特別図柄表示部17、大入賞口18や球排出口19などが配設されている。遊技領域12の上部へ発射された遊技球Pは、遊技領域12の複数の障害釘や風車13に当たって方向を換えながら落下していき、普通入賞口15、特別図柄始動入賞口16、大入賞口18の何れかに入賞するか、最下端まで落下して球排出口19から排出される。
特別図柄始動入賞口16に入賞した遊技球Pを検出した場合、特別図柄表示部17の特別図柄の変動表示が開始され、この特別図柄の変動表示に連動して、液晶ディスプレイ14の表示画面において、リーチや大当りに対する遊技者の期待感を喚起する為に演出目的で表示される複数の図柄列からなる演出図柄の変動表示が開始される。そして、特別図柄の変動停止タイミングに合わせて演出図柄も変動停止するので、遊技者は、演出図柄の停止態様を見て特別図柄表示部17の特別図柄の停止態様が当りか否かを認識することができる。例えば、特別図柄が大当り態様で停止したとき、演出図柄の停止図柄も大当り態様(例えば、「777」)で表示される。また、演出図柄の変動開始から変動停止までの間において、演出図柄の変動中の変動態様や、変動停止後の特別図柄の停止態様を予告する予告演出画像や背景画像などが表示される。
次に、パチンコ機1の制御系について説明する。
図2に示すように、パチンコ機1の外枠2の裏側には、パチンコ機1を制御する各制御手段(主制御手段20a、払出制御手段21a、演出制御手段22a、液晶表示制御手段23a、電源手段)が装備された基板として、主制御基板20、払出制御基板21、演出制御基板22、液晶表示制御基板23、電源基板24が夫々所定位置に配設されている。これら制御基板20〜23は、夫々、別体に構成されて電気的に接続され、各制御基板20〜23には、CPUとROMとRAMとからなるワンチップマイクロコンピュータと入出力インターフェースとが設けられている。
図4に示すように、主制御基板20には、普通入賞口SW25、特別図柄始動入賞口SW26、大入賞口SW27、特別図柄始動入賞口16の開閉部材16aの開閉SOL28、大入賞口18の開閉SOL29、払出制御基板21、演出制御基板22、特別図柄表示基板30などが接続されている。なお、SWはスイッチを意味し、SOLはソレノイドアクチュエータのことである。
主制御基板20上に装備された主制御手段20aは、各SW25〜27からのSW信号に基づいて、特別図柄始動入賞口16の開閉部材16aの開閉SOL28、大入賞口18の開閉SOL29、特別図柄表示基板30の特別図柄表示部17を直接的に制御すると共に、払出制御基板21の払出制御手段21aと、演出制御基板22の演出制御手段22aに遊技状態に応じて複数の制御コマンドを送信し、これら制御基板21〜22の制御手段21a,22aを介して他の制御機器を間接的に制御する。
図4,5に示すように、主制御手段20aから演出制御手段22aへ送信される制御コマンドは、通常コマンドの分類を識別するための識別子である1バイト長のデジタルデータであるモード(MODE)と、実行される制御コマンドの内容(機能)を示す1バイト長のデジタルデータであるイベント(EVENT)との2バイトの組み合わせで構成されている。例えば、主制御手段20aから演出制御手段22aへ送信される制御コマンドが、大当り用特定演出パターンに関する制御コマンドである場合、大当り用特定演出パターンコマンド「A001H」は、前段の「A0H」が制御コマンドの分類(大当り用特定演出パターンモード)を識別するための識別子であり、後段の「01H」が実行される制御コマンドの内容(大当り用特定演出パターンの表示)であることを示している。
図6に示すように、主制御手段20aで決定される演出動作を指定するコマンド及びその送信順序は、概略的にコマンド送信用データテーブル31に示すようになっている。このテーブル31に示されているように、演出制御手段22aに送信する複数の制御コマンド(演出パターンコマンド、演出図柄表示コマンドなど)の送信順序と、各制御コマンド毎に複数の異なるMODEデータとEVENTデータとが予め設定されている。主制御手段20aは、抽選による当り外れに応じてデータテーブル31に示すような複数のコマンドデータのうちからMODEデータとEVENTデータを選択して演出制御手段22aに送信する制御コマンドを作成し、予め設定されたコマンド送信順序で複数の制御コマンドを演出制御手段22aに順次送信する。
例えば、特別図柄の変動開始から変動停止までにおいて、液晶ディスプレイ14から出力される演出表示に関し、特別図柄始動入賞口16への遊技球Pの入賞による特別図柄の当り外れ抽選の抽選結果に基づいてその当り外れに対応した演出パターンや演出図柄表示コマンドのMODEデータとEVENTデータとが選択されて制御コマンドが作成される。
即ち、演出制御手段23aに対し、大当り特定用演出パターンや外れ又はリーチ外れ用演出パターンの内容を指示する演出パターンコマンド(第1制御コマンド)、液晶ディスプレイ14の表示画面に表示される変動停止時の演出図柄を決定するよう指示する演出図柄表示コマンド(第2制御コマンド)、演出停止を指示する演出停止コマンドを作成し、これら制御コマンドが、演出パターンコマンドの後に演出図柄表示コマンド、次に演出停止制御コマンドの送信順序で演出制御手段22aに送信される。尚、主制御手段20aから演出制御手段22aへのコマンド送信は、8ビットの伝送データ信号と1ビットの制御信号(ストローブ信号)により制御され、MODEデータとEVENTデータの信号を順次送信(2回送信)することで1個の制御コマンドを送信するよう構成されている。
図4に示すように、演出制御基板22には、スピーカ8、装飾ランプ7、液晶表示制御基板23などが接続されている。演出制御基板22上に装備された演出制御手段22aは、主制御手段20aから受信した複数の制御コマンドに基づいてスピーカ8からのBGMや遊技効果音の出力や装飾ランプ7の点灯点滅出力を直接的に制御すると共に、その制御コマンドに基づいて演出表示に関する制御コマンドを作成して液晶表示制御基板23に送信し、液晶ディスプレイ14の演出表示を液晶表示制御基板23を介して間接的に制御する。
演出制御手段22aには、図8に示すように、RAMの一部に主制御手段20aから受信した制御コマンドを格納するコマンド受信用バッファ32が用意されている。主制御手段20aから演出パターンコマンド、次に演出図柄表示コマンド、次に演出停止コマンドの受信順序で制御コマンドを受信した場合、原則として、コマンド受信用バッファ32の上位アドレスから下位アドレスに向けて順番に各制御コマンドのMODEデータとEVENTデータとが記憶エリアに格納される。
具体的には、主制御手段20aから受信したMODEデータを書き込みポインタ(WR)が指示するコマンド受信用バッファ32の記憶エリアに格納する。そして、書き込み処理を終える毎に、書き込みポインタの値がインクリメントされる。次に、主制御手段20aから受信したEVENTデータを書き込みポインタが指定するコマンド受信用バッファ32の記憶エリアに格納する。
コマンドデータの読み出し動作は、読み出しポインタ(RP)で指定される記憶エリアの最上位アドレス(先頭アドレス)からコマンドデータが読み出され、記憶エリアの上位アドレスから下位アドレスへ順番にMODEデータとEVENTデータの読み出しが行われる。そして、読み出されたMODEデータとEVENTデータに基づいて液晶表示制御基板23に送信する制御コマンドが作成される。最上位アドレスからMODEデータとEVENTデータが読み出された後は、コマンド受信用バッファ32に格納されている残りのコマンドデータが一つ上位のアドレスにシフトされる。また、書き込みポインタの値はデクリメントされる。尚、演出制御手段22aのRAMには、コマンド受信用バッファ32の他に、液晶表示制御基板23に送信する制御コマンドを格納するコマンド送信用バッファなどが用意されている。
演出制御基板22には、パチンコ機1の製造・販売開始前の段階において、演出表示の内容、画質状態の検査作業時に用いられる検査装置(検査手段)33(図4参照)を接続するための検査装置着脱部(図示略)が設けられ、この検査装置着脱部を介して検査装置33が接続される。この検査装置33は検査員が直接入力可能なキーボードやマウスなどの各種インターフェース機器から構成され、演出制御手段22aに対し、主制御手段20aが演出制御手段22aに送信する制御コマンドと同等のコマンドデータを送信する機能を有する。尚、検査装置着脱部は主制御手段20aから送信されたコマンドを受信する受信部(コネクタ)も兼用する。
図7に示すように、検査装置33から演出制御手段22aへ送信される、演出動作を指定するコマンド及びその送信順序は、概略的にコマンド送信用データテーブル34に示すように指定可能となっている。このデータテーブル34に示されているように、演出制御手段22aに送信する複数の制御コマンド(演出パターンコマンド、演出表示コマンドなど)の送信順序と、各制御コマンド毎に複数の異なるMODEデータとEVENTデータとを指定可能となっている。検査員が検査装置33にコマンドデータを入力すると、入力されたコマンドデータ、即ち、データテーブル34に示すMODEデータとEVENTデータを演出制御手段22aに設定したコマンド送信順序で順次送信する。
例えば、パチンコ機1の出荷前において、検査員が、特殊キャラクターを用いたアニメーション表示による予告演出の内容や画質状態の検査作業を行う場合、検査員が検査装置33に演出パターンコマンドデータ、演出図柄表示コマンドデータ、演出停止コマンドデータの他に、特定制御コマンドデータを入力可能となっている。この特定制御コマンドは、演出表示の内容(予告演出表示の内容や背景表示の内容など)を個別に又は複合させて指示する演出表示コマンドである。尚、特定制御コマンドデータを入力せずに、主制御手段20aから出力されるコマンド、即ち、コマンド送信用データテーブル31に示すコマンド及び送信順序でのコマンドデータの指定も勿論可能である。
検査員により複数の予告演出の内容(例えば、予告として複数のキャラクタA、B、Cを登場させる場合、各キャラクタ毎に予告演出コマンドデータが定められている)から特定の予告演出(例えば、キャラクタCのみを出現させる)を指示する予告演出コマンドデータが入力可能となっている。こうすることで、例えば、予告演出を抽選により決定される場合には選択される割合が極端に低いキャラクタCを強制的に出現させることも可能となる。そして、所定の送信開始操作を実行すると、検査装置33から演出制御手段22aに対し、演出パターンコマンドと、演出表示コマンドと、演出図柄表示コマンドと、演出停止コマンドとが、これらの送信順序で順次送信される。即ち、図6に示す通常の遊技時において送信される制御コマンドの送信順序に対し、検査時の制御コマンドの送信順序は、図7に示すように演出パターンコマンドの送信後且つ演出図柄表示コマンドの送信前に演出表示コマンドを送信する送信順序でコマンド送信される。
図8に示すように、演出制御手段22aにおいて、検査装置33から受信した制御コマンドのMODEデータとEVENTデータとがその受信順序でコマンド受信用バッファ32に書き込まれて記憶される。そして、最上位アドレスから読み出されたMODEデータとEVENTデータに基づいて制御コマンドが液晶表示制御基板23に送信される。
液晶表示制御基板23の液晶表示制御手段23aは、演出制御手段22aから受信した制御コマンドで指定された演出パターン、予告演出、演出図柄に従った演出表示を行うように液晶ディスプレイ(LCD)14を有する液晶ディスプレイユニットへ駆動制御信号を出力して、液晶ディスプレイ14の表示画面から演出図柄の変動態様、変動停止時の演出図柄、予告演出画像、背景画像等が表示される。
普通入賞口15、特別図柄始動入賞口16、大入賞口18への遊技球Pの入賞に応じた賞球を払出す為の払出機構35が設けられ、払出制御基板21の払出制御手段21aは、主制御手段20aから受信した賞球に関する制御コマンドを入力し、払出機構35へ駆動制御信号を出力する。
次に、演出制御基板22の演出制御手段22aが実行する遊技動作制御プログラムについて、図9〜図15に示すフローチャートに基づいて説明する。但し、図中の符号Si(i=1,2,・・・)は各ステップである。尚、各制御プログラムは、演出制御手段22aのROMに予め格納されている。
先ず、コマンド受信割込み処理について、図9のフローチャートに基づいて説明する。
コマンド受信割込み処理が開始される前に、電源投入後に検査装置33又は、遊技開始後に遊技状態に応じて主制御手段20aから演出制御手段22aへ制御コマンドが送信される。この場合、検査装置33又は主制御手段20aからのコマンド伝送データ信号に合わせてストローブ信号が出力され、1つ目のストローブ信号の立ち上がりを契機として最初にMODEデータが出力され、次いで2つ目のストローブ信号の立ち上がりを契機としてEVENTデータが出力されることになる。
図9に示すように、コマンド受信割込み処理が開始されると、演出制御手段22aでは、そのストローブ信号の入力に応じてコマンド受信割込みを発生させ、検査装置33又は主制御手段20aから制御コマンドを受信してコマンド受信用バッファ32の記憶エリアにコマンドデータが格納され(S1)、受信割込み処理を終える。このコマンド受信割込み処理は、演出制御手段22aが制御コマンドを受信する毎に実行されるが、所定時間毎に実行するように構成してもよい。
次に、演出制御処理について、図10のフローチャートに基づいて説明する。
図10に示すように、電源投入後、演出制御処理が開始され、所定の初期設定が実行された後(S2)、所定時間毎(例えば、4ms毎)に実行される受信割込み処理(S4以下の処理)の実行が許可される(S3)。即ち、受信割込み処理によって取得され、演出バッファ32に格納された制御コマンドの種類を解析するコマンド解析処理(S4)、スピーカ8と装飾ランプ7を駆動制御する為の出力処理(S5)、各種タイマを更新する為の定期更新処理(S6)が順次実行される。
次に、コマンド解析処理について、図11のフローチャートに基づいて説明する。
図11に示すように、コマンド解析処理が開始されると、コマンド受信用バッファ32の記憶エリアの最上位アドレスの読み出しポインタ(RP)の値と、最下位アドレスの書き込みポインタ(WP)の値とが一致するか否かが判定される(S11)。判定の結果、RPとWPの値が一致する場合(S11;Yes)、即ち、記憶エリアの最上位アドレスにコマンドデータが格納されていない空の状態の場合、コマンド解析処理を終了してS5の出力処理へリターンする。
一方、RPとWPの値が一致しない場合(S11;No)、即ち、最上位アドレスにコマンドデータが格納されている場合、RPの値が読み出され(S12)、読み出されたRPの値の最上位ビット(MSB:Most Significant Bit)が「1」であるか否かが判定される(S13)。判定の結果、最上位ビットが「1」である場合(S13;Yes)、コマンドデータがMODEデータであると認識され(S14)、S11〜S13の処理が繰り返し実行される。S14の実行後、最上位アドレスから読み出されたWPの値がデクリメントされ、次のアドレスにコマンドデータが格納されている場合には、そのコマンドデータが最上位アドレスにシフトされる。
一方、S13の判定処理において最上位ビットが「1」でない場合(S13;No)、即ち、最上位ビットが「0」の場合、EVENTデータであると認識される(S15)。そして、MODEデータとEVENTデータとから受信した制御コマンドが演出パターンコマンドであるか否かが判定される(S16)。即ち、予め設定されているコマンド送信順序に基づいて、最初に設定されたフラグが、演出パターンフラグであるか否かが判定される。判定の結果、受信コマンドが演出パターンコマンドである場合(S16;Yes)、演出パターンコマンド送信用処理が実行される(S17)。S15の実行後、最上位アドレスから読み出されたWPの値がデクリメントされ、次のアドレスにコマンドデータが格納されている場合には、そのコマンドデータが最上位アドレスにシフトされる。
次に、RPとWPの値が一致するか否かが判定される(S18)。判定の結果、RPとWPの値が一致する場合(S18;Yes)、つまり、S17の処理後、コマンド受信用バッファ32の記憶エリアが空になった場合、コマンド解析処理を終了してS5の出力処理へリターンする。
一方、RPとWPの値が一致しない場合(S18;No)、即ち、演出パターンコマンドデータが読み出された後、最上位アドレスに次のコマンドデータがシフトされて格納されている場合、S11〜S15が実行され、受信した制御コマンドが演出表示コマンドであるか否かが判定される(S16;No、S19)。即ち、予め設定されているコマンド送信順序に基づいて、演出パターンコマンドが送信された後に、次に送信されたコマンドのフラグが、演出表示フラグであるか否かが判定される。判定の結果、演出表示コマンドである場合(S19;Yes)、演出表示コマンド受信処理が実行される(S20)。S20の実行後、S18の判定処理においてRPとWPの値が一致する場合(S18;Yes)、コマンド解析処理を終了してS5の出力処理へリターンする。
一方、RPとWPの値が一致しない場合(S18;No)、S11〜S15が実行され、受信した制御コマンドが演出図柄表示コマンドであるか否かが判定される(S16;No、S19;No、S21)。即ち、予め設定されているコマンド送信順序に基づいて、演出パターンコマンドが送信された後に、次に送信されたコマンドのフラグが、演出図柄表示フラグであるか否かが判定される。判定の結果、演出図柄表示コマンドである場合(S21;Yes)、演出図柄表示コマンド送信用処理が実行される(S22)。S22の実行後、S18の判定処理においてRPとWPの値が一致する場合(S18;Yes)、コマンド解析処理を終了してS5の出力処理へリターンする。
一方、RPとWPの値が一致しない場合(S18;No)、S11〜S15が実行され、受信した制御コマンドが演出停止コマンドであるか否かが判定される(S16;No、S19;No、S21;No、S23)。判定の結果、演出停止コマンドである場合(S23;Yes)、演出停止コマンド送信用処理が実行される(S24)。S24の実行後、或いは、S23において受信コマンドが演出停止コマンドでない場合(S23;No)、S18の判定処理においてRPとWPの値が一致する場合(S18;Yes)、コマンド解析処理を終了して出力処理へリターンする。尚、S16、S19、S21、S23が、制御コマンドの送信順序を判定する判定機能に相当する。ここでは、コマンドそのものの種類も判定するようにしており、確実に受信したコマンドに応じた処理を行えるようにしている。
次に、演出パターンコマンド送信用処理について、図12に示すフローチャートに基づいて説明する。
検査装置33又は主制御手段20aから演出パターンを受信すると、演出パターンコマンド送信用処理が開始され、受信した演出パターンコマンドが演出パターン送信用バッファの記憶エリアに書き込まれて格納される(S31)。次に、特別図柄変動開始時に、演出パターン送信バッファの記憶エリアに格納された演出パターンコマンドのMODEデータとEVENTデータとが読み出され、演出パターンコマンドが液晶表示制御手段23aに送信され(S32)、この処理を終了してS18へリターンする。
次に、演出表示コマンド受信処理について、図13に示すフローチャートに基づいて説明する。
検査装置33から演出表示コマンドを受信すると、演出表示コマンド受信処理が開始される。先ず、S33において予告演出抽選機能を無効化する予告演出非抽選フラグが設定されているか否かが判定される。判定の結果、予告演出非抽選フラグが設定されていない場合(S33;OFF)、予告演出非抽選フラグが設定され、予告演出抽選機能の無効化が設定される(S34)。そして、RAMの一部の演出表示コマンド送信バッファの記憶エリアに受信した予告演出コマンドのコマンドデータが格納され(S35)、この処理を終了してS18へリターンする。
一方、S33において、予告演出非抽選フラグが既に設定されている場合(S33;ON)、S35の処理が行われる。即ち、複数の演出表示コマンドを受信した場合、最初の演出表示コマンドを受信したときに予告演出非抽選フラグが設定されるので、予告演出非抽選フラグの設定処理が行われずに、受信した演出表示コマンドの複数の予告演出コマンドデータが演出表示コマンド送信バッファの記憶エリアの上位アドレスから下位アドレスへ順番に書き込まれて格納される。
次に、演出図柄表示コマンド送信用処理について、図14に示すフローチャートに基づいて説明する。
検査装置33又は主制御手段20aから演出図柄表示コマンドを受信すると、演出図柄表示コマンド送信用処理が開始される。先ず、液晶ディスプレイ14に停止表示される演出図柄の図柄態様(左、中、右図柄)が抽選により決定される(S41)。例えば、大当りの場合には、「777」の図柄態様が決定される。
次に、予告演出非抽選フラグが設定されているか否かが判定される(S42)。判定の結果、予告演出非抽選フラグが設定されていない場合(S42;OFF)、予告演出抽選が実行され(S43)、その抽選結果に基づいて予告演出コマンドのMODEデータとEVENTデータとが選択され、これらコマンドデータが予告演出コマンド送信バッファの記憶エリアに書き込まれて格納される。
次に、S41での抽選結果に基づいて選択された演出図柄表示コマンドと予告演出コマンドのMODEデータとEVENTデータが演出図柄コマンド送信バッファの記憶エリアに書き込まれて格納される(S44)。各コマンド送信バッファに格納されたコマンドデータが読み出され、演出図柄表示コマンドが所定の送信順序で液晶表示制御手段23aに送信され(例えば、演出図柄表示コマンドの次に演出表示コマンドを送信)(S45)、この処理を終了してS18へリターンする。送信するコマンドの順序に関しては、予告演出よりも表示図柄の方が遊技における重要性が高い為、演出図柄表示コマンドを演出表示コマンドよりも先に送信するのが好ましい。
一方、S42において、予告演出非抽選フラグが設定されている場合(S42;ON)、予告演出非抽選フラグがクリアされ(S46)、S44とS45の処理が順次実行される。即ち、演出表示コマンドを受信し且つ予告演出コマンドが予告演出送信バッファに格納されている場合には、予告演出抽選が行われない。つまり、特定制御コマンドである演出表示コマンドは、予告演出抽選により決定された予告演出コマンドと同一のコマンドである。
次に、演出停止コマンド送信用処理について、図15に示すフローチャートに基づいて説明する。
演出停止コマンドを受信すると、演出停止コマンド送信用処理が開始され、受信した演出停止コマンドが演出停止用送信バッファの記憶エリアに書き込まれ格納される(S51)。この演出停止コマンドは、所定時間経過後、即ち、演出パターンコマンドで指定された演出時間経過後に検査装置33又は主制御手段20aから送信される。次に変動停止時に、演出停止送信用バッファの記憶エリアに格納された演出停止コマンドのMODEデータとEVENTデータとが読み出され、演出停止コマンドが液晶表示制御手段23aに送信され(S52)、この処理を終了してS18へリターンする。尚、検査装置33からは、必ずしも演出停止コマンドを送信する必要はない。これは、変動開始から変動停止するまでにおいてあくまでも演出を確認できさえすればよいという観点からである。演出停止コマンドを送信しない場合、受信側の液晶表示制御手段23aは、演出パターンコマンドで指定された演出を実行した後、所定の表示態様(例えば「777」を表示した状態で上下の微小な揺れ変動を行う)を維持するようにしている。
このように、演出制御手段22aで実行される遊技動作制御プログラムにおいては、通常時又は検査時でも、共通の汎用性のある一連の制御プログラムにより遊技動作制御が実行され、コマンドの送信順序とコマンドの種類に応じて予告演出抽選処理が有効化又は無効化される。つまり、演出パターンコマンドの後に演出図柄表示コマンドを受信したことを条件に予告演出抽選が実行され、演出パターンコマンドの受信後且つ演出図柄表示コマンドの受信前に演出表示コマンドを受信したことを条件に予告演出抽選が実行されないように構成されている。
次に、実施例のパチンコ機1の作用効果について説明する。
遊技者が発射ハンドル10を操作して、特別図柄始動入賞口16への遊技球Pの入賞が検出されると、主制御手段20aにおいて、特別図柄の当り外れ抽選が実行され、その抽選結果に基づいて演出パターンコマンド、演出図柄表示コマンドが作成される。特別図柄の変動表示開始時に、主制御手段20aから演出制御手段22aへ、演出パターンコマンド、次に演出図柄表示コマンドを送信する所定の送信順序でコマンド送信される。
演出制御手段22aにおいて、主制御手段20aから受信した演出パターンコマンドの後に演出図柄表示コマンドを受信したことを条件として予告演出の内容を決定する予告演出抽選が実行され、その抽選により複数の予告演出の中から何れかの予告演出内容が決定されて液晶ディスプレイ14に出力される。
他方、パチンコ機1の販売前の段階において、液晶ディスプレイ14の表示画面に表示される予告演出表示の内容や画質状態の検査作業が行われる場合、検査装置33が演出制御手段22aに接続された状態において、検査員により検査装置33に演出パターンコマンド、演出表示コマンド、演出図柄表示コマンドが入力され、所定の送信開始操作が実行されると、検査装置33から演出制御手段22aへ、演出パターンコマンド、演出表示コマンド、演出図柄表示コマンドとが、この送信順序で順次送信される。
演出制御手段22aにおいて、演出パターンコマンドの受信後且つ演出図柄表示コマンドの受信前に、演出表示コマンドを受信すると、大当り予告演出の内容を決定する予告演出抽選機能が無効化され、演出表示コマンドで指定された予告演出の内容を液晶ディスプレイ14に表示させるので、コマンド送信順序に工夫を凝らすことで、検査用と遊技用の制御プログラムを別個独立にすることなく、共通の汎用性のある制御プログラムでもって検査時及び通常時の演出制御を実行させることができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変更例について説明する。
1〕実施例においては、演出制御手段22aが液晶表示制御手段23aを介して液晶ディスプレイ14を間接的に制御するように構成されたが、図16に示すように、演出制御手段22aが液晶ディスプレイ14を直接的に制御するように構成してもよい。この場合、部品点数を削減することで製作費を低減できる。また、各制御基板の配設場所の自由度を高めることができる。
2〕実施例においては、検査時に、液晶ディスプレイ14に所望の予告演出を表示させる一例を示したに過ぎず、その他、コマンド送信順序と受信したコマンドの種類に応じて検査時に検証・確認したい演出表示を液晶ディスプレイ14に表示させることが可能である。
3〕実施例においては、主制御手段20aからは演出パターンコマンドの後に演出図柄表示コマンドを送信しているが、これに限定されず検査装置33から送信される特定制御コマンドを主制御手段20aの所定の記憶領域に有し、抽選により選択された所定の送信順序で演出制御手段22aに送信するようにしてもよい。
4〕実施例では、パチンコ機1について説明したが、本発明は、パチンコ機1のみならず、アレンジボール機、雀球遊技機、メダルを用いる回胴遊技機や遊技球Pを用いる回胴遊技機にも適用可能である。
パチンコ機の斜視図である。 パチンコ機の側面図である。 パチンコ機の遊技盤の正面図である。 パチンコ機の制御系のブロック図である。 制御コマンドのデータ構成を説明する図表である。 通常時の制御コマンドの送信順序とコマンドデータの種類を概略的に示すテーブルである。 検査時の制御コマンドの送信順序とコマンドデータの種類を概略的に示すテーブルである。 演出制御手段のRAMの一部に用意された演出バッファを示す図である。 コマンド受信割込み制御のフローチャートである。 演出制御のフローチャートである。 コマンド解析制御のフローチャートである。 演出パターンコマンド送信用制御のフローチャートである。 演出表示コマンド受信制御のフローチャートである。 演出図柄表示コマンド送信用制御のフローチャートである。 演出停止コマンド送信用制御のフローチャートである。 変更形態の制御系のブロック図である。
符号の説明
1 パチンコ機
14 液晶ディスプレイ
20a 主制御手段
22a 演出制御手段
33 検査装置

Claims (4)

  1. 遊技に関する演出表示を出力可能な演出表示手段と、遊技の統括的な制御を行う主制御手段と、この主制御手段又は外部から受信する複数の制御コマンドに基づいて演出表示手段を制御する演出制御手段とを備えた遊技機において、
    前記主制御手段又は外部から送信される複数の制御コマンドは、第1,第2制御コマンドを含み且つ第1制御コマンドの後に第2制御コマンドを送信する所定の送信順序で演出制御手段に送信され、
    前記演出制御手段は、第1,第2制御コマンドの送信順序を判定する判定機能と、演出表示の内容を抽選にて決定する演出抽選機能とを有すると共に、前記第1制御コマンドの受信後且つ第2制御コマンドの受信前に、特定制御コマンドを受信した場合、演出抽選機能を発揮しないように構成され、前記特定制御コマンドを受信しない場合、前記第1制御コマンドと第2制御コマンドの少なくとも一方の受信を条件として演出抽選機能を発揮するように構成された、
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1制御コマンドは演出パターンを指示する演出パターンコマンド、前記第2制御コマンドは前記演出表示手段に表示される演出図柄を指示する演出図柄コマンド、前記特定制御コマンドは演出表示の内容を指示する複数の演出表示コマンドの中から選択された1又は複数の演出表示コマンドであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 外部の検査手段が演出制御手段に接続された状態において、前記検査手段は、前記第1制御コマンドと、前記特定制御コマンドと、前記第2制御コマンドとを、この送信順序で送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記演出表示コマンドは、所定の遊技状態の発生を予告する為の予告演出の内容を指定する予告演出コマンドであることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
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